JPS59136410A - 加炭剤の製造方法 - Google Patents
加炭剤の製造方法Info
- Publication number
- JPS59136410A JPS59136410A JP919783A JP919783A JPS59136410A JP S59136410 A JPS59136410 A JP S59136410A JP 919783 A JP919783 A JP 919783A JP 919783 A JP919783 A JP 919783A JP S59136410 A JPS59136410 A JP S59136410A
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- JP
- Japan
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- weight
- slag
- pig iron
- steel
- granulated
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Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C21—METALLURGY OF IRON
- C21C—PROCESSING OF PIG-IRON, e.g. REFINING, MANUFACTURE OF WROUGHT-IRON OR STEEL; TREATMENT IN MOLTEN STATE OF FERROUS ALLOYS
- C21C1/00—Refining of pig-iron; Cast iron
- C21C1/02—Dephosphorising or desulfurising
- C21C1/025—Agents used for dephosphorising or desulfurising
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Metallurgy (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Treatment Of Steel In Its Molten State (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は製鋼用加炭剤の製造方法に関するもの・である
。
。
現在各種の加炭剤が用いられているが、あるものは比重
が小さ過ぎて溶解中に浮上し十分に混合されない、又あ
るものは用いる結合剤が高価過ぎて実用性に乏しい等−
長一短があった。即ち豆炭等信んどが炭素分のものは比
重が小さ過ぎるし、結合剤として有機物たるPVA (
ポリビニルアルコール)やCMC(カルボキシメチルセ
ルロース)は結合力が大なので極く少量(約1%位)で
よいがこの様な少量を全体均一に混合するのは困難であ
り、かっこのPVAやCMCは非常に高価であるので製
鋼用加炭剤の如く大量に使用するものに対しては実用上
不向きなのである。
が小さ過ぎて溶解中に浮上し十分に混合されない、又あ
るものは用いる結合剤が高価過ぎて実用性に乏しい等−
長一短があった。即ち豆炭等信んどが炭素分のものは比
重が小さ過ぎるし、結合剤として有機物たるPVA (
ポリビニルアルコール)やCMC(カルボキシメチルセ
ルロース)は結合力が大なので極く少量(約1%位)で
よいがこの様な少量を全体均一に混合するのは困難であ
り、かっこのPVAやCMCは非常に高価であるので製
鋼用加炭剤の如く大量に使用するものに対しては実用上
不向きなのである。
本発明は上述の諸問題を解消する加炭剤の製造方法を提
供せんとするものであり、その要旨は、製銑、製鋼工程
で発生する各種スラグあるいはダストから得た粒径3g
++n以下の粒銑あるいは粒調30〜70重量%と残部
が粒径3IIIff1以下の炭素粉粒物との混合物10
0重量部に対し、結合剤としてペントナイ1−を3〜8
重量部添加し、かつ水を成型時の水分含有率が5〜10
重量%となる如く添加し、混合後塊状物に成型すること
を特徴とする加炭剤の製造方法であり、用いる結合剤と
してのベントナイトはその172以下をCaOて置換す
る乙ともあり得る。
供せんとするものであり、その要旨は、製銑、製鋼工程
