JPS61170211A - ガス絶縁開閉装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、変電所等の電気所に設置されるガス絶縁開閉
装置に関するものである。

［発明の概要］ 本発明は、絶縁ガスを充填した容器内に線路用ケーブル
ヘッドを収納してなるガス絶縁開閉装置において、 前記線路用ケーブルヘッドの近傍に該ケーブルヘッドの
ケーブル接続部と同じ側に向いたケーブル接続部を備え
た試験電圧印加用ケーブル接続手段を常設することによ
り、 線路用ケーブルヘッドの近傍に用意されている電カケー
プルの処理空間を有効に利用して試験電圧印加用ケーブ
ルの接続を行い得るようにしたものである。

［従来の技術］ 変電所等の電気所に設置されるガス絶縁開閉装置は、遮
断器、断路器、接地装置、母線導体等の必要機器をＳＦ
６ガスを充填した容器内に収納して構成される。従来広
く用いられていたガス絶縁開閉装置では、各機器を個別
の容器内に収納して、各ｉ器を収納した容器を絶縁スペ
ーサを介してガス区分した状態で相７．ｊに接続するこ
とにより所定の開閉回路を構成していたが、この様な構
造では多くの容器が必要になるため構造が著しく複雑に
なって人形化し、設置スペースを多く必要とする。

そこで、最近、複数の機器を共通の容器内に収納ｌノで
容器の数を減らし、構造の簡素化を図った改良形のガス
絶縁開閉装置が提案され、この改良形のガス絶縁開閉装
置が実用化されつつある。

ところで、ガス絶縁開閉装置においては、上記いずれの
構成をとる場合にも、現地に据付けた後にケーブルに直
流試験電圧を印加してケーブルの耐圧試験を行う必要が
ある。従来ケーブルの耐圧試験を行う場合には、線路用
ケーブルヘッドが配置されている容器内のガスを回収し
た後該容器に設（）た作業用開口部を聞き、該開口部に
試験電圧印加装置を接続してケーブルヘッドの端子と試
験電圧印加装置の端子とを導体で接続した後、容器内に
ガスを再充填して直流高圧電源からケーブルヘッドに試
験電圧を印加しでいた。

［発明が解決しようとする問題点］ 上記のにうに、従来の゛ガス絶縁開閉装置においては、
線路用ケーブルヘッドが収納された容器に設けられた作
業用開口部を利用して試験電圧印加装置を接続していた
が、この場合作業用開口部の側方に試験電圧印加装置を
接続するスペースを確保しておく必要があり、設置スペ
ースが限られている場合、このことが伯の機器の構成配
置に影響を与えて段目−Ｆのネック【こなることがあっ
ｌこ。

本発明の目的は、電カケープルを引回すために線路用ケ
ーブルヘッドの近傍に用意されているケーブル処理空間
を利用して試験電圧の印加を行うことができるようにし
て上記の問題を解決したガス絶縁開閉装置を提供するこ
とにある。

［問題点を解決するための手段］ 本願第１の発明をその実施例を示す第１図を参照して説
明すると、同図において１は絶縁ガスを充填した容器、
Ｃ１−１旧は容器１内に収納された線路用ケーブルヘッ
ドであり、ケーブルヘッドＣｌ−１ｄｌには地下のケー
ブルピッ１へから立上がった電カケープルが接続されて
いる。本発明はこの様なガス絶縁開閉装置において、容
器１に試験電圧印加相ケーブル接続手段２を常設し、該
試験電圧印加用ケーブル接続手段２０ケーブル接続部を
線路用ケーブルヘッドＣｌ−１旧のケーブル接続部と同
じ側に向けて配置したことを特徴とする。

また本願第２の発明においては、その実施例を示す第３
図に見られるように、線路用ケーブルヘッドに接続され
る線路側機器を収納した補助容器３を絶縁スペーサＳを
介して前記容器１に接続し、補助容器３に線路用ケーブ
ルヘッドＣＨｄｌのケーブル接続部と同じ側に向いたケ
ーブル接続部を有り−る試験電圧印加用ケーブル接続手
段２を常設した事を特徴どする。

