JPS61188821A - 透明導電薄膜の形成方法 - Google Patents

透明導電薄膜の形成方法

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JPS61188821A
JPS61188821A JP2818985A JP2818985A JPS61188821A JP S61188821 A JPS61188821 A JP S61188821A JP 2818985 A JP2818985 A JP 2818985A JP 2818985 A JP2818985 A JP 2818985A JP S61188821 A JPS61188821 A JP S61188821A
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thin film
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次郎 阿部
正司 久人
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Central Glass Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はCVD法によるフッ素ドープ酸化錫(SnO・
(F))の透明導電薄膜の形成方法に関し、特にフッ素
化合物としてフルオロカルボン酸を用いてカラス基板表
面上に被膜を形成することにより赤外領域での反射率が
高く低抵抗で良好な導電性を備え、優nた硬度と化学的
機械的耐久性を有する被膜を得ることができ、その特性
を生かして種々の分野に広く採用され得るものである。
すなわち、ガラス基板表面上に被膜して、例えば建築、
自動車、航空機および船舶あるいは冷凍ショーケースの
防曇念力2スまたは熱線反射透明窓ガラスに、また太陽
熱集熱器のカバーガラスやオーブンのドアカラスに、さ
らに液晶電気光学ブイスプレィ等の電気電子機器部品に
等、多方面で実用δれ得るものである。
し従来の技術」 従来、スプレー法に分いてに、例えば(OaH9)tS
n(CI(、COり、等の錫化合物とOF、C0OH等
のフッ素化合物と、0H8OH等の溶剤よりなる溶液を
高温の板ガラスに噴霧してSnO,(F’)の被膜を形
成する方法(特公昭55−25331号公報)が知られ
ている。
また、CVD法においては、例えば(CH,)48n等
の錫化合物蒸気およびCF3B r等のガス状フッ素化
合物を高温のガラスに吹き付けて5n02(F)膜の被
膜を形成する方法(%開昭55−58363号公報)が
知られている。
し発明が解決しようとする問題点〕 前述した特公昭5B −25331号公報に記載され1
いる方法においては、フッ素化剤としてのOF、、 C
OOHを溶液中に30%以上添加し、ガラス基板の温度
全600℃以上にしないと抵抗の低い被膜が得られない
し、  c11’、coonのような高価な薬液全多量
に消費することは経済的ではなく、またカラス基板の温
度を600℃以上のかなり高い温#Lにすると、刀ラス
の歪、反り等を生じて良好な製品が得られ難いものでめ
り、さらに赤外線反射率および抵抗値とも充分満足でき
る被膜が得られないものであり、この薬液をそのままC
I/D法に適用しても成膜速度が遅く採用し難いもので
ある。
一方、前述の特開昭55−58363号公報に記載の方
法においては、前述したように錫化合物としてテトラメ
チル錫等金、フッ素化合物としてCF’1Br等を使用
しているがブトラメチル錫は成膜速度が遅く大型カラス
板での低抵抗、高赤外線反射率被膜−の適用がむつかし
く、またC!F3Br等のガス状のフッ素化合物はフッ
素ドーピング剤として有効な化合物ではあるが、高価で
あり、かつ多量に消費しなければならず経済的でないと
いう欠点に加えて、多量に使用することは公害上の理由
からも好ましくない。
1問題点を解決するための手段J 本発明は、従来のかかる欠点に鑑みて成したものであっ
て、高温のガラス基板の表面上に錫化合物の蒸気とそれ
