JP2000102403A - 靴または靴用中敷き - Google Patents

靴または靴用中敷き

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JP2000102403A
JP2000102403A JP10274924A JP27492498A JP2000102403A JP 2000102403 A JP2000102403 A JP 2000102403A JP 10274924 A JP10274924 A JP 10274924A JP 27492498 A JP27492498 A JP 27492498A JP 2000102403 A JP2000102403 A JP 2000102403A
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JP
Japan
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shoe
password
voice
detecting
voiceprint
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Withdrawn
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JP10274924A
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English (en)
Inventor
Keiko Noda
桂子 野田
Yumiko Hara
由美子 原
Kenji Ito
謙次 伊藤
Hirofumi Inui
弘文 乾
Akiko Onishi
晶子 大西
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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  • Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来使用されている靴は、自らの存在を報知
できる機能を有していないものであり、同じ様な靴がた
くさん脱がれて並ぶ保育園、幼稚園、学校、集会場、宴
会場で、靴を履く際に多くの靴の中から自分の靴をいち
早く見つけることはできないという課題を有している。 【解決手段】 靴1に備えている制御手段2が、パスワ
ード検出手段が音声信号入力手段に入力された音声とパ
スワード登録手段に登録されているパスワードとの一致
を検出したときに報知手段6を動作させるようにして、
靴の存在を使用者に知らせることが出来る靴としてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、外部入力に反応し
て必要な報知を行うことが出来る靴、または靴用中敷き
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来使用されている靴には、夜間での交
通事故の発生を防止する目的で、歩行時の衝撃に反応し
て光る靴がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来使用されている靴
または靴用中敷きには、自らの存在を報知できる機能が
無く、同じ様な靴がたくさん脱がれて並ぶ保育園、幼稚
園、学校、集会場、宴会場で、靴を履く際に多くの靴の
中から自分の靴をいち早く見つけることはできないとい
う課題を有している。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、靴または靴用
中敷きに備えている制御手段が、パスワード検出手段が
音声信号入力手段に入力された音声とパスワード登録手
段に登録されているパスワードとが一致したときに報知
手段を動作させるようにして、靴の存在を使用者に知ら
せることが出来る靴または靴用中敷きとしている。
【0005】
【発明の実施の形態】請求項1に記載した発明は、靴ま
たは靴用中敷きに備えている制御手段が、パスワード検
出手段が音声信号入力手段に入力された音声とパスワー
ド登録手段に登録されているパスワードとが一致したと
きに報知手段を動作させるようにして、靴の存在を使用
