JP2877186B2 - 位相同期回路 - Google Patents

位相同期回路

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JP2877186B2
JP2877186B2 JP7147047A JP14704795A JP2877186B2 JP 2877186 B2 JP2877186 B2 JP 2877186B2 JP 7147047 A JP7147047 A JP 7147047A JP 14704795 A JP14704795 A JP 14704795A JP 2877186 B2 JP2877186 B2 JP 2877186B2
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    • H03L7/00Automatic control of frequency or phase; Synchronisation
    • H03L7/06Automatic control of frequency or phase; Synchronisation using a reference signal applied to a frequency- or phase-locked loop
    • H03L7/08Details of the phase-locked loop
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    • H03L7/08Details of the phase-locked loop
    • H03L7/085Details of the phase-locked loop concerning mainly the frequency- or phase-detection arrangement including the filtering or amplification of its output signal
    • H03L7/093Details of the phase-locked loop concerning mainly the frequency- or phase-detection arrangement including the filtering or amplification of its output signal using special filtering or amplification characteristics in the loop

Landscapes

  • Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は位相同期回路に関し、特
にFM復調器などに適用される位相同期回路に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】図9に従来の位相同期回路を示す。この
従来の位相同期回路は特開平4−81126号公報に開
示されている。従来の位相同期回路は、三角波特性位相
比較器101と、ループフィルタ102と、電圧制御発
振器(VCO)103と、インバータ104と、切替回
路105と、位相範囲検出回路106とを有する。切替
回路105は、第1及び第2の入力端105a及び10
5bと出力端105cともつ。ここでは、初期状態とし
て、実線で示すように、切替回路105は、第1の入力
端105aと出力端105cを接続しているものとす
る。
【0003】次に、従来の位相同期回路の動作について
説明する。三角波特性位相比較器101は入力端子13
0の入力信号と切替回路105の出力端105cから出
力端子131へ送出される出力信号との位相差を検出
し、位相差を示す位相差信号を出力する。ループフィル
タ102はこの位相差信号に含まれるビート波形を抽出
し、この抽出したビート波形を示す低域通過信号107
を出力する。低域通過信号107はVCO103の発振
周波数を制御する。VCO103から発振される発振信
号は、インバータ104と切替回路105の第1の入力
端105aとに供給される。インバータ104は発振信
号の極性を反転して極性反転信号を出力する。極性反転
信号は切替回路105の第2の入力端105bに供給さ
れる。
【0004】一方、位相範囲検出回路106は、三角波
特性位相比較器101から出力される位相差信号(或い
はループフィルタ102から出力される低域通過信号)
を受け、入力信号と出力信号との間の位相差が(3π/
2)ラジアンになったときに、制御信号を切替回路10
