JPS61165770A - 複写装置 - Google Patents

複写装置

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JPS61165770A
JPS61165770A JP60006097A JP609785A JPS61165770A JP S61165770 A JPS61165770 A JP S61165770A JP 60006097 A JP60006097 A JP 60006097A JP 609785 A JP609785 A JP 609785A JP S61165770 A JPS61165770 A JP S61165770A
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JP
Japan
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automatic
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copying
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Pending
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JP60006097A
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English (en)
Inventor
Arata Umeda
梅田 新
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPS61165770A publication Critical patent/JPS61165770A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/50Machine control of apparatus for electrographic processes using a charge pattern, e.g. regulating differents parts of the machine, multimode copiers, microprocessor control

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ■発明の分野 本発明は、感光体を露光して静電潜像を形成し。
該静電潜像を現像して可視化し、可視像を記録紙に転写
する形式、いわゆる電子写真方式の複写装置に関し、特
に、装置自身が原稿の濃度を検出して該可視像の濃度を
自動的にWR整する自動モード。
および、オペレータが操作ボードから該可視像の濃度を
特定する手動モードを有する複写装置に関する。
■従来の技術 この種の複写装置においては、感光体表面に形成された
静電潜像にトナー保持体から遊踵したトナーを付着させ
(現像)、トナー付着によるトナー像を記録紙に転写し
てコピーを作成しているので、コピーの濃度(複写濃度
)は現像時に静電潜像に付着されるトナーの量によって
決定される。
この静電潜像に付着されるトナーの量は、静電潜像の!
位(静電ポテンシャル)およびトナー保持体の電位(現
像ポテンシャル)に関係する。
静電ポテンシャルは、表面が一様に帯電された感光体を
原稿の反射光を照射し、感光体表面の電荷を該反射光の
強度に応じて露光除電して静電潜像を形成しているので
、露光光量を調整することにより変化することができる
また、現像ポテンシャルは、トナー保持体が静電潜像と
同極性に帯電して静電潜像と逆極性に帯電されたトナー
を保持しているので、トナー保持体に印加する電圧(現
像バイアス電圧)を調整することにより変化することが
できる。
したがって、この種の複写装置においては、コピーの濃
度制御手段として、原稿を照射する露光うンプの付勢電
圧を調整するランプレギュレータ。
原稿からの反射光を絞る絞りおよび/または現像バイア
ス電圧を調整する現像バイアス電源などを備えているに
れらの濃度制御手段は1例えば、マイクロコンピュータ
等の制御装置により制御される。
制御装置は、自動モードおよび手動モードの2とおりの
濃度調整モードを有しており、それぞれの濃度調整モー
ドにおいて濃度制御手段を制御してコピーの濃度調整を
行なう。
制御装置(制御指示手段)は自動モードにおいて、例え
ば、地肌濃度検出器(濃度検知手段)によって原稿の地
肌部の濃度を検出し、検出結果に基づいて最適コピー濃
度が得られるように濃度制御手段を制御する。この制御
は、標準的な原稿を対象に制御装置に設定されたもので
あるから、オペレータがコピーを作成しようとする多種
多様な原稿それぞれについて常に最適コピー濃度が得ら
れるとは限らない。
一方、制御装置(濃度設定手段)は手動モードにおいて
、例えば、濃度設定キー(濃度指示手段)からオペレー
タにより設定された濃度設定値に基づいて濃度調整手段
を制御する。この制御は、濃度設定値に対して固定的に
なされるものであるから、適切な濃度設定値を設定する
必要がある。
オペレータは、用意した原稿に応じて、自動モードまた
は手段モードを選択する(選択指示)。
従来のこの種の複写装置においては、操作ボードに自動
モード選択キー(自動調整指示手段:以下、自動キーと
略す)が備わっており、制御装置(モード設定手段)は
1手動モード設定中にこの自動キーが操作と濃度制御を
自動モードに切り換え、自動モード設定中に自動キーが
操作されると濃度制御を手動モードに切り換える。
ところで、オペレータにとってこの自動キーで濃度調整
モードの選択指示を入力することが、複写装置を選択し
た濃度調整モードに設定することに一致するとは限らな
い。
上述のように、自動モードにおける濃度制御にはオペレ
ータが介在しないが、手動モードにおける濃度制御はオ
ペレータが設定する濃度設定値に基づいて実行される。
すなわち、すでに手動モードが設定されているときはこ
の自動キーを操作するだけで自動モードのコピー作成の
準備をすることができるが、すでに自動モードが設定さ
れているときにはこの自動キーを操作して手動モードを
設定した後、さらに濃度設定キーを操作して濃度設定を
行なう必要がある。換言すれば、オペレータにとってこ
の自動キーを操作して自動モードを設定することは自動
濃度調整モードでコピーを作成することと同義となるが