者に知らせることが出来る靴または靴用中敷きとしてい
る。
【0006】請求項2に記載した発明は、靴または靴用
中敷きに備えている制御手段が、時間を計測するタイマ
と、特定の音声を検出する特定音声検出手段とを備え、
パスワード検出手段が音声信号入力手段に入力された音
声とパスワード登録手段に登録されているパスワードと
の一致を検出した時点から所定時間以内に、前記特定音
声検出手段が音声信号入力手段に入力された音声が特定
の音声との一致を検出した時に登録しているパスワード
を変更でき、登録した本人だけがパスワードを変更で
き、盗難を防止できる、あるいは応答モードの設定を自
由に変更できる靴または靴用中敷きとしている。
【0007】請求項3に記載した発明は、靴または靴用
中敷きに備えている制御手段が、声紋を登録する声紋登
録手段と、登録した声紋を検出する登録声紋検出手段と
を有しており、音声信号入力手段に入力された音声の声
紋が声紋登録手段に登録されている声紋との一致を検出
した時に報知手段で報知するようにして、個人を特定す
る信頼性を向上した靴としている。
【0008】請求項4に記載した発明は、送信手段が送
信する無線信号を、靴または靴用中敷きに設けている制
御手段が受信し、制御手段が有しているコード番号検出
手段が無線信号中のコード番号と記憶手段に記憶されて
いるID番号との一致を検出した時に報知手段で報知す
るようにして、予め決められたID番号を含む無線信号
を受信した時だけに反応して報知できる靴としている。
【0009】請求項5に記載した発明は、制御手段は報
知方法切り換え手段を備え、報知方法を複数種類に切り
換えることが出来、TPOに応じた報知方法を採ること
ができる靴または靴用中敷きとしている。
【0010】請求項6に記載した発明は、靴に備えてい
る制御手段が、温度センサと、温度センサの値から靴の
装着の有無を判断する靴装着有無判別手段と、電源を制
御する電源制御手段とを備え、靴装着有無判別手段によ
り人が靴を装着していると判断した時は電源制御手段に
より電源を切りまたは低電力消費モードにして、請求項
1から5の報知を長時間出来る靴または靴用中敷きとし
ている。
【0011】
【実施例】(実施例1)以下本発明の第1の実施例につ
いて説明する。図1は本実施例の靴の構成を示す斜視図
である。また、図2は制御手段の構成を示すブロック図
である。靴の本体1は、内部に制御手段2を備えてい
る。制御手段2は、音声による入力信号を受け付ける音
声入力手段3と、パスワードを登録するパスワード登録
手段4と、音声入力手段3に入力された音声信号からパ
スワードを検出するパスワード検出手段5と報知手段5
とを備えている。前記制御手段2はマイクロコンピュー
タによって構成しており、報知手段6はLEDまたはブ
ザーあるいはこの両方で構成している。
【0012】以下本実施例の動作について説明する。使
用者は、靴本体1の使用に先だって、パスワード登録手
段4を使用して適当なパスワードを登録しておくもので
ある。すなわち、パスワード登録手段4が有している図
示していないスイッチを登録側に切り換えておいて、例
えば「花子ちゃんの靴」という音声をパスワードとして
登録しておくものである。ただしこのパスワードを登録
しなかった場合には、パスワード登録手段4に予め登録
されているパスワードが有効となる。予め登録されてい
るパスワードには、例えば、「開けゴマ」というような
ものがある。使用者は、例えば保育園、幼稚園、学校、
集会場、宴会場等の大勢の人が靴を脱いで置いておくよ
うな環境にいるときに、例えば「花子ちゃんの靴」と
か、「開けゴマ」とかを音声によって話すと、制御手段
2が報知手段6を駆動して、ブザー音を吹鳴させたり、
或いはLEDを点滅あるいは点灯させたりするものであ
る。すなわち、靴の在処が使用者に直ちに判るものであ
る。
【0013】図3は本実施例の制御手段2が有している
制御プログラムを示すフローチャートである。ステップ
1で、音声信号入力手段3に入力された音声が所定値以
上の大きさを有したものであるかどうかを判別して、Y
ESである場合には、ステップ2に移って、パスワード
検出手段5が音声信号入力手段3に入力された音声に含
まれているパスワードとパスワード登録手段4に登録さ
れているパスワードとが一致している程度を検出する。
続いて、ステップ3で前記一致度が所定値以上であるこ
