JPS6116693A - サ−マルカラ−プリンタ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、サーマルカラープリンタ、詳しくは、ＣＲＴ
画面上Φカラー画像を構成する光の三原色の各成分を色
相の三原色の各成分に変換して記録紙上に熱転写するこ
とによってＣＲＴ画面上のカラー画像を記録紙上に記録
すべく構成されたサーマルカラープリンタに関する。

〔従来技術〕

上記この種のサーマルカラープリンタは、通常ＣＴＲ画
面に表示されたカラー画像を忠実に再現すべく構成して
あった。

〔発明が解決しようとする問題点〕

しかしながら、上記従来構成では、下記に示すような不
都合があり、改善の余地があった。

即ち、通常ＣＲＴ画面の背景は黒色であり、記録紙の背
景は白色であることから、上記ＣＲＴ画面上の表示色が
白色である場合はプリンタによってカラー画像のハード
コピーを取ると何も記録されないか、あるいは、画面上
の白色部分以外の部分を黒色、でべた打ちして、いわゆ
る白抜きを行なわなければならない。

従って、画面上の画像を忠実に再現してはいるが、非常
に見にくいものとなってしまう。

又、同様に、白色以外の色の記録紙を用いた場合には、
その用紙の色と同色あるいは近い色の画像部分が見に（
くなるという不都合がある。

そこで、上記不都合を解決するために、ＣＲ１画面上の
画像データをプリンタに転送するときに、予め使用する
記録紙の色や変換する色に対応して、画像データの色を
変えることも考えられるが、画面上で色を変えると画面
が見にくくなったりそのデータ変換に要する処理負荷が
重くなるばかりか使用するＣＲＴの形式や表示アルゴリ
ズム等に応じてそのデータ変換プログラムをその都度作
成しなければならないので汎用性が低くなるという新た
な不都合が生じる。

本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであって、そ
の目的は、簡単にカラー画像の特定色をプリンタ側で転
写色を自動的に交換あるいは変換する手段を備えたサー
マルカラープリンタを提供することにある。

〔問題点を解決するための手段〕

上記目的を達成すべく、本発明によるサーマルカラープ
リンタは、前記カラー画像の特定色をカラー画像の他の
色と交換または他の色に変換して記録すべく、前記画面
上の色を指定する手段、前記変換または変換する色を指
定する手段、および、色交換と色変換の動作モードを切
り換え指示する手段をプリンタ側に設けてある点に特徴
を有する。

〔作用〕

即ち、画面上の表示はそのままの状態で、交換する２′
つの色または変換したい色と変換する色とを指定し、こ
の指定した色を交換するかあるいは変換するかを指示し
て、画像データをプリンタ側へ転送するという簡単な操
作のみで、画面上に表示された色とは異なる色で記録で
きるのである。

〔実施例〕

以下、本発明によるサーマルカラープリンタの実施例を
図面に基づいて説明する。

第２図に示すように、ホストコンピュータ（１）によっ
てＣＲＴ　（２）の画面上に表示されたカラー画像デー
タ（Ｄｏ）をサーマルカラープリンタ（３）に転送し、
このプリンタ（３）内において、基本的には前記カラー
画像データ（Ｄｏ）の光の三原色成分（Ｂ）　、　（Ｇ
）　、　（Ｒ）を色相の三原色成分（Ｙ）　、　（Ｍ）
　。

（Ｃ）に変換し、各色相成分毎に３回印字して前記三原
色成分（Ｙ）　、　（Ｍ）　、　（Ｃ）を順次同一記録
紙上に転写することによって、前記カラー画像のハード
コピーを行うべく構成しである。

更に、前記プリンタ（３）には、第１図に示す構成にな
るスイッチパネル（４）を設けてあり、２組の色指定ス
イッチ（ＳＷａ）、、　（ＳＷｂ）　、および色交換と
色変換との切り換えを行うモード切り換えスイッチ（Ｓ
Ｗ　１）によって画像上の特定色（Ｃ２）の指定された
特定色（Ｃ８）との交換あるいは指定された特定色（Ｃ
１）への変換を容易に行えるようにしである。

