JPS61173445A - ウエハの真空処理装置 - Google Patents

ウエハの真空処理装置

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JPS61173445A
JPS61173445A JP60014043A JP1404385A JPS61173445A JP S61173445 A JPS61173445 A JP S61173445A JP 60014043 A JP60014043 A JP 60014043A JP 1404385 A JP1404385 A JP 1404385A JP S61173445 A JPS61173445 A JP S61173445A
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cassette
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ion implantation
processing chamber
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [技術分野] 本発明は、イオン注入装置の真空処理室においてウェハ
にイオン注入を行なうためのウェハ搬送装置に関する。
[従来技術とその問題点] イオン注入装置には、周知の如く、ウェハを大気中から
予備真空室を介して真空処理室に搬入し、イオン注入後
にウェハを再び予備真空室を介して大気中に搬出するウ
ェハ搬送装置が設けられている。
この種のウェハ搬送装置として、従来から、ウェハの自
重を利用する装置が知られている。この従来装置は、大
気中から予備真空室を介して真空処理室に至るウェハの
傾斜案内手段と、更にこの真空処理室から別の予備真空
室を介して大気中に至る別の傾斜案内手段とを有し、ウ
ェハの自重を利用し、ウェハを前記傾斜案内手段を用い
て順次下方に移動させ、イオン注入処理を行なうもので
ある。
上述の従来例は、ウェハ搬送用の駆動装置が不要という
利点を有するが、次の如き問題がある。
即ち、ホトレジスト層を設けたウェハの場合には、(a
)搬送途中でひっかかりを生じて作業の一時中断を招い
たり、(b)ストッパによりウェハを停止させる際、ウ
ェハ端部に付着したレジスト層及びウェハ端部自体が破
壊して所謂パーティクル(塵)発生の原因となっていた
。更に、ウェハにホトレジスト層を設けない場合であっ
ても、上記(a)の問題を完全に除去できず、更に上記
(b)と同様にウェハ端部自体の損傷によるパーティク
ル発生が問題となっていた。
更に、従来の装置は、ウェハ・カセットから順次イオン
注入部に搬入されたウェハは、イオン注入後、別のウェ
ハ・カセットに収納されるため、ウェハ管理、即ち、生
産管理上程々の不都合があった。
[発明の目的] 本出願に係る発明の目的は、上述の従来例の欠点を除去
したイオン注入装置のウェハ搬送装置を提供することで
ある。
本出願に係る第1発明は、予備真空室から真空処理室に
搬入されたウェハを、同期して動作する2個の駆動手段
を用いて挟持搬送することによリ、上述の目的を達成す
るイオン注入装置のウェハ搬送装置に関する。
更に、本出願に係る第2の発明は、上述の第1発明の特
徴の外に、新規なウェハ搬送システムにより、ウェハ争
カセットから順次取り出したウェハを、イオン注入後、
同一のウェハ・カセットに収納すると共に、塵発生の虞
が極めて少ないイオン注入装置のウェハ搬送装置に関す
る。
[発明の概要] 本願発明は、真空処理室においてウェハにイオンを注入
する装置に関し、第1及び第2予備真空室と、前記真空
処理室の第1所定位置と前記第1予備真空室との間でウ
ェハの移動に関与する第1ウェハ移動手段と、前記真空
処理室の第2所定位置と前記第2予備真空室との間でウ
