JPS61185181A - リソチ−ムを生産する形質転換された酵母菌およびこの形質転換に使用するプラスミド - Google Patents

リソチ−ムを生産する形質転換された酵母菌およびこの形質転換に使用するプラスミド

Info

Publication number
JPS61185181A
JPS61185181A JP60273530A JP27353085A JPS61185181A JP S61185181 A JPS61185181 A JP S61185181A JP 60273530 A JP60273530 A JP 60273530A JP 27353085 A JP27353085 A JP 27353085A JP S61185181 A JPS61185181 A JP S61185181A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
yeast
plasmid
lysozyme
fragment
promoter
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP60273530A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2622252B2 (ja
Inventor
ジヤツク・オベルト
ジヨン・アール・エヌ・デビソン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Labofina SA
Original Assignee
Labofina SA
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority claimed from BE0/214124A external-priority patent/BE901223A/fr
Application filed by Labofina SA filed Critical Labofina SA
Publication of JPS61185181A publication Critical patent/JPS61185181A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2622252B2 publication Critical patent/JP2622252B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C12BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
    • C12NMICROORGANISMS OR ENZYMES; COMPOSITIONS THEREOF; PROPAGATING, PRESERVING, OR MAINTAINING MICROORGANISMS; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING; CULTURE MEDIA
    • C12N9/00Enzymes; Proenzymes; Compositions thereof; Processes for preparing, activating, inhibiting, separating or purifying enzymes
    • C12N9/14Hydrolases (3)
    • C12N9/24Hydrolases (3) acting on glycosyl compounds (3.2)
    • C12N9/2402Hydrolases (3) acting on glycosyl compounds (3.2) hydrolysing O- and S- glycosyl compounds (3.2.1)
    • C12N9/2462Lysozyme (3.2.1.17)
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C12BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
    • C12NMICROORGANISMS OR ENZYMES; COMPOSITIONS THEREOF; PROPAGATING, PRESERVING, OR MAINTAINING MICROORGANISMS; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING; CULTURE MEDIA
    • C12N15/00Mutation or genetic engineering; DNA or RNA concerning genetic engineering, vectors, e.g. plasmids, or their isolation, preparation or purification; Use of hosts therefor
    • C12N15/09Recombinant DNA-technology
    • C12N15/63Introduction of foreign genetic material using vectors; Vectors; Use of hosts therefor; Regulation of expression
    • C12N15/79Vectors or expression systems specially adapted for eukaryotic hosts
    • C12N15/80Vectors or expression systems specially adapted for eukaryotic hosts for fungi
    • C12N15/81Vectors or expression systems specially adapted for eukaryotic hosts for fungi for yeasts

