JPS61185574A - 紫外線硬化用組成物 - Google Patents

紫外線硬化用組成物

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JPS61185574A
JPS61185574A JP2435585A JP2435585A JPS61185574A JP S61185574 A JPS61185574 A JP S61185574A JP 2435585 A JP2435585 A JP 2435585A JP 2435585 A JP2435585 A JP 2435585A JP S61185574 A JPS61185574 A JP S61185574A
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JP
Japan
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formula
paper
composition
compound
aluminum
Prior art date
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Pending
Application number
JP2435585A
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English (en)
Inventor
Kenji Kunikata
賢治 国方
Toru Ozaki
徹 尾崎
Yoshiharu Oi
大井 吉晴
Kazumitsu Nawata
縄田 一允
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Kayaku Co Ltd
Original Assignee
Nippon Kayaku Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、金属蒸着紙の下塗り(アンダーコート)用の
紫外線硬化用組成物に関するものである。
(従来の技術) 従来、アルミ金属紙はアルミ箔と紙のラミネートで作ら
れていたが、アルミニウムの価格が上昇するにつれ1次
第にアルミニウムの使用量が極く少量ですむ技術即ち紙
にアルミニウムを蒸着する技術が研究され1次第に工業
化されつつある。
しかし1紙に直接アルミニウムを蒸着すると1紙の面が
粗である為、蒸着中アルミニウム原子が結晶成長すると
きにそのまま紙のあらさが出てしまい、平滑な金属の配
列が不可能の為、金属光沢を得ることができない。その
為前もって紙に前処理を行って紙に平滑性を与えること
が必要になってくる。又、アルミニウム金属紙が耐湿を
目的としている場合、蒸着紙のアルミニウム層は通常約
500A程度で極薄膜である為1紙に前もってコーティ
ングする層が耐湿に優れていることが求められる。従っ
て、蒸着紙の製造技術は主に平滑性及び耐湿性に優れた
下塗り層(アンダーコート層)を形成する技術にかかつ
ている。
金属蒸着紙の下塗り層に関する公知例としては、例えば
特開昭59−21794及び特開昭59−21795に
示されるような水性高分子ラテックスを紙にコーティン
グし乾燥し被膜を形成させる方法、又は有機溶剤に溶か
した高分子を使用する方法、又は特開昭56−6818
6に示されるような重合性液状組成物を利用して紫外線
硬化する方法等がある。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、これらの方法はそれぞれ欠点があり充分
満足出来るものではない。例えば前記の水性高分子ラテ
ックスを紙にコーティングし乾燥し被膜を形成させる方
法は、耐湿性の点で難があり、又有機溶剤に溶かした高
分子を使用する方法は、有機溶剤乾燥工程に長時間を必
要とし生産効率が低くエネルギーも多量に使用しなけれ
ばならず、又溶剤は燃えやすく人体に悪影響を与えるも
のが多いため火災発生の危険性があり公害発生の問題等
がある。更に重合性液状組成物を利用して紫外線硬化す
る方法に関しても、現在のところ耐湿性及び表面平滑性
に優れ、かつコーティング可能な適切な粘度を有し紫外
線硬化性が良好で紙のそりがなく(下塗り用樹脂は硬化
時に収縮するのでできるだけ収縮の少ないものを選択す
る必要がある。)紙への浸透速度が遅い等の点を全て満
足する下塗り用組成物はまだない。
(問題点を解決するだめの手段) 本発明者らは前記全て解決すべく鋭意検討した結果、@
記入点のないバランスのとれた諸行性を持つアルミ等の
金属蒸着紙の下塗り用の紫外線硬化用組成物を見出し本
発明を完成した。
本発明は。
(1、(1)で表わされる化き物lと。
