JPS601157Y2 - 高接着性タイル - Google Patents

高接着性タイル

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Publication number
JPS601157Y2
JPS601157Y2 JP1979050044U JP5004479U JPS601157Y2 JP S601157 Y2 JPS601157 Y2 JP S601157Y2 JP 1979050044 U JP1979050044 U JP 1979050044U JP 5004479 U JP5004479 U JP 5004479U JP S601157 Y2 JPS601157 Y2 JP S601157Y2
Authority
JP
Japan
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tile
binder layer
adhesive
back surface
cement
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Expired
Application number
JP1979050044U
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JPS55149046U (ja
Inventor
正修 柴田
憲治 石田
Original Assignee
株式会社イナックス
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は躯体への貼着時に高い接着性を示す陶磁器質タ
イルに□関する。
従来、陶磁器質タイルを躯体上の下地に貼着施工する方
法としては圧着張り法、改良圧着張り法等がある。
□しかし、圧着張り法で（択陶磁器質のタイル裏面を、
：躯体側に塗り付けたタイル張り付は接着剤に、直接圧
着して張り付けるため、異種物質から成るタイル裏面と
接着剤とのなじみが悪く接着強度が非常に低い欠点があ
った。
この圧着張り法の接着強度を増大させるための改良圧着
張張り法ては、予め施工現場て陶磁器質のタイル裏面に
接着剤を塗り付けたタイルを、該接着剤が硬化する前に
、躯体側に塗り付けたタイル張り付は接着剤上に圧着し
て張り付ける。
しかし、該改良圧着張り法は、施工現場でタイル裏面に
接着剤を塗り付ける作業を必要としい現場での施工能率
を低下させる欠点があった。
本考案は、上記欠点を除去するために、陶磁器質から戊
るタイル基体の裏面の全部若しくは一部、更に要すれば
外周面の一部に、安価□な無機質のタイル張り付は接着
剤と同質の、セメント系または水ガラス系から戒る無機
質材を主材とする結合剤層を、予め形成してなる接着性
に優れた高接着性タイルを提供することを目的とする。
本考案を、その実施例を示す図面に基づいて説明すると
、以下のとおりである。
即ち、本考案に係る高接着性タイル（以下、本案品とい
う）は、第１図及び第２図に示す如く、タイル基体１の
裏面１ａの全部若しくは一部、または第３図に示す如く
、該タイル基体１の更に外周面１ｂの少なくとも一部に
、無機質材を主材とする硬化した結合剤層２を形成しで
ある。
該結合剤層２は、単味のセメント若しくはセメントに細
骨材を混入したセメントモルタル、該単味のセメント若
しくはセメントモルタルにゴムラテックスや合成樹脂ｘ
７／Ｌ／ジョン或いはそれらの粉末等を各別に混入し若
しくは併用混入して接着力を向上させたもの（セメント
系）、又はケイ酸ナトリウムやケイ酸カリウム等の単味
の水ガラス若しくは該水ガラスに細骨材と硬化剤を混入
したもの（水ガラス系）等の結合剤から戒り立っている
。
そして、結合剤層２の形成は、前記の結合剤をタイル基
体１の裏面１ａや更に要すればその外周面１ｂにも塗布
し、これを加熱又は非加熱状態で乾燥硬化させることに
よって行なわれる。
更に第４図に示す如く、前記結合剤層２は、ガラス繊維
、石綿等の繊維状物質３を予め混入して硬化させる場合
もある。
次に本案高製造方法および施工方法を説明する。
先づ、水分調整済のタイル基体１の裏面１ａ、更に要す
れば外周面１ｂに、前記の如き構成から戒るセメント系
若しくは水ガラス系の硬化前の結合剤を、吹き付け、こ
て塗り、刷毛塗り等の適宜手段で、厚みを０．１乃至５
．０ＴｒｒＩｎ程度の薄い層に塗布し、続いて適宜手段
で乾燥若しくは硬化させて本業面を製造する。
この様に製造された本業面は、前記圧着張り法と同一の
施工方法で、直接躯体側に塗り付けた前記結合剤と同質
系のタイル張り付は接着剤に、本業面の結合剤層２を張
り付ける。
本業面の一実施例と従来タイルとを、下記の条件にて接
着強度実験を行なったところ、次の如き結果を得た。
〈実験条件〉 実験用本考案品は、１０ＣｒＩＬ角陶器質タイルの裏側
に、ゴムラテックスを混入したセメントを０．１咽厚み
（、こ塗布した後養生硬化させたものである。
従来品は上記１０Ｃ１ｎ角陶器質タイルと同等タイルで
ある。
躯体（コンクリートブロック）側には、混和剤としてメ
チルセルローズ０．１％を混入したセメントノロを塗布
し、続いて共に水しめしを行つた本考案品と従来品タイ
ルを圧着して張り付け、セメントノロを硬化させ７日及
び２８日経過後の接着強度を実測したところ、次の如き
結果を得た。
この実験結果から明らかな如く本業面は、施工現場での
作業能率を低下させることなく、従来のタイルに比べて
接着強度を著しく増大させる。
更に、結合剤層の形成を予めタイル製造工場等て行うこ
とが出来るので、結合剤層の厚み工程管理および結合剤
層の組成調合管理により、結合剤層の接着強度および寸
法を均一なものとすることが可能である。
なお、予め繊維状物質を混入した結合剤層の場合には、
結合剤層の表面が凹凸状に形成され表面積が増大するの
で、更に接着強度が増大する等、幾多の優れた効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
図面はいずれも本考案に係る高接着性タイルの実施例を
示すものてあって、第１図は裏面のみに結合剤層を形成
上た高接着性タイルの一部切欠き斜視図、第２図は同上
の■−■線切断面図、第３図は裏面および外周面に結合
剤層を形成した別態様の高接着性タイルの断面図、第４
図は裏面のみに繊維状物質を混入した結合剤層を形成し
た、更に別態様の高接着性タイルの断面図。 １・・・タイル基体、１ａ・・・裏面、１ｂ・・・外周
面、２・・・結合剤層、３・・・繊維状物質。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ｌ 陶磁器質からなるタイル基体の裏面に、更に要すれ
    ば該基体の裏面と外周面の一部に、結合剤層を形成して
    なり、前記結合剤層は陶磁器質とタイル張り付は用接着
    剤との両方に対する親和性を有し、・セメント系又は水
    ガラス系の無機質を主材とするものであり、硬化状態に
    おかれていることを特徴とする高接着性タイル。 ２ 結合剤層に□は、ガラス繊維、石綿等の繊維状物質
    を混入したものであることを特徴とする実用新案登録請
    求の範囲第１項記載の高接着性タイル。
JP1979050044U 1979-04-13 1979-04-13 高接着性タイル Expired JPS601157Y2 (ja)

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JPS55149046U JPS55149046U (ja) 1980-10-27
JPS601157Y2 true JPS601157Y2 (ja) 1985-01-14

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2017190583A (ja) * 2016-04-12 2017-10-19 清水建設株式会社 仕上げ材接着方法

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS486494U (ja) * 1971-06-05 1973-01-24
JPS527922B2 (ja) * 1971-10-06 1977-03-05

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