JPS6118852A - 電気泳動用媒体 - Google Patents

電気泳動用媒体

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JPS6118852A
JPS6118852A JP59140915A JP14091584A JPS6118852A JP S6118852 A JPS6118852 A JP S6118852A JP 59140915 A JP59140915 A JP 59140915A JP 14091584 A JP14091584 A JP 14091584A JP S6118852 A JPS6118852 A JP S6118852A
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acrylamide
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Masashi Ogawa
雅司 小川
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    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N27/00Investigating or analysing materials by the use of electric, electrochemical, or magnetic means
    • G01N27/26Investigating or analysing materials by the use of electric, electrochemical, or magnetic means by investigating electrochemical variables; by using electrolysis or electrophoresis
    • G01N27/416Systems
    • G01N27/447Systems using electrophoresis
    • G01N27/44704Details; Accessories
    • G01N27/44747Composition of gel or of carrier mixture

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の分野] 本発明は、電気泳動用媒体に関、するものであり、さら
に詳しくは、特にDNJの塩基配列決定操作に用いるの
に適した電気泳動用媒体に関するものである。
[発明の背景コ ボストラヘル法に基゛づ<DNAやRNAの塩基配列決
定〃、においては、ポリアクリルアミドゲル膜を用いた
スラブ電気泳動操、作が必須の操作となっている。特に
近年において遺伝子関連の研究が進むにつれて DNA
塩基配列決定の操作の迅速化が急務となっている。
従来のポリアクリルアミドゲル膜は、アクリルアミドの
ような単量体を触媒の存在下にて、N。
N”−メチレンビスアクリルアミドのような二官能性の
架橋剤を用い架橋重合させることにより得られている。
なお、このDNA塩基配列決定のための電気泳動用媒体
として用いるポリアクリルアミドゲル膜の形成に際して
は通常、尿素あるいはホルムアミドのような変性剤を含
有させる。
上記の重合反応はラジカル架橋重合であり、酸素の影響
により反応が阻害されるため、ポリアクリルアミドゲル
膜は酸素を遮断した状態で作成する必要がある。この理
由から、現在では一般に、ポリアクリルアミドゲル膜は
二枚のカラス板で形成されたセル(一定の空間、たとえ
ば約0.3〜1mmを有する)の中にゲル形成液を注入
させ、酸素を遮断した状態で架橋重合させてゲル膜を形
成させている。
以」二のようにして形成したポリアクリルアミドゲル膜
を用いる電気泳動操作は、たとえば、次のようにして実
施される。
ポリアクリルアミドゲル膜はカラス板に挟んだままの状
態で垂直に立てられ、前電玄泳動を行なったのぢ、ゲル
膜」一端部に設けられたサンプルスロットに試料)(た
とえば、マキサムΦギルバート分解した32Pラベル化
DNA)を一定量注入し、次いで電気泳動を行なう。そ
して一定時間(例、約6時間・〜12時間)の電気泳動
を行なった後、片面のガラス板を注意深く除去し、その
露出面をポリ塩化ヒニリデンフィルムなどの合成樹脂製
フィルムでゲル膜を覆い、これを用いてオートラジオグ
ラフィー処理を行なう。
すなわち、ポリアクリルアミドゲル膜を被覆しているフ
ィルムの上にX線フィルム、増感スクリーンを順次のせ
て、低温(たとえば、−80℃)で一定時間(たとえば
、約10〜20時間)露光を行なう。そして露光終了後
、X線フィルムを現像し、DNAの分離泳動パターンを
読みとることからなるオートラジオグラフィー処理によ
り、DN’Aの塩基配列を決定することができる。
[発明の目的] 本発明の第一の目的は、DNAの電気泳動分析に使用す
るのに適した解像力が向−トした電気泳動用媒体を提供
することにある。
本発明の第二の目的は、DNAの電気泳動分析に適した
加工性が優れた電気泳動用媒体を提供することにある。
本発明の第三の目的は、保存、輸送等が容易な軽量で壊
れにくい電気泳動用媒体であって解像力および加工性が
向上したDNAの電気泳動分析に適した電気泳動用媒体
を提供することにある。
[発明の要旨] 本発明は、下記一般式(1)および(2)のいずれかに
より表わされる構成繰返し単位を有するアクリルアミド
系コポリマー: [」一式において、 RIIは、水素原子または1から6個の炭素原子を有す
るアルキル基であり: 10個の炭素原子を有するアリーレン基であり:L ”
 ハ、−coo−、t)6いは−CON−J結合のいず
