JPS61169154A - 繊維強化金属複合材料 - Google Patents
繊維強化金属複合材料Info
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- JPS61169154A JPS61169154A JP60008894A JP889485A JPS61169154A JP S61169154 A JPS61169154 A JP S61169154A JP 60008894 A JP60008894 A JP 60008894A JP 889485 A JP889485 A JP 889485A JP S61169154 A JPS61169154 A JP S61169154A
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- C22C49/06—Aluminium
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- F05C2201/021—Aluminium
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、耐摩耗性、耐熱性などを確保しつつ熱膨脹率
を低くした繊維強化金属複合材料に関する。本発明は、
例えば、コンプレッサなどに用いられるベーン、更には
コンプレッサのロータ、スワッシュプレート、エンジン
のピストン、エンジンやコンプレッサなどのライナーな
どに利用することができる。
を低くした繊維強化金属複合材料に関する。本発明は、
例えば、コンプレッサなどに用いられるベーン、更には
コンプレッサのロータ、スワッシュプレート、エンジン
のピストン、エンジンやコンプレッサなどのライナーな
どに利用することができる。
[従来の技術]
従来より、軽量性の他に耐摩耗性、耐熱性、低熱膨張性
が要請される部材には、初晶シリコンを含む過共晶のア
ルミニウム−シリコン系合金が用いられている。しかし
ながらこの過共晶のアルミニウム−シリコン系合金は、
熱膨脹率が小さいとはいえ、その熱膨脹率は18X10
−6/て〕程度であった。ぞのため低熱膨張性を特に要
請されるベーンなどの部材として用いるには必ずしも十
分ではなかった。そこで、近侍、耐摩耗14があり熱膨
張の小さな繊維強化金属複合(1判、即ち耐摩耗性、耐
熱性、耐焼付性に優れた、アルミナ−シリカ系m紺でJ
I S−△C8A (△1−12%51−1%Cu−
2%N+>アルミニウム合金を強化し、MARにより熱
膨張を抑えた複合材料(特開昭58−93837号公報
に係る複合材料)でベーンなどを作製覆ることも考えら
れている。更には産業界では耐摩耗性、耐熱性といった
摺動特性に優れ、熱膨脹率のより小さな複合材料の開発
が進められている。
が要請される部材には、初晶シリコンを含む過共晶のア
ルミニウム−シリコン系合金が用いられている。しかし
ながらこの過共晶のアルミニウム−シリコン系合金は、
熱膨脹率が小さいとはいえ、その熱膨脹率は18X10
−6/て〕程度であった。ぞのため低熱膨張性を特に要
請されるベーンなどの部材として用いるには必ずしも十
分ではなかった。そこで、近侍、耐摩耗14があり熱膨
張の小さな繊維強化金属複合(1判、即ち耐摩耗性、耐
熱性、耐焼付性に優れた、アルミナ−シリカ系m紺でJ
I S−△C8A (△1−12%51−1%Cu−
2%N+>アルミニウム合金を強化し、MARにより熱
膨張を抑えた複合材料(特開昭58−93837号公報
に係る複合材料)でベーンなどを作製覆ることも考えら
れている。更には産業界では耐摩耗性、耐熱性といった
摺動特性に優れ、熱膨脹率のより小さな複合材料の開発
が進められている。
[発明が解決しにうとする問題点]
本発明は上記した実情に鑑み成され1=ものであり、耐
摩耗性、耐熱性、耐焼付性に優れるといった特開昭58
−93837号公報に係るm雑強止金属複合材料の長所
を残しつつ、熱膨脹率を更に= 3 − 低下さ−t:q*るm帷強化金属複合材料を提供づるに
ある。
摩耗性、耐熱性、耐焼付性に優れるといった特開昭58
−93837号公報に係るm雑強止金属複合材料の長所
を残しつつ、熱膨脹率を更に= 3 − 低下さ−t:q*るm帷強化金属複合材料を提供づるに
ある。
「問題点を解決づ−るための手段]
本発明の発明晋はfA意研究の結果、耐摩耗性、耐熱性
、耐焼付性に優れるアルミナ繊維、アルミナ−シリカ繊
維を用い、これらの繊維と、硬質粒子である初晶シリコ
ンに富む過共晶のアルミニウム−シリコン系合金との組
合わせからなる複合材料とすれば、熱膨脹率を一層小さ
くし得ることを見い出した。本発明はこの知見に塞いて
なされたものである。
、耐焼付性に優れるアルミナ繊維、アルミナ−シリカ繊
維を用い、これらの繊維と、硬質粒子である初晶シリコ
ンに富む過共晶のアルミニウム−シリコン系合金との組
合わせからなる複合材料とすれば、熱膨脹率を一層小さ
くし得ることを見い出した。本発明はこの知見に塞いて
なされたものである。
即ち本発明の繊維強化金属複合材料は、マトリックスが
金属で、該マトリックス中に補強繊維が埋設された繊維
強化金属複合材料において、該補強繊維は、平均直径1
0μ以下のアルミナ41紺、アルミナ−シリカ系繊維の
少なくとも1種から形成され、該マトリックスは、初晶
シリコンか分散した過共晶のアルミニウム−シリコン系
合金であることを特徴とするものである。
金属で、該マトリックス中に補強繊維が埋設された繊維
強化金属複合材料において、該補強繊維は、平均直径1
