JP2501262B2 - 電気掃除機用集塵フィルタ― - Google Patents

電気掃除機用集塵フィルタ―

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JP2501262B2
JP2501262B2 JP3241333A JP24133391A JP2501262B2 JP 2501262 B2 JP2501262 B2 JP 2501262B2 JP 3241333 A JP3241333 A JP 3241333A JP 24133391 A JP24133391 A JP 24133391A JP 2501262 B2 JP2501262 B2 JP 2501262B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、通気性および可撓性を
有する紙等の濾材で形成された袋状体と塵濾吸込口を有
する厚紙等で形成した口板とで構成した電気掃除機用集
塵フィルターに係るものである。
【0002】
【従来の技術】この種の集塵フィルターとしては、特開
昭48−104365号公報に示すように、袋状体に通
ずる塵埃吸込口を有し、かつ、2枚のボール紙を重ね合
わせてそのうちの一枚のボール紙を折りたたんで前記塵
埃吸込口をふさぐふさぎ蓋体としてなる口板を備えたも
のが知られていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来例では、電気
掃除機の集塵室に集塵フィルターを設置した状態で、ふ
さぎ蓋体部を折りたたんで口板の塵埃吸込口をおおうこ
とを意図した構造になっていない。そのために、上記従
来例では、集塵室から集塵フィルターを引き出した後
に、ふさぎ蓋部を折りたたんで口板の塵埃吸込口をおお
うようにしていたため、集塵室から集塵フィルターを引
き出す際に、口板の塵埃吸込口から袋状体内に集塵され
ている塵埃が周囲に飛散することがあり、取り扱いが不
便であった。
【0004】本発明の目的とするところは、上記不具合
点を解決し、使い勝手のよい電気掃除機用集塵フィルタ
ーを提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的は、通気性及び
可撓性を有する紙等の濾材からなり、かつ、塵埃を収集
する袋状体と、該袋状体内に通ずる塵埃吸込口を有し、
かつ該袋状体の外壁に取り付けた厚紙等からなる口板
(支持板)とを備えた電気掃除機用集塵フィルターにお
いて、該フィルターの口板は、該口板を電気掃除機に設
けた該フィルター(該袋状体)が出入りする開口部に取
り付けた状態で、該塵埃吸込口をふさぎ得るふさぎ蓋部
を有する構成とすることにより、達成される。
【0006】
【作用】上記構成によれば、電気掃除機に設けた集塵室
開口部に口板を取り付けた状態で、口板に設けた塵埃吸
込口をふさぎ蓋部でおおうことができる。これによっ
て、口板の塵埃吸込口がふさがれた状態で、集塵室開口
から集塵フィルターを引き出すことができるので、袋状
体内の塵埃が、口板の塵埃吸込口から外部に飛散しな
い。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面医基づいて説
明する。この電動掃除機は、本体ケース1とダストケー
ス2とから構成されている。本体ケース1とダストケー
ス2は図6に示すように着脱自在に結合されている。こ
の結合は、図7に示すように本体ケース1の下部に設け
られている受け溝3にダストケース2の下部に設けた引
掛部4を差込み、ダストケース2の上部に設けたハンド
ル5の基板6の後側を本体ケース1のハンドル基板受け
凹部7に挿入し、本体ケース1の上部に設けたクランプ
8の係合爪9をハンドル5の基板6に係合することによ
りなされる。
【0008】本体ケース1は内部に電動送風機10およ
びコード巻取装置11が設けられている。この本体ケー
ス1は縦の分割面をもって左右に分割される左側本体ケ
ース部1aと右側本体ケース部1bとから構成されてい
る。左右本体ケース部1a,1bはねじ(図示せず)に
より固定される。左右本体ケース部1a,1bは、前壁
12に連通口13が後壁に排気口15が設けられてい
る。更に中央の電動送風機収納室16と下側のコード巻
取装置収納室17は仕切板18にて仕切られている。電