れかを少なくとも一個含み、がっ3がも1541Viの
炭素原子を有する二価の基、または、RII −o−1−N−1−co−1−SO−1R’1 °1 −soz−1−so3−1−502N−1ずれかを少な
くとも一個含み、かっ1から12個の炭素原子を有する
二価の基(ただしR11は前述・と同義である)であり
; R12は−CH=CH2又は−CH2CH2X”(ただ
し、Xlは求核基により置換され得る基、あるいは塩基
によってHX”の形で脱離し得る基を表わす)のいずれ
かであり: A1はその左側に示した各モノマ一単位と共重合可能な
エチレン性不飽和七ツマ−から誘導された二価の基であ
り: Xl、ylおよびzlはモル百分率を表わし、Xlは5
0〜99、ylは1〜50.’z”は残余の値をとる、
“ただしzlは0であってもよいコ[上式において、 R21は水素原子または1から6個の炭素原子を有する
アルキル基であり: R22i;i −CH= CH2又は−CH,CH2X
2(ただし、x2は求核基により置換され得る基、ある
いは塩基によってHX2の形で脱離し得る基を表わす)
であり; L2は、lから6個の炭素原子を有するアルキレン基、
6から12個の炭素原7を有するアリーレン基、−co
z2−で表わされる基、および−COZ”R”−で表わ
さ−れる基(ただし Hnは1から6個の炭素原子を有
するアルキレン基、あるいは6から12個の炭素原子を
有するアリーレン基であり、そして72は酸素原子ある
し)はNHである)から選ばれる二価の基であり;A2
はその左側に示した各モノマ一単位と共重合可能なエチ
レン性不飽和モノマーから誘准された二価の基であり; X2、y2およびz2はモル百分率を表わし、x2は5
0〜99.Y2は1〜50、z2は残余の値をとる、た
だしz2は0であってもよい]とアクリルアミド系化合
物とが水の存在下で架橋重合してなるポリアクリルアミ
ド系水性ゲル、および変性剤として少なくとも1個のカ
ルノくモイル基を有する化合物を含む電気泳動用媒体を
提供するものである。
本発明の電気泳動用媒体は高い解像力を示し、また加工
性が良い、すなわち長尺状に製造した電気泳動用媒体の
切断作業あるいはサンプルスロットの付設作業などの刃
物によるポリアクリルアミドゲル膜の切断加工がゲル膜
の破壊や切断面付近の形状の変化を伴なうことなく容易
かつ確実にできるため、得られる電気泳動用媒体は優れ
た性能を示し、また大量生産により製造することが容易
となる。
なお電気泳動用媒体を大量生産する場合には、これをプ
ラスチック材料製支持体の上に付設した形状とするのが
有利である。このような形状とすることにより本発明の
電気泳動用媒体の大量生産が容易となり、また支持体が
軽量で、壊れにくいため、電気泳動用媒体の保存、輸送
等が容易となる。従って、ポリアクリルアミドゲル膜(
電気泳動用媒体)を集中的に製造し、必要に応じてDN
A分析のための電気泳動操作担当者に供給するようなゲ
ル膜製造・使用システムの実現に極めて有効である。
[発明の詳細な記述] 本発明の電気泳動用媒体の支持体としては、ガラス板、
ポリマーコート紙、プラスチック材料製シートなどの任
意の耐水性シート状支持体を用いることができる。ただ
し、本発明の電気泳動用媒体の利点を生かすためには、
支持体としてプラスチック材お)製シートを用いること
が望ましい。
電気泳動用媒体のプラスチックシート支持体としては各
種のプラスチックシートを用いることができる。好まし
いプラスチックシートの例としては、親木性ポリマーま
たは公知の表面処理により表面を親水化したポリマー(
例、ポリエチレンテレフタレート、ビスフェノールAの
ポリカルボネート、ポリ塩化ビニル、塩化ビニリデン・
塩化ビニルコポリマー、ポリメチルメタアクリレート、
ポリエチレン、ポリプロピレン、セルロースアセテート
類、セルロースアセテートプロピオネート等)のシート
(フィルム、板状物も含む)等を挙げることができる。
特に好ましい支持体はポリエチレンテレフタレートでア
ル。
次に電気泳動用媒体層(以下においてゲル媒体層、ポリ
アクリルアミドゲル膜あるいは単にゲル膜ともいう)に
ついて説明する。
ポリアクリルアミドゲル膜は、前述のように、一般には
アクリルアミド系化合物と架橋剤とを、水溶液または水
分散液として水中に溶解または分散させてゲル形成液を
調製したのち、液中で両者を架橋重合させて架橋重合し
た水性ゲル膜として形成することにより得ることができ
る。なお、木明細書においては、特にことわらない限り
、(水中に)溶解と(水中に)分散の両者を含めて単に
(水中に)溶解といい、水溶液と水分散液の両者を含め
て単に水溶液という。また溶媒または分散媒としては、
所望により加えられる有機溶媒と水の混合物をも包含す
る。
これに対して本発明においては、ポリアクリルアミドゲ
ル膜を、特定のポリアクリルアミド系コポリマーとアク
リルアミド系化合物とを水の存在下で架橋重合して製造
する。なお、この架橋重合の実施に際して多官能性架橋
剤(特に三官能性架橋剤)を関与させると、得られるポ
リアクリルアミドゲル膜の解像力と加工性は更に向上す
る。
本発明に用いることができるアクリルアミド系化合物の
例としては、アクリルアミド、N−メチルアクリル・ア
ミド、N、N−ジメチルアクリル、アミド、N−(ヒド
ロキシメチル)アクリルアミド、ジアセトンアクリルア
ミド等のアクリルアミドホモログや、メタクリルアミド
系化合物、例えばメタクリルアミドがあげられ、これら
の化合物は単独で、あるいは二種6以上を併用して用い
ることができる。これらのアクリルアミド系化合物のう
ちではアクリルアミドが最も好ましく、またアクリルア
ミドと他のアクリルアミド系化合物の一種以上の併用も
好ましい。
本発明のポリアクリルアミドゲル膜の製造に関与させる