以下、第３図〜第１４図に示す各説明図に基づいて、色
交換および色変換を行う手段について説明する。

まず、前記モード切り換えスイッチ（ｓｗ１）を色交換
側に切り換え操作して、前記色指定スイッチ（ＳＷａ）
　、　（ＳＷｂ）によって交換する２色（Ｃ１）。

（Ｃ２）を選択する。　そして、前記指定された交・損
色（Ｃ山（Ｃ２）は第４図に余すテーブルに基づいて、
夫々三原色分解手段（５）によってその色を構成する光
の三原色成分（Ｂ）　、　（Ｇ）　、　（’Ｒ）に分解
され、色交換レジスタ（Ｒ５）にそれぞれ交換データ（
Ａ）、被交換データ（Ａｏ）として格納する。

以下、例えば第５図に示すように、前記ＣＲ１画面上の
各ドツトが、白、水色、緑、黄、赤、紫、青、黒、の順
に配列されている画像の水色（２ドツト目）と赤（５ド
ツト目）とを交換する場合を例にその手順を説明する。

即ち、第６図のフローチャートに示すように、前記交換
色（Ｃ２）である水色はその三原色成分がＢ成分とＧ成
分から構成され（Ｂ・１．Ｇ＝１．Ｒ＝０）、被交換色
（Ｃ１）である赤はＲ成分のみから構成されている（Ｂ
Ｊ、　Ｇ＝０．　Ｒ＝１＞ので、まず、Ｂ成分について
、Ｂ成分を持つ水色からＢ成分を消去し、Ｂ成分を持た
ない赤にＢ成分を加える。　同様にＧ成分については、
Ｇ成分を持つ水色からＧ成分を消去し、Ｇ成分を持たな
い赤にＧ成分を加え、続いて、Ｒ成分については、Ｒ成
分を持つ赤からＲ成分を消去し、Ｒ成分を持たない水色
にＲ成分を加えることによって色交換を行うのである。

ところで、水色のＢ成分を消去するとき、第４図に示す
ように、Ｂ成分を持つ色は水色の他に白、紫、青がある
ため、前記水色からＢ成分およびＧ成分を消去するため
には水色の、ドツトがどの位置にあるかを検出する必要
がある。

以下、その水色すなわち交換色（Ｃ２）の位置を検出す
る手段について説明する。

上述したように、水色の色成分はＢ＝１．Ｇ・１．。

Ｒ・０であるので、第７図に示すように、画像データ（
Ｄｏ）よりＢ成分を反転したデータ（ｎ１）と第８図に
示すＧ成分を反転したデータ（Ｄ２）および第９図に示
すＲ成分を含むデータ（Ｄ３）の論理和を演算すると、
第１０図に示すように、水色に対応するデータ部分のみ
０”となったデータ（Ｄ４）が得られる。　そして、前
記第１０図に示すデータ（Ｄ４）と元のデータ（Ｄｏ）
のＢ成分との論理積を演算することによって水色のみの
Ｂ成分を消去したデータ（Ｄｓ）　（第１１図）を得る
ことができる。

このデータ（Ｄ４）との論理積を他の色成分Ｇ。

Ｒについても同様に演算すれば、元のデータ（Ｄｏ）か
ら水色を消去することができる。　次に、Ｂ成分は、赤
色には含まれていないので、水色と赤色を交換するため
には、Ｂ成分に関する処理実行時に赤色のドツト位置に
Ｂ成分を加えなければならない。　このため、まず赤色
のドツト位置を上記水色の場合と同様にして検出する。

すなわち、前記色交換レジスタ（Ｒ１）の交換色データ
（Ａ）に基づいて前記光のデータ（Ｄｏ）のＲ成分のみ
を反転して各成分（Ｂ）　、　（Ｇ）　、　（Ｒ）毎に
論理和を演算することによって第１２図のデータ（Ｄ、
）が得られる。　次に、このデータ（Ｄ６）を反転させ
て、赤色部のみ”１”のデータ（Ｄ？）　（第１３図）
を作り、これと上記第１１図のデータ（Ｄ、）とめ論理
和をとることにより、Ｂ成分−に関して水色位置のデー
タが”Ｏ”、赤色位置のデータが”１”となったデータ
（ａｍ）　（第１４図）を作ることができる。

以下、これと同様な処理をＧ成分、Ｒ成分について実行
し、水色と赤色とを変換することができる。

つまり、交換しようとする２色についてその色を構成す
る光の三原色成分（Ｂ）　、　（Ｇ）　、　（Ｒ）を比
較し、各成分の異なるものを入れ換えることによって色
交換を行うのである。

そして、色交換を終了した後は、従来同様に光の三原色
から色相の三原色の各成分に順次変換して熱転写するこ
とによって色交換された画像のハードコピーを行うので
ある。