、自動キーを操作して手動モードを設定することは手動
モードでコピーを作成することに同義とはならない。
このように、従来の複写装置においは、オペレータにと
って自動キーの操作が必ずしも濃度調整モードの設定と
はならず1手動モードを設定しようとするときには自動
キーおよび濃度設定キーの操作が必要であるため、複写
装置の操作を習熟しなければならない。このように従来
においては。
濃度調整モードの操作性が低いという問題があつた。
■発明の目的 本発明は、濃度調整モードの切り換えの円滑性を可及的
に高くすることを目的とする。
■発明の構成 上記目的を達成するために本発明においては、手動操作
され、複写濃度を指示する濃度指示手段:濃度指示手段
の操作に応じて複写濃度を設定する濃度設定手段;設定
濃度を表示する濃度表示手段;手動操作される自動調整
指示手段;原稿濃度を検知する濃度検知手段;複写濃度
を制御する濃度制御手段:自動調整指示手段の操作に応
じて手動モードを解除して自動モードを設定し、濃度指
示手段の操作に応じて自動モードを解除して手動モード
を設定するモード設定手段;および、自動モードでは濃
度検知手段が検知した原稿濃度に対応した複写濃度を濃
度制御手段に指示し、手動モードでは前記設定された複
写濃度を濃度制御手段に指示する制御指示手段;を備え
る。
これによれば、オペレータは濃度設定キー(濃度指示手
段)のみを操作して手動モードを選択し、さらに、濃度
設定を行なうことが可能となる。
そこで本発明の好ましい実施例では、すでに自動モード
が設定されているときに、オペレータが濃度設定キーを
操作すると、自動モードを解除して手動モードが設定さ
れる。手動モードでは、濃度設定キーを操作して濃度設
定を行なうことができる。また、すでに手動モードが設
定されているときに、オペレータが自動キー(自動調整
指示手段)を操作すると、手動モードを解除して自動モ
ードが設定される。制御装置(モード設定手段)は、自
動モード設定中は濃度表示手段の表示を消すので、操作
性が向上する。これによって、濃度調整モードの切り換
えが円滑になる。
ところで1例えば、同一のオペレータが手動モードでコ
ピーを作成する間に別のオペレータによる自動モードの
コピー作成があるような場合、この自動調整モードのコ
ピー作成を挟んで手動モードにおける濃度制御手段の濃
度設定値が一定であることが望ましい。すなわち、再び
元のオペレータが手動モードを設定したとき、以前に手
動モードでコピーを作成していたときの濃度制御手段の
状態が保持されていると都合が良い。
逆に、オペレータが初めて自動モードから手動モードに
切り換えてコピーを作成する場合には手動モードの設定
が前提となるので、濃度制御手段の手段の操作に応答し
て濃度データを更新記憶する読み書き記憶手段を有する
この記憶手段は、手動モードを解除して自動モードを設
定するときおよび自動モードを設定している間は手動モ
ードにおいて設定された濃度データ(a度設定値)を記
憶、保持している。
これによって、自動モードを解除して手動モードを設定
するとき、濃度設定手段は記憶手段の記憶内容をそのま
ま保持することにより、以前の手動モードで設定された
濃度データにより複写濃度を設定することができる。こ
の場合、g準の複写濃度を設定するのであれば、記憶内
容を標準濃度データに更新すれば良い。
このように、自動モードを解除して手動モードを設定す
る方法が2とおりに考えられ、オペレータにとってこれ
ら2とおりの設定方法が自由に使い分けられると好都合
であり、そのためには、自動モードを解除して手動モー
ドを設定する指示の入力が2とおりであれば良い。
そこで1本発明の好ましい実施例において、制御装置は
自動モードを設定しているときに自動キーまたは濃度設
定キーが操作されると、自動モードを解除して手動モー
ドを設定する。
この場合、自動キーの操作が単に制御装置の制御を自動
モードから手動モードに切り換えることを意味し、濃度
設定キーの操作がこの切り換えに加えて濃度設定値(濃
度データ〕の変更を意味していると解釈することができ
る。
そこで1本発明の好ましい実施例では、制御装置は、濃
度設定キーの操作に応じて手動モードを設定するとき記
憶手段に標準の濃度設定値を更新記憶し、自動キーの操
作に応じて手動モードを設定するときは記憶手段が記憶
している濃度設定値を更新せずそのまま保持する。
しかしながら、手段モードを使い慣れているオペレータ
にとっては濃度設定キーが操作し易く、自動モードを使
い慣れているオペレータにとっては自動キーが操作し易
いとする解釈もあるため、切り換えスイッチを操作すれ
ば、制御装置は、自動キーの操作に応じて手動モードを
設定するとき記憶手段に標準の濃度設定値を更新記憶し
、濃度設定キーの操作に応じて手動モードを設定すると
きは記憶手段が記憶している濃度設定値を更新せずその
まま保持する。
これにより、複写装置を合理的に使用することができる
オペレータは、複写装置の使用に際して、まず。
電源を投入する。この電源投入により制御装置は待機状
態を設定するが、待機状態における濃度調整モードは複
写装置の円滑な使用に関係する。まなわち、自動モード
が選択される頻度が比較的多い場合には最初から自動モ
ードに設定される方が便利であり、逆に1手動モードが
選択される頻度が比較的多い場合には最初から手動モー
ドに設定される方が便利である。
そこで1本発明の好ましい実施例においては、複写装置
に上記とは別の切り換えスイッチを備え、制御手段(モ
ード設定手段)はこのスイッチの操作に応じて待機状態
で自動モードまたは手動モードを設定する。また、待機
状態で自動モードを設定した後、自動モードを解除して
手動モードを設定する場合、所定のキー人力なしの状態
が所定時間継続すると、自動モードを設定し、待機状態
で手動モードを設定した後1手動モードを解除して自動
モードを設定する場合、所定のキー人力なしの状態が所
定時間継続すると、手動モードを設定する。
これにより、複写装置の合理的な、しかも、円滑な使用
が可能となる。
本発明の他の目的および特徴は、以下の、図面に示す実
施例の説明より明らかになろう。
第1a図に本発明を一態様で実施する電子写真方式の複
写装置の機構部概要を示す。第1a図を参照して説明す
る。
第1a図において、■は原稿を乗せるコンタクトガラス
であり、原稿は圧板1aにより圧下されてコンタクトガ
ラス1に密着される。
コンタクトガラス1の下方には、露光ランプ30a等を
備える光学走査系2が備わっており、原稿からの反射光
