JPS61171112A - 永久磁石材成形用金型 - Google Patents

永久磁石材成形用金型

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JPS61171112A
JPS61171112A JP1291385A JP1291385A JPS61171112A JP S61171112 A JPS61171112 A JP S61171112A JP 1291385 A JP1291385 A JP 1291385A JP 1291385 A JP1291385 A JP 1291385A JP S61171112 A JPS61171112 A JP S61171112A
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JP
Japan
Prior art keywords
magnetic
lower punch
mold
magnetic field
demagnetization
Prior art date
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Pending
Application number
JP1291385A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiro Nawa
正弘 名和
Ryoichi Tawara
田原 良一
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP1291385A priority Critical patent/JPS61171112A/ja
Publication of JPS61171112A publication Critical patent/JPS61171112A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F41/00Apparatus or processes specially adapted for manufacturing or assembling magnets, inductances or transformers; Apparatus or processes specially adapted for manufacturing materials characterised by their magnetic properties
    • H01F41/02Apparatus or processes specially adapted for manufacturing or assembling magnets, inductances or transformers; Apparatus or processes specially adapted for manufacturing materials characterised by their magnetic properties for manufacturing cores, coils, or magnets
    • H01F41/0253Apparatus or processes specially adapted for manufacturing or assembling magnets, inductances or transformers; Apparatus or processes specially adapted for manufacturing materials characterised by their magnetic properties for manufacturing cores, coils, or magnets for manufacturing permanent magnets