Landscapes

  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Genetics & Genomics (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Zoology (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Bioinformatics & Cheminformatics (AREA)
  • Wood Science & Technology (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Biotechnology (AREA)
  • Microbiology (AREA)
  • Biochemistry (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Mycology (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Biophysics (AREA)
  • Plant Pathology (AREA)
  • Micro-Organisms Or Cultivation Processes Thereof (AREA)
  • Enzymes And Modification Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、異質遺伝子のDNAを使用する形質転換によ
り、1,4−β−N−アセチルムラミダーゼ型の酵素を
生産することができるようにされた酵母菌に関する。
1.4−β−N−アセチルムラミダーゼは、バクテリア
の細胞壁を形成するペプチドグリカン鎖中のN−アセチ
ルグルコサミンとN−アセチルムラミンとの間のグルコ
ース結合を選択的に切離すことができる酵素であること
は知られている。これらの酵素は、いっそう普通にはリ
ソチームと呼ばれており、こうして殺バクテリア剤とし
て作用し、そしてこの性質は高等動物の生物学的流体の
大部分の中のそれらの一般化された存在を説明するよう
に思われる。リソチームは、事実、種々の濃度レベルで
、哺乳動物の血液、涙、乳などの中に見出される。また
、植物界、例えば、パパイアにおいて見出される。リソ
チームの工業的抽出は卵白から実施されおり、′ここで
それは種々の吸着および/または沈殿法(ベルギー国特
許694゜538号)により、比較的大きい濃度で存在
する。
ニワトリリソチームの現在の用途は大抵が製薬学的分野
であり、ここでそれは種々の感染と戦うために使用され
ている。他の用途は食品産業である。例えば、リソチー
ムはベーキングし圧縮されたチーズの製造において、熟
成の間のチーズの膨張をも含む製造欠陥品の原因となる
醋酸バクテリアの発生を効率よく阻止するために使用す
ることができることは知られている(フランス国特許8
003321号)、それは、また、種々の腐敗性食品1
例えば、肉製品(A、アカシ、Jap。
J、Zootechnical  Sci、)4ス、1
971.289)、 ワイン(日本国特許3115/7
1.1971)または酒(M、ヤジマら、J、Ferm
、Techno1,)46,1968.782)の保存
のために使用することができる。さらに、それは小児科
の使用のためにミルク成分の保存(日本国特許1678
0/70゜1970)などに使用することができる。
これらの種々の用途は、リソチームを容易に、大量にか
つ十分に低いコストで生産することができるかぎり、か
なりの潜在的市場を提供する。卵白からリソチームを抽
出することを現在可能とする種々の方法は、卵白を処理
した後食品中に再使用することができる場合にのみ、商
業的に許容されうる。したがって、リソチームの生産能
力は卵白の市場により部分的に規制され、そしてこれは
標準食品における処理された卵白の使用に反対する、技
術的困難、およびある国における法律的拘束の解決を一
層困難とする問題を生ずる。
これらの問題は、リソチームの天然源の入手可能性に関
係し、その初期濃度が、牛乳のリソチームについてのよ
うに、低過ぎるか、あるいは原料が、ヒトのリソチーム
のように、実際的に存在しないかどうかについて、哺乳
動物のリソチームの場合において克服不可能となる。こ
うして、リソチームの生産を可能としかつ前述の問題を
回避することのでさる技術が必要とされるように思われ
る。
本発明の主目的は、遺伝子工学の古典的技術によりリソ
チームを生産することができるようにする酵母菌を提供
することである。さらに詳しくは、本発明は、DNAが
1.4−β−N−アセチルムラミダーゼの遺伝情報を指
定する断片の少なくとも1つのコピーからなり、かつこ
の断片が対応する活性蛋白質としてその中で発現される
ように形質転換された酵母菌に関する0本発明の他の目
的は、前述のように形質形成されているが、また生産し
たリソチームを分泌して、その分離および精製を促進す
ることができる酵母菌を提供することである。この形質
転換を保証するプラスミドならびに形質転換された酵母
菌を生長させることによりリソチームを生産する方法は
、また、本発明の目的を形成する。これらの目的ならび
に本発明の他の利点および実施は以下の説明から明らか
となるであろう。
酵母菌を異種遺伝子により形成された解読部分により形
質転換することにより、あるいは対応するメツセンジャ
ーRNAの逆転写の生産物により、酵母菌を遺伝学的に
再プログラミングすることは知られている。この目的に
、宿主細胞の複製機構により認識される複製起源の存在
により酵母菌細胞中で自律的に複製することができるプ
ラスミドを、前記断片のベクターとして通常使用されて
いる。ベクターは、また、プラスミドにより効率よく形
質転換された細胞の可視化および選択を可能とする標識
遺伝子(marker  g  e  ne)を含まな
くてはならない、最後に、解読部分の前にプロモーター
、すなわち、解読部分の対応するメツセンジャーRNA
への効率よい転写を保証するような宿主細胞のRNAポ
リメラーゼにより認識される配列が存在しなくてはなら
ない、 ″実際には、これらの技術は主として種すツカ
ロミセス伊セレビシアx (Saccharomyce
s  cerevisiae)の酵母菌に適用されてき
た。前記酵母菌のためには種々の要素からなる大きい数
の発現ベクター(expression  vecto
r)が構成されてきている。これらのベクターは、一般
に、この種の大部分の中に存在する2−ミクロンのプラ
スミドの複製起源を含み、あるいは染色体起源の自律的