による像が、この光学走査系2を介して感光体ドラム3
表面(感光面)に結像される。
本実施例は原稿固定式であり、光学系2が機械的に駆動
されて原稿を走査(スキャン)し、この光学系2の原稿
走査に同期して感光体ドラム3が回転する。第1a図に
おいてこの回転は時計方向となる。
給紙系は2段になっており、給紙カセット4または5の
いずれか選択されたものから対応する給紙コロ6または
7により記録紙が繰り出される。繰り出された記録紙は
、レジストローラ8と、先端折曲ローラ9の間を通って
感光体ドラム3に導びかれる(給紙)。
感光体ドラム3の周囲には帯電チャージャ10.イレー
ザ11.現像器12.転写前除電ランプ13.転写チャ
ージャ14.分離チャージャ15.分離爪16.クリー
ニングユニット17および除電ランプ18等が配置され
ている。
感光体ドラム3の下流には、搬送ベルト19.定着器2
0および排紙ローラ21等が備わっている。
これら複写装置を構成している各部は、制御装置により
制御されている。
第2図は、第1a図に示す複写装置の電気回路の慨略構
成を示すブロック図である。第2図を参照して説明する
この実施例の複写装置では制御用にシングルチップ・マ
イクロコンピュータ(以下MPUと略す:濃度設定手段
、モード設定手段、制御指示手段)23を使用している
。MPU23の入出力ボートには入力インターフェース
回路24iおよび出力インターフェース回路240等が
接続されている。
入力インターフェース回路24iには、操作ボード(1
/2) 25の入力キー1待期モード選択スイッチSW
1および初期状態選択スイッチSW2等を含むスイッチ
ユニット26.ロータリエンコーダEn。
および、A/D変換器27aを介して地肌濃度検出回路
27およびセンサユニット等が接続されている。
感光体ドラム3は、回転角速度がロータリエンコーダE
nにより検出されるので、光学系2の原稿走査に同期し
て回転することができる。センサユニットには感光体ド
ラム3の表面温度検出用の温度センサ、ペーパジャム検
出用のジャムセンサ等が接続されている。
出力インターフェース回路24oには、操作ボード(2
/2) 25の表示回路、露光ランプ30aの付勢電圧
を調整するランプレギュレータ28.現像スリーブ12
aに供給する現像バイアス電圧を調整する現像バイアス
電源29.および、チャージャユニット。
モータドライバ、ソレノイドドライバ等が接続されてい
る。チャージャユニットは帯電チャージャ10、転写チ
ャージャ142分離チャージャ15等にチャージ電圧を
供給し、モータドライバはメインモータM等の0N10
FF切り換え並びに回転角速度を制御し、ソレノイドド
ライバはフォワードクラッチやリターンクラッチ等の接
/断ソレノイドSfやS’ r等を付勢/消勢制御する
また、MPUの割り込み入力ポートにはコピー休止時間
を測定するコピータイマTおよび複写装置各部の異常を
検出する異常検出回路等が接続されている。
第3図はオペレータが操作する操作ボード25の外観を
示す。
この実施例の複写装置は長時間コピーを作成しないとき
定着器20を低温制御する予熱モードを備えて複写装置
の立ち上りと消費電力を改善している。この予熱モード
は、予熱キー35により選択され、複写装置が予熱モー
ドに設定されると予熱キー35の裏面に備わる予熱ラン
プが点灯し、その他の操作ボード上の表示は消灯する。
また、電源の0N10 F Fは図示しないメインスイ
ッチにより行なわれるが、オペレータの操作上はこの予
熱キー35が電源ON10 F Fスイッチを意味する
636はコピースタート指示を入力するプリントキーで
ある。このキーは透過形表示スイッチになっており、裏
面に備わる緑ランプが点灯(Readyセットンしてコ
ピー可を表示し、または赤ランプが点灯してコピー不可
(Readyリセット)を表示する。
37aはテンキー、37bはアスタリスクキー(以下、
*キー)、37cはクリア及ストップキー(以下、Cキ
ー)である。通常コピ一枚数は1枚にセットされている
が、同一原稿のコピーを2枚以上作成(リピート処理)
するとき、オペレータはテンキー37aから最大99枚
までのコピ一枚数を入力することができる。入力したコ
ピ一枚数はLED表示器37dに表示される。Cキー3
7cを入力すると設定したコピ一枚数が消去され、コピ
一枚数は1にセットされる。リピート処理においては、
作成したコピ一枚数がLED表示器37dに表示される
が、オペレータは*キー37bを使用して設定したコピ
一枚数を確認することができる。また、リピート処理を
中止する場合はCキー37cを操作すれば良い。
38はランニング表示器であり、左から順次ランプが点
灯して光学系2の原稿走査状態を表示する。
オペレータはこのランニング表示器38を見て原稿交換
のタイミングを知ることができる。
39はAutoキー(前述の自動キー:自動調整指示手
段)であり、MPU23が自動モードを設定中にこのキ
ーが操作されると自動モードを解除して手動モードを設
定し、手動モードを設定中にこのキーが操作されると手
動モードを解除して自動モードを設定する。複写装置が
自動モードに設定されているとき裏面に備わるAuto
キーランプが点灯し。
手動モードに設定されているときこのランプは消灯する
40aは濃度設定キーであり、右側がライトキー、左側
ダークキーである。MPU23が自動モードを設定中に
ライトキーまたはダークキーが操作されると自動モード
を解除して手動モードを設定する。
また、手動モードにおいて、オペレータはダークキーま
たはライトキーを操作して7段階の濃度調整を行なうこ
とが可能である。MPU23は、オペレータにより設定
されたコピー濃度を読み取り、RAMの記憶内容(濃度
データ)を更新して感度表示器(濃度表示手段)40b
に表示する。この場合、ライトキーまたはダークキーは
押し続けることにより濃度データは0.3秒間隔で更新
され、濃度表示が順次布または左にシフトする。
濃度表示器40bの表示は、MPU23が自動モードを
設定しているときは消灯される。
41aは上段または下段の給紙系を選択する給紙選択キ
ーである。第3回においては、下段給紙カセット5から
A3サイズの記録紙が給紙される。
42は変倍キーであり、原稿を拡大または縮dS Lだ
コピーを必要とするときにこれらのキーにより変倍率を
設定する。設定した変倍率は裏面のキーランプが点灯し
て表示される。通常は等倍(1,OX )に設定されて
いる。
オペレータは、原稿をコンタクトガラスl上にセットし
