JPS61190035A - 耐食性が改良された銅‐亜鉛合金 - Google Patents

耐食性が改良された銅‐亜鉛合金

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JPS61190035A
JPS61190035A JP61029869A JP2986986A JPS61190035A JP S61190035 A JPS61190035 A JP S61190035A JP 61029869 A JP61029869 A JP 61029869A JP 2986986 A JP2986986 A JP 2986986A JP S61190035 A JPS61190035 A JP S61190035A
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heat exchanger
copper
nickel
alloy
arsenic
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JP61029869A
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マレー エイ.ヘイン
ネツド ダブリユ.ポラン
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    • C22METALLURGY; FERROUS OR NON-FERROUS ALLOYS; TREATMENT OF ALLOYS OR NON-FERROUS METALS
    • C22CALLOYS
    • C22C9/00Alloys based on copper
    • C22C9/06Alloys based on copper with nickel or cobalt as the next major constituent
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C22METALLURGY; FERROUS OR NON-FERROUS ALLOYS; TREATMENT OF ALLOYS OR NON-FERROUS METALS
    • C22CALLOYS
    • C22C9/00Alloys based on copper
    • C22C9/04Alloys based on copper with zinc as the next major constituent
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  • Metallurgy (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)
  • Preventing Corrosion Or Incrustation Of Metals (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 イ、産業上の利用分野 本発明はニッケル及びひ素を含有する改良された銅−亜
鉛合金であって優れた耐食性及び機械的特性を有するも
の及びそれから形成される熱交換器並びにその形成方法
に係る。
口、従来の技術 銅基合金は熱交換器用の管の形成に広く使用されている
。例えば、ひ素を含む黄銅、銅合金02613、は自動
車用の熱交換器組立体される現在特に優れた合金と認め
られている。ひ素含有黄銅は約60チの亜鉛、約0.0
5チのひ素、最高0.05%の鉛、最高0.051の鉄
及び残部分の銅から成る公称組成を有する。最近の試験
に依れば、路面からの塩水噴霧に対する露出は、ひ黄銅
から形成された熱交換器組立体く、その比較的短期間の
使用後、甚だしい腐食を生じさせ得ることが示されてい
る。これらの試験は、ひ黄銅が100時間の塩水噴霧後
に早くも激甚腐食を蒙っていることを表示する。
耐食性と機械的特性との良好なバランスを理由として広
く採用されているその他の合金として、キュプロニッケ
ル合金が挙げられる。特に、銅基体にそれぞれ10%と
60係のニッケルを含有する合金C!70600とc7
1500のごとき合金は発電装置において管の形式で使
用されている。
米国特許第6053511号には、クラッドキュプロニ
ッケル合金材から形成された管形部材を有する熱交換器
が開示されている。このようなキュゾロニッケル合金は
、広く使用されているが、それぞれの固有の欠点を有す
る。特に、良好な耐食性を得るためには、該合金に通常
少なくとも、10%のニッケルが必要である。このこと
は、該合金を極めて高価ならしめ、従って、他の非銅合
金系に対する経済的競争力を失わしめる。
所望の一連の耐食特性を得るため各種の合金添加物を使
用する各種の合金系が、銅−ニッケル合金系の高コスト
を克服するべく開発されている。
例えば、米国特許第6627953号、第664078
1号、第6703367号、第6713814号及び第
