JPH021684A - ワイヤレス送信通報システム - Google Patents

ワイヤレス送信通報システム

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JPH021684A
JPH021684A JP3842388A JP3842388A JPH021684A JP H021684 A JPH021684 A JP H021684A JP 3842388 A JP3842388 A JP 3842388A JP 3842388 A JP3842388 A JP 3842388A JP H021684 A JPH021684 A JP H021684A
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Yoichi Isobe
洋一 磯部
Hiroshi Umeyama
梅山 寛
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Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、微弱電波を利用したワイヤレス監視システム
と電話回線を利用した通報システムとを組合わせて構成
されたワイヤレス送信通報システムの改良に関する。
〔従来の技術) 近時、電話回線を利用したセキュリティーJI[!シス
テムが開発されており、このシステムでは、一般家庭や
ビルなどに設置した防犯センサーや火災センサーを接続
した通報送信装置が、これらのセンサーより異常信号を
受信した時、電話回線を通して警備会社などに設置した
通報受信装置を自動的に呼出して異常の発生を報知する
構成となっている。また、一方のワイヤレスセキュリテ
ィーシステムは、1台のワイヤレス受信器と複数のワイ
ヤレス発信器を組み合わせて構成されており、システム
内の受信器は、防犯センサーや火災センサーなどに付設
したワイヤレス発信器や、看護を要する老人が独り歩き
したり、病人が看護人から離れた状態にあるときなどに
携帯する携帯用のワイヤレス救急発信器などから電波信
号の形で発信されるセキュリティー信号を受信したとき
に、警報手段を作動したり、異常の生じた警戒区域を表
示器で表示するなどしてシステムの監視を行う構成とさ
れている。
そして、このようなワイヤレスシステムでは、発信器よ
り発信されるセキュリティー信号には、ハウスコードが
付されており、このハウスコードの一致を受信器側で確
認することにより、他のワイヤレスシステムとの混信を
防止する配慮が通例なされており、このためワイヤレス
発信器には、ハウスコードを設定するためのデイツプス
イッチを設け、使用時にはユーザ側で適切なコードに設
定する構成にしているのが通例である。
第12図は、このようなワイヤレスシステムに含まれる
ワイヤレス救急発信器400のハウスコードの設定方法
を示すもので、この閏では押し操作スイッチ(呼出スイ
ッチ)400aを設けたカバーを本体401より取り外
し、本体401に設けたデイツプスイッチ402の操作
片を逐一操作してハウスコードを設定するようにしたも
のを示している。
しかしながら、このようなワイヤレスシステムをエンド
ユーザなどが使用する場合、ハウスコードの概念が一般
的に分かりにくいため出荷時の設定のままで使用されて
いることが多く、しかも設定にはデイツプスイッチの各
操作片を逐一操作しなければならないために手間を要し
、商品的に見ても部品代、加工費が高(なるなどの問題
を存している。
また、近時このようなワイヤレスセキュリティーシステ
ムを電話回線を利用した通報システムと結合させ、警、
備会社などに自動通報するシステムも考え出されている
が、このような結合システムでは近隣の電話回線を無断
に利用する、いわゆる誤課金対策も必要となり、法規制
ではハウスコードのビット数を19ビット以上にし、し
かもこのハウスコードの設定については、ユーザ側で自
由に変更設定出来なくすることが要求されており、従来
の少数ビットのハウスコードを付したセキュリティー信
号を使用するワイヤレスシステムを電話回線を利用した
1ffiiシステムに単に結合させるだけでは十分に対
応できないものになりつつある。
〔発明が解決しようすとる課題〕
本発明は、斜上の事情に鑑みて開発されたもので、ワイ
ヤレスセキュリティーシステムにおけるエンドユーザに
よるハウスコードの設定手間を不要とし、かつ電話回線
を利用した場合にも混信による誤課金の問題を生じるこ
とのないワイヤレス送信通報システムを提供することを
目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するため提案される本発明システムは、
微弱電波を利用したワイヤレスセキュリティーシステム
と電話回線を利用した通報システムとを組合わせたワイ
ヤレス送信通報システムの改良であって、その基本シス
テムでは、上記ワイヤレス発信器の各々は、 センサーなどから発せられた警報信号などのセキュリテ
ィーデータにIDコードを付したセキュリティー信号を
電波信号の形で出力するワイヤレス送信部を有し、かつ
上記IDコードはその内部に設けたICチップのジャン
パー線の一部を切断するなどの方法により、互いに異な
るIDコードに固定的に設定されており、 一方の通報送信装置は、 上記ワイヤレス発信器から発信されるセキュリティー信
号のIDコードを登録する登録モード及びこの登録モー
ドによって登録されたIDコードを有したセキュリティ
ー信号を受信したときにのみ警報器などを作動し、更に
上記通報受信装置を自動的に呼出してセキュリティー信
号を電話回線を介して送信する警戒モードを実現する機
能を有しており、このため、 上記ワイヤレス発信器より電波信号の形で発信されたセ
キュリティー信号を受信し、読解するフロントエンド/
デコーダ部、上記ワイヤレス発信器より発信されたセキ
ュリティー信号に付せられたIDコードを登録するシス
テムデータ登録手段上記フロントエンド/デコーダ部に
よって取り出されたIDコードを上記システムデータ登
録手段に登録されたIDコードと比較参照して、そのI
Dコードの登録の有無を判別するIDコード一致判別手
段とを含んだワイヤレス受信回路部と、上記通報受信装
