JPS6177649A - 製鋼スラグから硬化剤を製造する方法 - Google Patents
製鋼スラグから硬化剤を製造する方法Info
- Publication number
- JPS6177649A JPS6177649A JP59201136A JP20113684A JPS6177649A JP S6177649 A JPS6177649 A JP S6177649A JP 59201136 A JP59201136 A JP 59201136A JP 20113684 A JP20113684 A JP 20113684A JP S6177649 A JPS6177649 A JP S6177649A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- slag
- weight
- steelmaking slag
- blast furnace
- lime
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P40/00—Technologies relating to the processing of minerals
- Y02P40/10—Production of cement, e.g. improving or optimising the production methods; Cement grinding
Landscapes
- Curing Cements, Concrete, And Artificial Stone (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、製鋼スラグから長期強度を発揮する硬化剤を
製造する方法に関するものである。
製造する方法に関するものである。
高炉水滓は高炉スラグを水滓処理しぞ製造したもので、
ガラス化率が95%以上あり潜在水硬性を有するので、
セメント混和材として利用し高炉セメントを製造し、又
高炉水滓単味を粉砕し、アルカリ刺激剤例えばCaO*
セメント等を数%添加してヘドロ硬化剤、土質安定材等
に大部分は利用されている。
ガラス化率が95%以上あり潜在水硬性を有するので、
セメント混和材として利用し高炉セメントを製造し、又
高炉水滓単味を粉砕し、アルカリ刺激剤例えばCaO*
セメント等を数%添加してヘドロ硬化剤、土質安定材等
に大部分は利用されている。
しかし、高炉セメント等は普通ポルトランドセメント等
に比べ長期強度はほとんど変わらないが、初期強度の発
現が悪い。
に比べ長期強度はほとんど変わらないが、初期強度の発
現が悪い。
一般に製鋼スラグは2CaO・5iO1+F’CaO,
F”MgO,2CaO・Fe2O3,4CaO・Al4
03 ・Fe103 、FeO,Fe2O3、Fe50
+等を主に含有し、F’CaO,F−Mg0,2CaO
・5i02 が原因で膨張・崩壊するのでセメント原料
(CaO,SiOユ、Fe2O3源)、肥料あるいはエ
ージング処理したもの、又は生成鉱物を安定鉱物に変え
るためSiOx、Alユ03゜Fe2O3等を含有する
物を投入して改質したものが、路盤材等へごく一部利用
されているが大部分は埋立廃棄されている。
F”MgO,2CaO・Fe2O3,4CaO・Al4
03 ・Fe103 、FeO,Fe2O3、Fe50
+等を主に含有し、F’CaO,F−Mg0,2CaO
・5i02 が原因で膨張・崩壊するのでセメント原料
(CaO,SiOユ、Fe2O3源)、肥料あるいはエ
ージング処理したもの、又は生成鉱物を安定鉱物に変え
るためSiOx、Alユ03゜Fe2O3等を含有する
物を投入して改質したものが、路盤材等へごく一部利用
されているが大部分は埋立廃棄されている。
そこで、製鋼スラグも潜在水硬性を有する様に改質でき
ないかと検討し、溶融状態の製鋼スラグをそのまま或は
改質材として珪酸塩質の岩石、鉱物、同風化物、鋳物廃
砂、レンガクズ、石炭灰。
ないかと検討し、溶融状態の製鋼スラグをそのまま或は
改質材として珪酸塩質の岩石、鉱物、同風化物、鋳物廃
砂、レンガクズ、石炭灰。
シラス、ガラスクズ、脱珪スラグ、スケール、鉄鉱石、
砂鉄、高炉スラグ、赤泥のうち少なくとも1種以上を添
加後、溶融反応を生起させて水滓(以後、改質製鋼水滓
と記す)にし、乾燥後粉砕しアルカリ刺激剤を数%添加
し、水を加えて混練すると水硬性が出ることを見出し特
許出願中である。
砂鉄、高炉スラグ、赤泥のうち少なくとも1種以上を添
加後、溶融反応を生起させて水滓(以後、改質製鋼水滓
と記す)にし、乾燥後粉砕しアルカリ刺激剤を数%添加
し、水を加えて混練すると水硬性が出ることを見出し特
許出願中である。
又、製鋼スラグは高塩基度のため融点が高く、表面硬化
スラグ等硬化スラグの発生も早く、水滓を製造する場合
水滓率が減少する。
スラグ等硬化スラグの発生も早く、水滓を製造する場合
水滓率が減少する。
他方、珪酸塩質の岩石、鉱物等の改質材を5%以上添加
すると融点・粘性は低下し、水滓処理の場合水滓率は向
上するし、生成鉱物も2CaO・S i(h主体から2
CaO”A303−5to、 〜2CaO・MgO・2
S+01.2CaO・FezOx 、4CaO・Al2
O3”FezOa等主体に変わり、水滓にするとガラス
化率も向上する。
すると融点・粘性は低下し、水滓処理の場合水滓率は向
上するし、生成鉱物も2CaO・S i(h主体から2
CaO”A303−5to、 〜2CaO・MgO・2
S+01.2CaO・FezOx 、4CaO・Al2
O3”FezOa等主体に変わり、水滓にするとガラス
化率も向上する。
製鋼スラグ水滓物又は改質製鋼水滓物を乾燥後、刺激剤
として石灰又は石膏を3〜5重量%配合し粉砕(310
0±50°”/g)すると潜在水硬性を有するようにな
