JPS61176005A - 電力ケ−ブル - Google Patents

電力ケ−ブル

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JPS61176005A
JPS61176005A JP1512485A JP1512485A JPS61176005A JP S61176005 A JPS61176005 A JP S61176005A JP 1512485 A JP1512485 A JP 1512485A JP 1512485 A JP1512485 A JP 1512485A JP S61176005 A JPS61176005 A JP S61176005A
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JP
Japan
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power cable
layer
weight
parts
insulating layer
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Pending
Application number
JP1512485A
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English (en)
Inventor
利夫 丹羽
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Fujikura Ltd
Original Assignee
Fujikura Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、特殊な亜鉛華を主たる導電賦与剤として配合
してなるゴム・プラスチック混和物を少なくとも外部半
導電層に用いた電力ケーブルに関するものである。
〈従来の技術〉 従来から、電力ケーブルの電気特性向上のためケーブル
絶縁層に接して半導電層が設けられており、且つ近年で
は押出半導電層が賞用されている(例えば、特公昭55
−15056号公@)。
〈発明が解決しようとする問題点〉 従来の半導電層は、半導電性混和物として、カーボンブ
ラックを配合したゴム・プラスチックが用いられている
が、か\るカーボンブラック配合物は、その彩色が黒色
であるためケーブル布設工事に際し、三相間の相識側を
行うために別途用意した識別用テープを用いるか、或い
は導通によって確認をする必要がある等の不便があった
く問題点を解決するための手段) 本発明は、上記不便を解決するものであって、特殊の亜
鉛華が白色で且つ導電性を有することに着目し、従来の
カーボンをこれに替えて導電賦与剤として使用したもの
である。
以下、図面に基づき本発明の詳細な説明する。
第1図は本発明に係る電力ケーブルの一実施例の断面を
示すたちので、同図において、1は導体で、通常、銅或
いはアルミニウム製の素線を複数本撚り合わせたもので
ある。
この導体1の外側には絶縁層2を設けるが、比較的高電
圧用ケーブルの場合には、絶縁層2は導体1の直上では
なく半導電層3を介して設けるのが一般的である。
本発明に係る電力ケーブルの絶縁層2には、天然ゴム、
ブチルゴム、ニトリルゴム、エチレンプロピレンゴム、
エチレンプロピレンジエンゴム等の合成ゴム、ポリエチ
レン、エチレン系共重合体、ポリプロピレン等のプラス
チック、これらを主成分とする高分子混和物を、そのま
ま或いは架橋して使用する。
本発明では、上記絶縁層2の外周直上にも半導電N4を
設ける。この場合、この半導電層4は絶縁層2と導体1
との間に設けられる上記半導電層3と区別するため、外
部半導電層と呼び、これに対して、半導電層3は内部半
導電層と呼ぶ。
そして、これらの半導電層3,4には、ゴム・プラスチ
ックを基材とし、この基材100重量部に白色を呈する
導電性亜鉛華100〜400重量部を配合した混和物を
用いる。ここで、導電性亜鉛華とは、酸化亜鉛に080
1〜5%の酸化アルミニウムをドープし、粉末状態のま
−で混合、還元性雰囲気下で高温焼成したものである。
このようにして製造したものは、200Kg/cm”の
加圧下で体積抵抗率が103Ω−cm以下の値を示す。
この半導電性混和物の基材として使用されるゴム・プラ
スチックは、一般に市販の高分子材料のうちから導電性
亜鉛華との親和性は勿論のこと、同時に絶縁層2との馴
みや密着性を考慮して選定されるが、一般的には、絶縁
層2に用いられる材料と同系統のものから選定し、使用
する。例えば、絶縁層2が架橋ポリエチレンであれば、
ポリエチレン、エチレンプロピレンゴム、エチレン−酢
酸ビニル共重合体等が挙げられる。
上記半導電層3,4において、導電性亜鉛華の配合量を
基材ゴム・プラスチック100重量部当たり、100〜
400重量部とした理由は、100重量部未満では半導
電層としての電気特性が得られず、又400重量部を越
えると機械的特性が劣化するからである。そして、その
最適配合量としては、基材ゴム・プラスチックの種類に
より多少の違いがあるが、例えば、基材プラスチックが
