JPS6118470A - スプレ−塗布方法 - Google Patents

スプレ−塗布方法

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JPS6118470A
JPS6118470A JP13997884A JP13997884A JPS6118470A JP S6118470 A JPS6118470 A JP S6118470A JP 13997884 A JP13997884 A JP 13997884A JP 13997884 A JP13997884 A JP 13997884A JP S6118470 A JPS6118470 A JP S6118470A
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coating
mandrel
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spray
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Akira Nishiwaki
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    • B05DPROCESSES FOR APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05D7/00Processes, other than flocking, specially adapted for applying liquids or other fluent materials to particular surfaces or for applying particular liquids or other fluent materials
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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    • B05DPROCESSES FOR APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
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    • B05D1/02Processes for applying liquids or other fluent materials performed by spraying

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Wood Science & Technology (AREA)
  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
  • Photoreceptors In Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 1、産業上の利用分野 本発明はスプレー塗布方法に関し、更に詳述すれば、多
孔状基体上に絶縁層や感光層等を形成して多孔状感光体
を製造するに好適な、改良されたスプレー塗布方法に関
する。
2、従来技術 従来、多数の開口(特に、微細な多孔状開口)を有する
感光性スクリーンに静電荷像を形成し、この静電荷像に
よりイオン流(例えば正イオン粒子)の通過を制御して
、帯電可能な層(例えば感光体ドラムの感光層)に所定
の静電荷像を形成する多色電子写真複写方式が知られて
いる。
〜 第1図には、例えば白地に黒色画像部と赤色画像部とか
らなる2色原稿から画像を写現するための2色刷り用複
写機が示されている。この装置本体の上部には往復動す
る原稿台41が設けられており、この原稿台41上に載
置された原稿25は照明ランプ42により照明される。
43.44はミラー、45は固定レンズ、46は光路中
に出入れし得るように構せる可動式のダイクロイックフ
ィルターであり、光路中に出入れし得るように構成され
ている。第1図では赤色フィルター46は光路からはず
れ、ダイクロイックフィルター47は光路中に配置され
ている状態を示している。ドラム状をなした感光体53
の表面に感光Jtii1Bが設けられ、感光体53が時
計方向に回転すると感光層18がコロナ帯電器54によ
って均一に帯電される。感光1’!1Bはセレンあるい
は有機半導体などにより作られる。
感光体53の周辺には、感光層18を均一に帯電する帯
電器54と、正に帯電された黒色トナーを有する黒色現
像器48と、正に帯電された赤色トナーを有する赤色現
像器49と、感光層18上に残留するトナーおよび電荷
を除去するクリーニング装置30とが配置されている。
31は感光体53と同径で、感光N18と接触して従動