り、水を加えて混練すると約2〜10分で硬化する。
として石灰又は石膏を3〜5重量%配合し粉砕(310
0±50°”/g)すると潜在水硬性を有するようにな
り、水を加えて混練すると約2〜10分で硬化する。
しかし、長期強度が普通セメントを使用した場合に比べ
て弱いので、増進方法を検討した。
て弱いので、増進方法を検討した。
すなわち、ゲル状物の生成をはやくして強度増進をはか
るため、石灰、アルミン酸ソーダ、炭酸ソーダ等を使用
してゲル状物の生成状況を調べたら、石灰とアルミン酸
ソーダの組み合わせでゲル状物が非常に早く生成するこ
とがわかった。
るため、石灰、アルミン酸ソーダ、炭酸ソーダ等を使用
してゲル状物の生成状況を調べたら、石灰とアルミン酸
ソーダの組み合わせでゲル状物が非常に早く生成するこ
とがわかった。
更に、高炉水滓粉砕物と組合せて試験を行なったらゲル
状物がより多く生成することがわかった。
状物がより多く生成することがわかった。
この知見に基づきヘドロ等に添加して硬化状況を調べた
ら、普通セメント系を使用した場合と同等の圧縮強度等
を示すことを見出した。
ら、普通セメント系を使用した場合と同等の圧縮強度等
を示すことを見出した。
本発明は製鋼スラグから長期強度を発揮する硬化剤を製
造する方法を提供せんとするものであり、その要旨は、
溶融状態の製鋼スラグを水滓化した後、高炉水滓を10
〜50重量%配合乾燥し、次いで刺激剤として石灰又は
石膏を3〜5重量%、及びアルミン酸ソーダを0.5〜
1.0重量%添加後粉砕することを特徴とする製鋼スラ
グから硬化剤を製造する方法である。
造する方法を提供せんとするものであり、その要旨は、
溶融状態の製鋼スラグを水滓化した後、高炉水滓を10
〜50重量%配合乾燥し、次いで刺激剤として石灰又は
石膏を3〜5重量%、及びアルミン酸ソーダを0.5〜
1.0重量%添加後粉砕することを特徴とする製鋼スラ
グから硬化剤を製造する方法である。
以下に本発明方法の作用効果を確認する為に行なった実
験及びその結果を示す。
験及びその結果を示す。
実験に用いた試料の化学分析値と性状を第1表に示す。
第 1 表
なお、刺激剤としての石灰9石膏、アルミン酸ソーダは
試薬−級を使用した。
試薬−級を使用した。
上記の高炉水滓、製鋼スラグ水滓、改質製鋼水滓を乾燥
後石灰又は石膏を3〜5重量%配合しボールミルでブレ
ーン値3100±500”/ gに粉砕し、或は上記粉
砕物にアルミン酸ソーダを0.5〜1.0重量%添加混
合して、水を加えて混練後ビニール袋に入れて密封し硬
化状況を調べたものを第2表に示す。又、水分約30%
のヘドロに上記のスラグ水滓物、市販セメント等を配合
混練し、ビニール袋に密封したりJIS法で混合して3
層にわけてランマーで詰め供試体を作り、湿空養生後(
30日間)の1軸圧縮強ざを調べたものを第3表に示す
。
後石灰又は石膏を3〜5重量%配合しボールミルでブレ
ーン値3100±500”/ gに粉砕し、或は上記粉
砕物にアルミン酸ソーダを0.5〜1.0重量%添加混
合して、水を加えて混練後ビニール袋に入れて密封し硬
化状況を調べたものを第2表に示す。又、水分約30%
のヘドロに上記のスラグ水滓物、市販セメント等を配合
混練し、ビニール袋に密封したりJIS法で混合して3
層にわけてランマーで詰め供試体を作り、湿空養生後(
30日間)の1軸圧縮強ざを調べたものを第3表に示す
。
以上述べてきた如く、本願発明方法によれば製鋼スラグ
水滓又は改質製鋼水滓粉末に刺激剤として石灰1石膏等
を添加した物の初期強度の発現は早いが、長期強度が高
炉セメントや普通セメント系に較べて劣る。しかし、上
記製鋼スラグ水滓又は改質製鋼水滓を単独又、は高炉水
滓と混合して乾燥後粉砕し、刺激剤として石灰1石膏と
アルミン酸ソーダを少量添加すると硬化物の長期強度は
増進することによって、ヘドロ硬化、土質安定材。
水滓又は改質製鋼水滓粉末に刺激剤として石灰1石膏等
を添加した物の初期強度の発現は早いが、長期強度が高
炉セメントや普通セメント系に較べて劣る。しかし、上
記製鋼スラグ水滓又は改質製鋼水滓を単独又、は高炉水
滓と混合して乾燥後粉砕し、刺激剤として石灰1石膏と
アルミン酸ソーダを少量添加すると硬化物の長期強度は
増進することによって、ヘドロ硬化、土質安定材。
団鉱やベレット等のバインダーへ利用でざる製鋼スラグ
の有効利用方法を提供するものである。
の有効利用方法を提供するものである。
Claims (2)
- (1)溶融状態の製鋼スラグを水滓化した後、高炉水滓
を10〜50重量%配合乾燥し、次いで刺激剤として石
灰又は石膏を3〜5重量%、及びアルミン酸ソーダを0
.3〜1.0重量%添加後粉砕することを特徴とする製
鋼スラグから硬化剤を製造する方法。 - (2)溶融状態の製鋼スラグに改質材を添加して、溶融
反応を生起させ水滓化した後、高炉水滓を10〜50重
量%配合乾燥し、次いで刺激剤として石灰又は石膏を3
〜5重量%、及びアルミン酸ソーダを0.5〜1.0重
量%添加後粉砕することを特徴とする製鋼スラグから硬
化剤を製造する方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59201136A JPS6177649A (ja) | 1984-09-25 | 1984-09-25 | 製鋼スラグから硬化剤を製造する方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59201136A JPS6177649A (ja) | 1984-09-25 | 1984-09-25 | 製鋼スラグから硬化剤を製造する方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6177649A true JPS6177649A (ja) | 1986-04-21 |
