JPS611675A - 発色団置換ビニル‐ハロメチル‐s‐トリアジン類の製造法 - Google Patents
発色団置換ビニル‐ハロメチル‐s‐トリアジン類の製造法Info
- Publication number
- JPS611675A JPS611675A JP60121363A JP12136385A JPS611675A JP S611675 A JPS611675 A JP S611675A JP 60121363 A JP60121363 A JP 60121363A JP 12136385 A JP12136385 A JP 12136385A JP S611675 A JPS611675 A JP S611675A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- triazine
- catalyst
- item
- toluene
- halomethyl
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07D—HETEROCYCLIC COMPOUNDS
- C07D251/00—Heterocyclic compounds containing 1,3,5-triazine rings
- C07D251/02—Heterocyclic compounds containing 1,3,5-triazine rings not condensed with other rings
- C07D251/12—Heterocyclic compounds containing 1,3,5-triazine rings not condensed with other rings having three double bonds between ring members or between ring members and non-ring members
- C07D251/14—Heterocyclic compounds containing 1,3,5-triazine rings not condensed with other rings having three double bonds between ring members or between ring members and non-ring members with hydrogen or carbon atoms directly attached to at least one ring carbon atom
- C07D251/22—Heterocyclic compounds containing 1,3,5-triazine rings not condensed with other rings having three double bonds between ring members or between ring members and non-ring members with hydrogen or carbon atoms directly attached to at least one ring carbon atom to two ring carbon atoms
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07D—HETEROCYCLIC COMPOUNDS
- C07D251/00—Heterocyclic compounds containing 1,3,5-triazine rings
- C07D251/02—Heterocyclic compounds containing 1,3,5-triazine rings not condensed with other rings
- C07D251/12—Heterocyclic compounds containing 1,3,5-triazine rings not condensed with other rings having three double bonds between ring members or between ring members and non-ring members
- C07D251/14—Heterocyclic compounds containing 1,3,5-triazine rings not condensed with other rings having three double bonds between ring members or between ring members and non-ring members with hydrogen or carbon atoms directly attached to at least one ring carbon atom