特定のポリアクリルアミド系コポリマーは下記一般式(
1)および(2)のいずれかにより表わさ′れる構成繰
返し単位を有するアクリルアミド系コポリマーである。
ニし 上式において、R11は水素原子または1から6゜個の
炭素原子を有するアルキル基であり、その例にはメチル
基、エチル基、ブチル基、n−ヘキシル基などが含まれ
る。
Qlは−Coo−、−CON−、マタは6から10個の
炭素原子を有するアリーレン基であり、その例には次の
ような基が含まれる。
CH3 −coo−1−CONH−1−CON−1RI+ Llは、−COO−あるいは−CON−の結合のいずれ
かを少なくとも一個含み、かつ3から15個の炭素原子
を有する二価の基、または、−O−、−N−、、−CO
−1−5O−1R” 一5O2−1−SO3−5S O2N−1ずれかを少な
くとも一個含み、かつ1から12個の炭素原子を有する
二価の基(ただしl(11は前述と同義である)であり
、その例には次のような基が含まれる。なお、これらの
二価の基の一般式(I)における結合の方向は、Qlと
SO2との結合が可能なかぎり、いずれの方向をもとる
ことができる。
−CH2COOCHz− −CH:z COOCH2CHz− −CH2CH2C00CHz− −f−CH2方−5COOCH2CH2−+CH2方−
10COOCH2CH2−二CH2NHCOCH2− −CH2NHCOCH2CH2− +CH2つ−a  N HCOCH2CH2−+CH’
2つ−5N HCOCHz CH2−−(−CH2つ−
+o N HCOCH2CH2−−CH20C、H2− CH2CH20CHz CH2CHz  −CH3CH
3 −N CH2CHz     CH2N CH2CH2
−−COCH2CH2− −CH2C0CH2CH2− −SOCH2CH2− −CH25OCH2CH2− −So 2 CH2CH2− −SO2CH2CH2SO□CH2CH2−−S ()
 2 CH2CHZ S O2CH2CHCH2−H 〜S O3CH2COOCH2CH2〜S O3CH2
CH2COOCH2CH2−3Oz N HCHz C
OOCH2CH2−〜SO□N HCH2CH2COO
CHz CH2−−NHCONHCH2CH2− CH2N HCON HCH2CHz−−N HCOO
CHz  CH2− CHz N HCOOCHz CH2−R12は−CH
=CH2又4l−CH2CH2Br(ただし、xlは求
核基により置換され得る基、あるいは塩基によってHX
lの形で脱離し得る基を表わす)のいずれかであり、こ
のxlの例には次のような基が含まれる。
ハロゲン原子(塩素、臭素など);ヒドロキシル基、ア
ルキルスルホニルオキシ(例、メチルスニルオキシ、プ
ロピルスルホニルオキシなど)ニアリールスルホこルオ
キシ(例、フェニルそルホホニルオキシなど):アルキ
ルカルボニルオキシ(例、アセトキシ、プロピオニルオ
キシ、トルフルオロメチルカルボニルオキシ、ジクロロ
メチルカルボこルオキシなど) 従って、R12の例には、次のような基が含まれる。
−CH=CH2、−CH2CH2C文、−CH2CH2
Br、 −CH2CH2−0−3−CH3、 −CH2CH20H1 −CH2CH200CCH3、 CHz CH200CCF 3、 −CH2CH200CCC文、。
A1はその左側に示した各七ツマ一単位と共重合可能な
エチレン性不飽和モノマーから誘導された一価の基であ
り、その例としては、下記のようなエチレン性不飽和モ
ノマーから誘導された基を挙げることができる。
エチレン、プロピレン、■−ブテン、イソブチン、スチ
レン、クロロメチルスチレン、ヒドロキシメチルスチレ
ン、ビニルベンゼンスルホン酸ナトリウム、ビニルベン
ジルスルホン酸ナトリウム、N、N、hlトリメチル−
N−ビニルベンジルアンモニウムクロリド、N 、−N
−ジメチル−N−ヘンシル−N−ビニルベンジルアンモ
ニウムクロリド、α−メチルスチレン、ビニル) 、1
1/エン、4−ビニルピリジン、2−ビニルピリジン、
ベンジルビニルピリジニウムクロリド、N−ビニルアセ
トアミド、N−ビニルピロリドン、■−ビニルー2−メ
チルイミダソール、脂肪族酸のモノエチレン性不飽和エ
ステル(例えば酢酸ビニル、酢酸アリル)、エチレン性
不飽和のモノカルボンmもしくはジカルボン酸およびそ
の塩(例えばアクリル酸、メタクリル酸、イタモノ醇、
マレイン酸、アクリル酸ナトリウム、アクリル酩カリウ
ム、メタクリル酸すトリウム)、無水マレイン酸、エチ
レン性不飽和のモノカルボン酸もしくはジカルボン酸の
エステル(例えばn−ブチルアクリレ−1・、n−へキ
シルアクリレート、ヒドロキシエチルアクリレート ト、(ジエチルアミノ)エチルアクリレート、メチルメ
タクリレート、n−ブチルメタクリレート、ベンシルメ
タクリレート、ヒドロキシエチルメタクリレート、クロ
ロエチルメタクリレート、メトキシエチルメタクリレー
ト、(ジエチルアミノ)エチルメタクリレート、N、N
、N−トリエチル−N−メタクリロイルオキシエチルア
ンモニウムp−トルエンスルホナート、N、N−ジエチ
ル−N−メチル−N−メタクリロイルオキシエチルアン
モニウムP−1ルエンスルホナート、イタコン酩ジメチ
ル、マレイン酸モノベンジルエステル)、エチレン性不
飽和のモノカルボン酸もしくはジカルボン酸のアミド(
例えばN、N−ジメチルアクリルアミド、N−メチロー
ルアクリルアミド、N−[(ジメチルアミノ)プロピル
コアクリルアミド、N、N、N−トリメチル−N−(ア
クリロイルプロピル)アンモニウム、I)−)ルエンス
ルホナート、2−アクリルアミド−2−メチルプロパン
スルホン酪ナトリウム、アクリロイルモルホリン、メタ
クリルアミド、N、N−ジメチル−N′−アクリロイル
プロパンジアミンプロピオナートベタイン、N、N−ジ