ェハの移動に関与する第2ウェハ移動手段と、前記真空
処理室の内部においてウェハを挟持して搬送するウェハ
挟持搬送手段とを有し、該ウェハ挟持搬送手段は、前記
第1所定位置とイオン注入部の間、及び該イオン注入部
と前記第2所定位置の間とで、ウェハを挟持して搬送す
るイオン注入装置のウェハ搬送装置に関する。
更に、本願発明は、複数のウェハを収納したウニへ〇カ
セットから順次ウェハを取り出し、真空処理室において
ウェハにイオンを注入し、イオン注入済のウェハを順次
前記ウェハ・カセットに収納する装置に関し、(a)夫
々ウェハ・カセットを載置する少なくとも2個のウェハ
・カセット載置部と、(b)回転可能で且つ進退自在の
ウェハ保持部を有し、回転及び進退運動によりウェハの
授受を行なう第1及び第2ウェハ転送手段と、(c)回
転部を有し、該第1又は第2ウェハ転送手段から受けた
ウェハの位置を調整するウェハ・アライメント手段と、
(d)前記第1及び第2ウェハ転送手段と夫々ウェハの
授受を行なう第1及び第2の予備真空室と、(e)前記
真空処理室の第1所定位置と前記第1予備真空室との間
のウェハの移動に関与する第1のウェハ移動手段と、(
f)前記真空処理室の第2所定位置と前記$2の予備真
空室との間のウェハの移動に関与する第2のウェハ移動
手段と、(g)前記真空処理室の内部においてウェハを
挟持して搬送するウェハ挟持搬送手段とを具え、 前記第1ウェハ転送手段は、前記少なくとも2個のウェ
ハ・カセット載置部の一方に設けたウェハ・カセットと
、前記第1予備真空室と、前記ウェハ・アライメント手
段とでウェハ授受が可能であり、前記第2ウェハ転送手
段は、前記少なくとも2個のウェハ・カセット載置部の
他方に設けたウェハ争カセットと、前記第2予備真空室
と、前記ウェハ争アライメント手段とでウェハ授受が可
能であり、前記ウェハ挟持搬送手段は、前記第1所定位
置とイオン注入部の間、及び該イオン注入部と前記第2
所定位置の間とで、ウェハを挟持して搬送するイオン注
入装置のウェハ搬送装置に関する。
[実施例] 以下、添付の第1図乃至第4図を参照して本願発明の詳
細な説明する。尚、図面中、対応する個所には同一の参
照番号を付しである。
第1図は、真空処理室及び予備真空室の外部でのウェハ
搬送を説明するための概略斜視図である。尚、第1図に
おいて、Wはウェハを示す。
第1図に示す装置は、ウェハ・カセット1装置台10及
び12、昇降装置を内部に有する昇降装置部14及び1
6、ウェハ転送手段18及び20゜ウェハ・アライメン
ト手段22、予備真空室24及び26、内部に真空処理
室等を有するチャンバ28等から成る。
ウェハ・カセットa置台10には、ウェハーカセット1
1が置かれ、このカセットの内部には。
複数枚のウェハが収納されている。昇降装置部14に設
けた昇降装置は、ウェハ・カセット載置台10を昇降(
即ち、ウェハ・カセット11を昇降)させるためのもの
であり、この昇降装置及びウェハ転送手段18により、
所定の位置からウェハを取り出し、或いはイオン注入済
のウェハを所定位置に収納する。
尚、ウェハ・カセツ[67置台12にも、ウェハ・カセ
ツ、ト(図示せず)が置かれ、このウェハ・カセットの
内部にも複数枚のウェハが収納されている。上述の場合
と同様に、ウェハ・カセット載置台12は、昇降装置部
16の内部に設けた昇降装置により昇降する。この昇降
装置及びウェハ転送手段20により、ウェハ・カセット
の所定の位置からウェハを取り出し、或いはイオン注入
済のウェハをカセットの所定位置に収納する。
ウェハ転送手段18は、回転可能で且つ進退自在のウェ
ハ保持部40を有し、ウェハ・カセット11との間でウ
ェハの授受(即ち、カセットからのウェハの取出し及び
カセットへのウェハの収納)を行なう0例えば、ウェハ
・カセツ)11からウェハを取り出す場合には、ウェハ
保持部40を回転させて一方の端部をウェハ・カセット
