JPS61183641A - 画像記録方法 - Google Patents

画像記録方法

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Publication number
JPS61183641A
JPS61183641A JP2298185A JP2298185A JPS61183641A JP S61183641 A JPS61183641 A JP S61183641A JP 2298185 A JP2298185 A JP 2298185A JP 2298185 A JP2298185 A JP 2298185A JP S61183641 A JPS61183641 A JP S61183641A
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JP
Japan
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image
silver halide
silver
base
group
Prior art date
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Pending
Application number
JP2298185A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Takeda
竹田 敬司
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
Priority to JP2298185A priority Critical patent/JPS61183641A/ja
Publication of JPS61183641A publication Critical patent/JPS61183641A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/004Photosensitive materials
    • G03F7/027Non-macromolecular photopolymerisable compounds having carbon-to-carbon double bonds, e.g. ethylenic compounds
    • G03F7/028Non-macromolecular photopolymerisable compounds having carbon-to-carbon double bonds, e.g. ethylenic compounds with photosensitivity-increasing substances, e.g. photoinitiators
    • G03F7/0285Silver salts, e.g. a latent silver salt image

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は写真画像の記録方法に関し、特にノ・冒ゲン化
鋏をトリガーとして乾式処理で重合反応を起さしめポリ
マー画像を形成する方法に関する。
「従来の技術」 有機色素を光増感剤(光重合開始剤)として用いて光重
合反応でポリマー画像を形成する技術はよく知られてい
るが、その感度はふつうl5O10−3以下であり、ノ
・ロゲン化銀写真材料より大巾に劣っている。ハロゲン
化銀をトリガーとして用い、その現像過程における高い
増巾率を生かして重合反応を起す方法が種々試みられて
来た。
例えば、特公昭≠j−///ダタ同弘s−303it、
同μ1s−6jtl/ 、同≠6−コ17コ3゜同#7
−/λt3t、同4c7−/4c447.同μ7−/4
4441.同447−/4Ltt?、同4L7−trr
rj、同μ7−207μl、同μター/j6り、同ダタ