0μ以下のアルミナ41紺、アルミナ−シリカ系繊維の
少なくとも1種から形成され、該マトリックスは、初晶
シリコンか分散した過共晶のアルミニウム−シリコン系
合金であることを特徴とするものである。
補強繊維は、平均直径10μ以下のアルミナ繊紺、アル
ミナ−シリカ繊維の少なくとも1種を用いる。アルミナ
帽1アルミナーシリカ系繊維は従来より提供されている
ものを用いることかできる。アルミナ−シリカ系繊維は
、4Qwt%以上のアルミプ含有石であることが好まし
い。その主たる理由は4. Q w t%以下であると
、補強繊維の耐熱温度が低くなり、複合化の際に補強繊
維とアルミニウムとが反応して該補強1dAHが劣化す
ることがあるからである。ここでアルミナ繊維、アルミ
ナ−シリカ系繊維を用いる主な理由は、これらの繊維は
耐摩耗性、耐熱性、耐焼付性といった摺動特性に優れて
おり、かつアルミニウム合金の溶湯との反応劣化が少な
いからである。アルミナ繊維、アルミナ−シリカ系繊維
の平均直径を10μ以下とした主な理由は、10μをこ
えると、部材に必要な面積度が容易には得られず、よっ
て摺動特性が悪化しまた被削性も悪化するからである。
ミナ−シリカ繊維の少なくとも1種を用いる。アルミナ
帽1アルミナーシリカ系繊維は従来より提供されている
ものを用いることかできる。アルミナ−シリカ系繊維は
、4Qwt%以上のアルミプ含有石であることが好まし
い。その主たる理由は4. Q w t%以下であると
、補強繊維の耐熱温度が低くなり、複合化の際に補強繊
維とアルミニウムとが反応して該補強1dAHが劣化す
ることがあるからである。ここでアルミナ繊維、アルミ
ナ−シリカ系繊維を用いる主な理由は、これらの繊維は
耐摩耗性、耐熱性、耐焼付性といった摺動特性に優れて
おり、かつアルミニウム合金の溶湯との反応劣化が少な
いからである。アルミナ繊維、アルミナ−シリカ系繊維
の平均直径を10μ以下とした主な理由は、10μをこ
えると、部材に必要な面積度が容易には得られず、よっ
て摺動特性が悪化しまた被削性も悪化するからである。
アルミナ繊維、アルミナ−シリカ系繊維は知4I維が好
ましい。ここで短繊維とは一般に繊維長さが0.1〜数
十ミリメー1−ルの繊維を意味する。
ましい。ここで短繊維とは一般に繊維長さが0.1〜数
十ミリメー1−ルの繊維を意味する。
なおアルミナ−シリカ系繊維中には種々の大きさの非繊
維粒子(ショット)が含まれることがあるが、この非繊
維粒子(ショット)がアルミデーシリカ系繊維で占る割
合は、重量%で17%以下が好ましい。この非繊維粒子
はl−I V 500以上とかなり硬めであるからであ
る。特に直径150μ以上の非繊維粒子は7%以下が好
ましい。
維粒子(ショット)が含まれることがあるが、この非繊
維粒子(ショット)がアルミデーシリカ系繊維で占る割
合は、重量%で17%以下が好ましい。この非繊維粒子
はl−I V 500以上とかなり硬めであるからであ
る。特に直径150μ以上の非繊維粒子は7%以下が好
ましい。
補強繊維の体積率は5〜15%であることが好ましい。
その主たる理由は5%未満であると補強11帷が少なす
ぎて熱膨張抑制効果が少なく、また15%を越えると繊
維集合体中の繊維が粒子に近い形状となり、熱膨張抑制
効果が飽和され、又被削性が著しく悪化するからである
。ここで体積率とは、MArIt1強化金属複合材料全
体を100体積%としたときに、補強wA維が占る割合
を意味する。
ぎて熱膨張抑制効果が少なく、また15%を越えると繊
維集合体中の繊維が粒子に近い形状となり、熱膨張抑制
効果が飽和され、又被削性が著しく悪化するからである
。ここで体積率とは、MArIt1強化金属複合材料全
体を100体積%としたときに、補強wA維が占る割合
を意味する。
補強繊維は、熱膨脹率を抑制する方向に平行な面で2次
元ランダムの状態に配設されていることが好ましい。ま
た、その面における面内配向率は高い方が好ましく、例
えば65%以上であることが好ましい。65%以上とし
た主な理由は、65%未満であると熱膨張を抑制する効
果が充分に発揮できないからである。ここで面内配向率
とは、熱膨張を抑制する方向に平行な面にそって補強繊
維が配向されている度合を示すしのであって、補強m絹
にて強化された部分におlJる任意の面を横切る補強繊
維の楕円断面の短径に対ηる長径の比が3以上である繊
維の数を、その面を横切る繊維の総数にて除算し、その
値を100倍したものである。即ち、面内配向率− 創17遍径の比が3以にのi強繊 数 ある面を横切る補強繊維数 X100(%)である。
元ランダムの状態に配設されていることが好ましい。ま
た、その面における面内配向率は高い方が好ましく、例
えば65%以上であることが好ましい。65%以上とし
た主な理由は、65%未満であると熱膨張を抑制する効
果が充分に発揮できないからである。ここで面内配向率
とは、熱膨張を抑制する方向に平行な面にそって補強繊
維が配向されている度合を示すしのであって、補強m絹
にて強化された部分におlJる任意の面を横切る補強繊
維の楕円断面の短径に対ηる長径の比が3以上である繊
維の数を、その面を横切る繊維の総数にて除算し、その
値を100倍したものである。即ち、面内配向率− 創17遍径の比が3以にのi強繊 数 ある面を横切る補強繊維数 X100(%)である。
なおアルミナ繊維、アルミt−シリカ系繊維を2次元ラ
ンダムに配向するにあたっては、従来と同様な方法を用
いることができる。例えば該繊維を水やアルコールなど
の液体に分散させて、その液体を真空成形法で減圧して
