JPS6116891A - 光記録媒体 - Google Patents

光記録媒体

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JPS6116891A
JPS6116891A JP59137692A JP13769284A JPS6116891A JP S6116891 A JPS6116891 A JP S6116891A JP 59137692 A JP59137692 A JP 59137692A JP 13769284 A JP13769284 A JP 13769284A JP S6116891 A JPS6116891 A JP S6116891A
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JP
Japan
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group
sulfonic acid
ring
dyes
acid group
Prior art date
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JP59137692A
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English (en)
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Noriyoshi Nanba
憲良 南波
Shigeru Asami
浅見 茂
Toshiki Aoi
利樹 青井
Kazuo Takahashi
一夫 高橋
Akihiko Kuroiwa
黒岩 顕彦
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TDK Corp
Original Assignee
TDK Corp
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Publication date
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    • G11INFORMATION STORAGE
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    • G11B7/00Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
    • G11B7/24Record carriers characterised by shape, structure or physical properties, or by the selection of the material
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
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    • G11B7/247Record carriers characterised by shape, structure or physical properties, or by the selection of the material characterised by the selection of the material of recording layers comprising organic materials only containing dyes methine or polymethine dyes
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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Thermal Transfer Or Thermal Recording In General (AREA)
  • Non-Silver Salt Photosensitive Materials And Non-Silver Salt Photography (AREA)
  • Optical Record Carriers And Manufacture Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ■ 発明の背景 技術分野 本発明は、光記録媒体、特にヒートモードの光記録媒体
に関する。
先行技術 光記録媒体は、媒体と書き込みないし読み出しヘッドが
非接触であるので、記録媒体が摩耗劣化しないという特
徴をもち、このため、種々の光記録媒体の開発研究が行
われている。
このような光記録媒体にうち、暗室による現像処理が不
要である等の点で、ヒートモード光記録媒体の開発が活
発になっている。
このヒートモードの外リン記録媒体は、記録外リンを熱
として利用する光記録媒体であり、その1例として、レ
ーザー等の記録光で媒体に一部を融解、除去等して、ビ
ットと称される小穴を形成して書き込みを行い、このビ
ットにより情報を記録し、このビットを読み出し光で検
出して読み出しを行うピット形成タイプのものがある。
このようなピット形成タイプの媒体、特にそのうち、装
置を小型化できる半導体レーザーを抗原とするものにお
いては、これまで、Teを主体とする材料を記録層とす
るものが大半を示している。
しかし、近年、Te系材料が有害であること、そしてよ
り高感度化する必要があること、より製造コストを安価
にする必要があることから、Te系にかえ、色素を主と
した有機材料系の記録層を用いる媒体についての提案や
報告が増加している。
例えば、He−Neレーザー用としては、スクワリリウ
ム〔特開昭56−46221号V、 B、 Jipso
n and C,R,Jones、 J、 Vac、 
Scj。
Technol、、 18 (1) 105 (198
1))や金属フタロシアニン色素(特開昭57−820
94号、同57−82095号)等を用いるものがある
また、金属フタロシアニン色素を半導体レーザー用とし
て使用した例(特開昭56−86796号)もある。
これらは、いずれも色素を蒸着により記録層薄膜とした
ものであり、媒体製造上、Te系と大差はない。
しかし、色素蒸着膜のレーザーに対する反射率は一般に
小さく1反射光量のピットによる変化(減少)によって
読み出し信号をうる、現在性われている通常の方式では
、大きなS/N比をうることかできない。
また、記録層を担持した透明基体を、記録層が対向する
ようにして一体化した、いわゆるエアーサンドイッチ構
造の媒体とし、基体をとおして書き込みおよび読み出し
を行うと、書き込み感度を下げずに記録層の保護ができ
、かつ記録密度も大きくなる点で有利であるが、このよ
うな記録再生方式も、色素蒸着膜では不可能である。
これは、通常の透明樹脂基体では、屈折率がある程度の
値をもち(ポリメチルメタクリレートで1.5)、また
、表面反射率がある程度大きく(同 4%)、記録層の
基体をとおしての反射率が1例えばポリメチルメタクリ
エートでは60%程度以下になるため、低い反射率しか
示さない記録層では検出できないからである。
色素蒸着膜からなる記録層の、読み出しのS/N比を向
上させるためには、通常、基体と記録層との間に、An
等の蒸着反射膜を介在させている。
この場合、蒸着反射膜は、反射率を上げてS/N比を向
上させるためのものであり、ピット形成により反射膜が
露出して反射率が増大したり、あるいは場合によっては
、反射膜を除去して反射率を減少させるものであるが、
当然のことながら、基体をとおしての記録再生はできな
い。
同様に、特開昭55−161690号には、IR−13
2色素(コダック社製)とポリ酢酸ビニルとからなる記
録層、また、特開昭57−74845号には、l、1′
−ジエチル−2゜2′−トリ力ルポシアニンイオダイド
とニトロセルロースとからなる記録層、さらにはに、 
YLaw、 et al、、 Appl、 Phys、
 Lett、  39(9)718 (1981)には
、3−3′−ジエチル−12−アセチルチアテトラカル
ボシアニンとポリ酢酸ビニルとからなる記録層など、色
素と樹脂とからなる記録層を塗布法によって設層した媒
体が開示されている。
しかし、これらの場合にも、基体と記録層との間に反射
膜を必要としており、基体裏面側からの記録再生ができ
ない点で、色素蒸着膜の場合と同様の欠点をもつ。
このように、基体をとおしての記録再生が可能であり、
Te系材料からなる記録層をもつ媒体との互換性を有す
る、有機材料系の記録層をもつ媒体を実現するには、有
機材料自身が大きな反射率を示す必要がある。
しかし、従来、反射層を積層せずに、有機材料の単層に
て高い反射率を示す例はきわめて少ない。
わずかに、バナジルフタロシアニンの蒸着膜が高反射率
を示す旨が報告(P、 Kivits。
etal、、 Appl、 Phys、 Part A
  26 (2)101 (1981)、特開昭55−
97033号〕されているが、おそらく昇華温度が高い
ためであろうと思われるが、書き込み感度が低い。
また、チアゾール系やキノリン系等のシアニン色素やメ
ロシアニン色素が報告〔山元他、第27回 応用物理学
会予稿集 i p−P−9(1980))されており、
これにもとづく提案が特開昭58−112790号にな