、操作ボード25から所定のコピー条件を設定した後、
プリントキー36からコピースタート指示を入力する。
MPU23は、このコピースタート指示を開始トリガと
して、設定されたコピー条件に従ってスタートサイクル
、コピーサイクルおよびエンドサイクルの順に複写装置
を構成する各部を制御してコピープロセスを実行する。
次に、概略のコピープロセスを説明する。
スタートサイクルは1機械駆動系の安定化および露光初
期条件の統−化等の目的でなされる。まず、メインモー
タM等の駆動源が付勢され、次いで、感光体ドラム3を
回転しながら感光面のクリーニングが行なわれる。これ
において、クリーニングユニット17に備わる接地され
た導電性ブラシおよびクリーニングブレードによりクリ
ーニング除電され、さらに除電ランプ18により除電さ
れる。クリーニングおよび除電を完了してスタートサイ
クルを抜はコピーサイクルとなる。
チャージャ10により一様に帯電された感光体ドラム3
の感光面は、イレーザ11によりコピーサイズに応じて
不要領域がイレースされる。
光学系2の原稿走査に同期して回転する感光体ドラム3
の感光面にコンタクトガラス1上の原稿反射光が照射さ
れて、その表面電位がM稿反射光の強度に応じて変化す
る。これにより感光体ドラム3の感光面上に静電潜像が
形成される。
この静電潜像は、現像器12を通る間に、トナーが付乃
して可視化(トナー像)される。
露光開始前にレジストローラ8に繰り出された記録紙は
、感光体ドラム3の回転に応じた所定のタイミングで、
レジストローラ8によって感光体ドラム3に向けて給紙
される。このとき、後の分離を容易にするために先端折
曲ローラ9により記録紙のわずか先端が折り曲げられる
記録紙は、所定の電圧が印加されている転写チャージャ
I4の直上を通過するとき、感光体ドラム3の感光面に
形成されたトナー像に接触し、トナー像が転写される。
 トナー像を転写した後の感光面は、クリーニングユニ
ット17を通過して前述と同様にしてクリーニングおよ
び除電が行なわれる。
トナー像が転写された記録紙は分離チャージャ15およ
び分離爪16によって感光体ドラム3の感光面から分離
されて搬送ベルト19に送られる。搬送ベルト19は、
記録紙を定着器20に送り込む。
定着器20は、ヒータを内蔵したローラであり、ここで
記録紙上のトナー像が定着され、排紙ローラ21を介し
てコピートレイ22に排紙される。
以上のコピーサイクルを設定枚数について繰り返した後
、感光体ドラム3をさらに略1回転して感光面のクリー
ニングおよび除電を行なうエンドサイクルを実行する。
このエンドサイクルは感光体ドラム3の感光面の安定維
持および保護等のために行なわれるので、エンドサイク
ルを実行中にコピースタート指示があれば、スタートサ
イクルを省略してコピーサイクルから実行する。
以上が、第1a図に示す複写装置で実行されるコピープ
ロセスの概略であるが、ここで1本実施例における濃度
調整について説明する。
本実施例の複写装置は光学系2の原稿走査に平行して自
動モードにおける原稿の地肌濃度を検出しているので、
露光光量は常に一定(静電ポテンシャルが一定)に制御
されている。したがって。
現像ポテンシャルを可変とすることによりコピーの濃度
調整を行なっている。
現像においては、2成分現像法を採用し、トナー保持体
にフェライト粒のキャリアを用いている。
現像器12には内部に永久磁石を有する現像スリーブ1
2aが備わっており、表面にトナーを付着したキャリア
を磁気吸着して詫状のトナーブラシを構成する。現像ス
リーブ12aには、現像バイアス電@29から静電潜像
と同極性の現像バイアス電圧印加されているので、誘電
体のトナーは静電潜像と逆極性に帯電する。
現像スリーブ12aに形成されたトナーの詫状のブラシ
が静電潜像が形成されている感光面を撫でるとき、キャ
リアの静電引力に抗して遊離したトナーが静電潜像に付
着してトナー像を形成する。すなわち、現像バイアス電
圧を調整することにより現像ポテンシャルを変化するこ
とができるので。
コピーの濃度調整が可能となる。
本実施例における自動モードは、感光体ドラム3の回転
により、感光面の露光開始位置が現像スリーブに到達す
る間に光学系が走査した部分の原稿の地肌濃度を検出し
て現像バイアス電圧を調整する。第1b図に光学系の詳
細を示す6第1b図を参照して説明する。
30は第1キヤリツジであり、露光ランプ30a2反射
板30b、第1ミラー30cおよび受光器30d等がマ
ウントされている。31は第2キヤリツジであり、第2
ミラー31a、第3ミラー31b等をマウントしている
32はレンズアッセンブリ、33は第4ミラー、34は
防塵用のガラスである。
原稿は露光ランプ30aにより照射されて反射光が反射
板30bに設けられた読取りスリット30eを通り、第
1.第2.第3ミラーにより反射され、レンズアッセン
ブリ32により集光され、さらに第4ミラーにより反射
されて感光体ドラム3上に導かれる。この複写装置は原
稿固定式であり、第1キヤリツジ30と第2キヤリツジ
31は光路長が一定となるように2:1の速度比でコン
タクトガラス1と平行に移動する。
反射板30bには、読取りスリット30eとは別に地肌
濃度検出器の受光器3Od用の検出スリット30fが設
けられている。地肌濃度検出器は、この受光器30d、
光ファイバ30g、地肌濃度検出回路27およびA/D
変換器27aにより構成され、原稿の地肌濃度を検出す
る。
第4図はこの複写装置の動作タイミングの概略を示すタ
イミングチャートである。第1b図および、第4図を参
照して自動モードにおける濃度調整を説明する。
第1キヤリツジ30がホームポジションにあるとき読み
取りスリット30eは点Aの位置である6点Aにはマー
カMKが設置されており、この反射光により露光ランプ
30aの光度が一定に制御される。
露光ランプ30aはタイミングToで付勢され、このと
き、受光器30dは検出スリット30fから照射された
点Cの原稿の反射光を受光している。
タイミングT2でフォワードクラッチ(ソレノイドSf
)が付勢されて光学系の駆動が開始される。
この直前のタイミングT1に地肌濃度検出回路27がリ
セットされる。点Bの原稿先端の反射光は感光体ドラム
3の感光面のa点を露光する。a点に形成された静電潜
像は感光体ドラム3の回転によりb点の位置に移動して
現像される。このとき、第1キヤリツジは仮想線の位置
となる。したがって、露光開始位置が現像される間に地
肌濃度検出器はC−D間の原稿の地肌濃度を検出するこ