吸引することにより形成することができる。又、型内に
収納した繊維をパンチで押圧することにより一方向から
加圧する加圧法を用いることができる。
ンダムに配向するにあたっては、従来と同様な方法を用
いることができる。例えば該繊維を水やアルコールなど
の液体に分散させて、その液体を真空成形法で減圧して
吸引することにより形成することができる。又、型内に
収納した繊維をパンチで押圧することにより一方向から
加圧する加圧法を用いることができる。
マトリックスは過共晶のアルミニウム−シリコン系合金
であり、硬質粒子である初晶シリコンに富む。過共晶の
アルミニウム−シリコン系合金としたのは、初晶シリコ
ンの吊を増すためである。
であり、硬質粒子である初晶シリコンに富む。過共晶の
アルミニウム−シリコン系合金としたのは、初晶シリコ
ンの吊を増すためである。
なお、アルミニウム−シリコン系平衡状態図では、共晶
組成は11.6%St どなっているが、シリコンは適
冷の傾向が強いため、実際の共晶点はシリコン側に移動
し、約14%Si程度である。従って本発明で用いるア
ルミニウム−シリコン系合金は一般に重量%でシリコン
を15〜30%程度含有するものを用いることが好まし
い。例えばシリコンを17%含む△390合金を用いる
ことができる。ここでA390合金の組成は△1−16
〜18%Siである。更にはA390合金よりもマグネ
シウムを多くすることも好ましい。例えばマトリックス
中のマグネシウムの量を重量%で0゜5〜0.8%どす
ることができる。マグネシウムを多くする主な理由は、
アルミナ−シリカ系繊維、アルミナ繊維とマグネシウム
とは反応しやずく、マトリックス中のマグネシウム量を
減少させてしまうことがあり、そのためマグネシウム量
を予め補うためである。
組成は11.6%St どなっているが、シリコンは適
冷の傾向が強いため、実際の共晶点はシリコン側に移動
し、約14%Si程度である。従って本発明で用いるア
ルミニウム−シリコン系合金は一般に重量%でシリコン
を15〜30%程度含有するものを用いることが好まし
い。例えばシリコンを17%含む△390合金を用いる
ことができる。ここでA390合金の組成は△1−16
〜18%Siである。更にはA390合金よりもマグネ
シウムを多くすることも好ましい。例えばマトリックス
中のマグネシウムの量を重量%で0゜5〜0.8%どす
ることができる。マグネシウムを多くする主な理由は、
アルミナ−シリカ系繊維、アルミナ繊維とマグネシウム
とは反応しやずく、マトリックス中のマグネシウム量を
減少させてしまうことがあり、そのためマグネシウム量
を予め補うためである。
硬質粒子である初晶シリコンの粒径は、平均粒径で50
μ以下であることが好ましく、より好ましくは40μ以
下がよい。初晶シリコンの最大粒径は80μ以下が好ま
しい。初晶シリコンの粒径を前記の値にするのは、初晶
シリコンの粒径が大きいとこれにクラックが入りやすい
からである。
μ以下であることが好ましく、より好ましくは40μ以
下がよい。初晶シリコンの最大粒径は80μ以下が好ま
しい。初晶シリコンの粒径を前記の値にするのは、初晶
シリコンの粒径が大きいとこれにクラックが入りやすい
からである。
初晶シリコンにクラックが入ると、初晶シリコンが割れ
いすく、割れた初晶シリコンが摺動向に噛み込み摺動に
悪影響を与える。初晶シリコンの粒径が大きいと、大粒
径の初晶シリコンで補強繊維が囲まれやすく、そのため
初晶シリコンと補強繊維との剛性差や熱膨張差等により
クラックが生じやすい。故に初晶シリコンにクラックが
発生することを抑えるには、該初晶シリコンの粒径をで
きるだ番プ小さくすることが好ましい。
いすく、割れた初晶シリコンが摺動向に噛み込み摺動に
悪影響を与える。初晶シリコンの粒径が大きいと、大粒
径の初晶シリコンで補強繊維が囲まれやすく、そのため
初晶シリコンと補強繊維との剛性差や熱膨張差等により
クラックが生じやすい。故に初晶シリコンにクラックが
発生することを抑えるには、該初晶シリコンの粒径をで
きるだ番プ小さくすることが好ましい。
このように初晶シリコンの粒径を小ざくするにあたって
は、マトリックスとなるアルミニウム−シリコン系合金
の溶湯を、補強繊維を所定の形状に成形した繊維集合体
に含浸接触させる製造方法を採ることが好ましい。溶湯
が繊維に接触して冷却されるため、初晶シリコンの粗大
化を抑制することができるからである。」−記したよう
に溶湯を繊維間に含浸させる方法としては従来より用い
られている溶湯鍛造法、高圧鋳造法、溶湯浸透法などを
採ることができる。この場合初晶シリコンの粒径は、一
般に溶湯の冷fit]速度によって影響を受【プるので
、溶湯の温度、補強繊維の予熱渇邸、溶湯加圧力などに
よって調整することができる。例えば、補強繊維の予熱
温度を400℃とした場合には、初晶シリコンの平均粒
径は271μ程度とづ。
は、マトリックスとなるアルミニウム−シリコン系合金
の溶湯を、補強繊維を所定の形状に成形した繊維集合体
に含浸接触させる製造方法を採ることが好ましい。溶湯
が繊維に接触して冷却されるため、初晶シリコンの粗大
化を抑制することができるからである。」−記したよう
に溶湯を繊維間に含浸させる方法としては従来より用い
られている溶湯鍛造法、高圧鋳造法、溶湯浸透法などを
採ることができる。この場合初晶シリコンの粒径は、一
般に溶湯の冷fit]速度によって影響を受【プるので
、溶湯の温度、補強繊維の予熱渇邸、溶湯加圧力などに
よって調整することができる。例えば、補強繊維の予熱
温度を400℃とした場合には、初晶シリコンの平均粒
