JPS61172810A - 液状化粧料 - Google Patents

液状化粧料

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JPS61172810A
JPS61172810A JP1514785A JP1514785A JPS61172810A JP S61172810 A JPS61172810 A JP S61172810A JP 1514785 A JP1514785 A JP 1514785A JP 1514785 A JP1514785 A JP 1514785A JP S61172810 A JPS61172810 A JP S61172810A
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resin powder
inorganic pigment
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Ikuo Takagishi
郁夫 高岸
Hitoshi Watabe
仁 渡部
Katsuji Arisawa
有沢 克二
Kiyoshi Hishinuma
清 菱沼
Katsuhiko Kawabata
克彦 川端
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Pentel Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は着色剤として毒性の少ない無機顔料を用いた比
較的低粘度の液状化粧料に関し、更に詳細には沈降の少
ない長期分散安定なぺ/又は筆式化粧具より吐出しうる
液状化粧料に関するものである。
(従来の技術及びその問題点) 従来一般に使用されている化粧品用無機顔料は比重が大
きいため、液状タイプ特に比較的低粘度の化粧料とした
場合分散安定性が悪く、すぐに沈降するという欠点があ
った。又、2種以上の顔料を混合使用するとその結晶形
、親和性。
比重1粒度分布9表面活性等の相違により製造時、保管
時、輸送時に色分れ、偏析1色斑等を生じる場合もある
。この沈降や色分れを防ぐために従来性なわれている最
も一般的な方法は化粧料の粘度を高くして粒子の移動を
少なくするというものである。又1色分れ、偏析2色斑
等を防ぐため水又は含水有機溶媒中で有機及び/又は無
機粉体とこれと異種の無機酸化物及び/又は無機水酸化
物とを混合摩砕し、有機及び/又は無機粉体の表面に無
機酸化物及び/又は無機水酸化物を強固に吸着せしめ、
これを取り出し2水洗、乾燥して使用するという例が特
開昭59−128322号公報に開示されている。
然し乍らペン又は筆記化粧具から吐出させるためには粘
度は限られ、しかも比較的低粘度に押えなければならな
いという問題点がある。又。
無機顔料の樹脂粉体への吸着を考えた場合、吸着力が主
として静電力によるものと考えられていることから水又
は含水有機溶媒系中では静電力が起きにくく吸着が起こ
りにくいと考えられる0 (問題点を解決する為の手段) 本発明者等は上記問題を解決すべく鋭意研究を重ねた結
果1着色剤として、無機顔料と樹脂粉体とを混合摩砕し
、樹脂粉体の表面に無機顔料を静電吸着させた着色加工
粉体を使用すること、及び該樹脂粉体の平均粒子径を0
.2〜30μとすることで比較的低粘度(粘度1.5〜
700cps)の液状化粧料の長期分数安定性が得られ
ることを見い出し本発明を完成したものである。即ち本
発明は無機顔料と樹脂粉体とを混合摩砕し、樹脂粉体の
表面に無機顔料を静電吸着させた着色加工粉体と;プロ
ピレングリコール、グリセリン、ポリエチレングリコー
ルの単独もしくは混合物と;精製水とから少なくともな
る液状化粧料を要旨とするものである。
(作用) 本発明において無機顔料と樹脂粉体とを混合摩砕すると
静電吸着により樹脂粉体の表面に無機顔料が強固に吸着
し、これによって樹脂粉体の周囲を無機顔料が取り囲ん
だ着色加工粉体が得られ、この着色加工粉体は樹脂の比
重が09〜1.6位と小さい為、無機顔料単独の比重の
約173と軽く、これを着色剤として使用した本発明の
液状化粧料の沈降が防止されるものと思われる。又、2
種以上の顔料を用いた場合においても、前記着色加工粉
体の場合には比重差がわずかになるため色分れも防止さ