とを確認すると、ステップ4に移って報知手段6を動作
させるものである。前記各ステップでNOである場合
は、全てステップ1に戻って待機するものである。すな
わち、パスワード登録手段4に登録されているパスワー
ド以外の音声が入力された場合には、報知手段6は動作
しないものである。
【0014】なお本実施例では、報知手段6の報知をL
EDの点灯あるいは点滅や、ブザー音の吹鳴としている
が、例えば音声によって「はーい」と答えさせるように
してももちろん良いものである。このように「はーい」
と答えさせるようにしたときには、多数の靴の中から自
分の靴を識別することが非常に容易となるものである。
【0015】また、使用環境によってはノイズの大きい
または多い場合もあるので、パスワード検出手段5での
入力音声とパスワードとの一致検出の際に本実施例で
は、所定値以上の大きさの音声入力についてのみを検出
対象とし、一致度が所定値以上のものを一致とみなした
が、検出基準を特に設定しなければならないということ
ではない。
【0016】さらに、本実施例ではパスワード登録手段
4に登録する音声は人間の声としたが、単に数字何桁か
を登録できるようにして、音声信号入力手段3での入力
をダイヤルトーン信号のように数字に対応して特定周波
数の音が出るもので入力するようにしてもかまわない。
また例えば「はなこちゃんのくつ」と文字入力で登録し
て、パスワード検出手段5でこれらの言葉を検出するよ
うにしてもかまわない。
【0017】また本実施例では靴としているが、同様に
すれば靴用中敷きにも適用できるものである。
【0018】以上のように本実施例によれば、音声信号
を入力する音声信号入力手段3と、パスワードを登録す
るパスワード登録手段4と、音声信号入力手段3が受け
付けた音声信号からパスワードを検出するパスワード検
出手段5とを有する制御手段2と、前記制御手段2の指
示によって動作する報知手段6とを備え、制御手段2は
パスワード検出手段5が音声信号入力手段3に入力され
た音声とパスワード登録手段4に登録されているパスワ
ードとの一致を検出したときに報知手段6を動作させる
構成として、靴の存在を使用者に知らせることが出来る
靴または靴用中敷きを実現するものである。
【0019】(実施例2)続いて本発明の第2の実施例
について説明する。図4は本実施例の靴に使用している
制御手段2の構成を示すブロック図である。本実施例で
は制御手段2は、実施例1で説明した機能に加えて、特
定の音声信号を検出する特定音声検出手段7と時間を計
時するタイマ8を有している。
【0020】以下本実施例の動作について説明する。図
5は本実施例の制御手段2が有している制御プログラム
を示すフローチャートである。本実施例は、パスワード
登録手段4に登録されているパスワードを変更する方法
について示しているものである。
【0021】ステップ1で、音声信号入力手段3に入力
された音声が所定値以上の大きさを有したものであるか
どうかを判別して、YESである場合には、ステップ2
に移って、パスワード検出手段5が音声信号入力手段3
に入力された音声に含まれているパスワードとパスワー
ド登録手段4に登録されているパスワードとが一致して
いる程度を検出する。続いて、ステップ3で前記一致度
が所定値以上であることを確認すると、ステップ5に移
ってタイマ8の計時を開始させる。同時にステップ6で
報知手段6を動作させる。続いてステップ7で音声信号
入力手段3に入力された音声が所定値以上であるかどう
かを確認する。この確認の結果がYESである場合に
は、ステップ8に進んで音声信号入力手段3に入力され
た音声に含んでいる音声と特定音声との一致度を検出す
る。続いてステップ9で、前記一致度か所定値以上であ
るかどうかを確認する。すなわち、特定音声検出手段7
が動作する。ステップ9での確認の結果がYESであれ
ば、ステップ10に移ってタイマ8を再起動する。続い
てステップ11で、報知手段6をステップ6での報知モ
ードとは異なるモードで動作させる。次にステップ12
で、音声信号入力手段3によって使用者が入力した音声
を新たなパスワードとして登録する。次にステップ13
でタイマ8が計時した時間が所定時間に達したかどうか
を確認し、YESであればステップ14に進んで報知手
段6の動作を停止し、また同時にタイマ8の計時を停止
する。このステップ13でのチェックの結果がNOであ
