JPS61174260A - アスフアルトボ−ドの製造方法 - Google Patents

アスフアルトボ−ドの製造方法

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JPS61174260A
JPS61174260A JP60014691A JP1469185A JPS61174260A JP S61174260 A JPS61174260 A JP S61174260A JP 60014691 A JP60014691 A JP 60014691A JP 1469185 A JP1469185 A JP 1469185A JP S61174260 A JPS61174260 A JP S61174260A
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asphalt
foam
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melt
weight
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Sadao Kumasaka
貞男 熊坂
Shigeo Horikoshi
堀越 成夫
Tamaki Kamanaka
鎌中 環
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Human Industry Corp
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Human Industry Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は出願人が先に提案したアスファルトフオーム、
特に、その切断屑や成形不良品からボード材を製造する
方法に関する。
〔発明の技術的背景〕
アスファルト製のボード材(以下、これをアスファルト
ボードという)は従来から目地材、止木材、グラウンド
の基板、或いはコンクリート敷設の土台等として広く用
いられている。
従来、このアスファルトボードはブローンアスファルト
やストレートアスファルト等を加熱溶融させ、得られた
溶融液中に砂や鉄粉等の無機質粉体、或いは繊維屑等を
添加混合した後、これを注型によりブロック状に成形し
て製造されている。
他方、アスファルトフオームはアスファルトの撥水性と
発泡体の復元力を備えたもので、連続気泡を有するウレ
タンフオームに溶融アスファルトあるいはアスファルト
エマルジョンを含浸させたものの外5本願の出願人が先
に提案した製造方法(特願昭57−125373号)で
得られたものが知られている。この出願人の提案になる
製造方法は、アスファルトの水性エマルジョンに、エチ
レンオキサイド含有率15%以上のポリエーテルポリオ
ールと有機イソシ、アネートとを反応させて得らたウレ
タンプレポリマーを添加混合して発泡させることにより
アスファルトフオームを製造するものである。この方法
で得られるアスファルトフオームは、前記含浸法の場合
と異なり、アスファルト粒子が全体に均一に分散ぎれる
ため均一な品質が得られ、且つアスファルト自体がフオ
ーム基体を構成しているためアスファルト粒子がフオー
ム基体から分離して品質の劣化を生じることがないとい
う優れた特長を有している。
〔背景技術の問題点〕
上記従来の製造方法で得られたアスファルトフオームは
高温における保形性が低く、例えば真夏の輸送時や在庫
時には高温による変形を生じる問題があった。また、使
用時における弾性および硬さの点でも充分とはいえず、
更に今−歩の改良が必要とされている。
また、出願人の提案になる一上記の製造方法で得られた
アスファルトフオームは、これを目地材や自動車用のフ
ロア−材等の具体的な用途に使用する場合1、一般的に
は大きなブロック状に発泡成形Sれたアスファルトフオ
ームを適当な厚さのシート状にスライスして用いられ、
場合によってはこれを更に各種の形状にカットしたり、
打抜き加工して用いられる。このため最終的な製品とす
るまでに多量の加工裁断屑が発生し、またアスファルト
フオームブロックの1−皮や下皮等のように表面性状が
不良なものや、発泡成形時に発生する不良品等、製品に
はなし得ない不良品がかなりの量に達する。
このため、これらの裁断屑や不良品等を有効利用する方
法が検討課題として提起されるに至っている。
〔発明の目的〕
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、出願人が先
に提案した方法で製造されたアスファルトフオームの裁
断屑や不良品等を材料としてその有効利用を図ると共に
、高温における保形性が良好で、且つ優れた弾性および