(式中、nば1〜5のイ直を、R,、R2及びR5はそ
れぞれ独立して水素又はメチル基を示す。)(2、CI
りで表わされる化合物■及び/又は一般式(lI[)で
表わされる化合物■と。
(式中、a+bは0〜8の値を、R4,R5,R6及び
R7はそれぞれ独立して水素又はメチル基を示す。) (式中、C+(lは0〜8の値を、R8及びR9はそれ
ぞれ独立して水素又はメチル基を示す。)(3)任意成
分として光重合開始剤を含むことを特徴とする。金属蒸
着紙の下塗り用の紫外線硬化用組成物に関するものであ
る。
上記のとおり1本発明の組成物は化合物Iと化合物■を
含むもの、化合物■と化合物■を含むもの、又は化合物
I、化合物■、化合物■の三種とも含むもの、あるいは
これらに更に光重合開始剤を含むものである。
化合物Iにおいてnは1〜5の値をとり、nが5を越す
と組成物の粘度が高くなり紙にコーティングすることが
難しくなり又紫外線硬化速度も遅くなり耐湿性も落ちて
くる。好ましいnの値は1〜3である。
好ましい化合物Iとしては例えば次のようなも“のが挙
げられる。
化合物■においてa+bの値が8を越すと紫外線硬化速
度が遅くなる。好ましいa+’bの値は2〜5である。
好ましい化合物■としては例えば次のようなものが挙げ
られる。
化合物■においてc+4の値が8を越すと紫外線硬化速
度や耐湿性が低下する。好ましいc−1−dの値は0〜
2である。
好ましい化合物■としては例えば次のようなものが挙げ
られる。
化合物(J) 化合物(K) 本発明の組成物において(化合物I)と(化合物■及び
/又は化合物[)の使用割合は1重量比で20=80〜
8G=20の範囲が好ましい。
本発明の組成物において、光重合開始剤としては通常使
用される種々のものを用いることが出来。
特に限定されない。例えばベンゾイン、ペンシイベンジ
ルジメチルケタール;1−ヒドロキシシクロへキシルフ
ェニルケトン、アセトフェノン、ベンゾフェノン等のフ
ェニルケトン化合物;アントラキノン、メチルアントラ
キノン等のアントラキノン系化合物;2−クロロチオキ
サントン、2−メチルチオキサント7等のチオキサント
ンMWが挙げられる。光重合開始剤は(1)及び(2)
の化合物と予め混合しておいてもよいが、実際に紙に下
塗りする際に混合して使用してもよい。実際に紫外線で
硬化させる際、光重合開始剤は(1)及び(2)の化合
物の総重量に対し0.5〜10重量−存在させるのが好
ましい。
本発明の組成物は、これらの他に他の多官能アクリレー
トを含んでいてもよい。他の多官能アクリレートとして
はトリメチロールプロパントリアクリレート、ジペンタ
エリスリトールへキサアクリレート、ペンタエリスリト
ールトリアクリレート、ペンタエリスリトールテトラア
クリレート等の三官能以上の多官能アクリレート等が挙
げられる。これら他の多官能アクリレートの使用量は。
下 本発明の組成物の総重量の20%以上とするのが好まし
く特に10%以下とするのが好ましい。
又、柔軟性、耐湿性を更に向上させるために飽和ポリマ
ー、例えばポリエチレン、ポリ塩化ビニール、ポリアク
リレート、ポリ塩化ビニリデンの10000−1000
00の分子量のものや、エポキシ化合物例えばビスフェ
ノール類のエポキシ化合物を本発明の組成物の成分とし
て加えてもよい。この場合、これらの添加量は本発明の
組成物の総重量の20%以下とするのが好ましい。
又、場合によっては、光増感剤を光重合開始剤と併用し
て用いることができる。
光増感剤としては1例えば、DMB工(ジメチルアミノ
ペンゾイツクアシツドイソベンテルエステル)、N−メ
チルジェタノールアミン、ジエチルアミノエチルメタク
リレート等が挙げられる。
光増感剤の量は、(り及び(2)の化合物の総重量に対
し0〜10重量−の範囲とするのが好ましい。
本発明の組成物は各成分を混合することにより調製され
る。
本発明の組成物による紙への下塗り(コーティング)、
紫外線照射による組成物の硬化及びアルミニウム等の金
属の真空蒸着は公知の常法により行うことができる。
例えば紙への下塗し方法はロールコーティング。
オフセットコーティング、スプレコーチインク。
ナイフコーティング等公知のいずれの方法によってもよ
い。紙への塗布膜の厚さは1〜10P位が好ましい。
紫外線照射による硬化は1例えば低圧又は高圧゛水銀灯
、キセノン灯等を用い波長2000〜80GOAの紫外
線を照射すればよい。
アルミニウム等の金属の真空蒸着は、常法により行えば
よく、10〜10mmHg  において金属膜厚が20
0〜10GOAになるようにするのが好ましい。
蒸着する金属としてはアルミニウムの他にスズ。
ニッケル、金、銀、匝鉛、クロム、銅等が挙げられる。
(実施例) 実施例1 200 ccのフラスコに前記化合物(A)を50?。
化合物CF)を501加えて90−100℃にて30分