る場合は、ステップ12に戻って音声信号の登録を待つ
ものである。また、ステップ7、ステップ9でのチェッ
クの結果がNOである場合は、ステップ15に進んで、
タイマ8の計時時間が所定時間に達したかどうかをチェ
ックする。ステップ15でのチェックの結果がYESで
ある場合は、タイマ8の計時を停止して、ステップ1に
戻るものである。ステップ15でのチェックの結果がN
Oである場合は、ステップ7に戻って待機するものであ
る。
【0022】なお、本実施例では、パスワード登録手段
4への登録終了を、特定音声検出から所定時間以内とし
ているが、無音時間が所定時間連続した時としても良い
し、特定音声を再び検出した時としても良いし、別の特
定音声(例えば、「登録終了」)を検出した時としても
かまわない。また、本実施例では靴としているが、同様
にすれば靴用中敷きにも適用することが出来るものであ
る。
【0023】以上のように本実施例によれば、制御手段
2は、時間を計時するタイマ8と、特定の音声を検出す
る特定音声検出手段7とを備え、パスワード検出手段5
が音声信号入力手段3に入力された音声とパスワード登
録手段4に登録されているパスワードとの一致を検出し
た時点から所定時間以内に、前記特定音声検出手段7が
音声信号入力手段3に入力された音声が特定の音声との
一致を検出した時には、パスワードの登録変更を行える
ようにしているものである。
【0024】この結果、例えば、靴を置いておく場所に
似つかわしいパスワードを自由に登録できたり、あるい
は定期的にパスワードを変更することによって盗難を防
止したりできる靴または靴用中敷きを実現するものであ
る。
【0025】(実施例3)続いて本発明の第3の実施例
について説明する。図6は本実施例の制御手段2の構成
を示すブロック図である。本実施例では、制御手段2
は、声紋を登録する声紋登録手段9と、登録した声紋を
検出する登録声紋検出手段10を備えている。
【0026】以下、本実施例の動作について説明する。
使用者が声紋登録手段9の図示していないスイッチを登
録側に切り換えて所定の大きさ以上の音声で、例えば
「出てこい靴」と登録しておく。この状態で、例えば大
勢が靴を一斉に脱いでいて、いざ履く際に自分の靴がす
ぐ見つからない時に、前記声紋登録手段9に登録してお
いた「出てこい靴」と呼ぶものである。このように音声
信号入力手段3に所定の大きさ以上の音声入力がある
と、入力された音声と声紋登録手段9に登録された音声
との一致度が登録声紋検出手段10によって検出され
る。さらに登録声紋検出手段10はこの一致度が所定値
以上である場合に、報知手段6を構成するLEDを点灯
あるいは点滅させ、またブザー音を吹鳴する。もし声紋
登録手段9に登録されている声紋以外の音声が入力され
た場合には、報知手段6は動作しないものである。
【0027】なお、本実施例では報知手段6の報知をL
EDを点灯または点滅させ、またブザー音を吹鳴させる
としているが、例えば音声で「はーい」と答えるように
してももちろん良いものである。
【0028】また本実施例では、使用環境によってはノ
イズが大きいまたは多い場合もあるので、登録声紋検出
手段10での入力音声と登録声紋との一致検出の際に
は、所定値以上の大きさの音声入力についてのみを検出
対象とし、一致度が所定値以上のものを一致とみなすよ
うにしているが、特に前記のような検出基準を設定しな
ければならないということはないものである。
【0029】また、本実施例は靴としているが、同様に
すれば靴用中敷きにも適用できるものである。
【0030】以上のように本実施例によれば、靴に備え
ている制御手段2が、音声信号を入力する音声信号入力
手段3と、声紋を登録する声紋登録手段9と、登録した
声紋を検出する登録声紋検出手段10とを備え、音声信
号入力手段3に入力された音声の声紋が声紋登録手段9
に登録されている声紋との一致を検出した時に報知手段
6で報知するようにして、個人を特定する信頼性を向上
した靴を実現するものである。
【0031】(実施例4)続いて本発明の第4の実施例
について説明する。図7は本実施例の構成を示す斜視図
であり、図8は靴内に設けた制御手段2の構成を示すブ
ロック図である。
【0032】本実施例では、靴本体1外に、靴本体1と
は別体とした送信手段20を有している。送信手段20
は、送信ボタン23を押すと、記憶部22に記憶してい