硬さを具備したアスファルトボードを得ることができる
製造方法を提供するものである。
〔発明の概要〕
本発明番へよるアスファルトボードの製造方法は、エチ
レンオキサイド含有率15%以上のポリエーテルポリオ
ールと有機インシアネートとの反応で生成したウレタン
プレポリマーをアスファルトの水性エマルジョン中に添
加混合して発泡させることにより得られたアスファルト
フオームに対し、無機炭酸塩および必要に応じアスファ
ルトを添加して加熱攪拌することにより溶融液とし、8
0℃以上の温度に維持された該溶融液100重量部に対
して5.0〜50重量部のポリスチレン樹脂、を添加混
合して溶解させた後、この混合溶融液を任意形状の空間
内に注入し、冷却固化させることを特徴とするものであ
る。
」二記の通り、本発明によるアスファルトボードの製造
方法は、特願昭57−125373号の方法で得られた
アスファルトフオームを溶融処理する工程と、該溶融液
中にポリスチレン樹脂を溶解させて混合溶融液を調製す
る工程と、この混合溶融液からアスファルトボードを製
造する工程とからなる。
そこで、まずアスファルトフオームの溶融工程について
説明すると、本発明におけるこの工程は出願人が特願昭
59−200668号として先に提案した方法が採用さ
れている。この方法の最大の特徴は、アスファルトフオ
ームを加熱溶融するに際して炭酸カルシウム、炭酸ナト
リウム、炭酸マグネシウム、炭酸バリウム等の無機炭酸
塩を添加して一緒に加熱することである。その添加比率
はアスファルトフオーム100重量部に対して炭。
酸塩0.5〜20重量部重量部上く、これによりアスフ
ァルトフオームの溶融に要する加熱時間を略1/2に短
縮でることが明らかになった。
なお、アスファルトフオームは細片化(チップ化)して
使用するのが好ましく、また加熱温度はアスファルトフ
オームの密度や大きさにより異なるが、170℃〜27
0℃程度でよい。
また、前記の無機炭酸塩と共にアスファルト(天然アス
ファルト、ブローン或いはストレートアスファルトの何
れでもよい)を添加すれば更に良好な結果が得られる。
このアスファルトの添加比率はアスファルトフオーム1
.00重量部に対して10〜100重敬部とするのがよ
い。
こうして得られた溶融物は約70℃以−トの加温状態で
は液体であるが、常温付近の温度では固化し、略アスフ
ァルトと同様の性状を有している。
但し、上記の溶融物中にはウレタン分解成分も含まれて
いるから通常のアスファルトに比較して優れた弾性や粘
結性が得られ、また溶融処理の際に添加された無機炭酸
塩が充填材として機能する点でも相違している。
−に記のようにしてアスファルトフオームを溶融処理し
た後、この溶融液中にポリスチレン樹脂を添加し、充分
に攪拌混合して溶解させることにより混合溶融液を調製
する。その際、アスファルト溶融液は80℃以上の温度
に加熱しておく。この温度はポリスチレン樹脂を溶解さ
せるために必要な温度であり、より好ましくは120’
c!−160°Cとするのが望ましい。また、添加する
ポリスチレン樹脂としては未使用のポリスチリン樹脂材
料以外にも、例えば使用済みの発泡スチロール製魚箱等
のポリスチレン樹脂製品廃棄物を用いることができる。
なお、本発明においてポリスチレン樹脂の添加量をアス
ファルト100重量部に対して5.0〜50重量部とし
たのは、5.0重量部未満では所期の目的を達成するこ
とができず、また50重量部よりも多いとポリスチレン
樹脂の性質が勝るため目地材や止木材等に適さないから
である。
上記のようにしてポリスチレン樹脂を含むアスファルト
の混合溶融液を調製したら、これを任意形状の空間内に
注入して冷却固化させる。この場合、所定形状の鋳型内
に注入して成形してもよく、また施工箇所に設けた木枠
等の中に直接注入して成形してもよい。何れの場合にも
、アスファルトの溶融混合液を自然冷却または強制冷却
した後に脱型することにより、所望の形状を有するアス
ファルトボードが得られる。
こうして製造されたアスファルトボードは、従来の製造
方法で得られるものと異なり、アスファルトフオーム溶
融液中に含まれていたウレタン分解成分および溶融液中
に混合されたポリスチレン樹脂が内部で固結してアスフ
ァルト母体を強固に結合し、補強効果が付与されている
。このため高温における保形性が改善され、真夏時の輸
送や在庫に際しても変形を防止することができる。また
、使用時の特性として要求される弾性および硬さについ
ても、ポリスチレン樹脂の補強効果により大幅に向上さ
せることができる。
〔発明の実施例〕
以下に本発明の一実施例を説明する。
(1)アスファルトフオームの製造 ブローンアスファルト50重量部、水50重量部および
界面活性剤としてアルキル硫酸ナトリウム0.3重量部
をホモジェナイザー(混合分散機)で均一に混合分散さ