llの方向に向けた後、ウェハ保持部40をウェハ・カ
セット11の方向に延ばす(或いは、ウェハ保持部40
を、回転と同時に前進させてもよい)。
尚、ウェハ・カセット11の内部のウェハを、ウェハ保
持部40に載せる際、昇降装置或いはウェハ保持部40
の動作を次のようにすることが必要である。即ち、ウェ
ハ保持部40の先端部がウェハーカセット11の内部に
延びる際、ウェハ保持部40の上面を所望のウェハの下
面より低くし、ウェハ保持部40が所定位置(ウェハを
載せる位置)にくると、昇降装置によりウェハ・カセッ
ト11を僅か下げるか、或いは、ウェハ保持部40を僅
か上げるようにする。後者の場合、即ち、ウェハ保持部
40を僅か上げる場合には、当然のことながら、ウェハ
転送手段18に適当な昇降手段を設ける必要がある。上
述の説明はウエハーカセツ)11からウェハを取り出す
動作であるが。
逆の操作、即ち、ウェハ命カセット11にウェハを収納
する場合には、逆の動作が必要である。
尚、ウェハ・カセット載置台12に設けたウェハ・カセ
ットと、ウェハ転送手段20(ウェハ保持部42を有す
る)とのウェハの授受は、上述の場合と同様なので、説
明を省略する。
ウェハ保持部40は、上述のウェハ拳カセット11との
ウェハの授受の外に、ウェハ・アライメント手段22及
び予備真空室24との間でもウェハの授受を行ない、一
方、ウェハ保持部42も、同様に、ウェハ・カセット載
置台12に設けたウェハ・カセット(図示せず)とのウ
ェハの授受の外に、ウェハ・アライメント手段22及び
他の予備真空室26との間でもウェハの授受を行なう。
ウェハ・アライメント手段22は、ウェハ転送手段18
又は20から受けたウェハのエツジを検出して、ウェハ
を所定位置とする手段であり、回転可能のウェハ載置台
(ウェハの下にある)、及びエツジ検出手段44(例え
ば、ホトセンサ対)を有する。ウェハ・アライメント手
段22において位置決めされたウェハは、ウェハ保持部
40又は42により、次のステップに移される。
尚、第1図において、予備真空室24は、外部(アウタ
ー)ゲート30により大気雰囲気と気密状態が維持され
、一方、他の予備真空室26は、外部ゲート32により
大気雰囲気と気密状態が維持される。第1図の参照番号
33及び34は、夫々予備真空室24及び26内部を予
備真空引きする際に使用するバルブ等を収納する国体で
あり。
参照番号35及び36は、夫々、予備真空室24及び2
6の上部に設けたのぞき窓(例えばガラス製)である、
尚、参照番号46及び47は夫々ウェハ保持部材40及
び42の前進・後退用の駆動装置であり、48及び49
は塵よけ用のカバーである。このカバーの上面はウェハ
保持部材40及び42の上面より低くなっている。
以下、第1図を参照して、真空処理室及び予備真空室の
外部(即ち、大気雰囲気中)でのウェハ搬送の一例を説
明する。
先ず、ウェハ會カセット11内のウェハは、総てイオン
注入前のウェハとする。昇降装置部14内の昇降装置は
、ウェハーカセット載置台10を上下方向に移動させ、
所望のウェハがウェハ転送手段18により搬出される位
置とする0次に、ウェハ保持部材40が回転して前進(
或いは回転且つ前進)シ、ウェハ・カセット11内の所
望のウェハを取り出す、尚、ウェハ保持部材40は、回
転する際、回転に支障のない位置になければならないこ
とは勿論である6次いで、ウェハ保持部材40は、後退
してウェア・アライメント手段22の方向に回転し、再
び前進してウェアψアライメント手段22にウェハを渡
す、その後、ウェハ保持部材40は、ウェハ・カセット
11から次のウェハを取り出す動作に移る。
ウェア・アライメント手段22は、回転可能のウェハ載
置台及びウェハ・エツジ検知手段44により、ウェハの
エツジを検出し、ウェハを所定位置とする0次に、別の
ウェハ転送手段20は、位置決めされたウェハをウェア
