JPS61169479A - トラクシヨン式エレベ−タ装置 - Google Patents

トラクシヨン式エレベ−タ装置

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JPS61169479A
JPS61169479A JP1019585A JP1019585A JPS61169479A JP S61169479 A JPS61169479 A JP S61169479A JP 1019585 A JP1019585 A JP 1019585A JP 1019585 A JP1019585 A JP 1019585A JP S61169479 A JPS61169479 A JP S61169479A
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JP
Japan
Prior art keywords
main rope
sheave
traction
outer layer
type elevator
Prior art date
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Pending
Application number
JP1019585A
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English (en)
Inventor
武信 本田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Publication of JPS61169479A publication Critical patent/JPS61169479A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明はトラクション式エレベータ装置、特に綱車と
この綱単に巻掛けられる主索との間の摩擦係数を増大さ
せる構造の改良に関するものである0 〔従来の技術〕 1IE4図〜tlE6図は一般的なトラクション式エレ
ベータ装置を示すもので、図中(1)は駆動綱車、(2
)はそらせ車、(3)は上記駆動綱車(1)およびそら
せ車(2)に巻掛けられた主索で、その両端にはかと(
4)および釣合おも〕(5)がそれぞれ連結されている
。(5)は上記駆動綱車(1)に設けられた綱溝、(7
)は同様のアンダカット溝、(3)は上記主索(3)の
ストランド、(9)は主索(3)の外層素線、(7)は
駆動綱車(1)の外層素線(9)との金属接触部、(5
)は主索油、(至)はその油膜であする。
上記構成のトラクション式エレベータ装置において、こ
れを安全に運転するためには、T工>T2の時に T2(α5L+W)(1−ヤタ)    ・・・(1)
但し、T工:かご側張力 T2:おもシ側張力 L:積載量 W:かと自重 φ:エレベータの運転加速度 e:自然対数の底 μ:主索と綱車間の摩擦係数 に2:溝の形状係数 θ:主索の綱単に対する巻付角 T:主索と溝の接触角 α:アンダカット角 を満足するように構成する必要がある。
ところで、近年の社会的な要求である省エネルギ、省資
源化を達成しようとする場合、駆動綱車(1)の小径化
およびかご(4)の自重の軽量化等が必要となるが、必
然的にTx/T2が大きくなル、また巻付角θが小さく
なるため、トラクション能力不足となる。
また、駆動綱車(1)は一般的に鋳鉄および鋼板で造ら
れておシ、主索(3)との接触状態は、第6図に示すよ
うに金属接触部(至)による部分的な金属接触を伴なう
ものの、主索油(ロ)の油膜(四が形成されているため
、接触時の摩擦係数は0.085程度の極めて低い値で
ある。したがって、綱溝形状あるいは巻付角を大きくし
てトラクション能力を向上させなければならない。
そこで従来から、例えば特開昭51−76753号公報
に示されているように駆動綱車(1)の綱溝(5)の形
状を変更してトラクション能力を高めるようにしたトラ
クション式エレベータ装置が提案されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記のような従来のトラクション式エレベータ装置では
、綱溝形状を変更することによりトラクション能力を高
めることはできるが、綱溝と主索との接触圧が高くなり
、駆動綱車および主索が著しく損傷し短寿命となるとい
う問題があった。
この発明はかかる問題点を解決するためになされたもの
で、綱溝形伏を特殊形状に変更することなく綱車と主索
との間の摩擦係数を増大させ、トラクション能力を向上
させることができるトラクション式エレベータ装置を得
ることを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明に係るトラクション式エレベータ装置は、綱車
の少なくとも主索と接触する外表面組成中に、地の組識
よりも硬い析出物あるいは混合物を分散させるようにし
たものである。
〔作用〕
この発明においては、綱車の少なくとも主索と接触する
外表面組成中に、地の組織よりも硬い析出物あるいは混
合物が分散しているので、これらKよる噛込み部分が綱
車表百に形成されて主索と綱車との相対的な微少すベシ
による切削作用が発生し、この切削作用の抵抗分だけ両
者間の摩擦抵抗を増大させることができる。
〔実施例〕
