JPS61185577A - 溶剤型接着剤 - Google Patents
溶剤型接着剤Info
- Publication number
- JPS61185577A JPS61185577A JP2724385A JP2724385A JPS61185577A JP S61185577 A JPS61185577 A JP S61185577A JP 2724385 A JP2724385 A JP 2724385A JP 2724385 A JP2724385 A JP 2724385A JP S61185577 A JPS61185577 A JP S61185577A
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- JP
- Japan
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- adhesive
- talc
- asbestos
- resin
- acicular
- Prior art date
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- Pending
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- Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本発明はアスベストを使用せずにチクソトロピー性を付
与し、塗布作業性と分散安定性が良好な溶剤型接着剤を
提供するものである。
与し、塗布作業性と分散安定性が良好な溶剤型接着剤を
提供するものである。
（従来技術とその問題点）
従来より溶剤型接着剤にはアスベストが充填剤として含
有されているが、アスベストは労働安全衛生法で有害な
鉱物性粉塵に指定されており、産業界において使用しな
い傾向にすすんでいる。
有されているが、アスベストは労働安全衛生法で有害な
鉱物性粉塵に指定されており、産業界において使用しな
い傾向にすすんでいる。
しかし、単にアスベストを除いて他の充填剤のみを配合
しても塗布作業性が悪く、また長期間貯蔵すると沈降し
た充填剤が容器の底に固着して再分散不能となるハード
ケーキを生じて使用不能となった。
しても塗布作業性が悪く、また長期間貯蔵すると沈降し
た充填剤が容器の底に固着して再分散不能となるハード
ケーキを生じて使用不能となった。
このため本出願人らは接着剤中にチクソトロピー性を付
与するラテックスを添加することを試みたが、（特公昭
５６−９９５５号公報）塗布作業性は改善されたが、長
時間の分散安定性にはまだ不満足であった。
与するラテックスを添加することを試みたが、（特公昭
５６−９９５５号公報）塗布作業性は改善されたが、長
時間の分散安定性にはまだ不満足であった。
また試みに針状繊維質糸タルクの替りに従来より充填剤
として使用されているタルクを添加したがチクソトロピ
ー性がなく、長時間で分離が大きかった。
として使用されているタルクを添加したがチクソトロピ
ー性がなく、長時間で分離が大きかった。
（発明の構成）
本発明は安価で接着剤の充填剤としては新規な針状繊維
質系タルクを溶剤型接着剤に添加することにより、アス
ベストの添加が不必要となり、かつ接着剤として満足な
性能が得られることが見出されて完成されたもので、バ
インダーとしての樹脂、有機溶剤および針状繊維質系り
ルクを配合することを特徴とする溶剤型接着剤をその要
旨とする。
質系タルクを溶剤型接着剤に添加することにより、アス
ベストの添加が不必要となり、かつ接着剤として満足な
性能が得られることが見出されて完成されたもので、バ
インダーとしての樹脂、有機溶剤および針状繊維質系り
ルクを配合することを特徴とする溶剤型接着剤をその要
旨とする。
以下発明について説明する。
本発明においてバインダーとしての樹脂はポリ酢酸ビニ
ル系、エポキシ系、等の樹脂が好適で、とくにポリ酢酸
ビニルは酢酸ビニルホモポリマーまたは酢酸ビニルとエ
チレン等のオレフィンやアクリル酸エステル、メタアク
リル酸エステル等トのコポリマーであってもよく、いわ
ゆるポリ酢酸ビニル−メタノールペーストの状態テの使
用が好適である。
ル系、エポキシ系、等の樹脂が好適で、とくにポリ酢酸
ビニルは酢酸ビニルホモポリマーまたは酢酸ビニルとエ
チレン等のオレフィンやアクリル酸エステル、メタアク
リル酸エステル等トのコポリマーであってもよく、いわ
ゆるポリ酢酸ビニル−メタノールペーストの状態テの使
用が好適である。
本発明はチクソトロピー性を有する充填剤として針状繊