複製のA1互セグメントさえを含む、標識遺伝子として
、必須代謝物、例えばアミノ酸の生物学的合成に参加す
る酵素の遺伝情報を指定する遺伝子が一般に使用される
。このような場合において、使用すべき宿主は、突然変
異により、この代謝物について栄養要求変異種となった
酵母菌菌株である。この菌株を接種することにより、ミ
ッシング(missing)遺伝子を有するプラスミド
により形質転換された細胞のみが生長することができる
であろう。このような遺伝標識の典型的な例は、遺伝子
LEU2またはTRPIであり、これらはそれぞれロイ
シンおよびトリプトファンの生合成に参加する酵素の遺
伝情報を指定する。これらの発現ベクターは、また、1
つあるいは好ましくはいくつかの制限部位を含み、前記
部位に問題の解読部分、ならびにその発現を最適化する
ために必要な種々の要素、すなわち、プロモーター、タ
ーミネータ−1および他の制御要素が挿入される。
これらのプラスミドは中間のバクテリア宿主。
例えば、E、coli中の複製および選択を保証するこ
とのできるバクテリアの配列からしばしばなる。このよ
うなシャトル(shuttle)プラスミドの古典的例
として、YEP13[J。
R,ブローチ(B r o a c h)ら、遺伝子(
Gene)旦、1979.121]、pFLl−4[M
、R,チェバリエール(Cheballier)ら、遺
伝子(Gene)11.1980.11]、et  p
JDB207 [J、D、ベッグス(Beggs)、ア
ルフレッド・ベンンンーシンポジウム(Alfred 
 Ben5on  Symposium)N”  16
.ムンクスガード(Munksgaard)、コペンハ
ーゲン(Co p enhagen)1981.383
ページ]、pMH158お、J:びp J O158[
M 、 ヘ’) ステ)Ltスプレウテ(Heuste
rspreute)ら。
遺伝子(Gene)、アンダー・プレス(under 
 press)]を引用することができる。
本発明の好ましい実施態様によれば、2−ミクロンの内
因性プラスミドの配列のREP機能から少なくともなる
プラスミドを、主として宿主細胞がS、cerevis
iae種に属するとき、使用する。前記機能は、とくに
宿主細胞が前もって2−ミクロンのプラスミドが治癒さ
れている場合[C、P 、ホスフェート(Hollen
berg)ら、Curr、Top、Micro’bf。
1 、Immuno l 、)96.1982.119
;R,M、ワルムスレイ(Wa 1ms l e y)
ら、モレキュラー・アンド・ジェネラル・ジエネテ4−
/クス(Mo1.Gen、Genet 、)1983.
3813一般にプラスミドに一層大きい安定性をもたら
す、この型の他のベクターは、下の実施例に記載されて
いる。
最後に、問題の解読部分の発現をできるだけ高いレベル
にするために、それをプロモーターとできるだけ効率よ
く会合(associate)することが必要である0
種々の強いプロモーターが酵母菌において知られており
、それらの例はアルコールデヒドロゲナーゼ(ADHI
)、エノラーゼ(ENO8およびENO46)、 グI
J−1!/l/7Jl/デヒドー3−ホスフェートデヒ
ドロゲナーゼ(GAP63およびGAP491)、ホス
ホグリセレートキナーゼCPGK)[M、J、ドブンン
(D o b s o n)ら、核酸研究(Nucle
icAsids  Res、)去0,1982.262
53およびアルカリ性ホスファターゼ(PHO3および
PH05)(欧州特許出願100,561号)のプロモ
ーター、あるいはなおプロモーターp415(これにつ
いては後述する)である。
これらの種々の技術は、酵母菌中の多くの異種遺伝子の
クローニングおよび発現に首尾よく適・用されてきてお
り、もちろん、リソチームの遺伝子または1,4−β−
N−アセチルムラミダーゼの遺伝情報を指定するDNA
の部分の酵母菌中の発現を保証するために同様によく使
用することができる。特定の構造の例は、本発明におい
て例示のために与えられているが、多くの他の可能性が
存在すること、および複製起源、標識遺伝子、効率よい
プロモーターおよび他の構造的要素の種々の組み合わせ
を使用して同様な結果を得ることができることは明らか
である。したがって、種々の場合において得られる形質
転換された細胞は1本発明お範囲内に包含されるものと
考えなくてはならない。
同様に、これらの技術の大部分は酵母菌S、cerev
isiaeの形質転換に主として適用されてきたが、ま
た、上に述べたのと同一の型の発現ベクターおよびそれ
らの変異種により形質転換可能な酵母菌の他の種および
属から得られる形質転換された細胞は本発明に包含され
る。他の例とeromyces  fact is)な
どを引用することができる。しかしながら、本発明の好
ましい実施態様によれば、サツカロミセス(S a c
 charomyces)属からの形質転換可能な酵母
菌、なお好ましくはS、cerevjsfae種からの
形質転換可能な酵母菌が使用されるであろう、この種に
属する形質転換可能な例として、なかでもAH22およ
びGRF18を引用することができる。
本発明に従いこれらの種々の酵母菌により生産される1
、4−β−N−アセチルムラミダーゼは異る起源を有す
ることができる。それは、例えば、ニワトリリソチーム
であることができる。ニワトリリソチームは、前述のよ
うに、すでに工業的に生産されている。しかしながら、
他の源からのリソチームの遺伝情報を指定するDNA部
分は、これらの種々のリソチームが、異る程度に、顕著
な相同性を表わす(P、ジョレス(J o l 1aS
)ら、モレキュラー・アンド・バイオケミスト リー 
(Mo1.&   Biochemistry)且ユ、
1984.165]ので、他の源からのリソチームの遺
伝情報を指定するDNA部分も同様に酵母菌中で発現さ
れうる0例えば、酵母菌中でガチョウのリソチームを発
現することができる。ガチョウのリソチームはニワトリ
のリソチームよりも顕著に高い特異的活性を有する[R
C,カンフイールド(Canfield)ら。
「リソチーム(Lysozyme)J  、E、F。
オツセルマン(Osserman)ら編、アカデミツク
・ブレス(Academic  P r e ss)、
1974.63ページ]。また、ヒトのリソチームを酵
母菌中で発現することができ、このリソチームは、また
、非常に活性であり、そしてとくに製薬学的用途ならび
に小児科で使用されるミルク組成物中に適用される。パ
パイアからのリソチーム、およびバクテリアのウィルス
により解読されるものも引用することができる。
本発明に従い、酵母菌菌株が遺伝子工学により誘導され