・アライメント手段22から受は取り、回転及び前進運
動により、ウェハを、外部ゲート32を介して、予備真
空室26に搬入する。
予備真空室26に搬入されたウェハは、後述するウェハ
搬送によりイオンが注入され、別の予備真空室24から
、外部ゲート30を介して、ウェハ転送手段18により
搬出される。ウェハ転送手段18により搬出されたウェ
ハは、既に説明した昇降装置の上下位置制御等により、
ウェハ・カセツ)11内部の所定位置(例えば元の位置
)に収納される。
上述したように、ウェハ転送手段18は、イオン注入前
のウェハをカセットllからウェハ・アライメント手段
22に転送すると共に、イオン注入済のウェハを予備真
空室24からカセット11に搬入する機能を有する。こ
の2つの動作を効率良く行なうためには、例えば、イオ
ン注入前のウェハをウェハ・アライメント手段22に渡
した後、ウェハ・カセット11に向う途中で、予備真空
室24からウェハを搬出してウェハ争カセット11に収
納した後、カセット11から次のウェハを取り出してウ
ェハ・アライメント手段22に渡し、以後この動作を繰
り返えせばよい、このように、ウェハφカセットll内
のウェハを順次搬入し、イオン注入後、再びカセツ)1
1に収納する。
カセット11内部の全部のウェハに対してイオン注入を
完了したら、次に、別のウニへ〇カセット載置台12に
設けたカセット(図示せず)内のウェハを、上述したと
同様に処理する。この間に、ウェハ・カセット載置台1
0に、新たなウェハ・カセットを設置するようにすれば
、イオン注入作業を円滑にすることができる。尚、ウェ
ハ・カセット載置台12に設けたカセットのウェハを処
理する場合には、ウェハ転送手段20が、上述したウェ
ハ転送手段18と同様の動作をすることは勿論である。
第2図は真空処理室50(チャンバ28(第1図)の内
部に存在する)でのウェハ搬送を説明するための概略平
面図であり、第3図は予備真空室24.26及び真空処
理室50でのウェハ搬送を説明するための概略断面図で
ある。一方、第4図は第3図の2個のウェハ移動手段が
共に上方に移動した様子を示す概略断面図である。
第2図及び第3図において、ウェハ挟持搬送手段52は
、左側方向(図面上)方向からウェハを保持する挟持部
材52Aと、右側方向(図面上)方向からウェハを保持
する挟持部材52Bとを有する0図示の如く、挟持部材
52Aは2木の腕52A−1及び52A−2を有し、一
方、他の挟持部材52Bも2本の腕52B−1及び52
B−2を有する。挟持部材52A及び52Bは、夫々、
同期して動作する駆動手段54及56(第3図)1例え
ば、ステッピング・モータ或いはブラシレスDC(直流
)モータ等、によりベルト等(図示せず)を介して駆動
される。腕52A−1,52A−2,52B−1及び5
2B−2は、夫々、第3図に示すように、略り字型の断
面を呈している。したがって、これらの腕は、ウェハを
挟持すると共にウェハを保持している。尚、これらの腕
の動きを適当に制御すれば、ウェハを挟持せず、単に保
持するようにすることも可能である。
ウェハ挟持搬送手段により、例えば、第2図の右側のウ
ェハWlを中央のイオン注入部に移送すると共に、中央
のウェハW2を左側に位置に移送する場合には、第2図
に示した挟持部材52A及び52Bは、夫々、左及び右
方向に僅かだけ移動してウェハW1及びW2を挟持する
6次に、挟持部材52A及び52Bは、左方向に移動し
、夫々、右及び左方向に僅かだLす移動して挟持してい
たウェハW1及びW2を開放する。このときの52A−
1及び52B−1の位置を破線で示す、逆の場合(左及
び中央位置にあるウェハを夫々中央及び右側位置に移送
する場合)も、上述の説明から容易に理解される。尚、
挟持部材52A及び52Bは、ウェハは搬送する際、僅
かだけ上方に移動した後、平行移動する。このように、