径は271μ程度とづ。
ることができる。
なお゛溶湯鍛造法や高圧鋳造法を用いる場合においては
、溶湯が1平方センチメートル当り200〜1000k
gの圧力にて加圧されて411M間に浸透せしめられる
ので、繊維集合体は、溶湯により受ける圧縮力に耐え(
qる強度を有していることが好ましい。故に繊維集合体
は、圧縮強度が1平方センチメートル当り0.2ko以
上、より好ましくは1平方レンチメートル当り0.5k
q以上であることが好ましい。このにうに繊維集合体の
圧縮強度を向上さけるにあたっては、高温の溶湯に触れ
てもその結合力を失うことの少ない無機質バインダによ
って補強繊維を結合づることが好ましい。この無機質バ
インダどしては乾燥により同化するコロイタルシリ力、
コロイタルアルミナ、水ガラス、セメン1−1燐酸アル
ミナ溶液などを用いることができる。これらを用いる場
合には無機質バインダ中に補強繊維を分散させその混合
液を撹拌し、その)捏合液中の補強繊維から真空成形法
などににっで繊維の集合体を形成し、更にそれを乾燥ま
たは焼成することにより繊維集合体を形成する。
、溶湯が1平方センチメートル当り200〜1000k
gの圧力にて加圧されて411M間に浸透せしめられる
ので、繊維集合体は、溶湯により受ける圧縮力に耐え(
qる強度を有していることが好ましい。故に繊維集合体
は、圧縮強度が1平方センチメートル当り0.2ko以
上、より好ましくは1平方レンチメートル当り0.5k
q以上であることが好ましい。このにうに繊維集合体の
圧縮強度を向上さけるにあたっては、高温の溶湯に触れ
てもその結合力を失うことの少ない無機質バインダによ
って補強繊維を結合づることが好ましい。この無機質バ
インダどしては乾燥により同化するコロイタルシリ力、
コロイタルアルミナ、水ガラス、セメン1−1燐酸アル
ミナ溶液などを用いることができる。これらを用いる場
合には無機質バインダ中に補強繊維を分散させその混合
液を撹拌し、その)捏合液中の補強繊維から真空成形法
などににっで繊維の集合体を形成し、更にそれを乾燥ま
たは焼成することにより繊維集合体を形成する。
[発明の効果]
本発明の繊維強化金属複合材料によれば、耐摩耗性、耐
熱性、耐焼イζj性に優れるといっl、:特開昭58−
93837号公報に係る繊維強化金属複合材料の長所を
残しつつ、従来のアルミニウム合金、初晶シリコンが含
まれていない特開昭58−93837号公報の複合材料
に比べて熱膨脹率を低くすることができる。
熱性、耐焼イζj性に優れるといっl、:特開昭58−
93837号公報に係る繊維強化金属複合材料の長所を
残しつつ、従来のアルミニウム合金、初晶シリコンが含
まれていない特開昭58−93837号公報の複合材料
に比べて熱膨脹率を低くすることができる。
[試験例]
(1)補強繊維の径の大小差による摩耗量変化を見るた
めに以下の試験を行なった。即らアルミナ繊維を長さ1
.5〜3ミリメートルにヂョップし、これを無機バイン
ダたるコロイダルシリカ中に分散させ、吸引成形法によ
りかざ密度0.2o/cC繊維集合体を形成した。ここ
で用いたアルミブー繊組の直径は3μ、12μ、20μ
の3種類とした。従って補強繊維の直径が3 ttの繊
維集合体、補強繊維の12μの繊維集合体、補強繊維の
直径が20μの繊維集合体の3種類を形成した。そして
溶湯鍛造法により各繊維集合体に溶湯を浸透接触させ、
これににり繊維強化金属複合材料粗材を形成しlcoな
お溶湯の組成は、アルミニウムー17%シリコン−4%
銅−0,8%マグネシウムとし溶湯温度は790”C繊
維集合体の予熱温度は600℃、加圧力は1平力センチ
メー1ヘル当り1000kgとし、凝固までこれを保持
した。このように形成した繊維強化金属複合材料の初晶
シリコンの平均粒径は32〜40μ程度であった。前記
したにうに形成したuA組強化金属複合材料から、6.
35x10.16x15.7ミリメー1−ルの試験片を
形成して、この試験片について1.FW−1摩擦摩耗試
験を行なった。この摩擦摩耗試験の試験条件は次のよう
にして行なった。即ち相手部材は軸受鋼5UJ−2から
作製されており、荷重は60kq、試験時間は1時間、
回転速度は16Qrpmであって、潤滑油はキ17スル
モータオイル5W−30であり、この潤滑油を供給しつ
つ試験を行なった。試験結果を第1図に示す。第1図か
ら明らかなようにアルミナ繊維の直径が10μを越える
場合には試験片自身の摩耗はもとより、相手材の摩耗が
大ぎく増加する。このことから摩耗量を少なくするため
には繊維の直径は10μ以下が望ましいことがわかる。
めに以下の試験を行なった。即らアルミナ繊維を長さ1
.5〜3ミリメートルにヂョップし、これを無機バイン
ダたるコロイダルシリカ中に分散させ、吸引成形法によ
りかざ密度0.2o/cC繊維集合体を形成した。ここ
で用いたアルミブー繊組の直径は3μ、12μ、20μ
の3種類とした。従って補強繊維の直径が3 ttの繊
維集合体、補強繊維の12μの繊維集合体、補強繊維の
直径が20μの繊維集合体の3種類を形成した。そして
溶湯鍛造法により各繊維集合体に溶湯を浸透接触させ、
これににり繊維強化金属複合材料粗材を形成しlcoな
お溶湯の組成は、アルミニウムー17%シリコン−4%
銅−0,8%マグネシウムとし溶湯温度は790”C繊
維集合体の予熱温度は600℃、加圧力は1平力センチ
メー1ヘル当り1000kgとし、凝固までこれを保持
した。このように形成した繊維強化金属複合材料の初晶
シリコンの平均粒径は32〜40μ程度であった。前記
したにうに形成したuA組強化金属複合材料から、6.
