JPS6117651Y2 - - Google Patents

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JPS6117651Y2
JPS6117651Y2 JP9096379U JP9096379U JPS6117651Y2 JP S6117651 Y2 JPS6117651 Y2 JP S6117651Y2 JP 9096379 U JP9096379 U JP 9096379U JP 9096379 U JP9096379 U JP 9096379U JP S6117651 Y2 JPS6117651 Y2 JP S6117651Y2
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JP
Japan
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circuit
capacitor
transistor
signal
synchronization signal
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JP9096379U
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JPS568367U (ja
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  • Synchronizing For Television (AREA)
  • Television Signal Processing For Recording (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、映像信号再生装置における疑似同期
信号挿入回路に関する。
キユー、レビユー、スロー、スチル等の異速度
再生画像を得るようにしたヘリカル走査形VTR
においては、ビデオヘツドが記録トラツクを横切
る度に、トラツク間のガードバンドまたはヘツド
とトラツクとのアジマスの相違によつて再生出力
が低下し、画面上にノイズ帯が形成される。この
ノイズの発生タイミングと再生映像信号中の垂直
同期信号とが重なると、モニタ装置の垂直同期が
乱れ、再生画像の同期流れが発生する。従つて異
速度再生時には、再生ビデオ信号に疑似垂直同期
信号を挿入する必要がある。この場合、再生ビデ
オ信号にDCレベル変動、振巾変動等があると誤
つたレベル位置に疑似垂直同期信号が挿入される
おそれがある。
本考案は上述の問題にかんがみてなされたもの
であつて、ビデオ信号のシンクチツプ(同期先
端)レベルをホールドして、疑似垂直同期信号の
挿入位置でビデオ信号に代えてシンクチツプのホ
ールドレベルの電圧を導出し、これによつてビデ
オ信号のレベル変動等の影響を受けずに疑似垂直
同期信号を挿入するようにした技術が、実開昭52
−62023号公報に開示されている。この公報の明
細書に開示の同期信号挿入回路では、ビデオ信号
の入力端とシンクチツプホールド用コンデンサの
一端とがスイツチングトランジスタを介して結合
されていて、疑似垂直同期信号の挿入位置で上記
スイツチングトランジスタを閉じて、入力ビデオ
信号の代りにホールド電圧がエミツタホロワ出力
段を経て導出される構成になつている。このため
同期信号区間以外のビデオ情報が存在する区間に
おいて同期信号を挿入しようとすると、大振巾の
入力ビデオ信号によつてホールドコンデンサが充
電されてしまい、シンクチツプホールドが困難と
なる問題が生じていた。即ち、疑似同期信号の挿
入位置はビデオ情報の無い同期信号区間に限られ
ていて、単にS/Nの悪い同期信号を良好な同期
信号にすげ変えるような用途にしか使用できなか
つた。
本考案はこの問題にかんがみ、フイードバツク
技術と信号スイツチング技術とを利用して、ホー
ルドコンデンサの出力端子と、ビデオ信号の入力
端子又は出力端子とが疑似同期信号挿入時に直接
的に連通しないようにし、これによつて正確なシ
ンクチツプホールド動作を保障し、ビデオ信号の
時間軸の如何なる位置においても、またビデオ信
号にDCレベル変動、振巾変動が生じても、常に
シンクチツプレベルに追従した正しいレベル位置
に疑似同期信号が挿入されるようにすることを目
的とする。
また本考案の別の目的は、回路をIC化する際
にICに必要な上記ホールドコンデンサの接続端
子をモードコントロール信号の入力端子としても
利用し得るように構成して、ICのピン端子数を
節約することである。
以下本考案の実施例を図面を参照して説明す
る。
第1図は本考案の疑似同期信号挿入回路の一実
施例を示し、第2図は第1図の各部の波形を示し
ている。第1図において、点線の内側はICの内
部回路である。トランジスタT1及びT2から成
る差動増巾回路、トランジスタT3,T4から成
るカレントミラー回路、トランジスタT5,T6
から成るカレントミラー回路及び端子1を介して
トランジスタT1のベースに接続されたコンデン
サCでもつて同期信号先端レベル(シンクチツプ
レベル)のホールド回路を構成している。またト
ランジスタT10、トランジスタT8,T9から
成る差動スイツチ回路、トランジスタT6,T7
から成る差動スイツチ回路は、夫々疑似同期信号
再生ビデオ信号に挿入するための制御スイツチ回
路を構成している。
コンデンサCが接続されたIC端子1には、抵
抗Rを介してキユー、レビユー、スロー、スチル
再生のとき高レベル(9V)となる制御信号sが
供給される。なおこの制御信号sは端子1から
IC内の他の制御回路(例えばビデオスイツチ回
路)にも供給される。即ち、端子1は、制御信号
sの入力端子及びシンクチツクレベルのホールド
コンデンサの接続端子を兼ねている。通常の再生
モードのときには、制御信号sはOVとなつてい
るので、コンデンサCの端子電圧はOVになつて
いる。
異速度再生時に制御信号sが高レベルになる
と、コンデンサCの端子電圧VCが上昇し、トラ
ンジスタT2のベースに供給されている再生ビデ
オ信号(第2図a)のシンクチツプレベルに端子
電圧VCが固定される。即ち、コンデンサCの端
子電圧VCはトランジスタT1のベースに供給さ
れているので、第2図aの点線に示すようにVC
がシンクチツプレベルより大きくなると、トラン
ジスタT1がオンとなり、T1とT2のベースの
レベル差に応じた電流IがT1のコレクタに流れ
る。この電流IはトランジスタT3を流れ、T3
とカレントミラー回路を構成しているトランジス
タT4にも同じ電流Iが流れる。このためトラン
ジスタT5に電流Iが流れ、T5とカレントミラ
ー回路を構成している放電用トランジスタT6に