されているが、これら色素は、特に塗膜として設層した
ときに、溶剤に対する溶解度が小さく、また結晶化しや
すく、さらには読み出し光に対してきわめて不安定でた
だちに脱色してしまい、実用に供しえない。
このような実状に鑑み、本発明者らは、先に、溶剤に対
する溶解度が高く、結晶化も少なく、かつ熱的に安定で
あって、塗膜の反射率が高いインドレニン系のシアニン
色素を単層膜として用いる旨を提案している(#開開5
7−134397号、同57−134170号)。
また、インドレニン系、あるいはチアゾール系、キノリ
ン系、セレナゾール系等の他のシアニン色素においても
、長鎖アルキル基を分子中に導入して、溶解性の改善と
結晶化の防止がはかられることを提案している(特開昭
57−182589号、同57−177776号等)。
さらに、光安定性をまし、特に読み出し光による脱色(
再生劣化)を防止するために、シアニン色素にクエンチ
ャ−を添加する旨の提案を行っている(特願昭57−1
66832号、同57−168048号等)。
しかし、これらシアニン色素の塗膜からなる記録層を有
するものでは明室保存性に問題がある。
II  発明の目的 本発明は、このような実状に鑑みなされたものであって
、その主たる目的は、明室保存性の高い色素を含む記録
層を有する光記録媒体を提供することにある。
このような目的は、下記の本発明によって達成される。
すなわち、第1の発明は、シアニン色素またはシアニン
色素の組成物からなる記録層を基体上に有する光記録媒
体において、シアニン色素が、シアニン色素骨格に結合
したスルホン酸基、カルボン酸基、スルホン酸塩基また
はカルボン酸塩基と遷移金属塩との反応生成物を含むこ
とを特徴とする光記録媒体である。
また第2の発明は、シアニン色素の組成物からなる記録
層を基体上に有する光記録媒体において、シアニン色素
が、シアニン色素骨格に結合したスルホン酸基、カルボ
ン酸基、スルホン酸塩基またはカルボン酸塩基と遷移金
属塩との反応生成物を含み、しかも記録層がさらにクエ
ンチャ−を含有することを特徴とする光記録媒体である
■ 発明の具体的構成 以下、本発明の具体的構成について詳細に説明する。
本発明において用いるシアニン色素は、シアニン色素骨
格に、直接または適当な連結基を介して、スルホン酸基
、カルボン酸基、スルホン酸塩基またはカルボン酸塩基
を有するもの(反応シアニン色素)と、遷移金属塩との
反応生成物である。
こ、の場合、スルホン酸塩基またはカルボン酸塩基とし
ては、Na塩、K塩等がある。
また、分子中のスルホン酸基、カルボン酸基、スルホン
酸塩基あるいはカルボン酸塩基の数については特に制限
はないが、1〜6、特に2〜4が好ましい。
2個以上含まれる場合、これらのうち1個は4級窒素と
分子内塩を形成していてもよい。
さらに、連結基としては、アルキレン基、アリーレン基
、あるいはこれらの結合したもの、さらには、これらと
イミノ基、オキシ基、スルホニル基、カルボニル基等の
1種以上とが結合した基などがある。
そして、シアニン色素骨格に、直接または適当な連結基
を介して、スルホン酸基、カルボン酸基、スルホン酸塩
基またはカルボン酸塩基が結合する部位は、骨格芳香環
ないし環内窒素のいずれでもよい。
ただ、合成上の容易さからすると、結合部位は、環内窒
素であり、かつ環内窒素に (CH2)に(ΣA あるいは (CH2) a  A の形で導入するのが好ましい。
この場合、聾は整数であるが、特に1〜4が好ましい、
 また、Aは、前記のスルホン酸基等を表わす。
本発明における反応シアニンの骨格には特に制限はなく
、種々のものを用いることができる。
ただ、シアニン色素として、記録層中に含有させたとき
、書き込み感度が高く、読み出しのS/N比が高いもの
は、下記一般式CI)または(II)で示されるものが
好ましい。
一般式(I)  Φ十−L=ψ (X−)m一般式(I
I )  Φ= L−f”   (X”−) m上記一
般式(I)および(II)において、Φは、それぞれ芳
香族環が縮合してもよいチアゾール環、オキサゾール環
、セレナゾール環、イミダゾール環またはピリジン環の
1価ないし2価の残基を表わし、 ψは、Φと同様にそれぞれ芳香族環が縮合してもよいチ
アゾール環、オキサゾール環、セレナゾール環、イミダ
ゾール環、ピリジン環またはインドレニン環の2価ない
し1価の残基を表わし、Φとψは同一であっても異なる
ものであってもよい。
Lは、シアニン色素を形成するためのポリメチレン連結
基を表わし、 X−は、酸アニオンを表わす。
また、mは0またはlである。
上記一般式(I)および(II)で示される異性化構造
において、Φは、芳香族環、例えばベンゼン環、ナフタ
レン環、フェナントレン環、キノキサリン環が縮合して
もよいチアゾール環、オキサゾール環、セレナゾール環
、イミダゾール環、ピリジン環の1価ないし2価の残基
を表わす。
また、!は、芳香族環、例えばベンゼン環、ナフタレン
環、フェナントレン環、キノキサリン環等が縮合しても
よいチアゾール環、オキサゾール環、セレナゾール環、
イミダゾール環、ピリジン環、インドレニン環の2価な
いし1価の残基を表わす。
これらΦおよび!は、同一の環でも異なる環であっても
よい。
なお、Φ+および!+は、環中の窒素原子が+電荷をも
ち、ψおよびΦは、環中の窒素原子が中性のものである
これらのΦおよびψの骨格環としては、下記式〔Φ’I
)〜(φ”XI)および〔ψ”I)〜(P ’ XI)
で示されるものであることが好ましい。
なお、下記においては、Φと!の構造は、一般式CI)
におけるΦ十−とψ=の形で示される。
(Φ’IV)            (R4)Q〔ψ
’m)      (Ra’)q ^1・ (R4’ ) q このような各種環において、環中の窒素原子(イミダゾ
ール環では2個の窒素原子)に結合する基R1、R1”
 (Ru 、Ru ′)は、置換または非置換のアルキ
ル基、アリール基、アルケニル基、特にアルキル基であ
る。
このような環中の、窒素原子に結合する基R1、R1”
の炭素原子数には、特に制限はない。
また、この基がさらに置換基を有するものである場合、
置換基としては、スルポン酸基、アルキルカルボニルオ
キシ基、アルキルアミド基、アルキルスルホンアミド基
、アルコキシカルボニル基、アルキルアミン基、アルキ
ルカルバモイル基、アルキルスルファモイル基、水酸基
、カルボキシ基、ハロゲン原子等いずれであってもよい
ただ、前記したようにR1またはR4中に特に置換基と
してスルホン酸基、カルボン酸基、スルホン酸塩基また
はカルボン酸塩基が含まれることが好ましい。
さらに、ψ(ψ+)の環が、縮合ないし非縮合のインド
レニン環(式〔ψI〕〜(’PIV))である場合、そ
の3位には、2つの置換基R2’、FL3”が結合する
ことが好ましい。
この場合、3位に結合する2つの置換基R2”、R3’
としては、アルキル基またはアリール基であることが好
ましい、 そして、これらのうちでは、炭素原子数1ま
たは2、特に1の非置換基アルキル基であることが好ま
しい。
一方、Φおよびψで表わされる環中の所定の位置には、
さらに他の置換基R4,R4’が結合していてもよい。
 このような置換基としては、アルキル基、アリール基
、複素環残基、ハロゲン原子、アルコキシ基、アリーロ
キシ基、アルキルチオ基、アリールチオ基、アルキルカ
ルボニル基、アリールカルボニル基、アルキルオキシカ
ルボニル 基、アルキルカルボニルオキシ基、アリールカルボニル
オキシ基、アルキルアミド基、了りールアミド基、アル
キルカルバモイル基、アリールカルバモイル基、アルキ
ルアミノ基、アリールアミノ基、カルボン酸基、アルキ
ルスルホニル基、アリールスルホニル基1、アルキルス
ルホンアミド基、アリールスルホンアミド基、アルキル
スルファモイル基、アリールスルファモイル基、シアノ
基、ニトロ基等、種々の置換基であってよい。
ただ、前記したようにR4,R4’としてスルホン酸、
カルボン酸、スルホン酸塩基またはカルボン酸塩基が、
直接または適当な連結基を介して含有されてもよい。
そして、これらの置換基の数CP*q*T+B、t)は
、通常、0または1〜4程度とされる。 なお、P+q
+T+”+tが2以上であるとき、複数のR4,R4’
は互いに異なるものであってよい。
他方、Lは、モノ、ジ、トリまたはテトラカルボシアニ
ン色素等のシアニン色素を形成するためのポリメチレン
連結基を表わすが、得に(LI)〜(LX[)のいずれ
かであることが好ましい。
式(LI) 式(LIX)      C ■ ここに、Yは、水素原子または1価の基を表わす。 こ
の場合、1価の基としては、メチル基等の低級アルキル
基、メトキシ基等の低級アルコキシ基、ジメチルアミノ
基、ジフェニルアミノ基、メチルフェニルアミノ基、モ
ルホリノ基、イミダゾリジン基、エトキシカルボニルピ
ペラジン基などのジ置換アミノ基、アセトキシ基等のフ
ルキルカルボニルオキシ基、メチルチオ基等のフルキル
チオ基、シアノ基、ニトロ基、Br、C1等のハロゲン
原子などであることが好ましい。
また、R8およびR9は、それぞれ水素原子またはメチ
ル基等の低級アルキル基を表わす。
そして、見は、0またはlである。
さらに、X−は陰イオンであり、その好ましい例として
は、I + B r + Cl 04  * B F 
4  +CR3−C> S 03− 、 Cl(> S
 O3−等を挙げることができる。
なお、mは0またはlであるが、mが0であるときには
、通常、ΦのR1やLが一電荷をもち1分子内塩となる
