JPH0715240Y2 - 多色複写機 - Google Patents

多色複写機

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JPH0715240Y2
JPH0715240Y2 JP1986115039U JP11503986U JPH0715240Y2 JP H0715240 Y2 JPH0715240 Y2 JP H0715240Y2 JP 1986115039 U JP1986115039 U JP 1986115039U JP 11503986 U JP11503986 U JP 11503986U JP H0715240 Y2 JPH0715240 Y2 JP H0715240Y2
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JP
Japan
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color
colorant
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lamp
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JP1986115039U
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JPS6323868U (ja
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大治 永岡
正實 倉田
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Fujifilm Business Innovation Corp
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Fuji Xerox Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、多色複写機に係り、特に原稿の記録色に対
応して、読取り色分離機能を変化させることができる多
色複写機に関する。
〔従来の技術〕 多色複写機とは、通常原稿上の特定の色を分離し、分離
された色を各々記録する複写機である。例えば、赤と黒
を読取り記録する2色複写機の場合、読取り色分離部で
は、原稿の赤と黒のみを分離し、赤と黒の着色剤によっ
て記録を行うものであるから、赤の着色剤の代わりに青
の着色剤を装着したとしても、複写を行った後の結果と
しては、原稿上の赤の部分が青に記録されるだけであ
り、原稿上の青の部分を青に再現することはできない。
〔考案が解決しようとする問題点〕
従来の多色複写機の場合には、前述のとおり予め決めら
れた特定の色分解機能を有する複写機において、それに
応じた着色剤を備えることによって、その着色剤に応じ
た色の原稿を再現できるだけであり、その特定色、例え
ば赤を青にかえて、原稿の青の部分を正しく再現し、複
写することはできないという問題点を有している。
この考案は、上記問題点を解決するためになされたもの
であり、原稿のさまざまな色を読み取り記録することが
できるのみならず、その入力部分を簡潔に構成した多色
複写機を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段および作用〕
上述の問題点を解決するため、この考案においては、複
写の記録手段と、分離特性の異なる複数の色分離手段と
を備えた多色複写機において、前記複数の記録手段に装
着されている着色剤の着色剤識別信号を検知する着色剤
検知手段と、複数のランプと、前記ランプの点灯により
得られた反射光を集光する単一のレンズと、前記レンズ
により集光された反射光を検知する単一の像検知手段
と、前記像検知手段により検知された画像信号をA/D変
換する単一のA/D変換手段と、前記複数のランプのうち
第1のランプの点灯により得られた反射光を前記レンズ
により集光し、前記像検知手段により検知し、前記A/D
変換手段によりA/D変換された画像信号を記憶する画像
信号記憶手段とを具備し、前記色分離手段は、前記着色
剤検知手段により検知された着色剤識別信号と前記画像
信号記憶手段により記憶されている画像信号と前記複数
のランプのうち第2のランプの点灯により得られた反射
光を前記レンズにより集光し、前記像検知手段により検
知し、前記A/D変換手段によりA/D変換された画像信号と
により前記複数の記録手段に装着されている着色剤を選
択することを特徴とする。
これにより、着色剤を適切なものに選ぶのみで自分の要
求にあった記録を、きわめて容易かつ確実に行うととも
に、入力部分を簡潔に構成した多色複写機を提供するこ
とができる。
〔実施例〕
以下、図面を参照して、この考案の実施例を説明する。
第1図は、この考案の1実施例を示す図であり、異なる
2色のランプを用いた色読取部と2つの記録部をもつ例
である。
図において、1は原稿であり、色の異なる光源2、2′
ミラー3、3′、3″、レンズ4、イメージセンサ5を
含むスキャナ6がこの原稿1に対向して置かれる。7は
アンプ、8はアナログ/デイジタル(A/D)変換器であ
り、9は、ランプ及びレンズの特性を補償するためのシ
ェーディング補正器、10はラインメモリ、11は後で説明
する色分離を行うためのROM、12、13は記録部である。
記録部12、13は、それぞれ第3図に示すインク・ドナー
・フィルム装置30を第4図に示すようにプラテンロール
41、41′、サーマルヘッド42、42′とを組合わせて構成
されており、記録紙40はインク・ドナー・フィルム31と
プラテンロール41との間に挟持される。
インク・ドナー・フィルム装置30は、第3図(a)に示
すように、インク・ドナー・フィルム31と、それを支え
るガイド32、32′およびインク・ドナー・フィルムの巻
取軸、供給軸より構成されており、記録部に着脱可能と
されている。また、このインク・ドナー・フィルム装置
30は、第3図(b)に示すようにそのサイド部分に、そ
の種類、即ち色等の情報を表す1または複数のマグネッ
ト33等が設けられている。このマグネットの組合わせに
より、着色剤識別信号とする。したがって、インク・ド
ナー・フィルム装置30を記録部に装着すると、装着した
インク・ドナー・フィルムの色がこの着色剤識別信号に
より自動的に認識されることになる。
第4図に示すように、このインク・ドナー・フィルム装
置30は、同一の構成を有するインク・ドナー・フィルム
装置30′と組合わされて記録部を構成している。第4図
では、記録紙40に対し、2つのインク・ドナー・フィル