れるものと思われる。
(発明の構成) 次に本発明に使用する各成分について説明する。
着色加工粉体は着色剤として使用するもので後記する無
機顔料と樹脂粉体とを混合摩砕し。
樹脂粉体の表面に無機顔料を静電吸着させることにより
得られる。
無機顔料としては化粧品用として許可されているものな
らば全て使用可能であるが、できるだけ細かいものが望
ましく、使用する樹脂粉体の直径の約1/10以下が望
ましい。
樹脂粉体は着色剤の比重を小さくする目的で使用するも
ので、平均粒径が02〜30μのものである。30μよ
り大きいと化粧具からの吐出がスムースにいかず、又、
02μより小さいと吸着する無機顔料の量が極端に少な
くなり。
濃度が不十分となる。樹脂粉体の具体例としては、酢酸
セルロース、酢酸ビニル、N−ビニルピロリドン、ポリ
メチルメタクリレート、ナイロン、ホリスチレン、ホリ
エチレン、ポリプロピレン等の他、化粧品用として使用
可能な平均粒径0,2〜30μの樹脂粉体が挙げられる
プロピレングリコール、グリセリン、ポリエチレングリ
コールの単独もしくは混合物は化粧料の凍結防止剤とし
て使用するもので、その使用量は液状化粧料全量に対し
て2〜30重量%が好ましい。2重量%より少ないと効
果が少なく、30重量%より多いと皮膚に塗布した時の
乾燥が遅くなる。
精製水は主溶剤として使用するものである。
以上の必須成分の他に本発明においては液状化粧料とし
た際Van der Waals力により粒子が引き寄
せ合い、凝集を起こし1粒子が大きくなる場合もあるの
で、これを防ぐ目的で分散剤又は保護コロイド剤として
水溶性樹脂を使用したり、更にペン先や筆先での乾燥防
止及び保湿の目的で尿素及び/又はその誘導体を使用し
たり。
分散剤及び浸透剤としての各種界面活性剤、各種防黴剤
、粘度調帳剤として各種水溶性高分子等を適宜使用して
も良い。
(実施例) 以下本発明を実施例により更に詳しく説明するが、実施
例中単に「部」とあるのは「重量部」を示す。
製造例1 球状ポリスチレン(住友化学工業■製、平均粒子径15
μ)60部に黒色酸化チタン(三菱金属■製)15部を
加え、これを磁性ゲール200〜300gを入れた容量
200 ratの磁性ポットに入れ2時間混合摩砕し1
着色加工粉体を得た。
製造例2 破砕型ポリスチレン(製鉄化学■製、平均粒子径20μ
)10部に紺青(大東化成工業■製)を加え、自動乳鉢
で40分混合摩砕し1着色加工粉体を得た。
製造例3 球状ナイロ/(■東し製、平均粒子径6μ)10部に赤
色透明酸化鉄(三菱金属■製)5部を加え、自動乳鉢で
1時間混合摩砕し2着色加工粉体を得た。
製造例4 黄色透明酸化鉄(三菱金属■製)5部、紺青2部を自動
乳鉢で30分均一に混合摩砕した後球状ナイロン(■束
し製、平均粒子径6μ)10部を加え更に1時間60分
湯合摩砕し11着色加工粉体を得た。
以上製造例1〜4で得られた着色加工粉体を電子顕微鏡
で観察したところ樹脂粉体のまわりに無機顔料が強固に
吸着されていることが確認された。
次に製造例1〜4で得られた着色加工粉体を用いて液状
化粧料を作成した0 製造例1で得られた着色加工粉体  11部プロピレン
グリコール       10部ペプタイドPA−10
05部 (株ニッピ製、保護コロイド剤、ポリペブタイド)尿素
                5部二ノコールDL
P−100,8部 にノコーケミカルズ■製2分散剤。
P、O,E (10)ラウリルエーテルリン酸ナトリウ
ム)ポバールPVA−1240,2部 (■クラレ製、粘度調整剤、ポリビニルアルコール)精
製水             697部ニ部ニューサ
イドSC本合成■製、0.5部防黴剤、デヒドロ酢酸ナ
トリウム) 上記成分中、先ず精製水40部にポバールPVA−12
4全量を加え、攪拌しながら80〜90°Cに加熱し、
溶解する。次いで室温まで冷却する。残りの精製水にニ
ューサイドSC1二ノコールTDP−8,ペブタイドP
A−100゜プロピレングリコールを加え攪拌溶解する
。これに製造例1で得られた着色加工粉体を攪拌しなが
ら加える。均一に攪拌されたところで前記ポバールPV
A−124水溶液を加え攪拌した後3000rpmで3
0分遠心処理し粘度3.8CPSの黒色アイライナー液
を得た。
実施例2(アイシャドウ液) 製造例2で得られる着色加工粉体   7部グリセリン