- C07D251/24—Heterocyclic compounds containing 1,3,5-triazine rings not condensed with other rings having three double bonds between ring members or between ring members and non-ring members with hydrogen or carbon atoms directly attached to at least one ring carbon atom to three ring carbon atoms
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Catalysts (AREA)
- Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
- Plural Heterocyclic Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は発色団置換ビニル−ハロメチル−S−トリアジ
ン類、特に2−(P−メトキシメチリノリ−46−ビス
(トリクロロメチル)−s−トリアジン(以下、トリア
ジンDと称する場合もある)の製造の改良法に関する。
ン類、特に2−(P−メトキシメチリノリ−46−ビス
(トリクロロメチル)−s−トリアジン(以下、トリア
ジンDと称する場合もある)の製造の改良法に関する。
U、S、特許第3987037号および第395447
5号において1式: 〔qは臭素または塩素、Pは−cQ3.−Nl−12、
NHK、N R2または一0R(Rはフェニルまたは低
級アルキル、好ましくは炭素数6以下のアルキル)、n
は1〜3の整数、およびWは置換されていてもよい芳香
族基または複素環基である〕の発色団置換ビニル−ハロ
メチル−5−トリアジン類を製造する二工程法が開示さ
れている。
5号において1式: 〔qは臭素または塩素、Pは−cQ3.−Nl−12、
NHK、N R2または一0R(Rはフェニルまたは低
級アルキル、好ましくは炭素数6以下のアルキル)、n
は1〜3の整数、およびWは置換されていてもよい芳香
族基または複素環基である〕の発色団置換ビニル−ハロ
メチル−5−トリアジン類を製造する二工程法が開示さ
れている。
特に好ましいS−)リアジン類の1つは2−(P−メト
キシスチリル)−4,6−ビス(トリクロロメチル)−
s−トリアジンであるが、その他の有用な化合物として
。
キシスチリル)−4,6−ビス(トリクロロメチル)−
s−トリアジンであるが、その他の有用な化合物として
。
2−スチリル−4,6−ビス(トリクロロメチル)−3
=トリアジン、 2−(4−クロロスチリル)−4,6−ビス(トリクロ
ロメチル)−S−トリアジン。
=トリアジン、 2−(4−クロロスチリル)−4,6−ビス(トリクロ
ロメチル)−S−トリアジン。
2− (3,4−ジメトキシスチリル)−4,6−ビス
(トリクロロメチル)−5−トリアジン、2− (2,
4−ジメトキシスチリル)−4,6−ビス(トリクロロ
メチルクー5−トリアジン。
(トリクロロメチル)−5−トリアジン、2− (2,
4−ジメトキシスチリル)−4,6−ビス(トリクロロ
メチルクー5−トリアジン。
2−4(4−ジメチルアミノ)スチリル〕−4゜6−ビ
ス(トリクロロメチル)−S−トリアジン2−(4−ペ
ントキシスチリル)−4,6−ビス(トリクロロメチル
)−5−トリアジン、および2−(4−メトキシスチリ
ル)−4−アミノ−6−トリクロロメチル−S−トリア
ジンが挙げられる。
ス(トリクロロメチル)−S−トリアジン2−(4−ペ
ントキシスチリル)−4,6−ビス(トリクロロメチル
)−5−トリアジン、および2−(4−メトキシスチリ
ル)−4−アミノ−6−トリクロロメチル−S−トリア
ジンが挙げられる。
一般に、公知の製造例では先ず2.4−ビス(トリクロ
ロメチル)−6−メチル−S−トリアジンの調製が必要
とされる。反応操作の生成物から、この中間体化合物を
分離し、次いでこれをP−アニスアルデヒドと縮合する
。更に詳しくは、初期工程において、ワカバヤシら著「
日本化学会誌(Bulletin of the
Chemical 5ociety ofJap
an)j (42,2924〜2930頁、1969
年)の技法に従い有機ニトリル類およびハロアセトニl