ー/370.同μターiotり7号公報、I%開昭j7
−/jfjJJ、同37−/4c2631、同zt−i
7603!、同5r−i。
7!2F、同!r−/Aり/JA3.同jlf−17≠
り4c7号公報、及び特公昭≠4− / 6J −t 
7号公報に記載されているように、ハロゲン化銀の現像
過程で酸化された還元剤に生じるラジカルによって重合
反応を起す方法、特公昭ai−ttrt2号公報に記載
されているように、ハロゲン化銀の現像で得られる銀像
と過酸化物とのレドックス反応により、過酸化物から生
じるラジカルで重合反応を起す方法、特公昭3タ一コt
J−7号公報に記載されているように、ハロゲン化銀の
現像後、未露光部位に残る銀イオンを溶解し、これと過
酸化物とのレドックス反応により過酸化物から生じるラ
ジカルで重合反応を起す方法、米国特許第3゜0コタ、
181号に記載されているように、ノ10ゲン化銀を鉄
(I)塩で現像し、未露光部に残る鉄(I)塩と過酸化
物とのレドックス反応により過酸化物から生じるラジカ
ルで重合反応を起す方法、さらに、特開昭j1−iaタ
タ32号公報に記載されているように、ハロゲン化銀を
現像後、未露光部に残る還元剤によって直接重合反応を
起す方法、等である。
これらの方法は、ハロゲン化銀の現像過程に関与する原
料(ハロゲン化銀、還元剤)または生成物(銀像、還元
剤の酸化生成物)のいずれかを用いて直接または後続反
応を経てラジカルを発生させるものである。ハロゲン化
銀に近い感度でポリマー画像が形成されると推定される
が、しかしすべてハロゲン化銀の現像およびラジカルを
発生して重合させる過程に湿式の処理を必要としており
、ま危過酸化物を用いる方法はそれの分解で生じるラジ
カルによる暗重合で記録材料の劣化やカブリの虫取が大
きいという欠点をもっている。また一般に重合反応に要
する時間が長いという欠点なもっている。
「発明が解決1.ようとする問題点」 本発明の目的は、上記の従来技術の欠点、特に湿式処理
を廃し、短時間の加熱だけで、ポリマー画像を形成出来
、かつ少量のハロゲン化銀を用いるだけで、通常のハロ
ゲン化銀写真材料に匹敵する光感度でポリマー画像を記
録する仁との出来る新規な画像記録の方法を提供するこ
とにある。
「問題点を解決するtめの手段」 本発明者は下記の方法によって、露光後短時間の加熱だ
けで高感度でポリマー画像が形成出来ることを発見した
即ち本発明は、支持体上に、少なくとも感光性ハロゲン
化銀、重合性ビニルモノマー、塩基もしくは塩基プレカ
ーサー、および下記一般式(I)またに(II)で表わ
される化合物から選ばれる還元剤を塗設置−た画像記録
材料に、画像露光して感光性ハロゲン化銀に潜像を形成
し、その後加熱することにより潜像の存在しない部分の
重合性ビニル七ツマ−を重合させてポリマー画像を形成
することを特徴とする画像記録材料である。
一般式(I)        一般式(I[)但し、R
〜R7は、それぞれ独立に、水素原子、アルキル基、置
換アルキル基、フェニル基、置換フェニル基(R6はさ
らにアルコキシ基であってもよい。)から選ばれt基を
表わす。
なお、一般式(II)において、水酸基の少なくとも一
つがアルカリ金属で置換された塩でもよい。
本発明に用いる画像記録材料は、基本的には感光性ハロ
ゲン化銀、重合性ビニルモノマー、塩基もしくは塩基プ
レカーサー、一般式(I)または(II)で表わされる
還元剤および一般にはさらにバインダーポリマーから成
る感光層が、支持体上に設けられて取る。感光層は単一
の層から放ってもよいし、あるいは、二つ以上の隣接す
る層から放り、各層に上記の成分な轟意に配置すること
も出来る。従って、感光性ハロゲン化銀含有層及び重合
性ビニルモノマー含有層を設けて、塩基もしくは塩基プ
レカーサー及び還元剤をいずれかの層あるいは両方の層
に含ませることができる。また更には塩基もしくは塩基
プレカーサー、還元剤を単独にまtは別々に含有する層
を設けることができる。また単一層でない場合の層の塗