35x10.16x15.7ミリメー1−ルの試験片を
形成して、この試験片について1.FW−1摩擦摩耗試
験を行なった。この摩擦摩耗試験の試験条件は次のよう
にして行なった。即ち相手部材は軸受鋼5UJ−2から
作製されており、荷重は60kq、試験時間は1時間、
回転速度は16Qrpmであって、潤滑油はキ17スル
モータオイル5W−30であり、この潤滑油を供給しつ
つ試験を行なった。試験結果を第1図に示す。第1図か
ら明らかなようにアルミナ繊維の直径が10μを越える
場合には試験片自身の摩耗はもとより、相手材の摩耗が
大ぎく増加する。このことから摩耗量を少なくするため
には繊維の直径は10μ以下が望ましいことがわかる。
(2)次に繊維強化金属複合+A利の繊維体積率が熱膨
張抑制効果に与える影響を調べるために11itIt1
体積率がそれぞれ2.5.7.10.15.20、=
13 − 25%の繊維強化金属複合材料の試験片を形成【ノだ。
張抑制効果に与える影響を調べるために11itIt1
体積率がそれぞれ2.5.7.10.15.20、=
13 − 25%の繊維強化金属複合材料の試験片を形成【ノだ。
この場合の繊維集合体は前述同様の■稈にて形成した。
なお繊維体積率が小ざい場合には繊維集合体は真空成形
法にて形成し、繊維体積率が大きい場合には繊維集合体
は加圧成形法により形成した。繊維集合体に含浸させる
溶湯の組成はアルミニウムー17%シリコン−4%銅−
0,8%マグネシウムで、溶湯温度は790℃、繊維集
合体の予熱温度は600℃である。そしてかかる試験片
の熱膨脹率を測定した。なお熱膨脹率は、測定装置とし
てデコトロニツク■型(米国シータ−社製)を用い、5
iO2(シリカ)を標準試料として昇温速度1℃/分に
て40℃〜200℃の範囲で測定した。その測定結果を
第2図に示す。第2図から明らかなJ:うに繊維体積率
が2%の場合にはほとんど熱膨張抑制効果はない。しか
し2%〜15%の間では熱膨張抑制効果が大ぎい。更に
繊維体積率が15%を越えると熱膨張抑制効果が飽和す
る。従って繊維体積率【45〜15%程度がよいことが
わかる。なお前記した試験片の金属溶湯の組成とほぼ同
一の組成をもつアルミニウム−17%シリコン系合金で
は、その熱膨脹率は18×10−6/’Cである。これ
は、第2図において体積率が0%のときの数値far
+られかる。一方AC8△を繊維強化した特開昭58−
938379公報の繊維強化金属複合材料では、INN
鉢体積率変化させた場合の熱膨脹率は、第2図に2点鎖
線で示すようである。従って本発明の繊維強化金属複合
材料の熱膨脹率は、シリコンを17%含有する前記アル
ミニウム合金よりも、特開昭58−93837号公報の
前記繊維強化金属複合IJ lit J:りも低いこと
がわかる。これは初晶シリコンと補強繊維との相豆作用
によるものと考えられる。
法にて形成し、繊維体積率が大きい場合には繊維集合体
は加圧成形法により形成した。繊維集合体に含浸させる
溶湯の組成はアルミニウムー17%シリコン−4%銅−
0,8%マグネシウムで、溶湯温度は790℃、繊維集
合体の予熱温度は600℃である。そしてかかる試験片
の熱膨脹率を測定した。なお熱膨脹率は、測定装置とし
てデコトロニツク■型(米国シータ−社製)を用い、5
iO2(シリカ)を標準試料として昇温速度1℃/分に
て40℃〜200℃の範囲で測定した。その測定結果を
第2図に示す。第2図から明らかなJ:うに繊維体積率
が2%の場合にはほとんど熱膨張抑制効果はない。しか
し2%〜15%の間では熱膨張抑制効果が大ぎい。更に
繊維体積率が15%を越えると熱膨張抑制効果が飽和す
る。従って繊維体積率【45〜15%程度がよいことが
わかる。なお前記した試験片の金属溶湯の組成とほぼ同
一の組成をもつアルミニウム−17%シリコン系合金で
は、その熱膨脹率は18×10−6/’Cである。これ
は、第2図において体積率が0%のときの数値far
+られかる。一方AC8△を繊維強化した特開昭58−
938379公報の繊維強化金属複合材料では、INN
鉢体積率変化させた場合の熱膨脹率は、第2図に2点鎖
線で示すようである。従って本発明の繊維強化金属複合
材料の熱膨脹率は、シリコンを17%含有する前記アル
ミニウム合金よりも、特開昭58−93837号公報の
前記繊維強化金属複合IJ lit J:りも低いこと
がわかる。これは初晶シリコンと補強繊維との相豆作用
によるものと考えられる。
(3)繊維の配向率が熱膨張抑制にどのような影響を与
えるか調べた。即ち繊維強化金属複合材料中の綴紐体積
率を7%に設定し、$J]Iflの艮ざを変化さぜるこ
とによって面内配向率を種々変化させた。具体的には繊
維の長さを0.1ミリメートル、0.8ミリメートル、
1ミリメ−1〜ル、1.5ミリメートルとしこれにより
面内配向率を52%、64%、72%、85%どした試
験片を形成した。
えるか調べた。即ち繊維強化金属複合材料中の綴紐体積
率を7%に設定し、$J]Iflの艮ざを変化さぜるこ
とによって面内配向率を種々変化させた。具体的には繊
維の長さを0.1ミリメートル、0.8ミリメートル、
1ミリメ−1〜ル、1.5ミリメートルとしこれにより
面内配向率を52%、64%、72%、85%どした試
験片を形成した。
なお溶湯はAI −17Si −4CI−0,5MOを
用い、溶湯鍛造法は前述と同じ条件で加圧力1000
k(1/cm2. 繊維集合体の予熱湿度は600°C
1溶湯の温度は790℃で行なった。イして配向力1り
の熱膨脹率を測定した。熱膨脹率の測定は前記した方法
と同じである。その結果を第3図に示す。第3図から明
らかなように面内配向率が65%を越えると熱膨脹率抑
制効果が急激に大きくなる。従って熱膨張を抑制するに
は、面内配向率を65%1メ」二にすることが好ましい
ことがわかる。
用い、溶湯鍛造法は前述と同じ条件で加圧力1000
k(1/cm2. 繊維集合体の予熱湿度は600°C
1溶湯の温度は790℃で行なった。イして配向力1り
の熱膨脹率を測定した。熱膨脹率の測定は前記した方法
と同じである。その結果を第3図に示す。第3図から明
らかなように面内配向率が65%を越えると熱膨脹率抑
制効果が急激に大きくなる。従って熱膨張を抑制するに