−IJル類との三量化によるメチル−ハロメチル−5−
トリアジン中間体の製造が必要である。
ロメチル)−6−メチル−S−トリアジンの調製が必要
とされる。反応操作の生成物から、この中間体化合物を
分離し、次いでこれをP−アニスアルデヒドと縮合する
。更に詳しくは、初期工程において、ワカバヤシら著「
日本化学会誌(Bulletin of the
Chemical 5ociety ofJap
an)j (42,2924〜2930頁、1969
年)の技法に従い有機ニトリル類およびハロアセトニl
−IJル類との三量化によるメチル−ハロメチル−5−
トリアジン中間体の製造が必要である。
中間体化合物は2,4−ビス(トリクロロメチル〕−6
−メチル−5−トリアジンである。かかる公知方法を大
規模にまたは商業的操業で実施する場合、この中間体化
合物を単離することは極めて困難である。何故なら、粗
反応生成物を110℃に加熱して溶融し、次いでこれを
水に加え、非常に粘着性の物質を単離しなければならな
いからである。このため、中間体化合物を単離し、精製
するには、大過剰の水と多大な時間が必要である。
−メチル−5−トリアジンである。かかる公知方法を大
規模にまたは商業的操業で実施する場合、この中間体化
合物を単離することは極めて困難である。何故なら、粗
反応生成物を110℃に加熱して溶融し、次いでこれを
水に加え、非常に粘着性の物質を単離しなければならな
いからである。このため、中間体化合物を単離し、精製
するには、大過剰の水と多大な時間が必要である。
従って、上記U、S、特許第3987037号に記載の
公知二工程操作の欠点を回避し、商業的且つ連続操業に
容易に適合しうる方法の開発が望まれる。特に、全操作
の初期工程で得られる粗反応生成物から中間体化合物を
分離する、時間の浪費および厄介な工程を必要としない
方法が有利である。t*z−(p−メトキシスチリル)
−4,6−ビス(トリクロロメチル)−S−トリアジ
ンの上述の製法はスケールアップでは、その収率が極め
て低いので、新しい技術の導入によってこの制限を解消
することが望まれる。
公知二工程操作の欠点を回避し、商業的且つ連続操業に
容易に適合しうる方法の開発が望まれる。特に、全操作
の初期工程で得られる粗反応生成物から中間体化合物を
分離する、時間の浪費および厄介な工程を必要としない
方法が有利である。t*z−(p−メトキシスチリル)
−4,6−ビス(トリクロロメチル)−S−トリアジ
ンの上述の製法はスケールアップでは、その収率が極め
て低いので、新しい技術の導入によってこの制限を解消
することが望まれる。
発明の目的
本発明の目的の1つは、前記公知方法の問題点を解決し
うる発色団置換ビニル−ハロメチル−5−トリアジン類
の改良した製造法を提供することである。
うる発色団置換ビニル−ハロメチル−5−トリアジン類
の改良した製造法を提供することである。
本発明の他の目的は、大規模で商業的な連続操業に適合
し、2−(P−メトキシスチリル〕−4,6−ビス(ト
リクロロメチル)−5−トリアジンを最大収率で製造し
うる簡易な方法を提供するこをである。
し、2−(P−メトキシスチリル〕−4,6−ビス(ト
リクロロメチル)−5−トリアジンを最大収率で製造し
うる簡易な方法を提供するこをである。
本発明によれば、発色団置換ビニル−ハロメチル−s−
トリアジンの製造の改良法は、有機ニトリルをフリーデ
ル・クラフツ触媒(例えばアルミニウムブロミド、アル
ミニウムクロリド〕の存在下ハロアセトニトリルと反応
させて得られる粗反応生成物から、中間体生成物を単離
す−る工程を省略することによって達成しうることがわ
かった。
トリアジンの製造の改良法は、有機ニトリルをフリーデ
ル・クラフツ触媒(例えばアルミニウムブロミド、アル
ミニウムクロリド〕の存在下ハロアセトニトリルと反応
させて得られる粗反応生成物から、中間体生成物を単離
す−る工程を省略することによって達成しうることがわ
かった。
この分離工程は、粗反応生成混合物をトルエン(これは
本製造の第2工程で使用しうる溶媒の1つ〕に溶解し、
該反応生成混合物のトルエン溶液を不活性ガスでパージ
して過剰の塩化水素ガスおよび触媒を除去することによ
り省略される。不活性ガスは窒素、アルゴン等、これら
の混合物であってよい。次に、第2工程で中間体生成物
〔例えば2.4−ビス(トリクロロメチル)−6−メチ
ル−8−)!Jアジン〕を含むトルエン溶液を酢酸ピペ
リジニウムなどの触媒の存在下、P−アニスアルデヒド
などのアルデヒド化合物と反応させる。メチル−ハロメ
チル−8−トリアジン類とアルデヒド化合物のこの縮合
反応は1例えば公知のノエネナゲル(Knoenena
gel )反応条件下で行われる。
