JPS61176219A - 選択呼出受信機のアラ−ム音等の送出方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は選択呼出受信機のアラーム音等の送出方法に係
り、特に振動等によって電源が瞬断された結果発生する
不要のアラーム音と、正規の被呼出時のアラーム音とを
明確に識別して信頼性を高めた選択呼出受信機のアラー
ム音等の送出方法に関する。

〔従来技術〕

選択呼出機能を備えた受信機、例えばセルコール受信機
或いはベーシング受信機にあっては、その動作を確認す
るために電源投入時に被呼出時と同様のアラーム音の吹
鳴、或いは発光ダイオードの点灯を行わせる機能が付加
さゼでいる。

〔発明が解決しようとする問題点〕

しかしながら、これら選択吐出受信機は通常車両等に搭
載するか、或いはポケット等、身体に装着して携帯して
使用され、当該機器には常時何等かの振動が加えられて
いるため、選択呼出受信機の電源として乾電池等を内蔵
する場合、その振動により電池とこれを支持する電極端
子とが離れ、電源が瞬断すると、その結果電源の投入時
と同様な状況となり、アラーム音等が発生ずる。従って
、携行者は電源瞬断によるアラーム音吹鳴と、正規の被
呼出によるアラーム音吹嶋との区別がつかず、選択呼出
受信機の信頼性を著しく損なうという欠点があった。

また、このような欠点を補う方法として、電源投入時の
アラーム音発生起動回路に充分に長い時定数回路を付加
することによって、電源瞬。

断に対するアラーム音送出を防止していたが、この方法
によれば機器の動作確認を目的として電源スィッチを一
旦ＯＦＦにし、再びＯＮにする場合、ＯＦＦ時間が短い
と時定数回路によってアラーム音の送出が行われず、動
作確認ができないという欠点が生ずる。

〔問題点を解決するための手段及び作用〕本発明は上記
に鑑みてなされたものであり、ＯＦＦ時間が短い場合で
もアラーム音等の表示手段を作動できるようにし、且つ
電源瞬断によるアラーム音等の表示と正規の被呼出に基
づくアラーム音等の表示とを容易に識別できるようにし
て機器の信頼性を高めるため、選択呼出あるいは電源投
入に対して予め定められたそれぞれの作動時間に基づい
てアラーム等の表示手段を作動させるようにした選択呼
出受信機のアラーム音等の送出方法を提供するものであ
る。

〔実施例〕

以下、添付した図面に基づき、本発明による選択呼出受
信機のアラーム音等の送出方法を詳細に説明する。

第１図は本発明を適用した選択呼出受信機のデコーダ部
の一実施例を示すブロック図である。

同図において、１は波形整形回路であって受信機の復調
回路２０から出力する選択呼出信号を波形整形したのち
同期復号回路２に入力し、核部で前記選択呼出信号中か
ら同期信号と呼出信号とを分離すると共に夫々をタイミ
ング回路３と番号照合回路４とに入力する。更に、番号
照合回路４では前記呼出体列と読み出し専用メモ　−リ
　（Ｐ−ＲＯＭ）５に記憶せしめた自局呼出符号と照合
し、両者が合致すると鳴音制御回路６を駆動してその出
力を増幅器７を介してスピーカ８及び発光ダイオード４
に送出しアラーム音及び光を発する。

尚、前記タイミング回路３は前記同期復調回路２の同期
信号によって前記鳴音制御回路６を制御するに必要なタ
イミングパルスを発生するタイミングパルス発生回路３
ａと、選択呼出を受けたとき鳴音制御回路６を第１の所
定時間Ｔ８だけ作動させる第１のタイマー回路３ｂと、
電源投入が行われたとき鳴音制御回路６を第２の所定時
間ＴＰだけ作動させる第２のタイマー回路３ｃを有する
。更に、前記鳴音制御回路６にはメモリー１１が操作さ
れると直ちにその駆動を停止せしめ、又鳴音制御回路が
駆動している第１の所定時間Ｔ、中に該リセット・スイ
ッチが操作されないときは、前記メモリー回路１０に選
択呼出があったことを記憶し、後刻前記リセット・スイ
ッチ操作に際し再び前記鳴音制御回路６を駆動してアラ
ーム鳴音及び発光ダイオード９の点灯を行うよう構成し
たものである。

以上の構成において、第２図のフローチャートに基づい
て・その操作を説明する。

まず、電源が投入されると、電源投入信号が鳴音制御回
路６に入力する。鳴音制御回路６に電源投入信号が入力
すると、タイミング回路３の第２のタイマー回路３Ｃが
計時を開始し、その計時とともに鳴音制御回路６より駆
動信号が増幅回路７へ出力される。第２のタイマー回路
３Ｃは、例えば、５秒でタイマアップし、それによって
駆動信号の出力は停止する。この駆動信号の出力中（５
秒間）、スピーカ８よりアラーム鳴音が発せられ、発光
ダイオード９が点灯する。