は、面内配向率を65%1メ」二にすることが好ましい
ことがわかる。
(4)続いて初晶シリコンの粒径を変化させた場合につ
き述べる。この場合には過共晶アルミニウム−シリコン
系合金として、アルミニウムー18%シリコン−4%銅
−0.5%マグネシウム合金を用い、溶湯鍛造の際の鋳
造条件例えば補強繊維の予熱温度、溶湯温度といった要
因を変化させることにより溶湯の冷却速度を変え初晶シ
リコンの粒径を変化させた。この試験片をA〜Dどする
。
き述べる。この場合には過共晶アルミニウム−シリコン
系合金として、アルミニウムー18%シリコン−4%銅
−0.5%マグネシウム合金を用い、溶湯鍛造の際の鋳
造条件例えば補強繊維の予熱温度、溶湯温度といった要
因を変化させることにより溶湯の冷却速度を変え初晶シ
リコンの粒径を変化させた。この試験片をA〜Dどする
。
第1表にその鋳造条件と初晶シリコンの粒径を示す。こ
れらの試験片A〜Dの顕微鏡組織写真(×100)を第
4図〜第7図に示す。即ち第4図は試験片Aを、第5図
は試験片Bを、第6図は試験片Cを、第7図は試験片り
をそれぞれ示づ。第4図〜第7図に示す顕微鏡組織にお
いて、灰色の大きな粒状部が初晶シリコンであり、黒色
の円形及び長円形の部分が繊維である。これら試験片A
〜Dについて、高血圧の摺動試験を行なった。この摺動
試験では、上記試験片A〜Dから、6.35X10.1
6X15.7ミリメードルのブロックを形成し、軸受鋼
(S LJ J−2)からなるリング(外径35ミリメ
ートル)を150kqの荷重にて該ブロックに押し付C
ノ、その状態でリングを16Orpmで1時間回転させ
ることにより摩耗特性を調べた。この場合潤滑油として
キャスルモータオイル5w−30を供給しつつ行なった
。その摩耗特性の試験結果を第8図に示す。第8図から
明らかなように初晶シリコンの粒径が63μの試験片り
に過大摩耗が発生した。更には試験片りの相手材にも過
大摩耗が発生した。一方、試験片A〜Cは摩耗量は少な
かった。従って第8図から明らかなように、摩耗量を少
なくするに当っては、初晶シリコンの粒径を60μ程度
以下に抑えることが好ましいことがわかる。更に摺動試
験後の各ブロックについて初晶シリコンの割れを調べた
。
れらの試験片A〜Dの顕微鏡組織写真(×100)を第
4図〜第7図に示す。即ち第4図は試験片Aを、第5図
は試験片Bを、第6図は試験片Cを、第7図は試験片り
をそれぞれ示づ。第4図〜第7図に示す顕微鏡組織にお
いて、灰色の大きな粒状部が初晶シリコンであり、黒色
の円形及び長円形の部分が繊維である。これら試験片A
〜Dについて、高血圧の摺動試験を行なった。この摺動
試験では、上記試験片A〜Dから、6.35X10.1
6X15.7ミリメードルのブロックを形成し、軸受鋼
(S LJ J−2)からなるリング(外径35ミリメ
ートル)を150kqの荷重にて該ブロックに押し付C
ノ、その状態でリングを16Orpmで1時間回転させ
ることにより摩耗特性を調べた。この場合潤滑油として
キャスルモータオイル5w−30を供給しつつ行なった
。その摩耗特性の試験結果を第8図に示す。第8図から
明らかなように初晶シリコンの粒径が63μの試験片り
に過大摩耗が発生した。更には試験片りの相手材にも過
大摩耗が発生した。一方、試験片A〜Cは摩耗量は少な
かった。従って第8図から明らかなように、摩耗量を少
なくするに当っては、初晶シリコンの粒径を60μ程度
以下に抑えることが好ましいことがわかる。更に摺動試
験後の各ブロックについて初晶シリコンの割れを調べた
。
この場合初晶シリコンの粒径が80μをこえるものにつ
いては初晶シリコン全部にクラックが生じていた。また
初晶シリコンの粒径が50〜80μのものについては約
70%の初晶シリコンにクラックが生じていた。初晶シ
リコンの粒径が大きい場合に該初晶シリコンにクラック
が入りやすい理由は、初晶シリコンで補強繊組が囲まれ
やすく、イのため両者の剛性差および熱膨#i差により
初晶シリコンにクラックが生じるためと考えられる。
いては初晶シリコン全部にクラックが生じていた。また
初晶シリコンの粒径が50〜80μのものについては約
70%の初晶シリコンにクラックが生じていた。初晶シ
リコンの粒径が大きい場合に該初晶シリコンにクラック
が入りやすい理由は、初晶シリコンで補強繊組が囲まれ
やすく、イのため両者の剛性差および熱膨#i差により
初晶シリコンにクラックが生じるためと考えられる。
[実施例1コ
第9図に示す実施例1は、1勺)−1ンデイシヨナ−出
回転式]ンブレツ1フのベーンに本発明の繊維強化金属
複合材料を適用した場合である。
回転式]ンブレツ1フのベーンに本発明の繊維強化金属
複合材料を適用した場合である。
本例では平均直径3μ、艮ざ1.0〜2.5mmのアル
ミナ−シリカ糸綴M(商品名カオウール、イソライ]へ
パブコック耐火株式会社製)よりその非m紺粒子を取り
除ぎ、該アルミナ−シリカ系繊維と無機バインダとして
の水溶性シリカゾルとを混合した。その後真空成形法に
より40X70X10ミリメー1〜ルの板状の繊維集合
体を成形した。
ミナ−シリカ糸綴M(商品名カオウール、イソライ]へ
パブコック耐火株式会社製)よりその非m紺粒子を取り
除ぎ、該アルミナ−シリカ系繊維と無機バインダとして
の水溶性シリカゾルとを混合した。その後真空成形法に
より40X70X10ミリメー1〜ルの板状の繊維集合
体を成形した。
この繊維集合体のかき密度は0.18o/ccで、繊維
体積率は7%である。この繊H集合体の繊維配向け、熱
膨張を抑制御る方向に平行な面、即ち、/1. OX
70ミリメ−1ヘルの面内において2次元ランダムであ
り、その面内配向率は85%である。
体積率は7%である。この繊H集合体の繊維配向け、熱
膨張を抑制御る方向に平行な面、即ち、/1. OX
70ミリメ−1ヘルの面内において2次元ランダムであ
り、その面内配向率は85%である。
次にこの繊維集合体を電気炉中で600℃に予備加熱し
、第10図に示す主型100と上型101とで構成され
る成形型102のギY・ビテイ102aの中に該繊維集
合体103を収納し、素早く過共晶のアルミニウム−シ
リコン系合金の金属溶湯104を注入した。この金属溶