とができる。この間に検出した地肌濃度基づいて現像バ
イアス電圧を調整する。
地肌濃度検出器は原稿の地肌濃度のピーク値を出力する
ので、タイミングT3でサンプリングしてタイミングT
4でバイアス切換を行なう。
第1c図に地肌濃度検出器の地肌濃度検出回路27の概
略を示す。
この回路は、光コネクタ30hに内蔵されたシリコンセ
ルPS、演算増幅器○PI、OF2.コンデンサCI、
C2,抵抗VR,R1,R2,R3゜R4,R5,ダイ
オ一ドD、およびトランジスタTr等から構成される。
光コネクタは、他端を受光器30clとする光ファイバ
30gの一端に接続されており、光ファイバ30gによ
り原稿がらの反射光が導かれる。
シリコンセルPS、演算増幅器OP1.抵抗VR。
R1,R2およびコンデンサCI等によりフォトセンス
アンプを構成しており、第1d図に示す破線のような原
稿からの反射光に応じた電圧を出方する。VRは利得調
整用のボリュームである。
演算増@器OP2.ダイオードD、コンデンサC2およ
び抵抗R3等によりピークホールド回路を構成しており
、@2a@に示す実線のように常にフォトセンスアンプ
出力の最大値を出力VoEiとして出力できるようにな
っている。
抵抗R4,R5およびトランジスタTrはリセット回路
である。Trのベースに正のリセットパルスRe5et
:が到来(タイミングT1)すると、TrがONとなっ
てC2が放電し、地肌濃度検出回路27がリセットされ
る。
第5a図乃至第5ρ図は、MPU23が実行する複写装
置のシーケンスコントロールの一例を示すフローチャー
トである。これにおいては説明の便宜上、以下に示すレ
ジスタ、カウンタ、フラグおよびメモリを用いている・ レジスタ:濃度レジスタ、枚数レジスタ、給紙レジスタ
および変倍レジスタがある。以下、説明する。
濃度レジスタ:手動モードの濃度設定置をストアする。
1〜7までの値は手動モードの7段階の濃度設定置に対
応する。基準値を4 (中央値)とし。
この範囲において、ダークキー人力によりインクリメン
トされ、ライトキー人力によりデクリメントされる。
枚数レジスタ:オペレータが設定する1〜99枚の範囲
のコピ一枚数をストアする。
給紙レジスタ:給紙系を設定する2値のレジスタであり
、値が「1」のとき上段給紙系を示し。
「0」のとき下段給紙系を示す。
変倍レジスタ:変倍率をストアする4値のレジスタであ
る。その値と変倍率を次の第1表に示す6カウンタ:タ
イミングカウンタ、コピーカウンタおよびタイマーカウ
ンタがある。以下、説明する。
タイミングカウンタ:制御のタイミングクロックをカウ
ントする。
コピーカウンタ:コピースタート指示入力以降エンドサ
イクル開始までの間に作成するコピ一枚数をカウントす
る。
タイマーカウンタ: [eady (コピー可)セット
後所定入力なしの状態の継続をカウントする。
フラグ: 「予熱J 、rFcJ 、rFsJ 。
rFTJ 、rFgJ 、、rFDJおよびrFLJプ
ラグがある。以下、説明する。
「予熱」フラグ:予熱モードでセットされる。
rFc」フラグ:リセットで待機状態を設定する。
待機状S設定後セットされる。
rFs」フラグ:濃度調整モードを判別する。セットで
自動モードを設定し、リセットで手動モードを設定する
rFTJフラグ: Readyセット後所定入力なしの
状態の継続を検出する。
rFgJ フラグ:濃度設定キー40a(ダークキーま
たはライトキー)以外のキー立ち上りを検出する。ただ
し、ダークキー人力とライトキー人力が重複する場合に
はセットされる。
rFDJ 、rFLJ フラグ:ダークキー、ライトキ
ーの立ち上りを検出する。
「枚数ノフラグ:リピート処理設定を検出する。
メモリ:濃度メモリおよび枚数メモリがある6以下、説
明する。
濃度メモリ:自動モード切り換え時に手動モードの濃度
設定値を記憶する。自動モードでは濃度レジスタの値が
保持されているので、特に必要ないが、オペレータのキ
ー操作誤りから設定した濃度データを保護している。
枚数メモリ:当該コピープロセスで作成したコピ一枚数
をストアする。
オペレータによる複写装置の一般的な操作手順を次に示
す。
最初のオペレータは複写装置の操作を開始するときにメ
インスイッチをONにして電源を投入する。
次に原稿をセットしてコピー条件を設定し、複写装置が
Readyにセットされたことを確認した後、コピース
タート指示を発し、所定のコピー作成を終了して複写装
置を予熱モードにセットする。続くオペレータは予熱モ
ードを解除して同様にコピーを作成する。
以下、この順序に従がって説明する。
(1)待機状態 MPU23はメインスイッチがONされると待機状態を
設定して入力待ちループを構成する。この待機状態にお
ける濃度調整モードは、スイッチユニット26に備わる
待機モード選択スイッチSWIにより選択することがで
きる。MPU23は、SWlがONのとき待機状態で自
動モードを設定し。
SWIが○FFのとき待機状態で手動モードを設定する
Sl(第1ステップ;以下同じ):メインスイッチによ
り電源が投入されると出力ボート、RAM。
各レジスタ等を初期化する。
S2.S3a、S3b:複写装置構成各部の保護回路を
スキャンして異常検出を行ない、異常があれば異常表示
等の処理を行なう。異常が除去されるまでループを抜け
ない。
S4:複写装置に異常がなければイニシャルセットを行
ない、標準のコピー条件を設定する。
濃度レジスタと濃度メモリを基準値49枚数レジスタを
1.給紙レジスタを1 (上段給紙系)および変倍レジ
スタを1 (等倍)にセットする。
S5:パワーリレーをONにして定着器20および送風
ファン等に電源を供給する。予熱モードではないので、
定着器20の温度は通常制御される。
S6:操作ボード25の予熱ランプを○FF、その他の
表示をONにする。
S7:操作ボード25からの入力およびSWt。
SW2の状態等を読み取り、RAMに記入する。
この説明では操作ボード25からの入力はない。
S8. S13,514a、514b :異常検出ルー
チン。
515a”S19:該当なし、通過。
S19.  S20,521a、521b、S22: 
 rFcJフラグはリセットされているので、待機モー
ド選択スイッチSW1の状態により濃度調整モードを判
別するrFSJフラグをセット/リセットする。
rFcJフラグをセットする。
S23:l定ル−チン;イニシャルセットのコピー条件
に基づいて第58図に示す設定ルーチンを実行する。設
定ルーチンはリピート設定、変倍設定、給紙設定および
濃度設定の各サブルーチンにより構成されている。