て1つまたは他の起源からリソチームを生産するとき、
この新規な性質の利用して、それをその生長に最も適当
な条件下で発酵させることにより増殖することが必要で
ある。このようにして、それ自体人間または動物の食糧
中に使用できるバイオマスが得られる0例えば、酵母菌
の自己分解物は、それ自体栄養価をもつばかりでなく、
かつまた感覚器官の性質をもつため、種々の食品(ミー
ドパ化 スープ、ソースなど)における添加剤として多
少使用されることは知られている。
もとの酵母菌中のリソチームの存在は、自己分解物が混
入される食品のように、自己分解物がさらされるバクテ
リアの汚染から自己分解物を、ある程度まで、保存する
という利点を提供する。他方において、リソチームの存
在は食品の滅菌温度を低下させる(英国特許1.438
.569号)。
本発明による酵母菌は、また、リソチームを酵母菌から
分離することにより、精製されたリソチームの源として
使用することもできる。しかしながら、明らかなように
、この操作は、リンチー1,が細胞内で他の細胞蛋白質
と会合する場合、がなりの困難をもたらす、リソチーム
が古典的方法により1例えば、吸着および/または沈殿
(ベルギー国特許694,538号)により、培地から
これが開放されるか、あるいはそれが他の方法により分
離される細胞壁に会合してとどまるかにかかわらず、生
産されたリソチームを分泌できる酵母菌を提供すること
は、こうして、本発明の重要な面である。プレリソチー
ム(prelysozyme)のN−末端部分に存在し
かつリソチームをニワトリの卵管細胞の小胞体のルーメ
ン中に分泌させる19アミノ酸の信号配列は、また、酵
母菌細胞により認識されることが、*<べきことには観
測された0次の実施例が事実示すように、ニワトリプレ
リソチームの遺伝情報を指定するDNAが酵母菌中で発
現されるとき、この発現の生産物はそれから分泌される
。したがって、この信号配列の遺伝情報を指定する54
−ヌクレオチド断片を、他の起源からのリソチームを包
含する他の蛋白質の構造部分の遺伝情報を指定するDN
Aと融合すると、前記蛋白質を生産する酵母菌細胞から
前記蛋白質は分泌されるであろう。
しかしながら1本発明の最も基本的かつ最も驚くべき面
は、リソチーム遺伝子を酵母菌中でその中で致死作用を
1例えば、細胞の溶解により、及ぼさないで発現するこ
とができるという事実である。異種細胞中でリソチーム
遺伝子をクローニングしかつ発現する唯一の既知の例は
、He1laおよびMCF−7ヒト細胞系統中のニワト
リリソチーム遺伝子のクローニングである(P 、 D
 、マチアス(Matthias)ら、ユーロビアン拳
モレギュラー〇バイオロジー・オーガニゼイション・ジ
ャーナル(EMBOJ、)、1,1982.1207]
であるが、遺伝子の発現は対応するメツセンジャーRN
Aによってのみ証明され。
そして蛋白質自体の生産によって立証されなかった。バ
クテリウム中のリソチーム遺伝子の発現の例は現在まで
報告されてきておらず、そしてこれはバクテリウムによ
り生産されるリソチームが通常その溶菌を生ずるという
事実により説明することができる。ここで、リソチーム
は、また、酵母菌細胞壁を、主としてそのキチン成分の
加水分解より、攻撃しうることが知られている[G 、
 N 。
マクシモバ(Maksimova)ら、Pr1k1、B
iochem、Mikrobio1,)1旦、1982
,529]、酵母菌の出芽は芽と母廁胞との間の純粋な
キチンの芽胞壁の形成を伴うことが知られているので、
酵母菌細胞によるリソチームの生産および分泌はそれら
の増殖機能の重大な変更に導くことが期待されたであろ
う、また、形質転換後のプロトプラストからの細胞壁の
再生は弱体化することが期待されたであろう。したがっ
て、遺伝子工学の古典的技術がリソチーム遺伝子を酵母
菌に発現させるようにすることができるばかりでなく、
かつまたこのように形質転換された細胞がリソチームを
活性的に生長する間に生産しかつ分泌することができる
であろうことは、驚くべきことである。
以上は下の実施例に明瞭に示されている。これ。
らの実施例は例示をのみ目的とする。なぜなら、酵母菌
菌株により1.4−β−N−アセチルムラミダーゼの生
産に導く他の構成は、本発明の範囲に包含されると考え
るべきであるからである。
衷施勇」 ■、l ニワトリリソチームの完 cDNAりまず、完
全cDNAクローンの構成は2つの異るクローンから出
発しぞつくった:ニワトリリソチームcDNAを含有す
るが5゛末端において不完全であるpBR−17s−1
[P、バルダッシ(Baldacci)ら、核酸研究(
Nucleic  As1ds  Res、)6,19
79.2667]およびイントロンを含む全体のリソチ
ーム遺伝子からなる40kbのニワトリのゲノムDNA
を含有するpFF2−IYs−16[P、バルダ7シ(
Baldacci)ら、核酸研究(Nucleic  
As1ds  Res、)9.1981.3575] 
 (第1図)、これらのクローンは、高等真核レベル形
質からの転写体を正しく処理することのできない酵母菌
中でリソチームを発現するためにいずれも適当ではなか
った[J。
D、ベッグス(Beggs)ら、ネイチャー(Nazu
re)283,1980,835]、Lかしながら、そ
れは存在する不完全cDNAの3゜末端を完全遺伝子の
5゛末端と結合することにより、完全cDNAクローン
を再構成することが可能であった;事実発表されたデー
タから明らかである(P、バルズッシ(Balducc
i)ら。
1979、op、cit 、;A、ジュング(Jung
)ら、プロシーディンゲスやオブーナシIナル・アカデ
ミ−Oオブ9サイエンシズ(P r 。
c、  Nat1,  Acad、  Sci、)US
A、77.1980,5759.M、グレズ(Grez
)ら、細胞(Ce I 1)25.1981 。
7431ように、完全遺伝子はcDNAのミッシング部
分に相当する5′区域にイントロンを含まない、こうし
て、コスミドpFF2−17s−16からの2.1kb
のDNA断片をp EMB L 8[L、デンテ(De
nte)ら、核酸研究(Nucleic  As1ds
  Res、)11,1983.1645]中にサブク
ローニングし、プラスミドplys5を得た(第1図)
、このクローンはリソチームの完全5′隣接エクソンを
含有する。便利に位置した1呈3工部位は、plys5
およびcDNAクロー7PBR−1ys−(7)間の改
なる区域に存在する。pBR−1ys−1の断片Hga
I−MIuIおよびMluI−AccIおよびplys
5の断片N9cI−HgaIを含む三重結合は、ATG
開始コドンを含むがイントロンを含まない、全体のリソ
