JPS61169539A - 高層建物の構造 - Google Patents
高層建物の構造Info
- Publication number
- JPS61169539A JPS61169539A JP923185A JP923185A JPS61169539A JP S61169539 A JPS61169539 A JP S61169539A JP 923185 A JP923185 A JP 923185A JP 923185 A JP923185 A JP 923185A JP S61169539 A JPS61169539 A JP S61169539A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- building
- beams
- floor
- small beams
- small
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Rod-Shaped Construction Members (AREA)
- Buildings Adapted To Withstand Abnormal External Influences (AREA)
- Building Environments (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本発明は、高層の住宅や商業ビル等に用いる高層建物の
構造に関するものである。
構造に関するものである。
（従来の技術）
この種の高層建物のうち、建物全体の平面又は例えばＹ
字形のように建物の突設したウィングの一部が略正方形
をなし、該建物の周囲に柱と大梁を設けると共に、互い
に対向する柱間に小梁を架設して連結するようにした高
層建物においては、第４図のような構造が用いられてい
る。
字形のように建物の突設したウィングの一部が略正方形
をなし、該建物の周囲に柱と大梁を設けると共に、互い
に対向する柱間に小梁を架設して連結するようにした高
層建物においては、第４図のような構造が用いられてい
る。
すなわち、周囲に柱１を立設し、各柱１間を大梁２で相
互に連結させた平面内には、前記各柱１のうち互いに対
向する柱の相互間を連結する小梁３．４が架設され、け
た方向Ｘに沿って並設された小梁３とはりま方向ｙに沿
って並設された小梁４とが互い直交する格子状に配置さ
れ、各階とも同様に構成されている。
互に連結させた平面内には、前記各柱１のうち互いに対
向する柱の相互間を連結する小梁３．４が架設され、け
た方向Ｘに沿って並設された小梁３とはりま方向ｙに沿
って並設された小梁４とが互い直交する格子状に配置さ
れ、各階とも同様に構成されている。
（発明が解決しようとする問題点）
しかしながら前記した従来の技術によると、鉛直荷重を
各柱および大梁に伝達して分散させるために、各交差部
分５を相互に剛接合しなければならず、その作業が極め
て頻雑であると共に、プレキャスト／ト梁等を使用する
ことが困難で作業能率を著しく低下させると云う問題点
があった。そこで本発明では、これらの問題点を改善し
、作業性の良い高層建物の構造を提供することを目的と
する。
各柱および大梁に伝達して分散させるために、各交差部
分５を相互に剛接合しなければならず、その作業が極め
て頻雑であると共に、プレキャスト／ト梁等を使用する
ことが困難で作業能率を著しく低下させると云う問題点
があった。そこで本発明では、これらの問題点を改善し
、作業性の良い高層建物の構造を提供することを目的と
する。
（問題点を解決するための手段）
本発明の要旨は、建物の奇数階と偶数階のいずれ一方階
では小梁をけた行方向に沿って並設し、他方階では小梁
をこれと直交するはり間方向に並設して各階毎に交互に
配設され、同一階の平面上では小梁が相互に交差しない
ようにしたことにある。
では小梁をけた行方向に沿って並設し、他方階では小梁
をこれと直交するはり間方向に並設して各階毎に交互に
配設され、同一階の平面上では小梁が相互に交差しない
ようにしたことにある。
これによって、一本の小梁が負担する荷重は二倍になる
ので小梁の径を太きくしなければならないが、小梁の本
数は部分の−ですみ、しかも各交差部分の接合をおこな
う必要がないので、例えばプレキャスト小梁を架設して
その両端部を柱および大梁に接合する極めて簡単な作業
で構築することができる。
ので小梁の径を太きくしなければならないが、小梁の本
数は部分の−ですみ、しかも各交差部分の接合をおこな
う必要がないので、例えばプレキャスト小梁を架設して
その両端部を柱および大梁に接合する極めて簡単な作業
で構築することができる。
（実施例）
以下に本発明の一実施例を図面によって説明するが、第
１図は全体が略正方形をした建物の奇数階の平面図、第
２図は同偶数階の平面図を各々示すものである。
１図は全体が略正方形をした建物の奇数階の平面図、第
２図は同偶数階の平面図を各々示すものである。
奇数階および偶数階ともに、建物の周囲を柱１と大梁２
とで構成することは、前記した従来例の場合と同様であ
る。そして第１図で示す奇数階においては、建物のけた
行方向Ｘに沿って並列した小梁３のみが架設され、該小
梁３の両端部がはり間方向ｙＫ沿って配列され互いに対
向する柱１に各々接合させる。又、第２図で示す偶数階
においては、建物のはり間方向ｙに沿って並列した小梁
４のみが架設され、該小梁４の両端部かけた行方向Ｘに
沿って配列され互いに対向する柱１に各々接合させる。
とで構成することは、前記した従来例の場合と同様であ
る。そして第１図で示す奇数階においては、建物のけた
行方向Ｘに沿って並列した小梁３のみが架設され、該小
梁３の両端部がはり間方向ｙＫ沿って配列され互いに対
向する柱１に各々接合させる。又、第２図で示す偶数階
においては、建物のはり間方向ｙに沿って並列した小梁
