JPS61165715A - 自動焦点調節装置 - Google Patents
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- JPS61165715A JPS61165715A JP717985A JP717985A JPS61165715A JP S61165715 A JPS61165715 A JP S61165715A JP 717985 A JP717985 A JP 717985A JP 717985 A JP717985 A JP 717985A JP S61165715 A JPS61165715 A JP S61165715A
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- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B7/00—Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements
- G02B7/28—Systems for automatic generation of focusing signals
- G02B7/36—Systems for automatic generation of focusing signals using image sharpness techniques, e.g. image processing techniques for generating autofocus signals
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
li:へ札IL」
本発明は、カメラの自動焦点調節′11W1に関する。
え1匹11
従来、光軸に対して互いに対称な関係にある撮影レンズ
の第1と第2の領域のそれぞれを通過した被写体光束を
それぞれ再結像させて二つの像をつくり、この二つの像
の相互位置関係を求めて、結像位置の予定焦点位置から
のずれ量およびその方向(結像位置が予定焦点位置の前
側か、後側か、即ち前ピンか後ビンか)を得るようにし
た焦、ζ検出装置がすでに提案されている。このような
焦点検出装置の光学系は、第19図に示すような構成と
なっており、撮影レンズ(2)の後方の予定焦点面(4
)あるいはこの面からさらに後方の位置にコンデンサレ
ンズ(6)を有し、さらにその後方に再結像レンズ(8
)(10)を有し、各再結像レンズの結像面には例えば
CCDを受光素子として有するラインセンサを(12)
の面に配しである。ラインセンサ上の像は、第19図に
示すように、ピントを合わすべき物体の像が予定焦点面
より前方に結像する、いわゆる前ビンの場合、光軸(1
4)に近くなり互いに近づき、反対に後ピンの場合、夫
々光軸(14)から遠くなる。ピントが合った場合、二
つの像の互いに対応し合う二点の間の間隔は、ピント検
出装置の光学系の構成によって規定される特定の距離と
なる。したがって、原理的には二つの像の間隔を検出す
ればピント状態が分かることになる。 ところが、上記の焦点検出装置は、一定距離の同一被写
体に対して焦点検出動作を繰り返して複数回行う場合に
、距離検出方向と垂直な面内で被写体が位置を変えたり
、カメラ保持時に手振れによりカメラが微小振動したり
すると、検出結果は必ずしも一致せず、ある値を中心と
して若干のばらつきをもって分布する。すなわち、−回
の検出動作だけでは正確な焦点検出情報は得られないと
いう欠点があった。 このばらつきは、多数の受光素子からなる合焦検出素子
列の各素子の特性や配列の不均一性、処理回路の不安定
性に起因するものの他に検出素子面の照度分布(被写体
輝度分布に相当する)の測定に際して、列状に配列され
た検出素子群の配列ピッチによって合焦検出素子のもつ
空間周波数特性が決められ、ナイキストのサンプリング
定理によって決まる空間周波数よりも高い周波数成分に
ついては正しい測定ができないことや、あるいは素子と
素子との間に存在する不感帯によって被写体の輝度分布
を不連続に測定することとなり不感帯域で輝度変化があ
っても検出できないことに起因している。 そこで、距離検出方向と垂直な面内で被写体が位置を変
えたりすると合焦検出素子面上に投影される被写体像の
パターンが変化し、相対的に合焦検出素子列における被
写体像のサンプリング位置も変化するために、検出素子
の上記要因により検出結果は一致しないことが起こり、
何回も同様な測定を繰り返すと、検出結果はある値を中
心に若干のばらつきをもって分布することになる。従っ
て、−回の検出動作で得られるデフォーカス量に基づい
て撮影レンズの焦点調節を行っても、調節精度は保証さ
れない。そのようなわけで、複数回合焦状態の検出を行
うことにより複数のデフォーカス量のデータを得てこれ
らの平均値を求め、この平均値に基づいて撮影レンズの
焦点調節を行うようにした装置が特開昭56−788’
l1号公報で提案されている。しかしこの装置では、撮
影レンズを停止しておいて検出動作を繰り返し、平均値
が得られた後に撮影レンズの駆動が開始されるように構
成されているので速やかな焦点調節は行えなかった。 そこで、本願出願人は特開昭58−58508号公報に
おいて、撮影レンズを合焦位置に向けて移動させつつ焦
点検出を繰り返して行い、その際、撮影レンズの移動量
をエンコーグを用いて検出しておき、撮影レンズの移動
中に別々の位置で採取された各デフォーカス量のデータ
に撮影レンズの移動量分の補正を施して、各データをあ
る一つの位置を基準位置として採取されたものと見なせ
るデータに変換し、変換後のデータから平均値を求める
ようにした焦点調節装置を提案し屏。この提案では各デ
ータに同一の重みをもたせて平均値が算出されている。 明が しようと る 、。 ところが、このような自動焦点調節装置の焦点検出用の
ラインセンサにCCDのごとき電荷蓄積型のイメージセ
ンサを用いると、その積分時間は被写体の輝度が低くな
るにつれて長くなる。従って、CCD積分中のレンズ移
動量も被写体の明るさに応じて変化するとともに、被写
体の明るさに応じて積分中の被写体像が変化するので演
算されるデフォーカス量自体の誤差も変化する6又、レ
ンズを移動させながら被写体像を積分する方法をとると
、長時間の積分時間が必要な時は、たとえ被写体が静止
してblても、動り・てν・る像を積分していることと
同等であり、デフォーカス量の演算に誤差を発生しやす
くなる。もちろん、被写体が動いていればなおさらであ
る。 本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、そ
の目的は上述のごとき被写体の明るさによる焦点検出誤
差を改善するとともに、迅速な自動焦点調節が可能な自
動焦点調節装置を提供することにある。 間 点を ゛するための平文・f 用上記目的を達成
するために、本発明は、被写体からの光を受光する電荷
蓄積型イメージセンサから転送される蓄積電荷に基づい
て撮影レンズの焦点調節状態を演算し、その結果に応じ
て該撮影レンズのフォーカシングを行う自動焦点調節装
置において、被写体の輝度が所定以上か否かを判別する
判別手段と、該輝度が所定以上と判別されたときには、
フォーカシング中もイメージセンサの電荷の蓄積を行い
、演算された最新の焦点調節状態に応じて撮影レンズの
フォーカシングを行うとともに、該輝度が所定以下と判
別されたときには、撮影レンズの停止中にのみイメージ
センサの電荷の蓄積を行い、演算終了後に演算された焦
点調節状態に応じてフォーカシングをおこなう制御手段
とを設けたことを特徴とする。 従って、本発明によれば、被写体が明るいときは撮影レ
ンズを移動させつつ焦点検出を繰り返し行い、被写体が
暗いときには撮影レンズを停止させた状態で焦点検出を
行う。 及−(−に 本発明の実施例による自動焦点調節のためのカメラシス
テムの概略を$1図に基づいて説明する。 第1図において、一点鎖線の左側はズームレンズ(LZ
)、右側はカメラ本体(BD)であり、両者はそれぞれ
クラッチ(106)(107)を介して機構的に、接続
端子(JLI)〜(J L5)(J Bl)〜(JB5
)を介して電気的に接続される。このカメラシステムで
は、ズームレンズ(LZ)の7オーカス用レンズ(FL
)、ズーム用レンズ(ZL)、マスターレンズ(ML)
を通過した被写体光が、カメラ本体(BD)の反射ミラ
ー<108>の中央の半透光部を透過し、サブミラー(
109)によって反射されCCDイメージセンサ(FL
M)に受光されるように、その光学系が構成されている
。 インターフェース回路(112)は合焦検出モジュール
(AFM)内のCCDイメージセンサ(FLM)を駆動
したり、CCDイメージセンサ(FLM)から被写体デ
ータを取り込んだり、またこのデータをAFシコンロー
ラ(113)へ送り出したりする。 AFシコンローラ(ii3)はCCDイメージセンサ(
F L M )からの信号に基づいて、合焦位置からの
ズレ量を示すデフォーカス量1ΔL1とデフォーカス方
向(前ビン、後ピン)との信号を算出する。モータ(M
ol)はこれら信号に基づいて駆動され、その回転はス
リップ機構(SLP)、駆動機構(LDR)、カメラ本
体側クラッチ(107)を介してズームレンズ(LZ)
に伝達される。尚、スリ77’1fllft(S L
P )はズームレンズ(LZ)の被動部1こ所定以上の
トルクがかかったときにすべってモータ(Mol)にそ
の負荷がかからな〜1よう1こするものである。 ズームレンズ(LZ)において、7オーカス用レンズ(
FL)を駆動するための焦点調節部材(102)の内周
には雌へりコイ、ドネノが形成されており、これにネジ
嵌合するように、レンズマウント<121)と一体とな
った固定部(101)の外周に雄ヘリコイドネジが形成
されている。焦点調節部材(102)の外周には大歯車
(103)が設けられており、この大歯車(103)は
小歯車(104)、伝達機構(105)を介して、レン
ズ側クラッチ(106)に連結されている。これにより
、モータ(Mol)の回転が、カメラ本体のスリップ機
構(SLP)、本体側のクラッチ(107)、レンズ側
のクラッチ(106)、レンズ内の伝達機構(105)
、小歯車(104)及び大歯車(103)を介して、焦
点調節部材(102)に伝達され、へりコイドネジによ
って7オーカス用レンズ(FL)が光軸方向に直後に移
動して焦点調節が行なわれる。また、レンズ(FL)の
駆動量をモニターするためのエンコーグ(ENC)がカ
メラ本体(BD)の駆動機構(LDR)に連結されてお
り、このエンコーグ(ENC)からレンズ(FL)の駆
動量に対応した数のパルスが出力される。 ここで、モータ(Mol)の回転数をNM(rot)、
エンコーグ(ENC)からのパルス数をN1エンフーグ
(ENC)の分解能をρ(1/rot)、モータ(Mo
l)の回転軸からエンコーグ(ENC)の取付軸までの
機械伝達系の減速比をμP、モータ(MOl)の回転軸
からカメラ本体側クラッチ(107)までの機械伝達系
の減速比をμB、レンズ側クラッチ(106)から大歯
車(103)までの機械伝達系を減速比をμし、焦点調
節部材(102)のヘリフィトリードをl、 H(++
m/ rot)、7オーカス用レンズ(FL)の移動量
をΔd (mm)とすると、N=ρ・μP−NM Δd =NM・μB・μL−LH 即ち、 Δd=N・μB・μL−LH/(P・μP)・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ (1)の関
係式が得られる。 また、レンズをΔd(mm)だけ移動させたときの結像
面の移動量ΔL(ms+)と上記Δdとの比をK op
=Δd/ΔL ・・・・・・・・・・・・・・・・・
・、・・・・・・(2)で表わすと、式(1)(2)よ
り N”Kop・ΔL・ρ・μP/ (μB・μL −LH)・・・・・・・・・・・・・・
・・・・(3)の関係式が得られる。ここで、 KL=Kop/(μL−LH)・・・・・・・・・・・
・・・・(4)KB=ρ・μP/μB ・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・(5)とすると、 N=KB −KL・ΔL ・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・(6)の関係式が得られる。 尚、(6)式において、ΔLは信号処理回路(112)
からデフを一カス量1ΔL1とデフォーカス方向の信号
として得られる。また、(4)式のKLは、ズームレン
ズ(LZ)の変倍操作用ズームリング(ZR)の回動操
作により設定された焦点距離に対応してレンズ回路(L
EC)から出力される。 即ち、ズームリング(ZR)の回動位置に応じたデータ
をコード板(F CD ”)が出力し、このデータがレ
ンズ回路(LEC)に送られ、このフード板(FCD)
からのデータに対応したアドレスに記憶されているKL
のデータが直列でカメラ本体の読取回路(L D C)
で読取られる。コード板(’FCD)は、ズームリング
(ZR)の回動設定位置に対応したデータを出力するよ
う、コードパターンが定められている。また、レンズ回
路(LEC)内に内蔵され?、: ROMのような固定
記憶手段には、ズームリング(ZR)により設定される
焦点距離に対応したKLのデータが、それぞれコード板
(F CC)からのデータに対応したアドレスに予め固
定記憶されている。 また、(5)式のKBはカメラ本体での前記減速比μB
に応じて固定的に定められるデータであり、このデータ
KBはカメラコントローラ(111)he持っている。 ここで、カメラ本体側の読取回路(LDC)からレンズ
側のレンズ回路(LEC)へは、端子(JBI)(JL
I)を介して電源が、端子(J B2)(J LZ)を
介して同期用クロックパルスが、端子(JB3)(JL
2)を介して読込開始信号がそれぞれ送られる。 また、レンズ回路(LEC)から読取回路(L D C
)へは、端子(J L4)(J B4)を介してデータ
KLが直列で出力される。尚、端子(J B5)(J
L5)は共通のアース端子である。 レンズ回路(LEC)は、端子(J B3)(J L3
)を介して読込開始信号が入力すると、ズームリングの
回動設定による焦点距離に対応したKLのデータを、カ
メラ本体から端子(J B2)(J LZ)を介して入
力されるクロックパルスに同期して、直列に読取回路(
LDC)へ出力する。そして、読取回路(LDC)は端
子(JB2)へ出力するクロックパルスと同じクロック
パルスに基づいて、端子からの直列データを読み取って
並列データに変換する。 カメラコントローラ(111)は、読取回路(LDC)
からのデータKLとその内部のデータKBとに基づいて
KL−KB=にの演算を行なう。AFコントローラ(1
13)はインターフェース回路(112)からの被写体
像のデータを使ってデフォーカス量1ΔL1を求め、こ
のデフォーカス量1ΔLlと、カメラコントローラ(1
11)からのデータにとに基づいて K・1ΔLl=N の演算を行ない、エンコーグ(ENC)で検出すべきパ
ルス数を算出する。AFシコンローラ(113)は、被
写体像のデータを使って求めたデフォーカス方向の信号
に応じてモータドライバ回路(114)を通してモータ
(Mol)を時計方向或いは反時計方向に回転させ、エ
ンコーグ(ENC)からAFシコンローラ(113)C
の算出値Nに等しい数のパルスが入力した時点で、7オ
ーカス用レンズ(FL)が合焦位置までの移動量Δdだ
け移動したと判断して、モータ(Mol)の回啄を停止
させる6 以上の説明では、カメラ本体(BD)側にデ
ータKBを固定記憶させ、このデータKB%ニレンズか
らのデータK Lを掛けることによりに=KL−KB の値を算出させていたが、K値の算出は上述の方法に限
定されるものではない。例えば、KB値が互いに異なる
複数種類のカメラ本体の−・ずれに対してもズームレン
ズが装着可能な場合、ズームレンズ(LZ)のレンズ回
路(L E C)から特定のKB値を有するカメラ本体
に対応した K 1=KL−KB 1 のデータを設定焦点距離に応じて出力するようにする。 一方、この特定機種のカメラ本体では、カメラコントロ
ーラ(111)内のデータKBと、KL−KBの演算は
不要として読取回路(LDC)からのデータK 1をA
Fシコンローラ(113)へ入力しておくようにし、上
記特定のKB値とは異なる値KB2(≠KBI)を有す
る他カメラ本体に上記レンズが装着されるときは、カメ
ラコントローラ(111)内に KB 2/KB 1 のデータを持たせ、そして K 2=K 1−KB 2/KB 1=KLφKB2の
演算を行なってKL−KB 2の値を得るようにしても
よい。 特に、7オーカス用レンズ(FL)が前述のようにズー
ム用レンズ(ZL)よりも前方に配置されている前群繰
出型のズームレンズの場合には、Kopの値は K op= fl/ f ・・・・・・・・・・・・
・・・・・−・・・・・・・・・・・・・・・(7)f
1ニアオーカス用レンズの焦点距離 となり、1つのズームレンズについてのKL値またはに
値が非常に広範囲に変化する。この場合、レンズに記憶
するデータKL或いはKを、指数部のデータと有効数字
のデータ(例えば、8ビツトのデータであれば、上位4
ビツトを指数部、下位4ビツトを有効数字数とする)に
分け、カメラ本体の読取回路(LDC)で読取ったデー
タのうち下位4ビツトのデータを指数部のデータだけシ
フ)させてカメラコントローラ(111)へ入力するよ
うにすればKLまたはKの値が大幅に変化しても充分に
対応できる。 尚、上記第1図についての説明では、本発明の全体的な
機能および作用を理解しやすくするために本発明の装置
が回路ブロックの組合せによって構成されるように示し
たが、実際には、それらの回路ブロックの機能のほとん
どは、以下に述べるように、マイクロコンピュータ(以
下、マイコンと称する)より達成される。 第2図は、本実施例のカメラ内の回路を概略的に示すブ
ロック図である。− 第2図において、(MNS)は電源スィッチ、(POR
)はその電源スィッチ(MNS)の閉成に応じて後述の
AFマイコン(MC1)及び制御マイコン(MC2)の
リセットを行うパワーオンリセット回路である。(Sl
)はシャツタレリーズボタンの1段押下(半押し)によ
り閉成されるスイッチで、この閉成によって測光及び自
動焦点調節の動作が開始される。(S2)は該シャツタ
レリーズボタンの2段押下(押し切り)によって閉成さ
れるスイッチで、この閉成によって露光動作が開始され
る。(S4)はフィルムの巻き上げが完了すると閉成さ
れるスイッチである。 (MC2)は、第1図で示したカメラコントローラ(1
11)の働きをするもので、カメラのシステム全体の動
作をシーケンス的に制御するマイクロコンピュータ(以
下、制御マイコンという)である。 その端子(I1)にはスイッチ(Sl)が接続され、端
子(I2)にはアンド回路を合してスイッチ(S2 )
(S 4 )が接続されている。(O3C)はその動作
用の発振回路である。(MCI)は、第1図で示したA
Fコントローラ(113’)の働きをするもので、自動
焦点調節動作をシーケンス的に制御するマイクロコンピ
ュータ(以下、AFマイコンという)である。演算され
た焦点調節状態は表示用LED(LEDL)(LEDM
)(LEDR)のいずれかを点灯させることによってフ
ァイング−内に表示される。 (S A F/M)は自動焦点調節モード(以下、AF
モードという)と手動焦点511節モーy<以下、n。 nAFモードという)との切り換えのためのスイッチで
、閉成されるとAFモード、開放されているとnonA
Fモードとなり、そのSAF/M信号は制御マイコン(
MC2)の端子(P T 6 )に入力される。ここで
、nonAFモードには、焦点調節状態の表示のみなさ
れてレンズは移動されないFAモードと、該表示もなさ
れないM A N U A Lモードとが設けられてい
る。(SA/R)は自動焦点調節の完了後にシャツタレ
リーズを行うAF優先モードと、自動焦点調節の完了前
でもスイッチ(S2)の閉成に応じてシャツタレリーズ
を行うレリーズ優先モードとを選択的に切り換えるスイ
ッチで、閉成されるとAF優先モード、開放されるとレ
リーズ優先モードとなり、そのSA/R信号は制御マイ
コン(MC2)の端子(PT7)に入力される。 (MDR2)はフィルムの巻き上げ、巻き戻し用のモー
タ(MC2)を制御するドライバ回路で、制御マイコン
(MC2)からのMM、MN信号によってモータ(MC
2)の回覧方向、回転量を制御するものである。MM、
MN信号、!−T=−タ(MC2)の動作との関係を第
1表に示す。 (以下余白) 策−一」−一二友 (E D O)はプログラムモード/シャッタ速度優先
モード/絞り優先モード/マニュアルモードなどの露出
制御モードのうち手動により選択されたモードを制御マ
イコン(MC2)に伝達するとともに、そのモードによ
る露出制御に必要なシャッタ速度、絞り値、フィルム感
度、露出補正値などの情報をも制御マイコン(MC2)
に伝達するための露出制御設定回路である。(BSI)
(BS2)はそのデータラインである。 (LMC)は測光回路で、そのANI信号はA/D変換
用基準電圧を示し、VRI信号はアナログの測光信号を
