JPH04348497A - ワイヤレス受信器及びこれを使用したワイヤレス報知/警報システム - Google Patents

ワイヤレス受信器及びこれを使用したワイヤレス報知/警報システム

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JPH04348497A
JPH04348497A JP3358691A JP3358691A JPH04348497A JP H04348497 A JPH04348497 A JP H04348497A JP 3358691 A JP3358691 A JP 3358691A JP 3358691 A JP3358691 A JP 3358691A JP H04348497 A JPH04348497 A JP H04348497A
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Hiroshi Nakajo
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ワイヤレス送信器のI
Dコードを予め登録しておき、その登録されたIDコー
ドのワイヤレス送信器からの電波信号のみを処理して情
報連絡のための報知音や緊急時における警報音を出力す
るように構成されたワイヤレス受信器と、この受信器を
使用したワイヤレス警報/報知システムに関する。
【0002】
【従来の技術】微弱電波を伝送してチャイムや救急受信
器を無線方式で作動させるいわゆるワイヤレス情報連絡
システムが、近時家庭内やオフィスなどにおいて広く使
用されているが、このようなワイヤレス情報連絡システ
ムのワイヤレス送信器より発信される送信データには、
チャンネルを規定するハウスコード(IDコード)が付
されており、通例はこのハウスコードの一致を送信デー
タを受信したワイヤレス受信器側で確認することにより
、他のワイヤレスシステムとの混信を防止する配慮がな
されている。図10,図11は、このようなワイヤレス
システムをワイヤレスチャイムに適用した場合のハウス
コードの設定方法を示したもので、ワイヤレス送信器2
00側では、図10に示したように、押圧操作スイッチ
200aを設けたカバー203を本体201より取り外
し、本体201側に設けたディップスイッチの操作片2
02を逐一操作してハウスコードを設定するようになっ
ており、他方のワイヤレス受信器300側では図11に
示したように、本体303の適所に設けたディップスイ
ッチ302の上面に粘着シール301を貼着し、ハウス
コードの設定時には、拡大図で示したように、シール3
01を剥せて、露見したディップスイッチの操作片30
2を逐一設定操作するようになっている。
【0003】しかしながら、このようなワイヤレスシス
テムをエンドユーザなどが使用する場合、ハウスコード
の概念が一般に分かりにくく、そのため使用時も出荷時
のままに放置されていたりすることが多く、しかも設定
にはディップスイッチの各操作片をワイヤレス送信器と
受信器側で逐一操作してハウスコードを一致させなけれ
ばならないために手間を要し、商品的に見ても部品代,
加工費が高くなるなどの問題を有していた。
【0004】そこで、本出願人は、従来のワイヤレスシ
ステムがこのような事情であるのに鑑みて、特願昭63
−336327号においては、ワイヤレス送信器側でI
Dコードを予め固定的に設定できる構成となし、ワイヤ
レス受信器に設けたモード設定スイッチの操作により登
録,通常モードを選択的に設定することによって、受信
器側が登録モードにある時には、ワイヤレス送信器を発
信操作させるだけでその送信器側のIDコードをシステ
ムデータ登録手段に自動登録できるようにしたワイヤレ
ス送信制御システムを提案した。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記提案に
係るワイヤレス送信制御システムでは、登録モードによ
ってワイヤレス送信器のIDコードを一旦登録すると、
セキュリティー送信器も連絡用送信器でも、受信時には
アラームが鳴動するだけで、セキュリティ用か連絡用の
いずれか1つの目的でしか使用できず、店舗などにおい
て昼間は情報連絡用や来客報知用に使用し、夜間は防犯
用として使用するような使いわけをすることができなか
った。
