JPS61213223A - 改質ポリオレフイン系樹脂の製造方法 - Google Patents

改質ポリオレフイン系樹脂の製造方法

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JPS61213223A
JPS61213223A JP60056900A JP5690085A JPS61213223A JP S61213223 A JPS61213223 A JP S61213223A JP 60056900 A JP60056900 A JP 60056900A JP 5690085 A JP5690085 A JP 5690085A JP S61213223 A JPS61213223 A JP S61213223A
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JP
Japan
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asphalt
mixture
polyolefin resin
foam
resin
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP60056900A
Other languages
English (en)
Inventor
Sadao Kumasaka
貞男 熊坂
Tamaki Kamanaka
鎌中 環
Shigeo Horikoshi
堀越 成夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Human Industry Corp
Original Assignee
Human Industry Corp
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Publication date
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  • Processes Of Treating Macromolecular Substances (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は合成樹脂の改質に関し、特に出願人が4−ζ塩
宏1.+7スフ、ルト74−もの切斜回6虐形不良品を
改質材に用いた改質ポリオレフィン樹脂の製造方法に係
る。
〔発明の技術的背景〕
ポリオレフィン系樹脂とは通常ポリエチレン。
ポリプロピレン、ポリスチレン、ETA (エチレン/
酢酸ビニル共重合体)等の極性置換基をもたないビニル
系重合体をいう、これらポリオレフィン系樹脂は一般に
低比重で強度が大きく、また吸水性が低く耐薬品性にも
優れるため、パツキン。
止木材、H型鋼保護材等として広く用いられている。
他方、アスファルトフオームはアスファルトの撥水性と
発泡体の復元力を備えたもので、連続気泡を有するウレ
タンフオームに溶融アスファルトあるいはアスファルト
エマルジョンを含浸させたものの外、本願の出願人が先
に提案した製造方法(特願昭57−125373号)で
得られたものが知られている。この出願人の提案になる
製造方法は、アスファルトの水性エマルジ、ンに、エチ
レンオキサイド含有率15%以上のポリエーテルポリオ
ールと有機イソシアネートとを反応させて得らたウレタ
ンプレポリマーを添加混合して発泡させることによりア
スファルトフオームを製造するものである。この方法で
得られるアスファルトフオームは、前記含浸法の場合と
異なり、アスファルト粒子が全体に均一に分散されるた
め均一な品質が得られ、且つアスファルト自体がフオー
ム基体を構成しているためアスファルト粒子がフオーム
基体から分離して品質の劣化を生じることがないという
優れた特長を有している。
〔背景技術の問題点〕
上記ポリオレフィン系樹脂は硬度が大きいという特徴を
も有しており、この特性は長所であると同時に、例えば
パツキン等のように弾力性が要求される用途においては
むしろ短所でもある。また、吸水性が小さいとはいって
も長期間の使用では吸水膨潤による劣化も無視し得ない
問題を有している。
一方、出願人の提案になる上記の製造方法で得られたア
スファルトフオームは、これを目地材や自動車用のフロ
ア−材等の具体的な用途に使用する場合、一般的には大
きなブロック状に発泡成形されたアスファルトフオーム
を適当な厚さのシート状にスライスして用いられ、場合
によってはこれを更に各種の形状にカットしたり、打抜
き加工して用いられる。このため最終的な製品とするま
でに多量の加工裁断屑が発生し、またアスファルトフオ
ームブロックの上皮や下皮等のように表面性状が不良な
ものや、発泡成形時に発生する不良品等、製品にはなし
得ない不良品がかなりの量に達する。このため、これら
の裁断屑や不良品等を有効利用する方法が検討課題とし
て提起されるに至っている。
〔発明の目的〕
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、先に出願人