4171912号に開示されるそれらは、何れも、強度
特性とともに耐食特性を増すべく、銅−亜鉛合金基体に
様々な率でニッケルを添加している。米国特許 第6627593号及び第6640781号においては
、前記緒特性を得るために基体として銅−ニッケルー亜
鉛合金が使用され、一方、米国特許第6703367号
に示されるそれは、銅−亜鉛合金基体に対しチタンをア
ルミニウム及び/またはニッケルとともに添加物として
使用し、それぞれ、該合金系における前記緒特性の増強
を図っている。また、米国特許第6713814号にお
いては、銅−亜鉛ベースを使用して、それに鉛、ニッケ
ル、マンガン、アルミニウム等のごとき各種の合金元素
を添加して、良好な耐食性を有する一合金系を提供しよ
うとしている。米国特許第4171972号は、所望の
耐食性並びに強度特性を得るため、銅基体において合金
元素としてニッケル、亜鉛及び鉄を添加するとともK、
選択添加物としてコバルトとマンガンを利用しているb
多くの日本の異なる科学者が、特定の銅合金系に対する
添加物の効果を研究して、これら添加物の前記系の腐食
特性に及ぼす影響を発表している。
特に、ナガサキ等は、日本金属学会誌第64巻第6号3
46頁〜647頁掲載論文「真空内高温度におけるアル
ファ黄銅の脱亜鉛高に対する添加物の効果」において、
鉄、コバルト及びニッケルを含む各種の元素が、銅基合
金の脱亜鉛を防ぐために1係または2俤までの範囲内で
添加され得ることを示している。
ハ9発明が解決しようとする問題点 従って、本発明の一目的は、塩水噴霧腐食に対し改良さ
れた抵抗性を有する熱交換器組立体を提供することであ
る。
本発明のもう一つの目的は、改良された耐食性を有する
銅基合金から形成された前記のごとき熱交換器組立体を
提供することである。
本発明のもう一つの目的は、経済的競争力を有する銅基
合金から形成された前記のごとき熱交換器組立体を提供
することである。
これら及びさらにその他の目的と利点は、後述説明及び
同一参照番号が同一要素を示す諸図面から一層明らかK
なるであろう。
二1問題点を解決するための手段 本発明の熱交換器組立体は、改良された耐食性を有する
銅基合金系から流体通路または管を形成することにより
前記目的及び利点を実埃する。銅基合金系は合金元素と
してニッケル及びひ素を添加して銅−亜鉛合金を変更す
ることにより所望レベルの耐食性を付与される。銅基合
金系は、耐食性を得るのみならず、強度及び延性のごと
き機械的特性においても優れたものくなる。該合金系は
、好ましくは、合金組織内に単−相を維持するように処
理される。組織内の複合相は耐食性に生得的に有害な効
果を及ぼすからである。
本発明に依れば、塩含有流体による腐食作用に対し改良
された抵抗力を有する熱交換器が得られる。本発明の熱
交換器組立体は、好ましくは、好適な熱交換流体が流れ
通る複数の管であってニッケル及びひ素を含有する改良
された銅−亜鉛合金から形成されるものを有する。
ホ、実施例 第1図を参照すると、典型的な熱交換器組立体10が図
示されている。熱交換器組立体10は、複数の流体通路
即ち管18により結合された、おのおのヘッダ15を有
する1対のタンク16を含む。一般的に、タンク16の
1個は、熱交換器組立体10の全体にわたって熱交換流
体を分配する流体分配装置として働き、流体人口12を
設けられ、熱交換流体、例えばエチレングリコール溶液
、が前記流体人口12を通じて熱交換器組立体10に進
入し得る。タンク16の他の1個は、一般的K、流体収
集装置として働き、流体出口14を設けられ、熱交換流
体が前記流体出口14を通じて熱交換器組立体10から
離れ得る。前記管18は任意の所望方式でヘッダ15及
びタンク16に接合され得る。典型的には、6管18は
鉛−錫合金を用いて各ヘッダ15にはんだ付けされる。
熱交換器組立体10は、さらに、熱交換を行う  ・と
ともに管18の位置決めをするため管18に結合された
複数の冷却ひれ20を含む。冷却ひれ20は任意の所望
方式で管18に接合され得るが、典型的には鉛−錫合金
、例えば90 Pb −108nはんだ、によって管に
はんだ付けされる。各冷却ひれ20は、好ましくは、金
属または金属合金の連続する細長帯片即ちストリップか
ら成る。冷却ひれ20を形成するストリップ材は任意の
所望形状を有し得るが、波形または蛇行形状を有するス
トリップ材が一般的に使用される。
塩含有流体による腐食作用に対する抵抗性を改善された
熱交換器組立体を得るためた、6管18は、好ましくは
、ニッケル及びひ素を含有する改良銅−亜鉛合金系から
形成される。この改良銅−亜鉛合金系は、約21%から
約39%の亜鉛と、約1%から約5壬のニッケルと、約
0.021から約1優のひ素と、残部分の銅とを含有す
る。この合金系はさらにこの種類の合金系に典型的に含
まれる不純物をも含有するが、これら不純物は本合金系
の望ましい特性を損なうとと率を以て存在してはならな
い。本合金系においては、ニッケル含量は延性の観点か
ら重要である。管18は、一般的K、事実上平坦な金属