本製造の第2工程で使用しうる溶媒の1つ〕に溶解し、
該反応生成混合物のトルエン溶液を不活性ガスでパージ
して過剰の塩化水素ガスおよび触媒を除去することによ
り省略される。不活性ガスは窒素、アルゴン等、これら
の混合物であってよい。次に、第2工程で中間体生成物
〔例えば2.4−ビス(トリクロロメチル)−6−メチ
ル−8−)!Jアジン〕を含むトルエン溶液を酢酸ピペ
リジニウムなどの触媒の存在下、P−アニスアルデヒド
などのアルデヒド化合物と反応させる。メチル−ハロメ
チル−8−トリアジン類とアルデヒド化合物のこの縮合
反応は1例えば公知のノエネナゲル(Knoenena
gel )反応条件下で行われる。
かかる反応は大抵の場合、トルエン、ピリジン。
ベンゼン、酢酸エチル、メタノール、エタノール等の溶
媒の存在下で実施することが有利である。
媒の存在下で実施することが有利である。
特に、初期反応生成混合物の溶解のためおよびS−トリ
アジン化合物とアルデヒド化合物の縮合を伴う第2工程
で共通してトルエンを使用することが好ましい。またこ
の縮合操作は、U、S、特許第3987037号にも記
載されている〔特に4〜5欄参照〕。
アジン化合物とアルデヒド化合物の縮合を伴う第2工程
で共通してトルエンを使用することが好ましい。またこ
の縮合操作は、U、S、特許第3987037号にも記
載されている〔特に4〜5欄参照〕。
更にU、S、特許第3987037号に開示の如く、メ
チル−ハロメチル−S−トリアジン類とアルデヒド化合
物およびアルデヒド化合物誘導体の縮合は一般に、酢酸
ピペリジニウムなどの塩である好ましい触媒の存在下で
行う。最大収率を得るためには、水の発生が止まるまで
反応を行う。次に反応液を冷却し、濾過し、生成物を単
離する。
チル−ハロメチル−S−トリアジン類とアルデヒド化合
物およびアルデヒド化合物誘導体の縮合は一般に、酢酸
ピペリジニウムなどの塩である好ましい触媒の存在下で
行う。最大収率を得るためには、水の発生が止まるまで
反応を行う。次に反応液を冷却し、濾過し、生成物を単
離する。
トルエン済液に同充填量の触媒を加え、再度水が発生し
なくなるまで反応を行う。再度生成物を単離する。との
操作によって収率が増大する。
なくなるまで反応を行う。再度生成物を単離する。との
操作によって収率が増大する。
本発明に従い、発色団置換ビニル−ハロメチル−5−ト
リアジン生成物は概して、公知の二工程操作の改変によ
って製造される。以下、 2−(P−メトキシスチリル
)−4,6−ビス(トリクロロメチル)−8−トリアジ
ンの製造に関して説明する。
リアジン生成物は概して、公知の二工程操作の改変によ
って製造される。以下、 2−(P−メトキシスチリル
)−4,6−ビス(トリクロロメチル)−8−トリアジ
ンの製造に関して説明する。
初期工程において、アセトニトリルをアルミニウムブロ
ミドなどの粉末の無水ラリ−デル・クラフッ触媒の存在
下でトリクロロアセトニトリルと反応させる。得られる
反応混合物を一5℃に冷却し、該温度を反応中終始維持
する。次いで混合物に4〜7時間にわたって塩化水素ガ
スを吹き込み。
ミドなどの粉末の無水ラリ−デル・クラフッ触媒の存在
下でトリクロロアセトニトリルと反応させる。得られる
反応混合物を一5℃に冷却し、該温度を反応中終始維持
する。次いで混合物に4〜7時間にわたって塩化水素ガ
スを吹き込み。
混合物を飽和にする。得られる反応生成混合物は粘着性
の白色スラリーである。しばらくの間装置すると、スラ
リーは白色の固体に変化する。次いで固体にトルエンを
加え、混合物を約2〜3時間にわたって徐々に加熱し、
約70〜100℃の温度とする。このようにして得られ
るトルエン溶液を窒素ガスでパージして攪拌し、該不活
性ガスのパージによって全ての塩化水素ガスが実質的に
系から除去されるまで続ける。パージしたトルエン溶液
を室温に冷却し、水と混和する。次いで溶液を諷過して
不溶物(これはフリーデル・クラフツ触媒分解生成物お
よびポリマー副生成と思われる〕を除去する。トルエン
層から水層を分離し、トルエン層を硫酸ナトリウム上で
乾燥して、溶液(中間体溶液と称す)から実質的に全て
の水を除去する。
の白色スラリーである。しばらくの間装置すると、スラ
リーは白色の固体に変化する。次いで固体にトルエンを
加え、混合物を約2〜3時間にわたって徐々に加熱し、
約70〜100℃の温度とする。このようにして得られ
るトルエン溶液を窒素ガスでパージして攪拌し、該不活
性ガスのパージによって全ての塩化水素ガスが実質的に
系から除去されるまで続ける。パージしたトルエン溶液
を室温に冷却し、水と混和する。次いで溶液を諷過して
不溶物(これはフリーデル・クラフツ触媒分解生成物お