設順序を任意に選ぶことができる。製造コストの面から
は単一の感光層からなる画像記録材料が好ましい。
感光層は、さらに必要に応じて重合反応の効率を増加さ
せる目的が、後述するような有機銀塩酸化剤、および熱
溶剤を含むことが出来る。さらに後述するように、生成
するポリマー画像を可視化する必要がある場合には、そ
の几めに必要な物質を感光層に含めることが出来る。
本発明に用いられる還元剤は、一般式(i)または(I
f)で表わされる化合物であり% R1へR7がアルキ
ル基、置換アルキル基及びアルコキシ基(R,の場合)
の場合、そのアルキル鎖は直鎖、分岐いずれであっても
よく、炭素原子数は/ 、 /r1 より好ましくは/
−jである。アルキル基の具体例としては、メチル基、
エチル基、n−プロピル基、イソプロピル基、n−ブチ
ル基、イソブチル基、tert−ブチル基、n−アミル
基、イソアミル基、tert−アきル基等があげられ、
またアルキル基の置換基としては、水酸基、塩素もしく
は臭素原子、アミノ基、炭素原子数l〜jのアルコキシ
基、フェニル基などが例示される。置換フェニル基の置
換基としては、塩素もしくは臭素原子、炭素原子数l−
夕のアルキル基又はアルコキシ基等で、位置はo 、 
m 、 pのいずれでもよい。
te一般式のR6の置換位置もo 、m、pのいずれで
もよい。
一般式(I)で表わされる還元剤の具体例として、/−
7z二に−J−に’う/リドン(フェニドン)、ターメ
チル−/−フェニル−J−ヒラソI)トン、仏、4C−
ジメチル−/−7二二ルー3−ビラソリトン、μ−エチ
ルー7−フェニルー3−ピラゾリドン、!−メチルー/
−フェニルー3−ピラゾリドン、!−フェニルー3−ピ
ラゾリドン、!、!−ジメチルーl−フェニルー3−ビ
ラソリトン、μ、u−ジヒドロキシメチルー/−7エ二
ルー3−ピラゾリドン、μmメチル−弘−ヒドロキシメ
チル−/−7二二ルー3−ピラゾリドン、μ、j−ジ)
fルーl−フェニル−3−ビラソリトン、/−p−メト
キシフェニル−3−ピラゾリ)ン、/−p−トリル−3
−ピラゾリドン、2−ヒドロキシメチル−/−7二二ル
ー3−ピラゾリドン等があげられる。一般式(II)で
表わされる還元剤の具体例としては、L−アスコルビン
酸、及びそのナトリウム塩及びカリウム塩、ヒドロキシ
テトロニック酸等があげられる。
本発明に用いる感光性ハロゲン化銀としては、塩化銀、
塩臭化銀、塩沃化銀、臭化銀、沃臭化銀、塩沃臭化銀、
沃化銀など公知の方法によって作られるものが゛用いら
れる。ハロゲン化銀の粒子サイズはo、ootμm〜2
μmの範囲である。ハロゲン化銀は硫黄、セレン、テル
ル、金、白金、パラジウム、ロジウム、イリジウムのよ
うな化学増感剤、ハロゲス化錫などの還元剤によって化
学増感することが出来る。また公知の方法により色素増
感を行ってもよい。これらの方法の詳細は、Meess
、James著「The Theory of the
Photographic Pro(:essJ  (
TheMacmillan Co、/264年]等O成
書に放香されている。
前記の色素増感は、感光性ハロゲン化銀の感度増加や、
感光波長域の選択のために有用である。
用いられる色素には、メチン色素、シアニン色素、メロ
シアニン色素、複合シアニン色素、複合メロシアニン色
素、ホロポーラ−7アニン色素、ヘミシアニン色素、ス
チリル色素およびヘミオキソノール色素が包含される。
特に有用な色素は、シアニン色素、メロシアニン色素、
および複合メロシアニン色素に属する色素である。これ
らの色索類には、塩基性異部環核としてシアニン色素類
に通常利用される核のいずれをも適用できる。すなわち
、ピロリン核、オキサゾリン核、チアゾリン核、ピロー
ル核、オキサゾール核、チアゾール核、セレナゾール核
、イミダゾール核、テトラゾール核、ピリジン核など;
これらの核に脂環式炭化水素環が融合しt核;及びこれ
らの核に芳香族炭化水素環が融合した核、即ち、インド