メチル−N′−メタクリロイルプロパンジアミンアセテ
ートベタイン。
また一般式(1)のコポリマーを架橋されたう記のエチ
レン性不飽和モノマーから誘導された基のほかに、少な
くとも共重合可能なエチレン性不飽和基を2個以上もつ
千ツマ−(例、ジビニルベンゼン、メチレンビスアクリ
ルアミド、エチレングリコールジアクリレー)・、トリ
メチレングリコールジアクリレート、エチレングリコー
ルジメタクリレート、トリメチレングリコールジメタク
リレート、ネオペンチルグリコールジメタクリレート等
)から誘導された基を用いることができる。
Xl、ylおよびzlはモル百分率を表わし、Xlは5
0〜99、ylは1〜50.z”は残余の値をとる、た
だしzlは0であってもよい。
上式におい、て、R21、R22およびA2は、それぞ
れ前記一般式(1)のH11、R12およ−びAXと同
意義であり、それらの例も同様である。
L2は、1から6個の炭素原子を有するアルキレン基(
例、メチレン、エチレン、インブチレンなど)、6から
12個の炭素原子を有するアリーレン基(例、フェニレ
ン、トリレン、ナフタレンな“ど)、−COZ2−で表
わされる基、および−COZ2R”−で表わされる基(
ただし、Rβは1から6個の炭素原子を有するアルキレ
ン基、あるいは6から12個の炭素原子を有するアリー
レン基であり、そして22は酸素原子あるいはNHであ
る)から選ばれる二価の基である。
X2、y2およびZ2はモル百分率を表わし、X2は5
0〜99、y2は1〜50、z2は残余の値をとる、た
だしz2はOであってもよい。
以下に、上記の一般式(1)もしくは(2)のいずれか
により表わされる構成繰返し単位を有するポリで−の合
成に用いることができる代表的なヒニルスルホニル基あ
るいはその前駆体となる官能基を有するエチレン性不飽
・和モノマーの合成法の=−例を示す。
[合成例1]  N−[3−(2−クロロエチルスルホ
ニル)プロパンアミドメチルコアクリルアミドの合成 C)にCH2 C=0 N)I   O I    ll CH2NHCCH2GHz −SO2−CH2CH20
12文の反応容器に蒸留水1.400m文、亜硫酩ナト
リウム244gおよび炭酸水素ナトリウム220gを加
え、攪拌して溶解させた後、氷水により冷却しながら約
5℃で、クロロエタンスルホニルクロリド260gを1
.5時間で滴下した。
その後49%硫酸160gを約L 5分で滴下し、5℃
で1時間はど攪拌を続けて、析出した結晶を濾過した後
、結晶を400m文の蒸留水で洗浄し、@腋と洗浄液と
を一緒にして3文の反応容器に入れた。この中にメチレ
ンビスアクリルアミド246gを蒸留水480m1、エ
タノール1,480mMに溶解させたものを、氷冷しな
がら約5°Cで、30分間で滴下した後、全体を冷蔵庫
に5゛EIM放置して反応を完結させた。析出した結晶
を濾取した後、冷却した蒸留水800m1で洗浄し、2
に9.の50%エタノール水溶液から再結晶して、2 
J、 9 gのモノマーを得た。収率は49%であった
本発明で用いるアクリルアミド系コポリマーとして好ま
しいコポリブーは次に挙げる式で表わさここで、x、y
、zはモル百分率であり、RとR′は下記の置換基を示
す。
P−1x=92、y−肌 z=Q R=COOCHz CH2Or:OC820H2S02
 CH= CHzP−2x=90.7=10.2=0 R= に0NHCH2NHCOCH2CH2so2cH
= CHzP−3x=80、Y=8、z=12 R= C0NHCH2NHCOCHz CH2SO2C
H= GHzR’ = C0N)I2C(CH3) 2
CH2COCH3P−4x=92、y=8.2=0 P−6x=92.y=8、Z−O P−7x’=92、 Y=8、z=。
R= C0NHCHz NHCOC:H,z GHz 
SOz’C11z CH2CIP−8x=80.y=8
、z=12 R= coNHc)12NHC:QC:l(z C,H
2,SO2GHz CH2CIR’ = C0N)lz
 C(G)I3)  2 C82COC;H3R’  
=   C0N)IcH20)1R’  =   C0
N(CHs )2P−12x =  9 2、 y=g
   、 z=0R= COOCH2CHz 000 
CHz SO2CH= CH2次に、前記のコポリマー
のうちP−2およびP−8と名付けられたコポリマーの
合成例を示す。
[合成例2]  N−([3−(ビニルスルホニル)プ
ロパンアミドコメチル)アクリルアミ1・アクリルアミ
ドコポリマー(P−2)の合成200m、Q、の反応容
器に1合成例】で得られた七ツマ−5,65g、アクリ
ルアミド12.8gおよび50%メタノール水溶液80
 m lを′加え、攪拌しなから60℃に加熱し、2,
2′−アゾビス(2、4−ジメチルバレロニトリル)0
.1gを加え、さらに30分後にも同じものをO,Ig
加えて、1時間加熱攪拌を続けた。その後、氷水により
約10℃に冷却して、トリエチルアミン2.5gを80
m1のメタノールに溶解させたものを加え、1時間攪拌
を続けてから、反応液を攪拌しなから1又のアセトンに
注ぎ込み、生成した沈澱を濾取して、l 5 、.9 
gの白色ポリマー(前記P−2に該当)を得た(収率は
90%)。このポリマーのスルホニル基含量は0.95
XIO−”当量/g、であった。
[合成例3]  N−([3−(2−クロロエチルスル
ホニル)プロパンアミドコメチル)アクリルアミドφア
クリルアミド−N−(1,1−ジメチル−3−オギソブ
チル)アクリルアミドコポリマー (F−8)の合成 500m1の反応容器に、合成例1で得られたモノマー
103g、アクリルアミド29.2g、N−(1,1−
ジメチル−3−オキンブチル)アクリルアミド(ジアセ
トンアミド)11゜3gおよび50%メタノール水溶液
160m1を加え、攪拌しながら60℃に加熱し、2.