維質系タルク（以下針状タルクと称する）を使用してお
り、針状タルクは１〜１０００μｍでアスペクト比は３
以上が望ましい。
維質系タルク（以下針状タルクと称する）を使用してお
り、針状タルクは１〜１０００μｍでアスペクト比は３
以上が望ましい。
本発明に使用する針状タルクとはジャモン岩（含水ケイ
酸塩）がカンラン岩、輝石、から変質して形成される（
超塩基性岩石）過程において造岩なされた鉱物である。
酸塩）がカンラン岩、輝石、から変質して形成される（
超塩基性岩石）過程において造岩なされた鉱物である。
カンラン岩とジャモン岩との中間的な鉱物で地熱作用の
影響が変則で組成的にも力／ラン岩に−牟 近くフォルステライト、フエヤフイトでタルクジャモン
岩に比べＭｇＯの含有率が低く、逆にＦｅ２Ｏ８含有率
が多くなっている。
影響が変則で組成的にも力／ラン岩に−牟 近くフォルステライト、フエヤフイトでタルクジャモン
岩に比べＭｇＯの含有率が低く、逆にＦｅ２Ｏ８含有率
が多くなっている。
即ち繊維状に造岩されている事は結晶構造の転移期にお
いて完全な熱変成作用が行われていないままに結晶構造
が針状に発達した形で冷却造岩されたものである。
いて完全な熱変成作用が行われていないままに結晶構造
が針状に発達した形で冷却造岩されたものである。
その事が逆に無公害な繊維質系タルクと言える所以であ
り、従って繊維質状であっても石綿（アスベスト）に見
られる様な繊維粉の飛散もなく、人体へ何らの影響もな
いのである。
り、従って繊維質状であっても石綿（アスベスト）に見
られる様な繊維粉の飛散もなく、人体へ何らの影響もな
いのである。
以下に化学組成、性状、粒度分布等の１例を記す。
化学組成（％）
Ｓｉ０２ ＭｇＯＦｅ２Ｏ８ＣａＯＡ１２０３４５．
４９ ＋９．７５ ８，３２ ７．５８ １０．
９０性 状 見掛比重 ： ０．６８ｇ／ｍ１ Ｐ）ｌ ： ８．９０ Ｍｏｉｓｔｕｒｅ ： ０．４０％ 粒度分布としては１０μｍ以上が約８３％以上で、かつ
４０μｍ以上が約４５チ以上である。
４９ ＋９．７５ ８，３２ ７．５８ １０．
９０性 状 見掛比重 ： ０．６８ｇ／ｍ１ Ｐ）ｌ ： ８．９０ Ｍｏｉｓｔｕｒｅ ： ０．４０％ 粒度分布としては１０μｍ以上が約８３％以上で、かつ
４０μｍ以上が約４５チ以上である。
なお参考までにアスベストの成分組成を示す。
クリソタイル Ｍｇ３５ｉ２０５（０１（）４クロン
ドライド（青石綿） Ｎａ２Ｆｅ５Ｓｉ８０２２（Ｏ
Ｈ）２アモサイト（アモサ石綿）（Ｆｅ Ｍｇ）７Ｓ
ｉ８０２２（ＯＨ）２上記針状タルクは例えば商品名「
タルクＲＦＪ（富士タルク社商品）として入手可能で接
着剤の総重量中１０〜６０重量％含有されるのが望まし
い。
ドライド（青石綿） Ｎａ２Ｆｅ５Ｓｉ８０２２（Ｏ
Ｈ）２アモサイト（アモサ石綿）（Ｆｅ Ｍｇ）７Ｓ
ｉ８０２２（ＯＨ）２上記針状タルクは例えば商品名「
タルクＲＦＪ（富士タルク社商品）として入手可能で接
着剤の総重量中１０〜６０重量％含有されるのが望まし
い。
上記針状タルクは接着剤用の充填剤としては新規で繊維
状になっているので、溶液状ではチクソトロピー性を示
して塗布性、再分散性が良くまた接着剤が乾燥固化する
と良好な接着性を示す。なお価格についてはアスベスト
とほぼ同程度である。
状になっているので、溶液状ではチクソトロピー性を示
して塗布性、再分散性が良くまた接着剤が乾燥固化する
と良好な接着性を示す。なお価格についてはアスベスト
とほぼ同程度である。
有機溶剤は上記バインダーを溶解すれば特に問題ないが
、通常はメタノールが最も一般的に使用され、その他エ
タノール、トルエン、アセトン等がメタノールとの併用
で使用可能である。
、通常はメタノールが最も一般的に使用され、その他エ
タノール、トルエン、アセトン等がメタノールとの併用
で使用可能である。
なお本発明においては他の充填剤として炭酸カルシウム
、クレー、ケイソラニ等のアスベスト以外の実質的に無
害な充填剤を添加しても差支えない。
、クレー、ケイソラニ等のアスベスト以外の実質的に無
害な充填剤を添加しても差支えない。
（発明の効果）
本発明接着剤は良好な塗布性、接着性、分散安定性とく
に再分散性があってハードケーキの生ずるおそれもすく
、マた針状タルクは非常に安価でコスト的にも有利であ
る。
に再分散性があってハードケーキの生ずるおそれもすく
、マた針状タルクは非常に安価でコスト的にも有利であ
る。
本発明はこのように従来アスベスト含有接着剤の有する
性能と同等またはそれ以上の性能を有し、経済的で無害
な接着剤を提供するものである。
性能と同等またはそれ以上の性能を有し、経済的で無害
