JPS61181729A - シ−トの姿勢制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はシートの姿勢制御装ｆｆｔＶＣ関する。

従来の技術 車両用シートには人間工学の観点からシートクッション
の傾斜角調整、上下位置調整及びシートクッションの前
部で上腿下部、つまり膝の裏側部分全支えたりする各種
の姿勢制御装置がある。その一つとしては例えば実開昭
５９−５８６３６号公報に示−するように、シートクッ
ション＃部を昇降する前側１ノンク機構とシートクッシ
ョン後部を昇降する後側リンク機構とに操作レバーの操
作力を伝達する一方、シートクッションからの荷重に対
して前側リンク機構と後側リンク機構との作動を拘束す
ることによって、上下位＃調整に傾斜角調整全併有させ
である。また、別のものとしてはシートクッションの前
部に空気量を形成したサイサポートを付設し、この空気
室に充填する空気量の増減によってサイサポート着座面
の突出ｆｉを調節し、上腿下部の支持感を変えるように
なっている。

発明が解決しようとする問題点 しかし、前述の構造では、両者を一体のシートに採用し
たとしても、シートクッションの上下位蓋訓整、即ち昇
降ｔｐｌ整とサイサポートの突出量調節とを別々の系統
で調整しなければならず、操作が面倒になるうえ、サイ
サポートの全気量増減の念めエアポンプ、給排気切換機
構、配管チューブ等の付帯機構によって構造が複雑にな
り、重量も増加してしまう。しかも、人間工学上から最
良Ω の連転姿勢を確保するには、シートクッション昇降貴と
サイサポートの突出量との間に、シートクッションを上
位に設定したときにはサイサポートの突出ｔを減らし、
反対にシートクッションの下位ではサイサポートの突出
量を増やすという相関関係がある。

そこで本発明はシートクッションの昇降量調整にサイサ
ポートの突出量調節を機構学的に連動し、操作容易性と
軽量化をも達成することができるシートの姿勢制御袋＃
、を提供するものである。

問題点を解決するための手段 本発明にあっては、操作レバーと、この操作レバーに連
動してシートクッションの前部を昇降する前側リンク機
構と、シートクッションの後部を昇降する後側リンク機
構と、これら＃側リンク機構と後側リンク機構とに前記
操作レバーの操作力を伝達し、かつシートクッションか
らの荷ｔに対して前側リンク機構と後側リンク機構との
作動を拘束する逆転防止機構とからなるリフト機構によ
って、シートクッションをフロアに対して昇降調整自在
に構成する一方、シートクッションの前部にサイサポー
トをその前側を自由端とし、後側を軸支して上下方向に
回動自在に組付け、このサイサポートの自由端側と前記
リフト機構の前側リンク機構とを、リフト機構の上昇作
動に連動してサイサポートを下動し、リフト機構の降下
作動に連動してサイサポート？上動するサイサポートリ
ンク機構で連結して、サイサポートを前記シートクッシ
ョンの昇降調整に伴なう回動角調整自在に構成しである
。