動送風機収納室16の上側には後で詳述する第1細目集
塵フィルター(以下、集塵フィルターと称す)19の余
備品を収納する予備フィルター収納室20が設けられて
いる。予備フィルター収納室20と電動送風機収納室1
6は仕切板21にて仕切られている。上記仕切板18、
21は本体ケース1の分割面に対し直角に、かつ左側本
体ケース1a,1bの内方にそれぞれ延在している。前
記予備フィルター収納室20は、右側本体ケース部1b
については外側壁面に開口部をもって開口している。こ
の開口部より、予備の集塵フィルター19は予備フィル
ター収納室20内に出し入れされる。通常は、その開口
部に着脱自在なる蓋22を取付けて開口部を閉じてお
く。この蓋22は把手穴23および係止用爪を有し、同
爪により蓋22は開口部に着脱自在に係止される。
【0009】本電気掃除機の使用時に、電動送風機10
から発生した音は本体ケース1の外部にもれるが、本体
ケース1の内部上側は予備フィルター収納室20により
二重の仕切構造になっているので、外部へもれる音を低
減でき、騒音の低減を計ることができる。また予備フィ
ルター収納室20、電動送風機収納室16およびコード
巻取装置収納室17は、本体ケース1の分割面側に抜く
成形用の金型により形成できる。仮に、予備フィルター
収納室20を本体ケース1の外側面壁に縦方向に形成す
るとすれば、成型用の金型が複雑になるとともに成型の
作業性も悪くなる。
【0010】次にダストケース2の構成について説明す
る。ダストケース2は、図6および図7に示すように、
筒形の形状を有する。ダストケース2の前側には、集塵
フィルター19を出し入れする集塵フィルター用開口部
2aが形成されている。この集塵フィルター用開口部2
aには開閉自在なるフィルター支持板36が設けられて
いる。このフィルター支持板36は集塵フィルター用開
口部2aの下部に設けた支軸37にて回転自在に支持さ
れ、この支軸37を支点として同支持板36は前側に倒
すように回動できる。フィルター支持板36の丈は集塵
フィルター用開口部2aのほぼ半分の高さを有するの
で、フィルター支持板36を閉成すると集塵フィルター
用開口部2aの下半分はふさがれる。フィルター支持板
36の表面には上端に抜ける凹部38が形成され、この
凹部38の左右上端には前記集塵フィルター19の一部
を受ける段状の受部39が形成されている。また集塵フ
ィルター用開口部2aの上側には同じく集塵フィルター
19の一部を受ける段状の受部40が形成されている。
これらの受け部39、40および凹部38の機能につい
ては後で詳述する。
【0011】ダストケース蓋43は、集塵フィルター用
開口部2aをフィルター支持板36の外側から閉成する
もので、ダストケース2の下部に支軸44をもって回動
自在に支持され、この支軸44を支点として同蓋体43
は前側に倒すように回動できる。このダストケース蓋体
43は吸込ホース(図示せず)を挿入するホース接続口
45およびクランプ46を有する。
【0012】クランプ46には係合爪47が設けられて
おり、この係合爪47はダストケース2に設けられてい
る係合部48に係脱する。ダストケース2の集塵フィル
ター用開口部2aは、クランプ46の係合爪47を係合
部48に係合することにより、ダストケース蓋体43に
て閉成される。ダストケース2の後側は本体ケース1が
着脱自在に結合される。このダストケース2の後側には
接合部側開口部が設けられており、この結合部側開口部
より後で詳述する集塵フィルターユニット49はダスト
ケース2内に出し入れされる。
【0013】ダストケース2は内壁面に集塵フィルター
19を外周から保持する複数のフィルター保持リブ50
を有する。このフィルター保持リブ50は、前記結合部
側開口部の奥の部分から集塵フィルター用開口部2aに
向って延在している。またフィルター保持リブ50の間
には、同リブ50と同方向に延びるフィルター引出し案
内リブ50aが集塵フィルター用開口部2a側に寄せて
設けられている。このフィルター引出し案内リブ50a
は集塵フィルター用開口部2a側に向って高くなるよう
に傾斜している。ダストケース2の内側上部には天上板
55が形成され、この天上板55の上側には前記ハンド
ル5の基板6を挿入する挿入部56が設けられている。
【0014】次に、図1に示す集塵フィルター19を詳