示し、これらはそれぞれ制御マイフン(MC2)の端子
(P T 7 )(P T 8 )に入力されている。 (EXD>は制御マイコン(MC2)内で演算された適
正露出値(シャフタ速度、絞り値など)を表示する露出
表示回路で、(BS3)はそのデータラインである。(
EXC)は、制御マイコン(MC2)内で演算された適
正露出値(シャッタ速度、絞り値など)及び設定された
露出値に応じて露出制御を行う露出制御回路で、(BS
4)はそのデータラインである。 (F L S )はカメラに装着された電子閃光装置内
の回路(以下、フラッシュ回路という)を示し、この回
路(F L S )は電子閃光装置がカメラに装着され
ると、端子(STI)(Sr1)’(Sr3)(Sr4
)(S T 5 )及び(G N D )によつてカメ
ラ側の回路と接続される。このフラッシュ回路(F L
S )の詳細をw&3図に示す。 第3図は、フラッシュ回路(F L S )を示し、同
図において、(20)はメインスイッチ、(22)は電
源電池で、メインスイッチ(20)が閉成されると電源
電池(22)の電圧はDC−DCコンパータ(24)に
よって昇圧され、グイオード(26)を介して主コンデ
ンサ(28)に供給される。(GND)はアース端子で
ある。主コンデンサ(28)の充電電圧は充電モニター
回路(30)よってモニターされ、その電圧が所定量に
達すると充電完了検出回路(32)から充電完了信号が
出力され、これはアンド回路(34)を介して端子(S
T 2 )に伝達される。カメラ側では、この充電完
了信号を受けた後に、端子(S T 1 )を介して発
光開始信号を出力し、これによってトリが一回路(36
)がトリが−されて5CR(38)が導通し閃光放電管
(40)が主コンデンサ(28)のエネルギーによって
発光しはじめる。この発光開始信号は発光開始モニター
回路(42)にも入力され、この発光開始モニター回路
(42)は発光開始信号を受けると、アンド回路′t3
4)を閉じて充電完了信号の端子(S T 2 )への
伝達を阻止する6カメラ側の測光回路(L M C)に
よって適正露出に達したことが検出されると、カメラ側
から端子(S T 3 )に発光停止信号を出力し、発
光停止回路(44)はこの発光停止信号を受けて、閃光
放電管(40)の発光を停止させる。 (44)は、被写体が暗いときに電子閃光装置から焦点
調節状態検出のための補助照明を行うように閉成される
AF補補助光ベイチで、これが閉成されると端子(S
T 5 )から補助光による焦点検出のための照明が可
能であることを示すAF補助光OK信号が出力される。 そして、カメラ側でこの補助光を要すると判断した場合
は、端子(S T 4 )にAFF助光発光信号が入力
され、これによってトランジスタ(46)が導通し、補
助光用LED(48)が発光される。 第2図に戻って、(Sに)はカメラのシンクロスイッチ
、(F L B ’)は電子閃光装置の発光時間を制御
する発光制御回路である。(LEC)(LDC)は、そ
れぞれ、第1図と同様、レンズ内のレンズ回路及びカメ
ラ内の読取回路であり、カメラにレンズが装着されると
両回路は端子(J B 1 )〜(J B 5 )及び
(J L 1 )〜(J L 5 )によって互いに接
続される。図中、(VL)は電源、(RE S )は読
取開始信号、(CL)はクロックパルス、(D A T
A )はデータ、(G)はアースをそれぞれ示す6読
取回路(LDC)には制御マイコン(MC2)の端子(
S CK )からクロックパルスが入力されており、該
読取回路(L D C)は制御マイコン(MC2)の端
子(TXD)から出力されるシリアルデータ出力信号に
応じて、その端子(RXD)にレンズのデータをシリア
ルで入力する。 (FLM)は第1図図示のCCDイメーノセンサ、(I
FI)はセンサ駆動用のインターフェース回路、(MD
RI)はtltJ1図の(114)に相当し、レンズ駆
動用モータ(Mol)の駆動を制御するドライバー回路
、(E N C)は第1図と同様のエンコーダである。 第4図及び第5図は第2図の制御マイコン(MC2)の
動作を示す70−チャートである。以下この70−チャ
ートに基づいて第2図のシステムの動作を説明するが、
その前にまず本実施例で用いられる各7ラグの名称及び
その内容について第2表及び第3表に示す。 2 市1 マイコンMC2) で するフラグ第
4図において、まずスイッチ(Sl)が閉成され端子(
11)に割込信号が入力すると制御マイコン(MC2)
は動作を開始する。まず、ステップS】で、レリーズ7
ラグRLFをクリアしておく。 このフラグは、カメラの撮影モードの連続撮影(以後連
写モードと呼ぶ)と単発撮影(以後単写モードと呼ぶ)
との区別に用いるフラグである。ここで、連写モードと
は、カメラにワイングーを装着することによって一度の
スイッチ(S2)のONで続けて写真がとれるモードを
指し、単写モードとは、一度のスイッチ(S2)のON
に対し一枚の撮影ができるモードを指す。犬に82で制
御マイコン(MC2)の端子(XouL)からAFマイ
コン(MCI)にAFマイコン駆動クりックCKを供給
する。次に83でシリアル入出力動作を複数回行なって
レンズ回路(LEC)から複数のデータを取込んで、自
動焦点調節に必要な変換係数(KROM)、近赤外光と
可視光との合焦位置の補正用データ(ΔIR)、バック
フラッシュデータ(BKLSI)、AF(自動焦点調節
)又はFA(焦点調節状態表示)のための焦点検出演算
が可能かどうかを判断するためのAF用開放F値(AF
AVO)、レンズ装着の判別(LENSF)、AF用カ
プラー紬の有無(AFCF)、焦点検出可能なレンズが
どうが(FAENL)の各信号を制御マイコン(MC2
)内のメモリに保存しておく。 ステップS4では露出
制御などのための設定データを出力する露出制御値設定
回路(E D O)からのデータを取り込む。これには
、露出に関したデータと単写又は連写モードの別が含ま
れている。S5では制御マイコン(MC2)の端子(P
TI)から出力されるAFS信号を”LoI11″にす
る。これはAFマイコン(MCI)の割り込み端子(I
NTI)に入力されており、この信号の立ち下りによっ
てAFマイコン(MCI)は動作を開始する。同時に端
子(P T 2 >からのINREL信号はHigh″
としておしこれはAFマイコン(Mcl)の割り込み端
子(INT2)に入力されているが、割り込みは立ち下
りでかがるため、この割り込みはかがらない。 第4図の70−チャートではS5からSIO。 S22から83へとループしてくる場合がある。 ループ中に85を通過した場合には、何度もAFS信号
は立ち下がりINREL信号は立ち上がるが、すでにA
FS信号はLow″、INREL信号は”Higl+″
であるのでAFマイコンCMCI)へは割り込みはかか
らない。AFマイコン(MCI)の動作がスタートする
と、制御マイコン(MC2)からAFマイコン(MCI
)の動作のための設定データや、レンズからのデータが
シリアルで送られる。 制御マイコン(MC2)の端子(SCK)からのクロッ
ク信号に同期させて、制御マイコン(MC2)の端子(
TXD)からシリアルで8ビツトデータが5バイト、第
4表のような内容が出力され、AFマイコン(MCI)
の端子(TXD)に入力される。 (以下余白) 第4表 87−BOは各ビットを示す。 制御マイコン(MC2)は、AFマイコン(MC1)の
端子(pH)から制御マイコン(MC2)の端子(P
T A )へ出るDTRQ信号をデータ要求の合図とみ
て、データ出力を開始する。制御マイコン(MC2)で
はS6でこのDTRQ信号が”LoI11″になるのを
待ち、” L ow”になればS7へ進み、データを送
る。S7のAESIOはAFマイコン(MCI)へマイ
コンの動作モードを決めるためのデータを作り、シリア
ルでデータを送る部分であるが、第5図−二別ルーチン
として示しである。 第5図のステップS29から始まるAESIOのルーチ
ンの最初はまず、AFFL、RDY、DR。 AFC,FAENの各信号の入って(する制御マイコン
(MC2)の第5シリアルデータのRAMをクリアして
おく。S30,531.S32ではFAEN信号を決め
る。まずS30でレンズ回路(LEC)から米るデータ
のLENSF信号を見て、LENSF=0でレンズなし
という信号になっていれば、FAEN信号は0”のまま
S33へ進む。 レンズが装着されていてLENSF=1の場合、FAE
NL信号が”1゛すなわち焦点検出可能のレンズであれ
ば、S32へ進みFAEN信号を”1”にしておき、F
AENL信号が”0”ならFAEN信号は0″のままと
なる。 次にS33からS35″rはAFC信号を決める。 333で端子(P T 6 )に入力されるS A F
/M信号を見る。SAF/M信号は、カメラ外部からカ
メラレンズを自動焦点調節させるか否かを決めるスイッ
チで、”High”であればAFモード(カメラ本体内
で装着された撮影レンズの焦点調節状態を検出し、その
結果に応じて撮影レンズの焦点調節を自動的に行うモー
ド)、Low″であればnonA Fモードとなる。S
33でS A F/M信号が0″であれば、AFC信号
は”0”のままS36へ進み、”1″であればS34に
進みレンズからのデータのAFCF信号を見る。S34
でAFCFff号が”1″であればレンズにAF用のカ
プラー軸があるということで、S35でAFC信号を1
″にしておく。すなわち、レンズにAF用のカプラー軸
がありかつカメラの動作スイッチ(SAF/M)が閉成
されてAF側にある時に、AFC信号が”1″′になり
、これ以外は0″としておく。 836、S37でカメラの駆動モードの設定が連写モー
ドであれば、DR倍信号1”にし、単写モードであれば
DR倍信号0”のままとなる。次に838.S39でカ
メラに装着された電子閃光装置からの信号をチェックし
、電子閃光装置がカメラに取り付けられて、AF用補助
光スイッチ(44)が入っていればフラッシュ回路(F
L S )の端子(S”f”5)が”)ligl+”
状態になって端子(PTII)に入り、S38でPT1
1=”High”であれば、S39でAFFL信号を′
1″にしておく。これは、AFマイコン(MCI)に対
してはAF用補助光発光可能という信号になる。(詳細
は後述する。)S40.S41ではRDY信号をセット
する。 電子閃光装置の充電が完了すればフラッシュ回路(F
L S )の端子(S T 2 )がHigh”状態に
なり、これが端子(PT9)に入力されて〜するので5
40でPT9=″High”であればS41に進みRD
Y信号を”1”にセットする。この信号も後述する補助
光を用いる焦点検出時(以下、補助光AFモードという
)に使用する。そして、S42でレンズから送られてき
たデータをAFマイコンCMCI)へ送り出すためにシ
リアル転送用レノスタにセ・7トする。S43ではシリ
アル転送開始のためのC3AF信号をHiII”にする
。これは、AFマイコンCMCI)からのシリアル転送
要求のDTRQTR上返答したものでC3AF信号がH
igb″になると、AFマイコン(MCI)がシリアル
データの取り込みを始める。そして、S44で8ビ・ノ
ド5バイトのデータをAFマイコン(MCI)へ転送す
る。S45でC8AF信号”Low″にもどしてシリア
ル転送が終了する。 次に第4図のメインルーチンにもどって、次のステップ
S8へ進む。ここでは測光回路(LMC)から、測光出
力のANI信号とA/D変換用基準電圧のVRI信号と
を取り入れて、測光出力をA/D!換し、露出演算に必
要なデータとして用意しておく0次に89で定常光用、
7う・ノシュ光用の露出演算を行う。次のSIOでは制
御マイコン(MC2)の端子(I2)が”Low”にな
っているかどうかをチェックし、レリーズされたかどう
かを見る。シャッタがチャージされ、スイッチ(S4)
がONの状態でレリーズボタンが2段押しされ、スイッ
チ(S2)がONになれば、端子(I2)はL0w”に
なりでいるはずである。端子(I2)が”High”で
あれば、レリーズされていないので625へ進む、S2
5ではレリーX7ラグRLFをクリアしでおく、そして
、ステップ62Gでは電子閃光装置から充電完了信号が
きているかどうかを1!す別口、充電完了信号がきてい
る場合にはS27に進み7う7シユ光撮影用データを表
示部(EXD)に送り、充電完了信号が米でいなければ
828に進み定常光撮影データを表示部(EXD)に送
って表示しステップ322に移行する。そしてステップ
S22ではスイッチ(Sl)が閉成されたままで端子(
11)がLow”になっているかどうかを判別してLo
II+″になっていればステップS3に戻って前述と同
様の動乍を繰り返す。 =−力、ステノブS22で端子(11)が’High″
になっていることが判別されると、S23へ進み、l〜
Fマイコン(MCI)の動作をスト7プさせる。 スト7プのさせ方は、AFマイコン(MCI)の端子(
INTI)にAFS信号で割り込みをかける。 A F S信号によるAFマイコン(MCI)のスター
トと、AFS信号によるストップのためのわりこみと区
別するために、ストップ用割り込みは立ち下がり後50
μs未満で再び立ち上がるようにしている(第17図(
B)参照)。なお測光のみの70−826〜528から
割り込みがかかる時はAFS信号は”Low”であるの
で、ストップ信号は一旦”High″どなってから立ち
下がり、レリーズの70−Sll〜821から割り込み
がかかる時はΔ’ FS信号は”Higl+”である
のでストップ信号はその立ち下がりとなる。この割り込
みによってAFマイコン(MCI)はストップモードに
入り、自動焦点調節動作も止まる。S24では表示部(
EXD)の露出表示を消し、制御マイコン(MC2)は
動作を停止する。 犬に測光を繰り返し、70−がループしている最中にレ
リーズされれば、端子(工2)がL ow”となる。す
ると310のチェックで今度はS11へ進む。次にレリ
ーズ7ラグRLFをチェックし1であればS26へ進む
。これは、単写モードで1度レリーズされていればS2
1〜S22でレリーズ7ラグRLFが1にセットされて
おり、し1)−ズボタン2段押しでスイッチ(S2)が
ONになっている状態のままでは、再びレリーズされな
い。 一方、スイッチ(Sl)をONにしたままスイッチ(S
2)を0FFL=た場合には、ステップS 10 #−
らS25へ進み、レリーズフラグRLFがクリアされる
。すなわち次に再びスイッチ(S2)がON−二なっr
こ場合には、S11から812へ進みレリーズされるこ
とになる。 犬に612で、端子(P T 7 )に入力されている
AF優先/レリーズ優先の切り換え信号をチェックする
。ここでAF優先モードとは、スイッチ(S2)をON
にしていても自動焦点調節でピント合わせが完了して初
めてレリーズをするモードで、レリーズ優先モードとは
、自aS点調節中ピントが合わな(でもスイッチ(S2
)が閉成されればいつでもレリーズするモードである。 S12ではSA/R信号が”High”であればAF優
先モードとなりS13へ進み、AFE信号をチェックす
る。 これは、APマイコン(MCI)の端子(PI3)から
出力される信号で、AFマイコン(MC2)が焦点検出
して合焦であると判断した時にHigl+”になる信号
である。S13は合焦状態かどうかを判断していること
になる。そして、合焦であればAFE信号は′1″であ
りS14に進み、レリーズに入る。S13でAFE信号
がθ″であれば326へ行きレリーズされない。一方S
12でレリーズ優先モードであればS14へ進みレリー
ズされる。 S12でチェックするSA/R信号は、カメラに取り付
けられているスイッチの手動選択に応じた信号であるが
、これは又、不図示のセルフタイマースイッチにも連動
されており、セルフタイマーが起動されると、AF優先
モードの状態にスイッチがあっても、レリーズ優先モー
ドに切り換わる。 セルフタイマ一時はレリーズ優先モードとなるわけであ
る。なおセルフタイマー使用時は、S14と315の間
に不図示のセルフタイマー用時間待ち、例えば、10秒
間の時間待ちが入る。又、端子(P T 7 )には、
カメラボディに設けられたスイッチ(SA/R)が接続
されているが、これをカメラボディの外部へ出して、外
部コントローラ(例えばコンFローラプル裏ぶな)或い
はリモコン用のレシーバ−等にゆだねてもよい。 次に314ではAFマイコン(MCI)に対し端子(P
T2)からレリーズしたというINREL信号を出す。 I NREL信号はAFマイコン(MC1)のわりこみ
端子(INT2)に入力され、この信号の立ち下りによ
って割り込みがかかり、AFマイコン(MCI)は、レ
リーズルーチンへ飛フ。 そして自動焦点調節中でレンズ駆動中であっても動作を
止めて、表示も消し、レリーズ終了を待つ。 S14では、犬のレリーズ終了と、AFマイコン(MC
I)の動作開始に備えて、AFS信号を”High”に
しておく。次にステップ315に移行して7ラノシユ回
路(FLS)から充電完了信号が入力しているかどうか
を端子(P T 9 )を見て判別し、入力されていれ
ば31Gへ進み閃光撮影用の露出制御データを露出制御
回路(EXC)に送り、充電完了信号が入力していなけ
ればS17で定常光用の露出制御データを露出制御回路
(EXC)に送る。 そして、818で露出制御動作を開始させる。 露出制御回路が終われぼS19でフィルムの自動巻き上
げ動作を行う。そして、S20.S21で前述したレリ
ーr7ラグRLFを、単写モードの時に1″をセットし
S22へ進む。そして依然としてスイッチ(Sl)が閉
成され、制御マイコン(MC2)の端子(11)が”L
ow”であればステップS3に移行してデータ取り込み
、演算・表示動作を繰り返し、スイッチ(Sl)が閉成
されてなければ前述のステップS23に移行して前述と
同様の動作を行なった後、制御マイコン(MC2)は動
作を停止する。以上で、制御マイコン(MC2)の70
−の説明をおわる。 第6図は、本実施例のインターフェース回路(1Fl)
の詳細を示す回路図である。以下、この回路についてそ
の動作と共に説明する。 シャツタレリーズボタンの一段押しで閉成されるスイッ
チ(Sl)のONが制御マイコン(MC2)によって検
知されると、制御マイコン(MC2)からの信号に応じ
てAFマイコン(MCI)は焦点調節の動作を開始する
。 まず、AFマイコン(MCI)からのros信号が”L
ow”にされ、AFマイコン(MCI)からインターフ
ェース回路(IFI)へ向がってNBφ〜NB3の信号
が出力される方向のゲートが開く。そして、AFマイコ
ン(MCI)からCCDイメージセンサ(FLM)にパ
ルス状の積分クリア信号ICGがNB2の信号として出
力され、これによりCCDイメージセンサ(Fl、M)
の各画素が初期状態にリセットされると共に、CCDイ
メージセンサに内蔵された輝度モニター回路(MC)の
出力AGCO8が電源電圧レベルにリセットされる。又
、ΔFマイコン(MCI)はこれと同時に端子(NB5
)から”High”レベルのシフトパルス発生許可信号
S HE Nを出力する。そして、積分クリア信号IC
Gが消えると同時に、CCDイメージセンサ(FLM)
内の各画素では光電流の積分が開始され、同時に輝度モ
ニター回路(MC)の出力AGCO8が被写体輝度に応
じた速度で低下し始めるが、CCDイメージセンサに内
蔵された基準信号発生回路(R3)からの基準信号出力
DO3は一定の基準レベルに保たれる。AGCコントロ
ーラ(406)はAGCOSをDO3と比較し、所定時
間(焦点検出時には100 m5ec、 )内にAGC
OSがり。 Sに対してどの程度低下するかによって、利得可変の差
動アンプ(408)の利得を制御する。又、AGCコン
トローラ(406)は積分クリア信号ICGの消滅後、
所定時間内にAGCOSがDO6に対して所定レベル以
上低下したことを検出すると、その時”Higb”レベ
ルのTINT信号を出力する。このTINT信号はアン
ド回路(A N )及びオア回路(OR1)を通ってシ
フトパルス信号出力回路(410)に入力され、これに
応答してこの回路(410)からシフトパルスSHが出
力される。 又、TINT信号はオア回路(OR2)を通ってNB4
信号としてAFマイコン(MCI)に取り込まれ、AF
マイコン(MCI)はこの信号によってCCDイメージ
センサの積分終了を知る。このシフトパルスSHがCC
Dイメージセンサ(FLM)に入力されると、各画素に
よる光電流積分が終わり、この積分値に応じた電荷がC
CDイメージセンサシ7トレノスタの対応するセルに並
列的に転送される。一方、AFマイコン(MCI)から
のタロツクパルスCLにもとづいて、センサ駆動パルス
発上回路(412)からは位相力弓80°ずれた2つの
センサー駆動パルスφ1.φ2が出力され、CCDイメ
ージセンサ(FLM)に入力されている。 CCDイメージセンサ(FLM)はこれらのセンサ駆動
パルスのうち、φ1の立上りと同期してCODシフトレ
ノスタの各画素の電荷を1つずつ端から直列的に排出し
、画像信号を形成するO8信号が順次出力される。この
O8信号は対応する画素への入射光強度が低い程高い電
圧となっており、減算回路(414)がこれを上述の基
準信号DO6から差し引いて、(DO3−OS)を画素
