JPS61177595A

JPS61177595A - 金銭登録機

Info

Publication number: JPS61177595A
Application number: JP1941885A
Authority: JP
Inventors: 武部　寿男; 平松　憲一
Original assignee: Toshiba Corp
Current assignee: Toshiba Corp
Priority date: 1985-02-04
Filing date: 1985-02-04
Publication date: 1986-08-09

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［発明の技術分野］この発明は、たとえば一般の店舗に設置され、ＩＣカー
ドを用いて取引を行う金銭登録機に関する。

［発明の技術的背景とその問題点コ従来、一般の店舗で用いられている金銭登録機は、全体
の処理を制御する制御部、レシートを発行するレシート
発行部、ジャーナルに取引データの印字を行うジャーナ
ル印字部、取引データを入力するキーボードとから構成
されるものである。

このため、クーポン機能を有したＩＣカードを取扱う場
合、金銭登録機とは別体のＩＣカード読取書込装置で受
入れるようになっている。このＩＣカード読取書込装置
には、制御用の制御部と取引データを入力するキーボー
ドとから構成されている。しかしながら、上記のような
金銭登録機とＩＣカード読取書込装置とからなるシステ
ムでは、ＩＣカード読取書込装置側でクーポン券として
のＩＣカードに取引データに対する読取、書込処理を行
い、その後に金銭登録機側で再び取引データの入力によ
る処理つまりジャーナル印字、レシート発行を行なわな
ければならず、二重の手間がかかる。また、取引データ
を処理するキーボードおよび制御部が２組必要となり、
コストが高くなるという欠点があった。

［発明の目的］た機器の小形化が図れる金銭登録機を提供することにあ
る。

［発明の概要］この発明は上記目的を達成するために、全体の処理を制
御ｌｌする制御手段と、レシートを発行するレシート発
行手段と、ジャーナルに取引データの印字を行うジャー
ナル印字手段と、取引データを入力するキーボードとか
らなる金銭登録機において、携帯可能媒体を受入れ、こ
の受入れた携帯可能媒体内の取引データと上記キーボー
ドにより入力された取引データとに応じて取引を実行す
るようにしたものである。

［発明の実施例］以下、この発明の一実施例について、図面を参照して説
明する。

第１図および第２図は、この発明の金銭登録機１０の構
成を示すものである。この金銭登録機１０は、たとえば
、一般の店舗に設置されるものである。すなわち、１１
は全体を制御するＣＰＵ（セントラル・プロセッシング
・ユニット）、１２は取引データを入力するキーボード
、１３はＣＲＴディスプレイ装置、１４は制御プログラ
ムが格納されているＲＯＭ（リード・オンリ・メモリ）
、１５はデータが記憶されるＲＡＭ（ランダム・アクセ
ス・メモリ）、１６はレシートを発行するレシート発行
部、１７はジャーナルに取引データの印字を行うジャー
ナル印字部、１８は紙幣および硬貨を保管している保管
部、２０はカード挿入口２１から挿入されたＩＣカード
１におけるメモリのデータを読取ったり、あるいはメモ
リ内にデータを書込むＩＣカード読取書込部、４１は利
用客が暗証番号等を入力するための利用客入力部である
。上記ＩＣカード読取書込部２０、利用客入力部４１は
利用客の操作用であり、その他の各部はたとえば取扱い
店舗側の操作用である。

上記ＩＣカード１は第３図に示すように、その表面には
コネクト部２が設けられており、たとえば複数の端子２
ａ、・・・２ｈによって構成されている。上記端子２ａ
は動作用の電源電圧（＋５Ｖ）用、端子２ｂは接地用、
端子２ｃはクロック信号用、端子２ｄはリセット信号用
、端子２ｅ〜２ｇはデータ入出力用、端子２ｈはデータ
書込み用の電源電圧（＋２１Ｖ）用となっている。

また、上記ＩＣカード１の内部には、第４図に示すよう
に、制御用のＣＰＬＩ　（セントラル・プロセッシング
・ユニット）３．１ＩｉＩＪＩｌｌプログラム、暗証番
号（たとえば４桁）、クーポンデータとしての取引限度
額、および取引データなどが記録され、ＥＥＰＲＯＭあ
るいはＰＲＯＭで構成されるデータメモリ４、インター
フェイス回路５、データ処理用のＲＡＭ６および暗証照
合部７によって構成されている。上記各部はＩＣチップ
で構成され、１つの基板上に設けられている。また、上
記インターフェイス回路５とコネクト部２とは配線され
ている。上記暗証照合部７は外部から供給された暗証番
号とデータメモリ４の暗証番号とが一致するか否かを照
合するものである。

上記利用客入力部４１は、暗証入力用のテンキー等によ
って構成されており、ＩＣカード読取書込部２０とケー
ブル２３によって接続されるようになっている。

上記ＩＣカード読取書込部２０は、金銭登録機１０本体
とケーブル２２によって接続されるようになっている。

すなわち、第５図に示すように、カード挿入口２１から
挿入されたＩＣカード１を搬送する搬送バス３１が設け
られている。この搬送バス３１にはＩＣカード１を搬送
する際にこれを上下から挟むように位置し、回転可能な
搬送ローラ３２が対になって複数個備えられている。対
になって備えられている各搬送ローラ３２は搬送バス３
１に沿って互いに等間隔に設けられている。

