JPS61174111A - 無定形アルミノケイ酸塩の製造方法 - Google Patents

無定形アルミノケイ酸塩の製造方法

Info

Publication number
JPS61174111A
JPS61174111A JP1163886A JP1163886A JPS61174111A JP S61174111 A JPS61174111 A JP S61174111A JP 1163886 A JP1163886 A JP 1163886A JP 1163886 A JP1163886 A JP 1163886A JP S61174111 A JPS61174111 A JP S61174111A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
alkali metal
amorphous aluminosilicate
oil absorption
aluminate
silicate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP1163886A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0553728B2 (ja
Inventor
Shozo Otsu
大津 昌三
Tetsuo Fushino
伏野 哲夫
Masami Hirano
平野 雅美
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Taki Chemical Co Ltd
Original Assignee
Taki Chemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Taki Chemical Co Ltd filed Critical Taki Chemical Co Ltd
Priority to JP1163886A priority Critical patent/JPS61174111A/ja
Publication of JPS61174111A publication Critical patent/JPS61174111A/ja
Publication of JPH0553728B2 publication Critical patent/JPH0553728B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Solid-Sorbent Or Filter-Aiding Compositions (AREA)
  • Silicates, Zeolites, And Molecular Sieves (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、無定形アルミノケイ酸塩の製造方法に関し、
殊に、一般にホワイトカーボンと称されている無定形シ
リカとゼオフィトとの物理化学的性質を兼備した無定形
アルミノケイ酸塩の新規な製造方法に関する。
現在、無水ケイ酸、含水ケイ酸等の無定形シリカは、そ
の高構造性のため、高吸油性であり、大きな比表面積を
有しているので、その特性を利用して、ゴム用充填剤、
製紙用サイズ剤をはじめとして、農薬用、塗料用等多く
の用途が開発されている。 しかしながら、この種の無
定形シリカは、イオン交換能がないため、例えば、これ
を農薬用乳剤の沈降防止剤、粘度調整剤として用いた場
合、使用時に水で希釈すると乳化安定性が低下するので
好ましくない。 一方、ゼオライトと称されている結晶
性アルミノケイ酸塩は、高いイオン交換特性を有し、現
在、合成洗剤用ビルダーをはじめとして、触媒、吸着剤
等の方面に多用されているが、吸油量が高々60−/I
 00 f程度であり、高吸油性が要求される用途には
使用できない。
又、最近、[ゼオレックス(zeolex)等の商標名
で市販されている無定形7〜ミノケイ酸ナトリウム微粉
末は、無定形シリカと同分野に適用されているが、吸油
量は120〜+ 50 、$I 00f程度であり、且
つ、イオン交換能も低いものである。
本発明は、従来にない高吸油量で、且つ大きなイオン交
換能の特性をもつ新規な無定形アルミノケイ酸塩を提供
することを目的とし、殊に、吸油量200d、AOO,
7以上、且つ陽イオン交換容量は各種ゼオライトと同等
程度の物性を有する無定形アルミノケイ酸塩の製法を提
供することを目的とするものである。
無定形アルミノケイ酸塩は、一般式Mho・klm O
−2,3〜5,2 Sin、 −XH,O(但し、Mは
アルカリ金属を示す。)で示されるが、この無定形アル
ミノケイ酸塩の製造方法については、従来から種々検討
されている。
例えば、特開昭52−58099号 公報記載の方法は
、ケイ酸アルカリ金属塩の水溶液中に、アルミン酸アル