に微少の添加量でよいフルオロカルボン酸の蒸気をそれ
ぞれキャリアガスで移送し合わせた混合蒸気を噴出する
ことによってSn O!(F)薄膜を形成させる方法で
、効率よく、より優れた抵抗で高赤外線反射率の被膜を
得ることを見出したものである。
本発明において、カラス基板の温度としては500〜6
00℃が好ましく、また錫化合物としては特に限定する
ものでにないが、酸化球素等のアンダーコートをするこ
とにより、有機錫ノ・ライド類、例えば(OH3)21
9nC1,、(C!4H,)SnOl、%fO4H,)
261n014等の化合物かへイスの発生もなく、成膜
速度も満足でさる早さで好ましいものであり、さらにフ
ルオロカルボン酸としては、例えば、C!F、0OOH
,03F、0OOH,CF、CH=CHC!OOH等の
化合物が用いられ、特にフルオロカルボン酸の好ましい
量的範囲は、例えばCF3000Hについては(CH3
)25nC14に対して重量比で0.01〜0.03で
るり、また他の錫化合物に対して重量比でo、o t 
−o、o sである。
またキャリアカスとしては圧力調節された空気、窒素カ
ス等でよい。
〔作 用〕
前述したとおシ1本発明の被膜形成方法によれば、より
優れた低抵抗と高赤外線反射率を有する被膜が得らnる
ことにもちろん、均一で優れた硬度と化学的機械的耐久
性のある被膜となり、ガラス基板の歪みや反りの発生が
なく、フルオロカルホン酸の微量の添加でしかも成膜速
度が早いので、生産性、コストおよび品質上等されめて
良好となり、さらに酸化珪素等でアンダーコートすれば
、ヘイズの発生もなく、略無色で透視性に優れたものが
得られる特徴を有するものである。
(笑 施 例〕 以下に、本発明の詳細な説明する。
第1図は本発明を実施するための一装置を模式的に示す
もので、蒸発器1には錫化合物を入れ、例えば100〜
150℃の温度に加熱し、・パヤリアカス金バルブ8で
圧力調0節して流量計2を通し、加熱器5で約200℃
前後に加熱して100〜300fi/l1lljnを前
記蒸発器1に挿入し、錫化合物蒸気t−CVD用ノズル
4へ送る。−1蒸発器5にはフッ素化合物を入れ、加熱
でさるようになっているが室温に保持していて、キャリ
アガスをバルブ9で圧力調節して流量計6を通し、2〜
5i/mtnの量を蒸発器5に挿入し、フッ素化合物蒸
気金錫化合物蒸気と共にOVD用ノズル今へ送るように
してあり、OVD用ノズル今より、錫およびフッ素の混
合蒸気を、加熱炉で500〜600℃に加熱された板ガ
ラス7に吹き付けて5not(F)の被膜を形成するよ
うにしたものである。
(実施例1) 錫化合物として(cH,)、5nc1.を用い、蒸発温
度(11”150℃に設定して約40 f / m 1
 nの割合で蒸発ちぜ、200Cに加熱した加熱空気2
001i/min f蒸発器に迭ジ、キャリアガスとし
て(CH,)、B no 1゜蒸気とともにCvDノズ
ルに送る。一方、フッ素化合物としてCF3COOHf
用い、常温で空気をキャリアガスとして317m4nは
ど蒸発器に挿入し、M7h発飴内のOF”、C0OH蒸
気を約1y/n1lnの割合で(CH,)、Sn C1
2蒸気と混合しなからOVDノズルに送り込み、加熱炉
により580℃に加熱した大き嘔300メ300籠で厚
さ)WMの飲化理素をアンタコートした板ガラスが20
@gy’5−IQの速度で移送さrL−Cいる表面上に
前記CvDノズルから前記混合蒸気を吹き儒゛げて、 
 8n07(F)膜を形成した。
その結果、被膜の厚さ47001が得らn1抵抗値が9
070.  可?Fl!元透過率が76%および赤外線
反射率(101りが8596を有する5not(F)の
被膜が侍らIした。
第3図に該実施例のSnO・(F)膜における透過率B
E線と反射率曲線を示す、 (実施例2) 実施例1と同様な方法で錫化合物として(C41)Sn
Cl2に変更してsno、(F)膜を形成した。
その結果、被膜の厚さ3500A’、抵抗値+5 QA
:J。
赤外線反射率(10μ)82%の被膜が得られた。
(実施例5〜6) 実施例1と同様な方法でOR,C0OH用蒸発器へのキ
