JPS6118220A - 位相同期回路 - Google Patents

位相同期回路

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JPS6118220A
JPS6118220A JP59137269A JP13726984A JPS6118220A JP S6118220 A JPS6118220 A JP S6118220A JP 59137269 A JP59137269 A JP 59137269A JP 13726984 A JP13726984 A JP 13726984A JP S6118220 A JPS6118220 A JP S6118220A
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Norihisa Okawa
大川 典久
Hideo Kobayashi
英雄 小林
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Kokusai Denshin Denwa KK
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    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03LAUTOMATIC CONTROL, STARTING, SYNCHRONISATION OR STABILISATION OF GENERATORS OF ELECTRONIC OSCILLATIONS OR PULSES
    • H03L7/00Automatic control of frequency or phase; Synchronisation
    • H03L7/06Automatic control of frequency or phase; Synchronisation using a reference signal applied to a frequency- or phase-locked loop
    • H03L7/08Details of the phase-locked loop
    • H03L7/085Details of the phase-locked loop concerning mainly the frequency- or phase-detection arrangement including the filtering or amplification of its output signal
    • H03L7/087Details of the phase-locked loop concerning mainly the frequency- or phase-detection arrangement including the filtering or amplification of its output signal using at least two phase detectors or a frequency and phase detector in the loop

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  • Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)
  • Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、入力信号の周波数および位相に追随する位相
同期回路に関する。
(従来の技術) 従来から、PLL (フェーズロックループ; Pha
seLock Loop)方式による位相同期回路は、
位相変調波を復調する際に必要な基準信号を作成するた
めの搬送波再生回路や、また、ある電波を追跡する際の
周波数トラッキング回路などとして広く使われて童でい
る。
しかし、このPLL方式による位相同期回路には、ハン
グアップ現象と呼ばれる位相引込み特性の劣化現象があ
り、短時間で位相同期を確立しなければならないところ
には適用することが困難であった。
先ず、PLL方式の例を挙げ、ハングアップ現象につい
て説明する。
第8図(a)は、PLL方式による位相同期回路の基本
構成を示す図である。図において、1は信号入力端子、
2は電圧制御発振器(V、C,O,)、3は位相比較器
、4はループフィルタ、5は位相同期信号出力端子であ
る。なお、受検信号に変調が施されている場合は、変調
