JPS61185402A - 丸鋸刃 - Google Patents

丸鋸刃

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Publication number
JPS61185402A
JPS61185402A JP2717685A JP2717685A JPS61185402A JP S61185402 A JPS61185402 A JP S61185402A JP 2717685 A JP2717685 A JP 2717685A JP 2717685 A JP2717685 A JP 2717685A JP S61185402 A JPS61185402 A JP S61185402A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circular saw
chip
notch
pedestal
saw blade
Prior art date
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Pending
Application number
JP2717685A
Other languages
English (en)
Inventor
熊野 文博
利夫 生田
浜田 利一
中川 彦芳
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
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Publication of JPS61185402A publication Critical patent/JPS61185402A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [技術分野] 本発明は、丸鋸基板の周端部に超硬合金材料で形成され
たチップをろう付けで接合して木材などの切断材料を切
れ味良く切断できるようlこした丸鋸刃に関するもので
ある。
[背景技術] 第14図に示すような丸鋸にあっては、ケーシング11
及びケーシング11内に設けられたモータ12、モータ
12の回転駆動輪に丸鋸刃取付ワッシャ13によって取
り付けられた丸鋸刃14などから構成されており、モー
タ12の回転駆動により丸鋸刃14を回転させて木材な
どの切断材料15を切断できるようになっている。そし
て、丸鋸刃14の先端には切断材料15が容易に切断で
きるように、超硬合金材料で形成されたチップ5がろう
付は等によって接合されている。すなわち、第15図に
示すように、丸鋸刃14の周囲に丸鋸台座1を複数外方
向へ突設すると共に丸鋸台座1の回転方向がわの側端部
に丸鋸刃14の半径方向に対し略垂直な横面2とこの横
面2に対し交差する縦面3とで構成される切欠部4を形
成し、この切欠部4にチップ5をろう付けで固定するよ
うにしたものである。従来ではこのように、チップ5の
底部接合面6bとチップ5の側部接合面6aとでチップ
5は丸鋸台座1に接合されており、丸鋸刃14の回転方
向の力に対するチップ5の接合強度は側部接合面6aで
受け、また丸鋸刃14の半径方向の力に対する接合強度
は底部接合面6bで受けるようにしているものであった
。ところが、従来の丸鋸台座1及びチップ5の接合部分
であるろう付は面はストレート面であるため、ろう付は
強度が不十分であり、従って丸鋸の落下などで丸鋸刃1
4に半径方向の衝撃力Pが作用すると、チップ5そのも
のは超硬合金であって硬いために欠けることはないが、
@15図(b)のように切欠部4のA点を支点として衝
撃力Pの分力P、、P2が発生し、チップ5が回転して
接合面6 b、 6 aから剥がれるという欠点があっ
た。このようになると、チップ5全体が剥がれるため急
激に切削抵抗が変動し、すぐ後方のチップ5に大きな負
荷が掛かってこのチップ5も直ぐに欠けることになり、
次々とチップ5が欠けて丸鋸刃14の切削能力が太きく
低下するものであった。そして、このように割合に大き