2’−−7ンビスー(2,4−ジメチルバレロニトリル
)082gを加え、30分後更に同じものを0.2g加
えて1時間加熱攪拌を続けた。反応液をセルロースチ鷺
−ブに入れて2日間透析し、凍結乾燥により43.2g
の白色のポリマー(前記P−8に該当)を得た。(収率
85%)このポリマーのクーロロエチルスルホニル基含
量は0 、8 X 10−3当量/gであった。
本発明において好ましく用いられるアクリルアミド系コ
ポリマーの分子量は約1万から約100万の範囲にある
架橋重合反応に用いられるアクリルアミド化合物とアク
リルアミド系コポリマーとの比率は、アクリルアミド系
化合物に対して該コポリマーが通常は約1〜50重量%
であり、好ましくは約5〜40重量%である。
前述のように本発明のポリアクリルアミドゲル膜の製造
に際しては架橋剤を併用してもよい。架橋剤としては、
たとえば、r ElectropharesisJ19
81.2.213−228等に記載の公知の化合物を用
いることができる。架橋剤の例としては、N、N’−メ
チレンビスアクリルアミド(BIS)、N。
N゛−プロピレンビスアクリルアミド(PBA);ジ(
アクリルアミドジメチル)エーテル(DAE)、、l、
2−ジアクリルアミドエチレングリD −、IL/ (
D E C)  ;エチレンウレアビスアクリルアミド
(EUB)、エチレンジアクリレート(EDA);N、
N’−ジアリルタータルジアミド  (N、N’−di
allyltartarcliamide   :  
D  A  T  D  )   ;N、N’−ビスア
クリリルシスタミン(N、N’−bisacrylyl
cystamine、 B A C)などの二官能性化
合物、およびトリアリルシアヌレート、トリアリルイン
シアヌレート、1,3.5−トリアクリロイ゛ルヘキサ
ヒトローS−)リアジンなどの三官能性化合物が挙げら
れる。架橋剤は単独で使用してもよく、あるいは二種以
上を併用してもよい。
架橋剤は、アクリルアミド系化合物、アクリルアミド系
コポリマーそして架橋剤の総重量に対して約30重量%
以下、好ましくは約10重量%以下の範囲の量で用いる
本発明の電気泳動用媒体の製造において用いられるポリ
アクリルアミドゲルのゲル濃度としては、  S、 H
jerten: r Arch、 Biochem、 
BiophyS、JL (5upp1.)、 147 
(1982)に記載の定義に従って表示して、アクリル
アミド系化合物、アクリルアミド系コポリマー、および
水、そして場合により架橋剤、からなるゲル媒体の容積
に対して、アクリルアミド系化合物およびアクリルアミ
ド系コポリマー(そして場合により架橋剤)の量が約3
W/V%から約30 w / v%の範囲が好ましく用
いられる。
本発明のDNAの電気泳動分析に適した電気泳動用媒体
(ポリアクリルアミドゲル膜)には変性剤が添加される
。添加される変性剤としては、少なくとも1個のカルバ
モイル基を持つ化合物を挙げることができ、その具体例
としては、尿素、ホルムアミド等が挙げられる。これら
のうちで尿素が特に好ましく用いられる。変性剤は水性
ゲルの容積に対し1約40 w t / v%から約6
0wt/V%の範囲の量で用いられる。尿素を用いる場
合には、水性ゲル1又に対し約6モル(約360g)か
ら飽和溶解量まで、好ましくは約7モル(約420g)
から飽和溶解量までの範囲で用いることができる。
本発明の電気泳動用媒体層には、場合によって水溶性ポ
リマーが添加される。水溶性ポリマーとしては、付加重
合型または縮重合型の水溶性ポリマーを用いることがで
きる。付加重合型ポリマーの例としては、ポリビニルア
ルコール、ポリビニルピロリドン、ポリアクリルアミド
等の非イオン性水溶性ポリマーが挙げられる。また縮重
合型ポリマーの例としては、ポリエチレングリコール、
ポリプロピレングリコール等の非イオン性水溶性ポリア
ルキレングリコールが挙げられる。これらの水溶性ポリ
マーのうちでは、ポリアクリルアミドとポリエチレング
リコールが好ましい。
水溶性ポリマーの分子量は約1万から約100万の範囲
のものが好ましい。水溶性ポリマーは単量体と架橋剤の
合計重量に対して、約2重量%から約100重量%の範
囲、そして好ましくは約5重量%から約50重量%の範
囲で用いられる。
水溶性ポリマーの添加によりポリアクリルアミドゲル膜
がoJ q性を有するようになり、裁断加工時に壊れる
ことがなくなり、またゲル膜は乾燥時にも可塑性を有す
るようになり、もろさが改良され壊れにくくなるとの利
点がある。また、水溶性ポリマーの分子量および添加量
を選択することにより、ゲル膜の粘度をコントロールす
ることもできる。
本発明のポリアクリルアミドゲル膜は、さらにアガロー