成分が除去された後の信号が信号入力端子lに入力され
るものとする。
第8図(a)は、電圧制御発振器2の発信周波数とその
位相とを、入力信号の周波数と位相とに同期させるもの
であって、位相比較器3により、入力信号と、電圧制御
発振器2の出力信号とが位相比較され、その罠差分が電
圧としてループフィルタ4を介し電圧制御発振器2にル
ープバックされ。
電圧制御発振器2の発振周波数とその位相とが入力信号
に一致するように制御される。
第8図(b)は1位相比較器3の位相比較特性の例で、
正弦波特性と呼ばれ従来から広く用いられてきたもので
ある。図は横軸に入力信号と電圧制御発振器2の出力信
号との位相差をとり、縦軸に位相比較器3の出力信号(
誤差電圧)を示している。
第8図(b)から分かるように、入力信号と電圧制御発
振器2の出力信号との間の位相差がπ(180°)であ
るとき、位相比較器3の出力は零となり、電圧制御発振
器2の発振位相は変化せず、位相差がπのまま安定して
しまい、同期が確立できない状態になる。この現象をハ
ングアップ現象という。また、位相差が正確にπでなく
とも、極めてπに近いときは、ハングアップ現象とみな
せる現象が起こり、さらに位相差がπの近傍であるとき
は、位相比較器3の出力が零に近い値をとり。
同期確立までに長い時間を必要とする、という欠点があ
った。
これらの欠点のため、複数の互いに非同期なバースト信
号からなるTDMA信号を復調する際の搬送波再生回路
に、第8図(b)に示す特性の位相同期回路を適用する
ことは困難であった。これは、各バースト信号に対して
基準信号を作成しながら復調しなければならず、搬送波
再生回路としては極めて短時間のうちに同期を確立しな
ければならないからである。
一方、上述したハングアップ現象を救済し、同期引込み
特性を改善する方法がr TDMA信号の同期復調に用
いる搬送波再生回路の検討」と題する文献(信学会誌論
文誌Vo1.54−B、 No、41971゜P、16
0〜167)に記載されている。
その一つは、第8図(a)に示したPLL方式において
、位相比較器3の位相比較特性を第8図(c)に示すよ
うに位相差に対して′のこぎり歯状とする方法である。
これは、位相差πにおける位相比較出力を大きくして、
位相差0、または2πなどの同期点への収れんを早めよ
うとするものである。
しかしながら、この方法においても、入力信号に位相ジ
ッタや雑音等が含まれた場合は、位相差π前後における
出力が平均化され、位相差πにおける等測的な位相比較
出力が第8図(d)のようになり、同期確立時間が長く
なるという欠点がある。
また、前述の文献には他の方法としてキックオフ方式が
記載されている。キックオフ方式とは、同期開始時点に
おいて位相差を測定し、位相差がπに近いときには、ハ
ングアップ領域(π近傍)から安定領域(0近傍)へ強
制的にπ移相させる方式である。この方式には、同期開
始時点を知らないと動作できないという欠点がある。ま
た、入力信号に雑音が含まれる場合には、ハングアップ
現象が生じているのにこれを検出できなかったり、ハン
グアップ現象でないのにハングアップ現象と判定してし
まったり、いわゆる不検出や誤検出の問題があり、ノ)
ングアップ現象を完全に取り除くまでに至っていない。
(発明が解決しようとする問題点) 本発明は上述した従来技術の欠点を解決するためになさ
れたもので、ハングアップ現象がおこらず、かつ、極め
て短時間のうちで同期確立が可能な位相同期回路を提供
することを目的とする、。
(問題点を解決するための手段) 本発明の特徴は、少なくとも位相比較器とその出力によ
り制御される制御発振器とを有し、該位相比較器への入
力信号の周波数及び位相に従って該発振器の出力を制御
する位相同期回路において、前記位相比較器が同期安定
点の前後を除いて、位相変化の履歴に応じて二様の位相
比較出力を持つヒステリシス特性を有する位相同期回路
にある。
(作用) 本発明によると位相比較器が二様のヒステリシス特性を
有するので位相差の値にかかわらずハングアップ現象な
しに高速の位相同期引込みが得られる。
(実施例) 第1図は本発明の一実施例を示す図であり、電圧制御発
振器2の発振信号の周波数と位相を入力信号の周波数と
位相とに同期させようとする基本動作は第8図(a)に
示した従来のPLL方式と同様である。ここで、第8図
の従来例と異なる点は、上述のように位相比較器3′の
位相比較特性が第2図に示すととく2πの周期をもち、
かつ、ヒステリシス特性を有することである。第2図は
、横軸に入力信号と電圧制御発振器の出力信号との位相
差θをとり、縦軸に位相比較器3′の出力信号レベルを