信号として出力する。尚、積分クリア信号ICGの消滅
後TINT信号が出力されずに所定時間が経過すると、
APマイコン(MCI)は端子(NBφ)から”Hig
l+”レベルのシフトパルスi生指令i号sHMを出力
する。したがって、積分クリア信号ICGの消滅後盾定
時間経過してもAGCコントローラ(、s t) 6
)から”High″レベルのTINT信号が出力されな
い場合は、このシフトパルス発生指令信号SHMに応答
して、シフトパルス発生回路(410)がシフトパルス
SHを発生する6一方、上述の動作において、AFマイ
コン(MCI)はCCDイメージセンサの第7番目から
第10番目までの画素に対応する画素信号が出力される
ときに、サンプルホールド信号S/Hを出力する。CC
Dイメージセンサのこの部分は暗出力成分を除去する目
的でアルミマスクが施され、CCDイメージセンサの受
光画素としては遮光状態になっている部分である。一方
、サンプルホールド信号によりで、ピークホールド回路
(416)はCCDイメージセンサのアルミマスク部に
対応する出力O8とDO8との差を保持し、以降この差
出力と画素信号とが可変利得アンプ(408)に人力さ
れる。そして、可変利得アンプ(408)は画素信号と
その差出力の差をAGCコントローラ(406)により
制御された利得でもって増幅し、その増幅出力がA/D
変換器(418)によってA/D変換された後、画素信
号データとしてAFマイコン(MCI)に取込まれる。 画素信号データが取り込まれる時は、AFマイコン(M
CI)からの信号IO3が”Higb”になり、インタ
ーフェース回路(IFI)からAFマイコン(MCI)
へ向かってNBφ〜NB3の信号が出力される方向のデ
ートが開く。A/D変換回路(418)のA/D変換は
8ビツトで行なわれるが、AFマイコン(MCI)へは
上位、下位の4ビツトずつ転送される。この上位と下位
の4ビツトの切り換えタイミングはEOC信号によって
行なっている。EOC信号はTINT信号とオア回路(
OR2)でオアなとられで、NBA信号としてAFマイ
コン(MCI)へ入力される。AFマイコン(Mci)
は、このNB4B2O3High″状態、”Low”状
態のタイミングによってNBφ〜NB3から画素信号デ
ータを取り込むことになる。又、このNBφ〜NBaか
らは、画素信号データの取り込みが開始される前に、A
GCコントローラ(406)からAGCデータも取り込
むようになっている。 このAGCデータは、後述するように、判定レベルとし
てf史われる。なお、ほかに、AFマイコン(MCI)
の端子(NBI)から出力されるSφ倍信号、CCDイ
メージセンサのイニシャライズと、被写体光を積分する
通常動作とを切り換えるための信号である。 このi、AFマイコン(MCI)は、この画素信号デー
タを内部のメモリに順次保存するが、イメージセンサの
全画素に対応するデータの保存が完了すると、それを用
いて所定のプログラムに従って焦点ズレ量及びその方向
を算出し、表示回路にそれらを表示させると共に、一方
ではレンズ駆動装置を焦点ズレ量及びその方向に応じて
駆動し、撮影レンズの自動焦点調節を行う。 本実施例においては、CCDイメージセンサ(FLM)
の積分、データグンブ、及び合焦検出演算が(り返し行
なわれており、精度の向上がはかられている。 第7図〜第16図は、AFマイコン(MCI)の動作を
示す70−チャートである。まず、第5−1.2.3表
にこの70−チャート内で使用するフラグを示しておく
。 (以下余白) 、5−I AFマイコンMCI) で史用するフ
ラグ(以下余白) AFマイコン(MCI)の動作のスタートとしては4つ
の入口がある。つまり、電源投入時すなわち第2図のA
Fマイコン(MCI)の端子(CLRl)にRES信号
が米だ時にスタートするrREsETJ(第7図のステ
ップ#1)、制御マイコン(MC2)の端子(PTI)
からAF動作(自動焦点調節動作)又はFA動作(焦点
検出動作)をスタートすべく出すAFS信号がAFマイ
コン(MCI)の端子(I NT 1 )に入力される
ことによりスタートするrINTlsJ(第7図のステ
ップ#8)、制御マイコン(MC2)の端子(PT2)
からAFマイコン(MCI)ヘレリーズしたことを知ら
せるべく出すINREL信号がAFマイコン(MCI)
の端子(INT2)に入力されることによりスタートす
る[工NT2SJ(18図のステップ#27)、エンコ
ーダ(ENC)からのPS信号がAFマイコン(MCI
)の端子(INT3)に入力されることによりスタート
するrINT3SJ(第16図のステップ井252)が
これら4つに当たる。自動焦点調節動作の70−のメイ
ンルーチンは第7図のステップ#8の「INT I S
Jから始まり第9図のステップ#33のrAFsTAR
TJ、第10図のステップ井44のl”CDINTSJ
を通り、第11図のステップ#86のrMAINIJへ
流れる。rMAINIJからは大きく分けて3つに分か
れ、第13図のステップ#165のrLOWcONJか
ら始まる被写体のコントラストが低いローコントラスト
時の70−と、第14図のステップ#238のrLsA
VEJから始まる補助光AFモード(暗(て焦点検出が
不可能な時に、補助光用LED(48)で被写体を照明
して焦点検出をするモードのこと)時の7α−と、第1
1図のステ7プ#91のrNL。 C11から始まる被写体のコントラストが充分に高い通
常AFモード時の70−とになる。又サブルーチンとし
ては第15図のステップ#241のrsIO3ETJで
始まる制御マイコン(MC2)からのシリアルデータを
入力し処理する70−と、Ml 4UtJのスfッ7”
#196のrCKLOCKJ’rら始まるレンズの終端
位置を判断処理する70−とがある。以下このフローチ
ャートに基いて本実施例における自動焦点調節動作(以
下AF動作という)及び焦点検出動作(以下FA動作と
いう)を説明する。 まず、電源スィッチ(MNS)の閉成に応答してパワー
オンリセット回路(FOR)がらりセット信号RESが
出力され、このリセット信号で制御マイコン(MC2)
が特定番地から動き出す。これと同時に制御マイコン(
MC2)の端子(Xout)からクロックパルスCKが
出力される。これはAFマイコン(MCI)の端子(X
in)に入力される。制御マイコン(MC2)からの
クロックパルスCKのもとでリセット信号RESが端子
(CLRI)に入力されるとAFマイコン(MCI)が
ステップ#1のrRESETJからスタートする。ステ
ップ#1は7a−チャート内で使用している全7フグ(
第5−1.2.3表)をすべてクリアしている。各7ラ
グは0″が初期状態になるようになっている。 ステップ#2からは、制御マイコン(MC2)がらAF
?イ:y ン(MC1)ニ対して、AF又ハF” A
rBJ作を停止させるために、後述のようなストップ信
号を出力するが、このストップ命令が入ってきた時にも
このステップ#2を通る。 ステップ#2(以下「ステップ」を省略する。)は端子
(PI3)に入力される端子(Sl4)の信号を″Lo
g″状悠に落とし補助光用LED(48)による照明を
切っている。これは補助光AFモード時に補助光発光中
、スイッチ(Sl)を開放して、焦点検出動作を停止す
る時にその発光を中止するためである。#3は、AF又
はFA動作での焦点調節状態表示又はデフォーカス方向
表示を消している。 ここでは、端子(P32)〜(P2O)にそれぞれ”H
igh”を出力して消すが、これは各端子を入力モード
にすることにより行つている。この方法で表示を消して
も、表示していた出力状態は出力ポートレジスタにメモ
リされており、このポートを出力モードにすればメモリ
していた内容を再び表示することができる。後にこれを
利用する。 井4ではレンズを停止させる。なお、ここでは7’l/
−キはかけない。これはAFマイコン(MC2)の非動
作中では、レンズにブレーキをかけず比較釣手で動きや
すくするとともに、省電を考えてのことである。AFマ
イコン(MC2)からドライバー回路(MDRI)に入
力されるレンズ用モータ駆動信号MC%MR,MF、M
Bのコントロールについては第6表に上げたようになっ
ており、端子(PO2)〜(POO)の信号MR,MF
、MBを”High”状態にすれば、電気的ブレーキが
かがらず、モータ(MOI)への通電が切れレンXが止
まる。 (以下余白) 6表 レンズ モータ 、戸 尚、第6表において、車は”H″″L″のいずれでもよ
いことを示す。 (以下余白) 井5ではレリーズ動作中もしくは補助光AFモーI’中
に制御マイコン(MC2)からスト・ノブ命令が米だ時
に、これら状態を今後も解除すべく、レリーズ7ラグ(
第5−1表のレリーズF)及び補助光モードフラグ(第
5−2表の補助光モードF)をクリアするステップであ
る。#6は、次の70−のスタートのための割り込み状
態を決めるためのフントロールで、AFマイコン(MC
I)の動作がストップした後に、#8のlNTl5から
もしくは#28のINT2Sからのスタートを許してい
る。しかし、実際は、カメラとしては不図示のシャツタ
レリーズボタンの1段押しにより第2図のスイッチ(S
l)が閉じて制御マイコン(MC2)からTNTIに割
り込みがかかり、該シャツタレリーズボタンの2段押し
によりスイッチ(S2)が閑じてINT2にレリーズの
割り込みがかかるようになっているため、次の70−チ
ャートのスタートは#8の[I NT I SJになる
。#7でAFマイコン(MCI)はストップモードに入
る。ストップモードとはAFマイコン(MCI)が省電
モードに入り動作を停止することである。この時各端子
の状態は、PI3だけが”Low″で他は”High”
となっており補助光照明用LED(48)は消灯し、表
示用LED(LEDL)(LEDM)(LEDR)も消
灯しているとともに、レンズはストップ状態にあり、イ
ンターフェース回路(IFI)も停止状態となっている
。この状態で次の制御マイコン(MC2)からの端子(
INTI)への割り込みスタートを待っている。 次に、前述の70−チャート第2番目の入口である#8
の[I NT I SJの説明に移る。この「lNTl
5Jからの割り込みスタートは、AFマイコン(MCI
)の全70−中において割り込み禁止状態にはなってお
らずいつでも割り込みを受は付ける。この入口は3つの
割り込みの役割を果している。1つはAF又はFA動作
のスタート、2つ目はAF又はFA動作の停止、3つ目
はし、リーズ直後の焦点調節状態表示復帰動作及び連写
モード時の動作がある。これら3つの区別について述べ
る。1つ目と2つ目の区別は端子(TNTI)への入力
信号によって区別している。すなわち第17図(A)の
ようにAF又はFA動作のスタートにはAFS信号がH
igh″がらLow”へ立ち下りS″Low”が50μ
s以上続くことが必要である。AF又はFA動作の停止
についてはtJ417図(B)のようにAFS信号がH
igl+″から”L ow”へ立ち下がったあと、50
μs未満にLow”から”High”へ立ち上がること
を必要としている。第3番目の動作と、1つ目の通常A
F又はF、A動作との区別は、フラグを使用している。 後述のレリーズ割り込みがくれば、レリーズ中の70−
の中でレリーズフラグ(レリーズF)をたて次の「I
NT I SJのスタートの中でこのフラグがたってい
るかどうかをチェックして区別している。これらを含め
て順次#8がら説明する。井8で、スタート時はlNT
l、INT2以外の割り込みを禁止する。禁止されてい
るのはINT3のイベントカウンタ割り込みと、70−
チャート上では示してないが、表示用LEDの点滅表示
の周期を決めるタイマーの内部割り込みがある。#9は
使用しているフラグをクリアするところであるが#15
からのAFSINR中でこれまでの状態として使用する
2つの7ラグ、すなわちスキャン禁止フラグ(第5−1
表のスキャン禁止F)と、前回ローフンフラグ(第5−
1表の前回ローコンビ)はクリアしていない。スキャン
禁止フラグをクリアしないのは、連写モードの場合でも
、スイッチ(Sl)をオフしない限り、単写モードと同
じく一度被写体のコントラストが焦点検出に充分あって
、デフを一カス量の計算ができたことがあるか、又は、
一度ローコンスキャンをしたことがあれば、新たなロー
コンスキャンをさせないために、このフラグを残してい
る。又、前回ローコンフラグをクリアしないのは井15
から始まるレリーズ後のAFS信号による割り込み70
−である[AFsINRJの中で、レリーズの後もスイ
ッチ(Sl)をオンしたままであればレリーズ前の状態
の焦点検出演算結果の表示を復帰表示させておくために
クリアしていない。すなわちレリーズ最中はLEDによ
るデフォーカス方向の表示をいったん消し、レリーズ動
作が終われば、再び表示するということをしているので
、そのため低コントラストでLEDが点滅表示していた
かどうかを判別するための7ラグを残しておくのである
。 次の#10で50.IJs時間待ちをし、「lNTl5
]に入った割り込みがAF又はFAストップ割り込みで
なかったかを#11の所で見にいく。ここでAFマイコ
ン(MCI)の端子(INTI)に入っている信号が、
第17tXl(A)のようであればAFS信号はLow
”であるので#12へ進み、第17図(B)のような信
号であればAFS信号はHigI+”となって#2のス
トップモード処理70−1’−3TPMDJの方へ進み
AFマイコン(MCI)の動(ffは停止する。#12
ではレリーズ後のAFS信号による割り込み70−rA
FSINRJへ進むか最初のAFS信号の割り込みによ
るのかを区別する。 すなわちレリーズフラグ(レリーズF)がたっていれば
、#15のrAFsINRJへ進みレリーズフラグ(レ
リーズF)がたっていなければ次のステップ#13へ進
む。#13ではAFマイコン(MC1)の各端子のイニ
シャライズを行なう。すなわち、補助光AFモード時の
補助光発光端子(PI3)のみを”Low″にし、他の
端子は”High”にしておく。もっともAFマイコン
(MCI)がこれまでストップモードに入っている状態
から、割り込みスタートでこのステップへ米ている時に
は各端子は同じ状態のままであり、すなわち端子(PI
3)のみがL oIfl”で池はHigb”のままであ
る。 次に井14では#9でクリアしないでおいたスキャン禁
止プラグと前回ローコンフラグを改めてクリアしてお(
。そして次に#33のjA F S TARTJへ進む
。このあと焦点調節状態を検出し、その結果に応じてレ
ンズを駆動させ、焦点調節状態表示を行う。焦点調節状
態表示とは表示用LED(LEDL)(LEDM)(L
EDR)の入力信号のLLとLRがHiFIh”、LM
fJf″L ow”で緑色のしEDを点灯させることで
あり、この表示を見てスイッチ(S2)を閉成すれば、
又は(Sl)と(S2)を閉成した状態で自動焦点調節
を行わせてピント合わせ動作が完了すれば、制御マイコ
ン(MC2)はレリーズ動作を開始し、同時にAFマイ
コン(MCI)へレリーズをしたことを知らせる割り込
み信号INRELが出力される。AFマイコン(MC1
)は、端子(INT2)でこれを受けるので、レリーズ
の割り込みがかかる。これが第8図の井27のrINT
2sJから始まる70−である。 #27ではまずlNTl、INT2以外の割り込みを禁
止する。次に#28で端子(S T 4 )からの信号
をLow”にし、補助光照明を消している。 これはレリーズ優先モード時のみ必要でAF優先モード
の場合には必要ないステップである。なぜならAF優先
モードの時にはピント合わせが終わっており、すでに補
助光照明は消えているためである。#29も同様にレリ
ーズ優先モード時のみ必要なレンズ用モータ(Mol)
をストップさせるステップである。ここではモータ(M
ol)にブレーキをかけていない。これは、レリーズ優
先モードの時には合焦状態になってからレリーズされる
とは限らずその手前でレリーズされることもありうるの
で、合焦位置に向かってレンズが動いている途中でレリ
ーズされた時、その非合焦点でモータ(Mol)にブレ
ーキをかけてレンズを止めてレリーズするよりは、ブレ
ーキをかけずに止め、いくらかでも惰性でレンズを移動
させ、すこしでも合焦位置に近い所でレリーズされた方
が、より1写真が撮れるということが多いためである。 次の#30で焦点調節状態表示又はデフォーカス方向表
示を消す。これは1@し7レツクスカメラでのレリーズ
中は、ミラーが上がり、ファイング−内はまっ黒になっ
ている。ここで表示だけつけていても意味がないばかり
か、フィルム露光中に、不必要な光がカメラ内部で出力
されているのは好ましくないためである。 次に#31でレリー′j:フラグ(レリーズF)を”1
″にし、レリーズされたことを7ラグとして残す。あと
は井32で、lNTl又はINT2の割り込み待ちとな
る。ここで続けてレリーズ割り込みが米ると再び#27
のrINT2SJから始まる。 第2図のスイッチ(Sl)を閉成したままスイッチ(S
2)の開閉を繰り返している場合がこれに当たり、レン
ズを駆動させないで合焦位置で固定しているというAF
ロック状態でレリーズを繰り返していることと同じであ
る。スイッチ(S2)を閉成してレリーズしたあと、ス
イッチ(Sl)を閉成したままだと、制御マイコン(M
C2)の70−チャートにあるように、再びAFS信号
がAFマイコン(MCI)に入りlNTlの割り込みが
かがる。 すると、#8の[I NT I SJからの70−は、
今度はレリーズ7ラグRLFに1がたっているのでtJ
&7図の#15のrAFSINRJの方へ進む。ヰ15
からのステップは後に説明する。 次にスイッチ(S2)を閉成してレリーズしたあと第5
図の70−にあるようにスイッチ(S 2 )(Sl)
を共に開放した場合は、今度は制御マイコン(MC2)
からはAFマイコン(MCI)のストップのためのAF
S信号がAFマイコン(MCI)に入り、lNTlの割
り込みがかかる。あと前述したような70−でAFマイ
コン(MCI)はストップモードに入り、再び次の割り
込みが来るのを待つことになる。 ユニでレリーズ後のAFS信号による割り込みスタート
の70−の説明に入る。入口は第7図の#8の1−IN
TISJであるが今度はレリーズ7ラグRLFが1にな
っているため、#12で分岐して#15のl’−AFS
INRJの方へ進む。ここではまずこのフローを通過し
たということでレリーズフラグ(レリーズF)をリセッ
トする。次に#16で制御マイコン(MC2)からシリ
アルデータを入力する。ここでシリアルデータを入力す
るのは、AFマイコン(MCI)の動作モードが変更さ
れていないかチェックするためである。この#15 #
−ら始まる「AFSINRJへ米る70−は、レリーズ
された後に米る70−であるが、このレリーズ中やその
寸前で動作モード(すなわちAFモード/FAモード/
MANUALモードの各モード、又AFモードでも単写
モード/連写モードの別)が切り換えられれば、そのモ
ードに応じた動作に変わらなければならない、#16は
このモードの情報を制御マイコン(MC2)から入力す
るためのステップである。この#16は、サブル−チン
で第15図の#241から始まるrsIO3ETJの7
0−を流れる。ここでは各モードのチェ2りをし、モー
ドの7ラグを操作する。まず、#241では制御マイコ
ン(MC2)に向かって端子(Pil)のDTRQ信号
を”Low″′にし、シリアルデータを要求する。する
と制御マイコン(MC2)はDTRQ信号を見て第4表
のようなシリアルデータを送ってくる。AFマイコン(
MCI)側では、井242でこのシリアルデータを入力
し、# 243でDTRQ信号をHigh”にしておく
。シリアル通信で送られてくるデータは、AF用開放F
値AFAVO、レンrlK動用デフォーカス量−パルス
カウント変換係数KROM、補助充用赤外AF補正用デ
ータΔIR,レンズ駆動反転時バックラッシュ補正用デ
ータBKLSH,補助光OK信号AFFL、7ラツシユ
用充電完了信号RDY、連写/単写モード信号DR1A
Fカプラー軸付しンズ信号AFC,FA可/不可信号F
AENの9種である。各々の情報はシリアル通信で送ら
れてくるとAFマイコン(MCI)のRAMに保存され
、必要に応じて、そのRAMの内容を参照することとな
る。各情報の使用については追々70−チャート説明上
で述べることとする。 #244から各モードのチェックをする6#244では
AF用開放F値AFAVOを調べる。焦点検出用受光素
子には使用可能限界があり、レンズの開放F値が小さい
と射出瞳で該焦点検出用受光素子への入射光がけられ、
正しい焦点検出演算ができなくなる。焦点検出不能とな
るような単体レンズを作らないとしてもコンバーターレ
ンズ等の組み合わせによって、焦点検出限界F値を超え
てしまうこともある。例えば今、焦点検出用受光素子の
焦点検出限界F値を7.0とすると、AF用開放F値5
゜6のレンズは焦点検出可能だがこれに2倍のテレコン
バータ−を取り付けると、F値は11.2となり焦点検
出不能になってしまうということである。ここでAF用
開放F値というのは、レンズの絞りが絞られていない状
態のF 値ではあるが、ズーミングや7を一力シングに
よってF値が変化するレンズの場合でも焦点検出用受光
素子がけられていないということを判断するための情報