第1図はこの発明の一実施例を示すもので、図中第4図
〜第6図と同一符号は同−又は相当部分を示す。α地は
駆動綱車(1)に分散配置され地の組識よりも硬い析出
物あるいは混合物で形成される硬質粒子で、炭素鋼中に
遊離させたセメンタイト粒子、アルミ系合金中に遊離さ
せた初晶のケイ素粒子、あるいは樹脂に混合させたガラ
ス粒子等が用いられる。そしてこの硬質粒子0匂により
形成される主索(3)の外層素線(9)への噛込み部に
)により、α1以上の摩擦係数が得られるようになって
いる。
なお、本発明者達が上記硬質粒子0alの粒径と摩擦係
数との関係を実験により求めた結果、粒径が10μm未
満では充分な効果が得られないことが確認された。
上記のように構成されたトラクション式エレベータ装置
においては、主索(3)と駆動綱車(1)との接触部だ
硬質粒子011による外層素線(9)への噛込み部a→
が形成され、主索(3)と駆動綱車(1)との相対的な
微少すべりにより切削作用が発生する。そしてこの切削
作用による抵抗分だけ摩擦力を向上させることが可能と
なる。
なお、上記駆動綱車(1)においては、主索(3)を切
削する際の切削抵抗により摩擦力を向上させるものであ
るので、主索(3)の外層素線(9)の強度が高いほど
摩擦係数を高くすることができ、しかも主索(3)自体
の耐摩耗性を向上させることもできる。したがって、主
索(3)の外層素線強度は、外層素線(9)が丸形素線
の場合には16 sky/xx” (Jrs A種)紐
取上が好ましく、135kg/x−(、r Is  g
種)級では早期に摩耗して実用的でない。
また、切削抵抗増大の目的からは、主索(3)と駆動綱
車(1)との接触面を大きくした方が大きな切削抵抗を
得ることができ、ラング撚シにしたシ、主索(3)の外
層素線形状を第2図に示すように異形線ストランド(ロ
)とするのが有効である。そしてこの異形線ストランド
邸)の場合には、丸形素線に比較して耐摩耗性が優れて
いるため、1s s kg/wj’(、rrsm種)紐
取上の強度で充分である。
第3図は駆動綱車(1)の外表面に硬質粒子Qlll)
を得るための他の実施態様を示すもので、駆動綱車母材
05)は従来のものと同一とし、その外表面の加工変質
層/117)にのみ硬質粒子03)を分散させるように
したもので、熱処理、溶射あるいは接着等により容易に
得ることができる。この第3図によっても、上記第1図
の場合と同様の効果が期待できる。
〔発明の効果〕
この発明は以上説明したとおシ、綱車の少なくとも主索
と接触する外表面組成中に1地の組繊よシも硬い析出物
あるいは混合物を分散させるようにしているので、これ
らによる主索への噛込み部が綱車表面く形成されて主索
と綱車との相対的な微少すベシにより切削作用が生じる
。そしてこの切削作用の抵抗分だけ両者間の摩擦抵抗を
増大させ、トラクション能力を向上させることができ、
綱車および主索の寿命が短かくなることもない等の効果
がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示す説明図、第2図およ
び第3図はこの発明の他の実施例をそれぞれ示す説明図
、fjlE4図は従来のトラクション式エレベータ装置
を示す構成図、第5図はtJE4図の要部を拡大断面で
示す第2図相当図、第6図は同様の第1図相当図である
。 (1)・・駆動綱車   (81@・主索(4)・・か
ご     (5)・・釣合おもシ(9)・・外層素線
   o鴫・・硬質粒子(至))・・異形線ストランド なお、各図中同一符号は同−又は相当部分を示すものと
する。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)綱車に巻掛けられた主索により乗かごおよび釣合
    おもりを連結したものにおいて、上記綱車の少なくとも
    主索と接触する外表面組成中に、地の組識よりも硬い析
    出物あるいは混合物を分散させたことを特徴とするトラ
    クション式エレベータ装置。
  2. (2)析出物あるいは混合物の粒径を10μm以上とし
    たことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のトラク
    ション式エレベータ装置。
  3. (3)主索の外層素線強度を165kg/mm^2(J
    ISA種)級以上としたことを特徴とする特許請求の範
    囲第1項記載のトラクション式エレベータ装置。
  4. (4)主索の外層素線が異形線ストランドでかつ外層素
    線強度が135kg/mm^2(JISE種)級以上で
    あることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のトラ
    クション式エレベータ装置。
  5. (5)主索の外層素線が主索の軸方向と角度をもつて撚
    られていることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
    のトラクション式エレベータ装置。
JP1019585A 1985-01-23 1985-01-23 トラクシヨン式エレベ−タ装置 Pending JPS61169479A (ja)

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