よびポリマー副生成と思われる〕を除去する。トルエン
層から水層を分離し、トルエン層を硫酸ナトリウム上で
乾燥して、溶液(中間体溶液と称す)から実質的に全て
の水を除去する。
次に中間体溶液を、酢酸ピペリジニウムのトルエン懸濁
液と混和する。なお、L記トルエン懸濁液は下記の分離
工程で調製する。触媒および中間体溶液を攪拌後、P−
アニスアルデヒドを加え、得られる混合物を窒素パージ
下で還流加熱する。
液と混和する。なお、L記トルエン懸濁液は下記の分離
工程で調製する。触媒および中間体溶液を攪拌後、P−
アニスアルデヒドを加え、得られる混合物を窒素パージ
下で還流加熱する。
反応温度は一般に約100〜110℃であって、5時間
以」二(好ましくは5〜7時間)の間加熱を続ける。加
熱混合物から発生した水を回収し、分離する。得られる
反応生成物を室温に冷却し、生成物をρ取する。吐液を
触媒(即ち酢酸ピペリジニウム)のトルエン懸濁液の第
二二部と混和する。
以」二(好ましくは5〜7時間)の間加熱を続ける。加
熱混合物から発生した水を回収し、分離する。得られる
反応生成物を室温に冷却し、生成物をρ取する。吐液を
触媒(即ち酢酸ピペリジニウム)のトルエン懸濁液の第
二二部と混和する。
混合物を攪拌後9反応生成混合物を再び還流加熱し、水
を上層に集める。反応を更に5〜7時間または水が上層
に集まらなくなるまで続ける。
を上層に集める。反応を更に5〜7時間または水が上層
に集まらなくなるまで続ける。
最終反応生成混合物を室温に冷却し、ρ過し、5i’T
l]エーテル、次いでエタノールで洗う。固体物質は所
望の生成物(即ち、トリアジンD)である。更に必要に
応じて、これを酢酸エチルおよびエタノールの混合物よ
り再結晶して精製することができる。
l]エーテル、次いでエタノールで洗う。固体物質は所
望の生成物(即ち、トリアジンD)である。更に必要に
応じて、これを酢酸エチルおよびエタノールの混合物よ
り再結晶して精製することができる。
次に実施例を挙げて、本発明をより具体的に説明する。
実施例
氷/食塩浴に保持され、攪拌機、コンデンサー。
す・−モメータ、ガス人出チューブ、ガストラップ等を
具備した12N反応フラスコ中で、3719gの予め冷
却したトリクロロアセトニトリル、644gの予め冷却
したアセトニトリルおよび45yの粉末無水アルミニウ
ムブロミドを攪拌シながら混合する。温度を一5℃に下
げ、該温度で混合物を反応中終始維持する。
具備した12N反応フラスコ中で、3719gの予め冷
却したトリクロロアセトニトリル、644gの予め冷却
したアセトニトリルおよび45yの粉末無水アルミニウ
ムブロミドを攪拌シながら混合する。温度を一5℃に下
げ、該温度で混合物を反応中終始維持する。
混合物に塩化水素ガスを約5時間吹き込んで、飽和状態
にし、粘着性の白色スラリーを得る。約3ポンドの塩化
水素ガスを使用する。得られる反応生成混合物の温度を
徐々に室温まで到達せしめた後、−夜装置すると、反応
生成混合物は白色固体となる。かかる白色反応生成固体
に約4 kgのトルエンを加える。得られる混合物を3
時間にわたって、徐々に加熱して80℃とする。この温
度でトルエン溶液を攪拌上窒素ガスでパージして、系か
ら塩化水素ガスを除去する。トルエン溶液を室温に冷却
し、4時間攪拌しながら500m?の脱イオン水を混和
する。トルエン溶液から不溶物を沖去した後、水層を分
漫する。トルエン層を無水硫酸ナトリウム上で乾燥する
。
にし、粘着性の白色スラリーを得る。約3ポンドの塩化
水素ガスを使用する。得られる反応生成混合物の温度を
徐々に室温まで到達せしめた後、−夜装置すると、反応
生成混合物は白色固体となる。かかる白色反応生成固体
に約4 kgのトルエンを加える。得られる混合物を3
時間にわたって、徐々に加熱して80℃とする。この温
度でトルエン溶液を攪拌上窒素ガスでパージして、系か
ら塩化水素ガスを除去する。トルエン溶液を室温に冷却
し、4時間攪拌しながら500m?の脱イオン水を混和
する。トルエン溶液から不溶物を沖去した後、水層を分
漫する。トルエン層を無水硫酸ナトリウム上で乾燥する
。
) ルX :/ 溶液ヲ、酢酸ピペリジニウムのトルエ
ン懸濁液からなる触媒と混和する。なお、触媒懸濁液は
、22e反応フラスコに1500.fのトルエンおよび
314ダのピペリジンを25℃で加え、これに攪拌下3
0分にわたって222gの氷酢酸を加えることにより調
製する。白色懸濁液が生成すると、50℃までの強発熱
が見られる。この懸濁液を水分から保護しながら少なく
とも5時間攪拌し、−夜装置するか、またはトルエン反
応混合物とP−アニスアルデヒドの縮合の2〜3日前に
これを調製してもよい。