リピート設定二人力はないのでイニシャルセットで設定
された枚数レジスタの値1を表示器37dに転送し表示
する。
変倍設定:レンズアッセンブリ32の位置を制御するサ
ブルーチンであるが入力がないので、制御は行なわない
。表示器42の等倍(変倍レジスタ1)ランプを点灯す
る。
給紙設定:給紙レジスタの値は1に設定されているので
サイズ表示器41bに上段給紙カセット4の記録紙サイ
ズを表示し、「上」ランプを点灯する。
濃度設定:入力がないので、待機モード選択スイッチS
WIにより設定されたrFSJフラグにより濃度調整モ
ードを設定する。rFsJフラグがあれば自動モードを
設定し、Autoキー39のランプをONにして濃度設
定キー40aおよび濃度表示器40bの表示をOFFに
する。また、rFsJフラグがなければ手動モードを設
定し、 Aujoキー39のランプをOFFにして濃度
設定キー40aおよび濃度表示器40bの表示をONに
する。
S24.525a :複写装置の準備が完了するまで赤
のプリントランプを点灯してReadyをリセットして
このループを繰り處す準備ループを構成する。
S24.525b :複写装置の状態が完了すると緑の
プリントランプを点灯してReadyをセットする。
同時に短時間ブザを3回付勢してReadyセットをオ
ペレータに知らせる。
S26. S27.528a : Readyセット後
タイマーカウンタにより入力なしの状態の継続を測定す
る。
これは特にオペレータがコピー条件を設定したときに関
係する。
(2)コピー条件の設定 オペレータは待機状態で設定されている以外のコピー条
件でコピーを作成するとき、入力待ちループにおいてコ
ピー条件を入力する。
S7:オペレータの入力を読み取り、RAMに書き込む
88〜818:前述と同様に行なう。
S19:所定の要領でコピー条件の設定が行なわれてい
る間はrFCJフラグはセットされている。
S23二設定ルーチン;オペレータの入力に基づいて設
定ルーチンを実行する。
S53.554a :キー人力があると、入力なし状態
の継続検出用のrFTJフラグをリセットする。
リピート設定:オペレータがテンキー37aおよびCキ
ー37cを操作する入力によりコピ一枚数を設定する。
オペレータは2桁の値を設定することができるが、最初
に零を入力することはできない。
第5f図に示す。
5501.5502.5503a 、 5503b 、
 5504b :最初のテンキー人力を検出し、その値
が零であると短時間ブザを付勢してエラーを知らせる。
5503b、5506二最辺のテンキー人力が零でない
値のとき、その値を枚数レジスタにストアしてリピート
処理を示す「枚数」フラグをセットする。
S 507 :同一キーの押し下げ中はrFgJ フラ
グをセットして入力を読み取らない。
5508 :入力のあったテンキー37aの値をLED
表示器37dに表示する。
5501.5502a 、 5503a :リピート設
定の2桁目の入力を「枚数」フラグによって判断する。
5504.5504b :枚数レジスタは2桁であるの
で。
それを超える入力があるときエラーを知らせる。
5505.5506: 2桁目の数値(1の位の値)が
入力されると1枚数レジスタの値を10倍して加え、枚
数レジスタの値を更新する。
5507,5508:  rFgJフラグをセットして
枚数レジスタの値を表示器37dに転送して表示する。
変倍設定:変倍率を設定する。第5g図に示す。
5601.5602.3603:オペレータにより入力
された変倍キー人力に対応する値(第1表)に変倍レジ
スタをセットする。
5604、5605a 、 5605b :光学系2の
レンズアッセンブリ32の位置を検出し、入力された変
倍率に対して位置制御の必要があれば変倍モータをON
にして変倍クラッチを付勢し、準備ループ間で位置制御
を行なう0位置制御を完了、若しくは位置制御の必要が
ないとき変倍モータおよび変倍クラッチを消勢する。
S 606 :変倍レジスタの値に対応する変倍キー4
2のキーランプを点灯して変倍率を表示する。
給紙設定:給紙系を設定する。第5h図に示す。
5701.5702.57Q3:給紙選択キー41aが
操作されると給紙レジスタに1を加える。
5704.5705a 、 5705b :給紙レジス
タは2値であるので、■のとき上段給紙力せットの記録
紙サイズと「上」ランプを点灯し、0のとき下段給紙力
せットの記録紙サイズと「下」ランプを点灯する。
濃度設定:自動モードまたは手動モードの設定。
および手動モードにおいては濃度設定値を設定する。
MPU23は、複写装置を自動モードに設定していると
き、 Aut、oキー39または濃度設定キー40aが
操作されると、自動モードを解除して手動モードを設定
するが、濃度レジスタの値の設定方法が異なる。すなわ
ち、 Autoキー39の入力は、単にモード切り換え
を意味していると考えられるので、濃度メモリに記憶し
ている値を濃度レジスタの値として設定し、濃度設定キ
ー40aの入力は、濃度設定値の変更を併せたモードの
切り換えを意味していると考えられるので、濃度レジス
タの値を標準値4(中央値)に設定する6上記Auto
キー39または濃度設定キー40aに対応する濃度レジ
スタの設定方法は、初期状態選択スイッチSW2をON
にすることにより交換することができる。第51図、第
5j図、第5に図および第5Q図に示す。
5801、5802.803 : Autoキー人力を
検出するとrFgJフラグをセットして継続的な押し下
げによる入力検出を防止する。
5804a、5804b :  rFsJ フラグがリ
セットされていれば手動モードを設定中であるので、そ
のときの濃度レジスタの値を濃度メモリにストアして「
FS」フラグをセットする。
S 804 a 、 S 805. S 806 a 
、 S 806 b 、 S 807 :  r F 
S Jフラグがセットされていれば自動モードを設定中
であるので1手動モードに切り換える。通常SW2はO
FFになっており、濃度メモリの値を読み出して濃度レ
ジスタの値とする@SW2がONになっているときは濃
度レジスタの値を中央値4にする。「FS」フラグをセ
ットする。
5802.5810.5811b :濃度設定キー50
aの入力は継続的に押し下げ入力することができるが。
ダークキーとライトキーを重複して入力するとrFgJ
 フラグをセットして入力を禁止する。
5812a、5812b :  rFsJ フラグがセ
ットされていれば自動モードを設定中であり、第5Q図