も同じ電流Iが流れる。従つて、コンデンサCの
端子電圧VCは、端子1に連らなるラインに接続
されたトランジスタT6を流れる放電電流によつ
て急速に減少し、第2図aの点線で示すように、
Cがシンクチツプレベルに等しくなり、T1が
オフになるまでコンデンサCの放電が行われる。
なおT1がオフ、T2がオンになつている区間で
は、第2図aに示すように、VCは、抵抗Rとコ
ンデンサCとで定まる時定数のサグで上昇し、サ
ンプリング毎にシンクチツプレベルの変動に対処
するようにしている。
再生ビデオ信号aは、トランジスタT9、電流
源3から成るエミツタホロワを介して端子4から
外部に導出される。ここで第2図bに示す疑似垂
直同期信号(外部挿入垂直同期)がトランジスタ
T7,T10に供給されると、T10がオンとな
つてビデオ信号aの電位がシンクチツプレベルV
Cより低くなるので、トランジスタT2がオフT
1がオンとなり、またトランジスタT9がオフと
なる。従つてビデオ信号aが端子4に導入されな
くなると共に、トランジスタT8がオンとなり、
電圧VCがT8のベース−エミツタ、抵抗REを通
つて端子4に導出される。この結果、第2図cに
示すように、ビデオ信号中に疑似垂直同期信号
VDが挿入される。この垂直同期信号のレベル
は、シンクチツプレベルVCよりも、RE×IE
(約0.1V)の電圧降下分だけ低下したレベルであ
る。(IE:電流源3の電流値)。なお疑似垂直同
期信号の区間では、T1がオンとなつてT6に放
電電流が流れようとするが、T7がオンであるか
ら、T6がオフとなつて、放電電流が流れずにシ
ンクチツプレベルVCはホールド状態になつてい
る。
本考案は上述のように構成したので、常にシン
クチツプレベルに関係したレベル位置に疑似同期
信号を挿入することができ、ビデオ信号のDCレ
ベル変動、振巾変動、電源電圧の変動によつて疑
似同期信号の位置が影響されることがない。また
疑似同期信号を挿入するときにシンクチツプホー
ルド動作が保障されているので、ビデオ信号の如
何なる位置においても疑似同期信号を挿入するこ
とができる。更にホールドコンデンサの接続端子
とモード制御信号の入力端子とが共用されている
から、IC化したときにピン端子数が節約され、
コスト低減が図れる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の疑似同期信号挿入回路の一実
施例を示す回路図、第2図は第1図の各部の波形
図である。 なお図面に用いられている符号において、T
1,T2……トランジスタ、T8,T9,T10
……トランジスタ、C……コンデンサ、a……ビ
デオ信号、b……疑似同期信号、c……出力信
号、である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 一対の入力端子を備える差動増巾回路と、この
    差動増巾回路の一方の入力に連なる外部端子と、
    この外部端子に接続されたホールドコンデンサ
    と、上記外部端子に接続されて充電電流を上記コ
    ンデンサに供給する抵抗と、上記外部端子に連ら
    なる信号線に接続されて上記コンデンサから放電
    電流を流す放電用トランジスタと、上記差動増巾
    回路の出力電流とほぼ同じ電流を上記放電用トラ
    ンジスタに流すためにこの差動増巾回路の出力と
    上記放電用トランジスタのベース電極との間に接
    続されたカレントミラー回路と、上記差動増巾回
    路の他方の入力に与えられるビデオ信号を出力端
    子に導出させる第1のエミツタホロワ回路と、こ
    のエミツタホロワ回路の出力に共通接続されて上
    記ホールドコンデンサの端子電圧を上記出力端子
    に導出させる第2のエミツタホロワ回路と、入力
    の疑似垂直同期信号によつてオン・オフして疑似
    同期信号区間で上記第1のエミツタホロワ回路を
    オフにし第2のエミツタホロワ回路をオンにし
    て、上記コンデンサのホールド電圧を上記出力端
    子に導出させ、同時に上記放電用トランジスタを
    オフにさせる制御トランジスタとを具備し、 上記コンデンサのホールド電圧と入力ビデオ信
    号のシンクチツプレベルとを上記差動増巾回路で
    比較して、上記放電用トランジスタを上記カレン
    トミラー回路を介して制御することにより上記コ
    ンデンサにシンクチツプレベルに対応した電圧を
    常時蓄え、疑似同期信号挿入区間では入力ビデオ
    信号に代えて上記第2のエミツタホロワからシン
    クチツプレベルに追従した疑似同期信号を導出さ
    せ、上記抵抗の一端には疑似同期信号の挿入モー
    ドで高レベルとなるモード制御信号を与えて上記
    抵抗を介してコンデンサを充電すると共に上記外
    部端子から回路内に上記モード制御信号を導入さ
    せるようにした疑似同期信号挿入回路。
JP9096379U 1979-07-02 1979-07-02 Expired JPS6117651Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9096379U JPS6117651Y2 (ja) 1979-07-02 1979-07-02

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9096379U JPS6117651Y2 (ja) 1979-07-02 1979-07-02

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS568367U JPS568367U (ja) 1981-01-24
JPS6117651Y2 true JPS6117651Y2 (ja) 1986-05-29

Family

ID=29324052

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JP9096379U Expired JPS6117651Y2 (ja) 1979-07-02 1979-07-02

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JPS5827484A (ja) * 1981-08-12 1983-02-18 Toshiba Corp パルス插入回路

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JPS568367U (ja) 1981-01-24

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