ン懸濁液からなる触媒と混和する。なお、触媒懸濁液は
、22e反応フラスコに1500.fのトルエンおよび
314ダのピペリジンを25℃で加え、これに攪拌下3
0分にわたって222gの氷酢酸を加えることにより調
製する。白色懸濁液が生成すると、50℃までの強発熱
が見られる。この懸濁液を水分から保護しながら少なく
とも5時間攪拌し、−夜装置するか、またはトルエン反
応混合物とP−アニスアルデヒドの縮合の2〜3日前に
これを調製してもよい。
触媒とトルエン反応混合物溶液の混合物に、攪拌下17
809のP−アニスアルデヒドを加える。
809のP−アニスアルデヒドを加える。
得られる混合物を窒素のパージ下で還流加熱する。
反応は約110℃の還流温度で7時間行う。水を2つの
ディーン(Dean s) トラップの頭上に集める。
ディーン(Dean s) トラップの頭上に集める。
水の発生がいったん1]−まると1反応を停止してもよ
い。次いで混合物を室温に冷却し、沈殿(7た粗1生成
物を沖取する。
い。次いで混合物を室温に冷却し、沈殿(7た粗1生成
物を沖取する。
次に吐液に第2の触媒(上述の如く調製〕を加え、温度
を110℃の還流温度に上げる。再度。
を110℃の還流温度に上げる。再度。
反応を7時間または水の発生が止まるまで行う。
トータル210震lの水を集める。
次いで反応混合物を冷却し、濾過して固体生成物を回収
する。これは粗トリアジンDである。トリアジンDを石
油エーテルで2回、冷エタノールで1回洗って精製する
。生成物の重量は3300〜35001粗収率63〜6
8俤〕である。
する。これは粗トリアジンDである。トリアジンDを石
油エーテルで2回、冷エタノールで1回洗って精製する
。生成物の重量は3300〜35001粗収率63〜6
8俤〕である。
更にこの生成物の精製が望まれる場合、酢酸エチル/エ
チルアルコール(約7.5+1〜2.4:1、w7w)
の混合溶媒を用いて精製することができる。
チルアルコール(約7.5+1〜2.4:1、w7w)
の混合溶媒を用いて精製することができる。
精製した黄色物質の重置は約3000fで、これは58
%の収率(トリクロロアセトニトリルに対して)に相当
する。融点190〜192℃、吸光度値C0,1971
濃度の吸収強さ)77.5(377nm、アセトン中)
。
%の収率(トリクロロアセトニトリルに対して)に相当
する。融点190〜192℃、吸光度値C0,1971
濃度の吸収強さ)77.5(377nm、アセトン中)
。
以上の如く本発明の特色が記載されているが。
基本的な概念および特徴から逸脱しない範囲で、本発明
の改良法を変動させたり、改変させたりすることができ
る。
の改良法を変動させたり、改変させたりすることができ
る。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、メチル−ハロメチル−S−トリアジンを縮合触媒の
存在下、トルエン中でアルデヒド化合物と反応させて、
発色団置換ビニル−ハロメチル−S−トリアジン類を製
造する方法において、ハロアセトニトリルおよびアセト
ニトリルの混合物をフリーデル・クラフツ触媒の存在下
塩化水素と反応させてメチル−ハロメチル−S−トリア
ジンの粗反応生成混合物を得、これをトルエンに溶解し
て得られるトルエン溶液に不活性ガスを通して過剰の塩
化水素を除去し、水を加え、不溶性のフリーデル・クラ
フツ触媒を分離し、次いで回収したメチル−ハロメチル
−S−トリアジンのトルエン溶液を用いることを特徴と
する改良方法。 2、フリーデル・クラフツ触媒がアルミニウムハライド
である前記第1項記載の方法。 3、アルミニウムハライドがアルミニウムブロミドであ
る前記第2項記載の方法。 4、不活性ガスが窒素である前記第1項記載の方法。 5、初期充填量の縮合触媒を用いて反応を行い、水の発
生が止つたとき濾過して生成物を分離し、次いで濾液に
第二充填量の触媒を加え、反応を繰返すことにより、発
色団置換ビニル−ハロメチル−S−トリアジンの収率を
増大する前記第1項記載の方法。 6、縮合触媒が酢酸ピペリジニウムである前記第1項記
載の方法。 7、2,4−ビス(トリクロロメチル)−6−メチル−
S−トリアジンを縮合触媒の存在下、トルエン中でP−
アニスアルデヒドと反応させて、2−(P−メトキシス
チリル)−4,6−ビス(トリクロロメチル)−S−ト
リアジンを製造する方法において、トリクロロアセトニ
トリルおよびアセトニトリルの混合物をフリーデル・ク
ラフツ触媒の存在下塩化水素と反応させて2,4−ビス
(トリクロロメチル)−6−メチル−S−トリアジンの
粗反応生成混合物を得、これをトルエンに溶解して得ら
れるトルエン溶液に不活性ガスを通して過剰の塩化水素
