JP2006223720A - 椅子式マッサージ機 - Google Patents
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Abstract
【課題】 座面のクッション表皮にシワが発生しなくなり、クッション表皮が伸びきってしまうという不具合も無くなる椅子式マッサージ機を提供する。
【解決手段】 座席部3に対して、起立位置の背もたれ部7を前倒可能な椅子式マッサージ機1において、背もたれ部7の前倒時に、背もたれ面7a若しくは背もたれ面7aから前方に突出した施療手段8aが、座席部3の座面3aと接する角度以上に前倒しないように規制する前倒規制ピン20を設けている。
背もたれ部7の前倒速度を減速する速度調整手段23を設けている。
【選択図】 図1
【解決手段】 座席部3に対して、起立位置の背もたれ部7を前倒可能な椅子式マッサージ機1において、背もたれ部7の前倒時に、背もたれ面7a若しくは背もたれ面7aから前方に突出した施療手段8aが、座席部3の座面3aと接する角度以上に前倒しないように規制する前倒規制ピン20を設けている。
背もたれ部7の前倒速度を減速する速度調整手段23を設けている。
【選択図】 図1
Description
本発明は、椅子式マッサージ機に関する。
従来、座席部に対して、起立位置の背もたれ部を前倒可能な椅子式マッサージ機がある(特許文献1参照)。
このように、座席部に対して背もたれ部を前倒させることで、背もたれ部をフラットに折り畳めるので、椅子式マッサージ機をコンパクトに搬送したり、収納したりすることができる。
実公平5−37797号公報
しかしながら、背もたれ部を前倒させると、背もたれ部の重量および背もたれ部に内蔵した施療手段(施療子やエアーバック、これらの駆動機構等)の重量が全て座席部の座面に作用することになるから、座面のクッション表皮にシワが発生したり、前倒状態が長期間になると座面のクッション表皮が伸びきってしまうという問題があった。特に、背もたれ面から施療手段が前方に突出している場合には、クッション表皮のシワや伸びがさらに悪化する。
本発明は、前記問題を解消するためになされたもので、座面のクッション表皮にシワが発生しなくなり、クッション表皮が伸びきってしまうという不具合も無くなる椅子式マッサージ機を提供することを目的とするものである。
前記課題を解決するために、本発明の椅子式マッサージ機は、座席部に対して、起立位置の背もたれ部を前倒可能な椅子式マッサージ機において、前記背もたれ部の前倒時に、背もたれ面若しくは背もたれ面から前方に突出した施療手段が、座席部の座面と接する角度以上に前倒しないように規制する前倒規制手段を設けていることを特徴とするものである。
前記前倒規制手段としては、例えば、前記座席部側の肘掛け部に設けた前倒規制ピン、あるいは前記座席部側と背もたれ部とを連結する前倒規制ワイヤーで構成することができる。
前記背もたれ部に内蔵した施療手段の耐久性を向上させるために、前記背もたれ部の前倒速度を減速する速度調整手段を設けることが好ましい。
本発明によれば、背もたれ面等が座席部の座面と接する角度以上に前倒しないように、前倒規制手段で背もたれ部の前倒角度を規制するようにしたから、背もたれ部の前倒時に、背もたれ部の重量および背もたれ部に内蔵した施療手段(施療子やエアーバック、これらの駆動機構等)の重量が座席部の座面に作用しなくなるので、座面のクッション表皮にシワが発生しなくなり、クッション表皮が伸びきってしまうという不具合もなくなる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1および図3に示すように、椅子式マッサージ機1は、椅子本体2の上部に座席部3が取付けられ、椅子本体2の左右両側部に肘掛け部4が取付けられ、椅子本体2の前部にオットマン5がヒンジ軸5aで取付けられている。このオットマン5は、シリンダー等の駆動機構(不図示)により、図1(a)において、実線の下動位置と二点鎖線aで示した上動位置との間で上下位置を調整できるようになっている。
前記座席部3の後部には背もたれ部7が配置され、この背もたれ部7にはマッサージ機構(施療手段)8が内蔵されて、このマッサージ機構8の一部である施療子8aが背もたれ部7の背もたれ面7aから前方に突出している。なお、マッサージ機構8として、施療子8aに代えて、または施療子8aとともにエアーバックを設けることもできる。
図1および図2に示すように、前記座席部3と背もたれ部7の左右両側位置に、横向き略T字状の側板9がそれぞれ配置され、この側板9の下部9aは、左右方向に延在する同期シャフト10で一体的に連結されていて、側板9の前部9bは、座席部3の左右両側部にリクライニング軸11で前後回動可能に支持されるとともに、側板9の上部9cに、背もたれ部7の左右両側部が前倒軸12で前後回動可能に支持されている。
前記前倒軸12よりも下方に位置する背もたれ部7の一側部に、ロックピン13が固定され、これに対応する側板9の後部には、図1(a)の起立位置にある背もたれ部7のロックピン13が嵌まり込むロック溝14aと、嵌り込んだロックピン13をロックするロックレバー14bとが設けられている。そして、ロックレバー14bの上回動操作でロックピン13のロックを解除して、背もたれ部7を前方に押すと、背もたれ部7は、前倒軸12を中心にして図1(b)のように前倒するようになる。
前記側板9の同期シャフト10にブラケット16が固定され、前記座席部3の下面にブラケット17が固定されて、同期シャフト10のブラケット16には、シリンダー(伸縮機構)18の本体18aがヒンジ軸16aで連結されるとともに、座席部3のブラケット17には、シリンダー18のプランジャ18bがヒンジ軸17aで連結されている。そして、シリンダー18の伸縮動で、背もたれ部7は、リクライニング軸11を中心にして前後傾(リクライニング)されるようになる。
前記肘掛け部4の内面には、図1(b)のように前倒した背もたれ部7の背もたれ面7aを当て止めて、背もたれ面7aから前方に突出した施療子(施療手段の一部)8aが、座席部3の座面3aと接する角度以上に前倒しないように規制する前倒規制ピン(前倒規制手段)20を設けている。