作用 操作レバーの操作によってシートクッションを上昇する
と、サイサポートリンク機構によってサイサポートが軸
Ｓ？中心として下方に回動する。

また、操作レバーの操作で、シートクッションを降下す
ると、これに追随してサイサポートが上方に回動する。

≠施例 以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳述する。

第１〜４図において、ｌＶｉシートクッション、２はシ
ートバック、３はサイサポート、４はヘッドレスト、５
はシートクッション１の前後位置を調整するスライド機
構を示し、フロア６に前後方向に向けて固定した左右一
対のロアレール７と、この左右一対のロアレール７夫々
に前後方向の移動量調整自在に組付けられた左右一対の
アッパレール８とからなる。９はリフト機構を示し、操
作レバー１０と、左右一対の前側リンク機構１１と、左
右一対の後側リンク機構１２と、逆転防止機構１３とで
構成されている。操作レバー１０はシートクッション１
のシートクッションフレーム１４の側部前後方向中間部
に配設されている。前側リンク機構１１はアッパレール
８の前部にビン１５で回動自在に連結したリリーフリン
クプレート１６と、略Ｖ字形の隅部をシートクッション
フレーム１４の最降下位置における前記ビン１５よりも
優男に位置する＃部にピボット１７で軸支し、かつ略Ｖ
字形の前アームの先端をリリーフリンクプレート１６の
上端にビン１８で回動自在に連結し念前リフトリンクプ
レート１９とからなる。この前リフトリンクプレート１
９の前アームのピボット１７からビン１８までの距離、
つまり前アーム有効リンク長さｊｌ＋ば、１１リーフリ
ンクプレート１６のビン１８からビン１５マでの距離、
つまりリリーフリンクプレート有効リンク長さ１２より
も長く設定されていると共に、ピボット１７からビン１
５までの距離ムはシートクッション１の最降下位置にお
いて前記前アーム有効リンク長さｉｌとリリーフリンク
プレート有効リンク長さρ２との和よりも小さく設定さ
れている（　ｆｌｓ＜＜ｊｔ＋＋　ｂ　）。前記後（１
１１１ＩＩンク機構１２は略三角形の一頂角部をアッパ
レール８の後部にビン２０で回動自在に連結し、他の二
つの頂角部のうちの一つの頂角部をシートクッションフ
レーム１４の最降下位置における前記ビン２０よりも後
方位置にピボット２１で軸支した後リフトリンクプレー
トになっている。そして、前記前側リンク機構１１は前
リフトリンクプレート１９の前記他方の後アームの先端
を操作レバー１０のドライブシャフト２２の先端に組付
けたベルクランク２３の＃作動アーム２４の前端に前連
結ロッド２５で回動自在に連結し、操作レバー１０に連
動してシートクッション１の前部を昇降するようになっ
ている。

後側リンク機構１２としての後リフトリンクプレートは
前記残るｍｍ角部をベルクランク２３の後作動アーム２
６の後端に後連結ロッドｎで回動自在に連結し、操作レ
バー１０に連動してシートクッション１の後部を昇降す
るようになっている。また、後側リンク機構１２のピボ
ット２１から後連結ロッドｎまでの距離ｎａｆ前記前ア
ーム有効リンク長さ１１と等しく設定しく　１４＝　１
＋　）、ピボット２１からビン２゜までの距離ＪｌｓＰ
前リフドリフトリンクプレートピボットから前連結ロッ
ド２５までの距離１６よりも長く設定してあり（ム＞＞
　ｌｂ＞＞　１１．　ｆｌａ＞＞　１２）、シートクッ
ション１の後部の昇降量′ｆｍ部の昇降量よりも大きく
するようになっている。さらに、前記前連結ロッド２５
は左右一対の前側リンク機構１１にさしわ念されて連結
してあり、後連結ロッド２７は左右一対の後側リンク機
構１２にさしわたされて連結しであるワ 前記逆転防止機構１３はドライブシャフト２２の中間部
に回り止め１茨合したドラム２８と、このドラム２８を
被覆してシートクッションフレーム１４に固定したカッ
プ状のカバー２９と、このカバー四の内”周面とドラム
２８の外周面との間隙に収納され両端の折曲ｆｆ［ｓ　
ｋドラム２８の外周に軸方向に刻設した切欠＠２８ａｌ
Ｆ３に折込ませたコイルスプリング３０と、前記ベルク
ランク２３のドライブシャフト２２に回動自在に唖着さ
れたベースプレート２３　ａに突設してコイルスプリン
グ３０の折曲部間にはさみ込ませたサポータ３１とを備
え、操作レバー１（ｌドライブシャフト２２を伯として
回動すると、ドライブシャフト２２、ドラム２８．サポ
ータ３１．ベースプレート２３　＆の順に操作レバー１
０の操作力が伝達されると共に、コイルスプリング３０
の外径がカバー四の内径よりも縮まる方向に動作して、
前リンク機構１１．後側リンク機ｌＲ１２が昇降作動し
、シートクッション１が昇１４する。逆にシートクッシ
ョン１からの荷重に対しては、前側リンク機構１１．後
側リンク機構１２、ベルクランク２３．サポータ３１の
順に荷重が伝わり、サポータ３１がコイルスプリング３
０の折曲部ＩＦして、コイルスプリング３０の外径を拡
大する方向に力が加わり、コイルスプリング：３０とカ
バー２９の内周面との間の摩擦でブレーキがかかり、前
側リンク機構１１と後側リンク機構１２との作動を拘束
シ、シートクッション１のずれ下がりｔｒｉ止するよう
にＩＩ底されている。

