JPS61175007A - 石材等の切断用帯鋸盤における切断制御方法並びに装置 - Google Patents

石材等の切断用帯鋸盤における切断制御方法並びに装置

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JPS61175007A
JPS61175007A JP1710685A JP1710685A JPS61175007A JP S61175007 A JPS61175007 A JP S61175007A JP 1710685 A JP1710685 A JP 1710685A JP 1710685 A JP1710685 A JP 1710685A JP S61175007 A JPS61175007 A JP S61175007A
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JP
Japan
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band saw
saw blade
cutting
workpiece
stone
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JP1710685A
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English (en)
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三郎 大石
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OISHI ENG KK
Original Assignee
OISHI ENG KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (発明の目的) 〈産業上の利用分野〉 本発明は帯鋸盤タイプの石材の切断方法並びに装置に関
するものであって、特に被加工材たる石材の切断作用を
直接担う帯鋸刃の摩滅状況に応じて被加工材の送り込み
速度を変化させるようにし、もって適切な切断がなし得
るようにした新規な石材等の切断用帯鋸盤における切断
制御方法並びに装置に係るものである。
〈発明の背景〉 石材を切断切削する装置の一つとして帯鋸盤タイプの装
置が存在する。 これは一対のタイヤ間に懸張させた無
端状の帯鋸刃に対し各刃先に多数のダイヤモンドチップ
を取り付け、これによって石材等を切断するものである
。 このような手法の場合、多くは帯鋸刃とプーリであ
る上下タイヤの形状を適宜設定することにより帯鋸刃は
走行中において常に切削される石材側にこれを迎え撃つ
方向にずれ込むような傾向を生じさせ、送り込まれてく
る石材との間で相対的に両者がバランスした位置で切断
がされるように構成されている。
しかしながら帯鋸刃におけるダイヤモンドチップ等が摩
滅してくると帯鋸刃の切れが悪くなり、最終的には切断
作業を停止させてダイヤモンドチップを再度目立て作業
に類したドレッシング作業により再生し、その後再度運
転を行なうものである。 従来この再生時期の判断は切
断状況を見ながら適宜作業者の経験等による判断によっ
てなされていたものであり、この点における作業性の改
善等の工夫は格別なされていなかった。
く解決を試みた技術課題〉 このようなことから本発明は帯鋸刃におけるチップが摩
滅した場合は被加工材に押されて帯鋸刃が切断作用側と
反対側に押されてずれる現象が存在することに着眼し、
この変位量に応じて適切な切断状態を得ることができる
ようにした方法と装置を開発せんとしたものである。
(発明の構成) 即ち本発明たる石材等の切断用帯鋸盤における切断制御
方法は、上下タイヤ間に帯鋸刃を懸張させてこれを走行
させ、この帯鋸刃に対して被加工材を送り込んで切断す
る工程において、切断時における帯鋸刃の走行方向に対
して直角方向の変位状況を検出し、その検出値により被
加工材の送り込み速度を変えることを特徴として成るも
のである。 また本発明の石材等の切断用帯鋸盤におけ
る切断制御装置は、上下タイヤ間に帯鋸刃を懸張させて
これを走行させ、この帯鋸刃に対して被加工材を送り込
んで切断する装置において、前記帯鋸刃に対してはその
近傍に帯鋸刃の走行方向に対して直角方向における変位
検出装置を設け、更に前記信号を入力されるとともに、
その出力値により前記被加工材の送り装置の走行速度を