            9部ペブタイドPA−100
A部 二ノコールDLP−10にツコーケミカルズ■製) 0
.9 部ニューサイドS C0,3部 ホハールp VA −1243部 精製水             758部上記各成分
を実施例1と同様にして粘度91CPSの青色アイシャ
ドウ液を得た。
実施例3(アイライナー液) 製造例1で得られた着色加工粉体   4部製造例5で
得られた着色加工粉体   4部ポリエチレングリコー
ル      6.3部プロピレングリコール    
   a8部ベプタイドPA−1005部 ポバールPvA−1244部 精製水             67.9部上記各成
分を実施例1と同様にして粘度218CPSの茶色アイ
ライナー液を得た。
実施例4(アイシャドウ液) 製造例4で得られた着色加工粉体   5部プロピレン
グリコール        6部尿素        
        4部二ノコールPBC−34にノコー
ケミカルズ社s。
分散剤DOE 、POP 、セチルエーテル)  07
部ポバールPVA −1244,2部 パラオキシ安息香酸メチル(防黴剤)0.4部精製水 
            797部上記成分を実施例1
と同様にして粘度106CPSの緑色アイシャドウ液を
得た。
比較例1 実施例1の着色加工粉体の代わりに黒色酸化チタンを用
いた以外は実施例1と同様にして黒色アイライナー液を
得た。
比較例2 実施例1の着色加工粉体の代わりに、製造例1の平均粒
子径15μのポリスチレ/の代わりに平均粒子径80μ
のポリスチレンを用いて製造した着色加工粉体を用いた
以外は実施例1と同様にして黒色アイライナー液を得た
比較例3 実施例3の製造例1で得られた着色加工粉体の代わりに
黒色酸化チタンを、製造例6で得られた着色加工粉体の
代わりに赤色透明酸化鉄を用いた以外は実施例3と同様
にして茶色アイライナー液を得た。
比較例4 実施例1のポパールPVA−124の量を25部とし、
その丹精製水を減量した以外は実施例1と同様にして粘
度9000PSの黒色アイライナー液を得た。
(発明の効果) 以上実施例1〜4比較例1〜4で得られた液状化粧料を
加熱滅菌した後、エチレンオキサイドガス滅菌した。先
付は加工ナイロン製フィラメントを束ねたペン先を取り
付けた筆式化粧具又はスポンジペン先を取り付けたペン
式化粧具に充填し試験用サンプルとし、試験を行なった
結果を表−1に示す。
表−1 *1.  沈降 各試験用サンプルに使用した液状化粧料を直径17m 
、長さ30cmの沈降管に代れ。
室温にて2週間放置し、沈降状態を目視にて判定した。
O:沈降なし、×:沈降あり *2.  目詰り 各試験用サンプルを用いて描画し、目詰りの状態を判定
した。
○:目詰りなし、×:目詰り発生 *五 液吐出性 各試験用サンプルを用いて描画し、液の吐出状態から判
定した。
○:吐出良好、×:カスレ発生 *4.  色分れ 各試験用サンプルを上向け、下向けで室温にて2週間放
置し状態を目視にて判定した。
O:色分れなし、×:色分れ発生 以上で説明したように本発明の液状化粧料は沈降2色分
れ等に対して良好であり、ペン又は筆式化粧具用の液状
化粧料として好適なものであり、リップカラー、はぼ紅
、アイブローなどの化粧料にも応用できるものである。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)無機顔料と樹脂粉体とを混合摩砕し、樹脂粉体の
    表面に無機顔料を静電吸着させた着色加工粉体と;プロ
    ピレングリコール、グリセリン、ポリエチレングリコー
    ルの単独もしくは混合物と;精製水とから少なくともな
    る液状化粧料。
  2. (2)樹脂粉体の平均粒子径が0.2〜30μである特
    許請求の範囲第(1)項記載の液状化粧料。
  3. (3)液状化粧料の粘度が1.5〜700CPSである
    特許請求の範囲第(1)項記載の液状化粧料。
JP1514785A 1985-01-29 1985-01-29 液状化粧料 Granted JPS61172810A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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