5へ送出する。この制御信号に応答して、切替回路10
5は出力端子105cへの接続を第1の入力端105a
(VCO103の正相出力(発振信号))から第2の入
力端105b(逆相出力(極性反転信号))へと切り換
える。
【0005】図10に三角波特性位相比較器101の三
角波特性を示す。上述した切替回路105の切替制御に
よって、三角波特性の位相差(3π/2)ラジアンから
(π/2)ラジアンへと、強制的に位相ジャンプさせた
ことになる。従って、プルインに必要な制御方向に逆行
するような位相差領域からプルインの順方向を呈する位
相差領域に強制的に移行でき、プルインに必要な時間の
短縮とプルインレンジの広帯域化を図ることができる。
なお、切替回路105の接続切替えは、入力信号と出力
信号との間の位相差が(3π/2)ラジアンに達する度
に繰り返す。
【0006】位相範囲検出回路106は、Dタイプ−フ
リップフロップ(D−FF)回路等のデジタル回路で構
成されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
の位相同期回路では、位相範囲検出回路106をD−F
F回路等のデジタル回路で構成しているため、回路構成
が複雑となると共に、高速動作が困難となる欠点があ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】それ故に本発明の課題
は、回路構成が簡易な位相同期回路を提供することにあ
る。
【0009】本発明の他の課題は、高速動作が可能な位
相同期回路を提供することにある。
【0010】本発明の第1の態様による位相同期回路
は、入力信号と出力信号との間の位相差を検出して、こ
の位相差を示す位相差信号を出力する位相比較器と、位
相差信号に含まれるビート波形を抽出して、このビート
波形を示す第1の低域通過信号を出力する第1のループ
フィルタと、第1の低域通過信号を平滑化して、第2の
低域通過信号を出力する第2のループフィルタと、第1
の低域通過信号と第2の低域通過信号との間の信号レベ
ルを比較して、制御信号を出力するヒステリシス型コン
パレータと、第2の低域通過信号に応答して、発振周波
数を可変した発振信号を発振する電圧制御発振器と、発
振信号の極性を反転して、極性反転信号を出力するイン
バータと、制御信号に応答して、発振信号と極性反転信
号との切替えを行い、出力信号を出力する切替回路と備
えている。
【0011】本発明の第2の態様による位相同期回路
は、入力信号と出力信号と間の位相差を検出して、その
位相差を示す位相差信号を出力する位相比較器と、位相
差信号を平滑化して、低域通過信号を出力するループフ
ィルタと、位相差信号と低域通過信号との間の信号レベ
ルを比較して、制御信号を出力するヒステリシス型コン
パレータと、低域通過信号に応答して、発振周波数を可
変した発振信号を発振する電圧制御発振器と、発振信号
の極性を反転して、極性反転信号を出力するインバータ
と、制御信号に応答して、発振信号と極性反転信号との
切替えを行い、出力信号を出力する切替回路とを備えて
いる。
【0012】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して詳細に
説明する。
【0013】図1を参照して、本発明の第1の実施例に
よる位相同期回路について説明する。図示の位相同期回
路は、乗算型(三角波特性)位相比較器2と、第1のル
ープフィルタ3と、第2のループフィルタ4と、電圧制
御発振器(VCO)5と、ヒステリシス型コンパレータ
6と、インバータ7と、切替回路11とを有する。切替
回路11は第1及び第2の入力端11a及び11bと出
力端11cともつ。ここでは、初期状態として、実線で
示すように、切替回路11は、第1の入力端11aと出
力端11cを接続しているものとする。
【0014】次に、第1の実施例の位相同期回路の動作
について説明する。乗算型位相比較器2は、入力端子1
の入力信号と切替回路11の出力端11cから出力端子
8へ送出される出力信号との間の位相差を検出し、位相
差を示す位相差信号を出力する。第1のループフィルタ
3は、この位相差信号に含まれるビート波形を抽出し、
抽出したビート波形を示す第1の低域通過信号9を出力
する。第2のループフィルタ4は、この第1の低域通過
信号を平滑化して、第2の低域通過信号10を出力す
る。第2のループフィルタ4から出力される第2の低域
通過信号10はVCO5の発振周波数を制御する。VC
O5から発振される発振信号は、インバータ7と切替回
路11の第1の入力端11aとに供給される。インバー