に示す濃度読み出しルーチンを実行し、濃度レジスタの
値設定を行なう1通常、初期状態選択スイッチSW2は
通常OFFになっているので、濃度しジスタの値設定を
行なう。初期状態選択スイッチSW2は通常○FFにな
っているので、4度レジスタの値を中央値4に設定し、
「FS」フラグをリセットする。SW2がONの場合は
濃度メモリ記憶値を設定する。
S 812 a 、 S 813. S 815. S
 816 a 、 S 816 b 、 S 817 
:手動モードを設定中にダークキーが操作されると濃度
レジスタの値をインクリメントする。さらに、ダークキ
ーから継続的に入力があると0.3秒タイマのオーバフ
ローごとに濃度レジスタをインクリメントする6ただし
、濃度設定は7段階であるので濃度レジスタの値が7の
ときさらにダークキーが操作゛されると短時間ブザを付
勢してエラーを知らせる。
5818:ダークキーのが操作中であることを示すrF
DJフラグをセットする。
5810a 、 5810b :ダークキー人力がない
ときrFDJ フラグをリセットする。
5820a−5828:手動モードを設定中にライトキ
ーが操作されると濃度レジスタの値をデクリメントする
。ダークキーが操作される場合と同様の制御を行なう。
S24.525a :オペレータの入力によるコピー条
件を設定を完了し、Readyセットまでの間、プリン
トランプ赤を点灯して準備ループを設定する。
S24.525b :準備を完了すると緑のプリントラ
ンプを点灯してReadyをセットする。
S26,527aまたは527b 、 528a : 
Readyセット後コピースコピースタート指示入力待
となる。
527a 、 528b :タイマーカウンタは所定時
間(例えば1分)継続してキー操作による入力がないと
オーバフローして、変倍レジスタの値を1゜枚数レジス
タの値を1に設定する。このとき、rFcJ フラグが
リセットされるので、待機モード選択スイッチSWIに
従って複写装置は待機状態と同じ濃度調整モードに設定
される。ただし。
オーバフロー前に入力があればrFTJフラグがリセッ
1−されるので、タイマー力ウタもリセットされる。
(3)コピー作成 オペレータは、コピー条件設定後、プリントキー36か
らコピースタート指示を入力する。この入力により設定
されたコピー条件に従って前述のコピープロセスを実行
する。
S29:赤のプリントランプを点灯してReadyをリ
セットする。
530a:エンドサイクル中はスタートサイクルを省略
するがこれについては後述する。
530b、 S31:タイミングカウンタをリセットし
て感光体ドラム3のクリーニング除電を主体とするスタ
ートサイクルを開始するに れにおいて、濃度調整の初期値が決定される。
濃度調整は現像スリーブ12aに印加する現像バイアス
電圧により調整するが、感光体の感光特性はヒステリシ
スを有するので、コピー休止時間、最後のコピー作成枚
数が影響する。コピータイマTが示すコピー休止時間と
枚数メモリが記憶している最後のコピー作成枚数をRO
M内のテーブルに対照して現像バイアス電圧の初期値を
決定する。
S32. S33ニスタートサイクルを終了後、コピー
サイクルで前述の如く各部を制御する。
ここで、現像バイアス電圧(濃度間v1i)は、初期値
の温度補正を受けた後、自動モードでは地肌濃度検出回
路27出力vDεの値、手動モードでは濃度設定値に応
じてROM内のテーブルから求められる値が加えられて
現像バイアス電源29に転送される。現像バイアス電源
29は、D/A変換器であり、タイミングT4で付勢さ
れて現像バイアスを切り換える。
単コピールーチンは光学系2の原稿走査終了までのコピ
ープロセスを行ないタイミングT6でこのルーチンを抜
ける。
S34:リターンクラッチ(ソレノイドSr)を付勢し
て光学系2のリターン駆動を開始し1枚数カウンタをカ
ウントアツプして表示する。
335〜S49:光学系2がホームポジションとなるま
での間のリピート処理待ちループである。
オペレータはリピート処理を設定していて、それを中止
する場合はこの間にCキー37cを入力する。
また、設定したコピ一枚数を確認する場合は*キ−37
bを入力する。
530c”S50:リピート処理はスタートサイクルを
行なわずに所定タイミングで単コピールーチンを繰り返
し、その都度作成したコピ一枚数を表示器37dに表示
する。また、コピー休止時間がないので、現像バイアス
電圧(濃度調整)の初期値は最大値に設定される。
S50. S51:枚数カウンタの値が枚数レジスタの
値に等しくなったとき、または、Cキー37cによりリ
ピートが中止されると、エンドサイクルをセットする。
ここでは、枚数カウンタの値を枚数メモリにストア、枚
数カウンタをクリアして枚数レジスタの値を1に設定す
る。また、「枚数」フラグおよび「FT」フラグをリセ
ットする。
S7〜528a:エンドサイクル中は入力待ちループと
なっている。この間にコピースタート指示が入力される
とスタートサイクルを省略してコピーサイクルから実行
する。
515a 、 515b 、 S16. S17:排紙
終了後、タイミングカウンタの値が所定数になるとエン
ドサイクルを終了する。これによってコピー休止となる
ので、コピータイマをリセット&スタートする。
(4)予熱モード オペレータは所定コピーの作成を終了すると予熱キー3
5を操作して複写装置に予熱モードの設定を指示する。
S8.S9:入力待ちループにおいて予熱キー35の入
力があると定着器を低温制御して予熱モードを設定する
。予熱ランプを点灯して「予熱」フラグをセットする。
S10:予熱モードにおいては、予熱キー35の入  
力のみ監視する。
Sll、 512b :エンドサイクル終了前に予熱モ
ードが設定された場合は、終了するまでエンドサイクル
を実行する。
Sll、 512a :予熱モード設定中に予熱キーが
入力されると「予熱」フラグをリセットして予熱モード
を解除する。予熱ランプを消灯し、その他の表示を点灯
する。
■発明の効果 以上述へたとおり1本発明によれば、複写装置が自動モ
ードに設定されているとき、濃度設定キーを操作するこ
とにより自動モードを解除して手動モードを設定するの
で、複写濃度調整モードの切り換えの円滑性が向上する
。また、Autoキー人力または濃度設定キー人力によ
り、手動モードを設定するときそれぞれ入力の目的に応
じて手動モードにおける濃度設定値を設定するので複写
装置の使用が合理的である。
【図面の簡単な説明】
第1a図は本発明を一態様で実施する複写装置の概略構