前記のように椅子式マッサージ機1を構成すれば、背もたれ部7が図1(a)の起立位置にある時に、ロックレバー14bを上回動操作してロックピン13のロックを解除した状態で、背もたれ部7を前方に押すと、背もたれ部7は、前倒軸12を中心にして図1(b)のように前倒するようになる。
この前倒の終わり近くで、肘掛け部4の前倒規制ピン20に背もたれ部7の背もたれ面7aが当て止められるので、背もたれ面7aから前方に突出した施療子8aが、座席部3の座面3aと接する角度以上に前倒しなくなる。
したがって、背もたれ部7を前倒させた時に、背もたれ部7の重量および背もたれ部7に内蔵したマッサージ機構8の重量が座席部3の座面3aに作用しなくなるので、座面3aのクッション表皮にシワが発生しなくなり、クッション表皮が伸びきってしまうという不具合もなくなる。
前記実施形態では、マッサージ機構8の施療子8aが、座席部3の座面3aと接する角度以上に前倒しないように規制したが、施療子8aが背もたれ部7の内部に没入する場合や、施療子8aが座席部3の座面3aに接しない位置に下動する場合には、背もたれ部7の背もた面7aが座席部3の座面3aと接する角度以上に前倒しなくなるように規制することもできる。
前記実施形態において、前記背もたれ部7の前倒速度を減速する速度調整手段を設けることができる。
すなわち、図4に示すように、前記背もたれ部7に、前記前倒軸12を中心とする半径の円弧状ラック22を取付けるとともに、前記側板9に、前記円弧状ラック22に噛み合うピニオン23aを有するロータリーダンパー(速度調整手段)23を取付けている。このロータリーダンパー23は、内部に粘性の高いオイルが封入されていて、ピニオン23aに回転抵抗を付与するようになる。
したがって、背もたれ部7が図4(a)の起立位置から図4(b)のように、前倒軸12を中心にして図4(b)のように前倒する時に、この前倒に連動して円弧状ラック22がピニオン23aを回転させるが、ピニオン23aは、ロータリーダンパー23で回転抵抗が付与されているから、背もたれ部7の前倒速度が減速されて、背もたれ部7が緩やかに前倒して、座席部3に強く衝突しなくなるので、背もたれ部7に内蔵したマッサージ機構8の耐久性が向上するようになる。
前記実施形態では、肘掛け部4に設けた前倒規制ピン20で背もたれ部7の前倒を規制したが、図5に示すように、背もたれ部7の下部の付近と側板9の下部9aの付近とをフレキシブルな前倒規制ワイヤー24で連結して、背もたれ部7を前倒させた時に前倒規制ワイヤー24が引っ張り状態になることで、背もたれ部7の前倒を規制することもできる。
1 椅子式マッサージ機
2 椅子本体
3 座席部
3a 座面
4 肘掛け部
7 背もたれ部
7a 背もたれ面
8 マッサージ機構(施療手段)
8a 施療子(施療手段)
12 前倒軸
20 前倒規制ピン(前倒規制手段)
23 ロータリーダンパー(速度調整手段)
24 前倒規制ワイヤー(前倒規制手段)
2 椅子本体
3 座席部
3a 座面
4 肘掛け部
7 背もたれ部
7a 背もたれ面
8 マッサージ機構(施療手段)
8a 施療子(施療手段)
12 前倒軸
20 前倒規制ピン(前倒規制手段)
23 ロータリーダンパー(速度調整手段)
24 前倒規制ワイヤー(前倒規制手段)
Claims (4)
- 座席部に対して、起立位置の背もたれ部を前倒可能な椅子式マッサージ機において、
前記背もたれ部の前倒時に、背もたれ面若しくは背もたれ面から前方に突出した施療手段が、座席部の座面と接する角度以上に前倒しないように規制する前倒規制手段を設けていることを特徴とする椅子式マッサージ機。 - 前記前倒規制手段は、前記座席部側の肘掛け部に設けた前倒規制ピンであることを特徴とする請求項1記載の椅子式マッサージ機。
- 前記前倒規制手段は、前記座席部側と背もたれ部とを連結する前倒規制ワイヤーであることを特徴とする請求項1記載の椅子式マッサージ機。
- 前記背もたれ部の前倒速度を減速する速度調整手段を設けていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の椅子式マッサージ機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005043774A JP2006223720A (ja) | 2005-02-21 | 2005-02-21 | 椅子式マッサージ機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005043774A JP2006223720A (ja) | 2005-02-21 | 2005-02-21 | 椅子式マッサージ機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006223720A true JP2006223720A (ja) | 2006-08-31 |
Family
ID=36985582
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005043774A Pending JP2006223720A (ja) | 2005-02-21 | 2005-02-21 | 椅子式マッサージ機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006223720A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008132063A (ja) * | 2006-11-27 | 2008-06-12 | Matsushita Electric Works Ltd | 椅子式マッサージ機 |
-
2005
- 2005-02-21 JP JP2005043774A patent/JP2006223720A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008132063A (ja) * | 2006-11-27 | 2008-06-12 | Matsushita Electric Works Ltd | 椅子式マッサージ機 |
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