スを含有することが好ましい。アガロースとしては任意
のものを使用することができ、低電気浸透性、中電気浸
透性、高電気浸透性アガロースのいずれをも用いること
ができる。用いることができるアガロースの例としては
、特開昭55−5730号、特開昭55−110946
号、特表昭57−502098号等の各公報に開示の7
カロース等がある。アガロースは、単量体と架橋剤を含
む水性ゲルの容積に対して約0 、2 w / v%か
ら約2w/!%、好ましくは約0..3w/v%から約
1.2w/v%の割合で用いられる。
ポリアクリルアミドゲル膜がアガロースを含有する場合
には、ゲル形成液の温度を変化させることによって適当
な液粘度にコントロールすることが可能となるため、そ
の流動性を止めることができ、またゲル膜を成形する操
作において成形しやすくなるとの利点がある一 本発明の電気泳動用媒体層にはpH緩衝剤を含有させる
ことができる。緩衝剤としては、pH8,0からio、
o (好ましくはpH8,0から9.0)の範囲内のp
H値に緩衝できる公知の緩衝剤から適宜選択して用いる
ことができる。
用いうる緩衝剤としては1日本化学会編「化学便覧 基
礎編」(東京、丸首■ 1966年発行)1312−1
320ページ:青水、永井編「最新電気泳動法」 (東
京、床用書店、1973年発行320−322ページ;
 r Data for Biochemical R
e5earchJ (R,M。
C,Dawson et al、編、第2版、0xfo
rd at theClarendon Press、
 19[i9年発行)  47fl−508頁;r B
iochemistry J  ”4.467 (19
6B)、r Analytical Biochemi
stryJ 104.300−310(1980)等に
記載の緩衝剤が挙げられる。
緩、衝剤の例としては、トリス(ヒドロキシメチル)ア
ミノメタン(Tris)  [CAS Registr
y No77−86−1 ] 、N 、 N−ビス(2
−ヒドロキシエチル)グリシン(Bicine) 、N
 −2−ヒドロキシエチルピペラジン−N′−2−ヒド
ロキシプロパン−3−スルホン酩のNa塩またはに塩等
、N−2−ヒドロキシエチルピペラジンーN゛−3−プ
ロパンスルホン酸のNa塩またはに塩等、N−、[’)
リス(ヒドロキシメチル)メチルコー3−ア二ノプロパ
ンスルホン酸のNa塩またはに塩および、これらのいず
れかと必要により組合せられる酸、アルカリまたは塩等
をあげることができる。特に好ましい緩衝剤の例として
はTris、ホウ酸およびEDTA・2Na塩の組合せ
(pH8,3)がある。
また5本発明の電気泳動用媒体層には、湿潤剤としてグ
リセリン、エチレングリコール等のポリオール化合物を
含有させることもでyる。ポリオール化合物の含有量は
、電気泳動用媒体層の容積に対して約5 w / v%
から約40w/v%の範囲から選ばれる。これらの化合
物のうちではグリセリンが特に好ましい。湿潤剤を配合
することによりポリアクリルアミドゲル膜の保存時の極
端な水分の蒸発による乾燥を防ぐことが可能となり、ま
た極端な乾燥に起因するもろさの発生を防ぎ、ひびわれ
を防ぐ等のゲル膜の、物性が改善されるとの利点がある
本発明の電気泳動用媒体層には、必要に応じて抗酸化剤
を含有させることができる。抗酸化剤としては、ポリア
クリルアミドゲル膜に配合しうることか知られている種
々の化合物を用いることができる。抗酸化剤の例として
は、ジチオスレイトール、2−メルカプトエタノールな
とを挙げることができる。
本発明の電気泳動用媒体における電気泳動用媒体層(ポ
リアクリルアミドゲル膜)の代表的なものは、上記のよ
うにアクリルアミドに代表される単量体、二官能性のア
リル(allyl )化合物またはアクリル化合物(架
橋剤)、水溶性ポリマー、およびアガロースなどを、実
質的に均一な水溶液中でアクリルアミド系化合物および
アクリルアミド系コポリマー(そして場合により架橋剤
)とをラジカル架橋重合させて得られるものであり、ア
クリルアミド系化合物およびアクリルアミド系コポリマ
ー(そして場合により架橋剤)から形成された三次元架
橋重合体に水溶性ポリマーとアガロースが実質的に分散
されて、後二者のポリマー鎖と三次元架橋重合体とがか
らみあっている構造を有すると推定される。
本発明で利用されるラジカル架橋重合反応は分子状酸素
の不存在下で過酸化物の存在および/または゛紫外線照
射等公知の方法により発生させることができる。さらに
、この架橋重合反応は加熱または紫外線照射により加速
することもできる。
ラジカル架橋重合用触媒としては、r Electr。
phoresisJ 1981.2L213−219.
