JPS61168157A - テ−プレコ−ダ−の動作切換回路 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （イ）産業上の利用分野 本発明は、テープレコーダーに関し特に録音及び再生等
の切換を行なう動作切換回路に係る。

（ロ）従来の技術 カセットと呼ばれる磁気テープを使用するカセット式テ
ープレコーダーが普及しているが、斯かるテープレコー
ダーは録音、再生、早送り、巻戻し及び停止の各機能に
加えて、録音及び再生操作時切換テープの走行を一時的
に停止せしめる一時停止機能を備えている。チーブチツ
キと呼ばれるテープレコーダーは、大出力を有する増幅
器に接続されて使用されるが、斯かるテープレコーダー
における録音操作は、一般に「（１）一時停止用操作釦
を操作する。（２）録音用操作釦と再生用操作釦とを操
作する。（３）録音レベルを調整する。（４）一時停止
用操作釦を操作して一時停止状態を解除する。」という
手順によって行なわれる。また最近では、テープデツキ
、チューナー、レコードプレーヤー及び増幅器等が組合
わされたシステムステレオと呼ばれる音響機器が普及し
ているが、斯かる音響機器の中にはチューナーやレコー
ドプレーヤーを選択する信号によってテープレコーダー
の録音動作を開始させるようにしたものがある。テープ
レコーダーを録音状態における一時停止状態即ち録音待
機状態にせしめた後レコードプレーヤーの演奏開始動作
を検出することによって録音待機状態を解除しレコード
プレーヤーによって再生される信号をテープレコーダー
にて録音する技術としては、例えば特開昭５５−８６７
４号公報に開示されたものがある。

←→　発明が解決しようとする問題点 前述した公報に開示されている技術におけるテープレコ
ーダーの録音待機状態への切換は、録音釦、再生釦及び
一時停止釦を操作することによって行なわれるため操作
性が悪かった。本発明は、操作性に優れた動作切換回路
を提供しようとするものである。

に）問題点を解決するための手段 本発明の動作切換回路は、録音操作時切換えられると共
に操作力を断一つと自己復帰する録音用操作スイッチと
、録音及び再生操作時切換えられると共に操作力を断つ
と自己復帰する再生用操作スイッチと、一時停止操作時
及び一時停止解除操作時切換えられると共に操作力を断
つと自己復帰する一時停止用操作スイノテと、前記各操
作スイッチの切換に対応した切換信号を出力する制御回
路と、前記録音用操作スイッチ及び再生用操作スイッチ
の切換に伴なう前記制御回路からの出力信号を所定時間
遅延せしめる遅延回路と、該遅延回路の出力信号により
所定時間動作すると共に前記制御回路に一時停止のため
の信号を入力せしめる費換手段と、前記録音用操作スイ
ッチ及び再生用操作スイッチが同時に操作されている間
動作状態になると共にその間前記切換手段による切換動
作を阻止する阻止手段とより構成されている。

（ホ）作用 本発明は、録音操作時切換えられる録音用操作スイッチ
及び再生用操作スイッチの同時操作時間の相違によって
テープレコーダーの一時停止状態への切換動作を選択的
に行なうようにしたものである。

（へ）実施例 図示した回路は、本発明の動作切換回路の一実施例であ
る。（１）は録音操作時閉成されると共に操作力を断つ
と開放状態に自己復帰する録音用操作スイッチであり、
接地されている第１端子（１ａ）及び抵抗（２）を介し
て電源に接続されている第２端子（１ｂ）を備えている
。（３）は録音操作時及び再生操作時閉成されると共に
操作力を断つと開放状態に自己復帰する再生用操作スイ
ッチであり、接地されている第１端子（３ａ）及び抵抗
（４）を介して電源に接続されている第２端子（３ｂ）
を備えている。

（５）は一時停止操作時及び一時停止解除操作時閉成さ
れると共に操作力を断つと開放状態に自己復帰する一時
停止状態作スイッチであり、接地されている第１端子（
５ａ）及び抵抗（６）を介して電源に接続されている第
２端子（５ｂ）を備えている。（力は停止操作時閉成さ
れると共に操作力を断つと開放状態に自己復帰する停止
用操作スイッチであり、接地されている第１端子（７ａ
）及び抵抗（８）を介して電源に接続されている第２端
子（７ｂ）を備えている。（９）は前記録音用操作スイ
ッチ（１）、再生用操作スイッチ（３）、一時停止用操
作スイッチ（５）及び停止用操作スイッチ（力の操作が
行なわれるとその切換操作に対応した切換信号を出力す
る制御回路である。

