JPS61166390A - 健康アルコ−ル飲料 - Google Patents

健康アルコ−ル飲料

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JPS61166390A
JPS61166390A JP60004338A JP433885A JPS61166390A JP S61166390 A JPS61166390 A JP S61166390A JP 60004338 A JP60004338 A JP 60004338A JP 433885 A JP433885 A JP 433885A JP S61166390 A JPS61166390 A JP S61166390A
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JP
Japan
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alcoholic drink
saponin
saponin component
drink
alcoholic
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Pending
Application number
JP60004338A
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English (en)
Inventor
Shigeru Yuchi
有地 滋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Osaka Chemical Laboratory Co Ltd
Original Assignee
Osaka Chemical Laboratory Co Ltd
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Publication date
Application filed by Osaka Chemical Laboratory Co Ltd filed Critical Osaka Chemical Laboratory Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (発明の属する技術分野) この発明は健康アルコール飲料に関し、より詳しくはサ
ポニン成分を配合してなる健康アルコール飲料の提供に
ある。
(従来技術及びその欠点) 一般に、アルコール飲料は酒と呼ばれ、酒は澱粉、或い
は糖類を含む原料を醗酵させて得られるものであり種々
の酒例えば日本酒、洋酒、中国酒等が存在する。
この様なアルコール飲料は、高カロリー飲料であるとと
もに、血管拡張、血圧低下効果、血行増大効果、発汗作
用、ストレス解消効果等があり、一時に大量に喫飲しな
いかぎり又大量に連続して長期に喫飲しないかぎり特に
問題のあるものでは無かった。
しかしながら、大量の且つ長期の喫飲は急性、慢性のア
ルコール中毒症状を引き起こす、或いはアルコールによ
り肝臓に脂肪変性が生じ肝硬変に至る、又心臓を過度に
収縮させて心臓の動きを弱める。
又、酒は二日酔いとして体内に残存することもある。
これはアルコールが体内で分解されて生じるアセトアル
デヒドが0.3Hz以上になると体内でのアセトアルデ
ヒドの代謝が悪くなり悪心、吐き気、頭痛等の弊害をも
たらす症状をいい、通常はアセトアルデヒドの肝臓に於
ける代謝酵素の欠乏が原因であると考えられている。
酒はこの様な欠点もあるが、前記の如く血行促進効果、
ストレス解消効果等の優れた効果もあり、前記欠点を解
消した健康アルコール飲料の創出が要望されている。
(解決手段) この発明者らは、上記の欠点を解消し、アルコール飲料
を好んで飲用され且つ弊害を少なくした健康アルコール
飲料として研究した結果、アルコール飲料にサポニン成
分を配合した飲料が、アセトアルデヒドの肝臓での代謝
を促進するとともに肝硬変の予防や心臓への負担を改善
できることを見いだしこの発明に到達した。
(発明の構成) この発明で使用するアルコール飲料としては、公知のア
ルコール飲料が全て使用でき、その具体例を例示すると
清酒、合成清酒、ビール、ウィスキー、ワイン、ブラン
ディー、ジン、ラム、焼酎(その他蒸溜酒)、果実酒、
リキエール、中国酒等が挙げられる。
この発明に係るアルコールに対しサポニン成分の配合比