ウェハ挟持搬送手段52は1丁度シャトルの如き運動を
する。
ウェハWlは、第3図に示すように、ウェハ寸法に応じ
て交換可能のウェハ・プラテン60上に載置され、この
プラテン60は、予備真空室26と真空処理室50との
間の気密保持を目的とする(第4図参照)内部(インナ
ー)ゲート62の上に設けられている。内部ゲート62
は適当な昇降手段(油圧或いは空気圧装置)64及び制
御手段(図示せず)により昇降が制御される。上述の内
部ゲート62及び昇降手段64等は、ウェハ移動手段6
5を構成する。更に、第3図の左側には。
上述の構成と同様に、ウェハの寸法に応じて交換可能の
ウェハ・プラテン70、予備真空室24と真空処理室5
0との間の気密保持を目的とする内部ゲート72、この
内部ゲート72を上下に移動させる昇降手段(油圧或い
は空気圧装置)74が設けられている。内部ゲート72
及び昇降手段74等は、ウェハ移動手段75を構成する
第2図及び83図のイオン注入部58には、ウェハを直
接載置し且つウニへの寸法に応じて交換可能のウェハ・
プラテン80、このプラテン80を支持するプラテン8
2、ウェハ押え84、プラテン82を回動させてウェハ
をイオン注入位置又は挟持搬送位置とする際のMB2等
がある。軸86は、磁気シールドベアリング88等を介
して装置の外部に設けた駆動手段90により駆動される
。プラテン82の内部にはイオン注入によって発生する
熱を吸収する冷媒が循環するようになっており、冷媒は
パイプ92を介してプラテン82内を循環する。ウェハ
押え84は、軸93を介して駆動装置94により制御さ
れ、軸86を中心として回動して開閉される1番号96
は、イオンの飛来方向を示す。
第4図は、第3図のウェハ移動手段65及び75を上方
に移動させ、夫々、予備真空室26及び24と、真空処
理室50とを気密状態にした様子を示す図であり、各構
成要素は第3図に関連して既に説明したので、第4図の
説明は省略する。
次に、第2図乃至第4rI!iを参照して、予備真空室
24及び26、真空処理室50でのウェハ搬送の一例を
説明する。尚、以下の説明におけるウニへ搬送は単なる
例示であり、本発明はこれに限定されるものではない。
説明を判りやすくするため、ウェハ・カセット11(第
1図)から第1枚目のウェハが、ウェハ転送手段18及
びウェハ・アライメント手段22を介して、ウェハ転送
手段20(第1図)により、予備真空室26に搬入され
たとする。尚、外部ゲート32及び30は同期して動作
し、ウェハ移動手段65及び75も同期して動作するの
が望ましいが、絶対的なものではない、第1枚目のウェ
ハを、予備真空室26に搬入する際には、ウェハ移動手
段65及び75は、第4図の状態となっている。尚、外
部ゲート32(及び30)を開く際には、予備真空室2
6(及び24)内に例えばチッソガスを封入し、予備真
空室内を略大気圧とすることは、従来例と同様である。
予備真空室26にウェハが収納されると、外部ゲート3
2を閉じ、予備真空室26(及び24)内部を所定値(
例えばl O丁orr )まで予備真空引きする。
その後、ウェハ移動手段65及び75を第3図に示す所
定位置まで下げる。尚、真空処理室50は常時真空引き
され所定値(例えば1OTorr)に維持されるように
なっている0次に、第1枚目のウェハを、第2図に示す
ウェハ挟持手段52により中央のイオン注入部58に移
送し、ウェハ挟持搬送手段52を第2図の位置に戻す0
次に、ウェハ移動手段65を第4図に示す位置に戻し、
外部ゲート32を開いて第2枚目のウェハを受は入れ、
予備真空室26の内部を予備真空引きする。
尚、ウェハ挟持搬送手段52によりウェハをイオン注入
部に移送する前に、ウェハ押え84は開いた状態になっ
ている。ウェハがウェハ・プラテン80に載置されると
、ウェハ押え84を閉じてウェハを押え、プラテン駆動
装置90により、ウェハをイオン注入位置とした後イオ