レニン核、ベンズインドレニン核、インドール核、ベン
ズオキサドール核、ナフトオキサゾール核、ベンゾチア
ゾール核、ナフトチアゾール核、ベンゾセレナゾール核
、ベンズイミダゾール核、キノリン核などが適用できる
。これらの核は炭素原子上に置換されていてもよい。
メロシアニン色素またに複合メロシアニン色素にはケト
メチレン構造を有する核として、ピラゾリン−j−オン
核、チオヒダントイン核、2−チオオキサゾリジン−2
2μmジオン核、チアゾリジン−2,4cmジオン核、
ローダニン核、チオバルビッール酸核などの!〜を員異
部環核な通用することができる。
これらの増感色素は単独に用いてもよいが、それらの組
合せを用いてもよく、増感色素の組合せは特に、強色増
感の目的でしばしば用いられる。
増感色素とともに、それ自身分光増感作用をもたない色
素あるいは可視光を実質的に吸収しない 。
物質であって、強色増感を示す物質を乳剤中に含んでも
よい。例えば、含窒素異部環基で置換されたアミノスチ
リル化合物(たとえば米国特許λ。
り33,3り0号、同3.t3タ、7コ1号に記載のも
の)、芳香族有機酸ホルムアルデヒド縮合物(たとえば
米国特許3,74cJ、110号に記載のもの)、カド
ミウム塩、アザインデン化合物などを含んでもよい。米
国特許J、6/!、t/3号、同3.ttr、ル嬰1号
、同J、4/7゜223号、同3.t3タ、7コ1号に
記載の組合せは特に有用である。
本発明は、感光性ハロゲン化銀とともに、露光部位にお
いて加熱時還元剤を酸化する目的で有機銀塩散化剤を用
いることが出来る。これは、光に対しては比較的安定な
銀塩であるが、潜像を有するハ四ゲン化銀の存在下で加
熱された時、還元剤を酸化し、自らは銀に還元されるも
ので、具体例をあげると、脂肪酸くベヘン酸、ステアリ
ン酸、ラウリン酸、マレイン酸、アジピン酸、等)や芳
香族カルボン酸(安息香酸、フタル酸、テレフタル酸、
サリチル酸、等)、メルカプト基又はチオン基を有する
化合物(3−メルカプト−仏−フェニル−l、コツ4c
−トリアゾール、コーメルカブトベンゾイミダゾール、
等)、イミノ基を有する化合物(特公昭44u−302
70,同−j−/Irut4号公報に記載されているベ
ンゾトリアゾールやその誘導体、等)などの銀塩が用い
られる。
本発明に用いる重合性ビニルモノマーとは、少なくとも
1個のビニル基まtはビニリデン基を有し、ラジカル重
合の可能な化合物であり、公知のアクリル酸およびメタ
クリル酸のエステル類、アクリル酸金属塩(例えば、ア
クリル酸バリウム、アクリル酸カルシウム)、アクリル
アミド%N?N−メチレンビスアクリルアミド、ビニル
エーテル類、N−ビニル化合物(例えばN−ビニルカル
バゾール)、酢酸ビニル類などが用いられる。こレラの
内、特にアクリル酸及びメタクリル酸のエステル類が本
発明に好適である。以下にそれらの具体例を、アクリル
酸エステル類によって示す。
(それらのアクリロイル基の1つないし全部をメタクリ
ロイル基に置換した化合物、即ちアクリル酸及びメタク
リル酸混合エステル類およびメタクリル酸エステル類の
具体例は省略するが、アクリル酸エステル類と同様に本
発明に用いることが出来る。) 例えば、アクリル酸メチル、アクリル酸エチル、アクリ
ル酸ブチル、等のモノアクリレート;ポリエチレングリ
コールジアクリレート、ポリプロピレングリコールジア
クリレート、ヘキサンジオールジアクリレート、グリセ
リンジアクリレート、トリメチロールプ胃/宿ンジアク
リレート、はンタエリスリトールジアクリレート、等の
ジアクリレート;トリメチロールプロノ餐ントリアクリ
レート、ノンタエリスリトールトリアクリレート、イン
クエリスリトールテトラアクリレート、等のトリおよび
テトラアクリレート:および次に記す重合性のプレポリ
マー、例えば、特公昭jコー734/号公報に記載され
ているよつな多塩基酸(例えばフタル酸、イソフタル酸
、テレフタル酸、マレイン酸、フマル酸、マロン酸、サ