カリ金属塩の水溶液を添加、混合し、該反応系のPHを
10.5以上に保つことにより、吸油量75d7100
9以上、Oa交換容量200’9 Ca0O,73F以
上の物性をもつ無定形アルミノケイ酸塩を製造する方法
を開示している。 しかしながら、この方法の如く、ケ
イ酸アルカリ金属塩の水溶液にアルミン酸アルカリ金属
塩の水溶液を添加する方法では、高い吸油量、即ち、2
00d/1001;1以上の物性をもつ無定形アルミノ
ケイ酸塩は製造できない。 また、特開昭55−162
418号公報記載の方法は、アルミン酸アルカリ水溶液
及びケイ酸アルカリ水溶液を連続的に反応系に供給し、
イオン交換能に優れた粒子径の比較的大なる無定形アル
ミノケイ酸塩を製造する方法を開示している。 この方
法によれば粒子径が大きく、濾過、洗浄の容易な無定形
アルミノケイ酸塩が得られるが、反応系の全MsO濃度
が高いために、本発明の目的の一つである高い吸油量を
もつ無定形アルミノケイ酸塩を得ることは難しい。
本発明者らは、前記したように、吸油量が高く、且つゼ
オライトに匹敵するイオン交換特性を有する無定形アル
ミノケイ酸塩な製造すべく、種々検討を加えた結果、以
下に記載の如く、ある特定条件下で、アルミン酸アルカ
リ金属塩溶液とケイ酸アルカリ金属塩とを反応させるこ
とにより、前掲の目的とする無定形アルミノケイ酸塩を
得ることができることを見い出し、本発明を完成したも
のである。
即ち、本発明は反応系のMsO濃度(但し、Mはアルカ
リ金属を示す。)が2.5重量%以下となるようにケイ
酸アルカリ金属塩溶液をアルミン酸アルカリ金属塩溶液
に添加することからなる無定形アルミノケイ酸塩の製造
方法に関する。
本発明に用いる原料に関して述べれば、アルミン酸アル
カリ金属塩溶液とケイ酸アルカリ金属塩溶液であり、本
発明において、アルカリ金属とは、ナトリウム、カリウ
ム及びリチウム等の周期律表第1a族に属するものを云
い、前者に関しては、アルミン酸ナトリウム、フルミン
酸カリウム及びアルミン酸リチウム等ヲ例示することが
でき、一方後者に関しては、ケイ酸ナトリウム、ケイ酸
カリウム及びケイ酸リチウム等を例示することができる
。 これらは、必要に応じて苛性アルカリ及び水を用い
て、適宜のモル比及び濃度に調整して用いることができ
る。
本発明について更に述べれば、本発明は、希薄7μミン
酸ア〜カリ金属塩溶液にケイ酸アルカリ金属塩溶液を添
加して高吸油性で、且つ陽イオン交換容量の高い物性を
有する無定形アルミノケイ酸塩を製造する方法である。
本発明に用いるアルミン酸アルカリ金属塩溶液に関して
は、hlmos / MtO−e /l/比0.15〜
1.0テあり、好ましくは0.15〜0.63の範囲が
溶液の安定性から望ましく、その濃度に関しては、M、
0濃度2.5%以下、好ましくは2.0%以下のものが
物性上望ましい。 このような濃度及び組成の調整は、
反応槽にあらかじめ水を導入し、これに高濃度のアルミ
ン酸アルカリ金属塩溶液及び苛性アルカリを加えること
により行うことができる。 又、あらかじめ、上記の如
く調整されたアルミン酸7μカリ金属塩溶液を使用して
もよい。 一方、ケイ酸アルカリ金属塩溶液に関しては
、S10□/M、0モル比1〜4のものを用いることが
でき、その濃度に関しては、特に限定されないが、通常
S10.濃度20%以下のものを用いることができる。
本発明の骨子は、反応系のMsO濃度が2.5重量%以
下となるようにケイ酸アルカリ金属塩溶液をアルミン酸
アルカリ金属塩溶液に添加することにある。
ところで、後記参考例に記載したように、反応系のMh
o濃度が2.5%以下となるようにケイ酸アルカリ金属
塩溶液にアルミン酸アルカリ金属塩溶液を添加する方法
は、生成物の吸油量が高くならない。
今、本発明の効果を具体例をもって示せば次の通りであ
る。
具体例 内容量51!の反応槽に第1表に示したアルミン酸す)
 IJウム溶液1.750yを仕込み、反応温度40℃
で、第1表に示したケイ酸ナトリウム溶液250yを 
8分間でホモミキサーにて攪拌しながら添加した。 添
加終了後40℃で60分間熟成し、次いで濾過、洗浄を
行ない、得られた湿潤ケーキを105℃で恒量になるま
で静置乾燥した。 その結果を第1表に示す。
第  1  表 ◆印は比較例を示す。
1)強熱減量の測定方法・・・・・・乾燥した白金ルツ
ボを800℃1時間空焼きし、デシケータ−中で放冷し
て、その重量を測る(BY)。
試料1〜3yを白金ルツボに入れ、秤量する(BS)。
 次いで、試料の入った白金〜ツボを800℃で1時間
強熱し、デシケータ−中で放冷し、その重量を秤量する
(SW)強熱減量(%)は次式より求めた。
BS  −SW %劇    ×100 5−BW 2)吸油量の測定方法・・・・・・試料1yを秤量し、
ガラス板上にとり、これにアマニ油をビニ−レットを用