湯の組成は、アルミニウムー17%シリコン−4%銅−
0,8%マグネシウムであり、その溶湯副1ま790℃
であった。そして成形型102の上型101により1平
方センチメ−1ヘル当り1000kgの圧力を加え凝固
までその圧力を保持した。この溶湯は通常用いられるA
390合金にりもマグネシウム間が多い。その主たる理
由は、アルミナ−シリカ系繊維とマグネシウムとは反応
しやすく、そのため後工程の熱処理の段階で71〜リツ
クス中に含まれるマグネシウムが減少するからこれを補
うためである。前記したように製造した繊維強化金属複
合材料を熱処理しその!所定の形状に機械加工して第9
図に示Jようなベーン3a 、3bとした。なお熱処理
はT6処理とした。ベーン3a、3+1の熱膨脹率は1
6xlO−6/℃であり、従来より用いられでいるA3
90合金の熱膨脹率(18X10−6/’C)よりも低
い。
、第10図に示す主型100と上型101とで構成され
る成形型102のギY・ビテイ102aの中に該繊維集
合体103を収納し、素早く過共晶のアルミニウム−シ
リコン系合金の金属溶湯104を注入した。この金属溶
湯の組成は、アルミニウムー17%シリコン−4%銅−
0,8%マグネシウムであり、その溶湯副1ま790℃
であった。そして成形型102の上型101により1平
方センチメ−1ヘル当り1000kgの圧力を加え凝固
までその圧力を保持した。この溶湯は通常用いられるA
390合金にりもマグネシウム間が多い。その主たる理
由は、アルミナ−シリカ系繊維とマグネシウムとは反応
しやすく、そのため後工程の熱処理の段階で71〜リツ
クス中に含まれるマグネシウムが減少するからこれを補
うためである。前記したように製造した繊維強化金属複
合材料を熱処理しその!所定の形状に機械加工して第9
図に示Jようなベーン3a 、3bとした。なお熱処理
はT6処理とした。ベーン3a、3+1の熱膨脹率は1
6xlO−6/℃であり、従来より用いられでいるA3
90合金の熱膨脹率(18X10−6/’C)よりも低
い。
なお第1図に示す本例のコンプレッサについて更に説明
を加える。このコンプレッサは、スルーベーン型冷媒コ
ンプレッサで、円形の鋳鉄製本体1内には円形の鋳鉄製
ロータ2が回転可能に設置される。本体1とロータ2と
の間には断面積が連続的に変化する圧縮室3が形成され
、該圧縮室3の容積が増加する部分に対応する本体10
部分には、図示しないエバポレータ側より冷媒を吸入す
る吸入孔11が開口している。また圧縮室3の容積が最
も減少した部分に対応する本体1の部分には、冷媒を吐
出する吐出孔12が形成されている。
を加える。このコンプレッサは、スルーベーン型冷媒コ
ンプレッサで、円形の鋳鉄製本体1内には円形の鋳鉄製
ロータ2が回転可能に設置される。本体1とロータ2と
の間には断面積が連続的に変化する圧縮室3が形成され
、該圧縮室3の容積が増加する部分に対応する本体10
部分には、図示しないエバポレータ側より冷媒を吸入す
る吸入孔11が開口している。また圧縮室3の容積が最
も減少した部分に対応する本体1の部分には、冷媒を吐
出する吐出孔12が形成されている。
ロータ2には案内溝21.22が直径方向に貫通しかつ
互いに直交するように形成され、該案内溝21.22の
それぞれにはベーン3a、3bが摺動自在に挿入されて
いる。従ってライナ一部13は、このベーン3a13b
の両端が常に摺動でき゛るよう特殊なプロフィールとな
っている。またベーン3a、3bは圧縮室3の両側壁を
なすライナ= 21 = 一すイド部14の隙間とほぼ同じ幅に形成されている。
互いに直交するように形成され、該案内溝21.22の
それぞれにはベーン3a、3bが摺動自在に挿入されて
いる。従ってライナ一部13は、このベーン3a13b
の両端が常に摺動でき゛るよう特殊なプロフィールとな
っている。またベーン3a、3bは圧縮室3の両側壁を
なすライナ= 21 = 一すイド部14の隙間とほぼ同じ幅に形成されている。
尚このスルーベーンはIメ下のようにして製造されてい
る。ここで該コンプレッサが作動するとベーン3a、3
bとライナ一部13との摺動摩擦及び気体の断熱圧縮な
どにJ:つて該ベーン3a、3bは発熱する。このとき
本実施例ではベーン3a、3bは上記したような繊維強
化金属複合材料で形成されているので、熱膨脹率を16
X10−67℃と小さくすることができる。故にベーン
3a、3bとライナ一部13およびライナーサイド部1
4とのクリアランスを、従来のベーンに比べて小さくす
ることができ、従って設計寸法でのクリアランスを従来
よりも詰めることができる。本例のベーンを用いた場合
にはコンプレツリーの体積効率が81〜83%程度とな
り、従来の体積効率79〜81%に比べて3%程度改善
することができた。
る。ここで該コンプレッサが作動するとベーン3a、3
bとライナ一部13との摺動摩擦及び気体の断熱圧縮な
どにJ:つて該ベーン3a、3bは発熱する。このとき
本実施例ではベーン3a、3bは上記したような繊維強
化金属複合材料で形成されているので、熱膨脹率を16
X10−67℃と小さくすることができる。故にベーン
3a、3bとライナ一部13およびライナーサイド部1
4とのクリアランスを、従来のベーンに比べて小さくす
ることができ、従って設計寸法でのクリアランスを従来
よりも詰めることができる。本例のベーンを用いた場合
にはコンプレツリーの体積効率が81〜83%程度とな
り、従来の体積効率79〜81%に比べて3%程度改善
することができた。
また上記したように形成したベーン3a 、 3bを相
込んだコンプレッサについて耐久試験を行なった。この
耐久試験は、連続耐久試験、液圧縮試験、カス不足試験
を行なった、1ここで連続耐久試験は、100時間:]
ンブレツサを連続的に回転させることにJ:り行なった
。また液圧縮試験は、冷媒を液状にして衝撃的に荷重を
加えることにより行なった。またガス不足試験は、冷媒
の量をへらして行なった。試験結果は上記した試験全て
良好であった。
込んだコンプレッサについて耐久試験を行なった。この
耐久試験は、連続耐久試験、液圧縮試験、カス不足試験
を行なった、1ここで連続耐久試験は、100時間:]
ンブレツサを連続的に回転させることにJ:り行なった