【0006】本発明は、このような事情に鑑みて開発さ
れたもので、特にエンドユーザにおける使用上の便宜を
更に向上させたワイヤレス受信器と、このワイヤレス受
信器にワイヤレス送信器を組み合わせて構成したワイヤ
レス報知/警報システムを提供することを目的としてい
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
提案される本発明は、次のような構成とされている。す
なわち請求項1において提案された本発明は、予めID
コードを登録したワイヤレス送信器より電波信号の形で
送信されて来た制御信号を処理して必要な報知音や警報
音を出力させるようにしたワイヤレス受信器の改良であ
って、ワイヤレス送信器から電波信号の形で送信されて
来たIDコードを受信し復調するフロントエンド/デコ
ーダ部と、このフロントエンド/デコーダ部において受
信復調されたIDコードを登録させるシステムデータテ
ーブルと、IDコードを登録させる登録モードと、登録
したIDコードの一致判別を行って報知音や警報音を出
力させる通常モードとを切換設定する動作切換スイッチ
と、この動作切換スイッチによって登録モードに設定操
作されたときには、フロントエンド/デコーダ部におい
て受信復調されたワイヤレス送信器のIDコードを上記
システムデータテーブルに自動的に書き込み、通常モー
ドに設定操作されたときには、IDコードの上記システ
ムデータテーブルへの書込を禁止するデータ書込手段と
、ワイヤレス受信器の登録モードと通常モード時におけ
る動作状態を、報知モード,警報モード,非常モードの
3種類に区分し設定するモード選択スイッチと、上記フ
ロントエンド/デコーダ部によって受信復調されたID
コードと上記システムデータテーブル内に登録されたI
Dコードとの一致を判別するIDコード一致判別手段と
、このIDコード一致判別手段によってIDコードが確
認されたとき、必要な報知音、警報音、非常音を出力さ
せるブザー制御回路と、上記動作切換スイッチとモード
選択スイッチによって設定された動作モードを実行させ
るため、上記データ書込手段と上記IDコード一致判別
手段を作動させる信号処理部とを備えた構成となってい
る。
【0008】また、請求項2において提案された本発明
は、上記3つの選択モードとは異なる報知/警報モード
を登録あるいは実行するためのモード選択スイッチを更
に有した構成としている。
【0009】更に請求項3において提案された本発明は
、IDコードの予め割り当てられた複数のワイヤレス送
信器と、上記請求項1または2に記載のワイヤレス受信
器を組合わせてワイヤレス警報/報知システムを構成し
たものである。
【0010】
【作用】請求項1において提案された本発明のワイヤレ
ス受信器では、次のような動作が実行できる。 1−1)登録モード この登録モードは、動作切換スイッチによって登録モー
ドを選択することによって設定されるが、この場合モー
ド選択スイッチを選択操作することによって3つの登録
モードが選択設定できる。すなわち、モード選択スイッ
チにより報知モードを選択すると、フロントエンド/デ
コーダ部で受信復調されたIDコードは、報知音出力の
ためのIDコードとして登録され、モード選択スイッチ
により警報モードを選択すると、警報音出力のためのI
Dコードとして登録され、更にモード選択スイッチによ
り非常モードを選択すると、非常音出力のためのIDコ
ードとして登録される。 1−2)通常モード この通常モードは、動作切換スイッチによって通常モー
ドを選択することによって設定されるが、更にモード選
択スイッチの選択操作によって3つの通常モードが選択
設定できる。すなわち、モード選択スイッチにより報知
モードを選択すると、上記1)の報知モードの設定時に
登録されたIDコードを受信し、その一致が確認された
ときに報知音が出力され、モード選択スイッチにより警
報モードを選択すると、上記1)の警報モードの設定時
に登録されたIDコードを受信し、その一致が確認され
たときに警報音が出力され、更にモード選択スイッチに
より非常モードを選択すると、上記1)の非常モードの
設定時に登録されたIDコードを受信し、その一致が確
認されたときに非常音が出力される。なお、非常モード
はその緊急性に鑑み、報知モード,警報モードのいずれ
の設定時にも登録したIDコードを受信し、その一致が