同1981. g、 220−228:古木、永井編「
最新電気泳動法J  (1973年発行)等に記載の公
知の低温ラジカル重合開始剤のうちから適宜選択して用
いることができる。好ましいラジカル重合開始剤の具体
例としては、β−ジメチルアミノプロピオニトリル(D
MAPN)・ベルオクンニ硫酸アンモニウム混合物、N
、N、N’ 、N’−テトラメチルエチレンジアミン(
TEMED)  ・ペルオクソニ硫酸アンモニウム混合
物、T E M E D・リボフラビン混合物、TEM
、ED・リボフラビン・過酸化水素混合物と紫外線照射
の組合せ等が挙げられる。ラジカル重合開始剤の含有量
は、アクリルアミド系化合物およびアクリルアミド系コ
ポリマー(そして場合により架橋剤)の合計重量に対し
て約0.3重量%から約5重量%、そして好ましくは約
0.5重量%から約3重量%の範囲である。
本発明のポリアクリルアミドゲル膜は、平滑表面を有す
る支持体の上にゲル形成液を公知の方法により塗布して
塗布層を形成させたのち、その塗布層を架橋重合させて
製造する。ただし、ゲル形成液を支持体に塗布するに際
しては、電気泳動用媒体層と支持体との接着性を向上さ
せるために、予め支持体表面に接着層を設け、この上に
ゲル形成液を塗布し、ゲル化させる方法を利用すること
もできる。接着層の付設は、プラスチック製支持体シー
トを用いた際に特に有利となる。
ゲル形成液を支持体の表面で架橋重合させる場合には、
ゲル形成液の上を更にカバーフィルム、シートまたは板
などの被覆材料でおおうことができる。この目的に使用
されるカバーフィルム等としては前記支持体と同様な素
材からなるものを用いることかできる。この被覆材料の
厚さは300gm以下であり、実用的に好ましい範囲と
しては約4〜200ルmである。
なお、本発明の電気泳動媒体を製造するに際して、カバ
ーフィルム等の上に電気泳動媒体を形成させたのち、そ
の上に支持体を付設する方法を利用することも可能であ
る。
本発明の電気泳動用媒体は、前述の諸文献等に記載の公
知の方法に従って、水平型および垂直型平板電気泳動法
、ディスク電気泳動泳動法等のいずれにも用いることが
できる。
電気泳動媒体層の製造に際して力へ−フィルムが付設さ
れた電気泳動媒体は電気泳動に付されたのちカバーフィ
ルムを除き、あるいは力へ−フィルムを除去することな
くオートラジオグラフィー処理性なうことにより、泳動
結果の解析が行なわれる。
次に本発明の実施例を示す。
[実施例1] 表面を親水性にした厚さ180 gmのポリエチレンテ
レフタレート(PET)シート(支持体)の上に約30
0ルmの厚さになるように第1表記載のゲル形成液を塗
布し、窒素雰囲気中で架橋重合させてポリアクリルアミ
ドゲル膜を製造した。
これにカンタ−を用いてサンプル注入口を形成した。次
に、表面を親水性にしたPETシート(カバーフィルム
、厚さ100ルm)をこのゲル膜の表面に置いて被覆し
、電気泳動媒体材料を得た。
なお、第1表において試料番号lは比較試料に該当し、
試料番号2〜4は本発明に従う試料に該当する。
第1表 試料番号   1  2  3  4 アクリル ア ミ  ド        11.99g    +
0.81g     8.・50g    10.81
8F−2−1,233,8g   − p   B       +     −−12gB 
I S      、0.21g   O,1,9g 
  0.15g   0.18g尿素     42.
0 g  同左  同左  同左アガロース  15.
0 ml  同左  同左−同左トリス(ヒドロキシメ
チル) アミノメタン 1.08g  同左  同左  同左ホ
ウ酸    Q、55g  同左  同左  同左ED
TA参2Na   0.0938  同左  同左  
同左(水を加えて100m文にする) T E M E D   33ル文 同左  同左  
同左APS     1.3.m文 同左  同左  
同左性)P−2:N−([3−(ビニルそルホニル)プ
ロパンアミドコメチル)アクリル アミド拳アクリルアミドコポリマー P−8’: N−([3−(2−クロロエチルスルホニ
ル)プロパンアミドコメチル)ア クリルアミド・アクリルアミド・N− (1,1−ジメチル−3−オキソブチ ル)アクリルアミドコポリマー BIS:N、N’−メチレンヒスアクリルアミド[二官
能性架橋剤] アガロース:低電気浸透性、ゲル化温度36℃(2重量
%水溶液として使用) TEMED:N、N、N’ 、N’−テトラメチルエチ
レンジアミン (5重量%水溶液) APS:ベルオクソ二硫酸アンモニウム(5重量%水溶
液) なお、TEMEDとAPSとは重合開始剤である。
上記の試料番号1.(比較試料)のサンプル注入口の形
成に際しては、カッターにゲルが粘着したため、サンプ
ル注入口付近のゲル膜部分に大きなゆがみが生じた。一
方、試料番号2〜4(本発明に従う試料)では、サンプ
ル注入口の形成が問題なく実現できた。
32P−DNAをマキサム拳ギルバート分解して得た分
析試料について、上記の電気泳動用媒体を用いて塩基配
列決定操作のための電気泳動およびオートラジオグラフ
ィー処理を行なった。
−」二記の試料番号2〜4(本発明に従う試料)ではい
ずれも65個の塩基配列が解読されたが、これに対して
、試料番号1(比較試料)で解読された塩基配列は45
個であった。
[実施例2] 第2表にボしたゲル形成液を用い実施例1と同様にして
電気泳動媒体材料を形成した。
なお、第2表において試料番号5は比較試料に該当し、
試料番号6〜Bは本発明に従う試料に該当する。
第2表 試料番号   5  6  7  8 アクリル ア ミ  ド        Il、91g    1
0.81g     8.50g    ]0.81g
F−2−1,2g  3.flg  3.6gT A 
HT    O,23g  O,]99g O,15g
   −尿素     42.0 g  同左  同左