（１０）は録音操作により前記録音用操作スイッチ（１
）及び再生用操作スイッチ（３）が閉成されるとＨ（高
い）レベルの切換信号を出力する録音用出力端子、（１
１）は一時停止操作により前記一時停止用操作スイッチ
（５）が閉成されるとＨレベルの切換信号を出力すると
共に一時停止解除操作により該一時停止用操作スイッチ
（５）が閉成されるとＬ（低い）レベルの信号を出力す
る一時停止用出力端子である。Ｑ２１は前記制御回路（
９）の録音用出力端子（１０）にＨレベルの信号が出力
されている間動作状態になると共にテープレコーダーを
録音状態にせしめる録音用切換回路、（１阻ま前記一時
停止用出力端子（１１）に■（レベルの信号が出力され
ている間動作状態になると共にテープレコーダーを一時
停止状態にせしめる一時停止用切換回路である。圓はエ
ミッタが接地されていると共にベースが抵抗職を介して
前記制御回路（９１の録音用出力端子００）に接続され
ている表示用トランジスターであり、そのコレクタは抵
抗α６）及び録音状態であることを表示する発光ダイオ
ード０７）を介して電源に接続されている。鵠は前記制
御回路（９）の録音用出力端子（１０）に出力される信
号を所定時間遅延せしめる遅延回路であり、抵抗ＣＩ及
びコンデンサー（２ｏｌとより構成されている。（２１
）はエミッタが接地されていると共にペースが前記遅延
回路（へ）を構成するコンデンサー彌の充電端子に接続
されている第１トランジスター、（２４は前記第１トラ
ンジスター（２１）により動作が制御されるべくベース
か抵抗（２３）を介して該第１トランジスター０υのコ
レクタに接続されていると共にエミッタが電源に接続さ
れている第２トランジスターである。０徂ま前記制御回
路（９）に一時停止のための信号及び一時停止解除のた
めの信号を入力せしめるべくコレクタか一時停止状態作
スイッチ（５）の第２端子（５ｂ）に接続されていると
共にエミッタが接地されている切換用トランジスターで
あり、そのベースは抵抗（２５１及びコンデンサー（２
６）より成る時定数回路＠を介して前記第２トランジス
ター（２２のコレクタに接続されている。（２唱ま前記
録音用操作スイッチ（１）の第２端子（１ｂ）及び再生
用操作スイッチ（３）の第２端子（３ｂ）に入力端子が
夫々接続されているＮ。

Ｒ回路、（ハ）は前記切換用トランジスター（２４）の
動作を制御するべくコレクタがそのペースに接続されて
いると共にエミッタが接地されている阻止用トランジス
ターであり、そのペースは抵抗ぐ（財）を介して前記Ｎ
ＯＲＯＲ回路用力端子に接続されている。

”　８１１はレコードプレーヤーに設けられているトー
ンアームのレコード面へのダウン動作及びレコード面か
らのアップ動作を検出するとＨレベルの信号を短時間出
力する出力端子ｃ３２を備えた検出回路であり、該出力
端子（支）は抵抗−を介して前記切換用トランジスター
Ｃ２（イ）のベースに接続されている。以上の如く本発
明は構成されているが早送り用操作スイッチ及び巻戻し
用操作スイッチ等は省略した。

以上の如く本発明の動作切換回路は構成されており、次
に動作について説明する。テープレコーダーが停止状態
にある状態では、制御回路（９）の録音用出力端子００
）及び一時停止用出力端子ＵυにはＬレベルの信号が出
力された状態にあり、表示用トランジスター圓、第１ト
ランジスター（２１）、第２トランジスター＠及び切換
用トランジスター（財）は非導通状態にある。また、録
音用操作スイッチ（１）及び再生用操作スイッチ（３）
が開放されているためＮＯＲ回路（２８）の入力端子に
はｌ−Ｉレベルの信号が印加されており、その出力端子
にはＬレベルの信号が出力された状態にある。従って、
該ＮＯＲ回路（ハ）の出力端子にペースが接続されてい
る阻止用トランジスター四は非導通状態にある。録音動
作状態への切換は、録音用操作スイッチ（１）及び再生
用操作スイッチ（３）を同時に閉成せしめることによっ
て行なわれるが、まず該操作スイッチ（１１３１を短時
間即ち遅延回路［株］の遅延時間より短い時間閉成せし
めた場合の動作について説明する。前記録音用操作スイ
ッチ（１）及び再生用操作スイッチ（３）を短時間閉成
せしめると制御回路（９）が動作し、その録音用出力端
子００）にＨレベルの信号が出力された状態になる。前
記録音用出力端子００）にＨレベルの信号が出力される
と録音用切換回路（１２＋が動作状態になり、テープレ
コーダーを録音動作状態にせしめる。また表示用トラン
ジスター圓がバイアスされて導通状態になり、負荷とし
て接続されている発光ダイオードαηを点灯駆動せしめ
る。従って、該発光ダイオードａηの点灯によって、テ
ープレコーダーの録音操作が行なわれたことを表示する
ことになる。