チーム遺伝子を含有するクローン(p l y s l
 O)の構成を可能とした(第2図)。
プラスミドplyslo中に存在するリソチーム遺伝子
の5′区域の非解読部分を、独特ΔccI制限部位でプ
ラスミドを開きかつBAL31ヌクレアーゼで消化する
ことにより欠失させた。こうして、短縮されたプラスミ
ドの集団が得られ、次いでこれらを独特Ps±工部位に
おいて切離した;旦互工■部位とBAL31で消化され
た末端とに間で構成された断片を、ベルギー国特許90
1.222号記載されているようにして、プラスミドp
LG400c7)部位PstlおよびSma Iの間に
挿入した。この操作は、3つの結果を与えた: (1)リソチームのATG開始コドンに先行する5゛区
域の非翻訳部分が欠失され、 (2)人旦至工およびΣ三3■部位が破壊され、そして (3)操作容易な且3旦HI部位(YEpZ100中の
SmaI部位に直接隣接する)がリソチーム遺伝子の開
始部分に取り付けられる。
得られるプラスミドをplys9と呼ぶ(第3図)。
1.3 リソチームの発現ベクターの構成リソチームの
完全cDNAは、ここでは5″末端における独特Bam
HI部位と3゛末端における独特5phI部位との間に
位置する。前記cDNAはそれ自体のATG開始コドン
を有するのでごそれとBamHI部位で終るATG不含
プロモーターとの融合は機能的発現単位を午え、この中
位はなお複製起源およびpBR322のラクタマーゼ遺
伝子と会合させ(E、colj中のその複製およびその
選択を保証する)かつ2−ミクロンのプラスミドおよび
複製起源およびL1旦2遺伝子と会合させ(酵母菌中の
複製および選択のため)る。
この構成は記載する次の断片を同時に結合することによ
りつくった: (a)プラスミドYEpZ101Δ2からの、プロモー
ターp415の欠失から由来するプロモーターp 41
5Δ2からなるH i n dm−B am)II断片
(ベルギー国特許901,222号);(b)plys
Δ9からの、リソチームの完全なcDNAからなるΣヱ
上ニー且上凹HI断片;(c)断片(b)と断片(d)
との間の結合として使用すべきプラスミドpKO1から
のEcoRニーΣヱ上工断片[K、マクケニー(McK
enny)ら、[遺伝子の増幅および分析(G e n
 eamplification  and  ana
lysis)」 、J、G、クリリフジャン(Chri
rikJan)およびT、パナス(PanaS)!、エ
ルセビーア/ノース・ホランド(Elsevier/N
orth  Ho1land)。
ニューヨーク、1981.383ページ] ;断片(b
)と断片(d)との間の結合として使用すべきプラスミ
ドpKO1からの旦旦ユRI−互phI断片[K、?フ
ケニー(McKenny)ら、「遺伝子の増幅および分
析(Gene  amplification  an
、d  analysis)J、J、G、クリリクジ+
7(Chririkjan)およびT、パナス(P a
 n a s)編、エルセビーア/ノース・ホランF(
Elsevier/North  Ho  l  l 
 a n d)。
ニューヨーク、1981.383ページ] ;(d)プ
ラスミドYEpZ415からの、複製起源およびpBR
322のβ−ラクタマーゼ遺伝子の一方の半分からなる
旦」」−■一旦旦ユRI断片;および (e)pJDB207からの、2−ミク’aンーLEU
2セグメントおよびβ−ラクタマゼーゼ遺伝tの他方の
半分からなるHindm−Ps±1断片。
結合の前に、これらの種々の断片を使用し、そして、そ
れらは異る末端および相補的接着末端を有するので、こ
の結合からただ1つの生存しうるプラスミドが生じた:
p1ysΔ29(第4図)。
同一・の方法においてプロモーターP415からの欠失
により誘導された2つの他の断片(p415Δ4および
p415Δ5)を使用することにより、2つの他のプラ
スミドが生産された:plySΔ49およびplysΔ
59.これらの3つのプラスミドは、こうして、次の事
実によりのみ異る。プロモーターはリソチームcDNA
から種々の距離に位置し、これは対応するメツセンジャ
ーRNA5の開始(5′末端)と自然AUG翻訳開始部
位との間の異る距離における転写の間に生ずる。
次いで、前述のように構成されたプラスミドを酵母菌S
、cerevisiaecr)GRF18菌株(leu
−、His−)に形質転換し、次いでロイシンについて
プロトトロープのクローンについて選択した(leu”
)。
次いで、これらのクローンをガラスピーズで粉砕し、そ
して得られたリゼイトを遠心により清澄にした。それら
のリゼイトの活性を、E、 co l±細胞の懸濁液の
光学濃度の増加をMc  マツケン(Macken)ら
の方法[ジャーナル参オブ・モレキュラー拳バイオロジ
ー(J、Mol。
Bio1,)4旦、1970,639](7)決定する
ことにより試験した。第5図において、650nmのお
ける光学濃度(ODs s。)の初期の値はすべてのク
ローンについて同一である(0゜7)が、完結を目的と
して線画上でシフトさせた。第5図の結果はGRF18
 (plysΔ49)について有意の活性を示し、そし
てプラスミドplysΔ59により形質転換された細胞
について多少低い。
リソチームの作用のためのインジケーターとしysod
eikt 1cus)の細胞である方法[G、アルダー
トy (Aldert on)ら。
ジャーナル・オプーバイオロジカル・ケミストリー(J
、Bio1,Chem、)157,1945.43]を
使用して同様な結果が得られた。
異る型のアッセイにおいて、M、1ysodeikic
tusの菌叢で覆われたペトリ皿りで生長する形質転換
されたコロニーのまわりにリソチームが明示された。こ
の場合において、リソチームの発現はコロニーのまわり
の溶菌の透明なハローにより可視化された。細胞不合リ
ゼイトを使用する結果と一致して、溶菌のハローはpl
ySΔ49を使用したとき最大であり、このことはこの
クローンがリソチームの最良の生産体であることを示し
た。この結果が、また、示すように、リソチームは形質
細胞から輸送された。なぜなら、バクテリアのインジケ
ーターを溶解するためには、それは細胞外に存在すこと
がかならず必要であったからである。
実施例2 2、■ リソチームの発現ベクターplys50の構成 リソチーム発現プラスミドplysΔ29.PlysΔ
49およびplysΔ59(前述した)が基づくベクタ
ーpJDB207は、全体の2−ミクロンの酵母菌プラ
スミドを含有せず、結局その連続する維持に内因性の2
−ミクロンのプラスミド(S、cerevisiaeの
ほとんどの菌株において見出される)の存在に依存する