  同左アガロース  15.0 ml  同左  同
左  同左PAA     1.Og  同左  同左
  同左トリス(ヒドロキシメチル) アミノメタン 1”、08g  同左  同左  同左
ホウ酸    0.55g  同左  同左  同左E
DTA 112Na   0.093g  同左  同
左  同左(水を加えて100m文にする) TEMED   33ル文 同左  同左  同左A 
P S     1.3m文 同左  同左  同左注
)TAHT: 1.3.5−)リアクリロイルへキサヒ
ドロ−5−)リアジン [三官能性架橋剤] PAA :ポリアクリルアミド その他の成分の表示は、第1表の同じ意味を表わす。
」−記の試料番号5(比較試料)のサンプル注入、口の
形成に際しては、カッターにゲルが粘着したため、サン
プル注入口付近のゲル膜部分に大きなゆがみが生じた。
一方、試料番号6および7(本発明に従う試料)では、
サンプル注入口の形成が問題なく実現できた。また、試
料番号8(本発明に従う試料)では、サンプル注入口の
付近に若干孔れが生したが、実質的な問題はなかった。
M −13牽mp −11・5SDNAに対してジデオ
キシ法を施して得た分析試料について、上記の電気泳動
用媒体を用いて塩基配列決定操作のための電気泳動およ
びオートラジオグラフィー処理を行なった。
L記の試料番号6〜8(本発明に従う試料)ではいずれ
も82個の塩基配列が解読されたが、これに対して、試
料番号1(比較試料)で解読された塩基配列は53個で
あった。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、下記一般式(1)および(2)のいずれかにより表
    わされる構成繰返し単位を有するアクリルアミド系コポ
    リマー: ¥一般式(1)¥ ▲数式、化学式、表等があります▼ [上式において、 R^1^1は、水素原子または1から6個の炭素原子を
    有するアルキル基であり; Q^1は−COO−、▲数式、化学式、表等があります
    ▼、または6から10個の炭素原子を有するアリーレン
    基であり;L^1は、−COO−あるいは▲数式、化学
    式、表等があります▼の結合のいずれかを少なくとも一
    個含み、かつ3から15個の炭素原子を有する二価の基
    、または、−O−、▲数式、化学式、表等があります▼
    、−CO−、−SO−、 −SO_2−、−SO_3−、▲数式、化学式、表等が
    あります▼、 ▲数式、化学式、表等があります▼、あるいは▲数式、
    化学式、表等があります▼の結合のい ずれかを少なくとも一個含み、かつ1から12個の炭素
    原子を有する二価の基(ただしR^1^1は前述と同義
    である)であり; R^1^2は−CH=CH_2又は−CH_2CH_2
    X^1(ただし、X^1は求核基により置換され得る基
    、あるいは塩基によってHX^1の形で脱離し得る基を
    表わす)のいずれかであり; A^1はその左側に示した各モノマー単位と共重合可能
    なエチレン性不飽和モノマーから誘導された二価の基で
    あり; x^1、y^1およびz^1はモル百分率を表わし、x
    ^1は50〜99、y^1は1〜50、z^1は残余の
    値をとる、ただしz^1は0であってもよい]¥一般式
    (2)¥ ▲数式、化学式、表等があります▼ [上式において、 R^2^1は水素原子または1から6個の炭素原子を有
    するアルキル基であり; R^2^2は−CH=CH_2又は−CH_2CH_2
    X^2(ただし、X^2は求核基により置換され得る基
    、あるいは塩基によってHX^2の形で脱離し得る基を
    表わす)であり; L^2は、1から6個の炭素原子を有するアルキレン基
    、6から12個の炭素原子を有するアリーレン基、−C
    OZ^2−で表わされる基、および−COZ^2R^2
    ^3−で表わされる基(ただし、R^2^3は1から6
    個の炭素原子を有するアルキレン基、あるいは6から1
    2個の炭素原子を有するアリーレン基であり、そしてZ
    ^2は酸素原子あるいはNHである)から選ばれる二価
    の基であり;A^2はその左側に示した各モノマー単位
    と共重合可能なエチレン性不飽和モノマーから誘導され
    た二価の基であり; x^2、y^2およびz^2はモル百分率を表わし、x
    ^2は50〜99、y^2は1〜50、z^2は残余の
    値をとる、ただしz^2は0であってもよい]とアクリ
    ルアミド系化合物とが水の存在下で架橋重合してなるポ
    リアクリルアミド系水性ゲル、および変性剤として少な
    くとも1個のカルバモイル基を有する化合物を含む電気
    泳動用媒体。 2、上記ポリアクリルアミド系水性ゲルが、上記アクリ
    ルアミド系コポリマーとアクリルアミド系化合物そして
    更に架橋剤が水の存在下で架橋重合してなるものである
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の電気泳動
    用媒体。 3、上記架橋剤が三官能性架橋剤であることを特徴とす
    る特許請求の範囲第2項記載の電気泳動用媒体。 4、さらに水溶性ポリマーおよびアガロースを含むこと
    を特徴とする特許請求の範囲第1項記載の電気泳動用媒
    体。 5、前記変性剤が尿素またはホルムアミドである特許請
    求の範囲第1項記載の電気泳動用媒体。 6、プラスチック材料製支持体に付設された形態にある
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項乃至第5項のい
    ずれかの項記載の電気泳動用媒体。
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