置を自動的に呼出する通信制御部と、 上記ワイヤレス受信回路部によってセキュリティー信号
が受信されたとき、上記通信制御部を作動して、そのセ
キュリティー信号を上記通報受信装置に送信するための
コントローラとを備えた構成にしたことを特徴とするも
である。
また、上記した基本システムに種々の機能を付加したシ
ステムも本発明として提案されており、拡張された発明
の第】のシステムでは、登録モードの設定が所定時間経
過した後には、自動的に警戒モードに復帰できる構成と
されており、第2のシステムでは、登録モードの設定時
に、予め設定された所定数のIDコードが登録された時
には、以後の登録を受付けずに自動的に警戒モトに復帰
させる計数手段を有している。
また、拡張された発明の第3のシステムでは、ワイヤレ
ス発信器より発信されるセキュリティ信号に登録を指示
する信号を含んでおり、更に拡張された第4のシステム
では、ワイヤレス発信器よ!信される1フレームのセキ
ュリティー信号のデータの一部に、受信時の同期を取り
直しするためのビット信号を含んだ構成としている。
〔作 用〕
上記のような基本システムでは、通報送信装置のワイヤ
レス受信回路部を登録モードに設定すれば、その受信回
路部はワイヤレス発信器から発信されたセキュリティー
信号のIDコードを次々と登録でき、登録が終了した後
に、警戒モードに設定すると、IDコードの登録された
セキュリティー信号のみが受信され、通報送信装置の監
視するワイヤレスシステムに含まれる発信器から発信さ
れたセキュリティー信号を受信して、通報受信装置を呼
出してセキュリティー信号を送信出来る。
また、i1報送信装置に自動復帰用のタイマー手段を設
けたものでは、登録モードの設定後、所定時間が経過し
た後は警戒モードに復帰するので、登録モードの終了後
、警戒モードに設定することを忘れてもシステムの警戒
は可能となる。
更に、通報送信装置にIDコードの登録数を制限する計
数手段を設けたものでは、登録の可能なIDコードの数
が所定数に達した時には、登録を受付けずに、自動的に
警戒モードに復帰する。
このような本発明システムでは、−Sにワイヤレス発信
器よりセキュリティーデータに付されて発信されるID
コードのビット数が多いため、受信時の同期ズレの問題
を生じやすいが、同期ビットを設けたものでは、同期ズ
レによる誤動作も完全に防止できる。
〔実施例〕
第1図は、本発明システムの概略構成を示したブロック
図である。
この例では、通報送信装置Bと通報受信装置Cとは1つ
の電話器&’51Dを介して接続されている。
通報送信装置Bは、マイクロコンピュータで構成された
コントローラ201を備え、後述するワイヤレス発信器
A・・・からのセキュリティー信号を受信し読解するた
めのワイヤレス受信回路部200と、この受信回路部2
00がセキュリティー信号を受信したとき、他方の通報
受信装置Cを自動的に呼出して、セキュリティー信号を
送信するための通信制御部203を含んだ構成とされて
おり、例図のものでは、更にワイヤレス受信回路部20
0によって受信され解読されたセキュリティー信号に応
じて必要な制御機器に制御信号を送出する出力回路20
2を備えた構成にしている。
通信制御部203は、NCU203aにモデム203b
を備えた構成とされており、NCU203aにより電話
回線の接話を自動的に行い、コントローラ201側より
出力された信号はモデム203bにより電話回線を通じ
て送信可能な信号に変換されている。
なお、204は外付けされた電話器であり、205は通
報送信装置Bを自動送信モードと、手動送信モードに切
換するための切換スイッチであり、自動送信モードに設
定されたときには、コントローラ201はワイヤレス発
信器A・・・よりセキュリティー信号を受信すると、自
動的に相手方のi11@受信装ZCを呼出してセキュリ
ティー信号を送信するが、手動送信モードに設定された
ときには、自動呼出機能はなく相手方の通報受信装置C
を電話器204を使用して呼出する。
一方の通報受信装置Cも、マイクロコンピュータで構成
されたコントローラ300と、通報受信装置のものと同
様な構成の通報制御部303を備えており、この通報制
御部303によって通報送信装置Bから送信されて来る
セキュリティー信号を自動的に受信する構成としている
。そして、この通信制御部303がセキュリティー信号
を受信するとコントローラ300は、駆動回路301を
駆動して表示部302に必要な情報を表示する構成とし
ている。
本発明システムは、以上に説明したワイヤレス送信通報
システムにおいて、特にワイヤレスシステム側の構成に
特徴を有したものであり、まず第1の特徴は、防犯セン
サーや火災センサーなどのセンサーからセキュリティー
信号を受信したとき、その信号にIDコードを付して電
波信号の形で出力するワイヤレス発信器にある。
また、第2の特徴は、ワイヤレス発信器から発信される
セキュリティー信号のIDコードを登録し、この登録し
たセキュリティー信号のみを受信し処理出来るようにし
た通報送信装置Bの構成にある。
以下では、これらの特徴を種々の変形態様を考慮して説
明する。
第2図は、本発明システムにおいて使用されるワイヤレ
ス発信器Aと通報受信装置Bとを示したものである。
ワイヤレス発信器Aは、システムの監視目的に応じた種
々のタイプのものが用意されており、いずれもその本体
内部にセキュリティー信号を発信するためのワイヤレス
送信部とアンテナを備えている。
11.12は、それぞれ火災センサーSa、防犯スイッ
チsbに接続して使用されるワイヤレス発信器(11の
ものは、内部のループアンテナが露顕するようにそのカ
バーの一部を欠如して示している)で、火災センサーの
発報や窓の開閉検知信号などのセキュリティーデータに
後述するIDコードを付し、このデータで搬送電波を変
調してセキュリティー信号となし、各アンテナより電波
信号の形で輻射する構成としている。
また、13〜15は老人や病人などの看護を要するもの
が携帯し、緊急事態の生したときに、押釦スイッチ13
a〜15aを押圧操作して緊急信号を発信する携帯用ワ
イヤレス発信器で、上記した発信器11.12と同様な
セキュリティー信号を、それぞれの内部に設けたアンテ
ナより電波信号の形で輻射する。
一方の通報受信装置Bは、それぞれのワイヤレス発信器