示している。また、第2図中の矢印は電圧制御発振器2
′の制御方向(収れん方向)を示している。第2図のご
とく、位相比較器3′は、基本的に入力信号と電圧制御
発振器2の出力信号との位相差θが一π12〜+π/2
の範囲であるときはsinθを出力し、π/2〜3π/
2 の範囲であるときは+1.−3π/2の範囲である
ときは−1を出力する。この出力で制御される電圧制御
発振器2は、位相差θが一3π/2〜+3π/2の間に
あるときは、第2図のOで示される点に収れんするよう
に動作する。
ここで、ヒステリシス特性について説明する。
例えば位相差θが+3π/2を越えた場合1位相比較器
3′は再びsinθを出力する。これは、一種の位相ス
リップを起こさせて、第2図中2πで示される点に収れ
んさせようとするためである6したがって1位相差θが
再び3π/2より小さくなっても、2πの点からみれば
一π/2〜−3π/2の範囲として扱われるので、位相
比較器3′の出力は−1となる。さらに位相差θが小さ
くなってπ/2以内となると、位相比較器3′の出力は
再びsinθとなり、ここでも位相スリップを起こして
、第3図中0で示される点へ収れんさせるように動作す
る。この後、位相差θが再びπ/2より大きくなれば位
相差比較器3′の出力は+1となる。
以上のように、位相比較器3′は位相差θがπまたは一
πを中心に±π/2のヒステリシス巾をもつように動作
する。このように、位相比較器3′にヒステリシス特性
を持たせることにより、第8図(a)で示した従来技術
の欠点は次のように解決される。
第8図(b)と第3図との比較から分かるように、第2
図においては、例えば、−2π、O,+2πで示した収
れん意思外で、位相比較器3′の出力が0またはその近
傍となることはないので、従来技術にみられたハングア
ップ現象は起こり得ない。また、位相差θが±π/2を
越えても、位相比較器3′の出力は低下することなく、
制御電圧値の最大値を保持するので、電圧制御発振器2
を高速で制御できる。
なお、第2図の例では、ヒステリシス幅は180″(π
)となっているが、位相引込み範囲と雑音または位相ジ
ッタ等による入力信号の位相変動量を考慮し、180°
より狭く、または広く設定しても、上述したと同様の効
果は得られる。
次に第2図に示した特性を有する位相比較器3′の具体
的構成を第3図に示し、これについて説明する。なお、
本構成例は180’ (π)のヒステリシス幅を有する
ものである。
第3図において、1は信号入力端子、6は電圧制御発振
器2からの信号の入力端子、7,8は位相検波器、9は
π/2ラジアン移相器、io、 itはレベル判定器、
12.13はオアゲート、14〜17はアンドゲート、
18は第3図に示した−1に相当する電位の電源、19
は第3図に示した+1に相当する電源、20.21.2
2はゲート、23は出力端子である。なお、オアゲート
12およびアンドゲート14.15の直前に付された小
丸印は″否定″を表わす。
信号入力端子1からの入力信号は入力端子6からの電圧
制御発振器2の出力信号と位相検波器7゜8によって位
相検波される。位相検波器7,8の間にはπ/2の位相
差があるので、信号入力端子1からの信号と入力端子6
からの信号との位相差を上述と同様θで表わせば、位相
検波器7の出力はcosθまた位相検波器8の出力はs
inθで表わされる。これらの出力はレベル判定器10
および・11によって正負に応じた論理レベルの信号に
変換され、その後論理処理される。この論理処理につい
ては、第4図を補助に用い説明する。
第4図は、各部の波形と、位相比較特性の関係を示すも
のであり、(a)は位相検波器7の出力波形(余弦波)
 、 (b)は位相検波器8の出力波形(正弦波) 、
 (C)レベル判定器10の出力波形、(d)はレベル
判定器11の出力波形、(e)は波形(c)および(d
)を論理レベルで書き改めたもの、(f)は、(c)、
 (d)の波形および(f)の論理レベル表現に関連し
て便宜上付した領域番号、(g)は位相比較特性である
。なお、便宜上(C)の信号をA、(d)の信号をBと
呼ぶことにする。
先ず、第4図(g)のうち正弦特性を示す領域(1)は
、信号Bの状態にかかわらず、信号Aが1”である領域
で特定できる。したがって、第3図の構成例においては
、信号Aでゲート22を開くようにし、この帰還位相検
波器8の出力である正弦波を出力端子23へ出力するよ
うにしている。
次に第4図(g)のうち領域(2) 、 (3) 、 
(4) 、 (5)については次の論理処理を行う。
第3図において、アンドゲート16の出力をYl、アン
ドゲート17の出力をYイとすれば、Y□およびYlは