ン注入処理を行なう、イオン注入後、再びプラテン駆動
装置90を動作させて、プラテン82を第3図に示す位
置とし、ウェハ押え84を開放する。
この間(例えば、イオン注入直後)に、第2枚目のウェ
ハを載置したウェハ移動手段65を下げて第3図に示す
位置とし、ウェハ挟持搬送手段52により、第1枚目の
ウェハ(イオン注入済)及び第2枚目のウェハを、夫々
、ウェハ・プラテン70及び80上に移動させる。この
直後に、ウェハ挟持搬送手段を第2図に示す位置とした
後、ウェハ移動手段65及び75を上昇させる。
第2枚目のウェハにイオン注入を行なっている間に、予
備真空室26には第3枚目のウェハが搬入され、一方、
他の予備真空室24からは第1枚目のウェハが搬出され
る。尚、外部ゲート30及び32を開く場合、予備真空
室に、例えば、チッソガス等を注入することは上述した
その後(例えば第2枚目のウェハへのイオン注入直後)
、ウェハ移動手段65及び75を所定位置まで下げ、ウ
ェハ挟持搬送手段52により、第3枚目のウェハを真空
処理室50に(ウェハ・プラテン80の上に)移送する
と共に、第2枚目のウェハを左側のウェハのプラテン7
0上に移す。
以後のウェハの動きは、上述の場合から明らかである。
[変更・変形例] 上述の説明では、2個のウェハ・カセットは、第1図に
示すように、装置の夫々の端部に設けられている。しか
し、これに限らず、装置の手前に設けるようにしてもよ
い、更に、第1図に示す2個のカセット昇降装置の外に
、装置の手前に新たなカセット昇降装置を2個設け、合
計4個のウェハ・カセットを配置することも可能である
[発明の効果] 以上、説明したように1本出願に係る発明によれば、一
方の予備真空室から真空処理室に搬入されたウェハを、
イオン注入後、他方の予備真空室に搬出するために、r
f!1期して動作する2債の駆動手段を用いてウェハを
挟持搬送することにより、塵の発生の極めて少ないイオ
ン注入装置のウェハ搬送装置を実現できる。
更に、本出願に係る発明によれば、ウニへ〇カセットか
ら順次取り出したウェハを、イオン注入後、同一のウェ
ハ・カセットに収納することがでるので、ウェハ管理面
の効果が大である。
更に、イオン注入処理は短時間で終了するので、上述し
たように、4個のウェハ・カセットを設けることはイオ
ン注入作業において非常に効果的である。特に、本発明
に係る装置によれば、カセットから搬出したウェハを、
イオン注入後、同一のカセットに収納できることを考慮
すると、上述の4個のウェハ・カセットを設けることは
、生産効率の観点から極めて有効といえる。
【図面の簡単な説明】
第1図は真空処理室及び予備真空室の外部でのウェハ搬
送を説明するための概略斜視図、第2図は真空処理室の
内部でのウェハ搬送を説明するための概略平面図、第3
図は予備真空室及び真空処理室でのウェハ搬送を説明す
るための概略断面図、第4図は第3図の2個のウェハ移
動手段が共に上方に移動した様子を示す概略断面図であ
る。 10.12:ウエハ會カセット載置台 11:ウェハ・カセット 18.20:ウェハ転送装置 22:ウェハ・アライメン手段 24.26:予備真空室 40.42:ウェハ保持部材 50:真空処理室 52:ウェハ挟持搬送手段 60.70.80:ウェハ・プラテン 65.75:ウエハ移動手段

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)真空処理室においてウェハにイオンを注入する装
    置に関し、第1及び第2予備真空室と、前記真空処理室
    の第1所定位置と前記第1予備真空室との間でウェハの
    移動に関与する第1ウェハ移動手段と、前記真空処理室
    の第2所定位置と前記第2予備真空室との間でウェハの
    移動に関与する第2ウェハ移動手段と、前記真空処理室