。これはpJDB207型プラスミドが細胞から頻繁に
損失されるという不安定な場合に導く[E、エアヘルド
(Erhaert)およびC,P、ホエンバーグ(Ho
llenberg)、ジャーナルーオブ拳バクテリオロ
ジー(J、Bacteri。
1、)上旦互、1983.625およびM、ジャラヤム
(Jarayam)ら、セル(Cell)旦、1983
.95]、対照的に、目然2−ミクロンのプラスミドは
安定に遺伝される。プラスミドが全体の2−ミクロンの
プラスミドpJDB219を含有するような方法で構成
されたプラスミドはpJDB207型のものよりも安定
であることは事実知られている[C、P 、ホランバー
グ(Hollanberg)、Curr、Top。
Microbio1,Immuno1,)96゜198
2.119;R,M、ワルムスレイ(Walmsley
)ら、モレキュラー〇アンド・ジェネラル・ジェネティ
ックス(Mo1.Gen、Genet 、)1983.
361]、それゆえ、このようなプラスミドは、工業的
発酵における例のように、長期間の生長のために一層有
用である。
このような完全な2−ミクロンのベクターを構成するた
めに、プラスミドYEpB2 (第11図)を使用し、
これは全体の2−ミクロンのプラスミドをpBR322
中にそれらの独特PstI部位においてクローニングす
ることにより前もってつくられた0次いで、YEpB2
からの2つの断片およびplysΔ49からの2つの断
片を結合してplyS50を得た(第12図)、このプ
ラスミドにおいて、3つの2−ミクロンの遺伝子A、B
およびCは無傷であり、そしてリソチーム遺伝子は前の
実施例においおいて記載したptySΔ49におけるよ
うにp415Δ4プロモーターから発現される。
2.2 ベクターplys50によるリソチーム0&ユ S、cerevisiaeのGRF18菌株(His−
、leu  )をプラスミドplys50およびpJD
B207により形質転換した後、1,9者の場合に得ら
れた形質転換された細胞をヒスチジン(0,002%)
を補充した最小培地上で31ノ々に生長させた。培i物
が静止相(約5の光学C度)(細胞の乾燥重量=培養物
の約1.5g/l)に到達したとき、細胞を培地から遠
心により分離し、0.1モルのpH7のリン酸塩緩衝液
中に懸濁させそしてガラスピーズで粉砕した。両者の培
養物からのL澄み液およびリゼイト中のリソチーム活性
を、D、シュガー(Shugar)(7)方法[バイオ
ヒミカ・エト・バイオフィジカ・アクタ(Bioche
m、Biohys、Acta)、旦、1952,302
]に従い、M、1ysodeikt 1cus細胞を溶
解するそれらの能力により決定した。
プラスミドpJDB207により形質転換された菌株に
ついてリソチーム活性を示すことはできなかった。これ
に対して、菌株GRF18(piys50)c7)場合
において、162単位/ml培養物の活性を決定するこ
とができ、そして次のように分布することが示された: 細胞に関連する44単位/mlおよび培地中に関連する
118単位/m1゜ C,ワンプ(Wang)およびR,L、スミス(Smi
th)[アナリティカル・バイオケミスト リー (A
na1,Biochem、)  63. 1975.4
14]により修正されたり、ハーバ−)(Herber
t)らの方法[メンツズ拳インaエンジモロジ−(Me
th、  Enzym。
1、)旦B、1971,209]に従い合計の蛋白質を
決定し、商業的に精製されたリソチームの特異的活性を
考慮する[ベーリンガー争マンハイム(Boehrfn
ger  Mannhe im)]ことにより、上の条
件下で酵母菌中で生産されるリソチームは可溶性酵母菌
蛋白質の約1%になることが誘導された。
菌株GRF18(plY5Δ49)およびAH22ci
r”  (plys50)は1984年12月5目に、
セントラアル・ビ゛ユウロウ・ブーア舎シンメルカルチ
ュアーズ(Centraal  Bureau  vo
or  Schimmelcultures、oost
erstraat  l  。
P、P、Box  273.NL−3740AGBaa
rn)(オランダ国)に受託され、ここでそれらはそれ
ぞれ受託番号CBS  7130およびCBS  71
29を受けた。
【図面の簡単な説明】
第1図は、ニワトリリソチームの完全cDNAの再構成
のため後で使用するプラスミドplys5の構成を表わ
す、この構成は全体のリソチーム遺伝pからなる40k
bのインサートを含有するコスミドpFF2−17s−
16から出発した。 次いで、この遺伝子の最初のエクソンからなる2、lk
bのHindmインサートを、プラスミドp EMB 
L B中に挿入した。こうして得られるplys5プラ
スミドは1acZ−であり、次いでl acZ+である
プラスミドpEMBL8と区別されうる。 第2図は、plys5から由来しかつリソチーム遺伝子
の5′末端を含有する戊旦至ニー且呈ま■断片を、プラ
スミドpBR−17s−1から由来しかつリソチームの
cDNAの残部を含有する2つの他の断片と結合するこ
とにより、リソチームの完全CDNAをプラスミドpl
yslo内で再構成する方法を示す。 第3図は、エキソヌクレアーゼBAL31で5°末端の
未翻訳部分を消化することにより欠失されたリソチーム
のcDNAからなるプラスミドplysΔ9の構成を示
す。 第4図は、YEpZl1,YEpZ101Δ2(または
4または5)、plysΔ9、pKOlおよびpJDB
219から由来する精製された断片の一義の結合(un
ivocal  Iigation)によるリソチーム
の発現ベクターの構成を示す、プラスミドplysΔ2
9(または49または59)は、plysΔ9からのリ
ソチームcDNAの発現を保証するためにプラスミドY
EpZ101Δ2(または4または5)からのプロモー
ターにより、それら自体が異るだけでる。 第5図は、プラスミドp−1ysΔ49およびpIyS
50により形質転換された酵母菌の細胞抽出物が、ED
TAで処理したE、coli細胞を溶解して、それらを
リソチームの作用に対して感受性とすることを示す。 第6図は、プラスミドpBR322および2−ミクロン
の内因性酵母菌プラスミドに制限酵素!stIを作用さ
せることにより得られた断片の結合によるプラスミドY
EpB2の構成を表わす。 i7図は、プラスミドYEPB2およびptySΔ49
から得られる5つの精製された断片の一義的結合による
リソチーム発現ベクターplys50の構成を表わす。 特許出願人 ラボフィナ参ソシエテ・アノニム代 理 
人 弁理士 小田島 平 吉 FIGURE  1 F’IGURE   2