切り変える制御装置を具えて成ることを特徴として成る
ものである。
〈実施例〉 以下本発明を図示の実施例に基づいて具体的に説明する
。 本発明の説明を行うにあたっては先ず本発明の装置
の実施例について述べ、その作動状況を説明しながら本
発明の方法を併せ説明する。 まず符号1は本発明の主
要部材の一つである帯鋸盤であって、上下タイヤ2.3
の間に無端状の帯鋸刃4を懸張させて成るものである。
 尚、具体的には各タイヤの間に帯鋸刃の緊張装置、そ
の他の補機類を設けるものであるがこれらについては説
明を省略する。 そしてこの帯鋸刃4にはその刃先に直
接切断作用を担うダイヤモンドチップ4aが取付けられ
ているものである。
一方この帯鋸盤1の懐にはモータMによって駆動される
送材車5を走行させるものである。
尚、この駆動にあたっては送材車5に駆動用のモータM
が直接搭載されていてもよいし、モータMは工場のピッ
トに設置されてワイヤ等の巻胴機構により走行させるも
のであってもよい。 また送材車5の上部面には適宜被
加工材Aたる石材等の保持装置あるいは反転装置を設け
るものである。 更に帯鋸刃4の側傍には本発明の特徴
的機構の−っである帯鋸刃4の変位検出装置6を設ける
ものであって、このものは−例として帯鋸刃4の走行方
向に対して直角方向に並んだ3基の光電管6a、6b、
6cにより構成されるものである。
因みに帯鋸刃4の走行方向に対して直角方向の変位現象
について説明すると、帯鋸刃4と上下タイヤ2.3との
形状設定により帯鋸刃4に対しては常に走行中に被加工
材A側の一定位置にまで迫り出すように移動する傾向が
付与され、この迫り出し傾向が被加工材Aを迎え撃つよ
うな形で切断がなされるものである。 そしてこれに対
し送材車5に載置されて送り込まれる被加工材Aは送材
車5の前進により帯鋸刃を押し戻すように作用し結果的
には帯鋸刃4の迫り出し傾向と被加工材Aの前進傾向と
がバランスし合って一定の位置で切断がされるものであ
る。 そしてこの状況は仮に送材車5の送り速度が常に
一定であれば帯鋸刃4のダイヤモンドチップ4aの切れ
がよい場合には帯鋸刃4は切削が進むことにより迫り出
しがちになり、一方切れが悪い場合には帯鋸刃4は被加
工材Aに押されて後退する傾向を見せるのである。 そ
して前記変位検出装置6の検出信号は制御装置!7に入
力されるものである。 この制御装置7における制御態
様は例えば第3図のフローチャートで示すように変位検
出装置6からの信号に応じて送材車5の速度を適正なも
のとし、帯鋸刃4におけるダイヤモンドチップ4aの摩
滅状況に応じて適切な速度で切断ができるように図るも
のである。 そしてこの制御装置7からの出力信号は送
材車5の駆動モータMの制御信号として出力し、その速
度を設定するものである。
以上述べたような本発明の装置について以下その作動態
様を説明するとともに、制御方法の説明に及ぶものであ
る。 まず常法に従い帯鋸盤1の駆動がなされるととも
に、送材車5に対し被加工材Aが搭載されるものである
。 このような準備段階の後、切断が開始されるもので
あり、この作業開始とともに制御装[7の作動が開始さ
れるものである。
この制御装置7における主たる制御系統は開始信号とと
もに常法に従い予めプリセットされた各種のデータ等の
初期設定がなされた後、順次積々の要素からの信号を検
出して、それを演算処理するものである。 まずステッ
プ1において例えば被加工材Aの存否を検出するもので
あり、被加工材Aの存在がない場合には本装置の運転を
停止するものである。
また被加工材Aが存在するときには、続いてステップ2
において帯鋸刃4の変位状態を検出するものである。 
これは変位検出装置6辷よって行うものであり1例えば
変位検出装置6を構成する光電管6a、6b、6cのう
ち6a、6bの光電管に作用している場合の変位を正常
状態とし、6aのみに帯鋸刃4が作用している状態を変
位過小状態(迫り出し過剰)とし、また6a、6b、6
cすべてに帯鋸刃4が作用しているときには変位過大状
態(押し戻され過ぎ)とすると、この状態を68.6b
、6cの作動状態如何で変位検出を行うものである。 
この状態をステップ3において比較し、正常な状態の場
合にはステップ4(1)に指令を進め、モータMに対す
る速度を守った定速状態に運転状況を保つのである。 
また変位過小の場合には帯鋸刃4の歯の切れ具合に対し
て送材車5の前進速度が遅い状態を示すものであるから