確認されたときには非常音を出力するようになっている
【0011】また、請求項2において提案された本発明
のワイヤレス受信器では、選択モードに報知/警報モー
ドが更に加わった構成となっているため、次のような動
作が可能である。 2−1)登録モード この登録モードは、動作切換スイッチによって登録モー
ドを選択することによって切換設定されるが、この場合
モード選択スイッチを選択操作することによって4つの
登録モードが選択設定できる。すなわち、モード選択ス
イッチにより報知モードを選択すると、フロントエンド
/デコーダ部で受信復調されたIDコードは、報知音出
力のためのIDコードとして登録され、モード選択スイ
ッチにより警報モードを選択すると、警報音出力のため
のIDコードとして登録され、更にモード選択スイッチ
により非常モードを選択すると、非常音出力のためのI
Dコードとして登録される。更に、モード選択スイッチ
により報知/警報モードを選択すると、報知音と警報音
出力のためのIDコードとして登録される。 2−2)通常モード この通常モードは、動作切換スイッチによって通常モー
ドを選択することによって切換設定されるが、更にモー
ド選択スイッチの選択操作によって4つの通常モードが
選択設定できる。すなわち、モード選択スイッチにより
報知モードを選択すると、上記2−1)の報知モードの
設定時に登録されたIDコードを受信し、その一致確認
されたときに報知音が出力され、モード選択スイッチに
より警報モードを選択すると、上記2−1)の警報モー
ドの設定時に登録されたIDコードを受信し、その一致
が確認されたときに警報音が出力され、更にモード選択
スイッチにより非常モードを選択すると、上記2−1)
の非常モードの設定時に登録されたIDコードを受信し
、その一致が確認されたときに非常音が出力される。 また、モード選択スイッチにより報知/警報モードを選
択すると、報知モード登録設定時と警報モード設定時に
おいて登録されたIDコードを受信し、それらの一致が
確認されたときに、それぞれ報知音、警報音が出力され
る。非常モードはその緊急性に鑑み、報知モード,警報
モードのいずれの設定時にも登録したIDコードを受信
し、その一致が確認されたときには非常音を出力するよ
うになっているのは、上記と同様である。
【0012】請求項3において提案された本発明は、請
求項1、2において提案されたワイヤレス受信器にワイ
ヤレス送信器を組合わせて構成されているので、ワイヤ
レス送信器側で予め報知音、警報音、非常音を設定して
、IDコードの発信時に制御信号として発信させる構成
とすれば、その設定された報知音、警報音、非常音を出
力させることが出来る。
【0013】
【実施例】以下に添付図を参照して、本発明の一実施例
を説明する。第1図は、本発明のワイヤレス受信器Aの
要部構成を示している。図に示したように、ワイヤレス
送信器(図5参照)から電波信号の形で送信されて来る
IDコードを受信し復調するフロントエンド/デコーダ
部1と、ワイヤレス送信器に割り当てられたIDコード
を登録させるシステムデータテーブル2と、登録モード
と通常モードを切換操作する動作切換スイッチ3と、こ
の動作切換スイッチ3によって登録モードに設定操作さ
れたときには、フロントエンド/デコーダ部1で受信復
調されたワイヤレス送信器のIDコードを上記システム
データテーブル2内に自動的に書き込み、通常モードに
設定操作されたときには、IDコードの上記システムデ
ータテーブル2への書込を禁止するデータ書込手段4と
、ワイヤレス受信器の登録モードと通常モード時におけ
る動作状態を、報知モード,警報モード,非常モードの
3種類のなかから選択設定するモード選択スイッチ5と
、フロントエンド/デコーダ部1によって受信復調され
たIDコードと上記システムデータテーブル2内に登録
されたIDコードとの一致を判別するIDコード一致判
別手段6と、IDコード一致判別手段6によってIDコ
ードの登録が確認されたとき、必要な報知音、警報音、
非常音を出力させるブザー制御回路7と、上記動作切換
スイッチ3とモード選択スイッチ5によって設定された
動作モードを実行させるため、上記データ書込手段4と
上記IDコード一致判別手段6とを作動させる信号処理
部8を備えた構成となっている。ここに、信号処理部は
CPUなどで構成され、動作切換スイッチ3を登録モー