成を示し、第1b図はその光学系の詳細を示す断面図で
ある。第1c図は地肌濃度検出回路の概略を示す回路図
、第1d図は地肌濃度検出回路の検出特性を示すグラフ
である。 第2図は第1図に示す複写装置の電気回路の概略構成を
示すブロック図である。 第3図は第1図に示す複写装置の操作ボードの外観を示
す平面図である。 第4図は第1図に示す複写装置の概略制御タイミングを
示すタイミングチャートである。 第5a図乃至第5Q図は、本発明の実施例を示すフロー
チャートである。 1 :コンタクトガラス 1a:圧板 2 :光学走査系     3 :感光体ドラム4.5
:給紙カセット 6,7:給紙コロ8 ニレジスト・ロ
ーラ  9 :先端折曲ローラ10.14,15:チャ
ージャ 11:イレーザ     12:現像器13:転写前除
電ランプ 16:分離爪17:クリーニング・ユニット 18:除電ランプ   19:搬送ベルト20:定着器
     21:排紙ローラ22:コピー・トレイ 2
5:操作ボード23:マイクロコンピュータ(濃度設定
手段、モード設定手段、制御指示手段) 29:現像バイアスli源(濃度制御手段)30d、3
0gt 27,27a :地肌濃度検出器(濃度検知手
段) 39 : Autoキー(自動調整指示手段、自動指示
スイッチ) 40a:9度設定キー(濃度指示手段、濃度指示スイッ
チ) 40b:濃度表示器(濃度表示手段) 票1d冒 第59受 児5h■ 第 51■ 第5t■

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)手動操作され、複写濃度を指示する濃度指示手段
    ; 濃度指示手段の操作に応じて複写濃度を設定する濃度設
    定手段; 設定濃度を表示する濃度表示手段; 手動操作される自動調整指示手段; 原稿濃度を検知する濃度検知手段: 複写濃度を制御する濃度制御手段; 自動調整指示手段の操作に応じて手動モードを解除して
    自動モードを設定し、濃度指示手段の操作に応じて自動
    モードを解除して手動モードを設定するモード設定手段
    ;および、 自動モードでは濃度検知手段が検知した原稿濃度に対応
    した複写濃度を濃度制御手段に指示し、手動モードでは
    前記設定された複写濃度を濃度制御手段に指示する制御
    指示手段; を備える複写装置。
  2. (2)モード設定手段は、手動モードを解除したときか
    ら自動モードを設定している間、濃度表示手段の表示を
    消す、前記特許請求の範囲第(1)項記載の複写装置。
  3. (3)モード設定手段は、自動モードを設定していると
    き自動調整指示手段の操作に応じて、自動モードを解除
    して手動モードを設定する前記特許請求の範囲第(1)
    項記載の複写装置。
  4. (4)濃度設定手段は、自動モードから手動モードにモ
    ードが変更されたとき標準値の複写濃度を設定する前記
    特許請求の範囲第(1)項、第(2)項又は第(3)項
    記載の複写装置。
  5. (5)濃度指示手段は濃度指示スイッチであり;濃度設
    定手段は、濃度データを記憶する記憶手段を含み、濃度
    指示スイッチの操作に応答して濃度データを更新して記
    憶手段に更新記憶する読み書き記憶手段であり;自動調
    整指示手段は、自動指示スイッチであり;モード設定手
    段は、自動指示スイッチの操作に応じて手動モードを解
    除して自動モードを設定し、濃度指示スイッチの操作に
    応じて自動モードを解除して手動モードを設定する;前
    記特許請求の範囲第(1)項記載の複写装置。
  6. (6)濃度設定手段は、自動モードから手動モードにな
    ったとき記憶手段に標準濃度データを更新記憶する前記
    特許請求の範囲第(5)項記載の複写装置。
  7. (7)モード設定手段は、自動モードを設定していると
    きに自動指示スイッチの操作があると自動モードを解除
    して手動モードを設定し;濃度設定手段は、記憶手段の
    濃度データをそのまま保持する;前記特許請求の範囲第
    (5)項記載の複写装置。
  8. (8)濃度設定手段は、モード設定手段が濃度指示スイ
    ッチの操作に応じて手動モードを設定するとき記憶手段
    に標準濃度データを更新記憶し、モード設定手段が自動
    指示スイッチの操作に応じて手動モードを設定するとき
    は記憶手段のデータをそのまま保持する前記特許請求の
    範囲第(5)項記載の複写装置。
  9. (9)濃度設定手段は、モード設定手段が自動指示スイ
    ッチの操作に応じて手動モードを設定するとき記憶手段
    に標準濃度データを更新記憶し、モード設定手段が濃度
    指示スイッチの操作に応じて手動モードを設定するとき
    は記憶手段のデータをそのまま保持する前記特許請求の
    範囲第(5)項記載の複写装置。
  10. (10)モード設定手段は、待機状態で手動モードを設
    定する前記特許請求の範囲第(1)項、第(2)項、第
    (3)項、第(5)項、第(6)項、第(7)項、第(
    8)項又は第(9)項記載の複写装置。
  11. (11)モード設定手段は、待機状態で自動モードを設
    定する前記特許請求の範囲第(1)項、第(2)項、第
    (3)項、第(5)項、第(6)項、第(7)項、第(
    8)項又は第(9)項記載の複写装置。
  12. (12)モード設定手段は、待機状態で手動モードを設
    定し、自動調整指示手段が操作されてから所定時間内に
    複写が開始されないときおよび複写終了から所定時間内
    に複写が開始されないとき手動モードを設定する前記特
    許請求の範囲第(1)項、第(2)項、第(3)項、第
    (5)項、第(6)項、第(7)項、第(8)項又は第
    (9)項記載の複写装置。
  13. (13)モード設定手段は、待機状態で自動モードを設
    定し、濃度指示手段が操作されてから所定時間内に複写
    が開始されないときおよび複写終了から所定時間内に複
    写が開始されないとき自動モードを設定する前記特許請
    求の範囲第(1)項、第(2)項、第(3)項、第(5
    )項、第(6)項、第(7)項、第(8)項又は第(9
    )項記載の複写装置。
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