JPH01185790A

JPH01185790A - キャッシュレス投票システム

Info

Publication number: JPH01185790A
Application number: JP63009638A
Authority: JP
Inventors: Toshio Sato; 敏夫佐藤
Original assignee: Fujitsu Ltd
Current assignee: Fujitsu Ltd
Priority date: 1988-01-21
Filing date: 1988-01-21
Publication date: 1989-07-25

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔概　要〕競馬、競輪等の投票システムに関し、ファンと開催者との間で、直接現金および投票券をやり
とりすることなく投票、および該投票に対応する金額の
支払い、そして競技結果に応じた払戻を実施することが
できるキャッシュレス投票システムを提供することを目
的とし、会員を登録して、該会員各々の口座の内容、および競技
の結果を管理するセンタ装置と、該登録された会員を識
別し、該会員の投票データを記憶する、所定の形式のＩ
Ｄカードと、該ＩＤカードを確認し、対応する会員が入
力する投票データを受け付けて前記センタ装置に送信し
、且つ、該投票データを該ＩＤカードに書き込み、払戻
確定後は該ＩＤカードに書き込まれた該投票データを該
センタ装置に送信する端末装置とを有してなり、該セン
タ装置は、前記投票データを受け取ると前記会員の口座
より該投票データに対応する料金を引き落とし、前記払
戻確定後は、前記端末装置から前記ＩＤカードに書き込
まれた前記投票データにしたがって該各会員の口座に確
定した払戻金を加算するように構成する。

〔産業上の利用分野〕

本発明は競馬、競輪等のキャッシュレス投票システムに
関する。

従来、競馬、競輪等においては、ファンが持参した現金
と交換に投票券を購入し、競技結果が判明すると、的中
した投票券と交換に払戻を現金で受け取るという方式が
実施されている。しかしながら、大量の現金および投票
券を取り扱うことによる事故発生の危険性や、集計処理
の煩雑さ等の問題があり、近年、直接現金を取り扱わな
くするキャッシュレス化の検討がなされている。

〔従来の技術、および発明が解決しようとする課題〕

従来、競馬、競輪等においては、ファンが持参した現金
と交換に投票券を購入し、競技結果が判明すると、的中
した投票券と交換に払戻を現金で受け取るという方式が
実施されている。しかしながら、各ファンが現金および
投票券を所持しなければならないので、事故や犯罪が発
生する危険があること、また、競馬、競輪等の開催者に
とっても、多数の投票券および現金を取り扱わなければ
ならないので、投票券の発売および払戻時の処理や、集
計処理が煩雑になるという問題があった。

本発明は上記の問題点に鑑み、なされたもので、ファン
と開催者との間で、直接現金および投票券をやりとりす
ることなく投票、および該投票に対応する金額の支払い
、そして競技結果に応じた払戻を実施することができる
キャッシュレス投票システムを提供することを目的とす
るものである。

〔課題を解決するための手段〕

第１図は本発明のキャッシュレス投票システムの系統図
である。本図において、■はセンタ装置、２１，２□、
・・・２．ｌは端末装置、そして、３はＩＤカードであ
る。センタ装置１は会員を登録して、該会員各々の口座
の内容、そして競技の結果を管理するもので、各端末装
置２１，２２、…２ｎはそれぞれセンタ装置１に接続さ
れる。ＩＤカード３は、所定の形式を有し、登録された
会員を識別し、該会員の投票データを記憶するものであ
って、端末装置２Ｉ、２２、…２ｎの何れにも挿入され
得る。

第１図のセンタ装置１および端末装置２８，２□。

・・・２．、の基本的機能は、それぞれ、第２Ａ図、第
２Ｂ図、および第３図に示されるとおりである。

端末装置２Ｉ、２２、…２ｎは、第３図に示されるよう
に、ＩＤカード３を挿入されることにより、登録された
会員であることを確認し、該ＩＤカード３を所持する会
員が入力する投票データを受け付けて該投票データを前
記センタ装置１に送信し、且つ、該投票データを該ＩＤ
カード３に書き込み、また、払戻確定後は該ＩＤカード
３に書き込まれた該投票データを該センタ装置１に送信
する。

前記センタ装置１は、第２Ａ図および第２Ｂ図に示され
るように、前記投票データを受け取ると前記会員の口座
より該投票データに対応する金額を引き落とし、前記払
戻確定後は、前記端末装置２３．２２、…２ｎから前記
ＩＤカード３に書き込まれた前記投票データを送信され
ると、該投票データにしたがって該各会員の口座に確定
した払戻金を加算する。