    の内部においてウェハを挟持して搬送するウェハ挟持搬
    送手段とを有し、該ウェハ挟持搬送手段は、前記第1所
    定位置とイオン注入部の間、及び該イオン注入部と前記
    第2所定位置の間とで、ウェハを挟持して搬送するイオ
    ン注入装置のウェハ搬送装置。
  2. (2)前記ウェハ挟持搬送手段は、第1及び第2の腕を
    有する第1挟持部材と、第3及び第4の腕を有する第2
    挟持部材とを具え、前記第1及び第2挟持部材は夫々同
    期して動作する2個の駆動手段により駆動される特許請
    求の範囲第1項記載のイオン注入装置のウェハ搬送装置
  3. (3)前記第1ウェハ移動手段は、前記第1予備真空室
    と前記真空処理室との間の真空ゲートを兼ね、前記第2
    ウェハ移動手段は、前記2予備真空室と前記真空処室と
    の間の真空ゲートを兼ねる特許請求の範囲第1項記載の
    イオン注入装置のウェハ搬送装置。
  4. (4)複数のウェハを収納したウェハ・カセットから順
    次ウェハを取り出し、真空処理室においてウェハにイオ
    ンを注入し、イオン注入済のウェハを順次前記ウェハ・
    カセットに収納する装置に関し、(a)夫々ウェハ・カ
    セットを載置する少なくとも2個のウェハ・カセット載
    置部と、(b)回転可能で且つ進退自在のウェハ保持部
    を有し、回転及び進退運動によりウェハの授受を行なう
    第1及び第2ウェハ転送手段と、(c)回転部を有し、
    該第1又は第2ウェハ転送手段から受けたウェハの位置
    を調整するウェハ・アライメント手段と、(d)前記第
    1及び第2ウェハ転送手段と夫々ウェハの授受を行なう
    第1及び第2の予備真空室と、(e)前記真空処理室の
    第1所定位置と前記第1予備真空室との間のウェハの移
    動に関与する第1のウェハ移動手段と、(f)前記真空
    処理室の第2所定位置と前記第2の予備真空室との間の
    ウェハの移動に関与する第2のウェハ移動手段と、(g
    )前記真空処理室の内部においてウェハを挟持して搬送
    するウェハ挟持搬送手段とを具え、 前記第1ウェハ転送手段は、前記少なくとも2個のウェ
    ハ・カセット載置部の一方に設けたウェハ・カセットと
    、前記第1予備真空室と、前記ウェハ・アライメント手
    段とでウェハ授受が可能であり、前記第2ウェハ転送手
    段は、前記少なくとも2個のウェハ・カセット載置部の
    他方に設けたウェハ・カセットと、前記第2予備真空室
    と、前記ウェハ・アライメント手段とでウェハ授受が可
    能であり、前記ウェハ挟持搬送手段は、前記第1所定位
    置とイオン注入部の間、及び該イオン注入部と前記第2
    所定位置の間とで、ウェハを挟持して搬送するイオン注
    入装置のウェハ搬送装置。
  5. (5)前記少なくとも2個のウェハ・カセット載置部の
    夫々は、昇降可能である特許請求の範囲第4項記載のイ
    オン注入装置のウェハ搬送装置。
  6. (6)前記ウェハ挟持搬送手段は、第1及び第2の腕を
    有する第1挟持部材と、第3及び第4の腕を有する第2
    挟持部材とを具え、前記第1及び第2挟持部材は夫々同
    期して動作する2個の駆動手段により駆動される特許請
    求の範囲第4項記載のイオン注入装置のウェハ搬送装置
  7. (7)前記第1ウェハ移動手段は、前記第1予備真空室
    と前記真空処理室との間の真空ゲートを兼ね、前記第2
    ウェハ移動手段は、前記2予備真空室と前記真空処室と
    の間の真空ゲートを兼ねる特許請求の範囲第4項記載の
    イオン注入装置のウェハ搬送装置。
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