JPS61178447A - 製鋼スラグの利用方法 - Google Patents
製鋼スラグの利用方法Info
- Publication number
- JPS61178447A JPS61178447A JP60020598A JP2059885A JPS61178447A JP S61178447 A JPS61178447 A JP S61178447A JP 60020598 A JP60020598 A JP 60020598A JP 2059885 A JP2059885 A JP 2059885A JP S61178447 A JPS61178447 A JP S61178447A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- slag
- steel slag
- cement
- lime
- briquettes
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- Pending
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-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P40/00—Technologies relating to the processing of minerals
- Y02P40/10—Production of cement, e.g. improving or optimising the production methods; Cement grinding
Landscapes
- Furnace Details (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〈産業上の利用分腎)
本発明は製鋼工程に於いて必然的に発生し、その処理に
困窮している製鋼スラグの有効利用方法に関するもので
ある。
困窮している製鋼スラグの有効利用方法に関するもので
ある。
〈従来技術〉
一般に製鋼スラグは2CaO−SiOz 、 F−Ca
O,F−MgO。
O,F−MgO。
2Ca04e203,4CaO−人1z03−Fez0
3.Fe20J、Fe3O4゜FeO等を含有している
し、潜在水硬性を持たず、高炉スラグは徐冷処理すると
メリライト(2CaO・Az2o5−sio2〜2Ca
O・Mg0・2SiO2の中間成分)とCaSを有し、
潜在水硬性を有さないが、急冷(水滓)すると、ガラス
主体となり潜在水硬性を有して高炉セメント混和材等に
利用されている。
3.Fe20J、Fe3O4゜FeO等を含有している
し、潜在水硬性を持たず、高炉スラグは徐冷処理すると
メリライト(2CaO・Az2o5−sio2〜2Ca
O・Mg0・2SiO2の中間成分)とCaSを有し、
潜在水硬性を有さないが、急冷(水滓)すると、ガラス
主体となり潜在水硬性を有して高炉セメント混和材等に
利用されている。
現在、これら製鋼スラグはのる鍋に受け、約20分〜1
2時間後に排出されているが、約200〜300℃にな
ると2C龜0・5in)がβ→γに転移するときに膨張
崩壊したり、F−CaO,F−MgOを含有するため膨
張・崩壊性を有しているので大部分は埋立廃棄されてい
る。
2時間後に排出されているが、約200〜300℃にな
ると2C龜0・5in)がβ→γに転移するときに膨張
崩壊したり、F−CaO,F−MgOを含有するため膨
張・崩壊性を有しているので大部分は埋立廃棄されてい
る。
一方可塑性に乏しい粉鉱石をペレットや団鉱とする場合
のバインダーとしては、従来からセメントやベントナイ
トが用いられているが、この種のバインダーは相当量を
添加しなければ硬化する迄に長時間を要し、あま9添加
量を増すと鉄品位が低下するという欠点があった。
のバインダーとしては、従来からセメントやベントナイ
トが用いられているが、この種のバインダーは相当量を
添加しなければ硬化する迄に長時間を要し、あま9添加
量を増すと鉄品位が低下するという欠点があった。
(発明が解決しようとする問題点〉
本発明は上述した未利用資源としての製゛鋼スラグの有
する性質を利用して、添加、造粒直後から迅速に硬化す
るペレットや団鉱の造塊方法として用いようとするもの
である。
する性質を利用して、添加、造粒直後から迅速に硬化す
るペレットや団鉱の造塊方法として用いようとするもの
である。
〈問題点を解決する為の手段〉
本発明で採用する手段としては溶融状製鋼スラグを水滓
化した後、脱鉄処理を施したものに、石灰及び石膏を添
加し混合粉砕するか、又は前記脱鉄処理された製鋼スラ
グと、石灰及び又は石膏とを各別に粉砕した後混合し、
ペレットや団鉱のバインダーとして用いることを特徴と
する製鋼スラグの利用方法である。