ドに設定した後、モード選択スイッチ5によって、3つ
の種類、つまり報知モード,警報モード,非常モードの
なかから1つのモードを選択操作すると、データ書込手
段4を駆動し、発信操作させたワイヤレス送信器から送
信されて来た電波信号を受信復調して取り出したIDコ
ードを、順次システムデータテーブル2内に登録させ。 そして、この場合、報知モードに設定されているきには
、フロントエンド/デコーダ部1で受信復調されたID
コードは、報知音出力のためのIDコードとして登録さ
れ、モード選択スイッチ5により警報モードに設定され
ているときには警報音出力のためのIDコードとして登
録され、更にモード選択スイッチ5により非常モードに
設定されているときには、非常音出力のためのIDコー
ドとして登録される。本発明のワイヤレス受信器では、
動作切換スイッチ3によって登録モードに設定しておけ
ば、従来のようにワイヤレス送信器のIDコードを逐一
登録させる必要がなく、ワイヤレス送信器を通常の使用
時のようにして発信操作させるだけでIDコードを自動
登録出来る。
【0014】一方、動作切換スイッチ3を通常モードに
設定すると、モード選択スイッチ5によって選択設定さ
れた動作制御がなされる。すなわち、モード選択スイッ
チ5により報知モードに設定されている場合には、ワイ
ヤレス受信器から電波信号を受信する度に、IDコード
の登録の確認が行なわれ、報知モードの登録設定時に登
録されたIDコードの一致がIDコード一致判別手段6
において確認されたときにはブザー制御回路7を作動し
て、予め設定された音色パターンの報知音が出力され、
モード選択スイッチ5により警報モードに設定されてい
る場合には、警報モードの設定時に登録されたIDコー
ドの一致がIDコード一致判別手段6において確認され
たときにはブザー制御回路7を作動して予め設定された
音色パターンの警報音が出力され、更にモード選択スイ
ッチ5により非常モードが選択されている場合には、非
常モードの登録設定時に登録されたIDコードの一致が
IDコード一致判別手段6において確認されたときに予
め設定された音色パターンの非常音が出力される。報知
音は、後述するワイヤレス送信器側で予め鳴動音パター
ンや音量が設定でき、一般には警報音より低い音量とさ
れる。また、非常音は最も緊急性の高いもので、人など
が救助、救援を求めるときに使用されるため3種のモー
ドのなかで最も大きい音量とされ、一定時間鳴動する警
報音とは異なり、受信器側を後述するOFFモードに操
作するまでアラーム音が鳴動し続けるようになっている
。なお、9はシステムデータテーブル2に登録したすべ
てのIDコードを消去するためのリセットスイッチであ
る。
【0015】図1は請求項1において提案された本発明
ワイヤレス受信器の要部構成を示したものであるが、請
求項2において提案された本発明ワイヤレス受信器では
、上記3つのモードの他に、報知/警報モードが更に付
加され、動作切換スイッチ3の操作により登録モードを
選択設定した後に、モード選択スイッチ5によりこのモ
ードを選択すれば、報知音と警報音出力のためのIDコ
ードとして登録される。また、動作切換スイッチ3の操
作により通常モードを選択設定した後に、モード選択ス
イッチ5によりこのモードを選択すれば、報知モード登
録設定時と警報モード設定時において登録されたIDコ
ードを受信復調し、それらの一致が確認されたときに、
それぞれ報知音、警報音が出力される。
【0016】図2は、本発明のワイヤレス受信器の信号
処理部8の構成を除いたより具体的な構成を示したブロ
ック図である。図1に示されていない構成のみを説明す
ると、システムデータテーブル2は、報知モード登録メ
モリ2(#1),警報モード登録メモリ2(#2),非
常モード登録メモリ2(3#)を備えており、モード切
換制御手段51の切換制御によって、システムデータテ
ーブル2を構成する各登録メモリ2(#1)〜2(#3
)にイネーブル信号を送ってデータ書込手段4の書込先
メモリを指定するようになっており、このため、モード
切換制御手段51には上記3種のモード、つまり報知モ
ード,警報モード,非常モードに応じた選択スイッチ(
不図示)を備えている。なお、51a〜51bは、選択
されたモードを表示するためのモード表示ランプである
【0017】一方の動作切換スイッチ3は、データ書込