で発生する各種スラグあるいはダストから得た粒径3g
++n以下の粒銑あるいは粒調30〜70重量%と残部
が粒径3IIIff1以下の炭素粉粒物との混合物10
0重量部に対し、結合剤としてペントナイ1−を3〜8
重量部添加し、かつ水を成型時の水分含有率が5〜10
重量%となる如く添加し、混合後塊状物に成型すること
を特徴とする加炭剤の製造方法であり、用いる結合剤と
してのベントナイトはその172以下をCaOて置換す
る乙ともあり得る。
なおことて用いる粒銑というのは高炉スラグ、溶銑の脱
硫や脱燐等の炉外精練工程で生ずるスラグから選別した
粒銑の事を指称し、これらのスラグから得られる銑鉄は
通常炭素を3〜4重量%含有している為に、それを上述
の如く加炭剤の成分として用いた場合溶渦中での溶解が
速やかに進行するという特長がある。又粒調というのは
転炉や電気炉の製鋼炉スラグ又は転炉ダストから選別し
tコ粒粒鋼事を指称し、これらの粒調は本発明による加
炭剤を製鋼工程の末期で用いる場合に好都合である、即
ち製鋼工程の末期ではPやSの高い銑鉄を用いるよりは
PやSが低くしかも既に鋼となっている粒調を用いた方
がよいからである。
硫や脱燐等の炉外精練工程で生ずるスラグから選別した
粒銑の事を指称し、これらのスラグから得られる銑鉄は
通常炭素を3〜4重量%含有している為に、それを上述
の如く加炭剤の成分として用いた場合溶渦中での溶解が
速やかに進行するという特長がある。又粒調というのは
転炉や電気炉の製鋼炉スラグ又は転炉ダストから選別し
tコ粒粒鋼事を指称し、これらの粒調は本発明による加
炭剤を製鋼工程の末期で用いる場合に好都合である、即
ち製鋼工程の末期ではPやSの高い銑鉄を用いるよりは
PやSが低くしかも既に鋼となっている粒調を用いた方
がよいからである。
以下本発明を開発するに至った一連の試験及びその結果
について述べる。
について述べる。
まず用いた各種原材料の代表的な組成は下記第1表、第
2表の通りである。
2表の通りである。
第1表 (重量%)
第2表 (重量%)
この様な原材料を下記第3表に示す割合に配合して試料
No、1.2,3の3種類を造った。
No、1.2,3の3種類を造った。
第3表
ス及びFe−5iについてはそれら全体をxoo重JL
%とじた場合の重量%て、ベントナイト及び石灰につい
ては粒銑2粒調、粉コークス及びFa−5iの合計を1
00重量部とした場合の重量部である。
%とじた場合の重量%て、ベントナイト及び石灰につい
ては粒銑2粒調、粉コークス及びFa−5iの合計を1
00重量部とした場合の重量部である。
乙の第3表に示す様な試料に対しそれぞれ水を6〜9重
量%加えて混合後、製団機で塊状物となし製品にる加炭
剤を得た。得られた加炭剤の諸特性を下記第4表に示す
。なお第4表中製品No、はそれぞれ同No、の上記試
料から得られた製品加炭剤を示す(以下同じ)。
量%加えて混合後、製団機で塊状物となし製品にる加炭
剤を得た。得られた加炭剤の諸特性を下記第4表に示す
。なお第4表中製品No、はそれぞれ同No、の上記試
料から得られた製品加炭剤を示す(以下同じ)。
第4表
(上記見掛は比重は製団後6日間自然放置後の値である
。) 本発明方法により得られる加炭剤は、その混合や製団(
塊状化)中に、主として鉄の酸化反応(こ起因する発熱
反応があり、製団直後ではその温度が90〜100℃と
なり、この熱で製品加炭剤が自ら養生される形態となる
利点があるが、その度合を示す製品加炭剤中の水分の経
時変化を下記第5表に示す。
。) 本発明方法により得られる加炭剤は、その混合や製団(
塊状化)中に、主として鉄の酸化反応(こ起因する発熱
反応があり、製団直後ではその温度が90〜100℃と
なり、この熱で製品加炭剤が自ら養生される形態となる
利点があるが、その度合を示す製品加炭剤中の水分の経
時変化を下記第5表に示す。
第5表 (重量%)
次に上述の方法で得た試lNo、1と比較試料と−して
炭素分87重重量の豆炭とにつき、その双方とも溶鋼鍋
内の底部にそれらを敷置し、その上から溶鋼を注湯する
という方法で加炭効果を比較した結果、比較試料である
豆炭の炭素分の歩留が51%であったのに比べ、本は発
明試料No、1のそれは57%と太き(向上していた。
炭素分87重重量の豆炭とにつき、その双方とも溶鋼鍋
内の底部にそれらを敷置し、その上から溶鋼を注湯する