ャリア空気の温度t−ga〜50℃%0.5〜2.3@
/m1njなわち3〜5 M/minとし、板ガラスの
移送速度を18〜25 yy’m 1nで被膜を形成し
た。その結果を表1の実施例3〜6として示す。
(比較例1−4) 第2図に模式的に示すような装置によって、(CH,)
、anC1霊f約+Ot/minおよび鴫!BrF3を
20〜40r/minすなわち3〜5 ffi/rai
nそnぞれ使用して、板カフスの移送M度を変更する等
によって、他の条件は実施例1と同様にして比較例1〜
今の試料とし次。その結果t−表2に示す。
(比較例′)〜9) スフレ−法において、(04H@ )2an(CH30
02)2、■+ 30H,、CF3COOHの三成分を
用いて、表3のような割合の混合溶液を約3cc/se
aのスプレー量で、温度590℃に加熱された大きさ3
00 X 300 、J、厚さ3Mの板カラス表面上に
スプレーして試料とした。
その結果を表3に示す。
(比較例IO〜12) 比較例5〜9と同様の要領で、溶液のみ変更して、すな
わち、5n(C,H@O,ル、 cc13ca、s、C
F、0OOHの三成分を用いて、表4のような割合の混
合溶液をスフレ−して試料とした。その結果を表4に示
す。
〔発明の効果J 本発明の実施例1〜6とその結果である第3図の透過率
および反射率曲線または表1の数値を従来方法である比
較例1〜12とその結果をまとめた表2〜4とを対比す
れば明らかなように、< CH,)2Bn01.を用い
ても、CF3COOHの方がCBrF3よジも抵抗値お
よび赤外線反射率が優れており特に2.5〜5μの範囲
ではCF、C0OHの方がCBrF3よシ赤外線反射率
が優れている。また(、F、C0OHを使用した方がC
BrF3より添加量が微量でよいので経済的であるとと
もに公害上も好ましいという結果を得た。
さらに表3および表4で示す混合溶液の一成分としてC
!11’、0OOHを用いているスプレー法について本
発明の実施例と対比してみると明らかに酸化珪素のアン
ターコートヲしないスプレー法とはいえ、被膜の抵抗値
および赤外線反射率(10μ)においても本発明の結果
より格段に悪く相違なるグレードのものであり、C!F
3COOHの添加量においても本比較例の方が断然多く
、効率が悪いものである。
以上のように本発明によれば、微量のフルオロカルホン
酸I C!VD法に適用し、しかも有機錫ハライド類を
用いれば、よシ効果的に成膜ができ、優れ九低抵抗と高
赤外線反射率の被膜が経済的に得られ、その優れた品質
を確実となし得るので、広い分野の材料に採用し得ると
いう顕著な作用効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を実施する一装置の模式図、第2図は従
来のCVD法における一装置の模式図、第3図に本発明
の一実施例の透過率および反射率を示す曲線でるる。 1.5,10・・・蒸発器 3.12m@・加熱器 1
4・・骨ボ/ぺ4、13ssaCVD用ノスル  2,
6. II、 15”@流量計7.166−・板ガラス
 8,9.17.18・・・バルブ特計出麩 セントラ
ル硝子株式会社 第1図 波 長CIA) 手続補正書く自発) 昭和60年4月11日

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)加熱されたガラス基板表面上に、錫化合物および
    フッ素化合物の混合蒸気を噴出させて酸化錫被膜を形成
    する方法において、フッ素化合物としてフルオロカルホ
    ン酸を用いることを特徴とする透明導電薄膜の形成方法
  2. (2)前記錫化合物が有機錫ハライド類であることを特
    徴とする特許請求の範囲第1項に記載の透明導電薄膜の
    形成方法。
JP2818985A 1985-02-18 1985-02-18 透明導電薄膜の形成方法 Granted JPS61188821A (ja)

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