なチップ5全体が高速回転中に剥がれるとチップ5が周
囲へ飛び散って大変危険なものであった。
[発明の目的] 本発明は上記の、くに鑑みて成されたものであって、チ
ップのろう付は強度を上げることにより、チップが切削
中に飛び散るのをなくして丸鋸の安全上を向上すること
ができると共に、切削能力が急激に低下するのを防止す
ることができる丸鋸刃を提供することを目的とするもの
である。
[発明の開示] すなわち、本発明の丸鋸刃は、丸鋸台座1の半径方向に
対し略垂直な横面2とこの横面2に対し交差する縦面3
とで構成される切欠u4を丸鋸台座1に形成し、前記切
欠部4に接してチップ5をろう付けで接合して成る丸鋸
刃において、少なくともチップ5と接合する切欠部4の
縦面3又は前記切欠部4の縦面3と接合するチップ5の
接合面6に凹凸部7を形成して成るもので、丸鋸台座1
又はチップ5の少なくとも一方に凹凸部7を設けること
により、チップ5と丸鋸台座1間のろう付は面積を増し
てチップ5が剥離するのを防止するようにして上記目的
を達成したものである。
以下本発明を実施例に基づいて詳述する。丸鋸刃14は
丸鋸基板18の周囲に複数の丸鋸台座1を外方向へ一定
間隔に突出すると共に丸鋸台座1の先端部に超硬合金材
料で形成される切断用のチップ5をろう付けで固定して
形成されている。第1図に示すように、丸鋸台座1の回
転方向側の端部には丸鋸台座1の半径方向に対して略垂
直な横面2とこの横面2に対し略交差する縦面3とで構
成される切欠部4が形成されている。第1図で示す実施
例にあっては、丸鋸台座1の切欠部4の縦面3及び横面
2両方に丸鋸刃14の厚み方向に平行な多数の凹溝20
で形成された波形状の凹凸部7が形成されている。この
凹凸部7はローレフト面か、あるいはプレスによる面潰
しによって設けることができる。
しかして、チップ5を丸鋸刃14の丸鋸台座1に接合す
るにあたっては、第2図に示すようにチップ5と丸鋸台
座1の切欠部4との間に銀あるいは銀と銅の合金などで
形成されるろう材22を充填して丸鋸台座1の切欠部4
内にチップ5を接合するものであり、チップ5はその側
部の接合面6aが丸鋸台座1の切欠部4の凹凸部7であ
る縦面3に、チップ5の底部の接合面6bが切欠部4の
横面2にそれぞれ接合されることになり、凹凸部7でチ
ップ5はろう付は面積が増えて強固に丸鋸台座1に接合
されることになるのである。従って、丸鋸刃1の落下な
どによってチップ5に半径方向の衝撃力Pが作用した場
合には、A点を支点として分力P1.P2が発生し、チ
ップ5はろう付けの接合面6から剥がれようとするが、
接合面6には凹凸部7が形成されているために、ろう付
は強度が強くなりチップ5は剥がれることがないもので
ある。一方、切削抵抗は釘などによる衝撃力によって回
転方向の力Pが作用するとチップ5はB点を支点として
分力P、が発生し、底部接合面6bからチップ5が剥が
れようとする力が働くが、接合面6bにも凹凸部7が設
けられているのでろう付は強度が強く、剥がれることは
ないものである。従って、従来のようにチップ5が剥が
れて急激な切削力不足になったり、他のチップ5への悪
影響もなくなり切削能力の低下がなくなるのである。一
方、チップ5の剥がれによるチップ5の飛び散りもなく
なり、安全に作業を行うことができる。
なお、上記実施例では凹凸部7を丸鋸台座1の切欠部4
に形成したが、第3図に示すようにチップ5側に凹凸部
7を形成するようにしても良い。
すなわち、チップ5の側部接合面6a及び底部接合面6
bに凹凸部7を形成するのであり、このようにしても上
記と同様な効果が得られるものである。
さらに、第4図に示すように、凹凸部7は丸鋸台座1の
切欠部4の縦面3にのみ設けるようにしても良く、逆に
第5図に示すようにチップ5の側部接合面6aにのみ凹
凸部7を設けるようにしても良いのは勿論である。
第6図はさらに他の実施例を示したものである。
この実施例では丸鋸台座1の切欠部4の縦面3に半円以
上に大きい円孔状の凹部21を穿設してこの部分を凹凸
部7とし、一方チツブ5の側部接合面6aにも丸鋸台座