［発明の作用］ Ｅ記のように、線路用ケーブルヘッドの近傍に、該線路
用ケーブルヘッドのケーブル接続部と同じ側に向いたケ
ーブル接続部を右する試験電圧印加＝　６− 手段を配置すると、電カケープルを引回す為に線路用ケ
ーブルヘッドの近傍に用意されているクープル処理空間
を有効に利用して試験電圧を印加することができる。従
って線路用ケーブルヘッドが取付けられている容器の側
方に試験電圧印加の為の作業スペースを用意する必要が
なく、スペースの節約を図ることができる。

［実施例］ 以下添附図面を参照して本発明の詳細な説明する。

（ａ）第１実施例の全体的構成 第１図は本発明の第１の実施例を示したもので、同図に
おいて、容器１は軸線を水平方向に向けて配置した円筒
状の上部容器１０１と、軸線を鉛直方向に向Ｇノで配置
した円筒状の下部容器１０２とからなっている。上部容
器１０１はその両端に第１及び第２の機器接続用開口部
１ａ及び１ｂを有し、開口部１ａ側が装置の前面側に位
置するにうに配置されている。容器１の側壁の上部には
該容器に管台を溶接することに」、り第３及び第４の機
器接続用間口部１Ｃ及び１ｄが設けられている。

容器１０１の側壁下部には装置の背面側に片寄せて下方
に伸びる分岐管部１０１　ａが接続され、該分岐管部１
０１ａの下端に下部容器接続用開口部１　ｅ　／ｆｉ設
（）られている。

下部容器１０２はその上端及び下端にそれぞれ上部容器
接続用間［］部１ｆ及び第５の機器接続用開口部１ｇを
右し、上部容器接続用開口部１ｆのフランジが−１一部
容器１０１の下部容器接続用開口部１ｅのフランジに気
密に接続されて容器１が組立てられている。また下部容
器１０２の側壁の背面側」一部及び前面側下部にはそれ
ぞれ第６及び第７の機器接続用開口部１ｈ及び１　ｉ　
ｂ＜設【ノられている。

下部容器１０１内には、フレーム１０が適宜の手段によ
り固定され、該フレームには装置の前後方向に伸びる３
相の接続導体１１及び１２がそれぞれ、絶縁支持物１３
及び１４を介して支持されている。容器１の第１の機器
接続用開口部１ａを気密に閉じる蓋板１５には３相の遮
断器ＣＢの一端が支持され、各相の遮断器ＣＢの一端及
び他端にそれぞれ設置Ｊられた端子１６及び１７が接続
導体１１及び１２の一端に設けられた導体接続部１８及
び１９に接続されている。接続導体１１及び１２の他端
にはそれぞれ接地装置用の固定接触子コニット２１及び
２２が取付（プられ、第２の機器接続用開口部１ｂを気
密に閉じる蓋板２３には固定接触子ユニツ１−２１及び
２２にそれぞれ対向する接地装置用可動接触子ユニット
２４及び２５が取付けられている。固定接触子ユニット
２１及び２２と可動接触子ユニット２４及び２５どによ
りそれぞれ第１及び第２の遮断器点検用接地装置Ｅ８１
１及びＥＳ１２が構成されている。

下部容器１０２内にはフレーム２６が適宜の手段により
固定され、該フレームに絶縁支持物２７を介して変流器
装着導体２８及び断路器支持導体２９の一端が支持され
ていう。変流器装着導体２８は分岐管１０１ａ内を上下
方向に伸びていて、その他端が接続導体１２に設りられ
た導体接続部に接続され、該変流器装着導体２８に変流
器ＣＴが装着されＣいる。断路器支持導体２９の他端に
は線路側断路器１）Ｓｌの固定接触子ユニット３０が取
イ」りられ、第６の機器接続用開口部１ｈを気密に閉じ
る蓋板３１に絶縁支持物３２を介して支持された導体３
３に断路器ＤＳＩの可動接触子ユニット３４が取付Ｇ−
Ｊられている。導体３３にはまた、線路側断路器ｆｆｆ
ｆＦｓ２の固定接触子ユニット３５が取Ｆｊ−ｔＪられ
、該接地装置ＦＳ２の可動接触子ユニット３６は蓋板３
１に取付けられている。

