JPS61188144A - 樹脂目地タイルパネルの製造方法 - Google Patents

樹脂目地タイルパネルの製造方法

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JPS61188144A
JPS61188144A JP60028911A JP2891185A JPS61188144A JP S61188144 A JPS61188144 A JP S61188144A JP 60028911 A JP60028911 A JP 60028911A JP 2891185 A JP2891185 A JP 2891185A JP S61188144 A JPS61188144 A JP S61188144A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tile
resin
joint
tile panel
panel
Prior art date
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Pending
Application number
JP60028911A
Other languages
English (en)
Inventor
森木 啓之
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Inax Corp
Original Assignee
Inax Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、目地材として熱可塑性樹脂を用いたタイルパ
ネルの製造方法に関するものである。
〔従来の技術〕
従来の一般的なタイルパネルの製造方法は、先ずタイル
パネル補強用のフレームを枠組し、所定寸法に切断して
なる石膏ボード等の下地板を該フレームへ接着及びビス
止めしている。そして、下地板へ接着剤を塗布した後、
タイルを配列貼着し、加熱乾燥炉等にて接着剤を硬化さ
せている。然る後は、各タイル間の目地充填用空間へ水
を湿らし、該空間へ白セメント系目地材を充填し、加熱
乾燥炉等にて該目地材を硬化させ、所定期間気中等にて
養生している。最後に、各タイル表面へ付着している粉
体を拭き取り、製品としている。
また特殊な目地材として、−液性や二液性の樹脂系目地
材を使用したものがある。−液性とは、接着剤が一種類
で、その溶剤が消失して硬化するもの′であり、二液性
とは、主剤と硬化剤とを混ぜ合わせることで硬化するも
の、である。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところが、従来の白セメント系目地材を使用するタイル
パネルの製造方法にあっては、以下のような多くの欠点
があった。すなわち、白セメント系の目地材は、水和硬
化させる必要があり、一定の期間養生しなければならな
かった。そのため、・製品としての出荷までに長期間を
要していた。それに、この目地材はタイル面上へ供給し
てこれを鏝で均らし、更に目地鏝でタイル間へ押し込み
、タイル表面に付着した目地材をスポンジ等の材料で拭
き取らなければならない。然しながら、タイル表面の目
地材は、完全に除去されない場合があり、加熱乾燥炉等
へ装入して目地材を硬化させた後でも粉体として残って
いるので、ウェス等で空拭きする必要があった。また白
セメント系目地材には、耐クラツク性を向上させるため
の骨材が混入されており、これが目地材自体の表面に露
出し、目地材の表面を平滑にできない場合があった。更
には、白セメント系目地材は、微細な孔を有しており、
浴室等の湿気の多い場所で使用すると、微細な孔へ石鹸
水等が浸入してカビを発生させ、目地材を変色させるこ
とがあった。
また従来の樹脂系の目地材を使用してタイルパネルを製
造する場合にあっては、−液性、二液性に拘わらず粘性
が高いために、目地詰め作業時の鏝伸びが悪く、ヘラを
用いて小量ずつ詰めていかなければならなかった。それ
に、−液性の樹脂系目地材を用いた場合は、溶剤の蒸発
により著しい目減りが発生し、外観上の見栄えが悪くな
るという欠点もあった。
本発明は従来の上記欠点に鑑みてこれを改良除去したも
のであって、格子状に形成した熱可塑性樹脂の目地体を
利用することにより、製造時の作業性並びに製造時間の
短iを図らんとするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明の問題点を解決するための手段は、熱可塑性樹脂
を格子状に形成し、該格子間にタイルを嵌め込み、これ
らを前記樹脂の溶融点以上の温度で加熱して該樹脂を溶
融させることで、各タイル間に樹脂目地を溶融付着させ
、これを冷却硬化させて樹脂目地付タイル集合体として
いる。そして、予め接着剤を塗布したタイル保持板へ前
記タイル集合体を貼着することでタイルパネルを製造す
るものである。
〔作 用〕       □ 本発明に係るタイルパネルの製造方法は、第1図及び第
2図に示す如く、先ず熱可塑性樹脂を格子状に形成して
樹脂目地体1とし、該目地体1の格子間2ヘタイル3を
嵌め込む、そして、これらを第3図に示す如く、遠赤外
ヒータ炉10等で加熱して前記樹脂1を溶融させ、各タ
イル3と樹脂とを接着させる。その後、これらを硬化さ
せることで目地付タイル集合体4を得る。最後に、第4
図に示す如(、該タイル集合体4をタイル保持板5へ貼
着する。これにより、樹脂目地タイルパネル6が得られ
る。従って、従来のように目地鏝等を必要とせず、また
養生期間を必要とするものではないので、作業性の向上
並びに・製造時間の短縮が可能である。