４のみが架設され、該小梁４の両端部かけた行方向Ｘに
沿って配列され互いに対向する柱１に各々接合させる。
従って建物の奇数階と偶数階とでは、小梁の架設方向が
互いに９０度偏位して各階毎に交互に配設され、同一階
の平面上では相互に交差しない構成である。尚、上記実
施例とは逆に、奇数階の小梁をはり間方向に沿って設け
、偶数階の小梁をけだ行方向に沿って設けるようにして
も良い。又、建物全体は略正方形でなく、第３図に示す
ように例えばＹ字形をし、突設した各ウィング６．７゜
８の平面が略正方形をした建物に対しても適用すること
ができる。
互いに９０度偏位して各階毎に交互に配設され、同一階
の平面上では相互に交差しない構成である。尚、上記実
施例とは逆に、奇数階の小梁をはり間方向に沿って設け
、偶数階の小梁をけだ行方向に沿って設けるようにして
も良い。又、建物全体は略正方形でなく、第３図に示す
ように例えばＹ字形をし、突設した各ウィング６．７゜
８の平面が略正方形をした建物に対しても適用すること
ができる。
（発明の効果）
前記の実施例でも明らかなとおシ、本発明の高層建物に
よると、いずれの階においても小梁が相互に交差しない
ので頻雑な接合作業をおこなう必要がなく、単に架設し
た小梁の両端部を柱および大梁に接合すれば良いので作
業が極めて容易である。特に小梁としてプレキャスト小
梁を使用すれば一層作業が簡単になる。しかも小梁は各
階毎に交互に配設されているので建物の耐力上において
何ら支障がない。
よると、いずれの階においても小梁が相互に交差しない
ので頻雑な接合作業をおこなう必要がなく、単に架設し
た小梁の両端部を柱および大梁に接合すれば良いので作
業が極めて容易である。特に小梁としてプレキャスト小
梁を使用すれば一層作業が簡単になる。しかも小梁は各
階毎に交互に配設されているので建物の耐力上において
何ら支障がない。
第１図は本発明の実施例による略正方形建物の奇数階の
平面図、第２図は同偶数階の平面図、第３図は略正方形
のウィングが突設されだＹ字形建物の平面図、第４図は
従来例による建物の平面図である。 〔符号の説明〕 １・・・柱 ２・・・大梁３．４・・・
小梁 ５・・・交差部分６．７．８・・・ウィ
ング Ｘ・・・けた行方向ｙ・・・はり間方向
平面図、第２図は同偶数階の平面図、第３図は略正方形
のウィングが突設されだＹ字形建物の平面図、第４図は
従来例による建物の平面図である。 〔符号の説明〕 １・・・柱 ２・・・大梁３．４・・・
小梁 ５・・・交差部分６．７．８・・・ウィ
ング Ｘ・・・けた行方向ｙ・・・はり間方向
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 建物全体の平面又は建物の突設したウイングの一部の平
面が略正方形をなし、該建物の周囲に柱と大梁を設ける
と共に、互いに対向する柱間に小梁を架設して連結する
高層建物において、 前記建物の奇数階と偶数階のいずれか一方階では小梁を
けた行方向に沿って並設し、他方階では小梁をこれと直
交するはり間方向に並設して各階毎に交互に配設され、
同一階の平面上では小梁が相互に交差しないようにした
ことを特徴とする高層建物の構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP923185A JPS61169539A (ja) | 1985-01-23 | 1985-01-23 | 高層建物の構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP923185A JPS61169539A (ja) | 1985-01-23 | 1985-01-23 | 高層建物の構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61169539A true JPS61169539A (ja) | 1986-07-31 |
| JPH0461138B2 JPH0461138B2 (ja) | 1992-09-30 |
Family
ID=11714630
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP923185A Granted JPS61169539A (ja) | 1985-01-23 | 1985-01-23 | 高層建物の構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61169539A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0485425A (ja) * | 1990-07-30 | 1992-03-18 | Fujita Corp | 多階層建造物 |
| JP2021004444A (ja) * | 2019-06-25 | 2021-01-14 | 株式会社竹中工務店 | 建物 |
-
1985
- 1985-01-23 JP JP923185A patent/JPS61169539A/ja active Granted
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0485425A (ja) * | 1990-07-30 | 1992-03-18 | Fujita Corp | 多階層建造物 |
| JP2021004444A (ja) * | 2019-06-25 | 2021-01-14 | 株式会社竹中工務店 | 建物 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0461138B2 (ja) | 1992-09-30 |
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