クシン酸、アジピン酸等)と多価アルコール(例えばエ
チレンダリコール、フレピレンダリコール、ポリエチレ
ングリコール、ポリプロピレングリコール、グリセリン
、トリメチロールエタンにン、トリメチロールエタン、
ペンタエリスリトール等)が縮合して生じるポリエステ
ルのヒドロキシ残基とアクリル酸が反応して生じるオリ
ゴマー、即ちポリエステルアクリレート(あるいはオリ
ゴエステルアクリレート)、特公昭ay−a/70r号
公報に記載されテイルような、ヒドロキシ基をもつアク
リル酸エステルとインシアネート類の反応で得られるポ
リウレタンアクリレート、エポキシアクリレート等が挙
げられる。
なお、本発明には、二種以上のモノマーを併用すること
も出来る。
本発明に用いる画像記録材料として塗布層を設けるに当
tリパインダーポリマーを用いることが好ましいが、バ
インダーポリマーとしては、ゼラチン、ポリビニルアル
コール、ポリヒニルピロリドン、カルボキシメチルセル
ローズ、アラビアゴム、カゼイン、メチルセルロース、
等の水溶性ポリマー、およびポリメチルメタクリレート
、ポリ塩化ビニル、塩化ビニリデン−塩化ビニルコポリ
マー、塩化ビニリデン−アクリロニトリルコポリマー、
ポリ酢酸ビニル、酢酸ビニル−塩化ビニルコポリマー、
スチレンーアクリロニトリルコホリマー、ポリエステル
、ABS樹脂、ポリアミド、塩素化ポリエチレン、塩素
化ポリエチレン、ポリビニルブチラール、ポリビニルホ
ルマール、アセチルセルローズ等の有機溶剤に可溶なポ
リマーなどが用いられる。これらのポリマーをとかして
塗布するのに用いる溶剤としては、水、アセトン、トル
エン、塩化メチレン、二塩化メチレン、クロロホルム、
メチルエチルケトン、酢酸エチル、酢酸メチル、ンメチ
ルホルムアミド、ジメチルスルホキサイドなどが用いら
れる。
バインダーポリマーは2種以上併用することが出来る。
例えばハロゲン化銀をゼラチン乳剤として調整し、これ
をゼラチン以外のバインダーとモノマー等から成る塗布
液に加えて塗布することが出来る。この場合、2種以上
のバインダーは必ずしも均一に混合する必要はない。ま
たモノマーもバインダーと必ずしも均一に混合される必
要はない。例えば、水に不溶のモノマーを水溶性バイン
ダーポリマーの水溶液中に乳化又はマイクロカプセル化
して不均一分散してもよい。
また塩基もしくは塩基プレカーサ、還元剤は、バインダ
ーの溶媒に混和する水または溶剤を用いて溶液または分
散液として塗布液に加えて用いることができる。
本発明に用いる好ましい塩基の例としては、無機の塩基
′としてはアルカリ金属またはアルカリ土類金属の水酸
化物、第2または第3リン酸塩、ホウ酸塩、炭酸塩、キ
ノリン酸塩、メタホウ酸塩;アンモニウム水酸化物;弘
級アルキルアンモニウムの水酸化物;その他の金属の水
酸化物等が挙げられ、有機の塩基としては脂肪族アミン
類(トリアルキルアミン類、ヒドロキシルアミンa、脂
肪族ポリアミン類)、芳香族アミン類(N−アルキル置
換芳香族アミン類、N−ヒドロキシルアルキル置換芳香
族アミン類およびビス[p−(ジアルキルアミノ)フェ
ニルコメタン類)、複素環状アミン類、アミジン類、環
状アミジン類、グアニジン類、環状グアニジン類が挙げ
られ、特にpKaが2以上のものが好ましい。
塩基を感光材料中に含ませる場合は、プレカーサーの形
で添加するのが望ましい。塩基プレカーサーとしては、
加熱により脱炭酸して分解する有機酸と塩基の塩、分子
内求核置換反応、ロッセン転位、ベックマン転位等の反
応により分解してアミン類を放出する化合物など、加熱
により側らかの反応を起こして塩基を放出するものが好
ましく川伝られる。好ましい塩基プレカーサーとしては
英国特許第タタj、り42号等に記載のトリクロロ酢酸
の塩、米国特許第μ、010.μコO号に記載のα−ス
ルホニル酢酸の塩、特願昭3l−jj、700号に記載
のプロピオール酸類の塩、米国特許第a、011.≠2
6号に記載のλ−力ルボキシカルボキサミド誘導体、塩