ポリエチレンの如き結晶性高分子の場合には100〜2
50重量部が好ましく、又エチレンプロピレンゴムの如
き非結晶性高分子の場合には200〜400重量部が好
ましい。
又、この半導電性混和物には、必要により、架橋剤、老
化防止剤、滑剤等の加工助剤を適宜添加し得る。
上記内部半導電層3と外部半導電層4とは、双方とも、
同一組成の半導電性混和物であっても、或いは異なる組
成であってもよい。又、内部半導電層3には導電性賦与
剤としてカーボンブラックを用いた従来の半導電性混和
物を用いることができる。
これらの内部半導電層3及び外部半導電層4は、単独工
程で別々に形成してもよいが、絶縁層2を押出法で形成
する場合には、多層同時押出、又はタンデムの押出によ
り、内外半導電層の一方又は双方を同時、或いは連続し
て押出成形することかで今る。
尚、ポリ塩化ビニルの如き含塩素系高分子材料が用いら
れる場合には、高分子の熱分解による脱塩素を防ぐため
低温加工が望ましい。
又、本発明に係る電力ケーブルでは、外部半導電層4の
外側に遮蔽層や、シース等を施したり、更にこれらを複
数本撚り合わせた構造とするこもある。
く作用〉 本発明においては、導電性賦与剤として使用される上記
導電性亜鉛華は、白色を呈するので、得られる半導電性
混和物も略白色であり、これを少なくとも外部半導電層
4に使用することにより、表面白色の電力ケーブル(コ
ア)が得られる。
〈実施例〉 実施例1 エチレン−酢酸ビニル共重合体(三井ポリケミカル社製
、エバフレックス#260)100重量部に、導電性亜
鉛華(白水化学社製、導電性亜鉛華23K)200重量
部、ジクミルペルオキシド1.2重量部、老化防止剤(
モンサンド社製、サントノックスR)0.2重量部を各
々配合して半導電性混和物を作り、これを絶縁層が架橋
ポリエチレン(日本ユニカ社製、HFDJ 4201)
で作られた6、6KV、15cmm2架橋ポリエチレン
ケーブルの外部半導電層に使用して電力ケーブルを製造
した。
この電力ケーブルの外部半導電層は灰白色で、導電性賦
与剤としてカーボンブラックを配合した半導電性混和物
を用いた外部半導電層(黒色)を有する従来のものとは
容易に識別できた。
実施例2 実施例1の半導電性混和物に、赤色顔料(東洋インキ社
製)を追加したものを用いた外部半導電層を有する電力
ケーブルを製造した。
この電力ケーブルの外部半導電層は赤色で、外部半導電
層が黒色の従来品、及び上記灰白色の実施例1のものと
は容易に識別できた。
実施例3 エチレンポロピレンゴム(米国デュポン社製、ノーデル
#1040)100重量部に、導電性亜鉛華(白水化学
社製、導電性亜鉛華23K)300重量部、バーヘキシ
ン(25B)1.0重量部、老化防止剤(モンサンド社
製、サントノックスR)0.1重量部を各々配合して半
導電性混和物を作り、これを絶縁層がエチレンプロピレ
ンゴム(三井石油化学工業社製、EPT3045)で作
られた6、6KV、15cmm”合成ゴム絶縁ケーブル
の外部半導電層に使用して電力ケーブルを製造した。
この電力ケーブルの外部半導電層は灰白色で、カーボン
ブランクを使用した従来のもの(黒色)とは容易に識別
することができた。
〈発明の効果〉 本発明に係る電力ケーブルにおいては、少なくとも外部
半導電層に使用する混和物が白色の特殊な亜鉛華である
ので、そのま\で、或いは顔料を配合するか、更には外
部半導電層の表面を染料で染色することにより、当該外
部半導電層を白色、乃至適宜所望の色彩で発色させるこ
とができ、識別の極めて容易な電力ケーブルを得ること
ができる。このため、ケーブルの端末処理や接続工事等
において、工事上のトラブルや不便を低減し、又は完全
に解消することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る電力ケーブルの断面図である。 図中、1…導体、 2…絶縁層、 3…内部半導電層、 4…外部半導電層。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)、導体1の外側に、ゴム・プラスチックの絶縁層
    2を設けてなる電力ケーブルにおいて、少なくとも前記
    絶縁層2の外周直上に次の組成を有する混和物からなる
    半導電層4を設けた電力ケーブル。 〔混和物組成〕 基材ゴム・プラスチック…100重量部 導電性亜鉛華…100〜400重量部
  2. (2)、上記絶縁層2の外周直上に設ける半導電層4を
    形成する混和物中の導電性亜鉛華が、200Kg/cm
    ^2の加圧下で体積抵抗率が10^3Ω−cm以下であ
    る特許請求の範囲第1項記載の電力ケーブル。
JP1512485A 1985-01-29 1985-01-29 電力ケ−ブル Pending JPS61176005A (ja)

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JPS61176005A true JPS61176005A (ja) 1986-08-07

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