いて少量づつ加えながら、ステンレス製ヘラでよくねり
、試料が一塊となったときのアマニ油添加量を求める。
尚、吸油量は試料100yに要する油量に換算し、その
d数で表示する。
5)  Ca交換容量の測定方法・・・・・・10〇−
容三角フラスコに塩化力〃シウム溶液(121,700
#cacom/z)20 dを採り、無水物(強熱減量
から計算)として1、oayの試料を加えて、25℃で
15分間振とう攪拌し、次いでこれをミリポアフィルタ
−(o、a、s p )により濾過し、F液中の(aを
EDTA溶液で滴定し、Ca交換容量を求めた。
第1表から明らかなように、反応系のMsO濃度が2.
5%以下の条件下において、高吸油性で、且つ高Ca交
換容量の無定形ア、+17ミノケイ酸塩を得ることがで
きる。 又、上記反応系のM、0濃度が2.5%以下の
条件下では、反応系の810゜/ A40sモル比が低
い程、高吸油性の無定形アルミノケイ酸塩を得ることが
できる。
ところで、反応、熟成後、析出した微粉末は、濾過する
ことにより母液と分離し、必要に応じて、母液は濃縮し
て循環使用することができる。
次いで分離した微粉末は水洗して、遊離のアルカリ金属
塩を除去し、その後乾燥し、粉砕し、目的の粒度を有す
る生成物を得ることができる。
乾燥方法に関しては、静置乾燥、噴霧乾燥、凍結乾燥等
各種の方法で行うことができる。しかしながら、前述の
如く、乾燥度合によりCa交換容量が変化するので、留
意する必要がある。
また、用途によっては乾燥することなく用いることもで
きる。
本発明によって得られた無定形アルミノケイ酸塩は、高
吸油性で、且つ陽イオン交換容量が高いので、農薬用を
はじめとして、塗料用、紙用、歯磨用及び洗剤用ガス、
芳香性物質の吸着剤等に用いることができる。
以下、本発明の実施例を掲げて更に説明する。
実施例1 内容量61の反応槽にアルミン酸ナトリウム溶液(A4
0g 144%、 Na、0179%、 A40*/N
a*0モル比a、aq ) +7so yを仕込み、反
応温度35℃でケイ酸ナトリウム溶液(5ins 12
.00%、Na*Og、9g%、 Sin、/Nano
モル比115)2502を10分間でホモミキサーにて
攪拌しながら添加した。 (反応系のNa、02.06
%)添加終了後、35℃で35分間熟成し、次いで濾過
して母液を分離し、続いて湿潤ケーキを15分間リパル
プ洗浄し、湿潤ケーキ3+5.5yを得た。
得られた湿潤ケーキを105℃で静置乾燥し、粉砕して
無定形アルミノケイ酸ナトリウム微粉末(強熱減量21
.87%、 Nano + 6r85%、AA0゜23
.20%、S10□!i9.62%)72.1yを得た
この微粉末は吸油量205d/jQOf、(a交換容量
222 WIgOa COs/ f及び平均粒子径60
戸の物性を有する。
参考例 内容量31の反応槽にケイ酸ナトリウム溶液(Si0.
3.00%+ Nano O,99%、 310x /
Nano モル比3.15)+000yを仕込み、反応
温度40℃でアルミン酸ナトリウム溶液(A 40m 
2.55%。
Na5O&+5%* A 1xos / N agoモ
ル比0.49 ) +0002を20分間でホモミキサ
ーにて攪拌しながら添加した。  (反応系のN ag
o 2.07%)添加終了後、40℃で25分間熟成し
、次いで、濾過して母液を分離し、続いて湿潤ケーキを
15分間リパルプ洗浄し、湿潤ケーキ417,5 fを
得た。
得られた湿潤ケーキを105℃で静置乾燥し、粉砕して
無定形アルミノケイ酸ナトリウム微粉末(強熱減量15
95%、 Nano + 6.65%、 A1mos2
4.06%、Sin、43.50%)65.Ofを得た
この微粉末は吸油量+ao−/1ooy、Oa交換容量
+ 75 ’I Ca0O+79及び平均粒子径466
1の物性を有する。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 反応系のMsO濃度(但し、Mはアルカリ金属を示す。 )が2.5重量%以下となるようにケイ酸アルカリ金属
    塩溶液をアルミン酸アルカリ金属塩溶液に添加すること
    からなる無定形アルミノケイ酸塩の製造方法。
JP1163886A 1986-01-21 1986-01-21 無定形アルミノケイ酸塩の製造方法 Granted JPS61174111A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1163886A JPS61174111A (ja) 1986-01-21 1986-01-21 無定形アルミノケイ酸塩の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1163886A JPS61174111A (ja) 1986-01-21 1986-01-21 無定形アルミノケイ酸塩の製造方法