であるためにズーミング、フォーカシングで変化するF
値ならその内で一番小さい開放F値が入っている。#2
44でAF用開放F値AFAVOがF値にして7.0よ
りも大きければ井251の方へ進み、AFモードフラグ
(第5−1表のAF、F)を1′″にし、!ら!:15
0rFAモード7ラグ(第5−1表のFA、F)も1”
にし、MANUALモードになったというフラグ状態に
して第7図の#16へもどる。AF用開放F値AFAV
Oが7.0よりも小さければF値については焦点検出可
能なレンズということで#245へ進む。 #245ではこれまでAFモードであったかどうかのチ
ェックをする。AFモードフラグが、”O″′であれば
これまでAFモードであったということで#246へ進
み、1″であればAFモードでなかったということでF
AモードかM A N U ALモードかをチェックを
する。#246はAF用カプラー紬があるかいなかをチ
ェックするステップで、AFCM号が1”なら軸がある
のでこのままAFモードで進み、0”であれば軸がない
ので自動焦点調節できないということで#247に進み
、AFモードフラグに1”をたてる、AF用カプラー柚
とはカメラボディ内のモータ(Mol)がらレンズの7
を一カシング機構に動力を伝達するための袖のことであ
る。 第15図の#248では焦点検出可能なレンズか否かの
チェックをし焦点検出可能ならFA7ラグ(FA、F)
を”O″にしてFAモードとなり、焦点検出不可ならF
Aフラグを1″にして、AF7ラグの1″と共にMAN
UALモードという判断になる。ここでFAEN=1の
時というのは、カメラボディにレンズが装着されていて
なおかつ焦点検出の可能なレンズということである。こ
れ以外はF A E N ii″0”となっている。焦
点検出不可能なレンズとはAF用開放F値が小さくても
焦点検出できない反射望遠などのレンズや、収差が極端
に大きくなってしまうシフトレンズやパリソフトレンズ
等特殊なレンズのことであるにのサブルーチンではFA
モードからAFモードへの変化は見でいないがこれは、
後の第11図のステップ#86で見ることになる。 さて、第15図のサブルーチンはリターンして次のステ
ップ#17へ進む。ここでAFモードかどうかを見て、
AFモードであれば井19ヘステンプし、AFモードで
なければ#18でFAモードか否かのチェックをし、F
Aモードでもなければ#36のrMANUALJ70−
へ進む。 #19では表示復帰のための前回までの状態を見てレリ
ーズ前の状態がローコントラストであったならば、#2
0でローコン表示を復帰させる。 a−コン表示とは、焦点調節状態表示用LED(’LE
DL)(LEDM)(LEDR)の3つのうちの両端(
LEDL)(LEDR)を2Hzでオン−オフを繰り返
して点滅させる表示である。ローコントラストでなけれ
ば#21で焦点調節状態又は方向表示を復帰させる。レ
リーズ前までの表示内容は、表示レジスタに保存されて
いるので、ポートを出力モードにすればこれまでの表示
が復帰する。井22では、AFモードフラグ(AF、F
)によってAFモードか否かのチェックをし、AFモー
ドではなくてFAモードであれば、#39の[CDIN
TAJへ進み繰り返し焦点検出を行う。従って、FAモ
ード時はレリーズ後に第2図のスイッチ(Sl)がオン
であれば続けて焦点検出し表示するということになる。 AFモード時は、#23でDR信号に基づいて単写モー
ドが連写モードがを見て、DR=0であれば単写モード
であり#25で端子(PI3)のAFE信号をHi[r
l+″にする。この信号は、自動焦点調節動作が終わっ
てピントが合ってレリーズ可の状態にあるという情報を
制御マイコン(M C2)へ知らすためのものである。 シャツタレリーズボタンが2段押しまで押されている場
合、制御マイコン(MC2)は、AF優先モードの時は
、この信号を見て”High”であればレリーズを許可
し、Low”であればレリーズ不可にしている。すなわ
ち単写モードであれば、一度合前してレリーズしたあと
そのままレリーズ1段押しのまま(スイッチ(Sl)O
Nのまま)、AFS信号等の割り込みが入らないと、#
15からの「AFSINRJの70−を進み、#25で
AFE信号がHigh”になるので、このまま被写体の
位置をかえると、たとえ非合焦状態であってもレリーズ
できる。なおこの時は次の#26でレリーズのIFI
’) 込みかAFマイコン(MCI)のスト・ノブの割
り込みを待つことになっているので、レンズは駆動しな
い。このシーケンスのことをl’−AFロック」と呼ぶ
ことができる。 一方連写モードであれば#23から#24へ進み補助光
AFモード中かどうかのチェックをする。 補助光AFモードであれば、連写モードでかつ補助光A
Fモードになっているので、自動焦点調節とレリーズは
一度のみ可とし、一度レリーズすれば次のレリーズや自
動焦点調節は禁止する。そのためAFE信号は、”Hi
gh”にしないで#26へ進む。補助光AFモードでな
い連写モードでは#39からのrcDINTAJへ進み
次の焦点検出に入る。 第9図の#33の「AFsTAr(TJから始まる70
−は#14から飛んでくる。#33では第15図のサブ
ルーチンrsIO8ETJを呼んでいる。 AFマイコン(MCI)の動作のスタートに当たって制
御マイコン(MC2)から種々のデータをもらって動作
モードを決める。この時決まったモードは、AFマイコ
ン(MCI)内のモードレジスタRGに自動的に書き込
まれる。このレジスタRGは後にモードがかわったかど
うかをチェックするためのものである。#34、#35
では動作モードのチェックをし、AFモード・FAモー
ドのいずれでもなくてMANUALモードであれば#3
6へ進む。 #36では他から米だ時のために、ドライバー回路(M
r)R1)への信号MR,MF、MBをすべて”Hig
h″にしてレンズ用モータ(Mol)をストップさせる
。#37ではlNTl、INT2以外の割り込みをスト
ップさせて#33ヘループし繰り返す。 AFもしくはFAモードの時は#38へ進みCODイメ
ージセンサ(FLM)のイニシャライズをしてセンサの
ウオーミングアツプをしてお(。#39で端子(P2O
)のIO3信号をLolIl”にしているのはインター
フェース回路(IFI)をAFマイコン(MCI)から
の信号を入力するモードに七ノドするとともに、COD
イメーノセンサ(FLM)の出力を積分するためのモー
ドにセットするためでもある。そして第10図の#44
へ進む。ここではまず1− cut’ 5hot 7ラ
グ(第5−1表の1−cuL 5hotF )、すなわ
ち積分時間が50m5を超えたかどうかを示すフラグを
クリアしておく。井45で端子(PI3)から出力され
るAFE信号を”L。 W″′にしてお(、ここへは合焦後も繰り返しループし
てくるためこうしている。これは、AFE信号が、合焦
になればHigh″になる信号であるので次の演算に備
えて”Low”にしておくのである。次に、#46で端
子(P23)がらNB2信号を出力し、CODイメージ
センサ(FLM)の積分を開始する。#47で後述の焦
点検出演算中及び積分中のレンズ移動分補正のためのレ
ンズ駆動パルスカウント値EVTCNTを読み取ってメ
モリT1へ保存しておく。#48で、CCDイメージセ
ンサ(FLM)の最大積分時間100m5の半分50+
*sをセットしておく。第9図においてjcDINTA
Jと平行に#40から始まる「CDINTJがあり、#
54まで別70−があるが、これは「繰り込み積分」と
称している機能のための70−でこれについての説明は
後述する。 井48から続いて#55がらの「T L N Tφ」に
移る。#55では、すべての割り込みルーチンを許可し
ている。井56では端子(P25)に入ってくるNB4
信号をチェックし、”Low″であればCCDイメージ
センサ(FLM)が被写体の明るさに応じた積分を終了
したという信号であるので#64のrcDINT2Jへ
進む。High″であれば積分が続いているということ
で#57へ進み、最初に設定した最大積分時間が経過し
たがどうかのチェックをする。すなわち、#48で設定
した50+*sか、#53で設定した40m5か、さら
にこの先で設定する#61の50+asか、#62の1
50m5が経ったかを見て、経っていなければ#56へ
戻り、ループを繰り返す。最大積分時間が経てば#58
へ進む。ここで1−cut sl+oL7ラグ(1−c
uL 5bo1.F)が′1″でなければ井59へ進
みこのフラグに1”をたてる。#63へ進む時は1−c
ut sl+。 t7ラグが”1”の時であるので、この井59を通った
あとか又は#49を通った場合である。#60では20
0IIIS7ラグ(15−2表の200m5F)が”1
”かどうかをチェックし、”1″でなければ通常最大積
分時間が100a+sと決めであるので#48でセット
した積分50a+sの残りの50111sを#61でセ
ットして#56へ戻り、NB4信号をチェックする。#
60で200m57ラグが1″である時(これは後はど
の70−の中でセットされるもので特殊条件の場合に限
り、最大積分時間を20011Isと決めている場合)
は#48でセットした積分50糟Sの残りの150m5
をセットして#56に戻り、NBA信号をチェックする
。 CCDイメージセンサ(FLM)からの出力が充分なレ
ベルまで得られ代ば#56から#64へ進むにこで出力
が充分でなくても、最大積分時間がすぎれば積分を終了
しなければならず、その時が#58がら井63へ進む時
である。#58では今度は1−cut 5bot7ラグ
は1″であるので必ず#63へ進み、端子(P21)か
らインターフェース回路(IFI)へ強制積分停止信号
NBOを出力する。そして、#64からの1−CDIN
T2Jへ進む。#64から#67までのステップは「繰
り込み積分」の70−であり、説明はあとへ譲る。 #68ではlNTl、INT2以外の割り込みを禁止し
ているが、これは、このあとのデータ取り入れ時に割り
込みが入ってタイミングが狂うことがないようにしてい
るためである。lNTl、INT2割り込みはメイン7
0−の最初から始まるので禁止しない。井69は、これ
までCCD積分中に補助光用LED(48)が点いてい
た場合、端子(PI3)のS T 4倍号を”Low″
にして消している。#70は端子(P2O)のIO8信
号を”High″にしてインターフェース回路(IFI
)をデータ出力モードに切り換えている。すなわちNB
4〜NBOの信号がデータ転送用のラインとなってイ’
/ 9−7工−ス回路(IFI)からAFマイコン(M
CI)へデータを送ることができるようになる。 データとしては8ビツトデータが送られるが、NB3〜
NBOまでの4ビツトパラレルで、2回に分けて送られ
、NB4でそのタイミングをとりNB4が”Higl+
”の時に上位の4ビツトデータが、NB4が”Low”
の時に下位の4ビツトデータが送られる。AFマイコン
(MCI)は上位と下位に分けて送られたデータを作り
なおして取り入れる。 そこで、まず、インターフェース回路(r F 1 )
からAFマイコン(MCI)に送られてくるのがAGC
データで第6図のAGCコントローラ(406)内で決
められたYインの数値(1倍か2倍が4倍か8倍)のい
ずれかの数値(以下、AGCデータという)が送られ、
これを第10図の井71 ′cAFマイコン(MCI)
へ取り入れる。ところでCCDイメージセンサ(FLM
)の積分が終わってから、これらデータの出てくるタイ
ミングはインターフェース回路(I F 1 )で決ま
っており、積分が終わってただちにAGCデータを取り
入れないといけない、AGCデータは一定時間出力され
ており、これが終わればすぐCODイメージセンサ(F
LM)の画素データがやはり一定タイミングで送られて
くる。このAGCデータを取り込んだあとのわずかの時
間で、#72にあるように、積分終了時のレンズ駆動パ
ルスカウント値EVTCNTを読み取ってメモリT 2
−、保存しておく。積分開始時の#47に対応するもの
である。 この後すぐ#73でCODイメージセンサ(FLM)の
画素データを入力し、AFマイコン(MCI)内のメモ
リに保存される。次の#74は、レンズ駆動中に、駆動
されるレンズが無限遠端に当たっているか最近接端に当
たっているかをチェックするサブルーチンで、終端(無
限遠端もしくは最近接端)に当たっていれば、レンズ駆
動用モータ(Mol)をストップさせたり、反転駆動さ
せたりする。サブルーチンl”CKLOCKJについて
は第13図を用いて後で説明する。#75では制御マイ
コン(MC2)とシリアル通信しレンズを駆動するため
のデータ等をもらう。#33で一度該データをもらって
いるのにここでも再びシリアル通信をしているのは、繰
り返しループ中では#33を通らないので、もし途中で
レンズ駆動用の変換係数KROMが変わったり(レンズ
によってはピント状態や、ズーミング等によって変わる
)、マイコン動作のモードが変わったりするとデータが
変わるので、これを繰り返し見るために#75にrsI
O8ETJを設けである。そして#76で井73で取り
入れたCODイメージセンサ(FLM)のデータを用い
て焦点検出演算をする。この方法については、本出願人
がすでに特開昭59−126517号公報で提案したよ
うな方法でデフォーカス量DFが求められるが、本発明
の要旨とは無関係であるので説明を省略する。 #77から#85までは、被写体の輝度が所定レベルよ
りも低いか否かのチェックで、AGCデータのレベルを
見て判断している。ここで、被写体の輝度が所定レベル
以下のときをローライトと呼ぶ。#77でa−ライト7
?グ(第5−2表のローライ)F)に”1”を入れてお
く。#78では電子閃光装置がカメラに装着されていて
、補助光スイッチ(44)が閉成されていれば、シリア
ル通信で送られてくるAFFL信号は1″になっている
ので#80へ進む。すなわち補助光発光可能状態がセン
トされていれば、最大積分時間が100+nsのモード
の時にはAGCデータが2倍、4倍、8倍の時にローラ
イト判断となって、#86の[MAINIJへぬけてい
き、AGCデータが1倍の時には#80を通って#85
でローライトフラグを”0”にクリアして井86へ進む
。最大積分時間が200+asのモードの時には全てロ
ーライトとなり、拌80から#86へぬける。 一方補助光発光可能状態がセットされていない場合には
#78がら#81へ移り、最大積分時間が100+ns
のモードの場合には、AGCデータが4倍と8倍の時に
井82.@83.$86とぬけてローライト判断となり
、AGCデータが1倍と2倍の時には#82又は#83
から#85へと移りローライトフラグをクリアして#8
6へぬける。 最大積分時間が200a+sのモードの場合には、AG
Cデータが2倍、4倍、8倍の時に#84から井86へ
ぬけてローライト判断になり、AGCデータが1倍の時
には#84から#85へぬけ#85でローライトフラグ
をクリアして#86へぬけていく。ここで補助光発光可
能状態がセントされている時のローライトの判断が、セ
ットされていない時のローライト判断よりも、1段分明
るい所からになっている。これは、被写体が低コントラ
ストでかつ低輝度なら焦点検出演算不能として、自動焦
点調節をあきらめるという場合に大いに有効である。す
なわち、補助光発光可能状態がセットされているならば
、早めに補助光不使用状態での焦点検出をあきらめて、
すぐ補助光使用モードに入れて確実に焦点検出しようと
し、補助光発光可能状態がセットされていないならば、
とにかくいける所まで外光だけで焦点検出して、低コン
トラストかつ低輝度になってしまえば自動焦点調節をし
ないでレンズを繰り込んで終わるといった方法である。 本実施例では、焦点検出をあきらめるという前にさらに
レンズを繰り出し又は繰り込みの一往復のスキャンをさ
せてフントラストがある位置を捜しに行くというノj法
をとってν・る。これについては第13図の#165か
らのrLOWc。 N」以後の70−で説明する。 本実施例では被写体輝度の判定をAGCデータによって
いるが、これは積分時間によってもより1゜例えば、本
実施例に用いられるフラグのうちで、CCDイメージセ
ンサ(FLM)の積分時間が50τns以上のときなら
たつ1−cut 5bot7ラグを用いてもよい。 さて第11図の#86からの[MAINIJについて次
に説明するが、ここからレンズの駆動処理等の話に入る
。まず#86は#75で得られたシリアルデータとこれ
までのAFマイコン(MCI)の動fヤしていたモード
とを比較して、モードが変わっていれば#33のrAF
sTARTJから再び始める。すなわち前回のシリアル
通信#33後でセットされているAFモード/FAモー
ド/MANUALモードの別や、単写/連写のモードの
別を示すレジスタRGの内容と、焦点検出モードの7ラ
グ(AFモードフラグ、FAモードフラグ)や、単写モ
ードの7ラグ(DR)とを比較して変わっていれば#3
3へ進むということである。そして、この#33のとこ
ろで、自動的にモードレジスタRGに新たなモードが書
き込まれる。#87で、補助光を用いる焦点検出の動作
モードになっているかどうかのチェックをし、補助光を
用いるモード(以下、補助光AFモードという)であれ
ば、補助光を用いる@14図の焦点検出用70−の#2
38「LSAVEJへ入っていく。なおこの補助光AF
モードへの入り方は、被写体が低コントラストかつ低輝
度の状態であるという条件であるため、第13図の#1
65の「LoWCON」から始t60−コントラストの
70−の中から入ることになる。 #87で補助光AFモードでなければ、#88で今回ロ
ーコンブラグ(@ 5−1表の今回ローコンF)をチェ
ックして焦点検出演算の結果がローコントラストであっ
たか否かを判別し、ローコントラストであれば第13図
の#165の[LOWCONJ70−へ移る。この#8
8で出てくるな回ローコン7ラグは#76の中で判別さ
れ、たてられるものである。年回の演算結果がローコン
トラストでなければ、井89へ進み、第10図の棒71
で入力したAGCデータをチェックし、AGCデータが
1倍であれば#90で200+ms7ラグをクリアして
おく。これは、先はど暗い時に最大積分時間が200m
5モー・ドの状態があると述べたが、200TIISモ
ードになっている時、AGCデータが1倍であれば20
0+ssモードにしておく必要はなく、最大積分時間の
短い100nsモードにしておいた方が積分時間が短く
て良いからである。 積分時間が200m5でAGCデータが1倍の時と、積
分時間が100+ast’AGCデータが2倍の時とは
画素出力はほぼ同じものと見ることができるということ
と、被写体の動きや、カメラの手ぷれを考えれば、積分
時間が長くなると不利であるということで、被写体のコ
ントラストが見つかれば、最大積分時間が100n+s
のモードにもどしているのである。 #91から始まる「NLOCl」の70−は、被写体に
コントラストがみつかった時の70−で、#91では、
スキャン禁止フラグに1″をたてる。 これは、被写体のコントラストが低い場合、フントラス
トの高い位置をさがして、フォーカシングレンズを動か
しつつ焦点検出するこをローコンスキャンと呼んでいる
のであるが、いったん被写体にコントラストが出れば、
スイッチ(Sl)が閉成されている間の一連のシーケン
スでは、このローフンスキャンを禁止している。なぜな
ら、頻繁にスキャンをすると、自動焦点調節カメラとし
て使いに(いということの他に、一度コントラストがみ
つかったのであるから、今のレンズ繰り出し位置付近で
、続けて焦点検出した時にたとえローコントラストにな
ることがあっても、再びコントラストがみつかる確率も
多いと思われ、次にローコントラストになったからとい
ってすぐにローコンスキャンに入ると焦点検出にとって
逆効果であるということによる。 更に、このスキャン禁止状態にしているのは、この他に
、ローコントラストでスキャンを一度やり終えた場合が
あるからである。#92から#101までの70−では
ローコンスキャン中に、充分なコントラストを見つけた
時の処理を主として表わしている。これには大きく分け
て2通りの場合があり、CCDイメージセンサ(FLM
)の積分時間が5On+sを超えている時と、そうでな
い時に分かれる。積分時間が50m5を超えるように被
写体が暗い時にはローコンスキャン中にコントラストを
見つけた時点で、一度レンズを完全に止めてから焦点検
出をしなおし、その結果に従って合焦位置までレンズを
動かす。レンズが動いている間は焦点検出しない。この
理由は、積分時間が長くかかるようになってきた時、レ
ンズ駆動を行なっていれば、被写体の像が流れ出し、デ
フを一カス量計算に悪影響を及ぼすからである6積分時
間が長くなり、AGCの倍率が大さくなってきたりする
と、CCDイメージセンサ(FLM)の暗出カバらつき
のノイズも大きくなり、この状態で像が流れなりすると
、微妙なピント合わせが狂うからである。 そこで積分時間が50+Ilsを超えるような場合には
、レンズを動かしながら焦点検出をしないで、止まって
いる時のみの値によって焦点検出するという方法をとり
、これを1−cut sl+otモードとよび、このこ
とを示すフラグ(第5−1表の1−cutsl+ot7
ラグ)を設けである。このフラグは#49又は#59で