A・・・から発信されたセキュリティー信号を受信した
とき、そのセキュリティーデータをワイヤレス受信回路
部200で読解し、不図示の警報器を作動するなどの必
要な措置を行うもので、セキュリティー信号を受信する
ためのアンテナ2aと、警戒モード時に異常を生じたワ
イヤレス発信器Aに割り当てたゾーン、ユニットコード
を表示するための表示器24a、受信解読したセキュリ
ティーデータの種別を表示する表示部25a1表示器2
4aに表示されるコードを制御するための制御′nスイ
ッチ26.後述する動作をなす登録モードスイッチ27
.登録モードと警戒モードの設定を点灯表示するランプ
28 a、  28 bを有している。
なお、第2a図には、送信装置Bに設けたセキュリティ
ー表示部25aと表示制御スイッチ26の詳細が示され
ている。
第3図は、本発明システムにおいて使用されるワイヤレ
ス発信器のうち、携帯用のワイヤレス発信器Aの内部回
路の概略構成を示したものである。
ワイヤレス発信器Aは、内部に1チツプマイクロコンピ
ユータの要部を構成するCPUl0Aと、ワイヤレス送
信部IDBS IDコード設定部IDC,、緊急時に押
圧操作される操作スイッチSWaを有しており、操作ス
イッチS W aが押圧操作されると、CPUI OA
はこの状態を検知し、緊急信号に後述する方法で固定的
に設定したIDコードを付したセキュリティーデータ(
第4図参照)がワイヤレス送信部IDBに送出され、ア
ンテナIDaを介して電波信号の形で発信される構成と
なっている。
なお、SWcはスーパバイズ設定スイッチであり、ワイ
ヤレス発信器Aから受信器Bに対して所定の時間間隔毎
に定期信号を出方することにより、ワイヤレスシステム
の異常を受信器側で検出できるようにするものであり、
更にswbは必要に応じて設けられるタンパ−スイッチ
であり、ワイヤレス発信器Aのカバーなどが取り外され
たときに異常信号を出力するものである。
また、IDDは電圧低下検出器で、ワイヤレス発信器A
に内蔵した電池(不図示)の電圧低下を検出し、電池切
れを検出するものである。
この実施例のワイヤレス発信器Aでは、スーババイズ設
定スイッチSWcにより、セキュリティーデータの後述
する機能コードに定期発信の有り。
無しを設定でき、また電圧低下検出器IDDが電池切れ
を検出したときには、IDコードの付された電池切れ信
号がワイヤレス送信部IDBから緊急信号と同様にして
電波信号の形で発信される構成としている(第4a、4
b図参照)。
また、図面ではIDコード設定部IDCは便宜上、複数
の接点群を設けた構成としているが、本発明システムで
は、このようなIDコードは、実際には第3a図〜第3
C図に示したような方法により製造2組立時に容易に固
定的に設定されている点が特徴となっている。
すなわち、第3a図に示したものは、CPUなどのIC
チップIOAのリードIIA・・・に導電パターン12
A・・・を対応して設け、この導電パターン12A・・
・を、互いに分離独立して形成した2つの導電パターン
13A、14A(一方はVccレベル、他方はGNDレ
ベルとなりている)のいずれかに、導電チップ15A・
・・を介して選択的に接続することによりIDコードを
規定するものであり、また第3b図はICチップIDA
の各々のリードIIA・・・と、GNDレベルに接続し
た櫛歯状導電パターン16Aとの接続をパンチング(1
7A)することにより選択的に接続を遮断してIDコー
ドを設定するもの、第3C図はICチップIOAの各々
のり一ドIIA・・・を接続する導電ランド18A・・
・と、GNDレベルに接続された櫛歯状導電パターン1
6′への各櫛歯突部16a’とを接続するジャンパー線
19Aを選択的に接話(19’A)することによってI
Dコードを設定したものを示しており、これらの設定方
法は、いずれもワイヤレス発信器への回路基板の組立時
などに容易に行うことができ、ユーザ側では設定の手間
を煩わせることがない。
第4図は、ワイヤレス発信器へより発信されるセキュリ
ティー信号の信号フォーマットの構成例を示している。
図では、セキュリティー信号の一単位は、休止時間Tk
で区分された2フレームのデータの先端にブリレシーブ
Tpを設けたフォーマットとされており、各フレームは
、前述したIDコードの後ろに、監視データ(例えば、
警報信号、電池切れ信号、タンパ−信号)を設け、更に
その後ろに機能コードを付し、最後に予備コード、奇数
パリティチヱックコードを設けた構成とされている。
IDコードはH19〜HOの2Qbitの構成となって
おり、セキュリティーデータと、機能コードは、それぞ
れ6bit、2bttの構成とされている。
(以下余白) 本発明システムにおいては、前述した法規制の関係から
IDコードは19ビツト以上が必要となるが、回倒のよ
うに20ビツトのIDコードを設定した場合には、約I
D0万種以上のIDコードが設定できるので、各ワイヤ
レス発信器に製造時から異なるIDコードを固定的に割
り当てた場合にも実際の商品としては十分である。
第4a図はセキュリティーデータのビット構成図、第4
b図は機能コードのビット構成図を示しており、セキュ
リティーデータの34〜S2には、それぞれ電池切れ、
タンパ−9警報の情報が、それぞれが異常のときには「
1」、正常のときには「0」のデータがのせられ、ss
、st、soには制御信号の種別を規定する信号DAT
A1〜3がのせられる。
また、機能コードのFO,Flには、定期送信の有無、
OFF出力の有無の信号が、いずれも無のときには「1
」、有りのときには「0」がのせられる。
ここで、定期送信の有りとは、ワイヤレス発信器Aから
通報送信装置側Bに一定時間間隔で信号を送信して、送
信系の異常検出する所謂スーパバイズ機能を意味してお
り、OFFFF出力色は、ワイヤレス発信器が例えば、
窓センサーなどのように窓の開放時にON出力となり、
閉時にOFF出力となるものに付された場合と人体検出
器のように瞬時動作するON出力しかないものに取付け
られた場合の区別を通報送信装置B側で判別できるよう
にして、表示などの制御に支障を生じないようにするた
めに設定される。
このようなセキュリティー信号は、信顛性を向上させる
ためワイヤレス発信器Aに異常を生じた場合には、ワイ
ヤレス発信器Aから5フレームの信号が所定時間毎に送