次に、本発明のインドレニン系シアニン色素の具体例を
挙げるが、本発明はこれらのみに限定されるものではな
い。
反庫色」 免ニー’P’     1L−1上′   
 1L−11D’l(Φ’  I)        C
H2COONa      −D′ 2  (Φ’  
I)      (CH2)3 SO3Na   −D
′ 3  〔Φ’  II)       CH2C0
0N a      −D’  4   (O’  I
I)       CH2COONa      −D
′ 5  〔Φ’  II)      (CH2)2
 COONa   −D’  6   (O’  II
)       (CH2)2 COONa   −D
′ 7  〔Φ′ ■〕     (OH2)2coo
Na  −D′ 8  〔Φ’Il)       C
2H5−D′ 9  〔Φ’  II)       
CH2C0OH−D’  10  (4)’  II)
      (CH2)2 COONa   −D’l
l(Φ’  II)       (CH2)3 SO
3Na   −D’12(Φ’  II)      
 (CH2)2 C00N a   −D’13(Φ’
  II)       (CH2)2 COONa 
  −DM4(Φ’  II)      (CH2)
3 SO3Na   −D’  15  (O’  I
I)      (CH2)3 SO3Na   −D
’1B(Φ’  II)      (CH2)330
3 Na   −D’  1?  (Φ’  V)  
    (CH2)3 SO3Na   −D’  1
8  CΦ’ IX)      (CH2)3303
 Na   一旦土ユ」b工’       L   
    Y       X4−OH5(L■)   
  C1− 5−CH3(L■)     HI H(L■)     Br      IH(L■)H
− H(L■)H0文 6−CH3(L■)     Br      −6−
CH3(Lll)     Br      CjLH
(LII)     HBr H(LII)     HC1 8−CH3(LII)     H− 6−C1(LII)     Br      −6−
OCH3(L■)     Br      −H(L
■)Hr H(l■〕    C立     I H(Lll)     HI H(LII)     HI H(L■)     HI 反広危」 免ニーj′     及し工、fll′  
   jlLl工11  JD’19(Φ’  X) 
      (CH2)3  S03  Na    
−D’20(Φ’  III)        CH2
C0OHCH3D’21(Φ’  m)       
(CH2)3  SO3Na  CH3D’22(Φ’
  III)       (CH2)3  SO3N
a  CH3D’23(Φ′ ■、ψ’  I)   
CH2<>SO3Na  CH3)D’24(Φ’  
TI)       (CH2)3  SO3Na  
CH3D’25(Φ’  II)        C)
120SO3N a  CH3D’2B(Φ’  II
)        CH2<>SO3Na  CH3f
D’27(Φ’II、ψ’  I)   CH2<>S
O3Na  CH3H,ED’2B(Φ’  IV) 
      (CH2)3  SO3NJL  CH3
D’21](Φ’  IV)        CH2<
> SO3N a  CH3D’30(Φ’  TV)
        CH2<>SO3Na  CH3D’
31(Φ’  IV)       (CH2)3  
SO3Na  CH3D’32(Φ’  TV)   
     CH2−4C> SO3N a  CH3D
’33(Φ’  TV)        CH2<> 
303  N a  CH3b−エ旦土’      
 L       Y       XH(L■〕  
   C立      IH(LII)      H
C文 H(L■)HI H(LII)      H1 1,5−C1(LII)     Hl5−6文   
    (Lll)     Hl5−CH3SO2(
LII)     Hl3−6文       (LI
I)      Hl5−CH3Coo   (LIT
)     HIH(LII)      HI H(LII)      HI H(L■)HI H(L■)HI H(L■〕    6文 CH3<) S 03H(L
■)HI 上述のような反応シアニン色素は遷移金属塩と反応生成
物を形成する。
用いる遷移金属としては、Ni、Co。
Cu 、Pd 、Pt等の塩、例えば塩化物、集化物等
があり、特にN1CJ12 、NiBr2等が好適であ
る。
そして、これらの反応シアニン色素を所定の溶媒、例え
ばエチレングリコール、またはエチレングリコールとケ
トン系、芳香族系アルコール系等の溶剤との混合物など
に溶解し、当量のNiC12との遷移金属塩と過熱反応
させて単離することにより、反応生成物としてのクエン
チャ−基能部な有するシアニン色素が得られる。
反応生成物は、反応シアニン色素中のスルホン酸基等の
数に応じ、Ni2十等とコンプッレクスを形成するもの
である。
例えば、スルホン酸基等が反応色素中に2つ存在すると
きには、反応色素の−503−塩をD2−とすると、 ((D”)3 ・ Ni2+)2− を形成したり、これとエチレングリコールEG2−と ((D2−) 2  N i2 ” (EG2 ) )
 2−を形成したりする。 そして、これらの混合物と
して生成するものである。
なお、これらの合成は、日本化学会第44秋季年会3M
24 予稿集P628 (1981)、同第47春季年
会4038 予稿集P1421 (1983)等に記載
された方法に準じて行えばよい。
反応生成物の単離は、通常、溶媒の留去による。 ある
いは炭素水素系溶剤または水を添加して沈澱させればよ
い。
以下に反応生成物の具体例を挙げる。
色素No。
工n肩Jj)  励江J   」IO2龍DI−I  
     D′ll    N1CJ12     E
GDI−2D’16    N1Cjj2     E
GDI−3D’22    NiCl2    EGD
I−4D′23    N1Cj12     EGD
I−5D”30    N1CJ12    EGDI
−6D”31    NiCu2     EGDI−
7D’17    NiCl2     EGDI−8
D’18    N1CIL2     EGDI−9
D’19    NiCu2    EGDI−10D
”27    Ni(、[2EGなお、反応シアニン色
素とNi塩との反応生成物は、反応シアニン色素そのも
のの吸収スペクトルとほとんど変わりのない可視紫外吸
収スペクトルをもち、またNiの存在が確認された。
このような遷移金属塩との反応生成物としての色素に加
え、記録層中には、他の色素が含有されてもよい・ このような色素としては、前記のシアニン色素、スチル
ベン色素、スチリル色素、インジゴ色素、アゾおよびジ
スアゾ色素、ジおよびトリフェニルメタン色素、アント
ラキノン色素、メロシアニン色素、ピラゾロン色素、チ
アゾール色素、アジン色素、ピリジンおよびキノリン色
素、ベンゾフェノン、ベンゾキノンおよびナフトキノン
色素、アクリジン色素、チアジン色素、オキサジン色素
、ニトロおよびニトロソ色素、キノアニル、インドフェ
ノール、インドアニリンおよびインジゴ色素等がある。
これらの中では、特に、シアニン色素が特に好ましい。
シアニン色素としては、前述の反応シアニン色素と同様
のものが好ましく、スルホン酸基等は存在しても、存在
しなくてもいずれでもよい。
以下に、好ましいシアニン色素の具体例を挙げる。
飯棗匙−ミニ9u二      ILLLll  且I
D2−1   (ψ’V)   C2H54−CH5D
2−2   (?’V)   CH3−4−CH5D2
−3   (’l”Vl)   C2H5−−H2−4
(重’Vl)   C2H5−5−CID2−5   
(ψ”Vl)   C2H5−5−OCHD2−6  
 (ψ’Vl)   C2H5−5−OCHD2−7 
  (ψ’Vl)   02H5−−02−8(ψ′■
〕 C2H3 D2−9  (’P’VI)  C2H3D2−10 
 (’i”Vl)  C2H3D2−11  (’P’
VI)  C2H3D2−12  (’l”VI)  
C2H3D2−13   (’I”Vl)   C2H
5−−D 2−14  (? ’■)(CH)、OCO
CH3−−−5−CI H2−15(’i”Vl)  CH2CH20HD2−
18  Cψ′■〕 C2H5 1−−¥−1−X− (Lll)        HI (LII)        HI (Lrl)        HBr (Lm)   −N(C6H5)2   0     
 Br3  (Lm)      HCH3C3H,9
033(LII)        HBr (LII)         HBr (LI)        HBr (LII)       CH3Br (LV)        HI       B r(
LV)        HOB r (Lm)  N (C6H5) 2   0   CH
3C6H45O3(L II )      HCH3
C3H,5o3(LIT)        HBr L對L 免−’Puニ      シニ」ユ  LLD
2−1?  (ψ’IX)C2H5−−D2−18  
(ψ”IX)C,、H5−−02−19(’P’lX)
