JPS6268949A - 建築構造体 - Google Patents

建築構造体

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JPS6268949A
JPS6268949A JP20702085A JP20702085A JPS6268949A JP S6268949 A JPS6268949 A JP S6268949A JP 20702085 A JP20702085 A JP 20702085A JP 20702085 A JP20702085 A JP 20702085A JP S6268949 A JPS6268949 A JP S6268949A
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JP
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floor
girder
damping
beams
small
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JP20702085A
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武田 敏郎
佐藤 貞二
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Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、例えば大梁、小梁等の建築構造体に関する。
[従来の技術] 従来の建築構造体としては、例えば床構造体に用いられ
る大梁であ、る、第8図は従来の大梁を用いて形成され
る床構造体の要部を示す斜視図、第9図は同断面図であ
る。
この床構造体10は、建物ユニットにおける床部力に係
り、該床構造体10はX方向に配設される建築構造体と
しての大梁11に対し、Y方向に配設される小梁12の
端部を接合するようにしている。大梁11は、溝型鋼材
により形成され、ウェブ部13の上下にそれぞれフラン
ジ部14を備えるようにしている。一方、小梁12は、
角パイプ材にて形成され、端部には連結片15が取着さ
れる。連結片15も大梁11と同様に溝型鋼材により形
成され、ウェブ部16の上下にそれぞれフランジ部17
を備えるようにしている。
大梁11に対する小梁12の端部の接合は、大梁11の
上下の各フランジ部14と連結片15の上下の各フラン
ジ部17を互いに抱き合わせる状態とし、対応する各フ
ランジ部14.17同士を互いに溶着して行なわれる。
小梁12の端部が大梁11に接合されると、小梁12の
上部に複数本の根太材18が配設される。各根太材18
は、小梁12に対する交差方向、すなわちX方向に配設
され、それぞれ小梁12に対し接合されることとなる。
小梁12に対する根太材18の接合は、釘19を打設す
ることにより行なわれる。小梁12に接合された根太材
18の上部には、さらに床面材19Aが貼着され、これ
により建物ユニットにおける床部分、すなわち床構造体
10が形成されることとなる。
[発明が解決しようとする問題点] しかしながら、上記従来の床構造体10にあっては、床
面に対して矢示A方向の荷重や衝撃が加わる場合に、接
合部としての大梁11のフランジ部14が矢示B方向に
振動を起こすことがある。このような振動は、小梁を矢
示B方向に振動させ、ひいては床面を振動させる原因と
された。
なお、従来の特開昭51−145128号公報に記載さ
れる建築構造体によれば、該構造体の一部に制振鋼板を
付加させ、構造体と制振鋼板をクランプするようにして
いる。しかしながら、このような方法によれば、構造体
の制振性能が制振鋼板の付加された部分で局地的には向
上されるものの、構造体の全体の制振性能を効率的に向
上させるものではなかった。
本発明は、建築構造体の全体における制振性能を効率的
に向上させ、ひいては該建築構造体を用いて形成される
構造物の制振性能を向上させることを目的としている。
[問題点を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本発明は、フランジ部およ
びウェブを有してなる建築構造体において、少なくとも
フランジ部を、鋼板の間に粘弾性板を挟み込んだ制振鋼
板により形成するようにしている。
[作用] 本発明によれば、建物構造体のうち、少なくとも、例え
ば他の構造材との接合部等として用いられ、ひずみおよ
び振動の起こり易いフランジ部を制振鋼板により形成す
ることとしたため、フランジ部を介して伝達される衝撃
および振動が、該部分で減衰されることとなる。これに
より、建築構造体の全体における制振性能を効率的に向
上させ、ひいては該建築構造体を用いて形成される構造
物の制振性能を向上させることが可能となる。
[実施例] 以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。
第1図は本発明の一実施例が適用されてなる床構造体に
係り、第4図のI−I線に沿う断面図、第2図は建築構
造体としての大梁の要部を示す斜視図、第3図は制振鋼
板の要部断面図、第4図は床構造体を用いてなる建物ユ
ニットの構造を示す斜視図である。
第1図に示す床構造体20は、第4図に示す建物ユニッ
ト21の床部分に相当する。この建物ユニット21は、
例えばユニット住宅の一部を構成し、複数の構造材を接
合し1組合せて形成される。
建物ユニット21は4つの隅部にそれぞれ鋼製支柱22
を立設してなる。立設される各支柱22間のうち、X方
向における各支柱22の下端側部間には、鋼製の積法大
梁23が配設され、またY方向における各支柱22の下
端側部間には、鋼製の置床大梁24が配設される。各積
法大梁23および置床大梁24は、それぞれの端部を各
支柱22の下端側部に連結するようにしている。一方、
立設される各支柱22のうち、X方向における各支柱2
2の上端側部間には、鋼製の桁天井大梁25が配設され
、またY方向における各支柱22の上端側部間には鋼製
の妻天井大梁26が配設される。各桁天井大梁25およ
び妻天井大梁26も、それぞれの端部を各支柱22の上
端側部に連結するようにしている。
建築構造体としての積法大梁23は、第1図および第2
図に示すように溝形鋼材にて形成され。
ウェブ部27の上下にそれぞれフランジ部28を有して
なる。この積法大梁23は、第3図に示す制振鋼板29