を除去し、水を加え、不溶性のフリーデル・クラフツ触
媒を分離し、次いで回収した2,4−ビス(トリクロロ
メチル)−6−メチル−S−トリアジンのトルエン溶液
を用いることを特徴とする改良方法。 8、フリーデル・クラフツ触媒がアルミニウムハライド
である前記第7項記載の方法。 9、アルミニウムハライドがアルミニウムブロミドであ
る前記第8項記載の方法。 10、不活性ガスが窒素である前記第7項記載の方法。 11、初期充填量の縮合触媒を用いて反応を行い、水の
発生が止つたとき濾過して生成物を分離し、次いで濾液
に第二充填量の触媒を加え、反応を繰返すことにより、
2−(p−メトキシスチリル)−4,6−ビス(トリク
ロロメチル)−S−トリアジンの収率を増大する前記第
7項記載の方法。 12、縮合触媒が酢酸ピペリジニウムである前記第7項
記載の方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US06/617,042 US4559401A (en) | 1984-06-04 | 1984-06-04 | Process for preparing chromophore-substituted vinyl-halomethyl-s-triazines |
US617042 | 1984-06-04 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS611675A true JPS611675A (ja) | 1986-01-07 |
JPH0566947B2 JPH0566947B2 (ja) | 1993-09-22 |
Family
ID=24472031
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60121363A Granted JPS611675A (ja) | 1984-06-04 | 1985-06-03 | 発色団置換ビニル‐ハロメチル‐s‐トリアジン類の製造法 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4559401A (ja) |
EP (1) | EP0165006B1 (ja) |
JP (1) | JPS611675A (ja) |
DE (1) | DE3580867D1 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5837586A (en) * | 1997-02-14 | 1998-11-17 | Kodak Polychrome Graphics Company, Ltd. | 4-(alkoxyhydroxy)styryl triazine photinitiators and photo sensitive composition |
CN117567827B (zh) * | 2024-01-15 | 2024-04-05 | 正晟包装科技(广东)有限公司 | 一种环保型可降解塑料及其制备方法 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3954475A (en) * | 1971-09-03 | 1976-05-04 | Minnesota Mining And Manufacturing Company | Photosensitive elements containing chromophore-substituted vinyl-halomethyl-s-triazines |
US3987037A (en) * | 1971-09-03 | 1976-10-19 | Minnesota Mining And Manufacturing Company | Chromophore-substituted vinyl-halomethyl-s-triazines |
-
1984
- 1984-06-04 US US06/617,042 patent/US4559401A/en not_active Expired - Fee Related
-
1985
- 1985-06-03 JP JP60121363A patent/JPS611675A/ja active Granted
- 1985-06-04 EP EP85303955A patent/EP0165006B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1985-06-04 DE DE8585303955T patent/DE3580867D1/de not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP0165006B1 (en) | 1990-12-12 |