  02H5−−D2−20  (’l”X)  C2
H5−−D2−21  (ψ’XI)  CH2C1(
20HD2−22  (’l”■〕 C2H5−−02
−23(ψ′刈)(CH,、) 30COCH3−−D
2−24  (P’頂)C2H5−−D2−25  C
重′頂〕CH2CH2CH25O3H−−D2−28 
 (重′■) C2H5−−D2−27  (!’X1
ll)  02H5−−D2−28  (P’双)  
C,、H5−−D2−29  (!’■)  C8H1
7−4−CH5D2−30  (!’Vl)  C1,
H37−−D2−31  (ψ’ VI )  c e
 u 1?          −−I−−ヱ一   
  盈   −X− (Ln)       HBr 〔L■〕 −N COOC2H50CfL04(Lm)
     OCH311 (Lm)       HI (LII)       HBr (LII)       HI 〔L■〕 −N C00C2H5C!LO4(LII)
       HI (Lm)    −N (Ca l5)2  0   
 C見04(Lm)    −N (C8H5)2  
0      I(LII)       HBr (LII)       HBr (LII)       HI (Lm)    −N (Ca H5)2  0   
   Br(LII)       HC立04 f!JLjLth−jP  シー」し二     し二
一ユ hD2−32  (P’VI)  C8H,□ 
    −5−C文D2−33  (’i”Vl)  
Cl8H37−5−C交5−OCR。
D 2−34  (’P ’ 71)  Co )tt
7(6−0゜H3D2−35  (!’Vl)  C3
H1□      −5−OCH;D2−311  (
’l”Vl)  C8H17−5−CfLD2−37 
 (%IP’VI)  Cl8H37−5−C1D2−
311  C重′■〕 C3H1□        −
−D2−39  (ψ゛■)  C3H17D2−40
  (ψ′■〕Cl8H3□      −5−C見D
2−41  (P’VI)  Cl8H3□     
 −5−CID2−42  (’i”VI)  C3H
1゜        −−D2−43   (?’VI
)   CaHty           −−02−
44(ψ”vt)  C3H1□        −−
D2−45  (ψ′■〕 C3H1□       
 −−D2−48  (%lP’■〕Cl8H37−一
I、        Y−且   −X−(Lm)  
 −N (C8H5)2 0    C皇04(LII
)      H” +  (LII)      HI ミ s  (LIV)      −〇■ (LI[I)   −N(C6H5)2 0     
Br(LI[[)   −N (Ca H5)2 0 
    Br(L■〕−N  COOC2H5” (L 11 )      1(I (L II )      HCH306H,5O3(
LH)      HC皇C6H,903(L y )
       l(OI 〔L■)                   I〔
L■)HBr (L II )      H”3C6’4S03番組
(免−y  カー」■ニ     シニ」ユ  1土D
2−47  (!”■〕C13H27D2−48  C
ψ′■〕 C13H27−O2−48(%P′■〕 C
8H17−−O2−50(ψ′■〕 C3H1□   
     −−O2−51(ψ′■〕 Cl8H3□ 
       −−O2−52Cψ′■〕 C3H1□
        −−O2−53(!’■〕 Cl8H
37−−O2−54(’P’XI)  C3H1□  
      −O2−55(’P”■〕 C3H1□ D2−58   (ψ’X1l)   CaHs7−−
D2−57  (’l”■〕C13H2□      
 −5−C交D2−58  (ψ′■〕 C3H1□ 
       −−O2−59(W′■〕 Cl8H3
7−−O2−80(’I”W)  C3H1□    
    −−O2−81(’P’双〕 C8H17−L
        Y−又   −X−(Lll)   
    HBr (LII)       HBr 〔L■〕−N  COOC2H5°  C交04〔Lm
)      OCH3I 〔Lm)      HCHaCs HaSo 3(L
 II )      )((IH3C6)14So3
(Lm)  −N (C6H5)2  0   Cl5
C6H4SO3(LII)       HBr (L II )       HI (Lm)   N  COOC2H50Cl0a(L 
II )       HI (Lm)  −N (Ca H5,) 2   0  
   Br(Lm)    N (C6H5)2   
0     nr〔Lm)       HBr 〔Lm)       HBr L組(ロ シー」■二     k二す。
O2−12(ψ′v) C8H17− 02−113(%i#’■) C3H1□      
   −O2−84Cψ′■〕 C3H1?     
     −02−BB  (ψ′潤’l   CH2
=CHCH2−O2−87(ψ′肩)  −CH2=C
HCH2−51)2−es  (?’壓)  CH2=
CHC,H2−5D2−139  (ψ′勲)  CH
2=CHCH2−5D2−70  (’P’X91) 
 CH2=CHCH2−(HO2−72(ψ′潤〕 C
6H5−5 D2−73  (ψ′潤)  C2H40CH35D2
−74  (ψ′蹟)  CH2=CHCH2−5D2
−75  (ψ′蹟)  C2H40CH3−5LL 
       L     YI    X(Lm) 
    HBr (Lm)     HB、r (Lm)     HBr C0−?’I  (Lm)    HCH3C3H,5
O3(Lm)    HCH2O,H4S03−0文 
      〔Lm)    HCH3C6H,503
−Ca Hs S02   (L■〕HCH3CBH4
S03−ca H6Co    (Lm)    I(
ClO4N02 −C文 =C6H5502(Lm)    HCH3C8H4S
031−NO2〔Lm)    n      CH3
C3H,!303i −N 02       (Lm
)    Hc見04i−C6H5302(Lm)  
  HCH31178M4903色11し ミニ’l’
JELl工1上”        ILLユ1ユD2−
78   (%P”藻)   C2H40CH3−D2
−7?   Cψ′潤)   CH2CHCH2−D2
−78   (ψ’vr)   ψ′VI−C2I(5
−〔ψ′潤〕  ψ′跪−C2H4C0CH5D2−7
9  (v”vx)   !’Vl−C2H5−〔!′
蹟〕ψ′潤−(CH2)a SO3−YLL     
        ”−−¥−又  −X−5−C,H5
SO2(L■)H0文04NO2(:L■)Hc立04 5−c8  H5302−’11’  歴なお、これら
の色素は、遷移金属塩との反応生成物としの色素に対し
、重量比で60%程度以下含有される。
そして、これら色素の添加により、書き込み感度および
読み出しのS/N比が向上する。
このように、本発明では、前記遷移金属塩との反応生成
物としての色素と、必要に応じ通常の色素とが含有され
るものであるが、記録層中には、さらにクエンチャ−が
含有されることが好ましい。
これにより、読み出し光のくりかえし照射によるS/N
比の再生劣化が減少する。
また、明室保存による耐光性が向上する。
クエンチャ−としては1種々のものを用いることができ
るが、特に1色素が励起して一重項酸素が生じたとき、
−重積酸素から電子移動ないしエネルギー移動をうけて
励起状態となり、自ら基底状態にもどるとともに、−重
積酸素を三重項酸素に変換する一重項酸素りエチャーで
あることが好ましい。
一重項酸素クエンチャーとしても、種々のものを用いる
ことができるが、特に、画性劣化が減少すること、そし
て色素との相溶性が良好であることなどから、遷移金属
キレート化合物であることが好ましい、 この場合、中
心金属としては、Ni、Co、Cu、Mn、Pd、Pt
等が好ましく、特に特願昭59−62387号に記載さ
れた化合物が好適である。
以下にクエンチャ−の具体例を挙げる。
1) アセチルアセトナートキレート系Ql−I  N
1(II)アセチルアセトナートQl−2Cu(Iりア
セチルアセトナートQl−3Mn(III)アセチルア
セトナートQl−4Co(II)アセチルアセトナート
2) 下記式で示されるビスジチオ−α−ジケトン系 ここに、R−Rは、置換ないし非置 換のアルキル基またはアリール基を表わし、Mは、Ni
、Co、Cu、Pd、Pt等の遷移金属原子を表わす。
この場合、Mは一電荷をもち、4級アンモニウムイオン
等のカチオン(Cat)と塩を形成してもよい。
なお、以下の記載において、phはフェニル基、φt*
1.4−フェニレン基、φ は1.2−フェニレン基、
benzは環上にてとなりあう基が互いに結合して縮合
ベンゼン環を形成することを表わすものである。
Q2−1   ph      ph     ph 
     phQ 2−2   CH3COCH3Co
    CH3Co     CH3C(Q2−3  
φN(C2H5)2ph    φN(C2H5)2 
  P hQ2−4  φN(CH3)2P h   
 φN(CH3)2   P hQ2−5   ph 
     ph     ph      phM  