基取分に有機塩基の他にアルカリ金属、アルカリ土類金
属を用いt熱分解性酸との塩(特願昭sr−+2.!タ
フ号)、ロッセン転位を利用し几特願昭!t−μ3゜2
60号に記載のヒドロキサムカルバメート類、加熱によ
りニトリルを虫取する特願昭夕r−3i。
4/4c号に記載のアルドキシムカルバメート類などが
挙げられる。その他、英国特許第タタt、PJj号、米
国特許第j 、220 、r≠を号、特開昭jO−22
,42!号、英国特許第2,07り。
4cro号等に記載の塩基プレカーサーも有用である。
本発明において特に有用な塩基プレカーサーの具体例を
下に示す。
トリクロロ酢酸グアニジン、トリクロロ酢酸メチルグア
ニジン、トリクロロ酢酸カリウム、フェニルスルホニル
酢酸クアニジン、P−クロロフェニルスルホニル酢酸グ
アニジン、P−メタンスルホニルフェニルスルホニル酢
rllflニシン、フェニルプロピオール酸カリウム、
フェニルプロピオール酸セシウム、フェニルプロピオー
ル酸グアニジン、P−クロロフェニルプロピオール酸グ
アニジン、コ9μm9μmジクロロフェニルプロピオー
ルニジン、P−フェニレン−ビス−プロピオール酸ジグ
アニジン、フェニルスルホニル酢酸テトラメチルアンモ
ニウム、フェニルプロピオール酸テトラメチルアンモニ
ウム。
これらの塩基プレカーサーは単独でも、また数種の併用
でも使用できる。
感光層は、さらにハロゲン化銀およびV機銀塩酸化剤の
熱現像および重合反応を促進する目的で、熱溶剤を含む
ことが出来、かつ一般にその方が好ましい。熱溶剤は熱
現像の温度、例えばrochc〜−200”(:の範囲
に融点をもち、熔融状態で還元剤を溶解し、又は感光層
を軟化させ、その移動を促進する働きをもつ物質で、か
つ銀塩やモノマー、還元剤等と反応しにくいものである
。非常に広範な有機又は無機の化合物から選択すること
が出来るが、具体例としてソルビトール、ペンタエリス
リトール、トリメチロールプロパン、トリメチロールエ
タン、ヘキサンジオール、シクロヘキサンジオール、サ
ポニン等のポリヒドロキシ化合物、尿素、ジメチル尿素
、アセタミド、N−メチルアセタミドなどがあげられる
感光層にはその他、公知の保恒剤、カブリ防止剤等を加
えることが出来、ま几ハレーション防止層、アンチスタ
チック層、保護層等を設けることが出来る。
支持体としては、紙、樹脂をコートした紙、ポリエチレ
ンテレフタレートやトリアセチルセルローズ等のフィル
ム、アルミニウム版などを使用目的に応じて選択して用
いることが出来る。
以上のべた感光層を構成する成分の量は次の通りである
。重合性ビニルモノマー/l轟り、感光性ハロゲン化銀
は0.00/−0,jp、より好ましくは、0.00!
−0,/lであり、有機銀塩酸化剤は、ハロゲン化銀1
モル当り、O−20モル、より好ましくはo −rモル
であり、還元剤は、全銀塩1モル当り、0./−20モ
ル、より好ましくはo、r〜jモルであり、バインダー
ポリマーは、θ〜top、より好ましくはθ〜21であ
り、塩基又は塩基プレカーサーは0.0夕〜J fi 
s  より好ましくは0゜/ 、 / fiであり、熱
溶剤はO〜J l s  より好ましくはO〜tgであ
る。
感光層の乾燥膜厚は、記録材料の使用目的に応じて大巾
に変りうる。例えば通常の画像記録用途や平版印刷版等
の用途には、Q、/−30μm1より好ましくは、Q、
j−10μmであるが、凸版印刷版や、レリーフ自体を
用いる用途では、l# m % z m m 、より好
ましくは0.1mm〜Jmmである。
銀塩の現像及び/又は重合反応が、空気中の酸素によっ
て阻害される場合は、感光層表面に酸素の透過率の低い
物質、(例えばポリビニルアルコール、ゼラチン、又は
塩化ビニリデンと塩化ビニル、アクリロニトリル等との
コポリマー)からなる酸素防止層を設けることが好まし
い。酸素防止層の膜厚は、Q〜、20μm1より好まし
くは0〜3μmである。なおこの層を設ける場合は、こ
れを保護層と兼ねることが出来る。