ストリップから形成されるから、管形成作業を容易にす
るため良好な延性特性が望ましい。ニッケル含量が5係
より大きい場合は、要求延性を維持するために著しく高
くされた焼鈍温度が要求されることが判明している。
また、本合金系のひ素含量は、合金の分解を事実上防止
する一観点において重要であるが、ひ素単独またはニッ
ケル単独では、ひ素とニッケルとの組合わせKより得ら
れる性能改善は実現され得ない点において一層重要であ
る。本発明の一好適実施例においては、銅−亜鉛合金は
、本質的に、約25優から約65チの亜鉛と、約2.5
壬から約3.5俤のニッケルと、約0.034から約0
.06 %のひ素と、主として残部分を占める銅とから
成る。
なお、前記百分藁はすべて重量百分本である。
本合金系の加工処理は在来の慣行に従って行われる。合
金系は初期縮小厚さまで熱間並びに冷間加工を施された
後、焼鈍及び冷間加工のサイクルを繰返して最終希望厚
さに縮小される。前記合金が加工処理の全段階を通じて
その単−相を保持するように合金を処理することが望ま
しい。
前記合金は任意の所望の方法、例えばダビレ、D、 O
,または連続鋳造法、で鋳造され得る。合金は約110
0℃から約1300℃の温度で注湯され得るが、約12
00℃から約1250℃の範囲の温度で合金を注湯する
ことが好ましい。鋳造インゴットは、熱間加工のため、
約800℃から約900℃の範囲の温度で約2時間予熱
される。予熱されたインゴットは、次に、例えば熱間圧
延により約7.60から約12.7mの厚さく約0.3
0〜0.50インチr−ジ)に熱間加工される。
次いで、合金は最終ストリップ材の特定厚さくゲージ)
要求に応じて中間焼鈍を施し、または施すことなく、所
望の厚さくデージ)に例えば冷間圧延により冷間加工さ
れる。一般的に、焼鈍はストリップまたはパッチ処理法
を用いて約200℃から約500℃の温度で約10秒か
ら約24時間の保留時間、好ましくは約625℃から約
475℃の温度で約1分から約1時間の保留時間、を以
て実施される。もし希望されるならば、材料は焼鈍後清
浄化される。任意の清浄化技術例えば材料を硫酸水溶液
中に浸没させる方法が利用される。前記合金が所望厚さ
に加工処理された後、金属ストリップは当業者には知ら
れている任意の在来の管成形法を用いて管18に成形さ
れる。
前記熱交換器組立体10は当業者に知られている任意の
在来の製作方法を用いて形成される。典型的には、熱交
換器は、まず、管18を成形し、次に、在来の鉛−錫は
んだ、例えば90Pb−108nはんだ、を使用して管
継目をはんだ付けするか、または、例えば誘導溶接のご
とき方法により前記管継目を爆接することによって創作
される。管18が形成された後、冷却ひれ20が6管に
結合される。冷却ひれ20は管18と同じ材料から形成
され得るが、一般忙は、異なる金属または金属合金から
形成される。
例えば、各冷却ひれ20は銅基合金、例えば銅合金C1
1000、から形成される。冷却ひれ20は典型的には
90 Pb −10Snはんだによって管18にはんだ
付けされる。続いて、ヘッダ15及びタンク16が管−
冷却ひれ組立体に結合される。ヘッダ15及びタンク1
6も管18と同じ材料から形成され得るが、一般的には
、それらは異なる金属または金属合金から形成される。
典型的には、7 Q Ou −3Q Zn黄銅のごとき
銅基合金がヘッダ及びタンクを形成するのに使用される
。タンクの裏作間、または裏作直後、流体人口12また
は出口14を形成する管が各タンク16に結合される。
ヘッダ15とタンク16は、当業者に知られている任意
の好適なろう付けまたははんだ付は材料を使用して、管
−冷却ひれ組立体に結合される。典型的には、鉛−錫は
んだがヘッダータンク組立体と管との結合に使用される
。かくして、ヘッダ、タンク、管及び冷却ひれが組立て
られた後、もし希望されるならば、補強材(図示せず)
が端JiK結合される。これら補強材は任意の好適な金
属または金属合金から形成される。組立てられるとき、
前記ヘッダ、タンク、管、冷却ひれ及び補強材は、放熱
器コアを包含する。もし希望されるならば、放熱器コア
は金1または金属合金タンク(図示せず)内に収容され
得る。このタンクの材料としては、やはり、7 Q O
u −3Q Zn黄銅が好適である。
本発明の熱交換器組立体は自動車放熱器として、または
その一部として、特に有用であるが、それらは腐食性塩
含有流体く対する耐食性が重要視されるその他の用途に
も使用され得る。
本発明の熱交換器組立体及びそれによって提供される利
点は、以下述べる説明例から一層容易に理解されるであ
ろう。
例 添加物として亜鉛、ひ素及びニッケルを含む一連の銅基
合金は約4530/I(10ポンr)のダピレインゴッ
トとして鋳造された。比較のため、ひ素を含まない一連
の銅−亜鉛−ニッケル合金もダビレインビットとして鋳
造された。銅が最初に熔融され、合金添加順序はN1、
Zn、Asであった。注湯温度は約1175℃であった
。鋳造後、前記インゴットは熱間圧延のため825℃で
2時間予熱された。前記インゴットは約43−2j+m