    Ca t Ni      − 1Ni      − Ni      − Ni      − N i   N + (04H8)4 3) 下記式で示されるビスフェニルジチオール系 ここに、HないしR8は、水素またはメチル基、エチル
基などのアルキル基、Clなとのハロゲン原子、あるい
はジメチルアミノ基、ジエチルアミノ基などのアミノ基
を表わし。
Mは、Nl 、Co、Cu、Pd、Pt等の遷移金属原
子を表わす。
また、上記構造のMは一電荷をもって、4級アンモニウ
ムイオン等のカチオン(Cat)と塩を形成してもよく
、さらにはMの上下には、さらに他の配位子が結合して
もよい。
このようなものとしては、下記のものがある。
Q3−I    HHHHN1 Q3−2    HCH3HHN1 Q3−3    HCl    Cl    HN1Q
3−4   CH3HHCH3N1 Q3−5    CH3CH3CH3CH3N1Q3−
6    HCl    HHN1Q3−7    C
JI    Cl    ei    C1N1Q3−
8    HCl    Cl    Cl    N
1Q3−9    HHHHC。
Q3−10   HCH3CH3HC。
5・2 Cat N”  (C2H6) a N”  (n−Ca H9) a N”  (n−Ca Hs )a N” (CH3)3C16H33 N”  (n−Ca H9) a N”  (n−Ca 1(9) a N◆ (n−CaB6)4 N+ (n−CaB6)4 N÷ (n−C4H9) 4 N”  (n−Ca H9)4 R5R8R7R8M Q3−11   HCH3CH3HN1Q3−12  
 HCH3CH3HN1Q3−13  0文  0文 
   0文    C見    N1Q3−14   
H0文    0文    0文    N1Q3−1
5   HN(CH3)2    HHN1Q3−IE
I   HN(CH3) 2   N(Cu3)2HN
1Q3−17   HN(CH3)2   CH3HN
1Q3−18   HN(CH3)2    HHN1
Q3−I+l   HN(CH3) 2    C立 
   HN1Q3−20   HN(CH3)2   
 HHNiat N”  (n−C4R9) a ゞ゛(CH3)3C16H33 N゛ (CH3)3C16H33 N+ (0H3)3618H33 N”  (n  C4Hg ) 4 N+(n  Cy Hls) a N・(C8)11□)(C21(5)3N”  (n 
 C4Hg ) 4 N”  (CH)(CHa)3 この他、特開昭50−45027号や特願昭58−16
3080号に記載したものなど。
4) 下記式で示されるジチオカルバミン酸キレート系 ここに、R9およびR10はアルキル基を表わす・ また、MはNi 、Co、Cu、Pd、PL等の遷移金
属を表わす。
5) 下記式で示されるもの ここに、Mは、遷移金属原子を表わし、Qlは、 を表わし、Catは、カチオンを表わす。
y−隻−Cat Q5−I  N i   Q122016H33N+ 
(OH3)3Q 5−2  N i   Q 122C
(C,H8)4N+Q 5−3   COQ 12  
2C(C,H8)4N+Q 5−4  Cu   Q 
12  2G(C4H9)4N+Q 5−5   P 
d   Q 12  2G(C2H8)4N+この他、
特願昭58−125654号に記載したもの。
6) 下記式で示されるもの ここに、 Mは遷移金原子を表わし、 1! RおよびR12は、それぞれCN。
13         14         15 
   1BCOR、C0OR、C0NR、Rまた は5O2R17を表わし、 R13ないしR17は、それぞれ水素原子または置換も
しくは非置換のアルキル基もしくはアリール基を表わし
、 Q2は、5員または6員環を形成するのに必要な原子群
を表わし、 Catは、カチオンを表わし、 nは1または2である。
この他、特願昭58−127074号に記載したもの。
7) 下記式で示される化合物 ここに、Mは遷移金属原子を表わし、 Catは、カチオンを表わし、 nは1または2である。
M       Ca t Q 7− I   N i    2 ((11−C4
■8)3N)Q 7−2   N i    2 (n
−C18H33(CH3)3N )この他、特願昭58
−127075号に記載したもの。
8) ビスフェニルチオール系 Q8−I   Ni−ビス(オクチルフェニル)サルフ
ァイド 9) 下記式で示されるチオカテコールキレート系 ここに、Mは、NI、Co、Cu、Pd。
pt等の遷移金属原子を表わす。
また、Mは一電荷をもち、カチオン(Cat)と塩を形
成してもよく、ベンゼン環は置換基を有していてもよい
旦−Cat Q9−I   Ni   N◆ (Ca H9) al
o)  下記式で示される化合物 ここに、R18は、1価の基を表わし、文は、0〜6で
あり、 Mは、遷移金属原子を表わし、 Cutは、カチオンを表わす。
Q 10−I   N i  HON(n−C,)18
)。
Q 10−2   N I   CH31N(n−C4
H8)4特願昭58−143531号に記載したもの。
11) 下記の両式で示される化合物 ここに、上記式において、 R、R、RおよびH23は、それぞれ 水素原子または1価の基を表わし。
R24,R25,R2Oおよびu2?は、水素原子また
は1価の基を表わすが、 24  25   25  28   2B   2?
RとR、RとR、RとR は、互いに結合して6員環を形成してもよい。
また、Mは、遷移金属原子を表わす。
−犬一 足−R−一 且−一  l−−Q 11(CI
 ) n −CH4s   Hn −CaHs   H
Qll−2〔工〕C2H5C00C2H5C00C2H
5C00C2H5C00R24R25R2θ R27M HHHHXi HHHHNi この他、特願昭58−145294号に記載したもの。
!2)  下記式で示される化合物 ここに、Mは、Pt、NiまたはPdを表わし、Xt 
 、x2 、x3 、x4は、それぞれ0またはSを表
わす。
鼠−K1 xL xL XL Q12−I   Ni   OOO0 Q12−2   Ni   S   S   S   
Sこの他、特願昭58−145295号に記載したもの
13)  下記式で示される化合物 ここに、R31は、置換もしくは非置換のアルキル基ま
たはアリール基であり、 R、R、RおよびR35は、水素原子 または1価の基を表わすが、R32とR33,RとR、
RとRは、互いに結合して 6員環を形成してもよい。
また1Mは、遷移金属原子を表わす。
、31  R32,33己  ♂ M Q i 3−1  nC4H9HHHHNt)ICHH
Ni Q13−2 0.H5H25 Q13−3  JICHHHbenz     Niこ
の他、特願昭58−151928号に記載したもの。
14)  下記両式で示される化合物 R、R、RおよびH44は、それぞれ 水素原子または1価の基を表わすが、 RとR、RとR、RとRは。
互いに結合して6員環を形成してもよい。
また、n45およびR2Oは、水素原子または1価の基
を表わす。
さらに、Mは、遷移金属原子を表わす。
R41R42R43R44R45R48MQ14−IH
HHHH−N1 Q14−2 HHC,H70COHH−旧この他、特願
昭58−151929号に記載したもの。
15)  下記式で示される化合物 、、51 ここに、R、R、R、R、R。
R、R、およびR58は、それぞれ、水素原子または1
価の基を表わすが、 RとR、RとR、RとR。
R55とR56、R56とR57およびR57とR58
は互いに結合して6員環を形成してもよい。
Xは、ハロゲンを表わす。
Mは、遷移金属原子を表わす。
R51R52R53R54R55R58R51Q15−
I   Hnc4H8HHHHHQ15−2   HH
nC,H80COHHHHI  R5!8  R59X
   M HHCjLNi HHCJLNi この他、特願昭58−153392号に記載したもの。
1B)  下記式で示されるサリチルアルデヒドオキシ
ム系 、、61 ここに、RおよびR131は、アルキル基を表わし、M
は、Ni、Co、Cu、Pd。
Pt等の遷移金属原子を表わす。
L80       、 Elf     、−Ql 
B−11−C3H1−C3HN iQ 16−2  (
CI )  CI    (CH2)11(:H3N 
iQ 1 B−3(CH”)  OH(OH2)1.C
H2O02!!3 Q l 6−4  (CI )  OH(CH2)11
(H2O。
QlB−5CH5CH5N1 Q16−8  CI(S    CH5C0Ql  6
−7   C6H5CB  H5CuQl  6−13
   NHO2H5NHO2H5N  1Q16−11
  0HO)(Ni 17)  下記式で示されるチオビスフェルレートキレ
ート系 ここに、M ti前記と同じであり、R85およびR8
8は、アルキル基を表わす、 また、Mは一電荷をもち
、カチオン(Cat)と塩とを形成していてもよい。
85   6B RM □ □   Cat Q 1 ? −1t−CHN i  N”H3(C4H
8)Q 17−2  t−CHCON”Ha(C4’B
)8   1? Ql 7−3  L−C8H17N i    −18
)  下記式で示される亜ホスホン酸キレート系 ここに、Mは前記と同じであり、R71およびRは、ア
ルキル基、水酸基等の置換基を表わす。
1困、72         。
91B−13−t−CI  、 5−t−04)18.