次の論理式で表わされる。
Y□=A−Y、’  ・ (Y工′+B)−−−−1(
gY、= A −Y1’  ・ (yz’ +B) −
−−−−(2)ここでy1’ 、Y、’はYl、Y、に
更新される前の状態である。
式(1)のY□が“1”となればゲート20を開き−1
を出力し1式(2)のYlが“1″となればゲート21
を開き+1を出力する。
この論理処理動作を表1に示す真理値表を用い、さらに
説明する。表1には出力端子23の出力信号をYout
として付加してYoutの内容を示しまた、該当領域も
参考までに付加しである。(第4図(h)参照)。
以下余白 表1 先ず、Aが“1”であるときは、y1’ 、y、’ 。
Bの状態にかかわらず表中の状態4をとり、Ylおよび
Ylは“0”でYoutとしてはsinθを出力する。
これは、前述の領域(1)である。
この状態から位相差θが一π72〜+π/2の範囲を越
えるとAは# OFjとなる。Aが1”であったときの
(Ylt Yl)は(0,0)であったから、(A= 
y1/ t 7% )は(0,O,O)となり状態1に
遷移する。この時Bがat O$1ならば領域が(1)
から(4)へうつったものとしてYlを“1”にしてY
outとして−1を出力し、Ylが“1”となったこと
で(A、Y1’ 、Y、’ )は(0,’1.O)とな
り状態3に移る。状態3に移ればBの状態にかかわらず
、すなわち領域(5)または領域(4)であるかにかか
わらず、Youtとして−1を出力し続ける。この状態
3は、位相差θが一3π12を越え、位相スリップを起
こして領域(1)となるか、または、位相差θが小さく
なって領域(1)に入りAが“1”になるまで続く。
この動作は位相差θが+側に現われたときも同様である
。すなわち、領域(1)から領域(2)に移ると、状態
は1をとり、Bが“1″であるから、Youtとして+
1を出力し、状態は2に移り、位相差θがいずれかの領
域(1)になるまで+1を出力し続ける。
以上が第3図の構成例の動作である。もつとも、初期の
位相差θが常に領域(1)に入るとは決まらないが、表
1のいずれかの状態に落込むことは明らかであり、ハン
グアップ現象を起こすことはありえない。また表1の真
理値表から(Y工′。
Y2′)が(1,1)である状態が抜けているが、式(
1)および(2)から明らかなように、一種のフリップ
フロップを構成しているのでY1′ およびY2′が共
に“1”を取ることはないからである。
なお、第3図の構成例では回路実現の容易性を考慮して
ヒステリシス区間をπ/2と3/2πの間とした。一般
にヒステリシス区間を広くとればハングアップを避ける
効果は大となる。しかし反面で、例えば2πラジアンに
引込めば速く同期できる入力信号をヒステリシスのため
0ラジアンに引込み、長い同期時間が必要となる現象が
生じる。
一方ヒステリシス区間を狭くするとヒステリシス区間を
越えるような大きな雑音に大して本発明の効果が小さく
なる。従ってヒステリシス区間はπラジアンを中心とし
て片側に最大でもπ/2ラジアン程度とすべきであろう
−すなわちヒステリシス区間はπ/2と3/2πの範囲
内に設定されるべきである。予想される雑音量が小さい
場合は上記範囲ないで、なるべくヒステリシス区間を狭
くした方が平均同期時間を短くできる。
次に本発明の他の実施例について説明する。
第5図は本発明の他実施例であって、1は信号入力端子
、2は電圧制御発振器、3は位相比較器、5は位相同期
信号出力端子、24はループフィルタである。
この回路の基本動作は第3図に示した実施例とほぼ同じ
であるが、位相比較特性は第6図に示すような2π周期
の特性を持つ。この位相比較特性では位相が3π/4よ
り小さい値から増加した時は5π/4迄の間で比較器出
力は常に正の値をとり、位相が5π/4を越えると下の
線に跳躍し負の出力となる。この点から逆に位相が減少
すると位相比較特性は下の線をたどり負の値を出力する
位相が3π/4より減少すると出力は跳躍的に変化し上
の線にそって正の値を出力する。これらの位相比較出力
はデジタル値(例えば2進数)で表示されており24の
ループフィルタ内でもデジタル的に演算される。そして
演算結果はD/A変換されて出力され、電圧制御発振器
を制御する。
本実施例の位相比較器3′は第7図のようにして構成で
きる。図において、1は信号入力端子、6は電圧制御発
振器出力信号入力端子、7,8は位相検波器、9はπ/
2移相器、23′は位相比較出力端子、25.26はA
/D変換器、27は角度換算表を記憶したROMメモリ
ー、28は位相判定回路である。
この位相比較器3″′では、先ず、1からの入力信号と