手段4に書込許容、書込禁止信号を送って上記した登録
モードと通常モードの切換を行なっており、動作切換ス
イッチ3が登録モードに設定されたときには、上記デー
タ書込手段4に書込許容信号を送ることによってフロン
トエンド/デコーダ部1によって受信復調されたIDコ
ードをモード切換制御手段51によって指定された登録
メモリ2(#1)〜2(#3)に登録させる。そして、
通常モードに設定されたときには、上記データ書込手段
4に書込禁止信号を送って、フロントエンド/デコーダ
部1によって受信復調されたIDコードの書込を禁止す
る。リセットスイッチ9は、システムデータテーブル2
に登録されたIDコードを消去し、書換する場合に操作
されるが、通常の追加登録の場合には、リセットスイッ
チ9を操作せず、モード選択スイッチ5を操作する。ブ
ザー制御回路7は報知音、警報音、非常音を出力させる
ためのブザーSPを備えている。
【0018】図3は、本発明のワイヤレス受信器Aの外
観構成を示している。アンテナ1aを有した本体10の
側部には、動作切換スイッチ3とリセットスイッチ9を
設け、表面部には、スピーカの音孔10aを形成すると
ともに、報知モードと、警報モードの選択用のモード選
択スイッチ5a,5bを設けている。これらのモード選
択スイッチ5a,5bの上方には、選択されたときに点
灯する表示ランプ51a,51bが対応して設けられて
いる。なお、電源スイッチは図では示されていない。
【0019】動作切換スイッチ3は押釦式スイッチとな
っており、押圧操作の度に、登録モードと通常モードの
切換操作を行い、モード選択スイッチ5a,5bも押釦
式スイッチとなっているが、モード選択スイッチ5a,
5bの操作は、通常モード時においては、図4に示した
ように、報知モード,警報モード,OFFモードの動作
モードの選択が可能とされている。すなわち、動作切換
スイッチ3を通常モードに設定操作した後、報知モード
選択スイッチ5aを押圧操作すれば報知モードとなり、
その状態で再度、報知モード選択スイッチ5aを押圧操
作すればOFFモードとなるというように、同じスイッ
チを2度押圧操作すればOFFモードとなり、別のモー
ドを押圧操作すれば、そのモードに設定される。ここに
、OFFモードは、通常モード時に登録が確認されたI
Dコードを受信したときに鳴動した報知音、警報音、非
常音を停止するときに設定される。
【0020】一方の登録モード時においては、図6のス
テップ200〜210に示したように、報知モード,警
報モードの2つの選択スイッチ5a,5bの押圧操作を
組み合わせることによって報知登録モード,警報登録モ
ード,非常登録モードの選択設定ができる。なお、図7
のステップ300〜311は請求項2において提案され
たワイヤレス受信器における登録モードの設定操作手順
を示したものである。このような本発明のワイヤレス受
信器Aは、ワイヤレス送信器と組み合わせられてワイヤ
レス報知/警報システムが構成される。
【0021】図5は、そのワイヤレスシステムの概略構
成図を示している。ワイヤレス送信器としては、玄関先
などに設置されるワイヤレス式のドアホンチャイム12
(#1),携帯用防水式緊急発信器12(#2),ペン
ダント式の救急発信器12(#3),カード式発信器(
#4),窓の開閉を検知するワイヤレス防犯センサー1
2(#5),出入口などに設置して人体より放射される
熱線を検知する熱線式センサー12(#6)システムな
どが存在するが、本発明システムはこれらのワイヤレス
送信器12(#1)〜(#6)と、ワイヤレス受信器A
を組み合わせて構成されている。報知モードの登録、動
作時には、ドアホンチャイム12(#1)やカード式発
信器(#4)が使用され、警報モードの登録にはワイヤ
レス防犯センサー12(#5)が使用され、非常モード
の登録には携帯用防水式緊急発信器12(#2)やペン
ダント式の救急発信器12(#3)や図示されない火災
、ガス漏れワイヤレス発信器が使用される。
【0022】本発明のワイヤレス報知/警報システムは
、この図に示したように、1以上のワイヤレス送信器1
2と、1台のワイヤレス受信器Aを組み合わせて1グル
ープのワイヤレスシステムを構成するものであるが、シ
ステムの使用目的に応じては、複数のワイヤレス送信器
12に複数のワイヤレス受信器Aを組み合わせて構成し
てもよい。