信され、定期送信時には2フレームの信号が所定の時間
間隔毎に連送発信されるようになっているが、受信解読
時における信顛性を向上させるためには、反転信号を対
比させて処理する所謂2トーンによる処理方法を使用す
れば良い。
また、本発明システムにおいて使用するこのようなセキ
ュリティー信号では、IDコードが19ビツト以上とい
うビット数の多いものになり、同−amのビット(例え
ば「1」・・・、あるいはrOJ ・・・)が多数連続
する場合には受信解読時に同期ズレを生じるという問題
を起こしゃすい。
このような問題を解決するためには、IDコードの途中
に、同期の取り直しのためのピント信号を設ける方法が
有効である。
このような目的で設けられる同期ビットの最も簡単なも
のは、1フレームのセキュリティーデータを所定数に区
分し、その設ける箇所の直前(上位)のビットが「1」
である場合には、「0」。
「0」である場合には、「1」に設定することによって
容易に形成できる。
第4c図は、同期ビットを設けたIDコードのより具体
的な例を示しており、1フレームのセキュリティー信号
は、ブリレシーブTpの後に32ビツトのデータを付し
て構成されている。
32ビツトのデータは、19ビツトのIDコードを上位
ビットH1B〜H9と、下位ビットH8〜HOの2つの
ビット群に区分し、両者のビット群の間に、IDコード
(H18〜HO)のパリティチエツクのためのビットp
tを設け、その後ろにパリティビットP1を反転させた
ビットPIを同期ビットとして設けており、また、ID
コードとセキュリティーデータを含んだデータ群の間に
は、同様にして、セキュリティーデータのパリティピッ
1−P2を設け、その後ろにパリティビットを反転させ
たビットP2を同期ビットとして設けている。
ここで示したように、同期ビットをデータのパリティビ
ットを反転したビットとして設ける場合には、−群のデ
ータのなかにビットの不明なものが存在する場合にも、
パリティ−ビットを基準としてそのビットの判明ができ
るので、通信条件の劣る場合にも、データが不明となり
エラーを発生する条件が少なくなる。
以上のような構成のワイヤレス発信器Aに対して、送信
装置Bの要部をなすワイヤレス受信回路部の構成は第5
図に示されている。
ワイヤレス受信回路部200は、ワイヤレス発信器Aと
同じように、マイクロコンピュータとその周辺回路を組
合わせて構成されているが、ここに示す第5図では理解
を容易にするため、各機能実現手段を含んだブロック図
として示している。
図を参照して説明すると、ワイヤレス受信回路部200
は、ワイヤレス発信器Aから発信されるセキュリティー
信号を受信し解読して、IDコードの付されたセキュリ
ティーデータを取り出すフロントエンド/デコーダ部2
0.ワイヤレス発信器Aから発信されたセキュリティー
信号のIDコードを少なくとも登録できるようにしたシ
ステムデータ登録手段21.ワイヤレス発信器Aより発
信されたセキュリティー信号を受信する度に、上記フロ
ントエンド/デコーダ部20によって取り出されたセキ
ュリティーデータのIDコードを上記システムデータ登
録手段21に既に登録されたIDコードと比較参照して
、その一致を判別するIDコード一致判別手段221表
示制御スイッチと、ワイヤレス発信器Aに割当てられる
監視区域を示す警戒ゾーンコード、そのワイヤレス発信
器Aに固有のユニットコードを表示するゾーン/ユニッ
トコード表示器24a(第2図参照)を有し、この表示
器243にゾーンコードとユニットコードをスクロール
表示するゾーン/ユニットスクロール表示制御手段24
.IDコード一致判別手段22により一致が確認された
セキュリティー信号に含まれたセキュリティーデータを
表示する表示部25a (第2図参照)を有してセキュ
リティー情報表示手段25.登録モードの設定時におい
てゾーン/ユニットスクロール表示制御手段25によっ
てゾーン/ユニット表示器24aにスクロール表示され
るゾーン、ユニットコードに対応した、システムデータ
登録手段21のアドレスを指定するアドレス指定手段2
9.警戒モードの設定時において一致が確認されたID
コードのシステムデータ登録手段21のアドレスをもと
にして、そのアドレスに対応したゾーン、ユニットコー
ドを読み出すゾーン/ユニットコード読み替え手段31
及び警報作動手段30を備えて構成されている。
なお、32は、セキュリティー信号が複数のデータを含
んだフォーマントである場合に、そのセキュリティーデ
ータの種別を判別するために設けられるセキュリティー
データ判別手段であり、33は登録モード時などに、ワ
イヤレス発信器aのIDコードを目で確認するために設
けたIDコード表示手段である。
この図と第2図、第2a図を参照しながら、本発明シス
テムを構成する送信装置Bの基本的な動作を説明すると
、 登録スイッチ27を操作すると、ブザーが鳴動し、登録
中ランプ28aが点滅して登録モードに設定されたこと
が表示され、システムデータ登録手段21に登録されて
いたすべてのデータは消去される。
そして、表示制御スイッチ26のスクロールスタートス
イッチ26aを操作すると、ゾーン/ユニットスクロー
ル表示制御手段24が作動され、ゾーン/ユニットコー
ド表示部24aには、システムに割当てられたゾーンコ
ードとユニットコードが順次表示されてIDコードの登
録を誘導する。
すなわち、表示部24aには、ゾーンコードとユニット
コードの1&Ilのコードが「1」−「l」より始まり
rlJ−r、2J、  rlJ−r3J、  ・・r8
J −r8Jというように、ゾーンコードが「1」より
始まり、そのゾーンコードrlJに対してユニットコー
ドがrlJ、r2J、r3Jというように順次スクロー
ル表示され、ゾーンコードrlJに対するユニットコー
ドの一巡が完了すると、ゾーンコードは「2」となり、
次のユニットコードの一巡を完了していく。
そして、このようにしてゾーンコードとユニットコード
が1&llとなって表示されている間に、ワイヤレス発
信器Aを発信させるなどしてセキュリティー信号を受信
すると、この時表示されているゾーンとユニットコード
が受信されたセキュリティー信号のIDコードに割当て
て登録される。
この時、アドレス指定手段29は、ゾーン/ユニットコ