タ7は発振信号の極性を反転して極性反転信号を出力す
る。極性反転信号は切替回路11の第2の入力端11b
に供給される。
【0015】一方、ヒステリシス型コンパレータ6は、
第1のループフィルタ3から出力される第1の低域通過
信号9と第2のループフィルタ4から出力される第2の
低域通過信号10との信号レベルを比較し、制御信号を
切替回路11へ送る。この制御信号は、プルイン制御方
向に逆行する位相差領域からプルインの順方向を呈する
位相差領域に移行するように、切替回路11に対して接
続切替を行わせ、VCO5の正相、逆相の切り換えを行
う。
【0016】図2に、本実施例のプルインの制御過程
(ループフィルタ出力を+にする方向)を例示する信号
波形図を示す。図2において、横軸は時間軸であり、縦
軸にループフィルタ出力電圧を示す。第1のループフィ
ルタ3の出力(第1の低域通過信号)9と第2のループ
フィルタ4の出力(第2の低域通過信号)10の波形を
例示している。
【0017】ループフィルタ出力を+にする方向にプル
インの制御が働いているとすると、乗算型位相比較器2
の入力信号と出力信号との間の位相差と出力の関係は図
10のようになる。そのため、位相差0〜(π/2)ラ
ジアンおよび位相差(3π/2)〜2πラジアンが負の
出力となるので、プルインの制御に逆行する領域とな
る。この場合、第1のループフィルタ3の出力9(出力
電圧)が0になるのは、図10の位相比較出力が0にな
る時であり、かつ、+方向制御なので、上記位相差は
(3π/2)ラジアンとなる。
【0018】図2(a)はヒステリシス型コンパレータ
6の代わりにヒステリシスなしのコンパレータ(以下、
通常のコンパレータと呼ぶ)を使用をしたときの出力、
図2(b)はヒステリシス型コンパレータ6を使用した
ときの出力である。図2(a)において、通常のコンパ
レータを使用した場合、その通常のコンパレータの一方
の入力端子には基準電圧として0Vが入力されている。
また、図2(a)において、時間軸上で(3π/2)と
記した点は、第1のループフィルタ3の出力9が0のと
きの時点、すなわち、上記位相差が(3π/2)ラジア
ンのときを示している。したがって、従来では、この時
点で通常のコンパレータは制御信号(例えば、論理
“L”レベルから論理“H”レベルへの立ち上がり信
号)を切替回路に出力する。ここで、この切替時点から
直ちに第1のループフィルタ3の出力が反転しないの
は、時間遅れのためである。尚、通常のコンパレータが
論理“H”レベルから論理“L”レベルへの立ち下がり
信号を出力しているときは、切替回路は切替動作をしな
い。 また、ループフィルタ出力を+にする方向に制御す
る制御過程では、第1のループフィルタ3の出力9が第
2のループフィルタ4の出力10よりも小さくなる期間
があり、この期間の始点を図2(a)の「切替点」で示
している。この切替点は、上記位相差が(3π/2)ラ
ジアンとなる時点よりも前である。したがって、本発明
では、この「切替点」で制御方向が切り替わるようにヒ
ステリシス型コンパレータ6を用いている。ヒステリシ
ス型コンパレータ6を使用したときの出力が、通常のコ
ンパレータを使用したときの出力に比べて、出力の傾き
が大きくなっている。これは、上記位相差が(3π/
2)ラジアンとなる時点よりも前に(換言すれば、位相
比較出力が0になる前に)、プルインの制御に逆行する
位相差領域から順方向を呈する位相差領域に強制的に移
行したことによる。このように、第2のループフィルタ
4の出力10の信号レべルを基準として、第1のループ
フィルタ3の出力9の信号レべルが所定の値より小さく
なる点(図2(a)の切替点に対応する点)が、位相差
領域の逆方向制御、順方向制御の切り替わるポイントと
なる。
【0019】図3は、本実施例のプルインの制御過程
(ループフィルタ出力を−にする方向)を例示する信号
波形図であり、図2とは逆方向の働きをしている。図3
において、横軸は時間軸であり、縦軸にループフィルタ
出力電圧を示す。この場合、第1のループフィルタ3の
出力9(出力電圧)が0になるのは、図10の位相比較
出力が0になる時であり、かつ、−方向制御なので、上
記位相差は(π/2)ラジアンとなる。図3(a)はヒ
ステリシス型コンパレータ6の代わりに通常のコンパレ
ータを使用をしたときの出力、図3(b)はヒステリシ
ス型コンパレータ6を使用したときの出力である。図3
(a)において、通常のコンパレータを使用した場合、
その通常のコンパレータの一方の入力端子には基準電圧
として0Vが入力されている。また、図3(a)におい
て、時間軸上で(π/2)と記した点は、第1のループ