Family
ID=16435997
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59201136A Pending JPS6177649A (ja) | 1984-09-25 | 1984-09-25 | 製鋼スラグから硬化剤を製造する方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6177649A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6452912A (en) * | 1987-08-25 | 1989-03-01 | Denki Kagaku Kogyo Kk | Ground grouting work |
FR2630432A1 (fr) * | 1988-04-25 | 1989-10-27 | Setec Geotechnique | Composition de beton hydraulique a base de scories d'acier a l'oxygene |
CN104446025A (zh) * | 2014-11-27 | 2015-03-25 | 广西鱼峰水泥股份有限公司 | 一种生产s75级钢铁渣粉的方法 |
CN110040998A (zh) * | 2019-04-16 | 2019-07-23 | 华南理工大学 | 一种无机内养护粉体材料的磨盘制备方法 |
-
1984
- 1984-09-25 JP JP59201136A patent/JPS6177649A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6452912A (en) * | 1987-08-25 | 1989-03-01 | Denki Kagaku Kogyo Kk | Ground grouting work |
FR2630432A1 (fr) * | 1988-04-25 | 1989-10-27 | Setec Geotechnique | Composition de beton hydraulique a base de scories d'acier a l'oxygene |
CN104446025A (zh) * | 2014-11-27 | 2015-03-25 | 广西鱼峰水泥股份有限公司 | 一种生产s75级钢铁渣粉的方法 |
CN110040998A (zh) * | 2019-04-16 | 2019-07-23 | 华南理工大学 | 一种无机内养护粉体材料的磨盘制备方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
Elinwa et al. | Ash from timber waste as cement replacement material | |
JP2001270746A (ja) | スラグ硬化体の製造方法 | |
JPH10152364A (ja) | 製鋼スラグを利用した水和硬化体 | |
KR102158524B1 (ko) | 연약지반용 친환경 고화재 조성물 | |
Xu et al. | Soft clay stabilization using three industry byproducts | |
JPS6177649A (ja) | 製鋼スラグから硬化剤を製造する方法 | |
KR102301242B1 (ko) | 중조분진을 포함하는 연약지반용 친환경 고화재 조성물 | |
KR870001567B1 (ko) | 제강스라그의 이용방법 | |
JP2002020156A (ja) | 製鋼スラグを原料とする路盤材 | |
JPS61497A (ja) | 高塩基度製鋼スラグの利用方法 | |
JPS61238398A (ja) | 深層ヘドロ硬化材の製造方法 | |
JPS6117452A (ja) | 製鋼スラグ、石炭灰の有効利用方法 | |
JPS6168359A (ja) | 高炉水滓添加硬化物の初期強度の増進方法 | |
JPS6240326A (ja) | バインダ−の製造方法 | |
JPS6121793A (ja) | 製鋼スラグの利用方法 | |
JPS6148475A (ja) | 製鋼スラグの利用方法 | |
Seco Meneses et al. | Stabilization of a clay soil using cementing material from spent refractories and ground-granulated blast furnace slag | |
JPS6117454A (ja) | 製鋼スラグ、石炭灰の有効利用方法 | |
Hosseini et al. | Effects of three types of iron and steel slag on fresh and hardened properties of ordinary portland cement | |
JPS6148468A (ja) | 製鋼スラグの利用方法 | |
SU998416A1 (ru) | Бетонна смесь | |
Makavana et al. | Experimental Study on Green Concrete with Bacterial Inclusion | |
JPS61132549A (ja) | 製鋼スラグの利用方法 | |
JPS6148453A (ja) | 製鋼スラグの利用方法 | |
CN116803946A (zh) | 一种全固废基的预拌流态泥浆固化剂及其制备方法 |