ード表示部24aに表示されたゾーン、ユニットコード
に対応したシステムデータ登録手段21のアドレスを指
定し、そのアドレスに受信されたセキュリティー信号の
IDコードを登録させる。このようにして1つのセキュ
リティー信号のIDコードの登録が完了すると、ゾーン
/ユニットコード表示器24aに表示されるゾーン、ユ
ニットコードが順次スクロールによって変化して次のI
Dコードの登録を誘導する。
かくして、システムデータ登録手段21のアドレスには
、IDコードがゾーン/ユニットコード表示器24aに
おいて表示されたゾーン、ユニットコードに対応して次
々と登録されていく。
このようにして、ワイヤレス発信器Aから発信されたセ
キュリティー信号のIDコードは、ゾーン/ユニットコ
ード表示器24aのスクロール表示によって誘導され、
次々にアドレス指定手段29によって指定されたシステ
ムデータ登録手段21のアドレスに登録されることにな
る。
そして、登録モードを終了させる場合は、再びスイッチ
27を操作し、このときブザーが再び鳴動して、登録中
ランプの点滅は消え、警戒ランプ28bが点灯して、警
戒モードに設定されたことが確認される。
第7C図には、登録モード時における登録スイ・ツチと
登録中ランプ、ブザーの鳴動動作をタイムチャートとし
て示している。
また、このような登録モードは、初期登録モードと追加
登録モードに区分して実施することが出来、その場合に
はこれらの区分されたモードを設定するスイッチが更に
設けられる。
そして、初期登録モードにおいては、システムデータ登
録手段21に登録されたデータは最初にすべてクリアさ
れ、受信器B側で受信されたワイヤレス発信器AのID
コードにはゾーン/ユニットコード表示器24aに表示
されたゾーン/ユニットコードが割り当てられてシステ
ムデータ登録手段21に順次登録されることになるが、
一方の追加登録モードにおいては、すでにシステムデー
タ登録手段21に登録されたIDコードは消去されるこ
となく、新たに受信したワイヤレス発信器AのIDコー
ドのみが同様にした次々と登録されて行く。
なお、IDコード表示手段33を設けた構成となってい
るシステムでは、IDコード表示手段33にシステムデ
ータ登録手段21に登録されるIDコードが対応して表
示されるので、ゾーン/ユニットコード表示器24aと
の対比によって登録されるIDコードが確認できる。
第6図は、システムデータ登録手段を構成するデータテ
ーブルの一例を示したもので、図では、ゾーン8.ユニ
ット8に区分された合計64個のワイヤレス発信器のI
Dコードがその他のデータとともに登録可能となってい
る。
本発明システムの前述した実施例では、システムデータ
登録手段21へのIDコードの登録はワイヤレス発信器
AのIDコードをそのまま登録することによって行って
いるが、凹側のようにデータテーブルの各アドレスには
、第6a図、第6b図に示したようなデータが更に記録
されるようにしても良い。
すなわち、別図のものでは、システム内のすべてのワイ
ヤレス発信器Aに対してゾーン、ユニットコードを割り
当てたアドレスが予め用意されており、ゾーン1〜6の
すべてのユニットには、定期送信機能の有るワイヤレス
発信器のIDコードが登録される構成としている。また
、ワイヤレス発信器のOFF出力の有無を規定するデー
タf1もそのまま登録でき、更に定期送信の確認フラグ
f2もセントできる構成となっている。そして、ゾーン
7.8のユニットには、ワイヤレス発信器のOFF出力
の有無を規定するデータflが登録され、更に定期送信
の確認フラグf2がセットできる構成としている。
なお、ここに示したデータ「1は、ワイヤレス発信器か
らのセキュリティーデータに含まれた機能コードに含ま
れているものを示しており、フラグf2は定期送信の異
常を判別するため受信回路部200が登録したワイヤレ
ス発信器からの定期信号を受けたときにセット、リセッ
トされるものである。
本発明システムにスーパバイズ機能がない場合はこのよ
うなフラグf2は不要であることはいうまでもない。
なお、テーブルの右端に設けたU1〜U8のアラームの
OR欄は、監視データの異常をゾーン単位毎に記憶する
ものである。
第7図は、受信装置Bのワイヤレス受信回路部200に
スクロール表示制御手段24を設けた場合における登録
モードの動作の一例を説明する概略フローチャートであ
る。
登録モードは、前述したように初期登録モードと追加登
録モードの2種類のモードの設定が可能であるが、この
図では初期登録モードの動作を説明している。ここに、
パラメータm、nはそれぞれゾーン/ユニットコードの
値を示しており、いずれも最大数を8としている。初期
登録モードと追加登録モードとの違いは、前述したよう
に初期登録モードでは、データテーブル21に登録され
たすべてのデータは消去されるが、追加登録モードでは
このようなテーブルクリアは行われず、さらにIDコー
ドが付加して登録される。
登録モードが開始されると、ゾーン、ユニ・ノドコード
に対応したパラメータm、nが1に初期設定され、登録
中ランプ28aが点滅して登録モードに設定されたこと
が示される。
登録モードが選択された当初には、ゾーン/ユニットコ
ード表示器24aの表示は、「1」−rlJとなってお
り、この状態で、ワイヤレス発信器Aより発信されたセ
キュリティー信号がワイヤレス受信回路部200で受信
されると、そのIDコードはゾーン1.ユニット1のコ
ードが割り当てられてシステムデータ登録手段21に登
録される。
ところが、セキュリティー信号の受信がない場合には、
ゾーン/ユニットコード表示器24aはrlJ −rl
Jの表示を保持し、このときスクロールスタートスイッ
チ26.ステップチップスインチ26C,ステツプダウ
ンスイツチ26dが操作されると、それぞれゾーン/ユ
ニットコード表示器24aはスクロールステップ表示、
ステップアンプ表示、ステップダウン表示を開始する。
すなわち、スクロールステップ表示では、ゾーン/ユニ
ットコード表示器24aの表示は、「1」−「l」から
rlJ−r2.Jに変化し、この表示が2秒読いたとき
に、rlJ −r3Jに変化し、このような手順でスク
ロールストップスイッチ26bが操作されるまで、順次
表示を変化していく。
また、ステップアップ、ステップダウン表示では、ステ