容器１の第５の機器接続用開口部１ｑを気密に閉じる蓋
板３８には３相の線路用ケーブルヘッドＣｌ−１ｄｌが
それぞれの軸線を鉛直方向に向けた姿勢で取付けられ、
これらのケーブルヘッドの下端のケーブル接続部には、
蓋板３８に設【ノられた孔（ヘッド差込み口）３８ａを
通して、地下のケーブルピッ１〜４０側から電カケープ
ルＰＣの端末の雄側ヘッド４１が接続されている。

容器１の第７の機器接続用開口部１１には絶縁スペーリ
Ｓを介して円筒状の補助容器３の一端が接続され、該補
助容器２の他端は蓋板４２により気密に閉じられている
。補助容器３内には電圧変成器ＰＴが収納され、該電圧
変成器ＰＴは語根４２に支持されている。電圧変成器Ｐ
Ｔの端子は絶縁スペーサＳ１の埋込導体４３を介して容
器１０２内の接続導体４／Ｉの一端に接続され、接続導
体４４の他端は断路器ＤＳＩの可動接触子１−ニット３
４につながる導体３３に接続されている。また接続導体
４４の途中に設けられた導体接続部４５がケーブルヘッ
ドＣｌ−１旧の１一端の端子に接続されている。

容器１の第３及び第４の機器接続用開口部１Ｇ及び１ｄ
にはそれぞれ絶縁スペーサＳ２およびＳ３を介して母線
容器４６及び４７の一端ｈ＜、接続されている。これら
の母線容器４６及び４７は軸線が鉛直方向に伸びる第１
の円筒部４６Ａ及び４７Ａと図の紙面と直角な方向に伸
びる第２の円筒部４、６　Ｂ及び４７Ｂとを有する−１
−字管状に形成され、第１の円筒部４６　Ｂ及び４７Ｂ
内に３相のＲ１線ＢＵＳ１及びＲＵＳ２を構成する母線
導体４８及び７！Ｉ９が収納されている。また第１の円
筒部４６Ａ及び４７Ａの絶縁スペーサＳ２及びＳ３側の
部分に遮断器Ｃ１−３と母線ｒ３　ＬＪ　Ｓ　１及びＢ
ＵＳ２との間にイれぞれ介在Ｊるｆｌ線側断路器ＤＳ２
１及びｌ）　Ｓ２２が収納され、断路器１〕８２１及び
１）３２２の遮断器ＣＢ側の端子は絶縁スペー４ノＳ２
及びＳ３を貞通する埋込導体を介して接続導体１１に設
けられた導体接続部５０及び５１に接続されている。

容器１の前面側及び背面側にそれぞれ操作器箱５２及び
５３が配置され、容器１はその前面側及び背面側がこれ
らの容器５２及び５３にイれぞれ機械的に接続されて、
両操作器箱を介１）て設置召ベース５５に対して支持さ
れている。

操作器箱５２内には、遮断器ＣＢの操作機構部５６や該
操作機構部を介して遮断器ＣＢを操作する操作器５７等
が収納され、操作器箱５３内には、接地装置トｓ１１．
Ｆｓ１２及び断路器ｒ）８２１．１’）Ｓ２２の操作器
５８や断路器ＤＳＩ及び接地装置［Ｓ２の操作器５９等
が収納されている。

上記の容器１内、補助容器３内、及びｆＵ線容器４６．
４７内には、ＳＦ６ガスが所定の圧力で充１眞されてい
る。

尚、本実施例において遮断器、断路器、接地装置、接続
導体等の各機器は３相分設けられて共通の容器１内に収
納されているが、図が繁雑になるのを避ＩＪるため、第
１図には１相または２相の機器のみを示しである。

（ｂ）第１実施例にお【ノる発明の要部の構成本発明は
、上記のように線路用ケーブルヘッドＣＨｄｌを、絶縁
ガスを充填した容器１内に収納したガス絶縁開閉装置に
おいて、容器１に試験電圧印加用ケーブル接続手段２を
設けたことを特徴とする。