次に、選択呼出信号が復調回路２０より波形整形回路１
に入力すると、波形整形された後、同期復号回路２に入
力して同期信号と呼出信号に分離される。呼出信号は番
号照合回路４でＰ−ＲＯＭ５に記憶されている自局呼出
信号と照合され、該符号と一致したときは鳴音制御回路
６を駆動する。この駆動のタイミングは同期信号を入力
したタイミング回路３が発生するタイミングパルスに基
づいて決められ、また、駆動時限はタイミング回路３の
第１のタイマー回路３ｂの所定の時間、例えば、３０秒
間継続する。

この時限にわたって鳴音制御回路から駆動信号　゛が出
力されると、増幅回路７を介してスピーカ８および発光
ダイオード９を作動させてアラーム鳴音の発生および点
灯表示を行わせる。尚、この時限中にリセットスイッチ
１】が操作されると、駆動信号の出力はスピーカ８およ
び発光ダイオード９の作動は停止し、この時限中にリセ
ットスイッチ１１の操作がないときは呼出を受けたこと
をメモリー１０に記４．資する。

以上の説明では呼出信号が１つの場合のみを示したが、
本発明はこれに限定する必要はなく、例えば呼出信号の
割当てが複数の場合には夫々の呼出信号に応じたアラー
ム鳴音を設定し、かつ呼出信号数に応じたメモリー回路
を付加すればよい。

又、上述の説明では被呼出表示としてのアラーム音と発
光ダイ、オード点灯とを同時に発生せしめる場合を例示
したが、別途切替スイッチを設けて夫々を個別に使い分
けても良く、斯くすることによって会議中の鳴音に代え
て発光ランプの点灯により被呼出を確認することができ
一層便利なものとすることができる。

更に、リセット・スイッチ１１を手動操作すれば直ちに
アラーム音が停止するようにしたのは、例えば上記した
プログラムの内容によれば５秒以下アラーム音が継続す
ることを確認すれば、正規の被呼出であることが明確と
なるから以後のアラーム音は不要であって、これをリセ
ット・スイッチ１１を操作してこれを停止せしめれば無
用の鳴音をカットでき、且つ電池の消耗を防止すること
ができる効果がある。

尚、本実施例ではソフト制御（プログラム制御）でどの
ような原因の下で鳴音制御回路６を駆動させるか、また
どのくらいの時間駆動させるかを制御しているが、論理
回路等を用いたハート制御でもよい。

また、本実施例ではアラーム鳴音或いは発光等の時間制
御を行なっているが、時間制御だけでなく、アラーム鳴
音の音量或いは発光等の光量制御を行なっても良いし、
音声で表示しても良い。

〔発明の効果〕

以上説明した通り、本発明による選択呼出受信機のアラ
ーム音等の送出方法によれば、電源投入あるいは選択信
号に対して予め定められたそれぞれの作動時間に基づい
てアラーム鳴音或いは発光等に表示手段を作動させるよ
うにしたため、ＯＦＦ時間が短い場合でも表示手段を作
動できるようにし、且つ電源投入あるいは瞬断によるア
ラーム音と正規の被呼出に基づくアラーム音送出とを容
易に識別できるようにして機器の信頼性を高めることが
できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による選択呼出受信機の一実施例の構造
を示す説明図、第２図は本発明の操作を示すフローチャ
ート図である。 符号の説明 １−−−−−波形整形回路、　２−−−−−−一同期復
号回路、４−−−一番号照合回路、　５−−−−−−−
　Ｐ　−ＲＯＭ、６一−−鳴音制御回路、　８−−−ス
ピーカ、９−−−−発光ダイオード、　　Ｉ　０−−−
−−メモリー回路、１１〜−−−リセット・スイッチ 特　許　出　願　人　日本電信電話公社はか６名 代理人　弁理士　松　原　伸　之 同　同　村木清司 同　同　平田忠雄 同　同　上島淳− 同　同　鉛末　均

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 選択呼出信号を受けたとき、あるいは電源投入が行われ
   たとき、アラーム鳴音、点灯表示等の表示手段を作動さ
   せる制御手段を備えた選択呼出受信機において、 前記制御手段が前記選択呼出あるいは前記電源投入に対
   して予め定められたそれぞれの作動時間に基づいて前記
   表示手段を作動させることを特徴とする選択呼出受信機
   のアラーム音等の送出方法。