するか又は反時計方向に回転する転写ドラムである。6
3はコロナ放電器からなる転写電極、32は複写紙給紙
型、33は複写紙給紙型32に収納された複写紙52を
一枚ずつ給紙する給紙ローラ、34は複写紙を転写ドラ
ム31に搬送する第1@送ローラ、35は転写後に複写
紙をドラム31から分離し易くするための除電を行なう
静電分離器、36は複写紙をドラム31から強制的に分
離する分離爪である。また、37はヒーター内蔵の定着
装置である。但、実際には複写紙52を案内するガイド
板を設けるが、この図示は省略されている。
一方、感光層18の外側には、光導電層が面するように
円筒状をなした感光性スクリーンドラム17が配され、
このドラム17は原稿台41および感光層18と同期し
て反時計方向に回転し得るように配置されている。また
、このドラム17の外側周辺には、スクリ、−ン帯電器
28と、感光性スクリーンドラム17上に残留する電荷
を除去するEL(エレクトロルミネセンス)板またはA
Cコロナ除電器などで作ったスクリーン除電器39と、
感光性スクリーンドラム17の内側で感光体53に対向
する位置に荷電粒子を投射する荷電粒子源(コロナ放電
器)19とが設けられている。
この感光性スクリーン17は、第2図に示す如く、多数
の微細開口10を有しかつ一方の面が露出したドラム状
導電性スクリーン基体11と、この導電性スクリーン基
体の少なくとも他方の面に設けられた(図示の例では開
口10内の壁面にも設けられている)絶縁N13と、こ
の絶縁層上に設けられたバイアス用のA6等の導電膜1
4と、電荷発生層15と、電荷輸送層16とによって構
成されている。導電性スクリーン11はステンレス、A
β等の金属メソシュで、絶縁1’!!!13はポリエチ
レン等で、電荷発生層15及び電荷輸送層16は有機光
半導体で夫々形成される。
この感光性スクリーン17の製作に際し、上記導電膜1
4は通例アルミニウムの層を蒸着法によって形成してお
り、それ以外の絶縁Fii13、電荷発生層15及び電
荷輸送層16はスプレー塗布の方法によって形成してい
る。
上記各層の材料としては、例えば絶縁層13にはポリエ
チレンが、電荷発生層15にはアゾ系等の有機光半導体
が、電荷輸送層16にはヒドラゾン系化合物が使用され
ており、これらを溶媒に熔かした溶液が塗布液として使
用されている。
上記各層の基体11への塗布は、基体11が例えば 。
150〜200μm程度の多数の微細開口IOを有して
いるので、開口10に目詰りを起させないためには刷毛
による塗布は不適当であって、均一塗布が容易なスプレ
ー塗布の方法によるのが良い。
ところで、スプレー塗布の方法によるとしても、開口1
0の目詰りを防ぐためにはスプレーされた塗布液滴は微
細であることが望ましいことから、塗布液を極めて微細
な液滴として基体上にスプレー塗布を繰返して最終塗布
膜厚(湿潤状態)となした後に乾燥する塗布方法が提案
されている(特開昭56−51260号公報)。然し乍
ら、この塗布方法では、湿潤状態で一挙に最終膜厚に対
応した厚さにスプレー塗布するので、膜厚が厚くなると
、基体11上で未乾燥の塗布液が流延若しくは流下し、
このために開口10が目詰りを起すようになる。従って
、上記の公知の塗布方法によって得られる塗膜にはその
厚さに限界(例えば6回塗布で20μm)があり、塗布
膜厚をあまり大きくすることができない。
加えて、スプレー作業で塗布液滴を微細にすればする程
単位時間当りの塗布液のスプレーされる量が少なくなり
、従って、1回のスプレー塗布で形成される塗布層の厚
さは薄くなって、必要な塗膜厚さを得るためにはスプレ
ー塗布を多数回繰返さなければならず、生産性の低下を
免れない。
3、発明の目的 本発明は上記のような従来法の有する問題点を解消し、
基体開口の目詰りを起さずに充分な膜厚を有する塗膜を
形成でき、例えば感光性スクリーン等を高い生産性を以
って製造するのに好適なスプレー塗布方法を提供するこ
とを目的としている。
4、発明の構成 即ち、本発明は、スプレー手段によって多孔状基体に塗
布液をスプレー塗布するに際し、前記スプレー塗布を所
定回数行う工程と、この塗布後の乾燥工程とを所定回数
繰返すことを特徴とするスプレー塗布方法に係る。
5、実施例 尖旌園上 以下、第3図〜第6図によって本発明の詳細な説明する
第3図は本発明を説明するための塗布装置の概略斜視図
で、理解を容易にするためにチャンバ1の側壁及び天蓋
をすべて透明にして示しである。
チャンバlの互いに対向する側壁にはメカニカルシール
4a及び軸受4bが設けてあり、メカニカルシール4a
及び軸受4bには円筒状基体11を2個の基体支持カラ
ー3によって同軸に支持するほぼ円筒形のマンドレル2
が軸支されている。メカニカルシール4aがらチャンバ
1外へマンドレル2が突出していて、チャンバ1外でマ
ンドレル2は、−これに固着するプーリー2bに掛けら