という方法で加炭効果を比較した結果、比較試料である
豆炭の炭素分の歩留が51%であったのに比べ、本は発
明試料No、1のそれは57%と太き(向上していた。
なお加炭剤の用い方は上述の如(敷置して用いる方式の
他、溶湯中に押込む等各種の方式があり、その方式によ
って炭素分の歩留に大きな差異が出るが、上述の如く単
に敷置して何ら攪拌する事なく用いる方式では一般にそ
の歩留は低く本発明試料N001の57%というのは歩
留が高い方である事を言い添えておく。
他、溶湯中に押込む等各種の方式があり、その方式によ
って炭素分の歩留に大きな差異が出るが、上述の如く単
に敷置して何ら攪拌する事なく用いる方式では一般にそ
の歩留は低く本発明試料N001の57%というのは歩
留が高い方である事を言い添えておく。
ところで本発明で用いる粒銑2粒鋼及びコークス等の炭
素粉はその粒度が3mmより大であると、まず成型時に
成型圧が加わす難<十分な強度のものが得られない事、
更には製品を加炭剤として用いた場合に溶融し難い等の
欠点がある。
素粉はその粒度が3mmより大であると、まず成型時に
成型圧が加わす難<十分な強度のものが得られない事、
更には製品を加炭剤として用いた場合に溶融し難い等の
欠点がある。
又粒銑5粒鋼の配合割合を30〜70重景%と重量のは
、これらが30重量%より少ないと得られる加炭剤の比
重が小さく溶湯上に浮上して加炭効果が小さくなるし、
70重象形を越えると炭素分が不足し同じ(加炭効果が
小さくなるからである。
、これらが30重量%より少ないと得られる加炭剤の比
重が小さく溶湯上に浮上して加炭効果が小さくなるし、
70重象形を越えると炭素分が不足し同じ(加炭効果が
小さくなるからである。
ベントナイトの量は、3重量部よりも少ないと全体が十
分に粒調性を有さず、逆に多くなり過ぎ8重量部を過ぎ
ると成型時に成型圧がかがり難くなるので3〜8重景重
量する。
分に粒調性を有さず、逆に多くなり過ぎ8重量部を過ぎ
ると成型時に成型圧がかがり難くなるので3〜8重景重
量する。
次に水分の量も成型時に十分圧力がかがるという点から
考えて5〜10重量%とする。
考えて5〜10重量%とする。
又石灰をベントナイトと併用するのは、ベントナイト中
にはCa0分が少ないので、 成分調整をも兼ねそれ自
体としても相当の結合性を有する石灰を用いるが、結合
性の点でその量はベントナイトの1/2以下とする。
にはCa0分が少ないので、 成分調整をも兼ねそれ自
体としても相当の結合性を有する石灰を用いるが、結合
性の点でその量はベントナイトの1/2以下とする。
以上述へて来た如く、本発明方法によれば上記各種原材
料は全て通常は埋立て等にしか用いられていない各種ス
ラグあるいはダスト、又は広く日本全土に存在するベン
トナイト等を活用する事により、かつ特別な養生設備、
養生場所を設ける事なく自らの酸化発熱反応により自己
養生を起こし強固に固まり、そして得られた加炭剤はそ
の中に鉄分を多く含むので取扱いが磁着力を応用した吊
下運搬機を用いる事が出来、それを実際に加炭剤として
用いた場合比重が大なので溶湯とよく反応し高い加炭効
果を示すものである。
料は全て通常は埋立て等にしか用いられていない各種ス
ラグあるいはダスト、又は広く日本全土に存在するベン
トナイト等を活用する事により、かつ特別な養生設備、
養生場所を設ける事なく自らの酸化発熱反応により自己
養生を起こし強固に固まり、そして得られた加炭剤はそ
の中に鉄分を多く含むので取扱いが磁着力を応用した吊
下運搬機を用いる事が出来、それを実際に加炭剤として
用いた場合比重が大なので溶湯とよく反応し高い加炭効
果を示すものである。
特許出願人 日本磁力選鉱株式会社
代理人有 吉 教 晴
特許庁長官 若 杉 和 夫 殿
1、事件の表示
昭和58年 特許願 第009197号2、発明の名称
加炭材の製造方法
4、補正をする者
事件との関係 特 許 出願人
住所
氏名 日本磁力選鉱株式会社
4、代理人
(1)、明細書第8ページ第7行目の1溶湯上に浮上」
を「溶滓上に浮上するか若しくは溶滓中に停留」に訂正
する。
を「溶滓上に浮上するか若しくは溶滓中に停留」に訂正
する。
(2)、明細書第9ページ第10行目の「比重が大なの
で」を「第4表から明らかな如く溶滓と比較して比重が
大であり溶湯面まで速やかに到達する為」に訂正する。