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、DNAが1,4−β−N−アセチルムラミダーゼの
    遺伝情報を指定する断片の少なくとも1つのコピーから
    なること、および前記断片が対応する活性蛋白質として
    その中で発現されることを特徴とする形質転換された酵
    母菌。 2、1,4−β−N−アセチルムラミダーゼの遺伝情報
    を指定する断片より前に先導配列が存在し、前記先導配
    列は前記断片により解読される蛋白質が酵母菌細胞の細
    胞質膜を通して分泌されるような方法で働く特許請求の
    範囲第1項記載の形質転換された酵母菌。 3、先導配列がニワトリのリソチーム遺伝子を伴う特許
    請求の範囲第2項記載の形質転換された酵母菌。 4、1,4−β−N−アセチルムラミダーゼの遺伝情報
    を指定する断片が、酵母菌中で大きい数のコピーに自律
    的に複製することができるベクターのプラスミド中に挿
    入されている特許請求の範囲第1〜3項のいずれかに記
    載の形質転換された酵母菌。 5、ベクターのプラスミドの複製は少なくともその複製
    起源からなる2−ミクロンのプラスミドからの配列によ
    り保証される特許請求の範囲第4項記載の形質転換され
    た酵母菌。 6、1,4−β−N−アセチルムラミダーゼの遺伝情報
    を指定する断片の発現は強い酵母菌のプロモーターによ
    り保証される特許請求の範囲第1〜5項のいずれかに記
    載の形質転換された酵母菌。 7、強い酵母菌のプロモーターがアルコールデヒドロゲ
    ナーゼ、エノラーゼ、グリセルアルデヒド−3−ホスフ
    ェートデヒドロゲナーゼ、ホスファグリセレートキナー
    ゼおよびアルカリ性ホスファターゼの遺伝情報を指定す
    る遺伝子のプロモーター、ならびにプロモーターp41
    5およびその変異種から成る群より選択される特許請求
    の範囲第6項記載の形質転換された酵母菌。 8、強い酵母菌のプロモーターがプロモーターp415
    またはその変異種である特許請求の範囲第7項記載の形
    質転換された酵母菌。 9、1,4−β−N−アセチルムラミダーゼの遺伝情報
    を指定する断片の発現がplysΔ49およびplys
    50から成る群より選択されるプラスミドにより保証さ
    れる特許請求の範囲第1〜8項のいずれかに記載の形質
    転換された酵母菌。 10、酵母菌が¥サッカロミセス¥(¥Sacchar
    omyces¥)属に属する特許請求の範囲第1〜9項
    のいずれかに記載の形質転換された酵母菌。 11、酵母菌が¥サッカロミセス¥・¥セレビシアエ¥
    (¥Saccharomycesce¥ ¥cerev
    isiae¥)種に属する特許請求の範囲第10項記載
    の形質転換された酵母菌。 12、酵母菌が菌株GRF18および菌株AH22から
    成る群より選択される特許請求の範囲第11項記載の形
    質転換された酵母菌。 13、酵母菌AH22(plysΔ49)。 14、形質AH22(plys50)。 15、酵母菌GRF18(plysΔ49)。 16、形質GRF18(p1ys50)。 17、1,4−β−N−アセチルムラミダーゼの遺伝情
    報を指定する断片を発現することができることを特徴と
    する酵母菌中で自律的に複製することができるベクター
    のプラスミド。 18、複製が2−ミクロンのプラスミドから得られかつ
    少なくともその複製起源からなる配列により保証される
    特許請求の範囲第17項記載のベクターのプラスミド。 19、DNA断片の発現が強い酵母菌のプロモーターに
    より保証される特許請求の範囲第17〜18項のいずれ
    かに記載のベクターのプラスミド。 20、強い酵母菌のプロモーターがアルコールデヒドロ
    ゲナーゼ、エノラーゼ、グリセルアルデヒド−3−ホス
    フェートデヒドロゲナーゼ、ホスホグリセレートキナー
    ゼおよびアルカリ性ホスファターゼの遺伝情報を指定す
    る遺伝子のプロモーター、ならびにプロモーターp41
    5およびその変異種から成る群より選択される特許請求
    の範囲第19項記載のベクターのプラスミド。 21、強い酵母菌のプロモーターがプロモーターp41
    5またはその変異種である特許請求の範囲第20項記載
    のベクターのプラスミド。 22、前記プラスミドがplysΔ49およびplys
    50から成る群より選択される特許請求の範囲第17〜
    21項のいずれかに記載のベクターのプラスミド。 23、特許請求の範囲第1〜16項のいずれかに記載の
    形質転換された酵母菌を生長させ、そして前記酵母菌に
    より生産されるリソチームを回収することから成ること
    を特徴とするリソチームを生産する方法。
JP60273530A 1984-12-06 1985-12-06 リソチームを生産する形質転換された酵母菌およびこの形質転換に使用するプラスミド Expired - Lifetime JP2622252B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
BE214124 1984-12-06
BE0/214124A BE901223A (fr) 1984-12-06 1984-12-06 Levures transformees produisant du lysozyme plasmides utilises pour cette transformation et leurs utilisations.