れたベルト5を介して可変減速モータ6によって所定速
度で回転するようにしである。基体11及びマンドレル
2の詳細については後述する。
基体11に対向してこれと平行に、ガイド8上を図示省
略したリミントスイッチの作用で往復動するスプレーガ
ン7が位置している。スプレーガン7は、フィルタ9、
ギヤポンプ2oを介して塗布液21を収容するタンク2
2に、またこれとは別個に圧力計23、流量計24を介
して空気圧縮機25に連通している。
マンドレル2は中空に構成されていて、チャンバ1外へ
突出した端部にメカニカルシール27で気密保持された
排気管29と、これに接続する排気モータ40とに連通
し、これによってマンドレル2の内部が排気されるよう
にしである。排気管29は、これから分岐された分岐管
50を介して、チャンバ1のスプレーガン7側のチャン
バ側壁に対向する他方のチャンバ側壁からチャンバ1内
に連通している。即ち、分岐管50はチャンバ内を排気
する作用をなすものである。
第4図は基体11とマンドレル2との関係を示し、多数
の微細開口10を有する円筒状基体11は、両端からテ
ーバを付した基体支持カラー3によって外径60〜12
0mm 、例えば801I1mの円筒状マンドレル2に
同軸に支持されている。マンドレル2は、その周壁に例
えば内径2mmの排気孔2aが多数貫通しており、一方
の端部は閉塞され、他の端部は前述したようにチャンバ
(第4図では図示省略しである。)外に突出していて、
内部が排気されるようになっている。
このような装置を使用して、チャンバ1の内容積200
 I!、マンドレル2の外径80開、排気孔2aの内径
2IllI111基体開口10の内径150〜200’
、crm。
基体11とマンドレル2との間隙20〜40mm、排気
管29(及び50)減圧度5〜2抛maqの排気量、マ
ンドレル回転数30〜150rpm、スプレーガン7の
先端と基体11との距離150〜300m111、スプ
レーガン7からの塗布液噴出量10〜100 cc/m
in 、スプレーガン7からの空気噴出量10〜100
 β/min、スプレーガン7の移動速度5〜50Il
lIll/secに操作条件を設定した。  ゛ 排気モータ40を駆動すると、チャンバ1内の空気は分
岐管50によって排気されると同時に、基体らスプレー
される塗布液21は、第4図に矢印で示すように一部は
基体11上に被着し、他の一部は開口10、排気口2a
を通ってマンドレル2内を経由してチャンバ外部へ排出
される。このようにマンドレル2内を強制排気している
ので、塗布液21は基体11の表面にのみ塗布され、開
口10を通過する塗布液は順調にマンドレル2内へ導か
れ、基体11の裏側に付着することはない。
また、スプレーガン7からスプレーされる塗布液の内の
極く微細な液滴は、乾燥して微粉となり、チャンバ1内
で浮遊して既述したような基体上への不所望な付着を生
じようとするが、基体11の内部がマンドレル2を介し
て強制排気されるために、上記微細な液滴はチャンバ1
内に浮遊する時間が短かく、その大部分は基体開口10
を通過してマンドレル2から排気管29へと排出される
。従って、基体11の表面(更には内周面)は上記微粉
の付着量が大幅に減少し、均一な塗膜が形成されること
になる。他方、乾燥した残りの微粉は基体11から離れ
た領域で浮遊しながら分岐管50からチャンバI外へ排
出される。このため、微粉が基体11上に付着すること
は殆どないか皆無となる。
スプレーガン7は塗布液液滴が最大のものでも基体開口
10の内径よりも小さくなるような機種を選び、かつ、
空気噴出量を大きくするのが、基体開口10が目詰りを
起さない点で望ましい。然し、塗布液液滴は生産性の観
点からは大きくするのが好ましく、その大きさは上記の
限度を越えない範囲で太き目にするのが望ましい。
塗布液21の噴出量が多過ぎたり、スプレーガン7と基
体11との間の距離が小さ過ぎたり、また、スプレーガ
ンの移動速度とマンドレル2の回転数が共に小さ過ぎた
りしない方が、塗布速度が大きくなり過ぎず、未乾燥の
塗布液が基体11上を流れることが防止され、基体開口
10の目詰りを起こさない。
他方、塗布液の噴出量が小さ過ぎず、また、スプレーガ
ン7と基体11とが離れ連過ぎない方が、所定厚さの塗
布層を形成するに必要なスプレーガン7の往復回数を減
らせる。また、当然のこと乍ら、マンドレル2の回転数
とスプレーガン7の移動速度とは適当なバランスを保つ
のが良い。
マンドレル2内が充分に減圧すると、塗布液21が基体
11の裏側に廻って付着したり、或いは前述の乾燥した
微粉が充分にはケーシング1外へ排出されずに基体11
上に付着することが防止されて好都合である。他方、マ
ンドレルz内が減圧され過ぎない方が、基体ll上の塗
布液スプレーパターンが狭くなって単位面積当りの塗布
速度が大きくなって基体開口10が目詰りを起こすのが
防止される。
マンドレル2内の圧力は、5〜20IIIIlaqの範