これらの各搬送ローラ３２の中心から隣合う搬送Ω−ラ
３２の中心までの距離がカードの搬送方向における幅の
寸法を有している。それゆえ、ＩＣカード１の搬送バス
３１は、搬送ガイド３３によって規定されている。

また、上記搬送ガイド３３上にはＩＣカード１内のＣＰ
Ｕ３とデータの授受を行う読取書込器３４が配置されて
いる。この読取書込器３４はコネクト部２と電気的に接
続するようになっている。

次に、このような構成において動作を説明する。

たとえば今、利用客は金銭登録機１０のカード挿入口２
１にＩＣカード１を挿入する。すると、ＩＣカード１は
コネクト部２により読取書込器３４と電気的に接続され
る。これにより、ＣＰＵ１１はＣＲＴディスプレイ装置
１３で「暗証番号を投入して下さいＪという案内を行う
。この案内に応じて、利用客はテンキーにより暗証番号
を入力する。すると、上記入力されたＩ１１！！Ｉ番号
はＣＰｔＪｌｌからＣＰＵ３へ供給される。これにより
、ＣＰＵ３は供給される利用客の暗証番号をＲＡＭ５に
記憶する。ついで、ＣＰＵ３はＲＡＭ５の投入された暗
証番号とデータメモリ４に記録されている暗証番号とを
暗証照合部７で照合せしめる。これにより、暗証照合部
７は内容が一致する場合、ＣＰＵ３に一致信号を出力し
、桁数あるいは番号が一致しない場合、ＣＰＵ３に不一
致信号を出力する。

ついで、ＣＰＬＩ３は暗証照合部７からの照合結果が一
致の場合、一致信号をＣＰＵ１１へ出力し、不一致信号
の場合、データメモリ４に設けた不一致カウンタ（図示
しない）をカウントアツプし、このカウント値が所定数
（３回）以内の際、再投入可の不一致信号をＣＰＵ１１
へ出力し、上記カウント値が所定数となった際、ＩＣカ
ード１が無効の不一致信号をＣＰＵ１１へ出力する。こ
の結果、不一致信号が供給されるとＣＰＵ１１は、暗証
番号の再投入、あるいはＩＣカード取扱１！１１０によ
る取引が不可と判断し、その旨を利用客に報知する。

また、一致信号が供給されると、ＣＰＵ１１は金銭登録
１１１０による取引、つまりＩＣカード１によるクーポ
ンデータに対する取引が可能と判断し、ＣＲＴディスプ
レイ装置１３で「取引データを入力してください」とい
う案内を行う。この案内に応じて、店舗の従業員は取引
データをキーボード１２により入力する。これにより、
ＣＰＵ１１はデータメモリ４から供給されているクーポ
ンデータとしての取引限度額（最新の支払可能残高）と
今回の取引額とを比較し、満足するものである場合（取
引限度額〉今回の取引額）、「取引限度額−今回の取引
額」より算出される残高と取引日時とをＣＰＵ３へ出力
するとともに、ＣＲＴディスプレイ装置１３で「取引終
了です」という案内を行う。これにより、ＣＰＵ３はそ
の残高と取引日時とをデータメモリ４に追加記録せしめ
る。

またこのとき、ＣＰＵ１１はジャーナル印字部１７でそ
の取引データをジャーナルに印字するとともに、その取
引データに対応するレシートをレシート発行部１６で発
行する。その後、ＣＰＵ１１はＩＣカード１を排出せし
める。

上記したように、代金決済にＩＣカードを利用でき、し
かも金銭登録機への登録処理の手間を省くことができる
。また、取引データの入力用のキーボード、および制御
部が共通化でき、装置の小形化が図れる。さらに、ＩＣ
カードを用いたが、磁気ストライブカードあるいはレー
ザカードを用いても良い。

［発明の効果］機を提供できる。

【図面の簡単な説明】

図面はこの発明の一実施例を説明するためのもので、第
１図は金銭登録機の外観斜視図、第２図は金銭登録機の
概略構成ブロック図、第３図はＩＣカードの外観斜視図
、第４図はＩＣカードの電気回路の構成を概略的に示す
ブロック図、第５図はＩＣカード読取書込部の構成を示
す断面図である。１・・・ＩＣカード（携帯可能媒体）、２・・・コネク
ト部、３・・・ＣＰＵ、４・・・データメモリ、７・・
・暗証照合部、１０・・・金銭登録機、１１・・・ＣＰ
Ｕ、１３・・・ＣＲＴディスプレイ装置、１６・・・ジ
ャーナル印字部、１７・・・レシート発行部、２０・・
・ＩＣカード読取８込部、３４・・・読取書込器、４１
・・・利用客入力部。出願人　代理人　　弁理士　鈴江武彦第２図第３図フ

Claims

【特許請求の範囲】

（１）　全体の処理を制御する制御手段と、レシートを
発行するレシート発行手段と、ジャーナルに取引データ
の印字を行うジャーナル印字手段と、取引データを入力
するキーボードとからなる金銭登録機において、携帯可
能媒体を受入れる受入手段と、この受入手段で受入れた
携帯可能媒体内の取引データと前記キーボードにより入
力された取引データとに応じて取引を実行する手段とを
具備したことを特徴とする金銭登録機。
（２）　前記携帯可能媒体がデータメモリおよびＣＰＵ
などからなるＩＣカードであることを特徴とする特許請
求の範囲第１項記載の金銭登録機。