〔作　用〕

前述の構成により、会員は自らが登録されていることを
証明するＩＤカード３を端末装置２８．２□。

・・・２１の１つに挿入して投票データを入力すると、
該投票データは該端末装置によってセンタ装置１に送信
される。センタ装置１は該端末装置からの投票データに
対応する金額を該会員の口座より引き落とす。また、こ
のとき同時に該投票データを該ＩＤカード３に書き込む
。

競技が終了して、払戻が確定すると、。端末装置は該Ｉ
Ｄカード３に書き込まれている投票データを読み取って
センタ装置１へ送信する。センタ装置１は該投票データ
を受信、チエ７りした後、対応する会員の口座に、対応
する払戻金額を加算する。

こうして、本発明のキャッシュレス投票システムにおい
ては、ファンも開催者も現金や投票券を取り扱うことな
く、投票、および該投票に対応する金額の支払い、そし
て競技結果に応じた払戻を実施することができる。

〔実施例〕

第４図および第５図は、それぞれ本発明の実施例におけ
るセンタ装置および端末装置の構成図である。センタ装
置を示す第４図において、１５はＣＰＵ、１６はメモリ
部、１７はインターフェイス部、１８は入出力部、１９
は投票ファイル、そして、２０は口座ファイルである。

投票ファイル１８は、例えば、レース、組、馬番別の投
票金額の集計値を記憶する。そして、口座ファイル２０
は、登録した会員別の暗証番号、口座残高、および投票
データを記憶するものである。さらに、インターフェイ
ス部１７は、端末装置との間で、データのやりとりを行
うためのもの、入出力部１８はセンタ装置ｌに対してデ
ータやプログラムの入出力を行うもの、メモリ部１６は
プログラムや定数データを記憶する部分、そして、ＣＰ
Ｕ１５は、上記メモリ部１８に記憶したプログラムにし
たがって、後述するような手順を実行する制御部である
。

端末装置を示す第５図において、２７はＭＰｔＪ。

２８は表示部、２９はキーボード部、３０はカードリー
グ部、３１はプリンタ部、３２はメモリ部、そして、３
３はインターフェイス部である。

ＭＰＵ２７は端末装置において、後述するような手順を
実行するための制御部、メモリ部３２はＭＰＬ１２７が
実行するプログラム、および端末装置の動作に必要なデ
ータを記憶する部分、インターフェイス部３３はセンタ
装置との間でデータのやりとりを行うためのものである
。さらに、表示部２８は、センタ装置１から送信された
投票照会結果等を表示するもので、カードリーダ部３０
は、前記ＬＤカード３に対応するＩＣカードに記憶され
ているＩＤコード、あるいは、投票データを読み取るも
の、キーボード部２９は、投票データの入力や口座内容
の照会等を行うためのもの、そして、プリンタ部３１は
、投票内容の明細等を印字するものである。

第６図は、本発明の実施例におけるセンタ装置の動作手
順を示すものである。

ステップ１００において動作を開始した後、ステップ１
０１にて払戻の確定したレースの有無を判定する。もし
、払戻の確定したレースがあれば、ステップ１０２にて
、確定した払戻データを各端末装置２１．２□、・・・
２．、に送信する。このセンタ装置に接続される全ての
端末装置２１．２□、・・・２１においては、該確定し
たデータを受信して前記の第５図の表示部２８に表示す
る。

ステップ１０３においては、各端末装置２．．２□。

２２、…２ｎから送信されるデータを受信する。そして
、ステップ１０４．１１０および１１４においては、端
末装置からの受信内容が口座内容の照会か、投票要求か
、あるいは、払戻要求かを判断する。もし、これらの何
れにも該当しないときには、ステップ１１９およびステ
ップ１０８にて、対応するデータを送信した端末装置に
エラーであることを送信する。

ステップ１０４において口座照会であると判定されたと
きには、ステップ１０５にて、入力した暗証番号が正し
いか否かが判定され、正しければ、ステップ１０６にて
対応する口座の内容を読み出し、ステップ１０７および
ステップ１０８にて口座照会に対する応答として、対応
するデータを送信した端末装置に送信する。もし、ステ
ップ１０５において暗証番号が正しくなければ、口座内
容を読み出すことなく、ステップ１０６および１０８に
て、該暗証番号の誤りを上記端末装置に送信する。

