JPS61190404A - 密封包装体用ガラス容器のシ−ル用転写シ−ト、該ガラス容器の口部にシ−ル剤を転写する方法及び密封包装体の製造方法 - Google Patents

密封包装体用ガラス容器のシ−ル用転写シ−ト、該ガラス容器の口部にシ−ル剤を転写する方法及び密封包装体の製造方法

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JPS61190404A
JPS61190404A JP2563885A JP2563885A JPS61190404A JP S61190404 A JPS61190404 A JP S61190404A JP 2563885 A JP2563885 A JP 2563885A JP 2563885 A JP2563885 A JP 2563885A JP S61190404 A JPS61190404 A JP S61190404A
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JP
Japan
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sealing
glass container
mouth
sealant
transfer sheet
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Application number
JP2563885A
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English (en)
Inventor
朋伸 関口
文昭 永瀬
重松 英世
昭一 牧本
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Toyo Aluminum KK
Original Assignee
Toyo Aluminum KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ガラス容器を使用する密封包装体の製造方法
に関するものであり、該方法に使用するシール用転写シ
ート及びシール剤の転写方法をも併せて提供する。
酒、ジュース、ドレッシング、マヨネーズ、ジ内容物を
収容するガラス容器の密封は、従来ダイレクトシール方
式及びプレコートシール方式により行なわれている。ダ
イレクトシール方式は、内春物を収容したガラス容器の
口部に蓋材をそのままヒートシールするものである。こ
の方式は、広範囲のガラス容器に適用可能であるという
利点を有してはいるが、ガラス容器の口部上表面に内容
部の一部等が付着した状態でのシール性(以下これをき
よう雑物シール性という)に劣る、200〜300°C
程度の高温下でのし一トシールが必要である、水及び内
容物に対するシール部の耐久性が充分ではない等の欠点
がある。
プレコートシール方式は、シール剤としての樹脂をガラ
ス容器の口部上表面に予め塗布した状態で内容物を充填
し、蓋材のし一トシールを行なうものである。この方式
によれば、きよう雑物シール性、低温でのシール性、耐
水及び耐内容物性に優れた製品が得られる。しかしなが
ら、この方式には、以下の如き問題点がある。一般に市
販されているガラス容器では、口部のヒートシールに必
要な前処理(例えば樹脂層の形成)は、通常行なわれて
いないので、前処理済のガラス容器を入手しようとすれ
ば、その購入先は少数のメーカーに限定されることにな
る。又、現在前処理として樹脂溶液又は樹脂エマルジョ
ンをタラピアコート方式、0−ルコート方式等でガラス
容器の口部に塗工することが行なわれているが、この場
合、使用可能な樹脂の種類には制限がある。更に、ガラ
ス容器口部に塗布した樹脂溶液又はエマルジョンの乾燥
工程が必要である、ガラス容器内に樹脂が混入する危険
性がある、等の難点がわる。
本発明者は、上記の如き従来技術の問題点に鑑みて種々
研究を重ねた結果、基材上に予め熱可塑性樹脂系シール
剤層を形成させたシート材料のシール剤層tl−密封包
装体用ガラス容器の口部に接触させ、該シール剤をガラ
ス容器の口部上端面に熱転写させる場合には、上記問題
点が実質的に解消されることを見出した。即ち、本発明
は、■ 基材上に熱可塑性樹脂系シール剤層を形成した
ことを特徴とする、密封包装体用ガラス容器の口部に密