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 この発明は、厚み方向に異方性を有する永久磁石、特に
、磁性化合物粉を圧縮方向に平行な磁場中で圧粉成形し
、薄板状永久磁石を製造する際に用いられる永久磁石材
成形用金型に関するものである。
〔背景技術〕
一般の永久磁石の中でフェライトやアルニコにつぐもの
として希土類元素と遷移金属との比が1:5、あるいは
2:17の永久磁石が現れ、その特徴として20〜30
MG−Oeにも及ぶ高いエネルギー積と大きな保磁力を
有することから磁石の薄型化が可能となってきた。
一般的な薄板状永久磁石の製造方法では、磁性化合物粉
末を磁場中成形して焼結したのち所望の熱処理を施し、
磁気的に硬化させたブロックを所望の厚さにスライスす
るようになっている。しかし、前述のスライス時の材料
ロスの占める割合が薄板になればなるほど多くなり、こ
れが特に希土類磁石のように高価な希土類元素を用いる
ものにおいてはコスト高の一要因となっていた。そこで
磁場中成形時に、最終製品に近い厚みのものを成形し、
焼結・熱処理後のスライス工程を省く製法が試みられた
。この場合磁性化合物を粉末化しこれを磁場中成形した
後成形体を焼結するか、あるいはこの成形体をプラスチ
ック樹脂や金属等の結合剤の作用で固化するのであるが
、いずれも磁場中成形後、圧粉成形体を消磁してから金
型から抜き出す工程が必要となる。しかし磁場中成形時
に成形体の厚みが薄くなればなるほど、成形体および成
形用金型の消磁が困難になり、成形用金型から成形体を
取り出す際に成形体がひんばんに割れるという問題があ
り、これに対し次のような消磁方法を開発してきた。
第1図、第2図および第3図に基づいてその消磁方法を
説明する。第1図は圧縮方向に平行な磁場をかける磁場
中成形装置の一例の概略断面図である。この装置は空心
コイル1とその内側で基台〔一般にSK材(工具鋼)な
どが用いられる〕 2の上にある成形用金型3を有して
いる。成形用金型3は、外型(一般に非磁性超硬合金な
どが用いられる)4.磁性化合物微粉末を圧縮する上パ
ンチ型(一般にSK材などが用いられる)6.および基
台2のすぐ上に配される下パンチ型(一般にSK材など
が用いられる) 7からなっており、圧縮方向が空心コ
イル1のつくる磁場の方向に平行になるように配置され
ている。上パンチ型6には、シリコンロッド(一般にS
K材などが用いられる)8から、空心コイル1のつくる
磁場に平行な方向に圧力が加えられるようになっている
。そして、空心コイル1の外側は、磁路となるヨーク(
一般に電磁軟鉄または低炭素鋼などが用いられる) 9
が設けられている。この装置の成形用金型3の型穴に磁
性化合物粉末を充填し、空心コイル1に直流電流を通じ
て加圧方向に平行な磁場を発生させ所望の圧力まで加圧
して圧粉成形体5を成形する。
次に外部磁場の方向(極性)を反転させ配向磁場よりも
小さな磁場を印加して成形用金型込みの成形体を消磁す
る・この時の上下′ゞンチ型6・ 7Jおよび圧粉成形
体5への消磁用磁場の時間変化状態およびそれに対応し
たB−H曲線の変化状態の様子を第2図(a)、 (b
)に示す、配向磁場(A)を印加した後、この磁場を0
まで戻すと磁束密度はa−bと変化し、b (G)なる
残留磁束密度が残る、この後磁場の方向を反転させ消磁
用磁場(C)を加えた後、磁場を0に戻すと磁束密度は
c −e dと変化し、消磁が完了する。
なお、反転磁場(C)の強さは磁粉の種類および成形体
の厚みにより異なる。
また上に述べた方法とは別に第3図(a)に示すように
消磁用磁場の方向(極性)をA→C−E −Gのように
次々反転させるとともに反転の都度その強さを減少させ
てゆき最終的に消磁状態にもってゆく方法も開発してい
る。このときの圧粉成形体5および上下パンチ型6.7
のB−H曲線は第3図中)の如くであり、残留磁束密度
はb −d −f −hと変化する。この方法は先の方
法に比べ消磁の工程が増えるが、磁粉の種類、及び圧粉
成形体5の厚みが変わってもほぼ同じ条件で消磁できる
利点がある。
しかしながら圧粉成形体5の厚みがさらに極薄となると
以上に述べた消磁方法を使っても十分な消磁ができず(
数百Gの残留磁束密度が残る)、金型から取り出す際に
割れやクラックが頻出するという問題があることがわか
った。
このような問題が生ずる理由は、圧粉成形体5および上
下パンチ型6.7のB−H曲線が第4図および第5図に
示すごとく非常に角型性が良くなり(これは成形体5が
薄くなると上下パンチ型6.7のギャップが非常にせま
くなることに起因する)、わずかの外部磁界の変化で磁
束が反転してしまい完全な消磁ができなくなるからであ
る。
(発明の目的〕 この発明は圧粉成形体5が薄(とも容易に異方性を有す
る永久磁石材の磁場中成形後の消磁を完全に行い得て、
金型3から圧粉成形体5を完全に取り出すことのできる
工夫をこらした成形用金型を提供することを目的とする
〔発明の開示〕
この発明の構成の要旨とするところは、非磁性鋼材で形
成された外型と、この外型に両方向より嵌入して、その
当接面において、前記嵌入方向と平行な磁場中で磁性化
合物を圧粉成形し永久磁石材を作成するための一対のパ
ンチ型とを備えた永久磁石材成形用金型であって、少な
くとも片側の前記パンチ型の嵌入軸方向に沿う所定厚み
幅部分が非磁性鋼材で形成されるとともに、その他の部
分は磁性鋼材で形成されていることを特徴とする永久磁
石材成形用金型にある。
(実施例1) 次に、この発明の一実施例を施した磁場中成形装置の概
略断面図である第6図を参照しながら実際の消磁工程を
説明する。
上下パンチ型6.7は外径20mの円板状断面を有する
磁性材の焼入れ[(SKD)で形成され、外型4は同じ
く内径20flの円筒状の非磁性材のオーステナイト系
ステンレスm(SUS304)で形成され内径全周にわ