上記の実施例においては、試験電圧印加用ケーブル接続
手段２が試験電圧印加用ケーブルヘッドＣ１−１ｄ２か
らなっている。第２図にも示したにうに、３相の試験電
圧印加用ケーブルヘッドＣＨｄ２は、それぞれの軸線が
三角形の頂点を通るにうに三角配回された３相の線路用
ケーブルヘッドＣｌ−１ｄｌの問に配向されてそれぞれ
の下端のケーブル接続部を下方に向けて第５の機器接続
用開口部１Ｑを閉じる蓋板３８に固定され、各相の試験
電圧印加用ケーブルヘッドＣＨｄ２の上端の端子は対応
する相の線路用ケーブルヘッドＣｌ−１旧の上部の端子
に導体６０を介して接続されている。ケーブルヘッドＣ
ｌ−１ｄｌ及びＣＩ−１６２は、それぞれ蓋板３８にケ
ーブルヘッドの個数だけ設【ノられた孔（ヘッド差込み
口）３８ａ及び３８ｂを気密に閉じるように取付ｔ−Ｊ
られ、ケーブルヘッドＣｌ−１１及びＣＩ−１ｄ２にそ
れぞれ孔３８ａ及び３８ｂを通して地下のケーブルピッ
１−４０側から電カケープルＰＣ及び試験電圧印加用ケ
ーブルＴＣの端末のヘッドを接続し得るようになってい
る。

なお試験電圧印加用ケーブルペンドＣＨｄ２を取付けた
孔３８ｂは、常時は着脱可能な蓋６１により閉塞され、
試験電圧印加時に法益６１を外して試験電圧印加用ケー
ブルＴＣを接続するようになっている。試験電圧印加用
ケーブルＴＣは図示しない高圧直流電源に接続され、該
ケーブルＴＣを通して電カケープルＰＣに直流試験電圧
が印加される。

上記のように、本発明においては、試験電圧印加用ケー
ブル接続手段２が容器１に設【プられていて、該接続手
段２のケーブル接続部がケーブルヘッドのＣＨ６１のケ
ーブル接続部と同じ向きに向りられているので、地下の
ケーブルビット４０内のケーブル処理空間を有効に利用
して試験電圧印加用ケーブルの接続を行うことができる
。従って容器１の側方に試験電圧印加の為の作業スペー
スを用意しておく必要が無く、設置スペースを節約する
ことができる。また装置の設置スペースの−・部を試験
電圧印加の為の作業用スペースに当てる必要がないので
、該作業用スペースが他の機器の構成配置に制約を与え
るのを防ぐことができ、装置の設計を容易にすることが
できる。

特に本実施例においては、試験電圧印加用ケーブルヘッ
ドが線路用ケーブルヘッドの近傍に常設されているので
、容器１内を開放することなく、ケーブル試験電圧の印
加を行うことができる。従ってケーブルの耐圧試験の際
に容器１内のガスの回収と再充填とを行う必要がなく、
試験の際の作業を著しく簡１１ｉにＪることができる。

（Ｃ）第２の実施例 上記の実施例では、線路用ケーブルヘッドＣＨｄｌを収
納した容器１に試験電圧印加用ケーブル接続手段２を配
設したが、第３図に示したように、線路用ケーブルヘッ
ドに接続される線路側機器を収納して絶縁スペーサ−８
１を介１ノで容器１に接続された補助容器３に試験電圧
印加用ケーブル接続手段２を設（−Ｊることもできる。

第３図に示した実施例においては、補助容器３の下部に
分岐管部３０１が設【−Ｊられ、該分岐管部３０１の下
端開口部を閉じる襟板６３に試験電圧印加用ケーブル接
続手段２を構成するケーブルヘッドＣＩ−１＋１２が取
付けられている。ケーブルヘッドＣＨｄ２のケーブル接
続部は線路用ケーブルヘッドＣｌ−１ｄｌのケーブル接
続部と同じ向きく地下のケーブルビット側）に向けられ
、各ケーブルヘッドＣ１−１ｄ２の上端の端子は＝　１
６− 導体６４を介して絶縁スペーサＳ１の対応する相の埋込
導体に接続されている。