8−OHXi113)  下記各式で示される化合物こ
こに、R、R、RおよびR84は、水素原子または1価
の基を表わすが、 81  82  82  83  83   B4Rと
R、RとR、RとRは、互 いに結合して、6員環を形成してもよい。
Rおよびn8Bは、それぞれ、水素原子または置換もし
くは非置換のアルキル基もしくはアリール基を表わす。
R88は、水素原子、水酸基または置換もしくは非置換
のアルキル基もしくはアリール基を表わす。
R87は、置換または非置換のアルキル基またはアリー
ル基を表わす。
Zは、5員または6員の環を形成するのに必要な非金属
原子群を表わす。
Mは、遷移金属原子を表わす。
Q19−2   tC4H90HHOHCHsRZM H−Ni H−Ni OH−Ni この他、特願昭58−153393号に記載したもの。
20)  下記式で示される化合物 ここに、RおよびR132は、それぞれ、水素原子、置
換または非置換のアルキル基、アリール基、アシル基、
N−フルキルカルバモイル基、N−7リールカルバモイ
ル基、N−フルキルスルファモイル基、N−7リールス
ルフアモイル基、アルコキシカルボニル基またはアリー
ロキシカルボニル基を表わし、 Mは、遷移金属原子を表わす。
Q20−1   nC4Hg  CH3N 1Q20−
2   C1(3CI’130−φ−NHCONfこの
他、特願昭58−155359号に記載したもの。
この他、他のクエンチャ−としては、下記のなものがあ
る。
)ベンゾエート系 21−1  既存化学物質3−3040 (チヌビン−
120(チバガイキー社製)〕 )ヒンダードアミン系 、 22−1  既存化学物質5−3732(SANO
LIS−770(三共製 薬社製)〕 特に、これらのなかでもビスフェニルジオール系は最も
好適である。
クエンチャ−は色素成分全量に対し、20〜60モル%
含有される。
さらに、クエンチャ−は、色素とイオン結合体を形成し
ていてもよい。
結合体としては、特願昭59−089841号、同59
−090748号および同59−091567号に記載
されたものが好適である。
なかでも、シニン色素カチオンと上記の各種クエンチャ
−アニオンとの結合体が望ましく、特に、シアニン色素
カチオンとビスフェニルグチ1−ル系クエンチャ−アニ
オンとの結合体が好ましい。
以下に、具体例を挙げる。
なお、下記において1色素カチオンは前記の色素No、
に十符号を付して示し、クエンチャ−アニオンは前記ク
エンチャ−No、に−符号を付して表示する。
D+          Q二=−−−DI     
   D+  2−I     Q−3−8D2   
     D+  2−2     Q’−3−8Da
        D÷ 2−3     Q−3−8D
4        D÷ 2−4     Q−3−8
D5        D+  2−5     Q’−
3−8D6        D+  2−3     
Q−3−1507D+2−I     Q−3−17D
8        D+  2−2     Q−3−
7D9        D+  2−6     Q−
3−8D10       D+  2−7     
Q−3−15Dll       D+  2−8  
   Q−3−8D12       D+  2−1
0    Q−3−8D13       D+  2
−11    Q−3−8D14       D÷ 
2−12    Q−3−15D15       D
+  2−13    Q−3−150ie     
  D”  2−14    Q’−3−8DI?  
     D+  2−14    Q−3−1501
8D÷ 2−14    Q−3−7D113    
   D+  2−15    Q−3−8D20  
      D+  2−16    Q−3−2D2
1        D+  2−17    Q−3−
17D22        D+  2−18    
Q−3−113D23        D+  2−1
9    Q−3−7D24       D+2−2
0    Q−″ 3−3D25        D+
  2−2I    Q−3−80280+  2−2
2    Q−3−15D27        D+ 
 2−23    Q−3−2D28        
D+  2−24    Q−3−17D29    
    D+2−25    Q−″ 3−17D30
        D÷ 2−28    Q−3−15
D31        D+  2−27    Q−
3−15D32        D+  2−28  
  Q−3−3D33        D+  2−2
9    Q−3−7D34        D+  
2−5     Q−3−7D35        D
+  2−3I    Q−3−7038D ÷ 2−
32     Q−3−2037D+  2−33  
   Q−3−17D38        D+  2
−34     Q−3−7D39        D
+  2−35     Q−3−8040、D+  
2−38    Q−3−3D41        D
+  2−37     Q−3−18D42    
    D+  2−38    Q−3−17D43
        D+  2−39     Q−3−
2D44        D+  2−40    Q
”−3−7D45        D+  2−41 
    Q−3−2048D÷ 2−42    Q−
3−3047D+  2−43   9’−3−804
8D+  2−44    Q−3−80490”  
2−45    Q−3−80500+  2−48 
   Q−3−15D51       D+  2−
47    Q−3−8D52       D+  
2−48   9− 3−2D53       D÷
 2−411    Q−3−1?D54      
 D+  2−50    Q−3−7D55    
   D+  2−5I    Q−3−3D58  
     D÷ 2−52    Q−3−15D57
       D+  2−3     Q−2−ID
58      D+ 2−6    Q−3−3D5
9       D÷ 2−9     Q−5−1D
80        D”2−14     Q−6−
1D81        D+  2−15     
Q−7−2082D”2−17     Q−10−1
D83        D”2−18    Q”−9
−1DE14        D”  2−20   
 Q−17−1このような本発明の光安定化シアニン色
素は、例えば、以下のようにして製造される。
まず、アニオンと結合したカチオン型のシアニン色素を
用意する。
この場合の7ニオン(An”−)としては、I −、B
 r −、Cl 04−、 B F4−、 CH30S
O3−。
CJI −CP !303−等であればよいが、アルコ
ール等に易溶となるCHa 09O3、C見0SO3−
が好ましい。
このようなシアニン色素は、公知のものであり、常法に
従い合成される。
他方、カチオンと結合したアニオン型のクエンチャ−を
用意する。
この場合のカチオン(Ca t÷)としては、特にN÷
(CH3)4 * N”(Ca H9)4等のテトラア
ルキルアンモニウムが好適である。
なお、これらクエンチャ−は、特開昭57−16683
2号公報、特願昭58−163080号等に従い合成さ
れる。
次いで、これらシアニン色素とクエンチャ−の等モルを
、極性有機溶媒に溶解する。
用いる極性有機溶媒としては、アルコール、アセトン等
が好ましいが、溶解度が小さい場合は、N、N−ジメチ
ルホルムアミド等が好適である。
また、その濃度は、0.01モル/l程度とすればよい
この後、これに水系溶媒、特に水を加え、複分解を生起
させ、沈澱をうる。 加える水の量は、10倍以上の大
過剰とすればよい。
なお、反応温度は、室温〜90℃程度がよい。