間攪拌後、50〜60℃で30分間靜直置て脱気した後
、室温に放置した。これにベンゾフェノン2.Qp、D
MB工1.o2を加えた。得られた組成物をRエテスタ
ーで紙に約4μの厚さにコーティングし、8 Q W/
rII+の強度を有する高圧水銀灯、1灯の下86jl
+のところをコンベアにのせ。
16・8秒紫外線を照射した。硬化したコート紙の半分
を透湿度測定(J工S規格、Z  020B。
40℃、相対湿度90%)に使用し、他の半分には5 
X 10  mmHg  にてアルミ膜厚が50OAに
なるようにアルミニウムを真空蒸着して蒸着紙について
同様に透湿度を測定した。結果は、次のとおりであった
コート紙の透湿度   300 f/rr?・24hr
g蒸着紙の透湿度    20 S’/FFI’ ・2
4 hrs実施例2〜11 表−1に示した組成物を使用して実施例1と同様の実験
を行った。結果は表−1に示した。
表中、(A)〜(りはそれぞれ前記の化合物(A)〜化
合物(L)を示す。CM)は一般式(1)においてn 
== 3 、 R1及びR2はメチル基、R3は水素で
ある慣用名エピコート1001エポキシアクリレートで
ある。DPCA−2Qは日本化薬■製商品名でジペンタ
エリスリトールのカプロラクトン変性アクリレートであ
る。
HX−220は日本化薬■製商品名でヒドロキシピバリ
ン酸エステルネオペンチルグリコールのカプロラクトン
変性ジアクリレートである。
TMPTAはトリメチロールプロパントリアクリレート
を示す。
エピコート828は油化シェルエポキシ■の商品名で、
ビスフェノールへのエポキシ化物である。
エピコート+001は油化シエルエポ中シ■の商品名で
、ビスフェノールAのエポキシ化物である。
DMB工は日本化薬■製光増感剤である。
イルガキュア184はテパガイギー社製光重合開始剤で
ある〇 又、上記実施例1〜11において1組成物は紙へのコー
ティングに適した粘度を有しているためコーティングが
極めて容易であった。
更に1組成物の紫外線硬化性は良好でコート紙のそりは
認められず、コート紙の表面は極めて平滑に仕上がった
。又、得られる蒸着紙は平滑で美しい金属光沢を有して
いた。アルミニウムのコート紙への密着性も優れていた
(発明の効果) 本発明の組成物を用いる場合、溶剤を使用する必要がな
いため、溶剤の回収装置が不用となり。
火災、公害の心配もなく、蒸着紙の生産スピードも向上
し経済的な製造システムを組むことができる。更に1本
発明の組成物は適当な粘度を有しているため紙への組成
物の塗布が容易である。又。
組成物の紫外線硬化性は良好であり、塗布した組成物を
短時間の紫外線照射で硬化させることが出来るため1組
成物の紙への浸透が少なく1紙に組成物がよく乗り紙表
面に平滑性を与えることが出来る。そして1本発明の組
成物を用いるとそりのない、耐湿性、平滑性の侵れたコ
ート紙が得られる。従って、得られる蒸着紙も耐湿性に
優れ美しい金属光沢を有する。更にアルミニウム等の金
属のコート紙への密着性も優れている。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、(1)一般式( I )で表わされる化合物と、▲数
    式、化学式、表等があります▼( I ) (式中、nは1〜5の値を、R_1、R_2及びR_3
    はそれぞれ独立して水素又はメチル基を示す。)(2)
    一般式(II)で表わされる化合物及び/又は一般式(I
    II)で表わされる化合物と、▲数式、化学式、表等があ
    ります▼(II) (式中、a+bは0〜8の値を、R_4、R_5、R_
    6及びR_7はそれぞれ独立して水素又はメチル基を示
    す。) ▲数式、化学式、表等があります▼(III) (式中、c+dは0〜8の値を、R_8及びR_9はそ
    れぞれ独立して水素又はメチル基を示す。)(3)任意
    成分として光重合開始剤を含むことを特徴とする、金属
    蒸着紙の下塗り用の紫外線硬化用組成物。
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Cited By (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016511776A (ja) * 2013-01-17 2016-04-21 サン ケミカル コーポレイション 紙および板紙用のecプライマーコーティング
JP2017202480A (ja) * 2016-05-10 2017-11-16 中日合成化學股▲分▼有限公司 界面活性剤の製造方法、界面活性剤ならびに水性塗料樹脂

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