口座ファイル２０における的中した会員の口座内容に、
それぞれ対応する払戻金を加算する。また、ステップ１
０２にて該確定したデータを端末装置に送信する。

前記ステップ１１０において投票の要求であると判定さ
れると、ステップ１１１にて端末装置から入力された投
票データが誤りの無いものであるか否かがチエツクされ
、誤りが無ければ、ステップ１１２にて、入力された投
票データに基づいて前記投票ファイル１９の内容および
口座ファイル２０の内容を更新する。そして、ステップ
１１３および１０８にて、投票が完了したことを該投票
データが入力された端末装置に送信する。もし、ステッ
プ１１１においてデータに誤りがあると判定されると、
ステップ１１２の更新は行わずに、ステップ１１３およ
び１０８にて、このデータの誤りを該データを入力した
端末装置へ送信する。

ステップ１１４において端末装置からの受信内容が払戻
要求であると判断されると、ステップ１１５においては
、該払戻要求のあった競技の払戻が確定しているか否か
が判断される。もし、まだ確定していなければ、ステッ
プ１１８および１０８にて未確定であることを該端末装
置に送信し、ステップ１１５において確定していると判
断されたときには、ステップ１１６にて、端末装置が、
ＩＣカードから読み出して送信してきた投票データと払
戻確定データとを比較して的中したか否かが判断される
。もし、的中していなければ、このことをステップ１１
８および１０８にて該端末装置に送信する。ステップ１
１６において的中していると判断されると、ステップ１
１７にて、口座ファイル２０中の該会員の口座を更新す
る。

そして、ステップ１１８および１０８にて口座内容を更
新したことを該端末装置に送信する。

第７Ａ図および第７Ｂ図は、本発明の実施例における端
末装置の動作手順を示すものである。ただし、第７Ａ図
および第７Ｂ図においては、前述の、センタ装置から送
信された払戻の確定したデータを表示させる動作につい
ては図示を省略している。すなわち、第７Ａ図および第
７Ｂ図は、動作についての手順を示すものである。　・
第７Ａ図のステップ２０１にてＩＣカードを挿入した後
、ステップ２０２にては、前述の第５図のキーボード部
２９によって、予め登録されている暗証番号を入力する
。次に、ステップ２０３．２１２．２１７、および第７
Ｂ図のステップ２２１において、上記端末装置のキーボ
ード部２９からのキー操作および端末装置のプログラム
によりメニューを選択する。

もし、投票であれば、ステップ２０４および２０５に進
んで投票したい組番および金額を入力する。全てのデー
タを入力すると、ステップ２０６にてキーボード上の投
票キーを押下し、ステップ２０７にて投票データをセン
タ装置へ送信する。そして、ステップ２０８にて該送信
したデータに対してのセンタ装置から応答を受信すると
、ステップ２０９においては、該応答内容により、送信
データが正常か否かを判断し、正常であるときにはステ
ップ２１０にて該端末装置に挿入されている前記ＩＣカ
ードに上記の入力された投票データを書き込んで再びス
テップ２０３に戻り、正常でないときには、ステップ２
１１にて入力データを修正してステップ２０６に戻って
再び投票キーを押下して修正した投票データを送信する
。

ステップ２１２にて口座内容の照会であると判定される
と、ステップ２１４にてセンタ装置に対して口座データ
の送信要求をする。そして、ステップ２１５において該
送信要求に対してセンタ装置より送信された口座内容の
データを受信すると、ステップ　２１６にて該口座内容
のデータを印字して出力する。

ステップ２１７において払戻要求と判断されると（端末
装置のプログラムが判断する。）、ステップ２１８にて
、該端末装置に挿入されているＩＣカードに書き込まれ
ている投票データを読み出し、ステップ２１９にて、こ
のデータ、すなわち、払戻要求をセンタ装置へ送信する
。そして、ステップ２２０にて、この送信したデータに
対する応答を受信すると、ＩＣカード内の投票データの
消去を行い、ステップ２０３に戻る。払戻要求のタイミ
ングは、会員であることが確認された時ト、センタ装置
より払戻の確定データを受信した時である。

ステップ２２１において終了処理と判定されると、ステ
ップ２２２にてセンタ装置に対して最終的な口座データ
の送信を要求する。そして、ステップ２２３においてセ
ンタ装置より送信された口座データを受信すると、ステ
ップ２２４にて該口座データを印字する。そして、ステ
ップ２２５にて前記ＩＣカードを返却して、端末装置の
操作は終了する。