率は溶解限度量程度の配合量で添加すれば良い。
この発明で使用できるサポニン成分とは、次に列挙する
特定植物から抽出したものである。
この発明で使用する特定植物とはサポニン成分を含むも
のであれば全て好適に使用できるが、特にこの発明にお
いては、チョウセンニンジン(Panax  sins
eng Nees) 、大豆(glycic Max 
Merril)、ヘチマ(Luffa cylindr
ica) 、アマチャヅル(Gynostea+ma 
pentaphylluM Makios) 、  シ
ロッメグサ(Trifolium nepens L、
)、 ムラサキシメクサ(Trifolium pra
tense L、)+  ウマゴヤシ(Med ica
g。
denticulata Will、)、 コウマゴヤ
シ(Medicag。
m1nica LaII+、)、コメツブウマゴヤシ(
Medicag。
Iupulina L、)、ムラサキウマゴヤシ(Me
dicag。
5ativa L、)、ゲンゲ(Astragalus
 5inicus L、)のマメ科食物からなる牧草な
どを挙げることができる。
この発明で使用するオタネニンジン(Panax  s
inseng Nees)の根部及び/又は地上部から
サポニン成分を得る方法としては、例えば次のような方
法で得ることができる。
すなわち、原料となるニンジンの全草又は根部を脱脂せ
ずに、あるいは通常の脂溶性有機溶媒を用いて脱脂後、
水または低級脂肪族アルコール類あるいは含水低級脂肪
族アルコールを用いてその有効成分を抽出し、抽出液を
蒸発濃縮して抽出エキスとする。
これをn−ブタノールに溶解し、該溶解液に水を加えて
振盪した後静置して不溶性物質を除去し、n−ブタノー
ル層を蒸発乾固する。
残留物を低級脂肪族アルコールに溶解後、エーテル中に
攪拌注入して得られた析出物を濾取すればよい。
このようにして得られた抽出物は実質的にサポニン成分
のみを含むものであって、そのままこの発明の有効成分
として使用できる。
この発明によるサポニン成分は、原料とするオタネニン
ジンの栽培年数などによって構成される成分の種類・量
に若干の差がある。
サポニン成分の全体の性状としては、いずれも黄白色〜
かっ色の粉末で苦味を有し、水、メタノール、希メタノ
ールに易溶、エタノールに可溶、クロロホルム、エーテ
ル、四塩化炭素に不溶である。
この発明で使用するヘチマとは従来公知のヘチマ例えば
、だるま種、ナガイトウリ種、トカドヘチマ種等全てこ
の発明で好適に使用できるヘチマ(Luffa cyl
indrica )の部位としては藺草、果実、若い果
実2種子、つる、ヘチマ水の全てであり特に果実(種子
も含む)かへチマサボニン物質の含有量が多いので最も
望ましい。
このようなヘチマ原料を使用してヘチマサボニン物質を
抽出するには、その−製造例を示すと、要すればノルマ
ルヘキサンなどの常法の脱脂溶剤で原料ヘチマ粉末(ヘ
チマ水を除く)を脱脂した後メタノールで加熱抽出し次
いでこの抽出液を減圧蒸留して溶剤を留去する。
この溶剤留去後の残留物を水飽和n−ブタノール中に攪
拌しながら溶解させ、この溶液を水で洗浄し分離した水
飽和n−ブタノール層を減圧蒸留乾固する。
更に、この乾固物をメタノールに溶解させ、この溶液を
エーテル中に注入し所要時間静置した後析出物を濾別し
、この濾過物を減圧乾燥させればヘチマサボニン物質が
得られる。この抽出方法に限定されるものではなく、例
えば減圧乾燥法の代わりにカラムクロマト吸着精製法を
採用する抽出法であってもよい。
また、この発明で使用するアマチャヅル(Gyn。
ste+mma penLaphyllum Maki
no)の全部位地上部または地下部、あるいは種子をま
ず乾燥粉末化して調製する。
このようなアマチャヅルの乾燥粉末からアマチャヅルサ
ポニンを抽出するにはアマチャヅルを水または含水低級
アルコールで抽出する。
ここで、含水低級アルコールとしては50容量パ一セン
ト程度以下の含水メタノール、含水エタノール等が例示
される。
この抽出は、加熱下で行うのが望ましい。尚、原料のア
マチャヅルは抽出に先だって予め細切りし、あるいは常
法により脱脂したものを用いてもよい。
また、抽出溶媒として含水低級アルコールを用いた場合
には抽出液を濃縮してアルコール分を除去した後適量の
水を加えて次の亦イオン性吸着樹脂での処理に付すのが
好ましい。
非イオン性吸着樹脂としてはスチレン−ジビニルベンゼ
ン共重合体から成るハイポーラスなものが望ましい。
具体的にはアンバーライトXAD−2(米国ロームアン