細に説明する。袋状体56は濾紙や不織布等の濾材65
aを図4に示す如く、筒状に折り曲げ、上下縁部を内折
状にして蛇腹部を形成し、横長筒体の端部をのり付け等
により接合したものの両端開口65bを図5に示す如く
折りたたんでふさぎ、その部分をのり付けなどにより接
合し、袋状に仕上げるものである。このときの濾材65
aの重ね合せ及び折りかえしの方向は、図2及び図3に
示す如く、横長筒状の袋状体65に設けられる吸入口6
5cを有する前面に対し裏面側になるよう接合されるも
のである。この裏面側と云うのは、塵埃が吸入口65c
側より表面をなぞらえ進入した場合、濾材65aの端面
や重ね合せ部分に引掛からない方向になっていることを
意味するものとする。
【0015】口板66はボール紙等の硬質紙で形成され
ている。口板66と袋状体65は接着剤により接着され
ている。口板66には袋状体65の吸入口65cに対応
する塵埃吸込口67およびふさぎ蓋部68を有する。ま
た塵埃吸込口67は袋状体65の前面上部に位置して設
けられ且つ本体へ装着したときにも吸込口67は集塵室
内の上部に位置して取付くよう形成されている。また口
板66の塵埃吸込口67と袋状体65の吸入口65cと
は吸入口65cの外径より塵埃吸込口67の外径の方が
大きくなるよう構成されている。ふさぎ蓋部68は口板
66の一辺に形成した折曲げ線69により簡単に折曲げ
ることができる。ふさぎ蓋部68の先端には二つの切込
み線70が設けられている。この両切り込み線70にて
形成された係合片71は、切込み線70により比較的に
曲げやすいものである。この口板66は一枚の板材を打
ち抜いて形成するので簡単にできる。折曲げ線69は口
板66とふさぎ蓋部68の境界に形成され、折曲げ線6
9の両端より口板66の外部に抜ける切込み溝145が
形成されている。
【0016】すなわち、口板66と一体に形成するとと
もに、該口板66よりも小さい幅に形成し、かつ口板6
6の下端面146と接する側端面147との接点部分よ
り口板66の吸込口67に向って切込み溝145を設け
た。この切込み溝145があるので、折曲げ線69を口
板66の外縁よりも内方に取ることができる。つまり、
ふさぎ蓋部68を塵埃吸込口67に近づけることができ
るのでふさぎ蓋部68を含めた口板66の外寸を小さく
することができる。それだけ材料費を抑えることができ
る。ふさぎ蓋部68は、これを折曲げ、口板66に合わ
せることにより図8に示す如く、塵埃吸込口67を閉成
する。この状態にふさぎ蓋体68を保つために、係合片
71を少なく曲げ、塵埃吸込口67の内側口縁部に係合
する。
【0017】集塵フィルター19は、使用前には袋状体
65を図1及び図2に示すように口板66の幅と略同じ
になるように縦長状に折りたたんでいる。即ち、袋状体
65の両側部は蛇腹部に対して直交方向でかつ前記両側
方向の横幅が縦幅より小さくなるようにして口板66の
背面側に折りたたんでいるので、非常にコンパクトであ
る。このため、集塵フィルター19の保管は大きな場所
を取らず、かつ集塵フィルター収納室20への同フィル
ター19の出し入れも容易に行われる。
【0018】次に集塵フィルター19のダストケース2
への取付けについて述べる。集塵フィルター19のふさ
ぎ蓋部68を開き、図7に示すように、ふさぎ蓋部68
をフィルター支持板36の凹部38に差込むとともに袋
状体65をダストケース2内に挿入し、口板66の上部
と下部を受け部39、40に嵌めることにより、集塵フ
ィルター19はダストケース2の集塵フィルター用開口
部2a側に保持される。この後、ダストケース蓋体43
を閉成することにより、本電気掃除機は使用に備えられ
る。
【0019】このように、集塵フィルター19の取付け
はダストケース2の受け部39、40に口板66を嵌め
込むことにより、簡単に行われる。このように紙袋状の
集塵フィルター19を装着して蓋体を閉じ、使用する場
合電動送風機より発生した吸引力により吸込口より吸込
まれた塵埃は気流ガイドとフィルター支持板吸込口部を
へて袋状体65内に吸塵され、左右が折り重ねられた袋
状体65は口板66に近い前方に折られた方から徐々に
拡がり、つぎに後方に折られた袋状体65が徐々に拡が
り全体が有効に拡がり吸塵される。吸塵終了後前蓋を開
いて口板66を持ち紙袋を引出して捨てる。つぎに新し
い集塵フィルター19をセットし再び上記動作がくり返