次いで、両液相を分離し、濾過乾燥を行い、DMF−エ
タノール等で再結晶を行えば、光安定化シアニン色素か
えられる。
なお、以上の方法の他、クエンチャ−カチオンの中間体
である中性のものを、塩化メチレン等に溶解し、これに
シアニン色素を等モル添加し濃縮し、再結晶を行っても
よい。
または、特願昭57−166832号に従って、空気を
吹き込みからニッケルを酸化し、アニオン型として塩を
形成してもよい。
なお1本発明の結合体の合成例は特願昭59−1887
8号に示す方法で作製することができる。 イオン結合
体は色素成分全量に対し、40モル%以下含有される。
なお、必要に応じ、反応生成物としての色素や、色素や
、クエンチャ−や結合体の2種以上が含有されていても
よい。
この他、樹脂が入っていてもよい、 樹脂材質としては
、特願昭59−062387号に記載されたものが好適
である。
以下に、具体例を挙げる。
i)ポリオレフィン ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ4−メチルペンテ
ン−1など。
ii)ポリオレフィン共重合体 例えば、エチレン−酢酸ビニル共重合体、エチレン−ア
クリル酸エステル共重合体、エチレン−アクリル酸共重
合体、エチレン−プロピレン共重合体、エチレン−ブテ
ン−1共重合体、エチレン−無水マレイン酸共重合体、
エチレンプロピレンターポリマー(EPT)など。
この場合、コモノマーの重合比は任意のものとすること
ができる。
1ii)塩化ビニル共重合体 例えば、酢酸ビニル−塩化ビニル共重合体、塩化ビニル
−塩化ビニリデン共重合体、塩化ビニル−無水マレイン
酸共重合体、アクリル酸エステルないしメタアクリル酸
エステルと塩化ビニルとの共重合体、アクリロニトリル
ー塩化ビニル共重合体、塩化ビニルエーテル共重合体、
エチレンないしプロピレン−塩化ビニル共重合体、エチ
レン−酢酸ビニル共重合体に塩化ビニルをグラフト重合
したものなど。
この場合、共重合比は任意のものとすることができる。
iマ)塩化ビニリデン共重合体 塩化ビニリデン−塩化ビニル共重合体、塩化ビニリデン
−塩化ビニル−アクリロニトリル共重合体、塩化ビニリ
デン−ブタジェン−ハロゲン化ビニル共重合体など。
この場合、共重合比は、任意のものとすることができる
マ)ポリスチレン マi)スチレン共重合体 例えば、スチレン−アクリロニトリル共重合体(AS樹
脂)、スチレン−アクリロニトリル−ブタジェン共重合
体(ABS樹脂)、スチレン−無水マレイン酸共重合体
(SMA樹脂)、スチレン−アクリル酸エステル−アク
リルアミド共重合体、スチレン−ブタジェン共重合体(
SBR)、スチレン−塩化ビニリデン共重合体、スチレ
ン−メチルメタアクリレート共重合体など。
この場合、共重合比は任意のものとすることができる。
マj+)スチレン型重合体 例えば、α−メチルスチレン、p−メチルスチレン、2
,5−ジクロルスチレン、α。
β−ビニルナフタレン、α−ビニルピリジン、アセナフ
テン、ビニルアントラセンなど、あるいはこれらの共重
合体、例えば、α−メチルスチレンとメタクリル酸エス
テルとの共重合体。
マii+)クマロン−インデン樹脂 クマロン−インデン−スチレンの共重合体。
ix)テルペン樹脂ないしピコライト 例えば、α−ピネンかち得られるリモネンの重合体であ
るテルペン樹脂や、β−ピネンから得られるピコライト
りアクリル樹脂 特に下記式で示される原子団を含むものが好ましい。
式         RIO CH−C− C−0R2[1 上記式において、R10は、水素原子またはアルキル基
を表わし、R,は、置換または非置換のアルキル基を表
わす、 この場合、上記式において、R10は、水素原
子または炭素原子数1〜4の低級アルキル基、特に水素
原子またはメチル基であることが好ましい。
また、R20は、置換、非置換いずれのアルキル基であ
ってもよいが、アルキル基の炭素原子数は1〜8である
ことが好ましく、また、R20が置換アルキル基である
ときには、アルキル基を置換する置換基は、水酸基、ハ
ロゲン原子またはアミノ基(特に、ジアルキルアミノ基
)であることが好ましい。
このような上記式で示される原子団は、他のくりかえし
原子団とともに、共重合体を形成して各種アクリル樹脂
を構成してもよいが、通常は、上記式で示される原子団
の1種または2種以上をくりかえし単位とする単独重合
体または共重合体を形成してアクリル樹脂を構成するこ
とになる。
xi)ポリアクリロニトリル xii)アクリロニトリル共重合体 例えば、アクリロニトリル−酢酸ビニル共重合体、アク
リロニトリル−塩化ビニル共重合体、アクリロニトリル
−スチレン共重合 ゛体□、アクリロニトリル−塩化ビ
ニリデン共重合体、アクリロニトリル−ビニルピリジン
共重合体、アクリロニトリル−メタクリル酸メチル共重
合体、アクリロニトリル−ブタジェン共重合体、アクリ
ロニトリル−アクリル酸ブチル共重合体など。
この場合、共重合比は任意のものとすることができる。
冨i%i)ダイア七トンアクリルアミドポリマーアクリ
ロニトリルにア七トンを作用させたダイア七トンアクリ
ルアミドポリマー。
xxマ)ポリ酢酸ビニル !マ)酢酸ビニル共重合体 例えば、アクリル酸エステル、ビニルエーテル、エチレ
ン、塩化ビニル等との共重合体など。
共重合比は任意のものであってよい。
!マi)ポリビニルエーテル 例えば、ポリビニルメチルエーテル、ポリビニルエチル
エーテル、ポリビニルブチルエーテルなど。
夏マi+)ポリアミド この場合、ポリアミドとしては、ナイロン6、ナイロン
6−61ナイロン6−10、ナイロン6−12.ナイロ
ン9、ナイロン11、ナイロン12、ナイロン13等の
通常のホモナイロンの他、ナイロン6/6−6/6−1
O、ナイロン6/6−6712、ナイロン67ロー67
11等の重合体や、場合によっては変性ナイロンであっ
てもよい。
冨マi目)ポリエステル 例えば、シュウ酸、コハク酸、マレイン酸、アジピン酸
、セバステン酸等の脂肪族二塩基酸、あるいはイソフタ
ル酸、テレフタル酸などの芳香族二塩基酸などの各種二
塩基酸と、エチレングリコール、テトラメチレングリコ
ール、ヘキサメチレングリコール等のグリコール類との
縮合物や、共縮合物が好適である。
そして、これらのうちでは、特に脂肪族二塩基酸とグリ
コール類との縮合物や、グリコール類と脂肪族二塩基酸
との共縮合物は、特に好適である。
さらに、例えば、無水フタル酸とグリセリンとの縮合物
であるグリプタル樹脂を、脂肪酸、天然樹脂等でエステ
ル化変性した変性グリブタル樹脂等も好適に使用される
!iりポリビニルアセタール系樹脂 ポリビニルアルコールを、アセタール化して得られるポ
リビニルホルマール、ポリビニルアセタール系樹脂はい
ずれも好適に使用される。
この場合、ポリビニルアセタール系樹脂のアセタール化
度は任意のものとすることができる。
!りポリウレタン樹脂 ウレタン結合をもつ熱可塑性ポリウレタン樹脂。
特に、グリコール類とジイソシアナート類との縮合によ
って得られるポリウレタン樹脂、とりわけ、アルキレン
グリコールとフルキレンジイソシアナートとの縮合によ
って得られるポリウレタン樹脂が好適である。
!冨i)ポリエーテル スチレンホルマリン樹脂、環状アセタールの開環重合物
、ポリエチレンオキサイドおよびグリコール、ポリプロ
ピレンオキサイドおよびグリコール、プロピレンオキサ
イド−エチレンオキサイド共重合体、ポリフェニレンオ
キサイドなど。
xxii)セルロース誘導体 例えば、ニトロセルロース、アセチルセルロース、エチ
ルセルロース、アセチルブチルセルロース、ヒドロキシ
エチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、メ
チルセルロース、エチルヒドロキシエチルセルロースな
ど、セルロースの各種エステル、エーテルないしこれら
の混合体。