フィルタ3の出力9が0のときの時点、すなわち、上記
位相差が(π/2)ラジアンのときを示している。
た、ループフィルタ出力を−にする方向に制御する制御
過程では、第1のループフィルタ3の出力9が第2のル
ープフィルタ4の出力10よりも大きくなる期間があ
り、この期間の始点を図3(a)の「切替点」で示して
いる。この切替点は、最初の期間を除いて、上記位相差
が(π/2)ラジアンとなる時点よりも前である。した
がって、本発明では、この「切替点」で制御方向が切り
替わるようにヒステリシス型コンパレータ6を用いてい
る。図2の場合と同様に、ヒステリシス型コンパレータ
6を使用したときの出力が、通常のコンパレータを使用
したときの出力に比べて、出力の傾きが大きくなってい
る。これは、最初の期間を除いて、上記位相差が(π/
2)ラジアンとなる時点よりも前に(換言すれば、位相
比較出力が0になる前に)、プルインの制御に逆行する
位相差領域から順方向を呈する位相差領域に強制的に移
行したことによる。このように、第2のループフィルタ
4の出力10の信号レべルを基準として、第1のループ
フィルタ3の出力9の信号レべルが所定の値より大きく
なる点(図3(a)の切替点に対応する点)が、位相差
領域の逆方向制御、順方向制御の切り替わるポイントと
なる。
【0020】図4に図1のヒステリシス型コンパレータ
6の回路構成を示す。このヒステリシス型コンパレータ
6それ自体は周知のものである。図示のヒステリシス型
コンパレータ6は、抵抗R7,R12,R13と、pn
p形トランジスタQ13,Q113,Q14,Q15,
Q16,Q17と、npn形トランジスタQ18,Q1
9,Q20,Q21とを有する。
【0021】抵抗R7の一端には電源電圧Vccが印加さ
れ、他端はpnp形トランジスタQ13,Q113のエ
ミッタに共通に接続されている。pnp形トランジスタ
Q13,Q113のベースには共通に第1のバイアス電
圧Vbias1 が印加される。pnp形トランジスタQ1
3,Q113のコレクタはそれぞれpnp形トランジス
タQ14,Q17のエミッタおよびpnp形トランジス
タQ15,Q16のベースに接続されている。
【0022】抵抗R12,R13の一端は共通に第2の
バイアス電圧Vbias2 が印加され、他端はそれぞれpn
p形トランジスタQ15,Q16のエミッタに接続され
ている。pnp形トランジスタQ17のベースには第1
の入力端IN1から第1のループフィスタ3(図1)の
出力9が供給される。pnp形トランジスタQ14のベ
ースには第2の入力端IN2から第2のループフィルタ
4(図1)の出力10が供給される。pnp形トランジ
スタQ14,Q17のコレクタは接地されている。
【0023】pnp形トランジスタQ15のコレクタ
は、非反転出力端子OUT1と、npn形トランジスタ
Q18のコレクタと、npn形トランジスタQ21のコ
レクタおよびベースと、npn形トランジスタQ20の
ベースとに接続されている。pnp形トランジスタQ1
6のコレクタは、反転出力端子OUT2と、npn形ト
ランジスタQ20のコレクタと、npn形トランジスタ
Q19のコレクタおよびベースと、npn形トランジス
タQ18のベースとに接続されている。npn形トラン
ジスタQ18,Q19,Q20,Q21のエミッタは接
地されている。非反転出力端子OUT1および反転出力
端子OUT2から制御信号が出力される。なお、切替回
路11の構成によっては非反転出力端子OUT1のみを
使用する場合もある。
【0024】図5を参照すると、本発明の第2の実施例
による位相同期回路は、乗算型位相比較器2の代わりに
のこぎり波型位相比較器2aを使用している点を除い
て、図1に示したものと同様の構成を有する。図6にの
こぎり波型位相比較器2aの位相比較出力を示す。第2
の実施例において、プルインの制御過程が+方向に働く
場合、ヒステリシス型コンパレータ6によって第1のル
ープフィルタ3の出力9と第2のループフィルタ4の出
力10とを比較することにより、制御と逆行する位相領
域π〜2πラジアンを0〜πラジアンの順方向の位相領
域に移行できる。
【0025】上記第1および第2の実施例において、ヒ
ステリシス型コンパレータ6に適当なヒステリシスを持
たせることにより、プルイン、ロック時の誤動作を避け
ることができる。
【0026】尚、本発明は上述した実施例に限定され
ず、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の変形・変
更が可能であるのは勿論である。例えば、上記第1およ
び第2の実施例とも、信号の応答周波数によっては、図