化した後、脱鉄処理を施したものに、石灰及び石膏を添
加し混合粉砕するか、又は前記脱鉄処理された製鋼スラ
グと、石灰及び又は石膏とを各別に粉砕した後混合し、
ペレットや団鉱のバインダーとして用いることを特徴と
する製鋼スラグの利用方法である。
〈実施例及び作用〉
以下本発明の作用効果を確認するために行った実験及び
結果を示す。
結果を示す。
実験に用いた試料の化学分析値、性状を第1表に示す。
第1表
本1 製鋼スラグと比較のため示した。
*2 ASTM法(20kg/at/、 200℃、
3時間保持)で10〜25mmのサイズにつき処理し、
10+aa+以下を崩壊物とした。
3時間保持)で10〜25mmのサイズにつき処理し、
10+aa+以下を崩壊物とした。
本3 冷却の過程でダスティングを起して崩壊するので
100駕とした。
100駕とした。
次に、各試料の溶倒温度(JIS法によるゼーゲルコー
ンでの)を第2表に示す。 。
ンでの)を第2表に示す。 。
その試料を恒温乾燥機(105〜110℃に保持)中で
24時間以上乾燥後、電融マグネシアルツボに500g
入れ、シリコニット電気炉(1580℃に保持)で再溶
解して炉外に取出して水中にて冷却して水砕を作り、乾
燥後、約200メツシユ以下に粉砕し、石灰を3重量%
添加混合し、水を加えて混練後、ビニール袋の中に入れ
て密封し、硬化状況を調べ第3表に示す。
24時間以上乾燥後、電融マグネシアルツボに500g
入れ、シリコニット電気炉(1580℃に保持)で再溶
解して炉外に取出して水中にて冷却して水砕を作り、乾
燥後、約200メツシユ以下に粉砕し、石灰を3重量%
添加混合し、水を加えて混練後、ビニール袋の中に入れ
て密封し、硬化状況を調べ第3表に示す。
第3表
特に製鋼スラグ(A、 B、 C)の水滓物は水を加え
て混線後、約10分以内に硬化する。
て混線後、約10分以内に硬化する。
なお、0は手で押しても非常に硬いことを、Oは同硬い
ことを、△は若干硬いことを、×は硬化していないこと
を示す。
ことを、△は若干硬いことを、×は硬化していないこと
を示す。
なお、との水滓化したスラグの主含有物はガラスα′お
よびβ−2CaO・S i 02主体であり、オートク
レーブ処理(ASTM) シた場合の崩壊率は約0.5
z以下であった。
よびβ−2CaO・S i 02主体であり、オートク
レーブ処理(ASTM) シた場合の崩壊率は約0.5
z以下であった。
次に具体的な実施例を示す。
〈実施例、1〉
可塑性がなく、さらさらした粉鉱石(粒度分布は第4表
に示す)を製団し、原料として利用するためにバインダ
ーとして検討した。又試作品の配合割合を第5表に示す
。
に示す)を製団し、原料として利用するためにバインダ
ーとして検討した。又試作品の配合割合を第5表に示す
。
まず予備テストとして、コンクリート圧縮試験材(10
0t)を使用し、タブレット方式によって成型しく32
φX 35mm、成型圧1t/eIIr、添加水分4.
5X) t、、経時側の圧壊強度を測定し第6表に示す
。
0t)を使用し、タブレット方式によって成型しく32
φX 35mm、成型圧1t/eIIr、添加水分4.
5X) t、、経時側の圧壊強度を測定し第6表に示す
。
良好な配合のものにつき、団鉱機(50X 50X 3
2mc私添加水分5%、線圧3.3t/e+i)で製団
し、製団歩留、圧壊強度等を測定し第7表に示す。
2mc私添加水分5%、線圧3.3t/e+i)で製団
し、製団歩留、圧壊強度等を測定し第7表に示す。
ボールミルでブレーン値3100±50cd/gまで粉
砕した。
砕した。
第7表
*2*1
*11−の高さから10園鵬厚さの鉄板の上に落下さの
強度。
強度。
以上の如くタブレット方式で成型すると、型から取り出
す場合、人間の手で取り出して動かすので全く破壊しな
いし、そのまま養生するので、普通セメントの場合でも
長期強度は出て問題ない。
す場合、人間の手で取り出して動かすので全く破壊しな
いし、そのまま養生するので、普通セメントの場合でも
長期強度は出て問題ない。
しかし、団鉱機で製団する場合タイヤから約35〜40
e冨落下するし、ベルトコンベアーの積み変え等で破壊
してしまうので混線後、圧縮されるまでに数分間で強度
があられれるほど製団歩留は良くなる。即ちセメントの
みを使用すると、はとんど破壊し、かつ増ねん剤として
ベントナイトを組み合わせても効果は少ないが数分間で
硬化する製鋼スラグ粉砕物を使用するとその効果は大き
くなることがわかる。
e冨落下するし、ベルトコンベアーの積み変え等で破壊
してしまうので混線後、圧縮されるまでに数分間で強度
があられれるほど製団歩留は良くなる。即ちセメントの
みを使用すると、はとんど破壊し、かつ増ねん剤として
ベントナイトを組み合わせても効果は少ないが数分間で
硬化する製鋼スラグ粉砕物を使用するとその効果は大き