を溝形形状に曲折して形成される。
すなわち、制振鋼板29は、一対の鋼板30の間に制振
性を有する粘弾性板31を挟み込むようにして形成され
、特に矢示C方向に加わる振動に対し、高い制振性能を
有している。
対向される一対の各積法大梁27の間には、床小梁32
が複数本配設され、各積法小梁32はX方向において所
定間隔で配設されるようにしている。配設される各床小
梁32は、各端部をそれぞれの積法大梁32に接合させ
てなる。床小梁32は、第1図に示すように角パイプ材
にて形成され、端部には連結片33が取着される。連結
片33も積法大梁27と同様に制振鋼板29を曲折して
なる溝型鋼材により形成され、ウェブ部34の上下のそ
れぞれフランジ部35を備えるようにしている。
積法大梁23に対する床小梁32の端部の接合は、積法
大梁23の上下の各フランジ部28と連結片33の上下
の各フランジ部35を互いに抱き合せる状態とし、重ね
合わされた各フランジ部28と35同士を溶着して行な
われる。
このようにして1桁床大梁23と床小梁32が接合され
ると、該床小梁32の上部に根太材36が複数本配設さ
れる。各根太材36は、Y方向において所定間隔で配設
され、各端部を対向されるそれぞれの置床大梁24に支
持させてなる。各根太材36は、床小梁32との交差部
分で該床小梁32と接合される。接合は、床小梁32と
根太材36に釘37を打設することにより行なわれる。
さらに配設される根太材36の上面には床面材38が貼
着され、これにより、各建物ユニット21の床構造体2
0が形成されることとなる。なお、第4図において39
は、天井小梁を示す。
次に、上記実施例の作用を説明する。
上記実施例に係る床構造体20によれば、積法大梁23
の全体および床小g!:32の両端の連結片33を制振
鋼板29により形成し、該制振鋼板29により形成され
る積法大梁23のフランジ部28と連結片33のフラン
ジ部35を互いに溶着するようにしている。これにより
、建物ユニット21の床面に対し、矢示A方向の振動や
!PY撃が加わる場合においても、制振鋼材29で形成
される各フランジ部28および35の部分で該振動や衝
撃を減衰させることが可能となる。すなわち、ひずみお
よび振動の起こり易い各フランジ部28よび35が制振
鋼板29の部分で形成されるため、床小梁32から積法
大梁23に伝達される振動が大幅に減衰され、床構造体
20の全体の制振性能を大きく向上させることが可能と
なる。
第5図および第6図は本発明の他の実施例に係る床構造
体である。この床構造体40は、W築構造体としての大
梁41と小梁42を交差状態で接合してなる。大梁41
および小梁42は、それぞれ第6図に示すようなH型鋼
材43により形成され、該鋼材43はウェブ部44の上
下のフランジ部45を有してなる。このうち、ウェブ部
44は、通常の鋼板により形成される。上下の各フラン
ジ部45は、第3図に示す制振鋼板29により形成され
る。大梁41と小梁42との接合は、大梁41のフラン
ジ部45と小梁42のフランジ部45間に連結プレート
46を介装させ、各フランジ部45と連結プレート46
をポルト47およびナツト48により結合するようにし
ている。これにより、第5図に示すように大梁41のフ
ランジ部45と小梁42のフランジ部45同士が接合さ
れることとなる。このようにして、形成される床構造体
40は、大梁41から小梁42へ、あるいは小梁42か
ら大梁41へ伝達される振動を制振鋼板29で形成され
る各フランジ部45で減衰させることが可能となる。
さらに、第7図に示す建築構造体は、小梁である。この
小梁50は、制振鋼板29を角バイブ状に曲折して形成
され、側方をウェブ部51、−上底および下底部分をフ
ランジ部52としてなる。小梁50の上底部分のフラン
ジ部52には、根太材53が交差状態で接合される。根
太材53の接合は、根太材53とフランジ部52に釘5
4を打設することにより行なわれる。このようにして、
接合される根太材53は、接合部であるフランジ部52
が制振鋼板29で形成されるので該部分を介して伝達さ
れる振動を大きく減衰させることが可能となる。
[発明の効果] 以上のように、本発明は、フランジ部およびウェブを有
してなる建築構造体において、少なくともフランジ部を
、鋼板の間に粘弾性板を挟み込んだ制振鋼板により形成
することとしたため、建築構造体の全体における制振性
能を効率的に向上させ、ひいては該建築構造体を用いて
形成される構造物の制振性能を向上させることができる
という効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例が適用されてなる床構造体に
係り、第4図のI−I線に沿う断面図、第2図は建築構
造体としての大梁の要部を示す斜視図、第3図は制振鋼
板の要部断面図、第4図は床構造体を用いてなる建物ユ
ニットの構造を示す斜視図、第5図は本発明の他の実施
例に係る床構造体の一部を示す正面図、第6図は第5図
に示す大梁および小梁に用いられる鋼材を示す斜視図、
第7図は本発明の他の実施例に係る小梁を示す斜視図、
第8図は従来の大梁を用いて形成される床構造体の要部
を示・す斜視図、第9図は同断面図である。 23・・・積法大梁、 27.34.44.51・・・ウェブ部、28.35.
45.52・・・フランジ部。 29・・・〃1振鋼板、30・・・鋼板、31・・・粘
弾性板、32・・・床小梁、33・・・連結片、41・
・・大梁、42.50・・・小梁、43・・・H型鋼材
。 特許出願人 積水化学工業株式会社 代表者 廣 1)啓 第4図 第 5 図 第 6 図 第8図 1’1 @ 9 図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)フランジ部およびウェブを有してなる建築構造体
    において、少なくともフランジ部を、鋼板の間に粘弾性
    板を挟み込んだ制振鋼板により形成したことを特徴とす
    る建築構造体。
JP60207020A 1985-09-18 1985-09-18 床構造体 Expired - Lifetime JPH076252B2 (ja)

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JPH076252B2 JPH076252B2 (ja) 1995-01-30

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