たり硬質クロムメッキ処理が施されている。
そして上下パンチ6.7の先端には径20寵厚さ1簡の
非磁性II(超硬金属)6a、7aがロウ付けされてい
る。
成形用磁性化合物粉末(粒子径4ミクロン〜6ミクロン
)を成形用金型3内に充填し、上下パンチ型6,7を取
りつけた後20KOeの配向磁場を印加しながら油圧プ
レス(図示されていない)のブレスヘッド8により加圧
を開始し、最終1t。
n/−まで加圧保持して、磁場中成形を行った。
なお最終加圧時点での圧粉成形体5の寸法は径20鶴、
厚さ1fiであった。成形終了後前述したふたつの消磁
方法を試みた結果50G以下の残留磁束密度となり、十
分な消磁ができた。
これは圧粉成形体5および上下パンチ型6.7間のB−
H曲線が第4図、第5図の状態にあったのを、上下パン
チ型6.7の先端に非磁性鋼6a、7aをロウ付けする
ことにより、上下パンチ型6.7間の磁気ギャップを圧
粉成形体5の厚み以上(この実施例では1■から3■に
増えている)とすることができ、第2図(b)、第3図
中)のB −H、+曲線の状態に移行させることができ
たからであるさらに、この実施例の場合には、上下パン
チ型6.7の先端に非磁性鋼5a、7aをロウ付けして
いるので、仮に圧粉成形体5の消磁が不十分な場合でも
、圧粉成形体5の上下パンチ型6.7への吸着力を大幅
に軽減できるため、金型から抜き出す際の割れやクラッ
クを阻止できる利点もある(実施例2) 続いて、この発明の他の一実施例を施した磁場中成形装
置の概略断面図である第7FInを参照しなから消磁工
程を説明する。
基本的な構成は実施例1の第6図のものと同じであるが
、異な、るところは実施例1では非磁性鋼1’6a、7
4を先端にロウ付けするのに対し、実施例2においては
下パンチ型7の嵌入軸方向に沿った中間の一部厚み幅部
分に設けられている点である。中間部分の非磁性m 7
 a ’の外形寸法は径20鶴、厚さ2mmである。こ
の場合においても、ヨーク9込みの磁気回路に非磁性鋼
7a′の°磁気ギャップを挿入した効果は実施例1の場
合と全く同様であり、B−H曲線を第2図中)、第3図
(blのように移行させることができる。実際に成形終
了後に前述のふたつの消磁方法を試みた結果、消磁後の
残留磁束密度を50G以下とすることができた。なお圧
粉成形体5の寸法は径20m、厚さ1■である。
〔発明の効果〕
以上詳述したように、この発明は成形用の金型の外型が
非磁性鋼材で形成されるとともに、少なくとも片側のパ
ンチ型の嵌入軸方向に沿う所定厚み幅部分が非磁性鋼材
で形成され、その他の部分は磁性鋼材で形成されてるこ
とにより圧粉成形体が極薄の場合であっても消磁工程に
おいて所望とする残留磁束密度を実現できるため、圧粉
成形体の金型からの取り出しに際し、割れ、クラックの
発生を効果的に防止できる。
また、非磁性鋼材の厚みを変えたい場合には、別途に厚
みの違った非磁性鋼材を有するパンチ型を容易しておき
、パンチ型を交換するだけで実施できるのでたいへん便
利である。従ってこの金型を磁性化合物粉を圧粉成形し
永久磁石材を成形する際に実用に供した場合、その効果
は極めて顕著である。
【図面の簡単な説明】
第1図は圧縮方向に平行な磁場をかける磁場中成形装置
の一例の概略断面図、第2図(alおよび第3図(a)
は消磁用磁場の時間変化を示した図、第2図中)および
第3図(blは成形体を消磁したときのB−H曲線、第
4図および第5図は成形体が極薄の場合の消磁をしたと
きのB−H曲線、第6図はこの発明の一実施例を施した
磁場中成形装置の概略断面図、第7図はこの発明の他の
一実施例を施した磁場中成形装置の概略断面図である。 ■・・・空心コイル 2・・・基台 3・・・成形用金
型4・・・外型 5・・・圧粉成形体 6・・・上パン
チ型 7・・・下パンチ型 8・・・シリンダロッド 
9・・・ヨーク6a、7a、7a’・・・非磁性鋼 代理人 弁理士  松 本 武 彦 第1図 第6図 手続補正書(帥 昭和60年、4月 3日

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)非磁性鋼材で形成された外型と、この外型に両方
    向より嵌入して、その当接面において、前記嵌入方向と
    平行な磁場中で磁性化合物粉を圧粉成形し永久磁石材を
    作成するための一対のパンチ型とを備えた永久磁石材成
    形用金型であつて、少なくとも片側の前記パンチ型の嵌
    入軸方向に沿う所定厚み幅部分が非磁性鋼材で形成され
    るとともにその他の部分は磁性鋼材で形成されているこ
    とを特徴とする永久磁石材成形用金型。
  2. (2)前記両パンチ型の先端の所定厚み幅部分それぞれ
    が非磁性鋼材で形成されていることを特徴とする特許請
    求の範囲第1項記載の永久磁石材成形用金型。
JP1291385A 1985-01-25 1985-01-25 永久磁石材成形用金型 Pending JPS61171112A (ja)

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JP (1) JPS61171112A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02275609A (ja) * 1989-01-13 1990-11-09 Sankyo Seiki Mfg Co Ltd 磁場成形金型

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02275609A (ja) * 1989-01-13 1990-11-09 Sankyo Seiki Mfg Co Ltd 磁場成形金型

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