以下、色変換の手段について説明する。

即ち、前記モード切り換えスイッチ（ＳＷ　ｌ）を色変
換側に操作し、下側の色指定スイッチ（ＳＷｂ）で指定
した色（Ｃ２）を上側の色指定スイッチ（ＳＷａ）で指
定した色（Ｃ１）に変換するのであるが、この色変換と
ｔよ指定した色のみを別の色に変えることであって、元
々変換色（Ｃ１）と同色の色はそのままで変換しないも
のである。

そして、この色変換の場合も、前記色交換の場合と同様
にして、指定色（Ｃ２）の位置を検出し、被変換色（９
，）に変換するのである。　例えば、前記同様に水色を
赤色に変換する場合、水色（Ｃ２）を赤ｍ（ｃ１）に変
換した後は赤から水色には変換しないで色変換を終了す
るので・ある。　つまり、前記色交換における前半の処
理のみを行うことによって色変換をおこなうのである。

二側実施例〕 次に、本発明の別実雄側について説明する。

第１５図に示すように、前記スイッチパネル（４）に０
８１画面上の表示色に対応し、交換または変換する色を
各色毎に指定可能なように、複数の色指定スイッチ（Ｓ
Ｗｃ）を設け、この色指定スイッチ（ＳＷＣ）によって
指定した交換または変換の色情報を前記レジスタ（Ｒ１
）に順次転送して、色交換または変換することによって
複数色の間で色交換または変換を行うべく構成してもよ
い。

〔発明の効果〕

本発明は、以上説明した特徴故に、下記に呆す優れた効
果が発揮されるに至った。　　　　　　　　４即ち、使
用する記録紙の色等に対応して、簡単に転写色を交換あ
るいは変換できるので、カラーグラフ等が非常に見やす
くなった。

又、同一グラフであっても配付先に応じて背景の色を変
えることによって、出力情報の分類手段としても使用す
ることができる。

更に又、色変換を行う場合、変換する色を白に指定する
ことによって、記録情報から特定の色の情報を消去して
記録することができる。　例えば、回路図等のカラー画
像のハードコピーを取るような場合に、各使用部品毎に
特定の色分けをし、抽出したい部品以外の色を゛白色に
変換して出力することによって、特定部品の位置、個数
等を容易に確認できるような図面を作成することが可能
である。

従って、ＣＲＴ画面側では何ら操作することなく、プリ
ンタ側で簡単に出力する色を交換あるいは変換して記録
することができ逼ので、極めて操作性の良いものにでき
たのである。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明に係るサーマルカラープリンタの実施例を
示し、第１図はスイッチパネルの説明図、第２図は全体
構成の説明図、第３図は指定色の三原色成分の検出手段
の説明図、第４図はそのパラメータのテーブル、第５図
は画面上の表示色の説明図、第６図は色交換処理の動作
を示すフローチャート、第７図゛〜第１４図は交換また
は変換する色の検出手段の説明図、そして、第１５図は
スイッチパネルの別実雄側を示す説明図である。 （Ｂ）　、　’（Ｇ）　、　（Ｒ）・・・・・・光の三
原色、（Ｙ）　、　（１’ｌ）　、　（Ｃ）・・・・・
・色相の三原色、（Ｃ８）・・・・・・他の色、（Ｃ２
）・・・・・・特定色、（ＳＷａ）　、　（ＳＷｂ）・
・・・・・色指定手段、（ＳＷ　Ｉ　）・・・・・・動
作モード切り換え指示手段。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 　ＣＲＴ画面上のカラー画像を構成する光の三原色（Ｂ
   ）、（Ｇ）、（Ｒ）の各成分を色相の三原色（Ｙ）、（
   Ｍ）、（Ｃ）の各成分に変換して記録紙上に熱転写する
   ことによってＣＲＴ画面上のカラー画像を記録紙上に記
   録すべく構成されたサーマルカラープリンタであって、
   前記カラー画像の特定色（Ｃ＿２）をカラー画像の他の
   色（Ｃ＿１）と交換または他の色（Ｃ＿１）に変換して
   記録すべく、前記画面上の色（Ｃ＿２）を指定する手段
   （ＳＷｂ）、前記交換または変換する色（Ｃ＿１）を指
   定する手段（ＳＷａ）、および、色交換と色変換の動作
   モードを切り換え指示する手段（ＳＷ＿１）をプリンタ
   側に設けてあるサーマルカラープリンタ。