される。以上のとおり袋状体65の容積よりも集塵室の
容積が狭いものにおいて袋状体65を一杯に拡げ微細塵
の集塵量を増すという効果がある。
【0020】次にダストケース蓋体43の内側構成につ
いて述べる。図6に示すように、ダストケース蓋体43
の内側には内側カバー板75が設けられている。この内
側カバー板75はねじ座76に螺合するねじ77により
ダストケース蓋体43に固定される。内側カバー板75
の中央より上側には偏向吸込口78が設けられている。
この偏向吸込口78の吐出部は下方に向けられ、ガイド
79の曲部には通気孔80が設けられている。偏向吸込
口78の接続口部はシールパッキング85を介し前記ホ
ース接続口45の内側先端に接続される。シールパッキ
ング85には逆流防止弁86が一体に形成されている。
この逆流防止弁86はゴムまたは軟質塩化ビニール等の
弾性体で形成されている。逆流防止弁86はシールパッ
キング85との連接部を中心として可動する。逆流防止
弁86は偏向吸込口78の内側に位置し、ホース接続口
45を通る気流の力により自動的に開かれ、気流のない
時は自動的に閉成される。
【0021】内側カバー板75は、外周に蓋体用シール
パッキング90が取付けられている。蓋体用シールパッ
キング90の内側面には環状の舌片91が形成されてい
る。この舌片91は、前記ダストケース蓋体43を開成
すると、ダストケース2の集塵フィルター開口部2aの
外周側端面に接合し、ダストケース2とダストケース蓋
体43との気密が保たれる。偏向吸込口78の外周には
吸込口用シールパッキング92が取付けられている。こ
の吸込口用シールパッキング92には係止用突起93が
形成されており、この係止用突起93を内側カバー板7
5の係止穴に差込むことにより、吸込口用シールパッキ
ング92は内側カバー板75に取付けられる。また、吸
込口用シールパッキング92は前記蓋体用シールパッキ
ング90に連結部94をもって一体に形成されている。
【0022】吸込口用シールパッキング92は、ダスト
ケース蓋体43を閉成した際に、前記集塵フィルター1
9の口板66に当接し、これにより口板66と内側カバ
ー板75側との気密を保つ。またダストケース蓋体43
を閉成した状態にあっては、偏向吸込口78が口板66
の塵埃吸込口67を通して袋状体65内に臨む。
【0023】以上は、一実施例に示す本電気掃除機を主
として構成上の観点から述べたものであるが、次にこの
構成に基づく動作について説明する。電動送風機10を
運転すると、塵埃を含む気流は吸込ホース、ホース接続
口45および偏向吸込口78を通り、集塵フィルター1
9の袋状体65内に流入する。ここで、粗塵および細塵
は捕集され、空気およびわずかの微細塵は袋状体65の
通気目を通り、更に粗目集塵フィルター105、106
を通り、第2細目集塵フィルター107側に流れる。こ
こで微細塵は再捕集され、空気は第2細目集塵フィルタ
ー107の通気目を通り、本体ケース1の排気口15よ
り排気される。
【0024】次に集塵フィルター19の使用状況を説明
する。集塵フィルター19は、ダストケース2に取付け
た段階では袋状体65が折りたたまれた状態になってい
るが、袋状体65内に空気が流入すると、この風圧およ
び袋状体65の外周面にかかる静圧により、袋状体65
はふくらむ。ふくらんだ袋状体65は粗目集塵フィルタ
ー105およびフィルター保持リブ50にて外周が押え
られるので、これ以上はふくらまず、この状態で集塵が
行われる。袋状体65側周は前述のように粗目集塵フィ
ルター105およびフィルター保持リブ50にて押えら
れてはいるが、袋状体65の通気性は損なわれない。す
なわち、粗目集塵フィルター105は通気性が充分にあ
り、フィルター保持リブ50の各間には通気路があるの
で、袋状体65の外周への気流は阻止されない。
【0025】袋状体65内の集塵は、粗目集塵フィルタ
ー105に対向する部分から進行する。この対向する部
分の目づまりが進むと、ほとんどの気流は、フィルター
保持リブ50に対向する部分を通り、更に粗目集塵フィ
ルター枠体100の側面及び上側に設けられている粗目
集塵フィルター105を通って第2細目集塵フィルター
107側に流れるという状態をとることになる。こうし
て集塵フィルター19の袋状体65の集塵は行われるの
である。