な接着剤を提供するものである。
以下実施例を示す。
第１表に示す配合の実施例１１２、比較例１１２の接着
剤を作成した。単位は重量％である。
剤を作成した。単位は重量％である。
ｇｔ表
注ｌ ： ポリ酢酸ビニルホモポリマー５０％メタノー
ルペースト注２ ＝ 酢酸ビニル−アクリル酸エチルコ
ポリマー５０％メタノールペースト 注３ ： タルク（Ｒ・Ｆ） 実施例３ 主 剤 エポキシ樹脂 ２７重
量％（エピコート＄３２８ 油化シェルエポキシ社製
）ポリ酢酸ビニル５５％メタノール溶液 ２５
ｌ（ダイカラツク・大同化成社製） 針状タルク ４０ ′
メタノール ８１
を常温で混合した。
ルペースト注２ ＝ 酢酸ビニル−アクリル酸エチルコ
ポリマー５０％メタノールペースト 注３ ： タルク（Ｒ・Ｆ） 実施例３ 主 剤 エポキシ樹脂 ２７重
量％（エピコート＄３２８ 油化シェルエポキシ社製
）ポリ酢酸ビニル５５％メタノール溶液 ２５
ｌ（ダイカラツク・大同化成社製） 針状タルク ４０ ′
メタノール ８１
を常温で混合した。
硬化剤
ポリアミドアミン（トーマイド２４５）上記硬化剤は主
剤１００重量部に対して１４部を加えて反応硬化させた
。
剤１００重量部に対して１４部を加えて反応硬化させた
。
上記配合の接着剤を下記の方法で試験した。結果を第２
表に示す。
表に示す。
分散安定性−ｍ−接着剤組成物をメタノールで３倍に希
釈し、７日間放置後のハ ードケーキの有無で判定した。
釈し、７日間放置後のハ ードケーキの有無で判定した。
チクソトロピーインデックス（Ｔ値）はＢＨ形粘度計（
東京計器製）、５ｓｃｒ−ターを用い、次式により算出
した。
東京計器製）、５ｓｃｒ−ターを用い、次式により算出
した。
塗布作業性−ｍ−ビニルタイル接着剤用のくしばけで塗
布した時の手に加わる抵 抗感で判定した。
布した時の手に加わる抵 抗感で判定した。
接 着 カー−−ｐ ｖ ｃ中本とスレート板との接着
力をＪＩＳＡ５５３６の方法に 準じて測定した。
力をＪＩＳＡ５５３６の方法に 準じて測定した。
乾燥接着力は２０′Ｑで２日、湿潤接着力は７日間水中
に各々放置した結果である。
に各々放置した結果である。
第 ２ 表
注４ ： ハードケーキを生じた。
注５ ＝ 塗布時の抵抗が重い。
得られた結果から実施例１，２は従来のアスベストを配
合した比較例１の接着剤と比較して分散安定性とともに
貯蔵安定性、塗布作業性は損色なく接着力はむしろ向上
した。
合した比較例１の接着剤と比較して分散安定性とともに
貯蔵安定性、塗布作業性は損色なく接着力はむしろ向上
した。
また実施例３のエポキシ系接着剤においても良好な結果
を得た。
を得た。
比較例２は貯蔵時にハードケーキを生じ再分散できず実
施不可能であった。
施不可能であった。
以 上
特許出願人 東洋リノリユーム株式会社手続補正書（自
発） 昭和６０年乙 月２１日 昭和６０年 特許ｗ４ 第２７２４３号２、発明の名
称 溶剤型接着剤 ３、補正をする者 事件との関係 特許出願人 ヒ〃シアリオカ 伊丹市来有岡５丁目１２５番地 トウヨウ 東洋リノリユーム株式会社 ４、補正命令の日付 自発 ５、補正により増加する発明の数 ６、補正の対象 明＃Ｉ書中［特許請求の範囲の欄」および、［発明の詳
細な説明の［Ｊ 補正の内容 １．特許請求の範囲を別紙の通り補正する。
発） 昭和６０年乙 月２１日 昭和６０年 特許ｗ４ 第２７２４３号２、発明の名
称 溶剤型接着剤 ３、補正をする者 事件との関係 特許出願人 ヒ〃シアリオカ 伊丹市来有岡５丁目１２５番地 トウヨウ 東洋リノリユーム株式会社 ４、補正命令の日付 自発 ５、補正により増加する発明の数 ６、補正の対象 明＃Ｉ書中［特許請求の範囲の欄」および、［発明の詳
細な説明の［Ｊ 補正の内容 １．特許請求の範囲を別紙の通り補正する。
２、明細書第２頁第１０行の「繊維質糸」を「＃ｌ維質
系」と補正する。
系」と補正する。
（以 −ヒ ）
１、パイングーとしての樹脂、有機溶剤および、針状繊
維質系タルクを配合することを特徴とする溶剤型接着剤
。
維質系タルクを配合することを特徴とする溶剤型接着剤
。
Claims (1)
- １、バインダーとしての樹脂、有機溶剤および針状繊維
質糸タルクを配合することを特徴とする溶剤型接着剤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2724385A JPS61185577A (ja) | 1985-02-13 | 1985-02-13 | 溶剤型接着剤 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2724385A JPS61185577A (ja) | 1985-02-13 | 1985-02-13 | 溶剤型接着剤 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61185577A true JPS61185577A (ja) | 1986-08-19 |