(1,フインチ)から約12.7j+露(0,50イン
チ)の厚さに熱間圧延された。熱間圧延厚板は、熱間圧
延ミクロ組織の均質化のため、825℃で15分間再加
熱され、そして空冷された。前記厚板は清浄な非酸化面
を生じさせるためフライス削りされた後、約0.254
im (0,010インチ)の厚さに冷間圧延された。
この間、650℃で1時間の中間焼鈍と、それに続く3
0秒間の硫酸による清浄化とが70チ冷間圧延インタバ
ルを以て行われた。鋳造合金、市販台ひ黄銅、銅合金C
!2613に加えて、ストリップ材料が約0.254i
n(0,010インチ)に加工処理された。鋳造合金及
び含ひ黄銅の公称組成は下記表1VC示される。
これら組成は重量百分率を以て表されている。
表  1 A   3、09  、02  0    残部B  
!、073.02 0  〃C!   3、005.11 0  #D  30.360.8
50.043  〃E    30.89  2.47
 0.036    〃?  30.724.680.
040  〃Ck  30.01 7.03 0  〃
H29,946,950,030〃工 30 .0710.02 0  〃J     30.02  9.84 0.042    /10
261331、(5100,038〃放熱器コアをシミ
ュレートするため、各合金の6個の切取り試片が、水溶
性臭化物スラックス中に浸され、次いで、670℃で9
0 pb −10Snはんだ浴中でディップはんだ付け
された。水洗後、前記切取り試片と、銅合金ci1oo
oから形成された波形ひれが、別の水溶性臭化物フラッ
クス中に浸された。各切取り試片に1個のひれが結合さ
れた。次いで、切取り試片上のひれがステンレス鋼板上
に配置されて、335℃で6分間あぶり焼きされた。あ
ぶり焼き後、切取り試片・ひれ組立体は再び水洗された
。次いで、切取り試片・ひれ組立体は、標単塩水噴霧試
験(ASTM  B117)を256時間実施された。
塩水噴霧試験の完了後、各切取り試片・ひれ組立体は全
食孔数及び侵食深さについて検査された。
第2図には、銅−亜鉛−ひ素黄銅に対する約1チから約
5係の範囲のニッケル添加の侵食深さに及ぼす効果が図
示される。本図から認められるように、最良の結果は約
6壬(重量)のニッケル含量を有する合金によって得ら
れた。第6図及び第4図においては、特定ニッケル含量
に対し、ひ素の添加は、一般的K、塩水噴霧の攻撃によ
り生じる平均ビット深さ及び最大ピット深さをともに減
じることが示されている。ここでもまた、ひ素を添加さ
れた約6係(重量)のニッケル含量を有する合金が最良
の結果を生じた。第5図は、対数ピット深さに対するシ
ミュレートされた放熱器部分のひれ区域におけるC!u
 −Zn −Ni −As合金のビット発生百分率を示
す。本図は、ひ素を添加するとともに約2.5チから約
6.5係の範囲のニッケル添加を行うことKより得られ
る利益を明らかに示している。
以上述べた説明例は、銅−亜鉛合金に対するひ素または
ニッケルの単独添加では、ニッケルとひ素との同時添加
により達成される性能改良は得られないことを十分に証
明している。さらにまた、前記説明例は、塩含有流体に
露出される環境において本発明のOu −Zn −Ni
 −As合金系を使用することによって得られる利益を
も示している。
管18は、一般的に、楕円形または矩形の横断面形状を
有するが、それらは任意の所望横断面形状を与えられ得
る。
以上において、熱交換器用の管のための耐食性改良鋼−
亜鉛合金であって既述の目的、手段及び利点を十分に達
成するものが本発明に従って提供されることは明らかで
ある。本発明はその特定実施例に関連して説明されたが
、多くの代替形式、修正形式及び変更形式が前記説明に
鑑みて当業者によって着想され得ることは自明である。
従って、前掲特許請求の範囲の精神及び広範な領域内に
属する全てのそのような代替形式、修正形式及び変更形
式を包含することが意図される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に従って形成された熱交換器組立体の概
略図; 第2図は鋼−亜鉛−ひ素合金に対するニッケル添加が最
深侵食に及ぼす効果を示すグラフ;第6図は銅−亜鉛−
ニッケル合金に対するひ素添加が平均ビット深さに及ぼ
す効果を示すグラフ;第4図は銅−亜鉛−ニッケル合金
に対するひ素添加が最大ピット深さに及ぼす効果を示す
グラフ;及び 第5図はニッケル含量が対数ぎット深さに対するビット
発生率に及ぼす効果を示すグラフである。 図上、10は「熱交換器組立体」;12は「流体入り口
」;14は「流体出口」:15は「ヘッダ」:16は「
タンク」:18は「管」;20は「冷却ひれJを示す。

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)熱交換器用の改良された耐食性を有する銅基合金
    において:該合金が、主として、約2.5%から約5%
    のニツケルと、約21%から約39%の亜鉛と、約0.