【0023】図8はワイヤレス送信器12のうち、特に
携帯用ワイヤレス送信器の内部回路の構成例を示したも
ので、その基本的な構成は1チップCPUより成るマイ
クロコンピュータ12dで構成されており、この1チッ
プCPU12dには、発信操作スイッチ12g,アンテ
ナ12aを設けたワイヤレス送信部12b,ワイヤレス
送信器のIDコードを設定するためのIDコード設定部
12eを設けており、発信操作スイッチ12gを操作す
れば、予め設定された音色パターンの報知音、警報音を
規定する送信データがワイヤレス送信部12bに送り出
され、アンテナ12aより後述する図9に示したような
フォーマットの電波信号を発信させる構成となっている
。なお、SW1〜SW3は音色パターン設定用スイッチ
であり、このスイッチSW1〜SW3のON,OFFの
態様によって発信操作スイッチ12gの押圧操作時にワ
イヤレス受信器A側で出力される音色パターンが設定さ
れるようになっている。また、12fは発信操作スイッ
チ12gの押圧操作時に点灯する動作表示灯である。 また、この実施例では、ワイヤレス送信器12のIDコ
ード設定部12eは、製造段階で設定できるように、C
PU12dのIDコード設定用接続端子H0〜H19に
接続された導電ラインの一部を導電チップJで選択的に
接続して固定的に設定しているが、導電チップによる方
法以外にジャンパー線を選択的に断線,短絡させるよう
な方法を採用してもよい。このような方法でワイヤレス
送信器12のIDコードを予め製造時に設定しておくと
、使用時にエンドユーザに設定操作の手間を煩わせるこ
とががなく、しかもディップスイッチを設けてIDコー
ドを設定するものに比べてワイヤレス送信器自体の構造
を一層小型かつ薄型に構成できる利点がある。なお、1
2cはワイヤレス送信器12の駆動電源となる電池の電
圧低下を検出する検出器であり、電池電圧が所定レベル
まで低下すると、CPU12d側に電池切れ信号を送出
し、CPU12dではワイヤレス送信部12bより電池
切れ信号を受信器側に送出する構成としている。
【0024】図9は、ワイヤレス送信器12のワイヤレ
ス送信部12bから電波信号の形で発信される送信デー
タのフォーマットの一例を示したもので、図では1フレ
ームの信号フォーマットを示している。図に示したよう
に、IDコードにH0〜H19の20ビットが割り当て
られ、その先頭にはプレリシーブTPが設けられ、ID
コードの後ろには3ビットの送信データD0〜D2を設
け、更にパリティチェックPを設けている。本発明シス
テムにおいては、IDコードのビット数は任意であるが
、図例のように20ビットのIDコードを設定した場合
には、約100万種以上のIDコードが設定できるので
、実際の商品としては十分である。送信データはD0〜
D2の3ビットで構成されており、ポロロン,ブー,ピ
ーポー,ピンポンなどの音色パターンが設定される。
【0025】
【発明の効果】本発明のワイヤレス受信器によれば、次
のような効果が奏される。請求項1において提案された
ワイヤレス受信器によれば、ワイヤレス送信器のIDコ
ードを報知、警報、非常の3つのグループに区分して登
録できるので、1台のワイヤレス送信器から送信されて
来る種々の情報をエンドユーザ側で使用目的に応じて区
分して登録できる。したがって、このような本発明のワ
イヤレス受信器によれば、昼間は情報連絡用として動作
させ、夜間は防犯などのセキュリティー用として動作さ
せることができる。また、ワイヤレス送信器側の使用目
的を、電波信号のフォーマットを変更させることなくワ
イヤレス受信器側で変更できるので、従来のフォーマッ
トをそのまま利用できる。
【0026】請求項2において提案されたワイヤレス受
信器では、請求項1において提案されたワイヤレス受信
器の3つのモードに報知/警報モードが更に加わってい
るので、より使い勝手がよい。
【0027】更に、請求項3において提案されたワイヤ
レス報知/警報システムによれば、請求項1、2におい
て提案されたワイヤレス受信器の利点を活かした融通性
のよい情報連絡システムが提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のワイヤレス受信器の要部構成を示した
ブロック図である。
【図2】本発明のワイヤレス受信器の内部回路を示した
ブロック図である。