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7288179A Division JP2635020B2 (ja) 1984-12-06 1995-10-11 形質転換された酵母によるリゾチームの生産方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61185181A true JPS61185181A (ja) 1986-08-18
JP2622252B2 JP2622252B2 (ja) 1997-06-18

Family

ID=3843827

Family Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP60273530A Expired - Lifetime JP2622252B2 (ja) 1984-12-06 1985-12-06 リソチームを生産する形質転換された酵母菌およびこの形質転換に使用するプラスミド
JP7288179A Expired - Lifetime JP2635020B2 (ja) 1984-12-06 1995-10-11 形質転換された酵母によるリゾチームの生産方法

Family Applications After (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7288179A Expired - Lifetime JP2635020B2 (ja) 1984-12-06 1995-10-11 形質転換された酵母によるリゾチームの生産方法

Country Status (6)

Country Link
US (1) US5336609A (ja)
EP (1) EP0184575B1 (ja)
JP (2) JP2622252B2 (ja)
AT (1) ATE88754T1 (ja)
CA (1) CA1339912C (ja)
DE (1) DE3587307T2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6447377A (en) * 1987-08-19 1989-02-21 Agency Ind Science Techn Mutant strain having high secretion of human lysozyme, its selection and production of human lysozyme using same

Families Citing this family (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5013652A (en) * 1986-10-14 1991-05-07 Genex Corporation Composite yeast vectors
JPH04502260A (ja) * 1989-10-16 1992-04-23 アムジエン・インコーポレーテツド N―アセチルムラミダーゼ m1
GB2249099B (en) * 1990-09-26 1995-05-03 Squibb & Sons Inc Squalene synthetase
ATE342346T1 (de) * 1997-08-05 2006-11-15 Oregon State Verfahren und zusammensetzungen zur reduzierung des bierverderbs
JP2997800B2 (ja) * 1997-12-01 2000-01-11 農林水産省食品総合研究所長 細胞壁溶解酵素遺伝子、該遺伝子を含むベクター及び形質転換体
AU2002253995A1 (en) * 2001-03-29 2002-10-15 Hybrigen, Inc. Improved hybrid gene libraries and uses thereof
JP5140832B2 (ja) * 2006-03-03 2013-02-13 国立大学法人 東京大学 異種タンパク質を高生産する麹菌変異株
MX2017006127A (es) 2014-11-11 2017-11-08 Clara Foods Co Metodos y composiciones para produccion de proteina de clara de huevo.
US10240541B2 (en) * 2017-01-11 2019-03-26 Brock Matthew Eastman Methods and systems for overriding automotive computer controlled cylinder management
MX2022000374A (es) 2019-07-11 2022-03-25 Clara Foods Co Composiciones de proteina y productos consumibles de las mismas.
US10927360B1 (en) 2019-08-07 2021-02-23 Clara Foods Co. Compositions comprising digestive enzymes

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59210888A (ja) * 1983-02-22 1984-11-29 チロン・コ−ポレイシヨン 酵母発現ベクター

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB1110466A (en) * 1966-02-28 1968-04-18 Prodotti Antibiotici Spa Process for the production of lysozyme
JPS5516634B2 (ja) * 1972-07-27 1980-05-06
US4775622A (en) * 1982-03-08 1988-10-04 Genentech, Inc. Expression, processing and secretion of heterologous protein by yeast
GB2125047B (en) * 1982-08-09 1986-02-19 Ciba Geigy Ag Yeast hybrid vectors and their use for the production of polypeptides
EP0181634A3 (en) * 1984-11-14 1987-09-09 Takeda Chemical Industries, Ltd. Synthetic gene for human lysozyme
BE901222A (fr) * 1984-12-06 1985-03-29 Labofina Sa Promoteurs assurant l'expression de genes etrangers chez la levure, plasmides comportant ces promoteurs et leurs utilisations pour la production de polypeptides.
BE901223A (fr) * 1984-12-06 1985-03-29 Labofina Sa Levures transformees produisant du lysozyme plasmides utilises pour cette transformation et leurs utilisations.
JPS626679A (ja) * 1985-06-26 1987-01-13 Agency Of Ind Science & Technol ヒトリゾチ−ムの微生物学的製造法

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59210888A (ja) * 1983-02-22 1984-11-29 チロン・コ−ポレイシヨン 酵母発現ベクター

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6447377A (en) * 1987-08-19 1989-02-21 Agency Ind Science Techn Mutant strain having high secretion of human lysozyme, its selection and production of human lysozyme using same
JPH0528596B2 (ja) * 1987-08-19 1993-04-26 Kogyo Gijutsuin

Also Published As

Publication number Publication date
DE3587307D1 (de) 1993-06-03
JP2622252B2 (ja) 1997-06-18
JP2635020B2 (ja) 1997-07-30
JPH08205868A (ja) 1996-08-13
ATE88754T1 (de) 1993-05-15
US5336609A (en) 1994-08-09
DE3587307T2 (de) 1993-09-02
EP0184575A2 (en) 1986-06-11
EP0184575A3 (en) 1987-10-07
CA1339912C (en) 1998-06-16
EP0184575B1 (en) 1993-04-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4990446A (en) Promoters for the expression of foreign genes in yeast, plasmids comprising them, and use thereof for the production of polypeptides
JP3068139B2 (ja) 酵母よりヒト血清アルブミンおよびその他の異種蛋白質を微生物学的に生産する方法
US4859596A (en) Cloning system for Kluyveromyces species
Van den Berg et al. Kluyveromyces as a host for heterologous gene expression: expression and secretion of prochymosin
USRE37767E1 (en) Highly stable recombinant yeasts for the production of recombinant proteins
DK175460B1 (da) Fremgangsmåde til fremstilling af et pattedyrpolypeptid
JP2622252B2 (ja) リソチームを生産する形質転換された酵母菌およびこの形質転換に使用するプラスミド
JPS6140793A (ja) 酵母ベクタ−
EP0243338A2 (en) DNA segment coding for a specific lipase, vectors for the expression thereof, microorganisms transformed by these vectors and use of these microorgenisms for the production of the lipase
EP0362183B1 (en) Process for the production of human lysozyme
BE901223A (fr) Levures transformees produisant du lysozyme plasmides utilises pour cette transformation et leurs utilisations.
US7132522B1 (en) Regulatory sequences and expression cassettes for yeasts, especially for kluyveromyces
Hofmann et al. Mutations of the α-galactosidase signal peptide which greatly enhance secretion of heterologous proteins by yeast
JP2636844B2 (ja) 酵母の外質隙中に局在するポリペプチドの回収法
JPWO2012060389A1 (ja) シゾサッカロミセス属酵母の形質転換体およびその製造方法
JPH07123987A (ja) 糸状菌および酵母で使用可能なポリペプチド分泌発現用プラスミドおよびそれを用いたポリペプチドの製造法
CA2002480C (en) Process for the production of human lysozyme
WO2020067551A1 (ja) 組換え細胞、組換え細胞の破砕方法及び目的タンパク質の製造方法
JPS6112287A (ja) 組換え体dna、その製造方法、それを含む細菌、それを用いた菌体外分泌酵素の製造方法、及び菌体外酵素分泌促進用dna
JPH0775551B2 (ja) アルフア−1−アンチトリプシンの発現のための安定なdna構造物
JP2005536989A (ja) 組換えタンパク質の生産用に形質転換された真菌
BE901222A (fr) Promoteurs assurant l'expression de genes etrangers chez la levure, plasmides comportant ces promoteurs et leurs utilisations pour la production de polypeptides.
JPH06253825A (ja) 新規酵母と新規遺伝子およびその利用
Cregg Pichia pastoris

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term