が提案した方法で製造されたアスファルトフオームの裁
断屑や不良品等の有効利用を図る方策の一環として、こ
れを改質材に用いることにより吸水性が小さいポリオレ
フィン系樹脂に更に撥水性を付与し、且つ一定程度の弾
力性をも付与した改質ポリオレフィン系樹脂の製造方法
を提供するものである・ 〔発明の概要〕 本発明による改質ポリオレフィン系樹脂の製造方法は、
ポリオレフィン系樹脂100重量部に対し、エチレンオ
キサイド含有率15%以上のポリエーテルポリオールと
有機インシアネートとの反応で生成したウレタンプレポ
リマーをアスファルトの水性エマルジョン中に添加混合
して発泡させたアスファルトフオームに、無機炭酸塩お
よび必要に応じアスファルトを添加して加熱攪拌するこ
とにより得たアスファルトを主成分とした溶融物20〜
70重量部、必要に応じて架橋剤、充填剤を加えて加熱
混練し、これをペレット状、シート状、粒状等の所望の
形状に成形することを特徴とするものである。
本発明におけるポリオレフィン系樹脂としては殆ど全て
のポリオレフィン系樹脂を用いることができるが、混線
後の成形性の点でEVA、ポリエチレン、ポリスチレン
、またはこれらの混合物が好ましい。
上記の通り、本発明ではポリオレフィン樹脂の改質材と
して特願昭57−125373号の方法で得られたアス
ファルトフオームの溶融処理物を用いている。
そこで、まずアスファルトフォームの溶融工程について
、説明すると、本発明におけるこの工程は出願人が特願
昭59−200668号として先に提案した方法が採用
されている。この方法の最大の特徴は、アスファルトフ
オームを加熱溶融するに際して炭酸カルシウム、炭酸ナ
トリウム、炭酸マグネシウム、炭酸バリウム等の無機炭
酸塩を添加して一緒に加熱することである。その添加比
率はアスファルトフオーム100重量部に対して炭酸塩
0.5〜20重量部重量部上く、これによりアスファル
トフオームの溶融に要する加熱時間□を略1/2に短縮
でることが明らかになった。
なお、アスファルトフオームは細片化(チップ化)して
使用するのが好ましく、また加熱温度はアスファルトフ
オームの密度や大きさにより異なるが、170℃〜27
0℃程度でよい。
また、前記の無機炭酸塩と共にアスファルト(天然アス
ファルト、ブローン或いはストレートアスファルトの何
れでもよい)を添加すれば更に良好な結果が得られる。
このアスファルトの添加比率はアスファルトフオーム1
00重量部に対して10〜100重量部とするのがよい
こうして得られた溶融物は約70℃以上の加温状態では
液体であるが、常温付近の温度では固化し、略アスファ
ルトと同様の性状を有している。
但し、上記の溶融物中にはウレタン分解成分も含まれて
いるから通常のアスファルトに比較して優れた弾性や粘
結性が得られ、また溶融処理の際に添加された無機炭酸
塩が充填材として機能する点でも相違している。
次に、上記のようにして得られたアスファルトを主成分
とする溶融物を改質材として本発明を実施するに際して
は、ロール、ニーダ或いは押出し機等の公知の混線機を
用いることにより、前記ポリオレフィ系樹脂中にアスフ
ァルトを所定の比率で混練すればよい、このときの混練
り温度は樹脂の種類によって異なるが、一般には80℃
〜130℃程度でよい、こうしてアスファルトの混練り
を終了したら、通常の成形法によりペレット状、シート
状等の所望の材料形態に成形すればよい、なお、本発明
において改質材の添加量をポリオレフィン系樹脂100
重量部に対して20〜70重量部としたのは、20重1
部以下では所期の効果が得られないためであり、70重
量部以上の場合は弾力性および剛性がなくなってくるか
らである。
上記本発明の方法により製造された改質ポリオレフィン
系樹脂は、混練されたアスファルト特有の撥水性が付与
されているため吸水性が従来のポリオレフィン樹脂に比
較して更に小さく、優れた耐水性を有している。また、
ある程度の弾力性をも示すようになる。従って本発明に
より得られる改質ポリオレフィン系樹脂は、従来のポリ
オレフィン系樹脂の用途のうち特にパツキン、止木材、
H型鋼保護材、或いはグランド基板等のように耐水性や
一定の弾力性が要求される用途に用いて極めて効果的且
つ有用である。
〔発明の実施例〕
以下に本発明の詳細な説明する。
(1)アスファルトフオームの製造 ブローンアスファルト50重量部、水50重量部および
界面活性剤としてアルキル硫酸ナトリウム0.3重量部
をホモジェナイザ−(混合分散機)で均一に混合分散さ
せて水性アスファルトエマルジョンを得た。
これとは別に、エチレンオキサイド含有率60%のポリ
エーテルポリオール(分子量3000.3官能)と、ト
リレンジイソシアネートとを攪拌しながら85℃で4時
間反応させ、遊離イソシアネート基9.5%のウレタン
プレポリマーを得た。
次いで、上記得られた水性アスファルトエマルジョン1
00重量部に対して、上記ウレタンプレポリマー30重
量部を混合して発泡させ、比重n  ICM ? −?