すでにセットされてくるのである。 次に積分時間が50m5を超えないような明るい被写体
の場合は、ローコンスキャン中に充分なコントラストを
見つけると、今度はレンズを停止させることなく、コン
トラストが出たそのデータを用いで、焦点検出演算を行
ない、その結果の合焦点までレンズを駆動させる。この
間、焦点検出演算は繰り返しており、合焦位置までのレ
ンズ駆動量を常にりフレッシュさせてフォーカシングさ
せる。 これはレンツ:駆動中線り返して焦点検出するので、m
ulti 5hotモードと称しておく、ローコンスキ
ャン中からレンズを止めずに焦点検出をするということ
になると、CCDイメージセンサ(FLM)が積分して
いる時点とレンズ駆動量が求まる時点とでは、レンズ位
置が異なっている。この移動分を補正するための準備を
後述の[LOWCONJ70−の中で行なっており、こ
れを用いて移動分の補正をする。この移動分の補正につ
いての考え方は、特開昭59−68713号公報に述べ
られているので、ここで詳しいことは省略する。 次に、ローコンスキャン中からコントラストを見つけ、
+nulti sl+otモードの動作を始めたあとで
もローコントラストの結果が出ることもありえる。 コノ場合、ローコントラストの結果については熊視し、
ローコントラストとなる前にセットされている駆動量に
従って合焦点と思われる位置までレンズを駆動させる。 コントラストの出ている結果だけを使って駆動させるの
である。ローコントラスト状態から脱するということを
判断するのは、前回ローコンフラグ(第5−2表の前回
ローコンF)をチエンクして行なう。この7ラグは、第
13図の#165からのrLOWcONJ70−の中で
セットされるフラグで、前回の演算結果がローコントラ
ストであった時にセットされている。一方、#92に米
でいる時というのは、今回の結果ではコントラストがあ
ったということであるので、井92で前回ローフン7ラ
グに”1″がたっていれば、ローコントラストから抜は
出できたとl、%うことで#93へ進む。前回ローコン
フラグが0″であれば、はじめからコントラストがあっ
て焦点検出している時に通る所として、#92から#1
02へ進む。#93では焦点′/14節状態の表示を消
す。 これまでローコントラスFで、レンズ駆動が停止状態で
あった場合は、焦点検出不能の点滅表示をしているが、
コントラストが出たのでこれは消しておくのである。#
94では、前述のように1−cut 5hot7ラグが
たっていれば、レンズを停止させないといけないので#
95へ進み、1−cut 5hot7ラグがたりでいな
ければ、ローフンスキャン中であってもレンズを止めず
におき、#101へ進む。#101では、前回ローコン
フラグ、スキャン当りフラグ(第5−1表のスキャン当
りF)、及びスキャン中7ラグ(@5−1表のスキャン
中F)をクリアしておく。これはローコンスキャンを−
度し終えていたり、又は、スキャン中であった場合の状
態を示すフラグをリセットしておくためである。なお、
スキャン禁止フラグはもちろんリセットしないで残して
おく。 #95は、1−cut 5hotモード状態になってい
る時に米でいるのであるが、ここで、スキャン中7ラグ
をみてローコンスキャン中に米たかどうかをチェックす
る。スキャン中でなければ#101へ進み、午の前作結
果に従ってレンズを駆動するカー行き、スキャン中であ
れば#9G、#97で第6表に示した信号パターンに従
って、レンズ駆動用モータ(Mol)への通電を切って
、ブレーキをかける。レンズを止めrこ状態を覚えてお
くために、井98”r駆動中7ラグ(Pj&5−2表の
駆動中F)をクリアしておく。#99でレンズが完全に
停止するまで70m5時間待ちをし、#100で井10
1と同様の7ラグをクリアして、#3つの[CDINT
AJへもどり、次の焦点検出に入る。井99の時間待ち
は、前述のようにセンサの積分時間が良い時にレンズが
動いていると、像が流れたり、さらに問題なのはtこと
え駆動中の積分データ位置に移動分の補正を行なっても
、負の加速度がかかっている時だと正しい補正が難しい
ので、完全にレンズが止まりきってから次のセンサ積分
を始めれば、焦点検出演算の合焦ずれを防ぐことができ
るからである。 次に、焦点検出演算結果のデフォーカス量を、レンズ駆
動のためのパルスカウント値に変換する70−rMPU
LsJがある。#102で、この範囲にレンズが入って
いればピントが合うというデフォーカス範囲を合焦ゾー
ンとしてレノスタFZWにセットしておく。なおここで
自動焦点調節状態(AFモード)の合焦ゾーン量と、焦
点調節表示状9i(FAモード)の合焦ゾーン量とは区
別されており、FAモードではAFモードより広い値を
セントする。#103から#106は、レンズが終端で
止まっている時の70−で、これはレンズが無限遠端に
当たっている時の場合である。#103の終端7ラグ(
第5−2表の終端F)は、ここに來るまでの終端チェッ
クサブルーチンの中?たでられている。レンズが終端に
止まっていれば、#1()4へ進み、Mij回方白方向
フラグ5−3表の前回方向F)をみてどちらの方向へレ
ンズが動こうとしていたかをチェックする。レンズが無
限遠端にあって、さらに無限遠側へ駆動しようとしてい
る時には#105へ進み、終端位置フラグ(第5−2表
の終端性rIiF)をチェックして終端位置が無限遠端
側か最近接端側かを見て、無限遠端側なら#106へ進
んで合焦ゾーンを255μmという大きい値に設定して
いる。レンズ停止位置が最近接端であれば、#107へ
ぬける。これは焦点検出データのばらつきでレンズが無
限遠端位置にあっても、さらに無限遠地力向に合焦位置
があるという結果になることもありえるし、また狭い合
焦ゾーンをセットしていれば、無限遠端でもさらに無限
遠側へレンズを動かそうとする可能性もある。 又、さらに無限遠端と思っている位置が、実は他の外的
応力によってレンズを途中で止められていることもあり
える。本実施例では、これは区別がつかない。 そこでレンズが無限遠端にあり、さらに無限遠端を超え
て合焦位置が有るという検出結果になっている時には、
まず合焦ゾーンを255μmに広げ、これで合焦ゾーン
内にレンズが入っていれば合焦表示をし、この数値でも
合焦ゾーン内に入っていなければ、焦点検出不能の表示
(LEDの点滅表示)を行う。自動焦点il1節中シン
ズが無限遠側へ動こうとしている時に、手などで強制的
にレンズを止められたりした場合、そのレンズ停止位置
が合焦ゾーン内でなければ、LEDの点滅表示をすると
いうことである。この表示の70−はヰ120から#1
23に当る。 一方、最近接端にレンズがあって、さらに被写体が近接
側にあると検出している場合や、自動焦点調節中レンズ
が近接側へ\動こうとしているのに、強制的に途中でレ
ンズが止められたりした場合、その位置が合焦ゾーン内
に入っていなければ、最近接側方向の表示をすることに
している。この表示の70−は、@12図の#147が
ら#152に当たる。レンズが無限遠端に止まってぃな
げれば、合焦ゾーンは#102でセットした数値のまま
# 107に移る。 #107では補助光モー1′フラグに基づいて補助光A
Fモードになっているかどうかをチェックし、補助光A
Fモードであれば、色収差補正をする。補助光AFモー
ド時の照明光は、赤外光を用いるため、フラッシュ撮影
時には光源の差によるベストピント位置のずれが生ずる
。よって、補助iAFモードになっていれば、このピン
ト位置ずれ里を補正しないといけない。この撮影レンズ
に応した補正データΔ■Rは、第4表にあるように、制
御マイコン(Mc2)からシリアル通信で送られて・:
るのである。これを#103で、これまで求まっている
デフォーカス量DFに対して補正する。 そして#109て・、デフォーカス量をレンズ駆動のた
めのパルスカウント値に変換する。この変換のための係
数も、各レンズによって固有であるので、△IR同様シ
リアル通信で送られてくるデータKROMを使用する。 求まっているデフォーカス量DFも変換係数KROMを
乗算してレンズ駆動のためのパルスカウント値DRCN
Tを求める。 同様にして、合焦ゾーンFZWもデータK ROMを乗
じてパルスカウント値FZCに変換しておく。 これらパルスカラン値への変換については特開昭59−
140408号公報で詳細に述べられているので、ここ
では省略する。 そして、#110で、駆動中7ラグ(第5−2表の駆動
中F)に基づいて、現在、自動焦点調節動作中かどうか
判断して、レンズが駆動している時には、#131の「
ID0BUNJへ分岐する。 レンズが停止中だった時、すなわち、最初に70−を通
過する時や、自動焦点調節終了後の合焦位置確認時、も
しくはFAモード時に#111へ進む。ここでは、レン
ズ停止時のデフォーカス量DFをメモリFERMへ保存
しておく。これは後はど、この値によって自動焦点調節
終了後の合焦位置確認のループに行くか行がないかを決
めるのに用いる。次の#112では、FAモードフラグ
に基づいてFAモードかどうかの判断をし、FAモード
であれば、#113がらの[FAPJへ分岐する。これ
は非APモードということはFAモードであるというこ
とによる。 往113ではレンズ′が合焦ゾーン内にあるかどうかの
i’、q断をしている。ここでは、レンズ駆動用パルス
カラン)値DRcNT、!:合mゾーンパルスカウント
値FZCとで比較しているが、デフォーカス量DFと合
焦ゾーン量FZWとを比較してもよい。この結果、合焦
ゾーン内にレンズがあれば、井115で合焦表示をする
。これは、端子(P31)のLM倍信号Low”におと
し、LL、LR倍信号HiBb″のままにして、中央の
LED(LEDM)のみを点灯させることによってなさ
れる。合焦ゾーン外であれば、#114へ進み、ここで
レンズを駆動すべき方向を示す。例えば、レンズを繰り
出す方向であれば、端子(P32)のLL倍信号”Lo
w″にして左側のLED(LEDL)を点灯させ、レン
ズを繰り込む方向であれば端子(P2O)のLR倍信号
”Lou+″にして右側のLED(L、EDR)をl+
、+町灯させる。そして次の焦点検出の為に第9図の井
4 (1のrcDINTAJヘループする6#112で
AFモードであった場合には、#116でAFモード時
の合焦チェックをする。レンズ駆動パルスカウント値D
RCNTが合焦ゾーンパルスカウント値FZCより小さ
ければ合焦ということで、#117からの[I N F
ZJへ分岐する。 #117では、FAモード時の#115と同様に合焦表
示をし、#118で端子(PI3)からのAFE信号を
”High”にする。制御マイコン(MC2)は、この
信号を見ており、”High″になれば自動焦点調節が
完了したと見る。そして、AF優先モードであれば、A
FE信号が”1(igb″になってはじめてレリーズ動
作を可能とすることになる。#119では、ここで、A
FストップのlNTlの割り込みかINT2のレリーズ
割り込みを待つことになる。これは、第2図のスインチ
(Sl)の−回の開成時に一回だけ自動焦点調節をする
というワンシコットモードとした時の方法であり、一度
被写体にピントが合えば、このあとピント位置がかわっ
ても合焦表示をしたままだし、又、レンズも再度駆動さ
れることはない。又、他のやり方として、拌119で割
り込み待ちにしないで、これを#39の「cDINTA
J又は#40のrcDINTJへ戻れば、繰り返し焦点
検出し、常に被写体に追従して自動焦点調節をするとい
うコンティニュアスモードにすることもできる。 #116で合焦ゾーン外にあると判断された時には、#
120へ進む。前述したようにここで、終端フラグ(第
5−2表の終端F)をチェックして終端であり(#12
0)、前回方向フラグをチェックして焦点検出結果の合
焦位置が無限遠端側にあり(1$121)、レンズ停止
位置が無限遠端であるならば(#122)、#123へ
進み、レンズを駆動させないで、両側の2つのLED(
LEDL)(LEDR)を共に点滅させて焦点検出の不
能表示をし、#119で割り込み待ちとなり、もう次の
焦点検出へは行かない。これらの条件以外の場合には、
#124へ進む。 井124から$1301こかけては、デフォーカス方向
の反転チェックを行う。すなわち、前回の焦点検出演算
結果のデフォーカス方向と、今回のループで演算した結
果の方向とを比べて、デフォーカス方向が反転したとい
うことがわかれば、レンズ駆動系のバックラッシュの補
正をしようと51うちのである。レンズを駆動させるに
あたって、特にカメラボディとレンズとの駆動力伝達軸
のカプラ一部には、相当量のが夕を設けである。そのた
め、被写体までの距離が変わったりしてレンズ駆動方向
が反転すれば、モータ(Mol)のからまわり量のため
にレンズは演算結果で求めた合焦位置まで動かなくなる
。そこで、方向が反転すれば、バックラッシュ量を補正
しなければならなくなる。 このバックラッシュ量は、撮影レンズに固有であり、第
4表で示したように制御マイコン(MC2)からのシリ
アル通信によって得ている。ところがここに出てくる前
回のデフォーカス方向が、スイッチ(Sl)を閉成した
後の第一回目のループである時はというと、これについ
ても、前回のシーケンスの最後のレンズ駆動方向として
覚えている。すなわち、スイ・/チ(Sl)が閉成され
る前のマイコン(MC1)(MC2)のストップモード
中も覚えているというようにしている。又、このバンク
ラッシュ補正は、演算結果が反転すればすぐ補正をする
かというとそうではなくて、この補正は、レンズが止ま
っている時だけに限っている。レンズ駆動中に方向が反
転したという結果になった時には、ただレンズを止める
だけで、すぐレンズの反転駆動をさせない。又、前回方
向フラグもセットしなおさない。そ枕で、レンズを止め
たあとの次の焦点検出演算で求めた方向(今回方向とな
る)が、レンズを停止させた時のもう一回前に求まって
いた方向、すなわちレンズを駆動させていた方向(前回
方向)と反転していたら、始めてバックラッシュの補正
をするということになる。これは、合焦位置付近での演
算のばらつき等を考慮してのことで、バックラッシュ量
の誤差と合わさって、レンズがハンチングをおこしたり
しないようにしている。 これらについての70−は、これから説明する#124
がら#130と、レンズ駆動中の70−であるtjS1
2図の井134から#140との組み合わせで達成され
でいる一#124でh−同方向7ラグ(第5−3表の今
回方向F)をチェックして今回のデフォーカス方向を見
たあと、$125.$126で前回のデフォーカス方向
をチェックする。 そして、前回と今回とでデフォーカス方向が異なってい
れば、#127.$128へそれぞれ進み、前回方向フ
ラグを書き換える。同方向であれば゛、#141の「T
INNZJヘスキップする。#129ではシリアル通信
で送られできたパックランシュ補正用データBKLSH
をレンズ駆動パルスカウント値DRCNTに対して補正
をし、ヰ130では反(してバックラッシュの補正をし
たという反転フラグ(第5−2表の反転F)をたてて、
#141へ進む。 次に、第12図に基づいて#110から分岐したレンズ
駆動中の時の#131からの70−[■DOBUNJの
説明に移る。この最初の#131で、レンズが終端で当
たっているかどうかのチェックをし、#132で移動分
補正のための3回目のイベントカウンタ値EVTCNT
を読み込んで、レジスタT3にメモリする。これで、移
動分の補正のための全データを取り入れたことになる。 すなわち、センサ積分開始時のT1と、積分終了時のT
2、そして焦点検出演算終了時のT3で、この3つの値
を使って、レンズ駆動中に積分して得られた画素データ
による焦点検出演算結果と、実際に演算が終了してレン
ズ駆動量をセットするまでにレンズが動いた量を補正す
ることになる。積分中におけるレンズの移動量Txをパ
ルスカウント値で求めると、Tx=T1−72となる。 ここで、イベントカツンタは減算カウントとしているの
で、Tl>T2であり、Txは王である。焦点検出演算
に要する時間におけるレンズの移動量Tyは、Ty=T
2−T3として求めC)れる。ここでエンでか定速で動
いていることを萌提として、センサ(R分時間の中間の
位置を、被写体データを得な地点として代表させると、
演算結果が求まった時点との間、Tz=Tに/2+Ty
の量だけレンズが移動したことになる。そこで今回の演
算結果で求まっているカウント値DRCNTから、Tz
をひいておけば、移動量の補正がされたことになる。 そこで、#133では、DRCNT−TzをDRCNT
として新たに置き換え、次のレンズ駆動パルスカウント
値としてセ/lする値になる。 井134から井140は、前述のよう1こレンズ′駆動
中にデフォーカス方向が反転した場合の70−で、#1
34で金回方向フラグをチェックして今回のデフォーカ
ス方向を見て、#135と井136で前回方向フラグを
チェックして前回のデフォーカス方向をチェックして、
方向が反転していれば#137へ進み、反転していなけ
れば#141へ進む。#137.#138ではレンズ駆
動用モータ(Mol)への通電を切ってブレーキをがけ
て止め、井139でレンズ駆動中を示す駆動中7ラグを
クリアし、井140でエンXが止まりきるまで7(Le
s待ったうえで、#39のrCDINTAJへ進む。 #141から始まるl’−TINNZJは、レンズ駆動
中及び停止中の両方から合流してくる70−で、レンズ
駆動パルスカウント値DRCNTをセットして、レンズ
を動かす部分である。レンズの駆動スピードは、本実施
例では二段式になっており、レンズが合焦位置から遠く
離れている時のハイスピードと、レンズ合焦位置近傍に
あるロースピードとを切り換える、二とにしている。そ
して、ロースピードでレンズをコントロールする部分を
、二 −7ゾーンと呼」ことする。#i+irは、レン
ズ駆!JIJJパルスカウント値DRCNTが、このニ
アゾーンの領域のパルスカウント値NZC以内であるが
どうかをチェックして、レンズがニアゾーンの領域内に
入っていれば、#143へ進み、ニアゾーンフラグ(第
5−2表のニアゾーンF)をセットする。#144で端
子(PO3)からのMC信号を”■、otu”とし、第
6表のようにレンズ駆動用モータ(Mol)をロースピ
ードで駆動させるようにする。 一方、ニアゾーン外である時には、井142に進んでM
C信号をHigb”とし、レンズ駆動用モータ(Mol
)をハイスピードで駆動させるようにする。 #145から#152までは前述にも説明の一部があっ
たがレンズが終端位置に止まっている時の処理について
の70−である。ところでレンズが終端で止まっている
ということを検知するのは、後述の第14図のrcLO
cKJがらのサブルーチンで述べるように、レンズ終端
位置にスイッチがあるわけではなくて、割り込みボー)
INT3がら入力されるモータ駆動量モニタ用エンコー
グ(ENC)から゛のパルスが一定期間入力されなくな
ったらレンズが停止しているという判断による。モータ
(Mol)を駆動しているのにレンズが止まっていると
いうことはレンズ終端で当たっているということである
と判断して、l”CLOCKJのサブルーチンの中でモ
ータ駆動を止めて、終端フラグをたてるのである。この
方法だとレンズが実際に終端に米でいなくとも途中で強
制的に止められたり、又は、何かがレンズにはさまった
りとがなんらかの要因で、−瞬(数100m5のオーダ
ー)レンズが止まったりしても終端と判断してしまう。 こういったことを防ぐために、一度終端でレンズが止ま
ったと見ても、もう一度レンズを動かしてみて、再度[
cLOcKJサブルーチンで終端と判断されてはしめて
、実際に終端で止まっているとしている。これを見るフ
ラグが終端2nd7ラグ(m 5−2 &の終端2F)
で、$ 1−1.5で、rcLOCKJサブルーチンの
中でたてられた終端フラグを見て、′1”であった時に
、#146でこの終端2nd7ラグを見る。そして、初
期状態ではこのフラグは0”であるので井150へ進み
、終端2ndフラグをたてておいて、#153がらのレ
ンズ駆動フローで、レンズを動かす。そして、次のルー
プで#146へ来た時に、はじめて、終端で止まってい
るという判断をして#147へ進む。 #147では、1回のデフを一力入方向をチェックし、
そして、井1・t8と#149で終端位置フラグをみて
午レンズがどちら側の終端に当たっているかをチェック
する。すなわち今回のデフォーカス状態が萌ビン(年回
方向フラグ=1)であり、レンズ位置が無限遠端である
とすると、レンズは、午の無限遠端よりさらに無限遠側
−・動かされなければならないことになる。この場合は
、#148から# 40−、進み、次のrcDINTJ
からのループで、曲述の説明にあったように、合焦ゾー
ンを広げてみて、合焦再チェンクを行う。 今回のデフォーカス状態が後ビン(今回方向フラグ=0
)であり、#149でレンズ位置が最近接側(終端位置
フラグ=1)であるとすると、レンズはさらに近接側へ
動かされないといけないことになる。この場合は、#1
49から#152へ進み、端子(P32)からのLL倍
信号LOII+″にして最近接側へレンズを動かすこと
を指示する方向表示を点灯する。そして、レンズを停止
させたままにし、#40からの次ループへ進み焦点検出
を繰り返す。そして被写体の位置がかわり、デフォーカ