る記憶内容を無線信号で送信する無線信号送信部21を
有している。また本実施例で使用している制御手段2
は、前記送信手段20が送信した無線信号を受信する無
線信号受信手段13と、予め決められたID番号を記憶
する記憶手段14と、コード番号を検出するコード番号
検出手段15とを有している。また本実施例では前記I
D番号として、靴本体1の製造番号を使用している。
【0033】前記コード番号を有する無線信号は、図9
に示す構成となっている。すなわち、無線信号25は、
一連の信号の開始を示すヘッダー部26とコード番号部
27と信号誤り訂正符号部28から構成されている。ヘ
ッダー部26には、固定コードがセットされ、信号誤り
訂正符号部28にはコード番号部27にセットされたコ
ード番号に応じて信号誤りを訂正するコードがセットさ
れるものである。
【0034】以下、本実施例の動作について説明する。
使用者が送信手段20の送信ボタン23を押すと、無線
信号送信部21は記憶部22が記憶しているID番号で
ある靴本体1の製造番号をコード化し、このコード番号
を示す信号を送信する。この信号は製造番号が2進数で
コード化されているものであり、図9に示してるように
コード番号部27にセットされて、無線信号送信部21
から微弱電波で送信される。靴本体1に設けている制御
手段2は、無線信号受信手段13によってこの微弱電波
を受信し、コード番号検出手段15によってこの信号中
のコード番号を検出するものである。すなわち、コード
番号検出手段15は、この信号と記憶手段14に記憶し
ているID番号とを比較し、両者が一致している場合に
は、報知手段6を動作させるものである。すなわち、L
EDを点滅あるいは点灯させるか、或いはブザー音を吹
鳴するものである。もし無線信号受信手段13が受信し
た信号中のコード番号が、記憶手段14に記憶している
製造番号以外である場合には、当然報知手段6は動作さ
れないものである。
【0035】なお本実施例では、ID番号として製造番
号を用いているが、使用者が設定できるものとしても良
い。また本実施例では報知手段6での報知を、LEDの
点滅あるいは点灯または、ブザー音の吹鳴としている
が、例えば音声で「はーい」と答えるようにしてももち
ろん支障はないものである。
【0036】また、本実施例では、無線信号としてある
程度離れていても信号送受が可能である微弱電波を用い
るようにしているが、使用者にリモコン送信機を何度か
異なる方向に向けてもらうことを許せば指向性は高いが
安価な赤外線を用いてもかまわないし、やや高価だが信
号到達距離の長い小電力無線を用いてもかまわない。
【0037】またリモコン送信機とした場合には、送信
ボタンが1回押された時に送信される無線信号の連送回
数は任意として良い。
【0038】また本実施例は靴に適用しているが、同様
にすれば靴用中敷きにも適用できるものである。
【0039】以上のように本実施例によれば、送信手段
20と、靴本体1内に設けている制御手段2と、制御手
段の指示で動作する報知手段6とを備え、前記制御手段
2は送信手段20が送信する無線信号を受信する無線信
号受信手段13と、予め決められたID番号を記憶する
記憶手段14と、コード番号を検出するコード番号検出
手段15とを有し、コード番号検出手段15が前記無線
信号受信手段13で受信した無線信号中のコード番号と
記憶手段14に記憶されているID番号との一致を検出
した時に報知手段6を駆動する構成として、予め決めら
れたID番号を含む無線信号を受信した時だけに反応し
て報知することができ、同種のものが複数あっても大き
な声を出さずに特定して呼び出せる靴を実現するもので
ある。
【0040】(実施例5)続いて本発明の第5の実施例
について説明する。図10は本実施例の構成を示す斜視
図、また図11は図10に示している制御手段2の構成
を示すブロック図である。
【0041】本実施例では、本体1にあるいは本体1内
に収容している靴用中敷きに、制御手段2と、制御手段
2の支持で動作する報知手段6を設けている。また、制
御手段2は、報知方法を切り換える報知方法切り換え手
段30を備えている。また送信手段20は、制御手段2
が有している報知方法切り換え手段30と同一内容を設
定する報知方法切換スイッチ31を有している。
【0042】また図12は、本実施例の送信手段20が
送信する無線信号の構成を示している。すなわち、無線