 −p −++、 L、 M −Il、 L fli 
4(2)アスファルトフオームの溶融処理上記で製造さ
れたアスファルトフオームを打抜き加工する際に形成さ
れた打抜き屑を粉砕機にて細片化し、その200gをス
テンレス容器内に計量した。これに炭酸カルシウム20
gと7スフアル)100gとを加え、220℃に加熱攪
拌したところ、アスファルトフオームが液状に溶融した
温度を220℃に維持しながら更に少しずつアスファル
トフオームの細片を加え、何等支障なく合計1000g
のアスファルトフオームを溶解した。
こうして得られた溶融液は、常温に冷却することにより
容易に固化した。
(3)改質ポリオレフィン系樹脂の製造エチレン/酢酸
ビニル共重合体  40  重量部ステアリン酸   
        Q、l  tt炭酸カルシウム   
      20   tt上記−の原料を80℃のロ
ールにて10分間混練りした後、押出機にかけてペレタ
イザーによりペレット状の改質EVA樹脂を得た。
このペレットを型に入れ、140℃にて2分間プレスし
たところ、柔軟性のあるシートが得られた。
〔発明の効果〕
以上詳述したように、本発明によれば先に出願人が提案
した方法で製造されたアスファルトフオームの加工裁断
屑や不良品の有効利用を図れるのみならず、吸水性が小
さいポリオレフィン系樹脂に更に撥水性を付与し、且つ
一定程度の弾力性をも付与した改質ポリオレフィン系樹
脂を製造できる等、顕著な効果が得られるものである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ポリオレフィン系樹脂100重量部に対し、エチレンオ
    キサイド含有率15%以上のポリエーテルポリオールと
    有機イソシアネートとの反応で生成したウレタンプレポ
    リマーをアスファルトの水性エマルジョン中に添加混合
    して発泡させたアスファルトフォームに、無機炭酸塩お
    よび必要に応じアスファルトを添加して加熱攪拌するこ
    とにより得たアスファルトを主成分とした溶融物20〜
    70重量部、必要に応じて架橋剤、充填剤を加えて加熱
    混練し、これをペレット状、シート状、粒状等の所望の
    形状に成形することを特徴とする改質ポリオレフィン系
    樹脂の製造方法。
JP60056900A 1985-03-20 1985-03-20 改質ポリオレフイン系樹脂の製造方法 Pending JPS61213223A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
RU2648097C1 (ru) * 2017-04-03 2018-03-22 Алексей Георгиевич Лысенко Способ получения полимерно-битумного вяжущего на основе вспененного полиуретана
WO2021199861A1 (ja) * 2020-03-31 2021-10-07 富士フイルム株式会社 アスファルト混合物、アスファルト混合物の製造方法、舗装方法、硬化物、及び硬化物の製造方法

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