【図3】本発明のワイヤレス受信器の外観構成図である
【図4】本発明のワイヤレス受信器におけるモード切換
操作の手順を説明する図である。
【図5】本発明のワイヤレス報知/警報システムの一構
成図である。
【図6】請求項1で提案されたワイヤレス受信器におけ
るモード選択スイッチの操作手順を示したフローチャー
トである。
【図7】請求項2で提案されたワイヤレス受信器におけ
るモード選択スイッチの操作手順を示したフローチャー
トである。
【図8】ワイヤレス送信器の内部回路の構成を示したブ
ロック図である。
【図9】本発明システムにおいて使用されている電波信
号のフォーマット構成図である。
【図10】ディップスイッチを設けた従来のワイヤレス
受信器の説明図である。
【図11】ディップスイッチを設けた従来のワイヤレス
送信器の説明図である。
【符号の説明】
1・・・フロントエンド/デコーダ部 2・・・システムデータテーブル 3・・・動作切換スイッチ3 4・・・データ書込手段4 5・・・モード選択スイッチ 6・・・IDコード一致判別手段 7・・・ブザー制御回路 8・・・信号処理部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  予めIDコードを登録したワイヤレス
    送信器より電波信号の形で送信されて来た制御信号を処
    理して必要な報知音や警報音を出力させるようにしたワ
    イヤレス受信器において、ワイヤレス送信器から電波信
    号の形で送信されて来たIDコードを受信し復調するフ
    ロントエンド/デコーダ部と、このフロントエンド/デ
    コーダ部において受信復調されたIDコードを登録させ
    るシステムデータテーブルと、IDコードを登録させる
    登録モードと、登録したIDコードの一致判別を行って
    報知音や警報音を出力させる通常モードとを切換設定す
    る動作切換スイッチと、この動作切換スイッチによって
    登録モードに設定操作されたときには、フロントエンド
    /デコーダ部において受信復調されたワイヤレス送信器
    のIDコードを上記システムデータテーブルに自動的に
    書き込み、通常モードに設定操作されたときには、ID
    コードの上記システムデータテーブルへの書込を禁止す
    るデータ書込手段と、ワイヤレス受信器の登録モードと
    通常モード時における動作状態を、報知モード,警報モ
    ード,非常モードの3種類に区分し設定するモード選択
    スイッチと、上記フロントエンド/デコーダ部によって
    受信復調されたIDコードと上記システムデータテーブ
    ル内に登録されたIDコードとの一致を判別するIDコ
    ード一致判別手段と、このIDコード一致判別手段によ
    ってIDコードが確認されたとき、必要な報知音、警報
    音、非常音を出力させるブザー制御回路と、上記動作切
    換スイッチとモード選択スイッチによって設定された動
    作モードを実行させるため、上記データ書込手段と上記
    IDコード一致判別手段を作動させる信号処理部とを備
    えたことを特徴とするワイヤレス受信器。
  2. 【請求項2】  上記モード選択スイッチは、上記3つ
    のモードとは異なる報知/警報モードを設定できる構成
    とされた請求項1に記載のワイヤレス受信器。
  3. 【請求項3】  IDコードを予め割り当てた複数のワ
    イヤレス送信器と、上記請求項1または2に記載のワイ
    ヤレス受信器とを組合わせて構成されたワイヤレス報知
    /警報システム。
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JP2007047890A (ja) * 2005-08-08 2007-02-22 Matsushita Electric Works Ltd セキュリティシステム

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JP2005173837A (ja) * 2003-12-09 2005-06-30 Matsushita Electric Works Ltd ワイヤレス防犯システム
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