で」を「第4表から明らかな如く溶滓と比較して比重が
大であり溶湯面まで速やかに到達する為」に訂正する。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、製銑、製鋼工程で発生する各種スラグあるいはダス
トから得た粒径311II+以下の粒銑あるいは粒調3
0〜70重量%と残部が粒径3關以下の炭素粉粒物との
混合物100重量部に対し、結合剤としてベントナイト
を3〜8重量部添加し、かつ水を成型時の水分含有率が
5〜10重量%となる如く添加し、混合段塊状物に成型
することを特徴とする加炭剤の製造方法。 2、製銑、製鋼工程で発生する各種スラグあるいはlス
トから得た粒径3+nw+以下の粒銑あるいは粒調30
〜70重量%と残部が粒径3III11以下の炭素粉粒
物との混合物100重量部に対し、結合剤としてベント
ナイトと同ベントナイトの172以下の石灰とを合計で
3〜8重量部添加し、かつ水を成型時の水分含有率が5
〜10重量%となる如く添加し、混合段塊状物に成型す
ることを特徴とする加炭剤の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP919783A JPS59136410A (ja) | 1983-01-21 | 1983-01-21 | 加炭剤の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP919783A JPS59136410A (ja) | 1983-01-21 | 1983-01-21 | 加炭剤の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59136410A true JPS59136410A (ja) | 1984-08-06 |
JPH0135885B2 JPH0135885B2 (ja) | 1989-07-27 |
Family
ID=11713777
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP919783A Granted JPS59136410A (ja) | 1983-01-21 | 1983-01-21 | 加炭剤の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59136410A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0849366A1 (de) * | 1996-12-18 | 1998-06-24 | MANNESMANN Aktiengesellschaft | Verfahren zur Roheisenentschwefelung |
JP2018204090A (ja) * | 2017-06-09 | 2018-12-27 | 株式会社サンアール | 製鋼用加炭剤、及び製鋼方法 |
CN109722498A (zh) * | 2019-02-28 | 2019-05-07 | 河南师范大学新联学院 | 一种废旧磷生铁用脱硫剂及其脱硫增碳方法 |
-
1983
- 1983-01-21 JP JP919783A patent/JPS59136410A/ja active Granted
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0849366A1 (de) * | 1996-12-18 | 1998-06-24 | MANNESMANN Aktiengesellschaft | Verfahren zur Roheisenentschwefelung |
JP2018204090A (ja) * | 2017-06-09 | 2018-12-27 | 株式会社サンアール | 製鋼用加炭剤、及び製鋼方法 |
CN109722498A (zh) * | 2019-02-28 | 2019-05-07 | 河南师范大学新联学院 | 一种废旧磷生铁用脱硫剂及其脱硫增碳方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0135885B2 (ja) | 1989-07-27 |
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