ップアップスイッチ26b、ステップダウンスイッチ2
6Cを操作する毎にコード表示が変化するが、いずれの
表示モードにおいても、表示が一巡すれば最初の表示に
戻る所謂エンドレス表示となっている。
また、登録モードにおいては、同一のIDコードが同一
のゾーン、ユニットコードに対応して登録されることが
ないように、同一のIDコードの受信時には、システム
データ登録手段21に登録しないようにしているが、そ
のまま上書きする構成にしても良い(以上ステップID
00→ID34参照)。
更に、第7図に示したスクロールステップ表示の間は、
ゾーン/ユニットコードの表示が2秒間隔毎にステップ
表示され、その間に受信したIDコードは登録せず、ス
クロールストップスイッチ26bを操作した後に、受信
したIDコードを登録できるようにして、誤登録を防止
しているが、このような動作のものに限定されるべきで
なくゾーン/ユニットコード表示器24aにコードが表
示されたときに受信したIDコードをそのまま登録させ
、その登録が終了すれば自動的にゾーン。
ユニットコードの表示が更新される構成にしてもよい。
第7a図は、スクロール表示制御手段を設けたワイヤレ
ス受信回路部を備えた送信装置Bの外観構成を示したも
のであり、33aは前述したIDコード表示器である。
以上のシステムでは、スクロール表示制御手段24を作
動させて、ゾーン/ユニットコード表示器24aにゾー
ン、ユニットコードを表示させ、このとき受信器が受信
したIDコードをシステムデータ登録手段21に登録さ
せる構成のものを示したが、ワイヤレス受信回路部の構
成としては、登録モード時にゾーン/ユニットスクロー
ル表示制御手段を作動させて、ゾーン/ユニットコード
表示器24aにゾーン、ユニットコードを次々と表示し
ていき、ワイヤレス発信器AのIDコードは、その表示
を確認しながら手動操作で次々と登録していくものであ
っても良い。この場合のシステムとしては、送信装置B
側に数値入カキ−を設けて直接IDコードを入力したり
、ワイヤレス発信器AにIDコードを記憶させたカード
を付加し、送信装置側に設けたカードリーダにカードを
入力して登録する方法が可能である。
第7b図は、ワイヤレス発信器Aには、IDコードを表
示したバーコードFを貼着し、登録時にゾーン、ユニッ
トコード表示器24Hに表示されるIDコードを確認し
ながらバーコード読み取り器Eを使用して登録する方法
を採用した構成の説明図である。
また、システムを構成する場合、ゾーン、ユニットコー
ドとIDコードの両方を手動操作で人力することもでき
、−更に上記した方法を組み合わせた登録方法も可能で
あることはいうまでもない。
第8図は、ゾーン、ユニットコードとIDコードの両方
を手動操作で入力し登録する場合のワイヤレス受信回路
部の基本構成を第5図に対応させて示したもので、スク
ロール表示制御手段24の代わりに、ゾーン/ユニット
コード表示手段24′を設け、更にIDコード、ゾーン
/ユニットコードを入力するための数値人カキ−(図で
は不図示)を設けた構成にしたものを示している。
第8a図は手動登録を可能にした送信装置Bの外観構成
を示しており、34はコード入力の切換スイッチ、35
は数値入カキ−236は数値入カキ−35の操作で入力
したコードを書き込むための書き込みキー、39は人力
したコードを消去するクリアキーを示しており、ゾーン
、ユニットコードの表示制御スイッチとして、スクロー
ルスタートスイッチ26a、スクロールストフッ:26
b及びステップアップ、ステップダウンスイッチ26c
、26dを設けてゾーン、ユニットコードをスクロール
、ステップアンプ、ステップダウン表示できる機能を付
加した構成としている。
なお、回倒のものでは20ビツトのIDコードを「0」
〜rFJを16進数に変換して入力することを想定して
おり、そのためIDコードは5桁としている。
手動入力により登録させるシステムでは登録モードの設
定時には数値入カキ−35によってゾーン、ユニットコ
ードを人力すると、アドレス指定手段29は、その入力
したゾーン、ユニットコードに応じたシステムデータ登
録手段21のアドレスを指定し、次いで数値入カキ−3
5を操作して入力されたIDコードを、指定されたアド
レスに登録されるようにしており、一方、警戒モード設
定時において、IDコードの一致が確認されると、その
[0コードの登録されているシステムデータ登録手段2
1のアドレスに対応して割り当てたシー7、ユニットコ
ードがゾーン/ユニットコード読み替え手段31によっ
て読み取られ、そのゾーン、ユニットコードがゾーン/
ユニット表示H24a’に表示され、このとき警報作動
手段30が作動されて同時に警報器が作動する構成とさ
れている。
また、IDコードの一致が確認されたセキュリティー信
号は、セキュリティーデータ判別手段32によってセキ
ュリティーデータの種別が判別され、セキュリティー情
報表示手段25側にセキュリティーデータの種別に対応
して設けた表示ランプ(第8a図では不図示であるが、
例えば第2図においては警報、タンパ−、スーパバイズ
、電池切れ異常をそれぞれA、T、S、Lで示している
)を点灯させるなどして、セキュリティー情報が表示さ
れるようになっている。
(以下余白) また、本発明システムでは、いずれのものも、ワイヤレ
ス発信器よりセキュリティー信号を受信したときには、
登録モード時においては、そのIDが直接システムデー
タ登録手段に登録され、警戒モード時にあっては、ゾー
ン/ユニットコード表示器24a  (24a’)に割
り当てたゾーン、ユニットコードが表示される。このた
め、登録を終了したワイヤレス発信器には、ゾーン、ユ
ニットコードを表示したラベルを貼着するなどしておけ
ば、保守、管理に便宜である。
また、本明細書で開示提案したいずれのシステムにおい
てもワイヤレス受信回路部200が警戒モードに設定さ
れた場合には、登録されたIDコードを有したセキュリ
ティー信号のみが処理されることになり、その場合の基
本的な動作を第9図に示す。
動作を説明すると、ステップ500ではデコーダの入力
、つまりセキュリティー信号の受信の有無が判別され、
デコーダの入力があると登録の有無が確認される(ステ
ップ501)、この登録は、IDコード一致判別手段に