1の凹部21と対応して半円以上に大きい円孔状の凹部
23を形成したものである。両凹部21.23は丸鋸台
座1の厚み方向に貫通されでいる6 しかして、図のよ
うにろう材22でチップ5と丸鋸台座1とを接合した場
合には、丸鋸台座1の横面2とチップ5の底部接合面6
bとがろう付けされ、丸鋸台座1の縦面3とチップ5の
側部接合面6aとがろう付けされる上に、丸鋸台座1の
凹部21内に充填されたろう材22とチップ5の凹部2
3内に充填されたろう材22とが一体となるために、接
合強度をさらに向上することができるものである。しか
も、各凹部21゜23は各面3,6aの表面が小寸法と
なるよう半円以上に大きく形成されているために、ろう
付けによる接合面6に対して抜けにくい力が作用する抜
勾配であり、アンカー効果により、チップ5が丸かも、
凹部21.23の分だけろう材22との接触面積も増す
ことになって接合強度を上げることができる利点がある
また、第7図のように、凹凸部7の形状は上記円孔状の
凹部21,23に限らず、接合面6に対して逆抜勾配と
なる台形状に形成しても良いのは勿論である。この実施
例では切欠部4の縦面3及びチップ5の側部接合面6a
に限らず、丸鋸台座1の横面2とチップ5の底部接合面
6bにも凹凸部7を設けるようにしても良い。さらに、
第8図に示すように、円孔状の凹部21.23あるいは
台形状の凹凸部7を丸鋸台座1の縦面3及びチップ5の
側部接合面6aに丸鋸刃14の半径方向に艮く形成する
ようにしても良い。これらの実施例にあっては、丸鋸台
座1及1チツプ5の接合面6に対して逆テーパ状に形成
された凹部21.23及び台形状の凹凸部7の中にろう
材22が充填されているために、ろう付けによる接合面
6に対して抜けにくい力が作用し、アンカー効果により
チップへht′b鋸台廊1 h−ち剥離すムこと六デな
いれのである。しかも、凹部21,23の分だけろう材
22との接触面積の増すことになって接合強度をも上げ
ることができるものである。
次に、第9図は丸鋸台座1及びチップ5に対応する位置
にて礼状の凹部24.25を設けてここを凹凸部7とし
、両凹部24,25を位置合わせて凹部24.25内に
ろう材22を流し込むことによりチップ5を丸鋸台座1
の切欠部4に接合させるようにしたものである。この場
合にもろう付は面積が増し接合強度が上がるものである
。また、第10図に示すように、チップ5の側部接合面
6aに円柱状の凸部26を設け、丸鋸台座1にチップ5
の凸部26に対応する位置にて礼状の凹部27を設け、
チップ5の凸部26を丸鋸台座1の凹部27内に圧入、
あるいは隙間ができる状態で挿入し、その状態でろう材
22でチップ5を丸鋸台座1にろう付けするようにして
も良べ、又は第11図のように丸鋸台座1及びチップ5
にそれぞれ対応する位置にて凹部27,2Bを穿設し、
両凹部27.28内に金属棒29を圧入後、丸鋸台座1
とチップ5とをろう付けするようにしても良い。
この実施例にあってはろう材22による接合強度に加え
、金属棒29が凹部27,28内に圧入されているため
にその摩擦抵抗によってさらにチップ5は抜は難くなる
ものである。さらに、第12図のように、各凹部27,
28の径よりも小径の金属棒29を凹部27,28内に
挿入°して、ろう材22を金属棒29と凹部27,2B
との間に充填させるようにしても良い。また、第13図
のようにろう材22の収縮によっても両者の接合強度が
発揮でさるように、丸鋸台座1の背面30及びチップ5
のすくい面31にそれぞれl!l9527,28よりも
径の大きい大径部32.33を形成し、ろう材22を凹
部27,28から大径部32.33内にまで流して硬化
させるようにしても良い、この実施例ではチップ5が丸
鋸台座1から剥離するのを確実に防止することができる
ものである。
[発明の効果] 上記のように本発明は、少なくともチップと接合する切
欠部の縦面又は前記切欠部の縦面と接合するチップの接
合面に凹凸部を形成したので、チップのろう付は面積を
増してチップのろう付は強度を上げることができ、在米
のように切削時にチップが丸鋸刃から剥がれて周囲へ飛