ス方向が反転すれば、ループ中$ 1.17から#14
8へ進み#151へ抜け、終端フラグをクリアして#1
53からのレンズ駆動のループへ入っていく。なお、こ
の実施例では#147のデフォーカス方向のチェックに
今回方向フラグを用いた痴前回方向フラグを用いてもよ
く、この場合は、最近接端よりも被写体が近接側にある
状態から、レンズの合焦可能領域に入ってもレンズは追
従しないで停止したままとなる。ワンショy ) A
Fモードという場合であれば、後者の方法でよ(、コン
ティニュアスAFモードという場合であれば前者でない
と不都合であるといえる。 なお、この後者の場合は、一旦ローコントラスト状態に
なれば第13図の#165の「LOWCONJ70−の
中で終端フラグがクリアされるので、最近接端からぬけ
出て、再びレンズ駆動状態に入り、自動焦点調節が可能
ということになる。 次にレンズが終端にない場合や、終端にあるが逆方向に
動こうとしている場合には、第12図の井153からの
レンズ駆動70−に入る。#153では焦点調節状態表
示用LEDをすべて消灯する。 これはレンズの駆動中はデフォーカス方向の表示をしな
いことを基本原則とすることによる。レンズが停止して
いる状態で合焦時には中央のLED(LEDM)を点灯
して合焦表示をし、最近接端もしくは無限遠端ではLE
D(LEDL)(LEDR)のいずれかを点灯してデフ
ォーカス方向を表示し、ローコントラスト時には、L
E D (L E D L )(LEDR)の点滅表示
をするのである。$154でレンズ駆動パルスカウント
値DRCNTをイベントカウンタEVTCNTと終端チ
ェック用しジスタMECNTヘセノトする。イベントカ
ウンタEVTCNTにセットされた値DRCNTは、割
り込み端子(INT’3)へエンコーグ(ENC)から
のパルスが入ってAFマイコン(MC1)Iこ割り込み
がかかると1、二の割り込みフロー(第16図の■NT
3S)の中で減算される。カウント値DRCNTが”O
″になった時点でレンズを停止させるとピントが合って
いるという仕組みである。 #155ではレンズ駆動用モータ(Mol)に通電を開
始して、レンズ駆動を始める。これは、面白方向フラグ
に従って、レンズを動かす。すなわちこのフラグがこれ
までのレンズ駆動方向として残されるわけである。なぜ
なら、前回方向フラグは、レンズが停止している時には
、fjS11図の#124からの70−によって年回方
向フラグと同じ内容になっているからである。そして、
面白方向フラグが0″であれば(後ビン)、端子(pa
l)からのM F(6号を”Low”にして、第6&の
ようにレンズを繰り出し、曲回方向フラグが”1”であ
れば(1肖ピン)、端子−(Poo)からのM R信号
をL。 御”にし−〇エンス′を繰り込み方向へ動かす。#15
6″Cは駆動中7ラグをチェ/りしてこれまでレンズを
駆動中であったかどうかのチェックをし、駆動中であれ
ば(後に説明するが、ここで駆動中というのは、ニアゾ
ーン外での自動焦点調節中ということ)、#40の[C
DINTJヘループし、次の焦点検出に入る。これまで
レンズ停止中であったなら、#155で駆動開始したの
であるから#157で駆動中7ラグをセントする。#1
58では補助光モー1!フラグをみて補助光AFモード
かどうかチェックし、補助光A Fモードであれば第1
・を図の#231からの1−L2SAVEJへ分岐する
。補助光AFモードでなければ#159でニアゾーンフ
ラグをみてレンズの駆動がニアゾーン内であるかどうか
をチェ・ツクし、ニアゾーン内であれば#160からの
[WSTOPJ−\進む。#160、#i61では10
0m5間隔に終端チェックを繰り返しているだけで、次
の焦点検出ループへは戻らない。そして、エン
の第1と第2の領域のそれぞれを通過した被写体光束を
それぞれ再結像させて二つの像をつくり、この二つの像
の相互位置関係を求めて、結像位置の予定焦点位置から
のずれ量およびその方向(結像位置が予定焦点位置の前
側か、後側か、即ち前ピンか後ビンか)を得るようにし
た焦、ζ検出装置がすでに提案されている。このような
焦点検出装置の光学系は、第19図に示すような構成と
なっており、撮影レンズ(2)の後方の予定焦点面(4
)あるいはこの面からさらに後方の位置にコンデンサレ
ンズ(6)を有し、さらにその後方に再結像レンズ(8
)(10)を有し、各再結像レンズの結像面には例えば
CCDを受光素子として有するラインセンサを(12)
の面に配しである。ラインセンサ上の像は、第19図に
示すように、ピントを合わすべき物体の像が予定焦点面
より前方に結像する、いわゆる前ビンの場合、光軸(1
4)に近くなり互いに近づき、反対に後ピンの場合、夫
々光軸(14)から遠くなる。ピントが合った場合、二
つの像の互いに対応し合う二点の間の間隔は、ピント検
出装置の光学系の構成によって規定される特定の距離と
なる。したがって、原理的には二つの像の間隔を検出す
ればピント状態が分かることになる。 ところが、上記の焦点検出装置は、一定距離の同一被写
体に対して焦点検出動作を繰り返して複数回行う場合に
、距離検出方向と垂直な面内で被写体が位置を変えたり
、カメラ保持時に手振れによりカメラが微小振動したり
すると、検出結果は必ずしも一致せず、ある値を中心と
して若干のばらつきをもって分布する。すなわち、−回
の検出動作だけでは正確な焦点検出情報は得られないと
いう欠点があった。 このばらつきは、多数の受光素子からなる合焦検出素子
列の各素子の特性や配列の不均一性、処理回路の不安定
性に起因するものの他に検出素子面の照度分布(被写体
輝度分布に相当する)の測定に際して、列状に配列され
た検出素子群の配列ピッチによって合焦検出素子のもつ
空間周波数特性が決められ、ナイキストのサンプリング
定理によって決まる空間周波数よりも高い周波数成分に
ついては正しい測定ができないことや、あるいは素子と
素子との間に存在する不感帯によって被写体の輝度分布
を不連続に測定することとなり不感帯域で輝度変化があ
っても検出できないことに起因している。 そこで、距離検出方向と垂直な面内で被写体が位置を変
えたりすると合焦検出素子面上に投影される被写体像の
パターンが変化し、相対的に合焦検出素子列における被
写体像のサンプリング位置も変化するために、検出素子
の上記要因により検出結果は一致しないことが起こり、
何回も同様な測定を繰り返すと、検出結果はある値を中
心に若干のばらつきをもって分布することになる。従っ
て、−回の検出動作で得られるデフォーカス量に基づい
て撮影レンズの焦点調節を行っても、調節精度は保証さ
れない。そのようなわけで、複数回合焦状態の検出を行
うことにより複数のデフォーカス量のデータを得てこれ
らの平均値を求め、この平均値に基づいて撮影レンズの
焦点調節を行うようにした装置が特開昭56−788’
l1号公報で提案されている。しかしこの装置では、撮
影レンズを停止しておいて検出動作を繰り返し、平均値
が得られた後に撮影レンズの駆動が開始されるように構
成されているので速やかな焦点調節は行えなかった。 そこで、本願出願人は特開昭58−58508号公報に
おいて、撮影レンズを合焦位置に向けて移動させつつ焦
点検出を繰り返して行い、その際、撮影レンズの移動量
をエンコーグを用いて検出しておき、撮影レンズの移動
中に別々の位置で採取された各デフォーカス量のデータ
に撮影レンズの移動量分の補正を施して、各データをあ
る一つの位置を基準位置として採取されたものと見なせ
るデータに変換し、変換後のデータから平均値を求める
ようにした焦点調節装置を提案し屏。この提案では各デ
ータに同一の重みをもたせて平均値が算出されている。 明が しようと る 、。 ところが、このような自動焦点調節装置の焦点検出用の
ラインセンサにCCDのごとき電荷蓄積型のイメージセ
ンサを用いると、その積分時間は被写体の輝度が低くな
るにつれて長くなる。従って、CCD積分中のレンズ移
動量も被写体の明るさに応じて変化するとともに、被写
体の明るさに応じて積分中の被写体像が変化するので演
算されるデフォーカス量自体の誤差も変化する6又、レ
ンズを移動させながら被写体像を積分する方法をとると
、長時間の積分時間が必要な時は、たとえ被写体が静止
してblても、動り・てν・る像を積分していることと
同等であり、デフォーカス量の演算に誤差を発生しやす
くなる。もちろん、被写体が動いていればなおさらであ
る。 本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、そ
の目的は上述のごとき被写体の明るさによる焦点検出誤
差を改善するとともに、迅速な自動焦点調節が可能な自
動焦点調節装置を提供することにある。 間 点を ゛するための平文・f 用上記目的を達成
するために、本発明は、被写体からの光を受光する電荷
蓄積型イメージセンサから転送される蓄積電荷に基づい
て撮影レンズの焦点調節状態を演算し、その結果に応じ
て該撮影レンズのフォーカシングを行う自動焦点調節装
置において、被写体の輝度が所定以上か否かを判別する
判別手段と、該輝度が所定以上と判別されたときには、
フォーカシング中もイメージセンサの電荷の蓄積を行い
、演算された最新の焦点調節状態に応じて撮影レンズの
フォーカシングを行うとともに、該輝度が所定以下と判
別されたときには、撮影レンズの停止中にのみイメージ
センサの電荷の蓄積を行い、演算終了後に演算された焦
点調節状態に応じてフォーカシングをおこなう制御手段
とを設けたことを特徴とする。 従って、本発明によれば、被写体が明るいときは撮影レ
ンズを移動させつつ焦点検出を繰り返し行い、被写体が
暗いときには撮影レンズを停止させた状態で焦点検出を
行う。 及−(−に 本発明の実施例による自動焦点調節のためのカメラシス
テムの概略を$1図に基づいて説明する。 第1図において、一点鎖線の左側はズームレンズ(LZ
)、右側はカメラ本体(BD)であり、両者はそれぞれ
クラッチ(106)(107)を介して機構的に、接続
端子(JLI)〜(J L5)(J Bl)〜(JB5
)を介して電気的に接続される。このカメラシステムで
は、ズームレンズ(LZ)の7オーカス用レンズ(FL
)、ズーム用レンズ(ZL)、マスターレンズ(ML)
を通過した被写体光が、カメラ本体(BD)の反射ミラ
ー<108>の中央の半透光部を透過し、サブミラー(
109)によって反射されCCDイメージセンサ(FL
M)に受光されるように、その光学系が構成されている
。 インターフェース回路(112)は合焦検出モジュール
(AFM)内のCCDイメージセンサ(FLM)を駆動
したり、CCDイメージセンサ(FLM)から被写体デ
ータを取り込んだり、またこのデータをAFシコンロー
ラ(113)へ送り出したりする。 AFシコンローラ(ii3)はCCDイメージセンサ(
F L M )からの信号に基づいて、合焦位置からの
ズレ量を示すデフォーカス量1ΔL1とデフォーカス方
向(前ビン、後ピン)との信号を算出する。モータ(M
ol)はこれら信号に基づいて駆動され、その回転はス
リップ機構(SLP)、駆動機構(LDR)、カメラ本
体側クラッチ(107)を介してズームレンズ(LZ)
に伝達される。尚、スリ77’1fllft(S L
P )はズームレンズ(LZ)の被動部1こ所定以上の
トルクがかかったときにすべってモータ(Mol)にそ
の負荷がかからな〜1よう1こするものである。 ズームレンズ(LZ)において、7オーカス用レンズ(
FL)を駆動するための焦点調節部材(102)の内周
には雌へりコイ、ドネノが形成されており、これにネジ
嵌合するように、レンズマウント<121)と一体とな
った固定部(101)の外周に雄ヘリコイドネジが形成
されている。焦点調節部材(102)の外周には大歯車
(103)が設けられており、この大歯車(103)は
小歯車(104)、伝達機構(105)を介して、レン
ズ側クラッチ(106)に連結されている。これにより
、モータ(Mol)の回転が、カメラ本体のスリップ機
構(SLP)、本体側のクラッチ(107)、レンズ側
のクラッチ(106)、レンズ内の伝達機構(105)
、小歯車(104)及び大歯車(103)を介して、焦
点調節部材(102)に伝達され、へりコイドネジによ
って7オーカス用レンズ(FL)が光軸方向に直後に移
動して焦点調節が行なわれる。また、レンズ(FL)の
駆動量をモニターするためのエンコーグ(ENC)がカ
メラ本体(BD)の駆動機構(LDR)に連結されてお
り、このエンコーグ(ENC)からレンズ(FL)の駆
動量に対応した数のパルスが出力される。 ここで、モータ(Mol)の回転数をNM(rot)、
エンコーグ(ENC)からのパルス数をN1エンフーグ
(ENC)の分解能をρ(1/rot)、モータ(Mo
l)の回転軸からエンコーグ(ENC)の取付軸までの
機械伝達系の減速比をμP、モータ(MOl)の回転軸
からカメラ本体側クラッチ(107)までの機械伝達系
の減速比をμB、レンズ側クラッチ(106)から大歯
車(103)までの機械伝達系を減速比をμし、焦点調
節部材(102)のヘリフィトリードをl、 H(++
m/ rot)、7オーカス用レンズ(FL)の移動量
をΔd (mm)とすると、N=ρ・μP−NM Δd =NM・μB・μL−LH 即ち、 Δd=N・μB・μL−LH/(P・μP)・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ (1)の関
係式が得られる。 また、レンズをΔd(mm)だけ移動させたときの結像
面の移動量ΔL(ms+)と上記Δdとの比をK op
=Δd/ΔL ・・・・・・・・・・・・・・・・・
・、・・・・・・(2)で表わすと、式(1)(2)よ
り N”Kop・ΔL・ρ・μP/ (μB・μL −LH)・・・・・・・・・・・・・・
・・・・(3)の関係式が得られる。ここで、 KL=Kop/(μL−LH)・・・・・・・・・・・
・・・・(4)KB=ρ・μP/μB ・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・(5)とすると、 N=KB −KL・ΔL ・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・(6)の関係式が得られる。 尚、(6)式において、ΔLは信号処理回路(112)
からデフを一カス量1ΔL1とデフォーカス方向の信号
として得られる。また、(4)式のKLは、ズームレン
ズ(LZ)の変倍操作用ズームリング(ZR)の回動操
作により設定された焦点距離に対応してレンズ回路(L
EC)から出力される。 即ち、ズームリング(ZR)の回動位置に応じたデータ
をコード板(F CD ”)が出力し、このデータがレ
ンズ回路(LEC)に送られ、このフード板(FCD)
からのデータに対応したアドレスに記憶されているKL
のデータが直列でカメラ本体の読取回路(L D C)
で読取られる。コード板(’FCD)は、ズームリング
(ZR)の回動設定位置に対応したデータを出力するよ
う、コードパターンが定められている。また、レンズ回
路(LEC)内に内蔵され?、: ROMのような固定
記憶手段には、ズームリング(ZR)により設定される
焦点距離に対応したKLのデータが、それぞれコード板
(F CC)からのデータに対応したアドレスに予め固
定記憶されている。 また、(5)式のKBはカメラ本体での前記減速比μB
に応じて固定的に定められるデータであり、このデータ
KBはカメラコントローラ(111)he持っている。 ここで、カメラ本体側の読取回路(LDC)からレンズ
側のレンズ回路(LEC)へは、端子(JBI)(JL
I)を介して電源が、端子(J B2)(J LZ)を
介して同期用クロックパルスが、端子(JB3)(JL
2)を介して読込開始信号がそれぞれ送られる。 また、レンズ回路(LEC)から読取回路(L D C
)へは、端子(J L4)(J B4)を介してデータ
KLが直列で出力される。尚、端子(J B5)(J
L5)は共通のアース端子である。 レンズ回路(LEC)は、端子(J B3)(J L3
)を介して読込開始信号が入力すると、ズームリングの
回動設定による焦点距離に対応したKLのデータを、カ
メラ本体から端子(J B2)(J LZ)を介して入
力されるクロックパルスに同期して、直列に読取回路(
LDC)へ出力する。そして、読取回路(LDC)は端
子(JB2)へ出力するクロックパルスと同じクロック
パルスに基づいて、端子からの直列データを読み取って
並列データに変換する。 カメラコントローラ(111)は、読取回路(LDC)
からのデータKLとその内部のデータKBとに基づいて
KL−KB=にの演算を行なう。AFコントローラ(1
13)はインターフェース回路(112)からの被写体
像のデータを使ってデフォーカス量1ΔL1を求め、こ
のデフォーカス量1ΔLlと、カメラコントローラ(1
11)からのデータにとに基づいて K・1ΔLl=N の演算を行ない、エンコーグ(ENC)で検出すべきパ
ルス数を算出する。AFシコンローラ(113)は、被
写体像のデータを使って求めたデフォーカス方向の信号
に応じてモータドライバ回路(114)を通してモータ
(Mol)を時計方向或いは反時計方向に回転させ、エ
ンコーグ(ENC)からAFシコンローラ(113)C
の算出値Nに等しい数のパルスが入力した時点で、7オ
ーカス用レンズ(FL)が合焦位置までの移動量Δdだ
け移動したと判断して、モータ(Mol)の回啄を停止
させる6 以上の説明では、カメラ本体(BD)側にデ
ータKBを固定記憶させ、このデータKB%ニレンズか
らのデータK Lを掛けることによりに=KL−KB の値を算出させていたが、K値の算出は上述の方法に限
定されるものではない。例えば、KB値が互いに異なる
複数種類のカメラ本体の−・ずれに対してもズームレン
ズが装着可能な場合、ズームレンズ(LZ)のレンズ回
路(L E C)から特定のKB値を有するカメラ本体
に対応した K 1=KL−KB 1 のデータを設定焦点距離に応じて出力するようにする。 一方、この特定機種のカメラ本体では、カメラコントロ
ーラ(111)内のデータKBと、KL−KBの演算は
不要として読取回路(LDC)からのデータK 1をA
Fシコンローラ(113)へ入力しておくようにし、上
記特定のKB値とは異なる値KB2(≠KBI)を有す
る他カメラ本体に上記レンズが装着されるときは、カメ
ラコントローラ(111)内に KB 2/KB 1 のデータを持たせ、そして K 2=K 1−KB 2/KB 1=KLφKB2の
演算を行なってKL−KB 2の値を得るようにしても
よい。 特に、7オーカス用レンズ(FL)が前述のようにズー
ム用レンズ(ZL)よりも前方に配置されている前群繰
出型のズームレンズの場合には、Kopの値は K op= fl/ f ・・・・・・・・・・・・
・・・・・−・・・・・・・・・・・・・・・(7)f
1ニアオーカス用レンズの焦点距離 となり、1つのズームレンズについてのKL値またはに
値が非常に広範囲に変化する。この場合、レンズに記憶
するデータKL或いはKを、指数部のデータと有効数字
のデータ(例えば、8ビツトのデータであれば、上位4
ビツトを指数部、下位4ビツトを有効数字数とする)に
分け、カメラ本体の読取回路(LDC)で読取ったデー
タのうち下位4ビツトのデータを指数部のデータだけシ
フ)させてカメラコントローラ(111)へ入力するよ
うにすればKLまたはKの値が大幅に変化しても充分に
対応できる。 尚、上記第1図についての説明では、本発明の全体的な
機能および作用を理解しやすくするために本発明の装置
が回路ブロックの組合せによって構成されるように示し
たが、実際には、それらの回路ブロックの機能のほとん
どは、以下に述べるように、マイクロコンピュータ(以
下、マイコンと称する)より達成される。 第2図は、本実施例のカメラ内の回路を概略的に示すブ
ロック図である。− 第2図において、(MNS)は電源スィッチ、(POR
)はその電源スィッチ(MNS)の閉成に応じて後述の
AFマイコン(MC1)及び制御マイコン(MC2)の
リセットを行うパワーオンリセット回路である。(Sl
)はシャツタレリーズボタンの1段押下(半押し)によ
り閉成されるスイッチで、この閉成によって測光及び自
動焦点調節の動作が開始される。(S2)は該シャツタ
レリーズボタンの2段押下(押し切り)によって閉成さ
れるスイッチで、この閉成によって露光動作が開始され
る。(S4)はフィルムの巻き上げが完了すると閉成さ
れるスイッチである。 (MC2)は、第1図で示したカメラコントローラ(1
11)の働きをするもので、カメラのシステム全体の動
作をシーケンス的に制御するマイクロコンピュータ(以
下、制御マイコンという)である。 その端子(I1)にはスイッチ(Sl)が接続され、端
子(I2)にはアンド回路を合してスイッチ(S2 )
(S 4 )が接続されている。(O3C)はその動作
用の発振回路である。(MCI)は、第1図で示したA
Fコントローラ(113’)の働きをするもので、自動
焦点調節動作をシーケンス的に制御するマイクロコンピ
ュータ(以下、AFマイコンという)である。演算され
た焦点調節状態は表示用LED(LEDL)(LEDM
)(LEDR)のいずれかを点灯させることによってフ