    02%から約1%のひ素と、主として銅である残部とか
    ら構成されることを特徴とする銅基合金。
  2. (2)特許請求の範囲第1項記載の銅基合金において:
    該合金が、主として、約2.5%から約3.5%のニツ
    ケルと、約25%から約65%の亜鉛と、約0.03%
    から約0.06%のひ素と、主として銅である残部とか
    ら構成されることをさらに特徴とする銅基合金。
  3. (3)複数の流体通路を有する熱交換器において:前記
    流体通路が、約1%から約5%のニツケルと、約21%
    から約39%の亜鉛と、約0.02%から約1%のひ素
    と、主として銅である残部とから成る銅基合金から形成
    されることを特徴とする熱交換器。
  4. (4)特許請求の範囲第6項記載の熱交換器において:
    前記銅基合金が、主として、約2.5%から約3.5%
    のニツケルと、約25%から約65%の亜鉛と、約0.
    03%から約0.06%のひ素と、主として銅である残
    部とから成ることをさらに特徴とする熱交換器。
  5. (5)特許請求の範囲第6項記載の熱交換器において:
    前記通路に結合される少なくとも1個の伝熱面と:前記
    通路に接合される少なくとも1個のタンク・ヘツダ組立
    体とを有することを特徴とする熱交換器。
  6. (6)特許請求の範囲第6項記載の熱交換器において:
    2個の互いに離されたタンク・ヘツダ組立体を有し、こ
    れら組立体の1個が流体入口を設けられ、他の1個が流
    体出口を設けられ;前記通路のおのおのが前記2個のタ
    ンク・ヘツダ組立体の間に位置されてそれら組立体に接
    合されることをさらに特徴とする熱交換器。
  7. (7)特許請求の範囲第6項記載の熱交換器において:
    前記流体通路が複数の管から成り;前記管のおのおのが
    金属または金属合金ひれ組立体をその外面に固着される
    ことをさらに特徴とする熱交換器。
  8. (8)特許請求の範囲第6項記載の熱交換器において:
    該熱交換器が自動車放熱器を有することをさらに特徴と
    する熱交換器。
  9. (9)熱交換器を形成する方法において:約21%から
    約39%の亜鉛と、約1%から約5%のニツケルと、約
    0.02%から約1%のひ素と、主として銅である残部
    とから成る銅基合金からストリツプ材を形成することと
    ;該ストリツプ材を複数の管装置に作ることとを特徴と
    する熱交換器を形成する方法。
  10. (10)特許請求の範囲第9項記載の方法において:前
    記形成する過程が、主として、約25%から約35%の
    亜鉛と、約2.5%から約3.5%のニツケルと、約0
    .03%から約0.06%のひ素と、主として銅である
    残部とから成る銅基合金から前記ストリツプ材を形成す
    ることを含むことをさらに特徴とする熱交換器を形成す
    る方法。
  11. (11)特許請求の範囲第9項記載の方法において:少
    なくとも1個のタンク・ヘツダ組立体を設けることと;
    錫含有材料を用いて前記少なくとも1個のタンク・ヘツ
    ダ組立体に前記管装置をはんだ付けすることとを含むこ
    とをさらに特徴とする熱交換器を形成する方法。
  12. (12)特許請求の範囲第9項記載の方法において:複
    数の伝熱面を設けることと:前記管装置の各々に前記伝
    熱面の1個をはんだ付けすることとを含むことをさらに
    特徴とする熱交換器を形成する方法。
JP61029869A 1985-02-14 1986-02-13 耐食性が改良された銅‐亜鉛合金 Pending JPS61190035A (ja)

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US06/701,726 US4674566A (en) 1985-02-14 1985-02-14 Corrosion resistant modified Cu-Zn alloy for heat exchanger tubes

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