信号25は、一連の信号の開始を示すヘッダー部26と
コード番号部27と信号誤り訂正符号部28から構成さ
れている。ヘッダー部26には固定コードがセットされ
ており、信号誤り訂正符号部28にはコード番号部27
にセットされたコード番号に応じて信号誤りを訂正する
コードがセットされている。コード番号部27は、報知
対象を示すコード部27aと報知方法を示すコード部2
7bから構成されている。コード27aには、予め決め
られたID番号(ここでは靴本体1の製造番号)が、コ
ード部27bには報知番号がセットされているものであ
る。
【0043】以下、本実施例の動作について説明する。
例えば周囲の環境が静かで、静かにすることを要求され
る場合には、報知方法切り換えスイッチ31を例えば報
知方法の1番に合わせておいて、送信ボタン23を押
す。送信ボタン23が押されると、記憶手段14に記憶
されている靴本体1の製造番号が2進数でコード化され
てコード番号部27の報知対象27aにセットされ、さ
らに報知方法の番号である「1」が報知方法27bにセ
ットされる。無線信号送信手段21は、前記構成の無線
信号25を微弱電波で送信する。この信号は、靴本体1
に設けている制御手段2に受信される。制御手段2のコ
ード番号検出手段15は、受信信号中のコード番号部2
7の報知対象27aにセットされているコード番号と、
記憶手段14に記憶している製造番号が一致するかどう
かをチェックする。チェックの結果、一致を検出した時
は、受信信号中のコード番号部27の報知方法27aの
コード番号「1」を読み取り、報知方法切り換え手段3
0によって、報知方法「1」に該当する方法(例えば、
LEDの点滅のみ)に切り換えて報知手段6を動作させ
るものである。
【0044】また、大きな音を出してもかまわないよう
な場合には、送信手段20の報知方法切り換えスイッチ
31を例えば報知方法の2番に合わせるものである。こ
うして送信ボタン16を押せば、同様に報知方法切り換
え手段31により報知方法「2」に該当する方法(例え
ば、音声で「ここですよ!」と報知する方法)で報知が
行われる。
【0045】なお、本実施例では報知方法切り換えスイ
ッチ31の動作指示を無線信号の内容によって自動的に
切り換えるようにしているが、報知方法切換手段31を
手動的に切り換えるようにしてもかまわない。また、本
実施例では、無線信号としてある程度離れていても信号
送受が可能である微弱電波を用いるようにしているが、
使用者にリモコン送信機を何度か異なる方向に向けても
らうことを許せば指向性は高いが安価な赤外線を用いて
もかまわないし、やや高価だが信号到達距離の長い小電
力無線を用いてもかまわない。また、リモコン送信機の
送信ボタンが1回押された時に送信される無線信号の連
送回数は任意として良い。また、本実施例は靴に適用し
ているが、同様にすれば靴用中敷きにも適用できるもの
である。
【0046】以上のように本実施例によれば、制御手段
2が報知方法切り換え手段30を備えた構成として、報
知方法を複数種類に切り換えることができ、TPOに応
じた報知方法を採ることができる靴を実現するものであ
る。
【0047】(実施例6)続いて本発明の第6の実施例
について説明する。図13は本実施例の構成を示す靴の
ブロック図である。
【0048】靴本体1は、温度センサ35と、靴装着有
無判別手段36、電源制御手段37を備えている。靴装
着有無判別手段36と電源制御手段37はマイクロコン
ピュータによって構成している。また、実施例1で説明
している機能は、全て本実施例でも備えている。
【0049】以下、本実施例の動作について説明する。
使用者が、靴本体1を装着すると、使用者の体温によっ
て温度センサ35が検知する温度は上昇する。また靴本
体1を脱ぐと、温度センサ35が検知する温度は下降す
る。靴装着有無判別手段36は、前記温度センサ35の
検知温度によって使用者が靴を装着しているか、脱いで
いるかの状態を識別する。このとき本実施例では、靴を
装着していると判断した場合には、電源制御手段27に
よって電源を切りまたは低電力消費モードに設定するも
のである。
【0050】以上のようにすることによって、実施例1
から実施例5で説明している報知作業をより長期間実行
できる靴を実現するものである。
【0051】
【発明の効果】請求項1に記載した発明は、音声信号を