ァイング−内に表示される。 (S A F/M)は自動焦点調節モード(以下、AF
モードという)と手動焦点511節モーy<以下、n。 nAFモードという)との切り換えのためのスイッチで
、閉成されるとAFモード、開放されているとnonA
Fモードとなり、そのSAF/M信号は制御マイコン(
MC2)の端子(P T 6 )に入力される。ここで
、nonAFモードには、焦点調節状態の表示のみなさ
れてレンズは移動されないFAモードと、該表示もなさ
れないM A N U A Lモードとが設けられてい
る。(SA/R)は自動焦点調節の完了後にシャツタレ
リーズを行うAF優先モードと、自動焦点調節の完了前
でもスイッチ(S2)の閉成に応じてシャツタレリーズ
を行うレリーズ優先モードとを選択的に切り換えるスイ
ッチで、閉成されるとAF優先モード、開放されるとレ
リーズ優先モードとなり、そのSA/R信号は制御マイ
コン(MC2)の端子(PT7)に入力される。 (MDR2)はフィルムの巻き上げ、巻き戻し用のモー
タ(MC2)を制御するドライバ回路で、制御マイコン
(MC2)からのMM、MN信号によってモータ(MC
2)の回覧方向、回転量を制御するものである。MM、
MN信号、!−T=−タ(MC2)の動作との関係を第
1表に示す。 (以下余白) 策−一」−一二友 (E D O)はプログラムモード/シャッタ速度優先
モード/絞り優先モード/マニュアルモードなどの露出
制御モードのうち手動により選択されたモードを制御マ
イコン(MC2)に伝達するとともに、そのモードによ
る露出制御に必要なシャッタ速度、絞り値、フィルム感
度、露出補正値などの情報をも制御マイコン(MC2)
に伝達するための露出制御設定回路である。(BSI)
(BS2)はそのデータラインである。 (LMC)は測光回路で、そのANI信号はA/D変換
用基準電圧を示し、VRI信号はアナログの測光信号を
示し、これらはそれぞれ制御マイフン(MC2)の端子
(P T 7 )(P T 8 )に入力されている。 (EXD>は制御マイコン(MC2)内で演算された適
正露出値(シャフタ速度、絞り値など)を表示する露出
表示回路で、(BS3)はそのデータラインである。(
EXC)は、制御マイコン(MC2)内で演算された適
正露出値(シャッタ速度、絞り値など)及び設定された
露出値に応じて露出制御を行う露出制御回路で、(BS
4)はそのデータラインである。 (F L S )はカメラに装着された電子閃光装置内
の回路(以下、フラッシュ回路という)を示し、この回
路(F L S )は電子閃光装置がカメラに装着され
ると、端子(STI)(Sr1)’(Sr3)(Sr4
)(S T 5 )及び(G N D )によつてカメ
ラ側の回路と接続される。このフラッシュ回路(F L
S )の詳細をw&3図に示す。 第3図は、フラッシュ回路(F L S )を示し、同
図において、(20)はメインスイッチ、(22)は電
源電池で、メインスイッチ(20)が閉成されると電源
電池(22)の電圧はDC−DCコンパータ(24)に
よって昇圧され、グイオード(26)を介して主コンデ
ンサ(28)に供給される。(GND)はアース端子で
ある。主コンデンサ(28)の充電電圧は充電モニター
回路(30)よってモニターされ、その電圧が所定量に
達すると充電完了検出回路(32)から充電完了信号が
出力され、これはアンド回路(34)を介して端子(S
T 2 )に伝達される。カメラ側では、この充電完
了信号を受けた後に、端子(S T 1 )を介して発
光開始信号を出力し、これによってトリが一回路(36
)がトリが−されて5CR(38)が導通し閃光放電管
(40)が主コンデンサ(28)のエネルギーによって
発光しはじめる。この発光開始信号は発光開始モニター
回路(42)にも入力され、この発光開始モニター回路
(42)は発光開始信号を受けると、アンド回路′t3
4)を閉じて充電完了信号の端子(S T 2 )への
伝達を阻止する6カメラ側の測光回路(L M C)に
よって適正露出に達したことが検出されると、カメラ側
から端子(S T 3 )に発光停止信号を出力し、発
光停止回路(44)はこの発光停止信号を受けて、閃光
放電管(40)の発光を停止させる。 (44)は、被写体が暗いときに電子閃光装置から焦点
調節状態検出のための補助照明を行うように閉成される
AF補補助光ベイチで、これが閉成されると端子(S
T 5 )から補助光による焦点検出のための照明が可
能であることを示すAF補助光OK信号が出力される。 そして、カメラ側でこの補助光を要すると判断した場合
は、端子(S T 4 )にAFF助光発光信号が入力
され、これによってトランジスタ(46)が導通し、補
助光用LED(48)が発光される。 第2図に戻って、(Sに)はカメラのシンクロスイッチ
、(F L B ’)は電子閃光装置の発光時間を制御
する発光制御回路である。(LEC)(LDC)は、そ
れぞれ、第1図と同様、レンズ内のレンズ回路及びカメ
ラ内の読取回路であり、カメラにレンズが装着されると
両回路は端子(J B 1 )〜(J B 5 )及び
(J L 1 )〜(J L 5 )によって互いに接
続される。図中、(VL)は電源、(RE S )は読
取開始信号、(CL)はクロックパルス、(D A T
A )はデータ、(G)はアースをそれぞれ示す6読
取回路(LDC)には制御マイコン(MC2)の端子(
S CK )からクロックパルスが入力されており、該
読取回路(L D C)は制御マイコン(MC2)の端
子(TXD)から出力されるシリアルデータ出力信号に
応じて、その端子(RXD)にレンズのデータをシリア
ルで入力する。 (FLM)は第1図図示のCCDイメーノセンサ、(I
FI)はセンサ駆動用のインターフェース回路、(MD
RI)はtltJ1図の(114)に相当し、レンズ駆
動用モータ(Mol)の駆動を制御するドライバー回路
、(E N C)は第1図と同様のエンコーダである。 第4図及び第5図は第2図の制御マイコン(MC2)の
動作を示す70−チャートである。以下この70−チャ
ートに基づいて第2図のシステムの動作を説明するが、
その前にまず本実施例で用いられる各7ラグの名称及び
その内容について第2表及び第3表に示す。 2 市1 マイコンMC2) で するフラグ第
4図において、まずスイッチ(Sl)が閉成され端子(
11)に割込信号が入力すると制御マイコン(MC2)
は動作を開始する。まず、ステップS】で、レリーズ7
ラグRLFをクリアしておく。 このフラグは、カメラの撮影モードの連続撮影(以後連
写モードと呼ぶ)と単発撮影(以後単写モードと呼ぶ)
との区別に用いるフラグである。ここで、連写モードと
は、カメラにワイングーを装着することによって一度の
スイッチ(S2)のONで続けて写真がとれるモードを
指し、単写モードとは、一度のスイッチ(S2)のON
に対し一枚の撮影ができるモードを指す。犬に82で制
御マイコン(MC2)の端子(XouL)からAFマイ
コン(MCI)にAFマイコン駆動クりックCKを供給
する。次に83でシリアル入出力動作を複数回行なって
レンズ回路(LEC)から複数のデータを取込んで、自
動焦点調節に必要な変換係数(KROM)、近赤外光と
可視光との合焦位置の補正用データ(ΔIR)、バック
フラッシュデータ(BKLSI)、AF(自動焦点調節
)又はFA(焦点調節状態表示)のための焦点検出演算
が可能かどうかを判断するためのAF用開放F値(AF
AVO)、レンズ装着の判別(LENSF)、AF用カ
プラー紬の有無(AFCF)、焦点検出可能なレンズが
どうが(FAENL)の各信号を制御マイコン(MC2
)内のメモリに保存しておく。 ステップS4では露出
制御などのための設定データを出力する露出制御値設定
回路(E D O)からのデータを取り込む。これには
、露出に関したデータと単写又は連写モードの別が含ま
れている。S5では制御マイコン(MC2)の端子(P
TI)から出力されるAFS信号を”LoI11″にす
る。これはAFマイコン(MCI)の割り込み端子(I
NTI)に入力されており、この信号の立ち下りによっ
てAFマイコン(MCI)は動作を開始する。同時に端
子(P T 2 >からのINREL信号はHigh″
としておしこれはAFマイコン(Mcl)の割り込み端
子(INT2)に入力されているが、割り込みは立ち下
りでかがるため、この割り込みはかがらない。 第4図の70−チャートではS5からSIO。 S22から83へとループしてくる場合がある。 ループ中に85を通過した場合には、何度もAFS信号
は立ち下がりINREL信号は立ち上がるが、すでにA
FS信号はLow″、INREL信号は”Higl+″
であるのでAFマイコンCMCI)へは割り込みはかか
らない。AFマイコン(MCI)の動作がスタートする
と、制御マイコン(MC2)からAFマイコン(MCI
)の動作のための設定データや、レンズからのデータが
シリアルで送られる。 制御マイコン(MC2)の端子(SCK)からのクロッ
ク信号に同期させて、制御マイコン(MC2)の端子(
TXD)からシリアルで8ビツトデータが5バイト、第
4表のような内容が出力され、AFマイコン(MCI)
の端子(TXD)に入力される。 (以下余白) 第4表 87−BOは各ビットを示す。 制御マイコン(MC2)は、AFマイコン(MC1)の
端子(pH)から制御マイコン(MC2)の端子(P
T A )へ出るDTRQ信号をデータ要求の合図とみ
て、データ出力を開始する。制御マイコン(MC2)で
はS6でこのDTRQ信号が”LoI11″になるのを
待ち、” L ow”になればS7へ進み、データを送
る。S7のAESIOはAFマイコン(MCI)へマイ
コンの動作モードを決めるためのデータを作り、シリア
ルでデータを送る部分であるが、第5図−二別ルーチン
として示しである。 第5図のステップS29から始まるAESIOのルーチ
ンの最初はまず、AFFL、RDY、DR。 AFC,FAENの各信号の入って(する制御マイコン
(MC2)の第5シリアルデータのRAMをクリアして
おく。S30,531.S32ではFAEN信号を決め
る。まずS30でレンズ回路(LEC)から米るデータ
のLENSF信号を見て、LENSF=0でレンズなし
という信号になっていれば、FAEN信号は0”のまま
S33へ進む。 レンズが装着されていてLENSF=1の場合、FAE
NL信号が”1゛すなわち焦点検出可能のレンズであれ
ば、S32へ進みFAEN信号を”1”にしておき、F
AENL信号が”0”ならFAEN信号は0″のままと
なる。 次にS33からS35″rはAFC信号を決める。 333で端子(P T 6 )に入力されるS A F
/M信号を見る。SAF/M信号は、カメラ外部からカ
メラレンズを自動焦点調節させるか否かを決めるスイッ
チで、”High”であればAFモード(カメラ本体内
で装着された撮影レンズの焦点調節状態を検出し、その
結果に応じて撮影レンズの焦点調節を自動的に行うモー
ド)、Low″であればnonA Fモードとなる。S
33でS A F/M信号が0″であれば、AFC信号
は”0”のままS36へ進み、”1″であればS34に
進みレンズからのデータのAFCF信号を見る。S34
でAFCFff号が”1″であればレンズにAF用のカ
プラー軸があるということで、S35でAFC信号を1
″にしておく。すなわち、レンズにAF用のカプラー軸
がありかつカメラの動作スイッチ(SAF/M)が閉成
されてAF側にある時に、AFC信号が”1″′になり
、これ以外は0″としておく。 836、S37でカメラの駆動モードの設定が連写モー
ドであれば、DR倍信号1”にし、単写モードであれば
DR倍信号0”のままとなる。次に838.S39でカ
メラに装着された電子閃光装置からの信号をチェックし
、電子閃光装置がカメラに取り付けられて、AF用補助
光スイッチ(44)が入っていればフラッシュ回路(F
L S )の端子(S”f”5)が”)ligl+”
状態になって端子(PTII)に入り、S38でPT1
1=”High”であれば、S39でAFFL信号を′
1″にしておく。これは、AFマイコン(MCI)に対
してはAF用補助光発光可能という信号になる。(詳細
は後述する。)S40.S41ではRDY信号をセット
する。 電子閃光装置の充電が完了すればフラッシュ回路(F
L S )の端子(S T 2 )がHigh”状態に
なり、これが端子(PT9)に入力されて〜するので5
40でPT9=″High”であればS41に進みRD
Y信号を”1”にセットする。この信号も後述する補助
光を用いる焦点検出時(以下、補助光AFモードという
)に使用する。そして、S42でレンズから送られてき
たデータをAFマイコンCMCI)へ送り出すためにシ
リアル転送用レノスタにセ・7トする。S43ではシリ
アル転送開始のためのC3AF信号をHiII”にする
。これは、AFマイコンCMCI)からのシリアル転送
要求のDTRQTR上返答したものでC3AF信号がH
igb″になると、AFマイコン(MCI)がシリアル
データの取り込みを始める。そして、S44で8ビ・ノ
ド5バイトのデータをAFマイコン(MCI)へ転送す
る。S45でC8AF信号”Low″にもどしてシリア
ル転送が終了する。 次に第4図のメインルーチンにもどって、次のステップ
S8へ進む。ここでは測光回路(LMC)から、測光出
力のANI信号とA/D変換用基準電圧のVRI信号と
を取り入れて、測光出力をA/D!換し、露出演算に必
要なデータとして用意しておく0次に89で定常光用、
7う・ノシュ光用の露出演算を行う。次のSIOでは制
御マイコン(MC2)の端子(I2)が”Low”にな
っているかどうかをチェックし、レリーズされたかどう
かを見る。シャッタがチャージされ、スイッチ(S4)
がONの状態でレリーズボタンが2段押しされ、スイッ
チ(S2)がONになれば、端子(I2)はL0w”に
なりでいるはずである。端子(I2)が”High”で
あれば、レリーズされていないので625へ進む、S2
5ではレリーX7ラグRLFをクリアしでおく、そして
、ステップ62Gでは電子閃光装置から充電完了信号が
きているかどうかを1!す別口、充電完了信号がきてい
る場合にはS27に進み7う7シユ光撮影用データを表
示部(EXD)に送り、充電完了信号が米でいなければ
828に進み定常光撮影データを表示部(EXD)に送
って表示しステップ322に移行する。そしてステップ
S22ではスイッチ(Sl)が閉成されたままで端子(
11)がLow”になっているかどうかを判別してLo
II+″になっていればステップS3に戻って前述と同
様の動乍を繰り返す。 =−力、ステノブS22で端子(11)が’High″
になっていることが判別されると、S23へ進み、l〜
Fマイコン(MCI)の動作をスト7プさせる。 スト7プのさせ方は、AFマイコン(MCI)の端子(
INTI)にAFS信号で割り込みをかける。 A F S信号によるAFマイコン(MCI)のスター
トと、AFS信号によるストップのためのわりこみと区
別するために、ストップ用割り込みは立ち下がり後50
μs未満で再び立ち上がるようにしている(第17図(
B)参照)。なお測光のみの70−826〜528から
割り込みがかかる時はAFS信号は”Low”であるの
で、ストップ信号は一旦”High″どなってから立ち
下がり、レリーズの70−Sll〜821から割り込み
がかかる時はΔ’ FS信号は”Higl+”である
のでストップ信号はその立ち下がりとなる。この割り込
みによってAFマイコン(MCI)はストップモードに
入り、自動焦点調節動作も止まる。S24では表示部(
EXD)の露出表示を消し、制御マイコン(MC2)は
動作を停止する。 犬に測光を繰り返し、70−がループしている最中にレ
リーズされれば、端子(工2)がL ow”となる。す
ると310のチェックで今度はS11へ進む。次にレリ
ーズ7ラグRLFをチェックし1であればS26へ進む
。これは、単写モードで1度レリーズされていればS2
1〜S22でレリーズ7ラグRLFが1にセットされて
おり、し1)−ズボタン2段押しでスイッチ(S2)が
ONになっている状態のままでは、再びレリーズされな
い。 一方、スイッチ(Sl)をONにしたままスイッチ(S
2)を0FFL=た場合には、ステップS 10 #−
らS25へ進み、レリーズフラグRLFがクリアされる
。すなわち次に再びスイッチ(S2)がON−二なっr
こ場合には、S11から812へ進みレリーズされるこ
とになる。 犬に612で、端子(P T 7 )に入力されている
AF優先/レリーズ優先の切り換え信号をチェックする
。ここでAF優先モードとは、スイッチ(S2)をON
にしていても自動焦点調節でピント合わせが完了して初
めてレリーズをするモードで、レリーズ優先モードとは
、自aS点調節中ピントが合わな(でもスイッチ(S2
)が閉成されればいつでもレリーズするモードである。 S12ではSA/R信号が”High”であればAF優
先モードとなりS13へ進み、AFE信号をチェックす
る。 これは、APマイコン(MCI)の端子(PI3)から
出力される信号で、AFマイコン(MC2)が焦点検出
して合焦であると判断した時にHigl+”になる信号
である。S13は合焦状態かどうかを判断していること
になる。そして、合焦であればAFE信号は′1″であ
りS14に進み、レリーズに入る。S13でAFE信号
がθ″であれば326へ行きレリーズされない。一方S
12でレリーズ優先モードであればS14へ進みレリー
ズされる。 S12でチェックするSA/R信号は、カメラに取り付
けられているスイッチの手動選択に応じた信号であるが
、これは又、不図示のセルフタイマースイッチにも連動
されており、セルフタイマーが起動されると、AF優先
モードの状態にスイッチがあっても、レリーズ優先モー
ドに切り換わる。 セルフタイマ一時はレリーズ優先モードとなるわけであ
る。なおセルフタイマー使用時は、S14と315の間
に不図示のセルフタイマー用時間待ち、例えば、10秒
間の時間待ちが入る。又、端子(P T 7 )には、
カメラボディに設けられたスイッチ(SA/R)が接続
されているが、これをカメラボディの外部へ出して、外
部コントローラ(例えばコンFローラプル裏ぶな)或い
はリモコン用のレシーバ−等にゆだねてもよい。 次に314ではAFマイコン(MCI)に対し端子(P
T2)からレリーズしたというINREL信号を出す。 I NREL信号はAFマイコン(MC1)のわりこみ
端子(INT2)に入力され、この信号の立ち下りによ
って割り込みがかかり、AFマイコン(MCI)は、レ
リーズルーチンへ飛フ。 そして自動焦点調節中でレンズ駆動中であっても動作を
止めて、表示も消し、レリーズ終了を待つ。 S14では、犬のレリーズ終了と、AFマイコン(MC
I)の動作開始に備えて、AFS信号を”High”に
しておく。次にステップ315に移行して7ラノシユ回
路(FLS)から充電完了信号が入力しているかどうか
を端子(P T 9 )を見て判別し、入力されていれ
ば31Gへ進み閃光撮影用の露出制御データを露出制御
回路(EXC)に送り、充電完了信号が入力していなけ
ればS17で定常光用の露出制御データを露出制御回路
(EXC)に送る。 そして、818で露出制御動作を開始させる。 露出制御回路が終われぼS19でフィルムの自動巻き上
げ動作を行う。そして、S20.S21で前述したレリ
ーr7ラグRLFを、単写モードの時に1″をセットし
S22へ進む。そして依然としてスイッチ(Sl)が閉
成され、制御マイコン(MC2)の端子(11)が”L
ow”であればステップS3に移行してデータ取り込み
、演算・表示動作を繰り返し、スイッチ(Sl)が閉成
されてなければ前述のステップS23に移行して前述と
同様の動作を行なった後、制御マイコン(MC2)は動
作を停止する。以上で、制御マイコン(MC2)の70
−の説明をおわる。 第6図は、本実施例のインターフェース回路(1Fl)
の詳細を示す回路図である。以下、この回路についてそ
の動作と共に説明する。 シャツタレリーズボタンの一段押しで閉成されるスイッ
チ(Sl)のONが制御マイコン(MC2)によって検
知されると、制御マイコン(MC2)からの信号に応じ
てAFマイコン(MCI)は焦点調節の動作を開始する
。 まず、AFマイコン(MCI)からのros信号が”L
ow”にされ、AFマイコン(MCI)からインターフ
ェース回路(IFI)へ向がってNBφ〜NB3の信号
が出力される方向のゲートが開く。そして、AFマイコ
ン(MCI)からCCDイメージセンサ(FLM)にパ
ルス状の積分クリア信号ICGがNB2の信号として出
力され、これによりCCDイメージセンサ(Fl、M)
の各画素が初期状態にリセットされると共に、CCDイ
メージセンサに内蔵された輝度モニター回路(MC)の
出力AGCO8が電源電圧レベルにリセットされる。又
、ΔFマイコン(MCI)はこれと同時に端子(NB5
)から”High”レベルのシフトパルス発生許可信号
S HE Nを出力する。そして、積分クリア信号IC
Gが消えると同時に、CCDイメージセンサ(FLM)
内の各画素では光電流の積分が開始され、同時に輝度モ
ニター回路(MC)の出力AGCO8が被写体輝度に応
じた速度で低下し始めるが、CCDイメージセンサに内
蔵された基準信号発生回路(R3)からの基準信号出力