封用シール剤を付与する為の転写シート、 ■ 基材上に熱可塑性樹脂系シール剤を形成した転写シ
ートのシール剤層を密封包装体用ガラス容器の口部に接
触させた後、熱EE着により該シール剤層を該口部側に
移行させることを特徴とするシール剤の転写方法、 及び ■ 密封包装体用ガラス容器内に内容物を充填するに先
立ち或いは充填した後、基材上に熱可塑性樹脂系シール
剤を形成した転写シートのシール剤層を該ガラス容器の
口部に接触させ、熱圧着により該シール剤層を該口部側
に移行式せ、該口部上に蓋材を設置した状態で該口部の
し−トシールを行なうことを特徴とする密封包装体の製
造方法 を提供するものである。
転写シートの基材としては、アルミニウム箔、プラスチ
ックフィルム、紙、これ等の複合材等が使用される。基
材は、下記熱可塑性樹脂系シール剤との密着性が比較的
弱く、熱転写が容易に行なわれる様に、シール剤の種類
に応じて選択すれば良い。プラスチックフィルムを使用
する場合には、ポリづ0ヒレン、PET等のフィルムが
好ましい材料として例示される。基材の厚さは、材質に
よっても異なるが、通常10〜50μm程度である。
シール剤としての熱可塑性樹脂としては、ポリビニルブ
チラール、アイオノマー、エチレン−酢酸じニル共重合
体(EVA)、けん化EVA、カルボ牛シル化EVA、
けん化カルボ+シル化EVA。
エチレン−アクリル酸共重合体(EAA)、エチレン−
エチルアクリレート共重合体(EEA)、ポリアクリレ
ート、ポリアミド、ポリエステル、塩化ビニル−酢酸ビ
ニル共重合体、カルボ牛シル化ポリづ0ヒレン、カルボ
牛シル化ポリエチレシ等が例示される。これ等の熱可シ
性樹脂は、単独で又は必要に応じて2種以上をブレンド
して使用される。
尚、上記樹脂のガラス容器に対する接着性を改善する為
に、該樹脂にはシラン系hツづリンク剤を0゜1〜20
重量%程度(両者とも固形分として)添加しても良い。
この様なシラン系カップリンタ剤としては、γ−り00
づOヒルトリメト牛シシラシ、ビニルトリク00シラン
、ビニルトリエト牛ジシラン、じニル−トリス−β−メ
ト+シェド牛レジシランγ−メタクリ0牛シブ0ピルト
リメト牛ジシラン、β−3,4−エボ牛シシクOへ牛シ
ルエチルトリメト牛ジシラン、γ−クリシト牛シブ0と
ルトリメト士ジシラン、とニルトリアセト士ジシラン、
γ−メルカづドブ0ピルトリメト士ジシラン、γ−アミ
ツブOじルトリエト牛ジシラン、N−β−ア三ノエト+
シーγ−アミノづoビルトリメト士ジシラン等が例示さ
れる。
熱可脂性樹脂系シール剤層は、1層であっても2Iv以
上であっても良く、その厚さは、通常0.5〜50μm
程度であり、より好ましくは1〜30μm程度である。
厚さが0.5μm未満の場合には、後記の転写時にガラ
ス容器の口部上端面に対するシール剤の移行が良好に行
なわれず、密封包装体としてのシール性が不十分となる
危険性がある。
一方、シール剤層の厚さが50μmを上回る場合には、
余剰のシール剤がガラス容器口部上端面以外の部分にま
で付着して、外観を損う場合もある。
密封包装体用ガラス容器の口部上端面に対するシール剤
の付与は、上記転写シートのシール剤層をガラス容器の
口部上端面に加熱下押圧することにより行なわれる。押
圧は、例えば金属製の平板により転写シートをカラス容
器口部に押し付けて行なえば良く、又加熱は、金属製押
圧具の加熱或いはガラス容器自体の加熱により行なって
も良い。
加熱温度及び時間等は、シール剤層を構成する熱可蹟性
VB脂の種類及び厚さ等に応じて定めれば良いが、通常
80〜200°C程度で0.5〜3秒間程度である。又
、ガラス容器の口部上端全面にシー・ル剤を均一に付与
する為には、ゴム等の弾性材料を金属製押圧具と転与シ
ートとの間に介在させることが好ましい。
密封包装体用ガラス容器への内容物の充填は、内容物を
充填した上記ガラス容器を所定の密封包装体とする為の
蓋材は、公知の密封包装体における蓋材と同様に、基材
と熱可脂性樹脂層とからなっている。該基材としては、
アルミニウム箔、ポリエステルフィルム、紙及びこれ等
のう三重−ト品、アルミニウム箔とポリエチレン等のポ
リオレフィンのフィルムとのう三重−ト品、ポリエステ
ルフィルムとポリエチレン等のポリオレフィンのフィル
ムとのラミネート品等が使用される。熱可勿性樹脂とし
ては、ポリビニルブチラール、アイオノマー、EVA、
けん化EVA、カルボ+シル化EVA、けん化カルボ+