7および図8に示すように、第1のループフィルタ3を
削除しても問題ない。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように本発明による位相同
期回路は、ヒステリシス型コンパレータをプルイン時の
不要区間の検出に使用しているので、従来の位相同期回
路に比べて回路規模を1/4に縮小することができ、4
倍の動作速度が得られる。また、位相比較器として、乗
算型位相比較器だけでなく、のこぎり波型位相比較器に
も対応できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例による位相同期回路の構
成を示すブロック図である。
【図2】図1に示した位相同期回路のプルイン制御
(+)過程時の信号波形図であり、(a)は通常のコン
パレータを使用した場合の出力を、(b)はヒステリシ
ス型コンパレータを使用した場合を出力を示す。
【図3】図1に示した位相同期回路のプルイン制御
(−)過程時の信号波形図であり、(a)は通常のコン
パレータを使用した場合の出力を、(b)はヒステリシ
ス型コンパレータを使用した場合を出力を示す。
【図4】図1中のヒステリシス型コンパレータの構成の
1例を示す回路図である。
【図5】本発明の第2の実施例による位相同期回路の構
成を示すブロック図である。
【図6】図5中ののこぎり波型位相比較器の特性図であ
る。
【図7】図1に示した位相同期回路の変形例を示すブロ
ック図である。
【図8】図5に示した位相同期回路の変形例を示すブロ
ック図である。
【図9】従来の位相同期回路の構成を示すブロック図で
ある。
【図10】図1および図9に示した乗算型(三角波特
性)位相比較器の特性図である。
【符号の説明】
1 入力端子 2 乗算型(三角波特性)位相比較器 2a のこぎり波型位相比較器 3 第1のループフィルタ 4 第2のループフィルタ 5 電圧制御発振器(VCO) 6 ヒステリシス型コンパレータ 7 インバータ 8 出力端子 9 第1のループフィルタ3の出力(第1の低域通過
信号) 10 第2のループフィルタ4の出力(第2の低域通
過信号) 11 切替回路

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力信号と出力信号との間の位相差を検
    出して、該位相差を示す位相差信号を出力する位相比較
    器と、 前記位相差信号に含まれるビート波形を抽出して、該ビ
    ート波形を示す第1の低域通過信号を出力する第1のル
    ープフィルタと、 前記第1の低域通過信号を平滑化して、第2の低域通過
    信号を出力する第2のループフィルタと、 前記第1の低域通過信号と前記第2の低域通過信号との
    間の信号レベルを比較して、制御信号を出力するヒステ
    リシス型コンパレータと、 前記第2の低域通過信号に応答して、発振周波数を可変
    した発振信号を発振する電圧制御発振器と、 前記発振信号の極性を反転して、極性反転信号を出力す
    るインバータと、 前記制御信号に応答して、前記発振信号と前記極性反転
    信号との切替えを行い、前記出力信号を出力する切替回
    路とを有する位相同期回路。
  2. 【請求項2】 前記位相比較器が乗算型位相比較器であ
    る請求項1記載の位相同期回路。
  3. 【請求項3】 前記位相比較器がのこぎり波型位相比較
    器である請求項1記載の位相同期回路。
  4. 【請求項4】 入力信号と出力信号と間の位相差を検出
    して、該位相差を示す位相差信号を出力する位相比較器
    と、 前記位相差信号を平滑化して、低域通過信号を出力する
    ループフィルタと、 前記位相差信号と前記低域通過信号との間の信号レベル
    を比較して、制御信号を出力するヒステリシス型コンパ
    レータと、 前記低域通過信号に応答して、発振周波数を可変した発
    振信号を発振する電圧制御発振器と、 前記発振信号の極性を反転して、極性反転信号を出力す
    るインバータと、 前記制御信号に応答して、前記発振信号と前記極性反転
    信号との切替えを行い、前記出力信号を出力する切替回
    路とを有する位相同期回路。
  5. 【請求項5】 前記位相比較器が乗算型位相比較器であ
    る請求項4記載の位相同期回路。
  6. 【請求項6】 前記位相比較器がのこぎり波型位相比較
    器である請求項4記載の位相同期回路。
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