以下に本発明の製造方法を図面に示す実施例に基づいて
説明すると次の通りである。
〔実施例〕          ・。
先ず、第1図及び第2図に示す如く、熱可塑性樹脂を格
子状に形成し、樹脂目地体1とする。各格子状間2は、
タイル3を嵌合するための空間であり、タイル3と同じ
大きさか若しくはそれより若干大きめであるすこの場合
の熱可塑性樹脂は、後述の如く、タイル3を接着保持す
るものであることから、融点が低く、且つタイル3との
接着がよいことが必要である。従って、熱可塑性樹脂と
しては、エチレン酢酸重合体(EVA (融点は75℃
))、またはナイロン1′2等が適当である0次に、前
記樹脂目地体1をテフロン等の表面コーティングをした
台盤9上に載置し、各格子状間2ヘタイル3を嵌め込む
6台盤9へ表面コーティングする理由は、後述する樹脂
目地体1の加熱溶融時に溶融した樹脂が他の部材へ付着
するのを防止するためである。
そして、第3図に示す如く、これらを遠赤外ヒータ炉1
0.高周波加熱炉、誘電加熱炉等に装入して前記熱可塑
性樹脂を溶融させる。前記エチレン酢酸重合体の場合は
、120℃程度の加熱温度で十分である。これにより、
前記熔融した熱可塑性樹脂は、各タイル3と密着するよ
うCなる。然る後は、これを冷却させてやれば、前記樹
脂目地体1が各タイル3を接着保持してなる目地付タイ
ル集合体4が得られる。
一方、軽量形鋼等で枠組み形成したフレーム8へ石膏ボ
ード等のタイル保持板5を接着及びビス締め等で締結し
て準備しておく (第4図参照)。
そして、該タイル保持板5ヘエボキシ中温硬化剤等の接
着剤7を塗布し、前記タイル集合体4をこれに貼着する
。最後に、遠赤外ヒータ炉10等の熱源を利用して接着
剤を乾燥固化させればよい。この場合の加熱は、65〜
75℃で1時間程度のものでも十分であり、特に人身り
な熱源を必要とするものではない。これにより、樹脂目
地タイルパネル6が得られる。
このように本実施例にあっては、熱可塑性の樹脂を利用
してタイルパネルを製造しているので、製造作業は加熱
並びに冷却硬化工程だけであり、短時間で高能率の製造
が可能である。
なお、本発明の製造方法は上述の実施例に限定されるも
のではなく、タイル3の大きさ並びにタイルパネルの大
きさ等は適宜の変更が可能である。
それに、熱可塑性の樹脂材料及びタイル保持板5等も他
の材料が可能である。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明にあっては、熱可塑性樹脂材
料の目地体を使ってタイルパネルを製造しており、目地
体を加熱並びに冷却硬化させるだけでよく、目地材の養
生期間が不要である。それに、従来の一般的な白セメン
ト系目地材のように、目地込み後の拭き取り作業が不要
である。要するに、簡単且つ高能率のタイルパネルの製
造が可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は格子状の樹脂目地体を示す斜視図、第2図は樹
脂目地体へタイルを嵌め込んだ状態を示す縦断面図、第
3図は樹脂目地体を加熱溶融させた状態を示す縦断面図
、第4図は樹脂目地タイルパネルの縦断面図である。 1・・・格子状目地体  2・・・格子間3・・・タイ
ル     4・・・タイル集合体5・・・タイル保持
板  6・・・タイルパネル特許出願人    伊奈製
陶株式会社 代 理 人    弁理士 内田敏彦 第1図 第2図 第4図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、熱可塑性樹脂を格子状に形成し、該格子間にタイル
    を嵌め込み、これらを前記樹脂の溶融点以上の温度で加
    熱して該樹脂を溶融させることで、各タイル間に樹脂目
    地を溶融付着させ、これを冷却硬化させて樹脂目地付タ
    イル集合体とし、予め接着剤を塗布したタイル保持板へ
    前記タイル集合体を貼着してタイルパネルとすることを
    特徴とする樹脂目地タイルパネルの製造方法。
JP60028911A 1985-02-15 1985-02-15 樹脂目地タイルパネルの製造方法 Pending JPS61188144A (ja)

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ID=12261582

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5324961A (en) * 1976-07-09 1978-03-08 Allied Chem Apparatus for holding moving wire
JPS5525985A (en) * 1978-08-16 1980-02-25 Okada Kunitsugu Semiconductor charcoal heater and method of manufacturing same

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5324961A (en) * 1976-07-09 1978-03-08 Allied Chem Apparatus for holding moving wire
JPS5525985A (en) * 1978-08-16 1980-02-25 Okada Kunitsugu Semiconductor charcoal heater and method of manufacturing same

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