くなることがわかる。
〈実施例、2〉
粉鉱石(粒度分布は第8表に示す)に第9表に示す製鋼
スラグ粉砕物、普通セメント等をバインダーとして添加
し、散水しながら約10〜15■膳に造粒して、造粒性
、落下強度等を測定し第9表に示す。
スラグ粉砕物、普通セメント等をバインダーとして添加
し、散水しながら約10〜15■膳に造粒して、造粒性
、落下強度等を測定し第9表に示す。
第9表
*1*2
上に落下させ約172になるまでの回数。
本23日経過後の圧壊強度。
以上の如く、可塑性に乏しい粉鉱石のバインダとして、
セメント、ベントナイトを使用しても造粒できない。(
しかし、品位の低下を無視して25%程使用すれば造粒
可能となる) しかし、製鋼スラグ粉砕物は2〜5分程で硬化する特徴
を有するので、普通セメント、ベントナイト等と組み合
わせて使用しても造粒時のバインダーとしての効果があ
るし、長期強度を必要とする場合は普通セメント、早強
セメント等と組み合わせて使用すると良い。
セメント、ベントナイトを使用しても造粒できない。(
しかし、品位の低下を無視して25%程使用すれば造粒
可能となる) しかし、製鋼スラグ粉砕物は2〜5分程で硬化する特徴
を有するので、普通セメント、ベントナイト等と組み合
わせて使用しても造粒時のバインダーとしての効果があ
るし、長期強度を必要とする場合は普通セメント、早強
セメント等と組み合わせて使用すると良い。
〈発明の効果)
以上述べて来た様に本願発明方法によれば、溶融状態か
ら水中にて冷却し、水砕にすることにより、鉱物組成を
α′およびβ−2CaO・5i02とガラス主体に変え
水硬性を有するスラグに変え、石灰又は石膏を少量添加
し、粉砕したものは2〜3分間で硬化する性質を有し、
普通セメント等に較べて瞬間的に硬化するので粉鉱石等
の団鉱やペレット用バインダーとして使用すると製団歩
留りや造粒歩留りは上るし、産業廃棄物の有効利用面か
らも有効である。
ら水中にて冷却し、水砕にすることにより、鉱物組成を
α′およびβ−2CaO・5i02とガラス主体に変え
水硬性を有するスラグに変え、石灰又は石膏を少量添加
し、粉砕したものは2〜3分間で硬化する性質を有し、
普通セメント等に較べて瞬間的に硬化するので粉鉱石等
の団鉱やペレット用バインダーとして使用すると製団歩
留りや造粒歩留りは上るし、産業廃棄物の有効利用面か
らも有効である。
特許出願人 日本磁力選鉱株式会社
代 理 人 有吉 教晴
Claims (1)
- 1、溶融状製鋼スラグを水滓化した後、脱鉄処理を施し
たものに、石灰及び石膏を添加し混合粉砕するか、又は
前記脱鉄処理された製鋼スラグと、石灰及び又は石膏と
を各別に粉砕した後混合し、ペレットや団鉱のバインダ
ーとして用いることを特徴とする製鋼スラグの利用方法
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60020598A JPS61178447A (ja) | 1985-02-04 | 1985-02-04 | 製鋼スラグの利用方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60020598A JPS61178447A (ja) | 1985-02-04 | 1985-02-04 | 製鋼スラグの利用方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61178447A true JPS61178447A (ja) | 1986-08-11 |
Family
ID=12031707
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60020598A Pending JPS61178447A (ja) | 1985-02-04 | 1985-02-04 | 製鋼スラグの利用方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61178447A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0522874U (ja) * | 1991-08-30 | 1993-03-26 | トキコ株式会社 | デイスクブレーキ |
-
1985
- 1985-02-04 JP JP60020598A patent/JPS61178447A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0522874U (ja) * | 1991-08-30 | 1993-03-26 | トキコ株式会社 | デイスクブレーキ |
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