、更に送材車5を速めることができるものであり、この
ときはモータMに対しステップ4(2)で増速指令がな
されるものである。
モして帯鋸刃4変位が過大の場合にはステップ4(3)
においてモータMの減速指令がなされるのである。 尚
、ステップ3において帯鋸刃4の変位が過大の場合には
いわゆる歯の切れが悪いわけであるから、この信号が一
定時間続けば帯鋸刃4のダイヤモンドチップ4aは再度
ドレッシングする修正限界にきていることを示すもので
ある。 このためステップ3とステップ4(3)との間
には更にステップ3(1)において帯鋸刃の状況を判断
するプログラムが設定されるのである。 即ち変位状態
過大の場合にはステップ3(1)において、この信号が
一定時間続けられるか否かを判断し、この信号が一定時
間続けられる場合、即ちモータMを一定速度にまで減速
指令したとしても帯鋸刃4の変位が過大であるときは帯
鋸刃4が使用限界にきたとして装置全体の運転停止を指
示するのである。 そしてこの信号が一定時間以下であ
れば前述のようにモータMに減速指令を出して帯鋸刃4
におけるダイヤモンドチップ4aの摩滅状態に応じた送
材車5の送り速度を設定するものである。 そしてこの
ようなステップ1からステップ4によって送材車5の送
り速度を設定し、切断が終了した後には再びステップ1
にプログラムを戻すループを設定し、再び前述の変位検
出とそれに伴う制御を行うものである。 尚。
帯鋸刃の使用限界を判断する手段としては、モータMが
一定速度以下にまで減速されるか否かを判断し、一定速
度以下にまで下ったら使用限界に至ったとして、運転停
止を指示するプログラムを設けることもできる。 そし
て、帯鋸刃4におけるダイヤモンドチップ4aが過剰な
摩滅、即ち使用限界に達した場合には装置を停止させて
ドレッシングするほか、自動的に他の装置並びにプログ
ラム設定により被加工材Aの送りは停止した状態で、他
の修正砥石をダイヤモンドチップ4aに押付けてエツジ
立てをするドレッシングを行い、それが終わった後再び
切断作業を開始するなど適宜の態様がとり得ることは云
うまでもない。
例えばドレッシング作業としては、切断作用位置に金剛
砂を流し込んでドレッシングをしたり、あるいは、被加
工材Aそのものを修正砥石として利用して、これを一旦
帯鋸刃4から離した後、間欠的に帯鋸刃に突き当てるよ
うにしてドレッシングすることができるものである。
〈発明の効果〉 以上述べたように本発明によれば石材の切削を行う帯鋸
盤における帯鋸刃の状況に応じて自動的にそれに適した
加工状態を得ることができ、また帯鋸刃のチップが使用
限界に達した場合にもそれを自動的に感知することがで
きるので、従来手法を凌ぐ能率的な加工が行い得るもの
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の装置を示す骨格的側面図。 第2図は同上正面図、第3図は制御系統を示すフローチ
ャートである。 1;帯鋸盤  2;上タイヤ 3:下タイヤ 4;帯鋸刃 4a;ダイヤモンドチップ 5;送 材 車   6:変位検出装置6a、6b、6
c;光電管 7;制御装置 M;モータ A;被加工材

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 上下タイヤ間に帯鋸刃を懸張させてこれを走行させ
    、この帯鋸刃に対して被加工材を送り込んで切断する工
    程において、切断時における帯鋸刃の走行方向に対して
    直角方向の変位状況を検出し、その検出値により被加工
    材の送り込み速度を変えることを特徴とする石材等の切
    断用帯鋸盤における切断制御方法。 2 上下タイヤ間に帯鋸刃を懸張させてこれを走行させ
    、この帯鋸刃に対して被加工材を送り込んで切断する装
    置において、前記帯鋸刃に対してはその近傍に帯鋸刃の
    走行方向に対して直角方向における変位検出装置を設け
    、更に前記信号を入力されるとともに、その出力値によ
    り前記被加工材の送り装置の走行速度を切り変える制御
    装置を具えて成ることを特徴とする石材等の切断用帯鋸
    盤における切断制御装置。
JP1710685A 1985-01-31 1985-01-31 石材等の切断用帯鋸盤における切断制御方法並びに装置 Pending JPS61175007A (ja)

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