前記サイサポート３は平面視コ字形のサイサポートフレ
ーム３２に緩衝材層とこれをトリム表皮で被覆し、この
サイサポートフレーム３２の鳳幅方向〕左右一対の側壁
の後側をシートクッションフレーム１４のピボット１７
とドライブシャフト２２との間に位置する前部に支軸３
３ヲ介して軸支して上下方向に回動自在に組付け、サイ
サポート３の前側を自由端として構成されている。この
サイサポート３０自由端と前記リフト機構９の前側リン
ク機構１１と金サイサポートリンク機構３４で連結して
、サイサポート３をシートクッション１の昇降調整に伴
なう回動角調整自在に構成しであるり前記サイサポート
リンク機［３４はサイサポートフレーム３２のアッパレ
ール８よりも少し１幅方向内側の部分に固定して側壁に
前後方向に細長い長孔話を開けたブラケット３６と、こ
のブラケット３６の長孔あにスライドピン３７ヲ介して
前端を摺動自在に係着したサイサポートリンクプレート
３８と、このサイサポートリンクプレート３８の後端を
回１自在に嵌合させて前連結ロッド２５と並設し、その
両端を左右一対の前作動アーム２４の中間部に夫々結合
して前リンク機構１１に連結した作動ロッド３９とを備
え、リフト機７ｆｌ１９の上昇作動に連動してサイサポ
ート３を下動し、リフト機構９の降下作動に連動してサ
イサポート３を上動するように構成されている。

また、前記作動ロッド３９のサイサポートリンクプレー
ト３８を嵌合した部分はその両側の軸心を前後方向に偏
位して曲折形成した補強部３９　ａに形成しである。４
０はサイサポート３の支軸３３に回動自在に嵌合した保
護プレー）１−示し、その先端部に長孔４１を形成し、
この長孔４１に作動ロッド３９の前作動アーム２４から
外側に突出した部分を摺動自在に挿入、係合して、長孔
４１の周縁１則面を前作動アーム２４の作動ロッド３９
配設周縁部に摺動自在に重合しであるっ４２はシートク
ッションフレーム１４の後部に組込まれたリクライニン
グ機構を示し、シートクッションフレーム１４と、これ
に固定したホルダプレート４３との間に回動自在に軸支
されてシートバック２を固定したリクライニングアーム
祠と、このリクライニングアーム４４の回動角全調整自
在に設定する図外のロック８！揖のロック、ロック解除
中の換作レバー４５とを備えている。

以上の実施例構造によれば、ｌ＠４図（Ａ）に示すシー
トクッション１の最降下状態において、操作レバー１０
を矢印ａ方向に操作すると、ドライブシャフト２２　ｅ
　介してベルクランク２３０ベースプレート２３　ａが
＠１因に示す矢印す方向に回動して、前作動アーム２４
が矢印Ｃ方向に移動すると共に、後作　、動アーム２６
が矢印ｄ方向（矢印Ｃ７同と逆方向）に移動し、前作動
アーム２４の移動に連れて前側リンク機構１１が作動し
て、シートクッション１の前部が上昇すると共に、後作
動アーム２６の移動に連れて後側リンク機構１２が作動
して、シートクッション１の後部が上昇するつこのシー
トクッション１の前部、後部の上昇は同時作動するけれ
ども、後側リンク機構１２の上昇量が前側リンク機構１
１の上昇量よりも大きく設定しであるので、シートクッ
ション１の着座面１ａの傾斜角が少し緩やかになって、
シートクッション１の上昇が行なわれる。

しかも、前配り−７）　機構９の上昇作動の前作動アー
ム２４の矢印Ｃ７同の移動によって、作動ロッド３９が
矢印ｅ方向に移動し、この移動に連れてサイサポートリ
ンクプレートあによってサイサポート３が支軸コ（３を
中心として矢印ｆ７１Ｆｒ５］に下動して、筆４図（Ｂ
）に示すシート姿勢となり、サイサポート３による上腿
下部の強圧迫を阻止した適度な支持状態となる。