本発明による画像記録は、上述し念画像記録材料に画像
露光し、次に均一に加熱することにより行い、この操作
だけでポリマーを画像状に形成することが出来る。
画像露光は、感光性ハロゲン化銀(色素増感されたもの
も含む)の感光する波長を含む光源、例えばタングステ
ンランプ、ハロゲンランプ、水銀燈、ケイ光燈、キセノ
ンランプ、レーザー、LED%CRT等を用いて、その
可視光又は紫外線で行うことが出来る。さらにX線や電
子線を用いて画像露光してもよい。露光tは、ハロゲン
化銀の感度により異なるが一般に10  〜lO103
er/32である。加熱は、ホットプレート、ヒートロ
ーラー、赤外線ランプ、オイルパス高周波加熱器等を用
いて接触又は非接触で行うことが出来る。あるいは記録
材例中に、カーボンブラック等の抵抗発熱体を組込み、
これに通電し、ジュール熱を発生させて加熱することも
出来る。加熱はto”c−xoooClより好ましくは
100gIC,、、t 3o (l Cの範囲であり、
加熱時間は、7〜300秒、より好ましくは、!−60
秒の範囲である。空気中の酸素が重合反応又は/及び銀
塩の現像を阻害する場合には、プラスチックフィルム等
を感光層上に密着して加熱することが出来る。
かくして得られ念画像状に生じ7’(ポリマーは、使用
目的に応じて種々の方法により可視画像化又は現像して
最終画像として利用することが出来る。
例えば印刷版又はレリーフとして利用する場合には、溶
剤で現像することが出来る。溶剤としては、ポリマー画
像部分をとかさないが、未硬化部分をとかすものを用い
る。例えばバインダーとしてポリビニルアルコールのよ
つな水溶性ポリマーを用いた場合は、水で現像すること
が出来る。この場合あらかじめ感光層にハロゲン化銀を
減感しない、又はしにくい色素や顔料を含ませておけば
、溶剤現像により直ちに可視画像が得られる。一方、乾
式処理だけでポリマー画像を可視画像に変換することが
出来る。例えば特公昭33−uOj37号公報に記載さ
れているように、言合部分と未重合部分の接層性の差を
利用して、剥離現像によりそれぞれを二枚のシート上に
分離することが出来る。
(可視化の究めには上述の如く、感光層を予め着色して
おけばよい。)また、トナー(溜5色粉体)で処理し、
未重合部分だけに選択的に付着させて可視像とすること
が出来る。
さらにポリマーにより発色又は色素漂白反応を制御して
ポリマー画像を可視像に変換することが出来る。例えば
特開昭62−12り11号公報に記載されているように
、二成分型感熱発色材料を用い、その二つの成分が加熱
下で移動し、反応して発色するのを画像状に生成したポ
リマーをバリヤーとして用いて制御(未硬化部分で発色
)する方法、!!を特開昭j7−/7りt36、同j7
−7り7!Jt号公報に記載されているように、二成分
型発色材料を、モノマーを含むマイクロカプセルの内と
外に分離し、重合させt後圧力現像し、未硬化カプセル
を破壊して発色させる方法、さらに特願昭jターコui
μt7号に記載されているように、ポリマー画像をバリ
ヤーとして用いて、色素の漂白を制御(未硬化部分で漂
白)する方法、さらに研特&37り7に記載されている
ように未重合モノマーにより色素を漂白する方法、など
が用いられる。
これらの可視化方法を用いる場合、それぞれに必要な物
質を感光層に加えることが出来る。
本発明においては、画像露光によって潜像が生じなかっ
た部分で選択的に重合が起ってポリマー画像が生じ、潜
像部分にはポリマーは生じない。
従って通常のネガ型のハロゲン化鋼を用いるとポジ型の
画像が記録される。このメカニズムは明らかではないが
、次のように推定される。まず事実として塩基又に塩基
プレカーサーと還元剤の存在下で、銀塩の有無に関係な
く、加熱により熱重合反応が起ることをN認した。ま之
潜像の存在する部分では、銀塩が銀像に現像される。潜
像部分において上記の熱重合が起らなくなる理由として
以下の二つのメカニズムが考えられる。第一は、熱重合