Family
ID=12215636
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2724385A Pending JPS61185577A (ja) | 1985-02-13 | 1985-02-13 | 溶剤型接着剤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61185577A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005264126A (ja) * | 2003-09-29 | 2005-09-29 | Sekisui Chem Co Ltd | 接着剤及びそれを用いた床構造体 |
| WO2003037849A3 (en) * | 2001-10-26 | 2007-12-06 | Akzo Nobel Nv | Acicular crystals of hydrazine-based diurea derivatives and their use as rheology modifiers in coating and adhesive compositions |
Citations (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5063026A (ja) * | 1973-09-20 | 1975-05-29 | ||
| JPS5252929A (en) * | 1975-08-04 | 1977-04-28 | Hinterwaldner Rudolf | Hardening materials for adhering and coating |
| JPS5325676A (en) * | 1976-08-23 | 1978-03-09 | Sumitomo Metal Ind | Metal pipe covered with plastic |
| JPS5459307A (en) * | 1977-10-20 | 1979-05-12 | Emu Bii Koushiya Kk | Plywood producing method |
| JPS5968383A (ja) * | 1982-10-09 | 1984-04-18 | Otsuka Chem Co Ltd | ホツトメルト接着性組成物 |
-
1985
- 1985-02-13 JP JP2724385A patent/JPS61185577A/ja active Pending
Patent Citations (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5063026A (ja) * | 1973-09-20 | 1975-05-29 | ||
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| JPS5968383A (ja) * | 1982-10-09 | 1984-04-18 | Otsuka Chem Co Ltd | ホツトメルト接着性組成物 |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2003037849A3 (en) * | 2001-10-26 | 2007-12-06 | Akzo Nobel Nv | Acicular crystals of hydrazine-based diurea derivatives and their use as rheology modifiers in coating and adhesive compositions |
| JP2005264126A (ja) * | 2003-09-29 | 2005-09-29 | Sekisui Chem Co Ltd | 接着剤及びそれを用いた床構造体 |
| JP4540383B2 (ja) * | 2003-09-29 | 2010-09-08 | 積水化学工業株式会社 | 接着剤及びそれを用いた床構造体 |
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