ドバー社gJJ) 、セファテックスLH20(ファー
マシャファインケミカルズ社製)等が汎用される。
この処理は吸着樹脂を充填したカラムに上記で得られた
抽出液を通液して行う。
この操作によりサポニンが樹脂に吸着される。
次いで樹脂に吸着されたサポニンを低級アルコールで溶
出する。溶出溶媒として用いられる低級アルコールとし
てはメタノール、エタノール等が好ましい。
尚、溶出に先だって予めカラムを水あるいは20容量パ
一セント程度の含水低級アルコール洗浄するのが好まし
い。
このようにして得られた低級アルコール溶出液を次いで
アルミナで処理する。
この処理もアルミナを充填したカラムを用いて行えば簡
便である。
この処理によりサポニンはアルミナに吸着される。
なお、このアルミナでの処理に先だって上記の低級アル
コール溶出液を予め適宜濃縮しておいてもよい。
このアルミナに吸着されたサポニンを次いで低級アルコ
ールまたは含水低級アルコールで、好ましくは50容量
パ一セント程度の含水低級アルコールで、溶出する。
この溶出液を濃縮することによりアマチャヅルサポニン
が得られる。
又大豆種子、マメ科植物の場合も、このアマチャヅルに
準じて処理すればよい。
この発明に係る健康アルコール飲料は、前記調製したサ
ポニン成分の水溶液、粉末、エキス或いはエキス粉末と
、更に必要に応じて他の添加剤を別途混合してこの混合
物をアルコールに添加して作製したり、またアルコール
に順次サポニン成分の水溶液又は粉末とおよび他の添加
剤を混合して調製してもよく、特に限定されない。
次に味覚試験および実施例によって本発明を説明する。
味覚試験 この発明はサポニン水溶液について、どのような配合の
ものが、最も美味であるかを見出すために、鋭敏な味覚
を有する男女各10名合計20名に試飲させて味覚試験
を行った。
まず第一にサポニン粉末のみを水で希釈して1〜10重
量%の水溶液を作製し、特異味および特異臭が強くて極
めて飲みにくい(×)、特異味および特異臭があり少し
飲にくい(△)、充分飲用できる(○)の3段階に分け
て判定させた。
結果は下表のとおりであった。
(以下余白) 第1表 1濃度(χ)1 01 ×  1 へ   111 1
2010  to   1 +2 12010 10  1 −トーー← 16.11810 12  1 上記の試験結果からサポニン濃度が8重量%程度以下が
酒の味を維持することが分かった。
実施例 アルコールにサポニン成分及び添加物を加えて攪拌混合
し、次のような組成の健康アルコール飲料を調製した。
I            11 12 13 14 
11清酒        l 100g l 100g
 l l00g l 100g 11ニンジンサポニン
  l  2gl  8gl  −l  −11アマチ
ヤヅルサポニンl  2gl  −1−l  −11へ
チマサボニン   l  −1−l  6gl  −1
1大豆サポニン    l  −l  −1−l  8
g1(ニス下余白) 試験例 25才から45才の男性10人づつ計40人に前記実施
例1〜4の健康アルコール飲料を1ケ月間毎日連続して
3合(約500CC)づつ喫飲させた。
比較例として通常の清酒を同じ<25才から45才の男
性10人に1ケ月間毎日連続して3合(約500CC)
づつ喫飲させた。
何等かの異常を2日続けて自覚したとき試験を中止した
。 1ケ月後の状態を第2表に示す。
(1゛人下衆白) 〇−特に異常無し。
八−朝起きると何と無く体がだるい。
×−途中脱落。
第2表 r−−−−−−−−−−’−−−−−”ドーーーー−−
−−−−−゛′°τ°゛−”−°−“°−1−−−−−
−−−−−−−゛−ツー10;Δ:×: :実施例1i8   il   il   i:実施例
2i9   it   to   ::実施例3i8 
  i2   :0   ::実施例4i8   il
   :1   ::比較例 :l   :3   i
6   i以上の結果から明らかな如くこの発明に係る
健康アルコール飲料はすぐれていることが判る。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)サポニン成分を配合してなる健康アルコール飲料
JP60004338A 1985-01-14 1985-01-14 健康アルコ−ル飲料 Pending JPS61166390A (ja)

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