。また液圧縮試験は、冷媒を液状にして衝撃的に荷重を
加えることにより行なった。またガス不足試験は、冷媒
の量をへらして行なった。試験結果は上記した試験全て
良好であった。
なお第11図に示づような可動翼ベーンコンブレッザの
ベーンとしても使用できる。即ち第11図に示づ一ニl
ンブレツサでは、[1−夕20には放射状に有底の溝2
3.24.25.26が形成され、それぞれの渦23〜
26にベーン3c 、 3d 、3e、3fが摺動可能
に挿通されている。なお各ベーン3C〜3fの底面と1
M23〜26の底面との間には空間4.1.42.43
.44が形成されこの空間には、作動時に流体通路3の
圧縮液体が導入される様になっており、この圧縮液体に
よる圧力でベーン3C〜3fの先端をライナ一部13に
押しイ」(〕る。
ベーンとしても使用できる。即ち第11図に示づ一ニl
ンブレツサでは、[1−夕20には放射状に有底の溝2
3.24.25.26が形成され、それぞれの渦23〜
26にベーン3c 、 3d 、3e、3fが摺動可能
に挿通されている。なお各ベーン3C〜3fの底面と1
M23〜26の底面との間には空間4.1.42.43
.44が形成されこの空間には、作動時に流体通路3の
圧縮液体が導入される様になっており、この圧縮液体に
よる圧力でベーン3C〜3fの先端をライナ一部13に
押しイ」(〕る。
[実施例2]
−23一
実施例1の場合と同様に径3μ、長さ1.5ミリメート
ルのアルミナ[t(ICr社製リーフイール)を用い、
かさ密度0.5Q/CO,繊維体積率11.3毬の繊維
集合体を形成し、この繊維集合体に溶湯金属を溶湯鍛造
して複合化し、これによりコンプレッサ用ベーン粗材と
した。なお金属溶湯の組成はアルミニウムー18%シリ
コン−2%銅−1%マグネシウムー1.5%ニッケル合
金である。そして溶湯温度は800℃、繊維集合体の予
熱温度は600℃どした。前記したように製造した繊維
強化金属複合材料の試験片のベーン粗Hの熱膨脹率は1
5.2x10−6/’Cであった。
ルのアルミナ[t(ICr社製リーフイール)を用い、
かさ密度0.5Q/CO,繊維体積率11.3毬の繊維
集合体を形成し、この繊維集合体に溶湯金属を溶湯鍛造
して複合化し、これによりコンプレッサ用ベーン粗材と
した。なお金属溶湯の組成はアルミニウムー18%シリ
コン−2%銅−1%マグネシウムー1.5%ニッケル合
金である。そして溶湯温度は800℃、繊維集合体の予
熱温度は600℃どした。前記したように製造した繊維
強化金属複合材料の試験片のベーン粗Hの熱膨脹率は1
5.2x10−6/’Cであった。
そして上記したベーン粗材を熱処理後機械加工してベー
ンとし、このベーンを実施例1の場合と同様のコンプレ
ッサに組込んだ。この場合においてもコンプレッサの体
積効率は5%向上した。また前記したような連続耐久試
験、液圧縮試験、ガス不足試験においても良好な結果が
得られた。
ンとし、このベーンを実施例1の場合と同様のコンプレ
ッサに組込んだ。この場合においてもコンプレッサの体
積効率は5%向上した。また前記したような連続耐久試
験、液圧縮試験、ガス不足試験においても良好な結果が
得られた。
第1図は補強繊維の径と摩耗間との関係を示すグラフで
ある。第2図は繊維体積率と熱膨脹率との関係を示すグ
ラフである。第3図は面内配向率と熱膨脹率との関係を
示すグラフである。第4図、第5図、第6図、第7図は
それぞれ、初晶シリコンの粒径を変化ざぜた場合のIl
維強化金属複合材盈圏翅私の 利6賞微鏡写真(X100)である。第8図は初晶シリ
コンの粒径と摩耗量との関係を示すグラフである。第9
図はスルーベーン型コンプレッサの主要部の断面を示す
断面図である。第10図はベーンを形成する工程を示す
概略断面図である。第11図は可動翼ベーンコンプレッ
サの主要部の断面図を示す。 図中、1はコンプレッサ本体、3a、3bはベーン、3
c、3d、3’e、3rはベーンをそれぞれ示す。 特許出願人 トヨタ自動車株式会社代理人
弁理士 大川 宏 同 弁理士 藤谷 修 同 弁理士 丸山明夫 第4図 第5図 第6図 第7図
ある。第2図は繊維体積率と熱膨脹率との関係を示すグ
ラフである。第3図は面内配向率と熱膨脹率との関係を
示すグラフである。第4図、第5図、第6図、第7図は
それぞれ、初晶シリコンの粒径を変化ざぜた場合のIl
維強化金属複合材盈圏翅私の 利6賞微鏡写真(X100)である。第8図は初晶シリ
コンの粒径と摩耗量との関係を示すグラフである。第9
図はスルーベーン型コンプレッサの主要部の断面を示す
断面図である。第10図はベーンを形成する工程を示す
概略断面図である。第11図は可動翼ベーンコンプレッ
サの主要部の断面図を示す。 図中、1はコンプレッサ本体、3a、3bはベーン、3
c、3d、3’e、3rはベーンをそれぞれ示す。 特許出願人 トヨタ自動車株式会社代理人
弁理士 大川 宏 同 弁理士 藤谷 修 同 弁理士 丸山明夫 第4図 第5図 第6図 第7図
Claims (6)
- (1)マトリックスが金属で、該マトリックス中に補強
繊維が埋設された繊維強化金属複合材料において、 該補強繊維は、平均直径10μ以下のアルミナ繊維、ア
ルミナ−シリカ系繊維の少なくとも1種から形成され、
該マトリックスは、初晶シリコンが分散した過共晶のア
ルミニウム−シリコン系合金であることを特徴とする繊
維強化金属複合材料。 - (2)補強繊維は、熱膨脹率を抑制する方向に平行な面
で2次元ランダムの状態に配設されており、その面にお
ける面内配向率は65%以上である特許請求の範囲第1
項記載の繊維強化金属複合材料。 - (3)補強繊維の体積率は、5〜15%である特許請求
の範囲第1項記載の繊維強化金属複合材料。 - (4)初晶シリコンの平均粒径は50μ以下である特許
請求の範囲第1項記載の繊維強化金属複合材料。 - (5)マトリックスは、重量%でシリコン13〜30%
を含む特許請求の範囲第1項記載の繊維強化金属複合材
料。 - (6)コンプレッサのベーンに用いられる特許請求の範
囲第1項記載の繊維強化金属複合材料。
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