シル化EVA、EAA、EEA、ポリアクリレート、ポ
リアミド、ポリエステル、塩化じニルー師酸ビニル共重
合体、ポリエチレン(PE)、ボリプOじリン(PP)
、カルボ牛シル化PE、カルボ牛シル化p p 、エポ
+シ樹脂、スチレンクラフトPE、スチレンクラフトP
P、スチレンクラフトEVA等が例示され、これ等は、
単独で或いは2種以上をブレンドして使用される。
尚、本発明の転写シートを使用する場合、ガラス容器口
部上端面へのシール剤の転写から密封包装体の製造まで
を連続的に行なうことが有利である。この場合、例えば
ベルトコンベア上を移動するガラス容器に対し直角方向
に長尺の転写シートを間歇的に移動させ、転写シートの
直下にガラス容器が位置した時に両者を加熱下圧着させ
る。次いで、転写シートを引き上げるとガラス容器口部
上端面上に熱可塑性樹脂からなるシール剤が残存するの
で、該ガラス容器を内容物供給位置まで移動させてこれ
に内容物を充填した後、蓋材をガラス容器口部上に配置
し、ヒートシールを行なう〇尚、内容物の充填をシール
剤の付与に先立って行なっても良いことは、言うまでも
ない。かくして、ガラス容器口部に対するシール剤の付
与から密封包装体の製造までを連続的に行ない得るので
、食料品、嗜好品等の大量生産が容易となる。
本発明によれば、以下の様な効果が達成される。
(1)比較的低温でのし一トシールが可能である。
(2)  きよう雑物シール性に優れている。
(3)  耐水性及び内容物に対する耐久性に優れてい
る。
(4)  ガラス容器の種類及び形状に対する制限は、
実質上存在しない。
(5)  ガラス容器口部に転写されたシール剤層の乾
燥工程が不要となるので、シール剤層の形成から密封包
装体の製造までを連続的に行なうことができる。
(6)  シール剤がガラス容器内に混入することもな
いO 実施例I PETフィルム(12μm)からなる基材にアイオノマ
ーエマルジョンを塗布し、乾燥させて厚さ1.5μmの
シール剤層を形成させ、転写シートを得た。
得られた転写シートをガラス容器(容量160cc )
の口部上端面上にのせ、表面にコムを積層した加熱押圧
具(コムの表面温度約180’C)により約1秒間圧着
した後、ガラス容器の口部が冷却した時点で基材を除去
した。
次いで、ガラス容器にマーマレードを充填した後、オー
バーコート層/印刷層/アルミニウム箔(50am)/
EAA−)イルム(20um)  からなる蓋材を使用
して190’CX4幻/dx を秒の条件下にガラス容
器のヒートシールを行ない、密封包装体を得た。
得られ九蕃封包装体を倒立状態で常温下6ケ月放置した
が、シール性の低下及びこれに基く内容物のもれは全く
認められなかった。
尚、上記のマーマレード充填時にカラス容器の口部全面
にマーマレードを付着させた後、これをふき取り、以後
同様の操作によりガラス容器のヒートシールを行なった
。かくして得られた密封包装体においても、シール性の
低下は全く認められなかった。
(以 上) 代理人 弁理士 三  枝  英  二・′−9′、 
ノ。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)基材上に熱可塑性樹脂系シール剤層を形成したこ
    とを特徴とする、密封包装体用ガラス容器の口部に密封
    用シール剤を付与する為の転写シート。
  2. (2)基材上に熱可塑性樹脂系シール剤を形成した転写
    シートのシール剤層を密封包装体用ガラス容器の口部に
    接触させた後、熱圧着により該シール剤層を該口部側に
    移行させることを特徴とするシール剤の転写方法。
  3. (3)密封包装体用ガラス容器内に内容物を充填するに
    先立ち或いは充填した後、基材上に熱可塑性樹脂系シー
    ル剤を形成した転写シートのシール剤層を該ガラス容器
    の口部に接触させ、熱圧着により該シール剤層を該口部
    側に移行させ、該口部上に蓋材を設置した状態で該口部
    のヒートシールを行なうことを特徴とする密封包装体の
    製造方法。
JP2563885A 1985-02-12 1985-02-12 密封包装体用ガラス容器のシ−ル用転写シ−ト、該ガラス容器の口部にシ−ル剤を転写する方法及び密封包装体の製造方法 Pending JPS61190404A (ja)

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