よって行われ、受信したセキュリティー信号に含まれる
IDコードがシステムデータ登録手段21に登録されて
いるか否かを参照することによってなされる。
ステップ501で登録が確認されると、ステップ502
→504を通じてセキュリティーデータの種別が判別さ
れ、これらのデータに異常があるとステップ505に進
んで警報器が作動され、この時、ゾーン/ユニットコー
ド表示器24a (24a+)には、異常を発生したワ
イヤレス発信器に割り当てたゾーン、ユニットコードが
表示され、セキュリティー情報表示手段の表示器25a
にはセキュリティーデータの種別に応じて設けた表示ラ
ンプが点灯される(ステップ505−507)、そして
、このようにしてワイヤレス受信回路部200が登録し
たIDコードを有したセキュリティー信号を受信すると
、コントローラ201は通信制御部203を作動して、
通報受信装置Cを呼出して、受信したセキュリティー信
号が送信されることになり、適切な処置がなされる。
本発明のシステムを構成する場合、コントローラは第I
D図に示したような1チツプマイクロコンピュータMC
を使用して構成することが出来る、この図に示したもの
では、CPUは1チツプICの中に含まれており、入カ
ポ−)Iloの入力端子シリアルデータ入力「1」、r
OJからはフロントエンド/デコーダ部20から出力さ
れたデータが入力され、登録スイッチ端子には、登録ス
イッチ27が接続される。
ポート1(Pol)〜ポート(Po5)は、cpUで解
読処理された制御信号が出力され、例えば外部の制御機
器を駆動したり、外部装置に信号を移報できる。
なお、第2図、第2a図に示したり、Tは解読したセキ
ュリティー信号が電池切れ、タンバー信号である場合に
点灯あるいは点滅されるセキュリティー表示ランプであ
り、28aは前述した登録モード表示ランプ、28bは
警戒モード表示ランプを示している。
第IDa図の600→60Bは、セキュリティーデータ
にIIDポートの出力を規定するデータDATA1〜3
を含んだものである場合に、ワイヤレス受信回路部20
0において解読された後の処理を示したフローチャート
である。
この例では、DATAlが「1」のとき対応したポート
は制御信号を出力し、その場合DATA2とDATA3
の信号の組合わせにより制御信号を出力するポートを定
め、これによって制御信号の種別を規定しており、DA
TAlが「0」になるとポートの制御出力はセントとな
る。
表1は、その場合におけるDATA1〜3とポート4〜
5の制御出力の関係を示したテーブルを示している。
一表 1− 最後に、本発明システムにおいて使用される登録モード
時と警戒モード時における種々の動作について説明する
第11図に示したフローチャート2000→2012は
、ワイヤレス受信回路部の登録モード時における動作を
示したもので、登録モードの設定からタイマーで設定さ
れた所定時間経過した場合に自動的に警戒モードに復帰
されるものであり、登録モードに設定されるとタイマー
がセットされ、そのタイマーがタイムアンプするまでの
時間内に、受信回路部がセキュリティー信号を受信する
と、そのIDコードがシステムデータ登録手段に登録さ
れているか否かが確認され、既に登録されているものを
除いてIDコードが登録される。
また、この図に示す動作では、システムデータ登録手段
に登録出来るIDコードの数が予め設定されており、そ
の設定された数に達したときにはそれ以上IDコードの
登録を受付けないようにしている。
これらのような機能を実現する場合は、ワイヤレス受信
回路部200に更にタイマー手段やカウンタなどの計数
手段を付加すれば良い。
また、以上の実施例では、登録モード時には、受信した
すべてのセキュリティー信号のIDコードを登録する構
成としているが、セキュリティーデータに登録の許否を
指定するデータを含ませ、これをワイヤレス受信回路部
200において判別するようにしても良く、この場合に
は混信に対してより一層信頼性の高いシステムが提供で
きる。
〔発明の効果〕
本発明システムでは、いずれのシステムにおいても、ワ
イヤレス発信器には予め製造段階でIDコードが固定的
に設定されているのでユーザ側で設定する必要がない、
また、ワイヤレス受信回路部においてもIDコードを登
録し、登録したIDコードのみを判別して必要な処理を
行うので、従来のようにデツプスイッチを操作してハウ
スコードを設定するという面倒さはない。
また、ワイヤレス発信器に設定されるIDコードは、ジ
ャンパー線を使用するなどして製造段階で容易に設定で
きるので、製造コストも軽減される。
更に、ワイヤレス発信器には、このような方法でIDコ
ードが設定されるため、多数のビットで構成することが
要求される電話回線を利用した通報システムに使用して
も誤課金の問題を生じることがない。
加えて、IDコードを含む1フレームのデータの一部に
同期ビットを設けたものでは、同一のビットが多数連続
して続(場合にも、受信側では、解読途中で同期の取り
直しが出来るので、同期ズレが蓄積されて解読不能にな
るという問題が完全に解消される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明システムの通報送信装置と通報受信装置
の構成を示した図、第2図は通信送信装置とワイヤレス
発信器とを示した概略構成図、第2a図は通信送信装置
側に設けた表示制御スイッチとゾーン/ユニットコード
表示器、登録モード設定スイッチを示した図、第3図は
ワイヤレス発信器の内部構成を示した図、第3a図〜第
3C図はワイヤレス発信器にIDコードを固定的に設定
する方法を説明する図、第4図はワイヤレス発信器より
発信されるセキュリティー信号のフォーマントを示した
図、第4a図、第4b図はセキュリティーデータ、機能
コードのビット構成図、第4C図は同期ビットを設けた
セキュリティー信号のフォーマットを示した図、第5図
は通報送信装置に含まれたワイヤレス受信回路部の基本
的な内部構成を示したブロック図、第6図、第6a図、
第6b図はシステムデータ登録手段の引回、第7図はゾ
ーン/ユニットスクロール表示手段による登録モードの
一例の動作を示すフローチャート、第7a図はゾーン/
ユニットスクロール表示手段を設けた通報送信装置の外
観構成の一例図、第7b図はバーコード読み取り器を用