xxiii)ポリカーボネート 例えば、ポリジオキシジフェニルメタンカーボネート、
ジオキシジフェニルプロノぐンカーボネート等の各種ポ
リカーボネート。
xx(マ)アイオノマー メタクリル酸、アクリル酸なとのNa。
LL、Zn、Mg塩など。
!!マ)ケトン樹脂 例えば、m−キシレンまたはメシチレンとホルマリンと
の縮合物、あるいはその変性体。
!!マii)石油樹脂 ’c5系、C9系、C5−cg共重合系、ジシクロペン
タジェン系、あるいは、これらの共重合体ないし変性体
など。
xxviii)上記i)〜X!マii)の2種以上のブ
レンド体、またはその他の熱可塑性樹脂とのブレンド体
なお、樹脂の分子量等は、種々のものであってよい。
このような樹脂と、前記の色素とは1通常、重量比で1
対0.1〜100の広範な量比にて設層される。
なお、このような記録層中には、別・途他のクエンチャ
−1例えば特願昭58−181368号等に記載したも
のが含有されてもよい。
このような記録層を設層するには、一般に常法に従い塗
設すればよい。
そして、記録層の厚さは、通常、0.03〜lOILm
程度とされる。
なお、このような記録層には、この他、他の色素や、他
のポリマーないしオリゴマー、各種可塑剤、界面活性剤
、帯電防止剤、滑剤、難燃剤、安定剤、分散剤、酸化防
止剤、そして架橋剤等が含有されていてもよい。
このような記録層を設層するには、基体上に、所定の溶
媒を用いて塗布、乾燥すればよい。
なお、塗布に用いる溶媒としては、例えばメチルエチル
ケトン、メチルイソブチルケトン、シクロヘキサノン等
のケトン系、酢酸ブチル、酢酸エチル、カルピトールア
セテート、ブチルカルピトールアセテート等のエステル
系、メチルセロソルブ、エチルセロソルブ等のエーテル
系、ないしトルエン、キシレン等の芳香族系、ジクロロ
エタン等のハロゲン化アルキル系、アルコール系などを
用いればよい。
このような記録層を設層する基体の材質としては、書き
込み光および読み出し光に対し実質的に透明なものであ
れば、特に制限はなく、各種樹脂、ガラス等いずれであ
ってもよい。
また、その形状は使用用途に応じ、テープ、ドラム、ベ
ルト等いずれであってもよい。
なお、基体は、通常、トラッキング用の溝を有する。
また、基体用の樹脂材質としては、ポリメチルメタクリ
レート、アクリル樹脂、エポキシ樹脂、ポリカーボネー
ト樹脂、ポリサルフォン樹脂、ポリエーテルサルフォン
、メチルペンテンポリマー等の、みぞ付きないしみぞな
し基体が好適である。
これらの基体には、耐溶剤性1、ぬれ性、表面張力、熱
伝導度等を改善するために、基体上に下地層を形成する
ことが好ましい、 下地層の材質としては、Si 、T
i 、A!L、Zr。
In、Ni、Ta等の有機錯化合物や有機多官能性化合
物を塗布、加熱乾燥して形成された酸化物であることが
好ましい。
この他、各種感光性樹脂等下地層としてを用いることも
できる。
また、記録層上には、必要に応じ、各種最上層保護層、
ハーフミラ一層などを設けることもできる。 ただし、
記録層は単層膜とし、反射層を記録層の上または下に積
層しないことが好ましい。
本発明の媒体は、このような基体の一面上に上記の記録
層を有するものであってもよく、その両面に記録層を有
するものであってもよい。
また、基体の一面上に記録層を塗設したものを2つ用い
、それらを記録層が向かいあうようにして、所定の間隙
をもって対向させ、それを密閉したりして、ホコリやキ
ズがつかないようにすることもできる。
■ 発明の具体的作用 本発明の媒体は、走行ないし回転下において記録光をパ
ルス状に照射する。 このとき記録層中のシアニン色素
の発熱により、シアニン色素が融解し、ビットが形成さ
れる。
このように形成されたビットは、やはり媒体の走行ない
し回転下、読み出し光の反射光ないし透過光、特に反射
光を検出することにより読み出される。
この場合、記録および読み出しは、基体側から基体をと
おして行う。
そして、一旦記録層に形成したビットを光ないし熱で消
去し、再書き込みを行うこともできる。
なお、記録ないし読み出し光としては、半導体レーザー
、He−Neレーザー、Arレーザー、He−Cdレー
ザー等を用いることができる。
■ 発明の具体的効果 第1の発明によれば、明室保存性が格段と向上する。
また、第2の発明によれば、明室保存性の向上とともに
、再生劣化が格段と減少する。
■ 発明の具体的実施例 以下、本発明の具体的実施例を示し、本発明をさらに詳
細に説明する。
実施例 下記表1に示される色素、遷移金属塩との反応生成物と
してのシアニン色素(以後、反応生成物と略す)および
クエンチャ−(ただし、色素とイオン結合体を形成する
場合もある)を用い、これを所定の溶媒中に溶解し、シ
リカコロイド分散液〔コルコート@(コルコート社)〕
を塗布、加水分解して下地層(0,01μm)を設けた
直径30c+sの射出成形アクリルディスク基板上に、
0.061Lmの厚さに塗布設層して、各種媒体を得た
なお、Niとの反応生成物の合成は下記のように行った
色素(0、O1モル)および2倍モル(色素が分子内塩
を形成している場合は等モル)のNiCu2をエチレン
グリコール80mJLに溶解し、約80℃にて、2時間
反応させた。 次いで、水中に注ぎ、沈澱を濾過、洗浄
した後、乾燥して粗反応生成物を得た。
これをアルコールまたはジクロロエタン−アルコールか
ら再結晶した。
得られた反応生成物は、もとの色素とほぼ同じに吸収ス
ペクトルをもち、Niの存在が確認された。
これとは別に、比較のため、反応生成物をを用いない媒
体、すなわち色素のみあるいは色素とクエンチャ−を含
む媒体を作製した。
このように作成した各媒体を、半導体レーザー(830
nm)を用いて、基板裏面側から書き込みを行った。 
この場合、集光部出力は10mWとした。 パルス巾を
変えながら、0.5のコントラストが得られるパルス巾
を求め、その逆数を算出して感度を表示した。
次いで、半導体レーザーにて書き込みを行い、830n
m、集光部用カニ1mWを読み出し光とし、基板をとお
しての反射光を検出してヒユーレットパラカード社製の
スペクトラムアナライザーにて、バンド巾30KH2で
C/N比を測定した。
また、1mWのレーザー読み出し光を 1 sec巾、3KHzのパルスとして、静止状態で5
分間照射した後(再生劣化)、および100Wの高圧H
g灯を、フィルターにて< 520 n mをカットし
た後、loc■の距離から20時間照射した後(明室保
存性)の。
基体裏面側からの反射率の変化(%)を測定した。
これらの結果を表2に示す。
表2に示される結果から1本発明の効果があきらかであ
る。
すなわち、本発明のサンプルNo、1〜3およびNo、
6〜8は、反応生成物(D1″−Ni)を含まないサン
プルNo、4およびN005と比較して、明室保存性が
格段と向上する。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)シアニン色素またはシアニン色素の組成物からな
    る記録層を基体上に有する光記録媒体において、シアニ
    ン色素が、シアニン色素骨格に結合したスルホン酸基、
    カルボン酸基、スルホン酸塩基またはカルボン酸塩基と
    遷移金属塩との反応生成物を含むことを特徴とする光記
    録媒体。
  2. (2)シアニン色素の組成物からなる記録層を基体上に
    有する光記録媒体において、シアニン色素が、シアニン
    色素骨格に結合したスルホン酸基、カルボン酸基、スル
    ホン酸塩基またはカルボン酸塩基と遷移金属塩との反応
    生成物を含み、しかも記録層がさらにクエンチャーを含
    有することを特徴とする光記録媒体。
JP59137692A 1984-07-03 1984-07-03 光記録媒体 Pending JPS6116891A (ja)

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