この実流例においても、地下のケーブルピッ１〜内のケ
ーブル処理空間を利用して試験電圧印加用ケーブルの接
続を行うことができ、容器１の側方に試験電圧印加の為
の作業用スペースを必要としない。

（ｄ）第３の実施例 上記の各実施例では、補助容器３内に配置される線路側
機器が電圧変成器ＰＴのみであったが、線路側機器は電
圧変成器に限られるものではなく、避雷器ＬＡ等、線路
用ケーブルヘッドに接続される全ての機器を含む。第４
図は本発明の第３の実施例を示したもので、この実施例
では、補助容器３の上部に分岐管３０２が接続されてい
る。分岐管３０２内には電圧、変成器ＰＴが配置され、
該電圧変成器は分岐管３０２の上端開口部を閉じる蓋板
６５に支持されている。電圧変成器Ｐ］−の下方には避
雷器ＬＡがそれぞれの軸線を水平方向に向【Ｊて配置さ
れ、各避雷器はその一端が、蓋板４２を気密■つ摺動自
在に貫通して設置ＪられｌＣ支持棒６６に固定されてい
る。避雷器ＬＡの他端に設けられた端子６７は絶縁スペ
ーサ−８１の埋込導体に接続された導体接続部６８に接
離可能に接続されている。補助容器３の下部の分岐管３
０１を閉じる蓋板６３には試験電圧印加用ケーブルヘッ
ドＣｌ−１ｄ２が取付【ノられ、該ケーブルヘッドの上
端の端子は導体６４を介して導体接続部６８に接続され
ている。電圧変成器ＰＴは導体６９により避雷器ＬＡの
端子６７に接続されている。

この実施例では、支持棒６６を操作器箱５２内に引出す
ことにより、避雷器ＩＡをその軸線方向に変位させて端
子６８を導体接続部６８から切り離すことができるよう
になっている。

ケーブルヘッドＣＩ−１旧に試験電圧を印加する際には
、支持棒６６を操作して避雷器ＩＡをケーブルヘッドＣ
ＬＩ旧及びＣ１−１ｄ２から切−１し、試験電圧印加用
ケーブルヘッドＣＩ−１ｄ２に試験電圧小舶用ケーブル
を接続する。

（ｅ）第４の実施例 上記の各実施例においては、試験電圧印加用ケーブル接
続手段２としてケーブルヘッドＣｌ−１（＋２を用いた
が、容器に設りた開口部を試験電圧印加用ケーブル接続
手段どして、常時は該開口部を蓋板により気密に閉じて
おき、試験電圧印加特に蓋板を外して、試験電圧印加装
置を該開口部に取４＝Ｊ【ｊるようにしてもＪζい。

第５図はこの様な実施例を示したもので、この実施例に
おいては、補助容器３の下部の分岐管３０１の下端開口
部１ｊを試験電圧印加用ケーブル接続手段２とし、常時
は該開口部１ｊを着脱可能な蓋板６７により気密に閉じ
ておくようにしたものである。この実施例ではまた、試
験電圧印加用ケーブル接続手段どして絶縁スペー→）Ｓ
ｌの押込導体に接続された導体７１ど該導体７１の端部
に取付【ノられた導体接続部７２とが設【ノられ、導体
接続部７２は開口部１．ｊに対向するように配置されて
いる。

この実施例において、電カケープルに試験電圧を印加す
る場合には、先ず補助容器３内のガスを回収し、蓋板７
０を外す。次いで別に用意した蓋板に取付Ｉｔ　／こ試
験電圧印加用ケーブルヘッドの導体を導体接続部７２に
接続し、該蓋板を聞１部１ｊに取付ける。次に容器３内
にガスを充填し、試験電圧印加用ケーブルヘッドに試験
電圧印加用ケーブルを接続して試験電圧の印加を行う。