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3997582A Division JPS58156527A (ja) 1982-03-12 1982-03-12 無定形アルミノケイ酸塩の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61174111A true JPS61174111A (ja) 1986-08-05
JPH0553728B2 JPH0553728B2 (ja) 1993-08-10

Family

ID=11783483

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1163886A Granted JPS61174111A (ja) 1986-01-21 1986-01-21 無定形アルミノケイ酸塩の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS61174111A (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5012381A (ja) * 1973-04-13 1975-02-07
JPS5258099A (en) * 1974-11-08 1977-05-13 Jiee Emu Fuubaa Corp Process for preparing ionnexchanging amorphus sodium aluminosilicate fine particle
JPS58156527A (ja) * 1982-03-12 1983-09-17 Taki Chem Co Ltd 無定形アルミノケイ酸塩の製造方法

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5012381A (ja) * 1973-04-13 1975-02-07
JPS5258099A (en) * 1974-11-08 1977-05-13 Jiee Emu Fuubaa Corp Process for preparing ionnexchanging amorphus sodium aluminosilicate fine particle
JPS58156527A (ja) * 1982-03-12 1983-09-17 Taki Chem Co Ltd 無定形アルミノケイ酸塩の製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0553728B2 (ja) 1993-08-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0565364B1 (en) Aluminosilicates
SE430245B (sv) Forfarande for framstellning av ett kristallint natriumaluminium silikat av typen 4a
US4749676A (en) Process for the preparation of a crystalline, swellable sheet silicate of the saponite type
JPH08508003A (ja) 微細な粒子状のゼオライト型アルカリ金属アルミニウムシリケートの製造方法
EP0697010B1 (en) Aluminosilicates
JPH1171108A (ja) 合成ケイ酸マグネシウム
JPH0542366B2 (ja)
JPH0239446B2 (ja)
AU673474B2 (en) Amorphous aluminosilicate and process for producing the same
EP1961862B1 (de) Papierherstellung mit modifizierten Kieselsolen als Mikropartikel
JPS61174111A (ja) 無定形アルミノケイ酸塩の製造方法
EP0097512B1 (en) Aluminosilicates
GB2041902A (en) Synthetic zeolites
KR100474022B1 (ko) 알루미노실리케이트
JPS58156527A (ja) 無定形アルミノケイ酸塩の製造方法
JPH0764550B2 (ja) アモルフアスアルミノシリケ−トの製造方法
JPH064484B2 (ja) アモルフアスアルミノシリケ−トの製造方法
JP3760487B2 (ja) 金属イオン交換体の製造方法
US4339418A (en) Process for the production of zeolite A
JPS593933B2 (ja) 安定なゼオライトの水性懸濁液の製造方法
IE40516L (en) Cation exchanging aluminium silicates
JPH075290B2 (ja) アモルフアスアルミノシリケ−トの製造方法
JPH04202009A (ja) 結晶性層状珪酸の金属置換体及びその製造方法
JP3308309B2 (ja) アモルファスアルミノシリケートの製造方法
PL142459B1 (en) Method of obtaining amorphous aluminium silicates