JPS61179126A - 電気掃除機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （イ）　産業上の利用分野 本発明は、容器状紙フィルターの中に塵埃を溜める形式
の電気掃除機に関する。

（ロ）　従来の技術 従来この種掃除機としては例えば、実公昭５５−３０４
４１号公報に開示されている。しかしながらこの掃除機
においては、紙袋の一端に設けた支持枠の孔を掃除機本
体の前部に形成した収皇室の吸気筒に差し込まなければ
ならず、更に別個の支持枠止めが必要となり取扱いが面
倒でコスト的に高くなる欠点があった。

（ハ）　発明が解決しようとする問題点本発明は上記の
欠点を解消するためになきれたものでフィルター収納室
に対する容器状紙フィルターの保持を簡単な構成で確実
に行ない得るようにすることを解決すべき技術的課題と
する。

（ニ）　問題点を解決するための手段 本発明の電気掃除機は、電動送風機を内蔵した電動送風
機室とフィルターを収納するフィルター収納室とを区画
形成した掃除機本体と、前記フィルター収納室内に収納
される端板を有した容器状紙フィルターと、前記フィル
ター収納室の開口を閉塞すると共に前記端板に設けた開
口を介して前記容器状紙フィルター内と連通ずる吸気口
を有した蓋体とより構成し、前記容器状紙フィルターの
端板を油記フィルタ〜収納室の開口縁と首記蓋体とで挾
持するようにしたものである。

（ホ）作用 容器状紙フィルターの端板はフィルター収納室の開口縁
と蓋体にて挾持されているため、蓋体を開けないかぎり
端板が外れることなく、したがって容器状紙フィルター
はフィルター収納室に確実に保持される。

（へ）実施例 以ト一本発明の一実施例を図に基いて説明する。

電気掃除機本体（１）は、前部に把手（２）、下部に１
個の自在前車輪（３）と１対の後車輪（４）を有し、油
方内部にフィルター収納室（５）が設けられている。フ
ィルター収納室（５）の上面にはフィルター挿入口（６
）が形設される。前記フィルター収納室（５）の後方に
は、下方に通風口（７）を有する仕切板（８）を間に挾
んで電動送風機（９）を収納する電動送風機室が形成さ
れている。フィルター挿入口〈６）からは箱形の通気性
容器（１０）が挿入される。この容器（１０）は合成樹
脂枠（１１）の要所に合成樹脂ネット（１２）を張架し
たものであり、上面は開口となり、その周囲に、フィル
ター挿入口（６）の縁に絞る端板（１３）を形設してい
る。フィルター収納室（５）の内周壁には、通気性容器
（１０）を案内するガイドリブ（１４）が各面に数条づ
つ形設されている。ガイドリブ（１４）の方向はフィル
ター挿入方向と同じく垂直である。ガイドリブ（１４）
の−部は仕切板（８）に形設きれる。通気性容器（１０
）の出し入れを容易にするため、ガイドリブ（１４）の
稜線にはやや上向きの角度がついている。通気性容器（
１０）は少なくとも下端において外面がガイドリブ（１
４）に接するような大きさにする。（１５）はフィルタ
ー収納室く５）の底部に装着された受台で固定部分（Ｉ
Ｓａ＞と可動部分（１５ｂ）を望遠鏡式に組合わせ、可
動部分（１５ｂ）を圧縮コイルばね（１６）で上方に附
勢したものである。通気性容器（１０）の底部は挿入途
中で可動部分（１５ｂ）に当たる。それ以後ばばね（１
６）の弾発力に抗し通気性容器（１０）を押込むことに
なる。　（１７）は容器状紙フィルターで、通気性容器
（］０）の内のりにはｙ等しい大ききを有する。

フィルター（１７）の上面は開口（１８）となっていて
、通気闇容器（１０）の口１傍に載る厚紙の端板（１９
）が装着されている。

（２０）はフィンレター（１７）の上面開口（１８）を
覆う蓋体であり、後端の突部（２１）を本体（１）に形
設した係合穴（２２）に保合し、前端に本体前部のクラ
ンプ（２３）を係合することにより、端ｖｉ（１３）（
１９）を気密に押さえる形で本体（１）に固定される。