そして、録音操作によって録音用出力端子００）にＨレ
ベルの信号が出力された後所定時間経過すると遅延回路
部によって遅延された信号によって第１トランジスター
（２υが導通状態に反転する。該第１トランジスター（
２１）が導通状態に反転すると該第１トランジスターの
りによって動作が制御される第２トランジスター（２２
１が導通状態に反転せしめられる。

前記遅延回路部の出力によって第１トランジスター（２
υが導通状態に反転するときには録音用操作スイ′ツチ
（１）及び再生用操作スイッチ（３）が開放されている
ためＮＯＲ回路（瀾の出力端子にはＬレベルの信号が出
力されており阻止用トランジスターＣ２９）は非導通状
態にある。従って、前記第２トランジスター（２２が前
述したように導通状態に反転すると該第２トランジスタ
ー（２２）のエミッタ・コレクタ間及び時定数回路（ロ
）を通して切換用トランジスター（２４１のベースに短
時間バイアス電流が流れ、該切換用トランジスター（２
（至）は短時間導通状態に反転せしめられる。その結果
制御回路（９）に設けられている一時停止用の入力端子
にＬレベルの信号が入力されることになり、一時停止用
出力端子（１υにＨレベルの信号が出力される。該一時
停止用出力端子（１υに呻 Ｈレベルの信号が出力されると一時停止用切換回路（１
３）が動作状態になり、テープレコーダーを一時停止状
態にせしめる結果、テープレコーダーは録音待機状態に
なる。このように録音用操作スイッチ（１）及び再生用
操作スイッチ（３）を短時間閉成せしめると一時停止の
ための操作をすることな（テープレコーダーを録音待機
状態にすることが出来る。

テープレコーダーが前述した録音待機状態にあるときに
一時停止解除操作を行なうと一時停止用操作スイッチ（
５）が閉成される。該一時停止用スイッチ（５）が閉成
されると制御回路（９）の一時停止用出力端子０１）に
出力されていた信号がＨレベルよりＬレベルになる。そ
の結果、動作状態にあった一時停止用切換回路０３）が
非動作状態になり、一時停止動作が解除されるのでデー
プレコーダーの録音動作が開始される。このようにして
一時停止解除動作は行なわれるが一時停止用操作スイッ
チ（５）を繰り返して操作すれば一時停止動作と一時停
止解除動作とを繰り返して行なうことが出来る。

以上の如く一時停止用操作スイッチ（５）の操作による
一時停止及び一時停止解除動作は行なわれるか次にレコ
ードプレーヤーを操作する場合の動作について説明する
。テープレコーダーが前述した録音待機状態にあるとき
にレコードプレーヤーの演奏操作を行なうとトーンアー
ムがレコード面ヘダウンしてレコードの演奏動作が開始
されるが、該トーンアームがダウンするとそのダウン動
作を検出回路（３１）が検出し、その出力端子（３２１
１ＣＨレベルの信号が短時間出力される。該出力端子Ｃ
，３’！ｒに出力されたＨレベルの信号は、抵抗（３（
８）を通して切換用トランジスター（２４１のベースに
印加されるので該切換用トランジスター（２４）は導通
状態になる。その結果、制御回路（９）に設けられてい
る一時停止用の入力端子にＬレベルの信号が入力される
ことになり、一時停止用出力端子αＤに出力されていた
Ｈレベルの信号がＬレベルに反転する。該出力端子α１
）にＬレベルの信号が出力されると前述したように動作
状態にあった一時停止用切換回路（Ｉ３）が非動作状態
になり、一時停止動作が解除される。斯かる動作によっ
て一時停止動作が解除される結果、テープレコーダーの
録音動作が開始され、レコードより再生される音楽等の
信号が磁気テープに録音されることになる。このように
して、レコードより再生される信号の録音動作は行なわ
れるが、レコードの演奏動作が終了しトーンアームのレ
コード面からのアンプ動作が行なわれると前記検出回路
（３１）の出力端子国に再度Ｈレベルの信号が出力され
る。

該出力端子（３２＋にＨレベルの信号が出力されると該
信号かベースに印加される切換用トランジスターＣ！（
イ）が導通状態になり、制御回路（９）に設けられてい
る一時停止用の入力端子にＬレベルの信号を入力せしめ
る。その結果、制御回路（９）の一時停止用出力端子α
υにＨレベルの信号が出力され、テープレコーダーは一
時停止用切換回路（１３）の働きによって一時停止状態
にせしめられる。それ故磁気テープの無駄な走行を防止
することが出来る。