び散るような危険をなくすることができるものであり、
しかもチップの脱落による切れ味の低下や他のチップへ
の悪影響もなくなり、切削抵抗が大きく低下するのを防
止することができるものである。さらに、切断電流負荷
の増加などを防止することもできるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)(b)は本発明一実施例の丸鋸台座の要部
正面図と要部側面図、第2図は同上の説明図、1第3図
は同上の他の実施例の要部正面図、第4図は同上のさら
に他の実施例の要部正面図、第5図(a)(b)は同上
のさらに他の実施例の要部正面図と要部側面図、第6図
は同上のさらに他の実施例の要部正面図、tJ&7図は
同上のさらに他の実施例の要部正面図、第8図(a)(
b)は同上のさらに他の実同上のさらに他の実施例の一
部破断正面図と要部側面図、第10図(a)(b)はそ
れぞれ同上のさらに他の実施例の一部破断正面図、第1
1図(a)(b)は同上のさらに他の実施例の一部破断
正面図と要部側面図、第12図(a)(b)は同上のさ
らに他の実施例の一部破断正面図と要部側面図、第13
図(a)(b)は同上さらに他の実施例の一部破断正面
図と要部側面図、第14図(、)(b)は丸鋸の全体斜
視図と丸鋸刃の正面図、第15図(a)(b)は従来例
の説明図である。 1は丸鋸台座、2は撲面、3は縦面、4は丸鋸台座の切
欠部、5はチップ、6は接合面、7は凹凸部である。 代理人 弁理士 石 1)長 七 簗1図 第3図 射4図 第5図 6¥6図 7viA 拶、8図 筒9図 (0)   第14図 笥15図 (b)

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)丸鋸台座の半径方向に対し略垂直な横面とこの横
    面に対し交差する縦面とで構成される切欠部を丸鋸台座
    に形成し、前記切欠部に接してチップをろう付けで固定
    して成る丸鋸刃において、少なくともチップと接合する
    切欠部の縦面又は前記切欠部の縦面と接合するチップの
    接合面に凹凸部を形成して成ることを特徴とする丸鋸刃
  2. (2)切欠部の縦面又はチップの前記縦面との接合面に
    形成した凹凸部は切欠部の横面又はチップの前記横面と
    の接合面にも延設されていることを特徴とする特許請求
    の範囲第1項記載の丸鋸刃。
  3. (3)凹凸部は切欠部の縦面及びチップの前記縦面との
    接合面の両方に形成されており、切欠部の凹部とチップ
    の凹部とは対面していることを特徴とする特許請求の範
    囲第1項記載の丸鋸刃。
  4. (4)丸鋸台座の縦面の凹部とチップの前記縦面との接
    合面に形成した凹部とは表面側に向かうに従って幅が狭
    くなっていることを特徴とする特許請求の範囲第3項記
    載の丸鋸刃。
  5. (5)凹部は丸鋸台座とチップとの重合方向に形成され
    ており、丸鋸台座とチップの凹部との少なくともいずれ
    か一方に凸部が挿入されていることを特徴とする特許請
    求の範囲第3項記載の丸鋸刃。
  6. (6)丸鋸台座の凹部とチップの凹部とに挿入される凸
    部は別部材で構成されていることを特徴とする特許請求
    の範囲第5項記載の丸鋸刃。
  7. (7)丸鋸台座の切欠部の縦面の凹部とチップの凹部と
    は少なくともいずれか一方が貫通すると共に、前記丸鋸
    台座の縦面とチップとの接合面側に比し前記接合面の反
    対側の開口面積を大にしたことを特徴とする特許請求の
    範囲第3項記載の丸鋸刃。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6370820U (ja) * 1986-10-25 1988-05-12
JPH01112904U (ja) * 1988-01-23 1989-07-28

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