【0026】袋状体65および第2細目集塵フィルター
107の塵埃付着量が増加し、吸込力が低下した場合
は、コード巻取装置11のコードリール31を回転させ
るか、あるいは除塵子用手動ハンドル109を回転させ
ると前述したように除塵子110の作動より第2細目集
塵フィルター107の除塵は行われるとともに打撃杵1
22の作動により袋状体65の除塵も行われる。袋状体
65の除塵は、前記したように、打撃杵122の作動に
より粗目集塵フィルター105側の振動により行われる
ので、袋状体65が損傷することは起きない。すなわ
ち、袋状体65は、紙等の比較的弱い材料で形成されて
いるので、除塵子110のようなもので袋状体65の外
面を直接擦するとやぶれてしまう。しかし、粗目集塵フ
ィルター105を介して袋状体65に除塵振動力を加え
るものであるので、袋状体65をやぶるような無理な力
はかからないのである。
【0027】このように、集塵フィルター19等の除塵
を適時に繰返しながら使用することになり、集塵フィル
ター19内に余分な空間を残すことなく塵埃は充満す
る。この時には、塵埃の充満した集塵フィルター19を
ダストケース2から外し、新しい集塵フィルター19を
取付ける。すなわち、集塵フィルター19の取外しは、
クランプ46を操作してダストケース蓋体43を開き、
前述したように集塵フィルター19のふさぎ蓋体68で
塵埃吸込口67を閉成する。この後、口板66をもって
集塵フィルター19を外側に引張ることにより、フィル
ター支持板36は開かれるので、集塵フィルター19は
ダストケース2の外部に楽に引出すことができる。この
引出しに際し、ふさぎ蓋体68で塵埃吸込口67は閉成
されているので、同吸込口67から塵埃がこぼれない。
引出した集塵フィルター19は塵埃を収納したまま捨て
られる。またフィルター引出し案内リブ50aにより、
より容易に集塵フィルター19は引出しが行われる。
【0028】集塵フィルター19の取外しおよび新しい
集塵フィルター19の取付けは、以上に説明したように
ダストケース蓋体43を開いてダストケース2の前側に
ある集塵フィルター用開口部2aより行われるので、前
記集塵フィルターユニット49の取外しとは無関係に行
うことができ取扱性の面でよい。
【0029】
【発明の効果】本発明によれば、掃除終了後、袋状体内
の塵埃を口板の塵埃吸込口から外部に飛散させることな
く、集塵室から集塵フィルターを引き出すことができる
ところの、きわめて使い勝手のよい電気掃除機用集塵フ
ィルターが得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る集塵フィルターの正面斜視図であ
る。
【図2】同集塵フィルターの背面斜視図である。
【図3】同集塵フィルターの平面図である。
【図4】同集塵フィルターの袋状体の斜視図である。
【図5】同集塵フィルターの袋状体の要部拡大図であ
る。
【図6】本電気掃除機全体の縦断面図である。
【図7】本電気掃除機を分解した分解斜視図である。
【図8】集塵フィルターの吸込口を閉塞した状態図であ
る。
【図9】集塵フィルターの吸込特性を示す図である。
【符号の説明】
19 集塵フィルター 65 袋状体 66 口板 67 塵埃吸込口 68 ふさぎ蓋部 69 折曲げ線

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通気性及び可撓性を有する紙等の濾材か
    らなり、かつ、塵埃を収集する袋状体と、該袋状体内に
    通ずる塵埃吸込口を有し、かつ該袋状体の外壁に取り付
    けた厚紙等からなる口板とを備えた電気掃除機用集塵フ
    ィルターにおいて、該フィルターの口板は、該口板を電
    気掃除機に設けた該袋状体が出入りする開口部に取り付
    けた状態で、該塵埃吸込口をふさぎ得るふさぎ蓋部を有
    していることを特徴とする電気掃除機用集塵フィルタ
    ー。
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DE1095478B (de) * 1955-03-01 1960-12-22 Hoover Ltd Staubsauger-Filterbeutel

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