以上の如く、録音用操作スイ・ソチ（１１と再生用操作
スイッチ（３）とを短時間操作した場合の動作及びレコ
ードプレーヤーとの関連動作は行なわれるが、次に該録
音用操作スイッチ（１）及び再生用操作スイッチ（３）
を長時間即ち遅延回路部の遅延時間より長い時間閉成せ
しめた場合の動作について説明する。

前記録音用操作スイッチ（１）及び再生用操作スイ・ソ
チ（３）を閉成せしめると前述したように制御回路（９
）の録音用出力端子（１０）にＨレベルの信号が出力さ
れる。該録音用出力端子α０）にＨレベルの信号が出力
されると録音用切換回路（１２１の動作によってテープ
レコーダーを録音動作状態にせしめると共に表示用トラ
ンジスター圓の導通によって発光ダイオード（１７）が
点灯駆動せしめられる。また、遅延回路部によって設定
された所定時間経過すると第１トランジスター（２υ及
び第２トランジスター（２２）が導通状態に反転する。

そして、斯かる動作か行なわれるときＮＯＲ回路（２印
の出力は録音用操作スイッチ（１）及び再生用操作スイ
ッチ（３）の閉成によってＨレベルにあるため阻止用ト
ランジスター（２９）はバイアスされて導通状態にあり
、切換用トランジスター（２）のベースを接地した状態
にある。従って第２トランジスター＠が導通状態に反転
しても前記切換用トランジスター（財）のペースにバイ
アス電流が供給されることはなく、該切換用トランジス
ター（２４）は非導通状態にある。それ数制御回路（９
）に一時停止動作を行なうための信号が入力されること
はなく、テープレコーダーの録音動作は続けて行なわれ
ることになる。このように、録音用操作スイッチ（１）
と再生用操作スイッチ（３）とを所定時間以上操作して
お（とテープレコーダーの録音動作をそのまま開始させ
ることが出来る。

以上の如く本実施例における録音動作、一時停止動作及
び一時停止解除動作は行なわれるが、停止用操作スイッ
チ（力を閉成せしめれば、制御回路（９）の出力端子α
０）αＤに出力されていたＨレベルの信号がＬレベルに
なり、テープレコーダーは停止状態に復帰せしめられる
。

尚、本実施例では、制御回路（９）の入力端子にＬレベ
ルの信号を入力せしめることによって動作切換を行なう
ように構成したが、反対にＨレベルの信号を入力せしめ
ることによって切換えるように構成することも出来る。

（ト）発明の効果 本発明の動作切換回路は、録音用操作スイ・ノチ及び再
生用操作スイッチの操作時間の相違によって録音待機状
態及び録音状態への切換を選択的に行なうようにしたの
でレコードプレーヤーからの信号及びチューナーから得
られる信号を録音する場合等録音目的に合わせて操作す
ることが出来、本発明は操作性に優れたものである。

【図面の簡単な説明】

図示した回路は、本発明の動作切換回路の一実施例であ
る。 主な図番の説明 （１）・・・録音用操作スイッチ、　（３）・・・再生
用操作スイッチ、　（５）・・・一時停止用操作スイッ
チ、　（力・・・停止用操作スイッチ、　（９）・・・
制御回路、　αか・・録音用切換回路、　ｌ３１・・・
一時停止用切換回路、鵠・・・遅延回路、　（２υ・・
・第１トランジスター、（２２１・・・第２トランジス
ター、　（２）・・・切換用トランジスター、　（ロ）
・・・時定数回路、　（２樽・・・ＮＯＲ回路、Ｃ２９
１・・・阻止用トランジスター、　ｌ３１）・・・検出
回路。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）録音操作時切換えられると共に操作力を断つと自
   己復帰する録音用操作スイッチと、録音及び再生操作時
   切換えられると共に操作力を断つと自己復帰する再生用
   操作スイッチと、一時停止操作時及び一時停止解除操作
   時切換えられると共に操作力を断つと自己復帰する一時
   停止用操作スイッチと、前記各操作スイッチの切換に対
   応した切換信号を出力する制御回路と、前記録音用操作
   スイッチ及び再生用操作スイッチの切換に伴なう前記制
   御回路からの出力信号を所定時間遅延せしめる遅延回路
   と、該遅延回路の出力信号により所定時間動作すると共
   に前記制御回路に一時停止のための信号を入力せしめる
   切換手段と、前記録音用操作スイッチ及び再生用操作ス
   イッチが同時に操作されている間動作状態になると共に
   その間前記切換手段による切換動作を阻止する阻止手段
   とより成るテープレコーダーの動作切換回路。