（ｆ）７ｃの他の実施例 第５図の実施例では、補助容器３に試験電圧印加用ケー
ブル接続手段を構成Ｊる開口部１１を設【ノたが、容器
１の線路用ケーブルヘッドＣ１−１ｄｌが配置された部
分が他の部分に対【ノてガス区分されている場合（例え
ば、第１図において−Ｌ部容器１０１と下部容器１０２
との間が絶縁スペーサによりガス区分されている場合）
には、線路用ケーブルヘッドＣｌ−１ｄｌの近くに試験
電圧印加用ケーブルヘッドを取伺Ｉｉｔ得る開口部を設
けて該開口部を試験型［「印加用ケーブル接続手段とし
、常時は核間口部を蓋で閉じておくにうにしてもよい。

上記の各実施例では、複数の機器を共通の容器内に収納
する構成をとったが、各機器を個別の容器内に収納して
各機器を接続した容器を絶縁スペーサを介して接続する
構成をとる場合にも本発明を適用することができる。

上記の各実施例では、機器を収納する容器として円筒状
容器が用いられているが、キコービクル形の容器が用い
られる場合にも同様に本発明を適用できるのは勿論であ
る。

１発明の効果コ 以上のように、本発明によれば、線路用ケーブルヘッド
の近傍に、該線路用ケーブルヘッドのケーブル接続部と
同じ側に向いたケーブル接続部を有する試験電圧印加手
段を配置したので、電カケープルを引回す為に線路用ケ
ーブルヘッドの近傍に用意されているケーブル処理空間
を有効に利用して試験電圧を印加することができる。従
って線路用ケーブルヘッドが取付けられている容器の側
　２１一 方に試験電圧印加の為の作業スペースを用意する必要が
なく、スペースの節約を図ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の第１の実施例を示す縦断面図、第２図
は同実施例におけるケーブルヘッドの配列を示す横断面
図、第３図は本発明の第２の実施例の要部を示した縦断
面図、第４図は本発明の第３の実施例の要部を示した縦
断面図、第５図は本発明の第４の実施例の要部を示した
縦断面図である。 １・・・容器、２・・・試験電圧印加用ケーブル接続手
段、３・・・補助容器、Ｓ１絶縁スペーサ、Ｃ１−１ｄ
ｌ・・・線路用ケーブルヘッド、Ｃ１−１ｄ２・・・試
験電圧印加用ケーブル、ＰＣ・・・電カケープル、ＴＣ
・・・試験電圧印加用ケーブル。 クーノアし刊６１乙チｙぺ

Claims (6)

【特許請求の範囲】
1. （１）絶縁ガスを充填した容器内に線路用ケーブルヘッ
   ドを収納してなるガス絶縁開閉装置において、前記線路
   用ケーブルヘッドのケーブル接続部ど同じ側に向いたケ
   ーブル接続部を有する試験電圧印加用ケーブル接続手段
   を前記容器に常設したことを特徴とするガス絶縁開閉装
   置。
2. （２）前記試験電圧印加用ケーブル接続手段は前記容器
   内に前記線路側ケーブルヘッドとともに収納された試験
   電圧印加用ケーブルヘッドからなっている特許請求の範
   囲第１項に記載のガス絶縁開閉装置。
3. （３）前記試験電圧印加用ケーブル接続手段は前記容器
   に設けられた試験電圧印加用ケーブル挿入孔からなり、
   前記試験電圧印加用ケーブル挿入孔は着脱可能な蓋によ
   り閉じられていることを特徴とする特許請求の範囲第１
   項に記載のガス絶縁開閉装置。
4. （４）絶縁ガスを充填した容器内に線路用ケーブルヘッ
   ドを収納してなるガス絶縁開閉装置において、前記線路
   用ケーブルヘッドに接続される線路側機器を収納した補
   助容器を絶縁スペーサを介して前記容器に接続し、前記
   線路用ケーブルヘッドのケーブル接続部と同じ側に向い
   たケーブル接続部を有する試験電圧印加用ケーブル接続
   手段を前記補助容器に常設したことを特徴とするガス絶
   縁開閉装置。
5. （５）前記試験電圧印加用ケーブル接続手段は前記補助
   容器内に収納された試験電圧印加用ケーブルヘッドから
   なっている特許請求の範囲第４項に記載のガス絶縁開閉
   装置。
6. （６）前記線路側機器は避雷器及び電圧変成器の内の少
   なくとも一方である特許請求の範囲第４項または第５項
   に記載のガス絶縁開閉装置。