入力する音声信号入力手段と、パスワードを登録するパ
スワード登録手段と、音声信号入力手段が受け付けた音
声信号からパスワードヲ検出するパスワード検出手段と
を有する制御手段と、前記制御手段の指示によって動作
する報知手段とを備え、前記制御手段はパスワード検出
手段が音声信号入力手段に入力された音声とパスワード
登録手段に登録されているパスワードの一致を検出した
ときに報知手段を動作させる構成として、靴の存在を使
用者に知らせることが出来る靴または靴用中敷きを実現
するものである。
【0052】請求項2に記載した発明は、制御手段は、
時間を計測するタイマと、特定の音声を検出する特定音
声検出手段とを備え、パスワード検出手段が音声信号入
力手段に入力された音声とパスワード登録手段に登録さ
れているパスワードとの一致を検出した時点から所定時
間以内に、前記特定音声検出手段が音声信号入力手段に
入力された音声と特定の音声との一致を検出した時にパ
スワードの登録変更を行える構成として、盗難を防止で
きる、あるいは応答モードの設定を自由に変更できる靴
または靴用中敷きを実現するものである。
【0053】請求項3に記載した発明は、音声信号を入
力する音声信号入力手段と、声紋を登録する声紋登録手
段と、登録した声紋を検出する登録声紋検出手段とを有
する制御手段と、前記制御手段の指示によって動作する
報知手段とを備え、前記制御手段は、音声信号入力手段
に入力された音声の声紋と声紋登録手段に登録されてい
る声紋との一致を検出した時に報知手段で報知する構成
として、個人を特定する信頼性を向上した靴または靴用
中敷きを実現するものである。
【0054】請求項4に記載した発明は、靴または靴用
中敷きに設けた制御手段と、制御手段の指示で動作する
報知手段と、前記靴または靴用中敷き外に設けた送信手
段を備え、前記制御手段は送信手段が送信する無線信号
を受信する無線信号受信手段と、予め決められたID番
号を記憶する記憶手段と、コード番号を検出するコード
番号検出手段とを有し、コード番号検出手段が前記無線
信号受信手段で受信した無線信号中のコード番号と記憶
手段に記憶されているID番号との一致を検出した時に
前記報知手段を動作させる構成として、予め決められた
ID番号を含む無線信号を受信した時だけに反応して報
知できる靴または靴用中敷きを実現するものである。
【0055】請求項5に記載した発明は、制御手段は報
知方法切り換え手段を備え、報知方法を複数種類に切り
換えることができる構成として、TPOに応じた報知方
法を採ることができる靴または靴用中敷きを実現するも
のである。
【0056】請求項6に記載した発明は、制御手段は、
温度センサと、温度センサの値から靴の装着の有無を判
断する靴装着有無判別手段と、電源制御手段を備え、靴
装着有無判別手段により人が靴を装着していると判断し
た時は電源制御手段により電源を切りまたは低電力消費
モードにする構成として、請求項1から請求項6に記載
した報知作業をより長時間実行できる靴または靴用中敷
きを実現するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例である靴の構成を示す斜
視図
【図2】同、制御手段の構成を示すブロック図
【図3】同、制御手段が有している制御プログラムを示
すフローチャート
【図4】本発明の第2の実施例である靴が有している制
御手段の構成を示すブロック図
【図5】同、制御手段が有している制御プログラムを示
すフローチャート
【図6】本発明の第3の実施例である靴が有している制
御手段の構成を示すブロック図
【図7】本発明の第4の実施例である靴の構成を示す斜
視図
【図8】同、制御手段の構成を示すブロック図
【図9】同、無線信号の構成を示す説明図
【図10】本発明の第5の実施例である靴の構成を示す
斜視図
【図11】同、制御手段の構成を示すブロック図
【図12】同、無線信号の構成を説明する説明図
【図13】本発明の第6の実施例である靴が有している
制御手段の構成を示すブロック図
【符号の説明】