囲が好ましく、特に好ましい範囲は10〜15IIIm
aqである。
基体11とマンドレル2との間の間隙は、上述した微粉
の付着を防ぐ上であまり大きすぎない方がよいが、小さ
くする分には差支えない。但し、あまり接近しない方が
、マンドレル上から基体内周面への塗布物質の転写を防
ぎ、かつマンドレルからの基体の取外しが容易となるの
で望ましい。
分岐管50からのチャンバ1内の排気は、弱過ぎないこ
とが、微細な塗布液液滴の乾燥微粉が基体11上に付着
しないので望ましい。他方、分岐管50による排気が強
過ぎない方が、基体ll上の塗膜均一性や微粉の付着防
止の点で望ましい。
次に、チャンバ1内容積200 It、基体11直径i
o。
〜120ma+ 、基体11の正六角形開口10の最長
対角線長さ2008m1基体11とマンドレル2間の距
離20〜40IIIm、塗布液噴出量20cc/s+i
n %空気噴出量251/…lfl %マンドレル回転
数90rp+w 、スプレーガン移動速度113mm/
sec %マンドレル2及び分岐管50内圧15mma
qとしてニッケル製円筒基体11上に絶縁層を上述した
スプレー塗布で形成した。塗布液にはボ゛リエチレンを
キシレンを溶媒としてこれに溶解させた溶液を使用した
次に、本発明による方法に基くスプレー塗布方法を具体
的に説明する。
上記の操作条件下でスプレー塗布を4回繰返しくスプレ
ーガン7を4回往復させ)でから塗布層の付着した基体
11をチャンバ1から取出し、別の乾燥装置内で140
℃に60分間加熱して付着した塗布層を乾燥する操作を
繰返して基体11上に絶縁層13を形成し、基体開口1
0の目詰りの状態を観察したところ、第5図に示す結果
が得られた。同図には比較のために、乾燥工程を設けず
に継続してスプレー塗布を繰返す従来法による結果が併
記しである。縦軸の◎印は基体開口IOの形状が殆ど変
化していない状態を、○印はこれが僅かに変化した状態
を、Δ印は開口10が可成り変化して感光性スクリーン
として好ましくな(なった状態を、X印は開口10が極
めて小さくなって感光性スクリーンと  −して完全に
使用不能となった状態を、××印は開口10が完全に閉
塞された状態を夫々表わしている。
同図から、従来法によれば6rgJの繰返しスプレー塗
布で既に開口1oが僅が変形してしまうのに対し、本発
明の方法によれば延べ12回のスプレー塗 。
布(但、塗布工程間に乾燥工程が複数回入る。)でもよ
うやく上記と同程度の開口!(+の僅かな変形が見られ
るだけである。また、8回の繰返しスプレー塗布で、従
来法によるときは基体11は完全な不良品となっている
のに対し、本発明の方法によるときは同じ延べ8回のス
プレー塗布で開口10の変形は殆どない状態である。
上記塗布工程において、本実施例にあっては、「延ベロ
回のスプレー塗布Jとは、例えば4回スプレー塗布を継
続して繰返し、次に乾燥し、更に2回スプレー塗布を繰
返し、更に乾燥したことを意味する。また「延べ8rg
Jのスプレー塗布Jとは、例えば4回スプレー塗布を継
続して行い、次に乾燥する操作を2回行ったことを意味
する。しかし、従来法にあっては、スプレー塗布の間に
乾燥の工程を設けず、6回又は8回のスプレー塗布を連
続して(中断することなく)行なっているにすぎない。
 ゛ 以上の結果から、本発明の方法に基くときは、基体開口
10の目詰りを伴わずに得られる塗膜の厚さが従来法に
よる場合に較べて大幅に増大することが理解できる。
第6図は、上記の方法によって乾燥と次の乾燥との間の
スプレー塗布回数と、感光性スクリーンとして使用可能
な開口形状の変化の範囲内での得られる塗膜の最大膜厚
との関係を求めた結果を示すグラフである。
乾燥と次の乾燥との間のスプレー塗布回数が小さい程大
きな最大膜厚が得られ、同図から、必要とする膜厚を得
るための乾燥と次の乾燥との間のスプレー塗布同数の限
界値を求めることができる。
従って、操作条件に応じてこのようなグラフを作成して
おけば、高い信頼性と生産性を以って健全な感光性スク
リーンを容易に製造することができる。
また、本発明の方法に基くときは、スプレー塗布中に乾
燥の工程を設けているために基体lI上での塗布液の流
延又は流下が極めて少ないので、スプレーによる塗布液
液滴を従来法による場合に較べて太き目にでき、従って
、単位時間当りの塗布量を多くすることができるので、
塗布作業が迅速にできて生産性の観点からも好都合であ
る。
なお、前述のマンドレル2内の排気は、乾燥微粉が基体
11上に付着するのを防ぐ上で有効であるが、本発明に
あって必要不可欠なものではない。
1施皿1 この例はマンドレル内を排気せず、その他は前記実施例
1と同様にして基体上に絶縁層を形成した例である。
即ち、第3FI!Jに示した装置の分岐管50を直接排
気モータ40に接続し、排気管29を設けていない装置
を使用している。また、基体とマンドレルとの関係は第
7yJに示す通りであって、マンドレル2′には排気孔