一万、蹴４図（Ｂ）に示す最上昇状態から操作レバー１
（１を矢印ａ方向と逆方向の矢印ｇ方向に操作すると、
ドライブシャフトｎ、ベルクランク２３１前後リンク機
構１１．サイサポートリンク機構３４及び後備リンク機
構１２が前述とは逆方向に作動してサイサポート３が支
軸３３全中心として上動すると共に、シートクッション
１が降下し、シートクッション１０着座面１ａの傾斜角
が少し急になったシート姿勢となり、シートクッション
ｌの降下に伴なう上腿下部の浮き上がりを前記上動じた
サイサポート３で適度に受止めることができる。

操作レバー１０と前側リンク機構１１．操作レバー１０
と後１１ｕｌｌリンク機１！１２の間をベルクランク２
３で連結したので、操作レバーＩＯの操作力を前側リン
ク機構１１．後側リンク横置１２に直接的に伝達するこ
とができ、リフト機構９の各構成要素の所定部材を特に
剛構造にする必要もない。

サイ丈ボートリンク機１１３４における作動ロッド３９
のサイサポートリンクプレート３８の連結部分を曲折形
成した補強部３９　ａに形成しであるので、サイプの荷
重に対する作動ロッド３９のたわみを減少し、この作動
ロッド３９のたわみに起因する前作動アーム２４のたわ
みも減少することができ、しかもこの前作動アーム２４
の九わみに対しては保譲プレ−ト４０も機能することに
なるので、サイサポートリンク機ＩＥ３４の付設に伴な
うシートクッション１前部の昇降量に支障？招くことも
ない。

なお、本発明はシートクッションｌを平行移動するリン
ク機構からなるリフト機構であっても適用可能である。

発明の効果 以上のように本発明によれば、操作レバーの操作によっ
てシートクッションを上昇すると、サイサポートリンク
機構によってサイサポートを軸部を中心として下動でき
、また操作レバーの操作によるシートクッションの降下
に連動してサイサポートｙ上勅することができるので、
人間工学上から最適な運転姿勢となるシート姿勢にワン
操作で制（２）することができるうえ、サイサポートの
付帯機構の削減による構造の簡単化を図り、操作容易性
と軽食化とも遠因することができる実用上火なる効果が
ある。

【図面の簡単な説明】

軍１図は本発明の一実施ｆＩ＋を示す側面から見た概略
構成図、第２図は同実施例のり７ト機構とサイサポート
リンク機構との概略構成線図、第３図は同実施例の要部
を平面的に示した概略構成図、纂４図は本発明の作用説
明図であって（４）はシートクッションの最降下状態を
示し、の）はシートクッションの最上昇状態を示すもの
である。 １・・・シートクッション、３・・・サイサポート、６
・・・フロア、９・・・リフト機構、１０・・・操作レ
バー、１１・・・前側リンク機構、１２・・・後側リン
ク機構、１３・・・逆転防止機構、３３・・・支軸、あ
・・・サイサポートリンク機１０ 第４図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 操作レバーと、この操作レバーに連動してシートクッシ
   ョンの前部を昇降する前側リンク機構と、シートクッシ
   ョンの後部を昇降する後側リンク機構と、これら前側リ
   ンク機構、後側リンク機構に前記操作レバーの操作力を
   伝達し、かつシートクッション側からの荷重に対して前
   側リンク機構と後側リンク機構との作動を拘束する逆転
   防止機構とからなるリフト機構によつて、シートクッシ
   ョンをフロアに対して昇降調整自在に構成する一方、シ
   ートクッションの前部にサイサポートをその前側を自由
   端とし、後側を軸支して上下方向に回動自在に組付け、
   このサイサポートの自由端側と前記リフト機構の前側リ
   ンク機構とを、リフト機構の上昇作動に連動してサイサ
   ポートを下動し、リフト機構の降下作動に連動してサイ
   サポートを上動するサイサポートリンク機構で連結して
   、サイサポートを前記シートクッションの昇降調整に伴
   なう回動角調整自在に構成したことを特徴とするシート
   の姿勢制御装置。