ム装置を直線的に配置しているが、スペース効率を高め
るため、インク・ドナー・フィルム装置30、30′が全体
として円弧上に配置されても良い。
色分離のためのROM11は、2つのランプ2、2′からの
2つの読取り信号をマッピングすることによって、読取
中の画素の色を判定するためのものである。今、ランプ
2として青ランプを用い、ランプ2′として赤ランプを
用いた場合を例にして、色分離の原理を説明する。ROM1
1には、第2図(a)に示すように、青ランプからの反
射率を横軸に、赤ランプからの反射率を縦軸にとって、
その交点の位置に読取中の画素の色を決めるテーブルを
記録しておく。例えば、青ランプで原稿を読取り、その
時の反射率が50%であり、赤ランプで同じ原稿位置の画
素を読取り、その時の反射率が75%であったとすると、
この時の読取画素は、第2図(a)に示すテーブルで
は、赤と判定される。このようなテーブルを複数枚ROM1
1中に記録させておき、このテーブルを、記録部12、13
に設けるインク・ドナー・フィルムの色によって選択で
きるようにしておく。
記録部が12、13と2つの場合には、ROM11中に例えば、
赤、黒、白(印字なし)を色判定するテーブル(第2図
(a))、青、黒、白(印字なし)を色判定するテーブ
ル(第2図(b))をメモリしておく。
次に、このような構成をもつ多色複写機の動作を説明す
る。色分離のためのROM11には、第2図(a)、(b)
の2つの表が記録されているものとする。今、赤を含む
原稿を、赤色および黒色で記録するものとする。従っ
て、記録部12には赤色のインク・ドナー・フィルムを有
する、インク・ドナー・フィルム装置30を装着し、記録
部13には、黒色のインク・ドナー・フィルム装置30′を
装着する。インク・ドナー・フィルム装置30、30′に
は、それぞれインク・ドナー・フィルムの色を表すマグ
ネット33が設けられているのでこのマグネットの組合わ
せによる着色剤識別信号(最大2つのマグネットを使用
するときは2bit)がROM11に送られ、ROM11中に記録され
ているテーブルを自動的に選択する。今の例の場合で
は、赤、黒分離のためのテーブルとして、第2図(a)
に示すテーブルを選択する。
原稿1に対し、スキャナ6が移動して、原稿を読み取る
が、このとき、まず、青ランプ2を点灯して、その時の
反射率をイメージセンサ5によって読み取り、増巾後、
A/D変換し、シェーディング補正して、その結果をライ
ンメモリ10に一時記録しておく。次に、赤ランプ2′を
点灯し、原稿1の同じ位置を読み取る。そして、このと
き、原稿1の同じ画素に対する青ランプ読取データと、
赤ランプからの読取データとによって、その画素の色の
判定をする。青ランプからのデータが50%、青ランプか
らのデータが75%のときは、その画素の色は、第2図
(a)のテーブルに従って、赤と判定される。従って、
記録部12の赤色のインク・ドナー・フィルム装置30を用
いて記録が行われることになる。
第2図(c)に示すテーブルは、赤、青の2色のランプ
を用いて、赤、青、黒の3色を分離し、3色の記録を可
能とした例である。第2図(a)に示す場合と同様、横
軸には青ランプからの反射率が、縦軸には、赤ランプか
らの反射率が目盛られている。赤、青のランプの反射率
が等しいような部分では、黒は判定され、同じく赤、青
のランプの反射率が等しくて、高い場合には白と判定さ
れることを特徴としている。この場合の黒色の記録は、
記録部が赤、青の2つしかない場合は、黒は赤と青の重
ね打ちとすれば良い。もう1つの記録部を設け、黒のイ
ンク・ドナー・フィルム装置を装着しても良い。
2つの記録部を有する場合の記録部のインク・ドナー・
フィルムの色は、色分離ROM11中のテーブルの選択の関
係は例えば下記第1表のとおりである。
第5図は、他の実施例であり、この場合2つの色分離部
52、53と、3つの記録部55、56、57をもつ例である。記
録部が3つある場合、各々独立に印字すると例えば黒、
赤、青等の3色記録が可能であり、また、イエロー、シ
アン、マゼンタの3原色着色剤を備えることによって、
7色記録或いはフルカラーの印字が可能となる。そこ
で、記録部55、56、57に装着する着色剤識別信号によっ
て、3色分離部、7色分離部を自動的に選択して用いれ
ば、3色複写機と7色複写機とを自動的に切換えて使用
できる。
ここで、7色複写機は、3色複写機を兼ねることもでき
るが、7色複写機では、赤、青、黒を再現する場合、色
を重ねることになるので、どうしても印字品質が劣る。
よって、3色のみを使用する場合には、3色複写機とし
て用いた方が良い。
以上では、インク・ドナー・フィルムを用いた記録部を
例として説明したが、この記録部に限られることなく、
種々の記録装置が用い得ることはいうまでもない。
〔考案の効果〕
以上述べたように、この考案によれば、記録部に装着す
るインク・ドナー・フィルムの種類(色)を自動的に検
知し、これによって自動的に記録できる分離すべき色を
検知可能としたので、きわめて容易かつ確実に多色の原
稿を自分の要求に応じて記録することができる。
しかも本考案では単一のレンズにより反射光を集光し、
これにもとづきそれぞれ1個のイメージセンサ、アン
プ、A/D変換器、補正回路等を経由して時分割に入力さ
れる光源からの反射率にもとづき色分離ROM内の色分離
テーブルをアクセスすることができる。このように1個
のレンズ、イメージセンサ、アンプ、A/D変換器、補正
回路を構成できるので、その色分離ROMまでの入力部分
を簡潔に構成することができる。もしこの入力部分を、
従来技術のように2つのランプ対応にそれぞれ2組用意
するときには、構成が複雑になるのみばかりでなく、2
つのイメージセンサ、アンプ、A/D変換器等の特性が均
一でない場合が存在し、そのために特性を揃える手段も
必要となるが、本考案ではこのような煩わしさも解決で
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示す図、第2図は色分離
テーブルの例を示す図、第3図はインク・ドナー・フィ
ルム装置の例を示す図、第4図は記録部の構成を模式的
に示す図、第5図は他の実施例を示す図である。 1……原稿、2……光源、3……ミラー、4……レン
ズ、5……イメージセンサ、6……スキャナ、7……オ
ペアンプ、8……A/D変換器、9……シェーディング補
正回路、10……ラインメモリ、11……色分離ROM、12、1
3……記録部、30……インク・ドナー・フィルム装置、3
1……インク・ドナー・フィルム、33……マグネット、4
0……記録紙、41、41′……プラテン・ロール、42、4
2′……サーマルヘッド、