反応の開始成分である還元剤が、銀塩の現像によって酸
化され、熱重合の開始能力を失なうという考え万、第二
は、還元剤の酸化体が重合の禁止剤(例えばラジカル捕
捉斉nとして働くという考え方である。上記のメカニズ
ムは単なる推定であり、本発明を限定するものではない
本発明は糧々の用途に用いることが出来る。例えば、印
刷版、プルーフ、印画紙、撮影用感光材料、ビデオ信号
のハードコピー、ファクシミリ記録材料、CR前記録材
料、複写材料、OHPフィルム、等である。いずれの用
途においても、従来の非環記録材料よシ大巾に高感度で
(かつポリマー画像の可視化に乾式処理方式を用いるな
らば)乾式処理だけで画像を記録することが出来、かつ
従来の銀塩写真材料を用いる場合に比べて本発明の材料
を用いれば感度は同等であるにもかかわらず使用銀量は
大巾に節減されて安価であり、かつ乾式処理で画像が得
られるという大きな特長を肩している。
実施例1 から成る混合液を、超音波乳化器を用いて1時間乳化し
てモノマーエマルジョンをv4委した。
ベンゾトリアゾール4.4IIとゼラチン/419を水
/ J 00rnlに溶解し、aooo、で攪拌しつつ
、硝酸銀r、zpを水!0ゴに溶がした溶液をコ分間で
加え、次にpHを調整してベンゾトリアゾール銀を沈降
させ、不要の塩を除去し、最後にpHを6.0にして、
収量xoopのベンゾトリアゾール銀乳剤を調製し比。
塗布液を次の如く調整1−た。
これを、ポリエチレンテレフタレートフィルム上に乾燥
膜厚が約!μmになるように塗布、乾燥して、画像記録
材料を作製した。
塗布銀量は、銀換算で約0.101//m  であった
O 画像記録材料に、黒白ステップウェッジ(光学濃度の段
差0.3)を通して、ハロゲンランプを用い、jOルッ
クスの照度においてj秒間露光したのち、感光層上にポ
リエチレンテレフタレートフィルムを密層し、ホットプ
レートを用いて12j0Cで20秒間加熱し文。次にフ
ィルムを剥離して、記録材料を約tio 0cの水に浸
漬し、30秒間振盪したところ、感光層の露光部分が水
中に溶出され、鮮明な4段のステップからなるポジ型の
青色画像が形成され友。
実施例2 実施例1において、ベンゾトリアゾール銀乳剤7.69
の代りに、ベンゾトリアゾールO0,2fIを用いる他
は全く同様に実施したところ、同様な鮮明なポジ型画像
が得られた。
実施例3 実施例1において、l−フェニル−3−ピラゾリドン0
./iの代りにμmメチル−μmヒドロキシメチル−l
−フェニル−3−ピラゾリドンO0/i″17!l:H
L−アスコルビン酸ナトリウム0./−2,9を用いる
他は実施例1と同様に画像記鎌材料を作製し、実施例1
と全く同様に実施したところ、はぼ同様なポジ型画像が
得らf’t y’t 。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 支持体上に、少なくとも感光性ハロゲン化銀、重合性ビ
    ニルモノマー、塩基もしくは塩基プレカーサー、および
    下記一般式( I )または(II)で表わされる化合物か
    ら選ばれる還元剤を塗設した画像記録材料に、画像露光
    して感光性ハロゲン化銀に潜像を形成し、その後加熱す
    ることにより潜像の存在しない部分の重合性ビニルモノ
    マーを重合させてポリマー画像を形成することを特徴と
    する画像記録方法。 一般式( I )▲数式、化学式、表等があります▼一般
    式(II)▲数式、化学式、表等があります▼ 但し、R_1〜R_7は、それぞれ独立に、水素原子、
    アルキル基、置換アルキル基、フェニル基、置換フェニ
    ル基、(R_6はさらにアルコキシ基であってもよい)
    から選ばれた基を表わす。なお、一般式(II)において
    、水酸基の少なくとも一つがアルカリ金属で置換された
    塩でもよい。
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