蓋体（２０）の１盲部には吸塵ボースを接続する吸気口
（２４）が略水平に設けられ−Ｃいる。吸気口（２４）
の後側は広い水平断面積を有する気流減速空間（２５）
となっている。気流減速空間（２５）の側壁部は下方に
延長せしめられ、フィルター（１７）の中に入り込む枠
部（２６）を構成している。（２７〉は枠部（２６）を
ガイドとして動くプレス板で、枠部（２６）の後部下端
に設けた軸（２８）により回動自在に支持され、且つ軸
（２８）に取付けたねじつばね（２９）により、第１図
において時計方向に附勢されている。蓋体（２０）の天
井面にはプレス板（２７〉の自由端を受けるストッパー
（３０）を垂設する。（３１）は蓋体（２０）の天井部
に軸（３２）で枢支されたレバーで、一方の腕は蓋体（
２０）の内部に入り込んでプレス板（２７）の自由端に
係合し、他方の腕は蓋体（２０）の外に突出し、その先
端につまみ（３３）を備えている。なおレバー（３１）
が蓋体（２０）を貫通する個所には適当なシール手段を
講するものとする。

以上の構成からなる掃除機において、図示しない吸塵ホ
ースを吸気口（２４）に接続し、電動送風機（９）を駆
動すると、塵埃を含んだ空気が吸気口（２４〉から気流
減速空間（２５）へ、はｙ水平に流入し、減速きれた後
、下方へ向きを変え、容器状紙フイルタ−（１７）に塵
埃を濾過されて、通風口（７）より、電動送風ｊａ（９
）に吸込まれる。容器状紙フイルタ−（１７）内に塵埃
が一杯に堆積したらレバー（３１’）のつまみ（３３）
を第１図に仮想線で示す如く引起こす。するとレバー（
３１）の他端がプレス板（２７）をばね（２９）に抗し
回動させ、塵埃を押きえつけきせる。これにより塵埃は
圧縮され、更に吸塵の余地が生じる。塵埃圧縮により容
器状紙フイルタ−（１７）はふくらもうとするが、ガイ
ドリブ（１４）に支えられた通気性容器（１０）が膨張
圧を支えるので、破れるようなことはない。

これ以上吸塵できないところまで吸込んだら第３図に見
られるようにクランプ（２３）を外して蓋体（２０）を
持ち上げる。すると受台（１５〉により通気性容器（１
０）がせり上がるから、フランジ（１３）に手をかけて
通気性容器（１０〉を抜出し、塵捨て場所へ運んで容器
状紙フイルタ−（１７）を捨て、新しいフィルターをセ
ットし直せば良い。

尚第４図に示す他の実施例においては、フィルター収納
室〈５）に配設収納きれる容器状紙フイルタ−（１７）
は該フィルターの上面を端板（１９）で閉ざし、該端板
に気流減速空間（２５）より小さい開口（１８＞を設け
て蓋体（２０）に設けた吸気口＜２４）と前記容器状紙
フイルタ−（１７）の内部とを連通している。

〈ト）　発明の効果 本発明による電気掃除機は上述の如く構成したものであ
るから、フィルター収納室に対する容器状紙フィルター
の収納が容易に行ことができると共に蓋体を開かない限
り前記フィルターの端板が外れることなく簡単な構成で
確実に保持できる。

【図面の簡単な説明】

第１図乃至第３図は本発明電気掃除機の一実施例を示し
、第１図は断面図、第２図は第１図の■−■線に沿い切
断した断面図、第３図はフィルター取出状況を示す第１
図と同様の断面図である。 第４図は他の実施例を示す第１図と同様の断面図である
。 （１）・・・掃除機本体、（５）・・・フィルター収納
室、（１７）・・・容器状紙フイルタ−、（１８）・・
・上面開口、（１９）・・・端板、（２０）・・・蓋体
。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １）電動送風機を内蔵した電動送風機室と フィルターを収納するフィルター収納室とを区画形成し
   た掃除機本体と、前記フィルター収納室内に収納される
   端板を有した容器状紙フィルターと、前記フィルター収
   納室の開口を閉塞すると共に前記端板に設けた開口を介
   して前記容器状紙フィルター内と連通する吸気口を有し
   た蓋体とより構成し、前記容器状紙フィルターの端板を
   前記フィルター収納室の開口縁と前記蓋体とで挾持する
   ようにしたことを特徴とする電気掃除機。