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の記録手段と、分離特性の異なる複数
    の色分離手段とを備えた多色複写機において、 前記複数の記録手段に装着されている着色剤の着色剤識
    別信号を検知する着色剤検知手段と、 複数のランプと、 前記ランプの点灯により得られた反射光を集光する単一
    のレンズと、 前記レンズにより集光された反射光を検知する単一の像
    検知手段と、 前記像検知手段により検知された画像信号をA/D変換す
    る単一のA/D変換手段と、 前記複数のランプのうち第1のランプの点灯により得ら
    れた反射光を前記レンズにより集光し、前記像検知手段
    により検知し、前記A/D変換手段によりA/D変換された画
    像信号を記憶する画像信号記憶手段とを具備し、 前記色分離手段は、前記着色剤検知手段により検知され
    た着色剤識別信号と前記画像信号記憶手段により記憶さ
    れている画像信号と前記複数のランプのうち第2のラン
    プの点灯により得られた反射光を前記レンズにより集光
    し、前記像検知手段により検知し、前記A/D変換手段に
    よりA/D変換された画像信号とにより前記複数の記録手
    段に装着されている着色剤を選択すること を特徴とする多色複写機。
JP1986115039U 1986-07-26 1986-07-26 多色複写機 Expired - Lifetime JPH0715240Y2 (ja)

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JPS6323868U JPS6323868U (ja) 1988-02-17
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS60253370A (ja) * 1984-05-30 1985-12-14 Toshiba Corp 画像形成装置

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