上記の、投票、口座内容照会、払戻要求、終了処理の何
れとも判断されなかったときは、ステップ２２６にてエ
ラー表示がされる。

第８図は本発明の実施例において使用されるＩＣカード
の１例を示すものである。第８図のＩＣカードは液晶デ
イスプレィ３０１およびキーボードを備えるもので、Ｏ
Ｎキー３０４によって電源を投入し、メニュー・キー３
０３によりメニューを表示し、↑、↓、４−２−のキー
３０５によって表示画面をスクロールし、暗証番号入力
およびその他の指示をテンキー３０２によって行う。

〔発明の効果〕

本発明によれば、競馬、競輪等への参加者と開催者との
間で、直接現金および投票券をやりとりすることなく投
票、および該投票に対応する金額の支払い、そして競技
結果に応じた払戻を実施することができる。また、セン
タ装置は、各会員の個々の競技に対する投票データは、
記憶しないので、センタ装置における記憶容量を比較的
小さくすることができる。また、センタ装置に口座を備
えているため、万一、ＩＣカードを紛失した場合にも、
損失を小さくすることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の基本構成図、第２Ａ図および第２Ｂ図はセンタ装置の基本動作の手順
を示す図、第３図は端末装置の基本動作手順を示す図、第４図は本
発明の実施例におけるセンタ装置の構成図、第５図は本発明の実施例における端末装置の構成図、第６図は本発明の実施例におけるセンタ装置の動作手順
を示す図、第７Ａ図および第７Ｂ図は本発明の実施例における端末
装置の動作手順を示す図、そして第８図はＩＣカードの
１例を示す図である。〔符号の説明〕１・・・センタ装置、２１．２□、〜２１・・・端末装
置、３・・・ＩＤカード、１４・・・ＣＰＵ。１６．３２・・・メモリ部、１７．３３・・・インターフェイス部、１８・・・入出
力部、１９・・・投票ファイル、２０−・・・口座ファ
イル、２７・・・ＭＰＵ、　　２８・・・表示部、２９・・・
キーボード部、３０・・・カードリーグ部、３１・・・プリンタ部、３００・・・ＩＣカード、３０１・・・液晶デイスプレィ表示部、３０２．３０３
，３０４，３０５・・・キー。２゜本発明のキャノ／ユレス投票システムの系統図第１図払戻確定端末装置の基本動作手順を示す図第３図本発明の実施例におけるセンタ装置の構成図第４図本発明の実施例における端末装置の構成図第５図第７Ａ図第７８図

Claims

【特許請求の範囲】１、会員を登録して、該会員各々の口座の内容および競
技の結果を管理するセンタ装置（１）と、該登録された
会員を識別し、該会員の投票データを記憶する、所定の
形式のＩＤカード（３）と、該ＩＤカード（３）を用い
て本人であることを確認した後、対応する会員が入力す
る投票データを受け付けて前記センタ装置（１）に送信
し、且つ、該投票データを該ＩＤカード（３）に書き込
み、払戻確定後は該ＩＤカード（３）に書き込まれた該
投票データを該センタ装置（１）に送信する端末装置（
２＿１、２＿２、…２＿ｎ）とを有してなり、該センタ
装置（１）は、前記投票データを受け取ると前記会員の
口座より該投票データに対応する金額００き落とし、前
記払戻確定後は、前記端末装置（２＿１、２＿２、…２
＿ｎ）から前記ＩＤカード（３）に書き込まれた前記投
票データを送信されると該投票データにしたがって該各
会員の口座に払戻金を加算することを特徴とするキャッ
シュレス投票システム。２、前記端末装置（２＿１、２＿２、…２＿ｎ）は、前
記会員が要求する口座内容を前記センタ装置（１）から
読み出す請求項１記載のキャッシュレス投票システム。３、前記センタ装置（１）は、前記払戻確定後、該確定
したデータを前記端末装置（２＿１、２＿２、…２＿ｎ
）に送信し、該端末装置（２＿１、２＿２、…２＿ｎ）
は、該確定したデータを受信して表示する請求項１また
は２記載のキャッシュレス投票システム。４、前記ＩＤカード（３）は、キーボード（３０２、３０３、３０４、３０５）と表示部（３０１
）とを有するＩＣカード（３００）である請求項１〜３
の何れかに記載のキャッシュレス投票システム。