を設けていない。基体11のマンドレル2′上への支持
は1.第4図に於けると同様に基体支持カラー3によっ
ている。
前記実施例1と同様の実験を行った結果、スプレー塗布
の繰返し数と基体開口lOの変形状態との関係は、前記
実施例1に於ける同じスプレー塗布の延べ回数で実施例
1と同様の結果が得られた8なお、マンドレル2又は2
′を使用することは、基体11を支持するのに好都合で
あるほか、基体開口10を通過した塗布液液滴が基体1
1の径方向反対側の裏面に付着するのを防止でき、好都
合である。
前記実施例1.2はいずれも基体上に絶縁層を形成する
場合についての例であるが、前述したように、例えば、
電荷発生層の形成にはアゾ系の有機光半導体を、電荷輸
送層の形成にはヒドラゾン系化合物を塗布材料とし、溶
媒にはトリクロルエタン及びジクロルエタンのいずれか
一方又は双方の混合液を使用でき、乾燥は70℃に60
分間加熱の方法で行うことにより、前記実施例1.2と
同様にしてこれらの層を形成できる。
塗布層の乾燥には、第8図に示すように、乾燥時にマン
ドレル2内から実施例1に於いて設けた排気孔2aを経
由して所定温度の熱風60を送って行うこともできる。
かかる方法では、速乾性の溶媒を使用すれば同一チャン
バ1 (第3図参照)内で短時間に乾燥でき、作業が簡
単、かつ、容易である。同様に、第7図においても、マ
ンドレル2′内に熱風を送り込んで塗布液の乾燥に供し
てもよい。
以上、円筒状基体にスプレー塗布する方法について本発
明を説明したが、平板状基体にスプレー塗布する場合に
も本発明の方法が適用できることは言う迄もない。この
場合には、。スプレーガンを基体に平行な平面上2次元
に移動させれば良い。
6、発明の詳細 な説明したように、本発明は、多Jし状基体にスプレー
塗布を所定回数行う工程と、この塗布後の乾燥工程とを
所定回数繰返すスプレー塗布方法であるので、塗布液の
流延又は流下による基体開口の目詰りを生ずることなく
、膜厚の充分に厚い塗膜を形成することができ、更には
スプレーされる塗布液液滴を従来の方法による場合に較
べて大きくすることも可能であり、作業が迅速に行える
【図面の簡単な説明】
第1図は2色刷り用電子写真複写機の概略断面図である
。 第2図は感光性スクリーンの一部拡大断面図である。 第3図〜第6iは本発明の第1の実施例を示すものであ
って、 第3図はスプレー塗布装置の概略斜視図、第4図は基体
とマンドレルとの関係を示す断面図、 第5図はスプレー塗布繰返し数と基体開口の目詰りの状
態との関係を示すグラフ、 第6図は乾燥と次の乾燥との間のスプレー塗布繰返し数
と基体開口に目詰りを生ずることなく得られる塗膜の最
大膜厚との関係を示すグラフである。 第7図は本発明の第2の実施例に於ける基体とマンドレ
ルとの関係を示す断面図である。 第8図は本発明の他の例における基体とマンドレルの関
係を示す断面図である。 なお、図面に示された符号に於いて、 1・−・−チャンバ 2、2′−・−−−一−マンドレル 2a・・・・−・・・・マンドレルの排気孔計−・−・
基体支持カラー 7−・−スプレーガン 8−・−ガイド 10・・・−・−・基体開口 11・−・−・基体 13・・・・−・−絶縁層 14・−・−・−・−導電膜 15−・−・−電荷発生層 16・・−一一一一電荷輸送層 17・・−・感光性スクリーン 21− ・−塗布液 29−−−−−−一排気管 40−−−−−−一排気モータ 50−−−−−−一分岐管 である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、スプレー手段によって多孔状基体に塗布液をスプレ
    ー塗布するに際し、前記スプレー塗布を所定回数行う工
    程と、この塗布後の乾燥工程とを所定回数繰返すことを
    特徴とするスプレー塗布方法。
JP13997884A 1984-07-06 1984-07-06 スプレ−塗布方法 Granted JPS6118470A (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5122718A (ja) * 1974-08-20 1976-02-23 Gifu Seratsuku Seizosho Kk Kenzaiyokeisankarushiumubanno tosohoho oyobi keshoban

Patent Citations (1)

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JPS5122718A (ja) * 1974-08-20 1976-02-23 Gifu Seratsuku Seizosho Kk Kenzaiyokeisankarushiumubanno tosohoho oyobi keshoban

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