JPH0566947B2 (ja) | 1993-09-22 |
EP0165006A2 (en) | 1985-12-18 |
DE3580867D1 (de) | 1991-01-24 |
US4559401A (en) | 1985-12-17 |
EP0165006A3 (en) | 1986-12-10 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPS62155230A (ja) | (2,2)−パラシクロフアン及びそれらの誘導体の製造方法 | |
JPH02292267A (ja) | 2―(2’,4’―ジヒドロキシフエニル)―4,6―ジアリール―s―トリアジンの製造方法 | |
EP3157930B1 (en) | Methods for the preparation of 1,3-benzodioxole heterocyclic compounds | |
JPS6393735A (ja) | (2,2)−パラシクロフアンおよびその誘導体の製造方法 | |
JP3586288B2 (ja) | ビフェニル誘導体の製法 | |
US5726310A (en) | Process for the preparation of 2-(2,4-dihydroxylphenyl)-4,6-bis(2,4-dimehylphenyl)-s-triazine | |
Ahluwalia et al. | A convenient synthesis of 1, 3-diaryl-1, 2, 3, 4,-tetrahydro-5, 7, 7-trimethyl-4-oxo-2-thioxo-7H-pyrano [2, 3-d] pyrimidines | |
US4014890A (en) | Process for preparing indole derivatives | |
US4933469A (en) | Method for preparing oxybisphthalimides | |
KR100551926B1 (ko) | 시로스타졸의 제조 방법 | |
JP3180192B2 (ja) | ジチオカルバミン酸の塩類、その製造方法及び該ジチオカルバミン酸の塩類を使用するイソチオシアネート類の製造方法 | |
NAGASE | Studies on fungicides. XXII. Reaction of dimethyl acetylenedicarboxylate with dithiocarbamates, thiolcarbamates, thiosemicarbazides and thiosemicarbazones | |
JP5283681B2 (ja) | モノフェノリック−ビスアリールトリアジンの単離方法 | |
JPS611675A (ja) | 発色団置換ビニル‐ハロメチル‐s‐トリアジン類の製造法 | |
Kutney et al. | SYNTHESIS IN THE PYRIDINE SERIES: III. THE SYNTHESIS OF NEW 3, 5-DIMETHYL-4-SUBSTITUTED PYRIDINES. STERIC EFFECTS AS AN AID TO SYNTHESIS | |
JP3272326B2 (ja) | 2−ピリジルピリジン誘導体の製造方法 | |
JPS597699B2 (ja) | インドリン類の製造方法 | |
JPS63258474A (ja) | カルバゾ−ル、ジベンゾフラン又はジベンゾチオフェン基を含む化合物の水酸基誘導体を調製するための方法 | |
KR100484265B1 (ko) | 2-(2,4-디히드록시페닐)-4,6-비스(2,4-디메틸페닐)-s-트리아진의제조방법 | |
JP3085611B2 (ja) | ビスマレイミド類の精製方法 | |
SU1109403A1 (ru) | Конденсированные тиазоло @ 3,4- @ @ 1,2,4 @ триазины | |
Stocker et al. | Synthesis of 6-aryl-4, 5-dibenzamido-1, 2, 3, 6-tetrahydropyridines | |
KR950014218B1 (ko) | 신규한 아릴 헵테논 유도체 및 그의 제조방법 | |
JPH05178833A (ja) | N−シアノアセトアミジン誘導体の製造方法 | |
JPS5923314B2 (ja) | 新規ピロ−ル誘導体 |