せて水性アスファルトエマルジョンを得た。
これとは別に、エチレンオキサイド含有率60%のポリ
エーテルポリオール(分子量3000.3官能)と、ト
リレンジイソシアネートとを撹拌しながら85℃で4時
間反応させ、遊離イソシアネート基9.5%のウレタン
プレポリマーを得た。
次いで、上記得られた水性アスファルトエマルジョン1
00重量部に対して、−に記つレタンプレポリマー30
重量部を混合して発泡させ、比重0.15のアスファル
トフオームを得た。
(2)アスファルトフオームの溶融処理上記で製造され
たアスファルトフオームを打抜き加工する際に形成され
た打抜き屑を粉砕機にて細片化し、その200gをステ
ンレス容器内に計量した。これに炭酸カルシウム20g
とアスファル) 100gとを加え、220℃に加熱撹
拌したところ、アスファルトフオームが液状に溶融した
温度を220℃に維持しながら更に少しずつアスファル
トフオームの細片を加え、何等支障なく合計1000g
のアスファルトフオームを溶解した。
こうして得られた溶融液は、常温に冷却することにより
容易に固化した。
(3)含浸混合液の調製・(ポリスチレン樹脂の添加溶
融) 上記のようにして溶融処理されたアスファルトフオーム
の溶融物を浸漬槽中で170℃に加熱しておき、該溶融
液浴中に細片化された使用済みのポリスチレン樹脂製魚
箱を添加し、溶融混合させた。添加量はアスファルト溶
融物100重量部に対して魚箱20重量部とした。
(4)アスファルトボードの製造 上記溶融混合液を1o00+uaX1000mmX10
ma+の角形モールドに注入し、冷却固化させた後に脱
型してアスファルトボードを得た。こうして製造された
アスファルトボードは、曲げ強度が強く、高温における
保形性にも優れていた。
〔発明の効果〕
以上詳述したように、本発明によれば出願人が先に提案
した方法で製造されたアスファルトフオームの加工裁断
屑や不良品の有効利用を図れるのみならず、保形性、弾
性および強度等において従来よりも格段に優れたアスフ
ァルトボードを製造できる等、顕著な効果が得られるも
のである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. エチレンオキサイド含有率15%以上のポリエーテルポ
    リオールと有機イソシアネートとの反応で生成したウレ
    タンプレポリマーをアスファルトの水性エマルジョン中
    に添加混合して発泡させることにより得られたアスファ
    ルトフォームに対し、無機炭酸塩および必要に応じアス
    ファルトを添加して加熱攪拌することにより溶融液とし
    、80℃以上の温度に維持された該溶融液100重量部
    に対して5.0〜50重量部のポリスチレン樹脂を添加
    混合して溶解させた後、この混合溶融液を任意形状の空
    間内に注入し、冷却固化させることを特徴とするアスフ
    ァルトボードの製造方法。
JP60014691A 1985-01-29 1985-01-29 アスフアルトボ−ドの製造方法 Granted JPS61174260A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000022021A1 (fr) * 1998-10-13 2000-04-20 Mitsui Chemicals, Incorporated Composition de liant et procede de fabrication d'un panneau par utilisation de cette composition de liant

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000022021A1 (fr) * 1998-10-13 2000-04-20 Mitsui Chemicals, Incorporated Composition de liant et procede de fabrication d'un panneau par utilisation de cette composition de liant
US6420034B1 (en) 1998-10-13 2002-07-16 Mitsui Chemicals, Inc. Binder composition and process for manufacturing board by using the binder composition

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JPH0130865B2 (ja) 1989-06-22

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