いてIDコードを登録する場合の通報送信装置の外観構
成の一例図、第7C図は登録スイッチと登録中ランプの
動作を示すタイムチャート、第8図は数値入カキ−とゾ
ーン/ユニットコード表示手段を設けたワイヤレス受信
回路部の内部構成を示すブロック図、第8a図は数値入
カキ−とゾーン/ユニットコード表示手段を設けた通報
送信装置の外観構成図、第9図はワイヤレス受信回路部
における警戒モードの一例の動作を示したフローチャー
ト、第ID図はコントローラの一例図、第IDa図はセ
キュリティー信号に含まれる信号を判別して制御出力す
る場合の動作を示すフローチャート、第11図はワイヤ
レス受信回路部の登録モード時における動作の一例を示
したフローチャート、第12図は従来のハウスコードの
設定方法の説明図である。 (符号の説明) A・・・ワイヤレス発信器 B・・・通報送信装置 C・・・通報送信装置 D・・・電話回線 200・・・ワイヤレス受信回路部 201・・・コントローラ 203・・・通信制御部 20・・・フロントエンド/デーコグ部21・・・シス
テムデータ登録手段 22−・・IDコード一致判別手段 27・・・登録モード設定スイッチ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)複数のワイヤレス発信器より電波信号の形で発信
    されたセキュリティー信号を通報送信装置で受信し、こ
    の受信したセキュリティー信号を、更に通報送信装置か
    ら電話回線を介して通報受信装置に送信するようにした
    ワイヤレス送信通報システムであって、 上記ワイヤレス発信器の各々は、 センサーなどから発せられた警報信号などのセキュリテ
    ィーデータにIDコードを付したセキュリティー信号を
    電波信号の形で出力するワイヤレス送信部を有し、かつ
    上記IDコードはその内部に設けたICチップのジャン
    パー線の一部を切断するなどの方法により、互いに異な
    るIDコードに固定的に設定されており、 上記通報送信装置は、 上記ワイヤレス発信器から発信されるセキュリティー信
    号のIDコードを登録する登録モード及びこの登録モー
    ドによって登録されたIDコードを有したセキュリティ
    ー信号を受信したときにのみ警報器などを作動し、更に
    上記通報受信装置を自動的に呼出してセキュリティー信
    号を電話回線を介して送信する警戒モードを実施する機
    能を有しており、このため、 上記ワイヤレス発信器より電波信号の形で発信されたセ
    キュリティー信号を受信し、読解するフロントエンド/
    デコーダ部、上記ワイヤレス発信器より発信されたセキ
    ュリティー信号に付せられたIDコードを登録するシス
    テムデータ登録手段、上記フロントエンド/デコーダ部
    によって取り出されたIDコードを上記システムデータ
    登録手段に登録されたIDコードと比較参照して、その
    IDコードの登録の有無を判別するIDコード一致判別
    手段とを含んだワイヤレス受信回路部と、上記通報受信
    装置を自動的に呼出する通信制御部と、 上記ワイヤレス受信回路部によってセキュリティー信号
    が受信されたとき、上記通信制御部を作動して、そのセ
    キュリティー信号を上記通報受信装置に送信するための
    コントローラとを 備えた構成にしたことを特徴とするワイヤレス送信通報
    システム。
  2. (2)上記通報送信装置が、登録モードに設定された後
    に、所定時間経過すれば自動的に警戒モードに復帰させ
    るためのタイマー手段を更に含んだものである請求項(
    1)記載のワイヤレス送信通報システム。
  3. (3)上記通報送信装置が、登録モード設定時に、上記
    システムデータ登録手段に所定数のIDコードが登録さ
    れたときには、自動的に警戒モードに復帰させるための
    計数手段を更に含んだものである請求項(1)記載のワ
    イヤレス送信通報システム。
  4. (4)上記ワイヤレス送信器により発信されるセキュリ
    ティー信号に登録を指示する信号を含んだものである請
    求項(1)〜(3)のいずれかの項記載のワイヤレス送
    信通報システム。
  5. (5)上記通報送信装置が、登録モードの設定時には点
    滅するなどの方法で、かつ警戒モード時には点灯するな
    どの方法でモードの区分を表示する構成としている請求
    項(1)〜(4)のいずれかの項記載のワイヤレス送信
    通報システム。
  6. (6)ワイヤレス発信器より発信されるセキュリティー
    信号のIDコードを上記システムデータ登録手段に登録
    する際、その登録したIDコードに対応した制御信号の
    種別も同時に登録しており、警戒モードの設定時におい
    て登録したIDコードを有したセキュリティー信号を受
    信したときには、その制御信号に応じた制御出力を得る
    構成としている請求項(1)〜(4)のいずれかの項記
    載のワイヤレス送信通報システム。
  7. (7)上記ワイヤレス発信器より発信されるIDコード
    を含む1フレームのデータの一部に、受信時における同
    期の取り直しをするための同期ビットを設けたことを特
    徴とする請求項(1)〜(6)のいずれかの項記載のワ
    イヤレス送信通報システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH05153266A (ja) * 1991-11-28 1993-06-18 Sanyo Electric Co Ltd 緊急通報装置
JP2009237873A (ja) * 2008-03-27 2009-10-15 Hochiki Corp 警報器システム

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JP2009237873A (ja) * 2008-03-27 2009-10-15 Hochiki Corp 警報器システム

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