1 靴本体 2 制御手段 3 音声信号入力手段 4 パスワード登録手段 5 パスワード検出手段 6 報知手段 7 特定音声検出手段 8 タイマ 9 声紋登録手段 10 登録声紋検出手段 13 無線信号受信手段 14 記憶手段 15 コード番号検出手段 20 送信手段 21 無線信号送信部 22 記憶部 23 送信ボタン 30 報知方法切り換え手段 31 報知方法切り換えスイッチ 35 温度センサ 36 靴装着有無判別手段 37 電源制御手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 伊藤 謙次 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 乾 弘文 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 大西 晶子 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 4F050 AA01 AA06 DA29 EA01

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 音声信号を入力する音声信号入力手段
    と、パスワードを登録するパスワード登録手段と、音声
    信号入力手段が受け付けた音声信号からパスワードを検
    出するパスワード検出手段とを有する制御手段と、前記
    制御手段の指示によって動作する報知手段とを備え、前
    記制御手段はパスワード検出手段が音声信号入力手段に
    入力された音声とパスワード登録手段に登録されている
    パスワードとの一致を検出したときに報知手段を動作さ
    せる靴または靴用中敷き。
  2. 【請求項2】 制御手段は、時間を計測するタイマと、
    特定の音声を検出する特定音声検出手段とを備え、パス
    ワード検出手段が音声信号入力手段に入力された音声と
    パスワード登録手段に登録されているパスワードとの一
    致を検出した時点から所定時間以内に、前記特定音声検
    出手段が音声信号入力手段に入力された音声が特定の音
    声との一致を検出した時にパスワードの登録変更を行え
    る請求項1に記載した靴または靴用中敷き。
  3. 【請求項3】 音声信号を入力する音声信号入力手段
    と、声紋を登録する声紋登録手段と、登録した声紋を検
    出する登録声紋検出手段とを有する制御手段と、前記制
    御手段の指示によって動作する報知手段とを備え、前記
    制御手段は、音声信号入力手段に入力された音声の声紋
    と声紋登録手段に登録されている声紋との一致を検出し
    た時に報知手段で報知する靴または靴用中敷き。
  4. 【請求項4】 靴または靴用中敷きに設けた制御手段
    と、制御手段の指示で動作する報知手段と、前記靴また
    は靴用中敷き外に設けた送信手段を備え、前記制御手段
    は送信手段が送信する無線信号を受信する無線信号受信
    手段と、予め決められたID番号を記憶する記憶手段
    と、コード番号を検出するコード番号検出手段とを有
    し、コード番号検出手段が前記無線信号受信手段で受信
    した無線信号中のコード番号と記憶手段に記憶されてい
    るID番号との一致を検出した時に前記報知手段を動作
    させる靴または靴用中敷き。
  5. 【請求項5】 制御手段は報知方法切り換え手段を備
    え、報知方法を複数種類に切り換えることができる請求
    項1から4のいずれか1項に記載した靴または靴用中敷
    き。
  6. 【請求項6】 制御手段は、温度センサと、温度センサ
    の値から靴の装着の有無を判断する靴装着有無判別手段
    と、電源制御手段を備え、靴装着有無判別手段により人
    が靴を装着していると判断した時は電源制御手段により
    電源を切りまたは低電力消費モードにする請求項1から
    5のいずれか1項に記載した靴または靴用中敷き。
JP10274924A 1998-09-29 1998-09-29 靴または靴用中敷き Withdrawn JP2000102403A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005196423A (ja) * 2004-01-06 2005-07-21 Sumitomo Electric Ind Ltd 画像表示方法、画像表示システム、及び画像処理装置

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