6からの信号が7,8で位相検波される。
1および6の信号の位相差をθとすれば8の出力はsi
nθとなり、7の出力は9のπ/2位相器の影響でco
sθとなる。これらの値は25.26のA/D変換器で
デジタル値(例えば2進数)に変換され、28に入力さ
れる。一方27にはCO8θとsinθの値からθの値
を読みとる角度換算表を用意しであるので、28はそれ
を参照してθを知り位相比較出力を決定し、23′に出
力する。ここでθがヒステリシス区間内のものである時
は、予め28内に記憶しである直前のθの値および上下
どちらのヒステリシス曲線に従った結果を出力したかの
情報に基づき、位相が増加してその区間内に入ったか、
あるいは減少してその区間内に入ったかを判定する。そ
の判定結果に基づき上または下のヒステリシス曲線に従
った位相比較結果を出力する。
(発明の効果) 以上、本発明について詳細に説明した。本発明による位
相同期回路によれば、位相比較特性がヒステリシス特性
を有するため、その効果として位相差θがπの近傍にあ
っても大きな位相比較特性がトれる。またπの近傍で入
力信号に雑音が重畳していても位相比較出力はヒステリ
シス曲線の一方に従って変動するので、雑音による平均
化作用のため位相比較出力が平均として0に近くなると
いう現象も生じない。この結果従来の位相同期方式の大
きな欠点であったハンプアップ現象を避けられる。また
位相差が大きくてπ/2と3π/2の間にあるような場
合でも位相比較出力の絶対値が1という大きな値をとる
ので同期引込速度が従来の位相同期回路より速い。
さらに第3図の方式によれば周波数の引込範囲が従来の
方式より格段に広い。すなわち例えば入力信号の周波数
が電圧制御発振器の出力周波数より大きい時は位相差が
時間とともに増加して行くため位相比較特性の曲線上を
右に移動することになり常に+1側のヒステリシス特性
をとる。従って位相比較器出力すなわちループフィルタ
入力の平均電圧は大きく正の側に片寄り、電圧制御発振
器の出力周波数を急速に増加せしめ同期状態に引込むこ
とが可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示す図、第2図は第1図にお
ける位相比較器3′の位相比較特性を示す図、第3図は
本発明による位相比較器の構成例、第4図は第3図の装
置の動作説明図、第5図は本発明の他の実施例を示す図
、第6図は第5図の装置の位相比較特性を示す図、第7
図は第5図の装置における位相比較器の構成例、第8図
は従来の位相同期方式を示す図である。 (符号;第1図) 2;電圧制御発振器、  3′ ;位相比較器、4;ル
ープフィルタ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 少なくとも位相比較器とその出力により制御される制御
    発振器とを有し、該位相比較器への入力信号の周波数及
    び位相に従って該発振器の出力を制御する位相同期回路
    において、前記位相比較器が同期安定点の前後を除いて
    、位相変化の履歴に応じて二様の位相比較出力を持つヒ
    ステリシス特性を有することを特徴とする位相同期回路
JP59137269A 1984-07-04 1984-07-04 位相同期回路 Granted JPS6118220A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59137269A JPS6118220A (ja) 1984-07-04 1984-07-04 位相同期回路
US06/749,848 US4612515A (en) 1984-07-04 1985-06-28 PLL having phase comparator with hysteresis characteristics
GB08516644A GB2161662B (en) 1984-07-04 1985-07-01 Phase synchronisation circuit

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JP59137269A JPS6118220A (ja) 1984-07-04 1984-07-04 位相同期回路

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JPH0458734B2 JPH0458734B2 (ja) 1992-09-18

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