DO3は一定の基準レベルに保たれる。AGCコントロ
ーラ(406)はAGCOSをDO3と比較し、所定時
間(焦点検出時には100 m5ec、 )内にAGC
OSがり。 Sに対してどの程度低下するかによって、利得可変の差
動アンプ(408)の利得を制御する。又、AGCコン
トローラ(406)は積分クリア信号ICGの消滅後、
所定時間内にAGCOSがDO6に対して所定レベル以
上低下したことを検出すると、その時”Higb”レベ
ルのTINT信号を出力する。このTINT信号はアン
ド回路(A N )及びオア回路(OR1)を通ってシ
フトパルス信号出力回路(410)に入力され、これに
応答してこの回路(410)からシフトパルスSHが出
力される。 又、TINT信号はオア回路(OR2)を通ってNB4
信号としてAFマイコン(MCI)に取り込まれ、AF
マイコン(MCI)はこの信号によってCCDイメージ
センサの積分終了を知る。このシフトパルスSHがCC
Dイメージセンサ(FLM)に入力されると、各画素に
よる光電流積分が終わり、この積分値に応じた電荷がC
CDイメージセンサシ7トレノスタの対応するセルに並
列的に転送される。一方、AFマイコン(MCI)から
のタロツクパルスCLにもとづいて、センサ駆動パルス
発上回路(412)からは位相力弓80°ずれた2つの
センサー駆動パルスφ1.φ2が出力され、CCDイメ
ージセンサ(FLM)に入力されている。 CCDイメージセンサ(FLM)はこれらのセンサ駆動
パルスのうち、φ1の立上りと同期してCODシフトレ
ノスタの各画素の電荷を1つずつ端から直列的に排出し
、画像信号を形成するO8信号が順次出力される。この
O8信号は対応する画素への入射光強度が低い程高い電
圧となっており、減算回路(414)がこれを上述の基
準信号DO6から差し引いて、(DO3−OS)を画素
信号として出力する。尚、積分クリア信号ICGの消滅
後TINT信号が出力されずに所定時間が経過すると、
APマイコン(MCI)は端子(NBφ)から”Hig
l+”レベルのシフトパルスi生指令i号sHMを出力
する。したがって、積分クリア信号ICGの消滅後盾定
時間経過してもAGCコントローラ(、s t) 6
)から”High″レベルのTINT信号が出力されな
い場合は、このシフトパルス発生指令信号SHMに応答
して、シフトパルス発生回路(410)がシフトパルス
SHを発生する6一方、上述の動作において、AFマイ
コン(MCI)はCCDイメージセンサの第7番目から
第10番目までの画素に対応する画素信号が出力される
ときに、サンプルホールド信号S/Hを出力する。CC
Dイメージセンサのこの部分は暗出力成分を除去する目
的でアルミマスクが施され、CCDイメージセンサの受
光画素としては遮光状態になっている部分である。一方
、サンプルホールド信号によりで、ピークホールド回路
(416)はCCDイメージセンサのアルミマスク部に
対応する出力O8とDO8との差を保持し、以降この差
出力と画素信号とが可変利得アンプ(408)に人力さ
れる。そして、可変利得アンプ(408)は画素信号と
その差出力の差をAGCコントローラ(406)により
制御された利得でもって増幅し、その増幅出力がA/D
変換器(418)によってA/D変換された後、画素信
号データとしてAFマイコン(MCI)に取込まれる。 画素信号データが取り込まれる時は、AFマイコン(M
CI)からの信号IO3が”Higb”になり、インタ
ーフェース回路(IFI)からAFマイコン(MCI)
へ向かってNBφ〜NB3の信号が出力される方向のデ
ートが開く。A/D変換回路(418)のA/D変換は
8ビツトで行なわれるが、AFマイコン(MCI)へは
上位、下位の4ビツトずつ転送される。この上位と下位
の4ビツトの切り換えタイミングはEOC信号によって
行なっている。EOC信号はTINT信号とオア回路(
OR2)でオアなとられで、NBA信号としてAFマイ
コン(MCI)へ入力される。AFマイコン(Mci)
は、このNB4B2O3High″状態、”Low”状
態のタイミングによってNBφ〜NB3から画素信号デ
ータを取り込むことになる。又、このNBφ〜NBaか
らは、画素信号データの取り込みが開始される前に、A
GCコントローラ(406)からAGCデータも取り込
むようになっている。 このAGCデータは、後述するように、判定レベルとし
てf史われる。なお、ほかに、AFマイコン(MCI)
の端子(NBI)から出力されるSφ倍信号、CCDイ
メージセンサのイニシャライズと、被写体光を積分する
通常動作とを切り換えるための信号である。 このi、AFマイコン(MCI)は、この画素信号デー
タを内部のメモリに順次保存するが、イメージセンサの
全画素に対応するデータの保存が完了すると、それを用
いて所定のプログラムに従って焦点ズレ量及びその方向
を算出し、表示回路にそれらを表示させると共に、一方
ではレンズ駆動装置を焦点ズレ量及びその方向に応じて
駆動し、撮影レンズの自動焦点調節を行う。 本実施例においては、CCDイメージセンサ(FLM)
の積分、データグンブ、及び合焦検出演算が(り返し行
なわれており、精度の向上がはかられている。 第7図〜第16図は、AFマイコン(MCI)の動作を
示す70−チャートである。まず、第5−1.2.3表
にこの70−チャート内で使用するフラグを示しておく
。 (以下余白) 、5−I AFマイコンMCI) で史用するフ
ラグ(以下余白) AFマイコン(MCI)の動作のスタートとしては4つ
の入口がある。つまり、電源投入時すなわち第2図のA
Fマイコン(MCI)の端子(CLRl)にRES信号
が米だ時にスタートするrREsETJ(第7図のステ
ップ#1)、制御マイコン(MC2)の端子(PTI)
からAF動作(自動焦点調節動作)又はFA動作(焦点
検出動作)をスタートすべく出すAFS信号がAFマイ
コン(MCI)の端子(I NT 1 )に入力される
ことによりスタートするrINTlsJ(第7図のステ
ップ#8)、制御マイコン(MC2)の端子(PT2)
からAFマイコン(MCI)ヘレリーズしたことを知ら
せるべく出すINREL信号がAFマイコン(MCI)
の端子(INT2)に入力されることによりスタートす
る[工NT2SJ(18図のステップ#27)、エンコ
ーダ(ENC)からのPS信号がAFマイコン(MCI
)の端子(INT3)に入力されることによりスタート
するrINT3SJ(第16図のステップ井252)が
これら4つに当たる。自動焦点調節動作の70−のメイ
ンルーチンは第7図のステップ#8の「INT I S
Jから始まり第9図のステップ#33のrAFsTAR
TJ、第10図のステップ井44のl”CDINTSJ
を通り、第11図のステップ#86のrMAINIJへ
流れる。rMAINIJからは大きく分けて3つに分か
れ、第13図のステップ#165のrLOWcONJか
ら始まる被写体のコントラストが低いローコントラスト
時の70−と、第14図のステップ#238のrLsA
VEJから始まる補助光AFモード(暗(て焦点検出が
不可能な時に、補助光用LED(48)で被写体を照明
して焦点検出をするモードのこと)時の7α−と、第1
1図のステ7プ#91のrNL。 C11から始まる被写体のコントラストが充分に高い通
常AFモード時の70−とになる。又サブルーチンとし
ては第15図のステップ#241のrsIO3ETJで
始まる制御マイコン(MC2)からのシリアルデータを
入力し処理する70−と、Ml 4UtJのスfッ7”
#196のrCKLOCKJ’rら始まるレンズの終端
位置を判断処理する70−とがある。以下このフローチ
ャートに基いて本実施例における自動焦点調節動作(以
下AF動作という)及び焦点検出動作(以下FA動作と
いう)を説明する。 まず、電源スィッチ(MNS)の閉成に応答してパワー
オンリセット回路(FOR)がらりセット信号RESが
出力され、このリセット信号で制御マイコン(MC2)
が特定番地から動き出す。これと同時に制御マイコン(
MC2)の端子(Xout)からクロックパルスCKが
出力される。これはAFマイコン(MCI)の端子(X
in)に入力される。制御マイコン(MC2)からの
クロックパルスCKのもとでリセット信号RESが端子
(CLRI)に入力されるとAFマイコン(MCI)が
ステップ#1のrRESETJからスタートする。ステ
ップ#1は7a−チャート内で使用している全7フグ(
第5−1.2.3表)をすべてクリアしている。各7ラ
グは0″が初期状態になるようになっている。 ステップ#2からは、制御マイコン(MC2)がらAF
?イ:y ン(MC1)ニ対して、AF又ハF” A
rBJ作を停止させるために、後述のようなストップ信
号を出力するが、このストップ命令が入ってきた時にも
このステップ#2を通る。 ステップ#2(以下「ステップ」を省略する。)は端子
(PI3)に入力される端子(Sl4)の信号を″Lo
g″状悠に落とし補助光用LED(48)による照明を
切っている。これは補助光AFモード時に補助光発光中
、スイッチ(Sl)を開放して、焦点検出動作を停止す
る時にその発光を中止するためである。#3は、AF又
はFA動作での焦点調節状態表示又はデフォーカス方向
表示を消している。 ここでは、端子(P32)〜(P2O)にそれぞれ”H
igh”を出力して消すが、これは各端子を入力モード
にすることにより行つている。この方法で表示を消して
も、表示していた出力状態は出力ポートレジスタにメモ
リされており、このポートを出力モードにすればメモリ
していた内容を再び表示することができる。後にこれを
利用する。 井4ではレンズを停止させる。なお、ここでは7’l/
−キはかけない。これはAFマイコン(MC2)の非動
作中では、レンズにブレーキをかけず比較釣手で動きや
すくするとともに、省電を考えてのことである。AFマ
イコン(MC2)からドライバー回路(MDRI)に入
力されるレンズ用モータ駆動信号MC%MR,MF、M
Bのコントロールについては第6表に上げたようになっ
ており、端子(PO2)〜(POO)の信号MR,MF
、MBを”High”状態にすれば、電気的ブレーキが
かがらず、モータ(MOI)への通電が切れレンXが止
まる。 (以下余白) 6表 レンズ モータ 、戸 尚、第6表において、車は”H″″L″のいずれでもよ
いことを示す。 (以下余白) 井5ではレリーズ動作中もしくは補助光AFモーI’中
に制御マイコン(MC2)からスト・ノブ命令が米だ時
に、これら状態を今後も解除すべく、レリーズ7ラグ(
第5−1表のレリーズF)及び補助光モードフラグ(第
5−2表の補助光モードF)をクリアするステップであ
る。#6は、次の70−のスタートのための割り込み状
態を決めるためのフントロールで、AFマイコン(MC
I)の動作がストップした後に、#8のlNTl5から
もしくは#28のINT2Sからのスタートを許してい
る。しかし、実際は、カメラとしては不図示のシャツタ
レリーズボタンの1段押しにより第2図のスイッチ(S
l)が閉じて制御マイコン(MC2)からTNTIに割
り込みがかかり、該シャツタレリーズボタンの2段押し
によりスイッチ(S2)が閑じてINT2にレリーズの
割り込みがかかるようになっているため、次の70−チ
ャートのスタートは#8の[I NT I SJになる
。#7でAFマイコン(MCI)はストップモードに入
る。ストップモードとはAFマイコン(MCI)が省電
モードに入り動作を停止することである。この時各端子
の状態は、PI3だけが”Low″で他は”High”
となっており補助光照明用LED(48)は消灯し、表
示用LED(LEDL)(LEDM)(LEDR)も消
灯しているとともに、レンズはストップ状態にあり、イ
ンターフェース回路(IFI)も停止状態となっている
。この状態で次の制御マイコン(MC2)からの端子(
INTI)への割り込みスタートを待っている。 次に、前述の70−チャート第2番目の入口である#8
の[I NT I SJの説明に移る。この「lNTl
5Jからの割り込みスタートは、AFマイコン(MCI
)の全70−中において割り込み禁止状態にはなってお
らずいつでも割り込みを受は付ける。この入口は3つの
割り込みの役割を果している。1つはAF又はFA動作
のスタート、2つ目はAF又はFA動作の停止、3つ目
はし、リーズ直後の焦点調節状態表示復帰動作及び連写
モード時の動作がある。これら3つの区別について述べ
る。1つ目と2つ目の区別は端子(TNTI)への入力
信号によって区別している。すなわち第17図(A)の
ようにAF又はFA動作のスタートにはAFS信号がH
igh″がらLow”へ立ち下りS″Low”が50μ
s以上続くことが必要である。AF又はFA動作の停止
についてはtJ417図(B)のようにAFS信号がH
igl+″から”L ow”へ立ち下がったあと、50
μs未満にLow”から”High”へ立ち上がること
を必要としている。第3番目の動作と、1つ目の通常A
F又はF、A動作との区別は、フラグを使用している。 後述のレリーズ割り込みがくれば、レリーズ中の70−
の中でレリーズフラグ(レリーズF)をたて次の「I
NT I SJのスタートの中でこのフラグがたってい
るかどうかをチェックして区別している。これらを含め
て順次#8がら説明する。井8で、スタート時はlNT
l、INT2以外の割り込みを禁止する。禁止されてい
るのはINT3のイベントカウンタ割り込みと、70−
チャート上では示してないが、表示用LEDの点滅表示
の周期を決めるタイマーの内部割り込みがある。#9は
使用しているフラグをクリアするところであるが#15
からのAFSINR中でこれまでの状態として使用する
2つの7ラグ、すなわちスキャン禁止フラグ(第5−1
表のスキャン禁止F)と、前回ローフンフラグ(第5−
1表の前回ローコンビ)はクリアしていない。スキャン
禁止フラグをクリアしないのは、連写モードの場合でも
、スイッチ(Sl)をオフしない限り、単写モードと同
じく一度被写体のコントラストが焦点検出に充分あって
、デフを一カス量の計算ができたことがあるか、又は、
一度ローコンスキャンをしたことがあれば、新たなロー
コンスキャンをさせないために、このフラグを残してい
る。又、前回ローコンフラグをクリアしないのは井15
から始まるレリーズ後のAFS信号による割り込み70
−である[AFsINRJの中で、レリーズの後もスイ
ッチ(Sl)をオンしたままであればレリーズ前の状態
の焦点検出演算結果の表示を復帰表示させておくために
クリアしていない。すなわちレリーズ最中はLEDによ
るデフォーカス方向の表示をいったん消し、レリーズ動
作が終われば、再び表示するということをしているので
、そのため低コントラストでLEDが点滅表示していた
かどうかを判別するための7ラグを残しておくのである
。 次の#10で50.IJs時間待ちをし、「lNTl5
]に入った割り込みがAF又はFAストップ割り込みで
なかったかを#11の所で見にいく。ここでAFマイコ
ン(MCI)の端子(INTI)に入っている信号が、
第17tXl(A)のようであればAFS信号はLow
”であるので#12へ進み、第17図(B)のような信
号であればAFS信号はHigI+”となって#2のス
トップモード処理70−1’−3TPMDJの方へ進み
AFマイコン(MCI)の動(ffは停止する。#12
ではレリーズ後のAFS信号による割り込み70−rA
FSINRJへ進むか最初のAFS信号の割り込みによ
るのかを区別する。 すなわちレリーズフラグ(レリーズF)がたっていれば
、#15のrAFsINRJへ進みレリーズフラグ(レ
リーズF)がたっていなければ次のステップ#13へ進
む。#13ではAFマイコン(MC1)の各端子のイニ
シャライズを行なう。すなわち、補助光AFモード時の
補助光発光端子(PI3)のみを”Low″にし、他の
端子は”High”にしておく。もっともAFマイコン
(MCI)がこれまでストップモードに入っている状態
から、割り込みスタートでこのステップへ米ている時に
は各端子は同じ状態のままであり、すなわち端子(PI
3)のみがL oIfl”で池はHigb”のままであ
る。 次に井14では#9でクリアしないでおいたスキャン禁
止プラグと前回ローコンフラグを改めてクリアしてお(
。そして次に#33のjA F S TARTJへ進む
。このあと焦点調節状態を検出し、その結果に応じてレ
ンズを駆動させ、焦点調節状態表示を行う。焦点調節状
態表示とは表示用LED(LEDL)(LEDM)(L
EDR)の入力信号のLLとLRがHiFIh”、LM
fJf″L ow”で緑色のしEDを点灯させることで
あり、この表示を見てスイッチ(S2)を閉成すれば、
又は(Sl)と(S2)を閉成した状態で自動焦点調節
を行わせてピント合わせ動作が完了すれば、制御マイコ
ン(MC2)はレリーズ動作を開始し、同時にAFマイ
コン(MCI)へレリーズをしたことを知らせる割り込
み信号INRELが出力される。AFマイコン(MC1
)は、端子(INT2)でこれを受けるので、レリーズ
の割り込みがかかる。これが第8図の井27のrINT
2sJから始まる70−である。 #27ではまずlNTl、INT2以外の割り込みを禁
止する。次に#28で端子(S T 4 )からの信号
をLow”にし、補助光照明を消している。 これはレリーズ優先モード時のみ必要でAF優先モード
の場合には必要ないステップである。なぜならAF優先
モードの時にはピント合わせが終わっており、すでに補
助光照明は消えているためである。#29も同様にレリ
ーズ優先モード時のみ必要なレンズ用モータ(Mol)
をストップさせるステップである。ここではモータ(M
ol)にブレーキをかけていない。これは、レリーズ優
先モードの時には合焦状態になってからレリーズされる
とは限らずその手前でレリーズされることもありうるの
で、合焦位置に向かってレンズが動いている途中でレリ
ーズされた時、その非合焦点でモータ(Mol)にブレ
ーキをかけてレンズを止めてレリーズするよりは、ブレ
ーキをかけずに止め、いくらかでも惰性でレンズを移動
させ、すこしでも合焦位置に近い所でレリーズされた方
が、より1写真が撮れるということが多いためである。 次の#30で焦点調節状態表示又はデフォーカス方向表
示を消す。これは1@し7レツクスカメラでのレリーズ
中は、ミラーが上がり、ファイング−内はまっ黒になっ
ている。ここで表示だけつけていても意味がないばかり
か、フィルム露光中に、不必要な光がカメラ内部で出力
されているのは好ましくないためである。 次に#31でレリー′j:フラグ(レリーズF)を”1
″にし、レリーズされたことを7ラグとして残す。あと
は井32で、lNTl又はINT2の割り込み待ちとな
る。ここで続けてレリーズ割り込みが米ると再び#27
のrINT2SJから始まる。 第2図のスイッチ(Sl)を閉成したままスイッチ(S
2)の開閉を繰り返している場合がこれに当たり、レン
ズを駆動させないで合焦位置で固定しているというAF
ロック状態でレリーズを繰り返していることと同じであ
る。スイッチ(S2)を閉成してレリーズしたあと、ス
イッチ(Sl)を閉成したままだと、制御マイコン(M
C2)の70−チャートにあるように、再びAFS信号
がAFマイコン(MCI)に入りlNTlの割り込みが
かがる。 すると、#8の[I NT I SJからの70−は、
今度はレリーズ7ラグRLFに1がたっているのでtJ
&7図の#15のrAFSINRJの方へ進む。ヰ15
からのステップは後に説明する。 次にスイッチ(S2)を閉成してレリーズしたあと第5
図の70−にあるようにスイッチ(S 2 )(Sl)
を共に開放した場合は、今度は制御マイコン(MC2)
からはAFマイコン(MCI)のストップのためのAF
S信号がAFマイコン(MCI)に入り、lNTlの割
り込みがかかる。あと前述したような70−でAFマイ
コン(MCI)はストップモードに入り、再び次の割り
込みが来るのを待つことになる。 ユニでレリーズ後のAFS信号による割り込みスタート
の70−の説明に入る。入口は第7図の#8の1−IN
TISJであるが今度はレリーズ7ラグRLFが1にな
っているため、#12で分岐して#15のl’−AFS
INRJの方へ進む。ここではまずこのフローを通過し
たということでレリーズフラグ(レリーズF)をリセッ
トする。次に#16で制御マイコン(MC2)からシリ
アルデータを入力する。ここでシリアルデータを入力す
るのは、AFマイコン(MCI)の動作モードが変更さ
れていないかチェックするためである。この#15 #
−ら始まる「AFSINRJへ米る70−は、レリーズ
された後に米る70−であるが、このレリーズ中やその
寸前で動作モード(すなわちAFモード/FAモード/
MANUALモードの各モード、又AFモードでも単写
モード/連写モードの別)が切り換えられれば、そのモ
ードに応じた動作に変わらなければならない、#16は
このモードの情報を制御マイコン(MC2)から入力す
るためのステップである。この#16は、サブル−チン
で第15図の#241から始まるrsIO3ETJの7
0−を流れる。ここでは各モードのチェ2りをし、モー
ドの7ラグを操作する。まず、#241では制御マイコ
ン(MC2)に向かって端子(Pil)のDTRQ信号
を”Low″′にし、シリアルデータを要求する。する
と制御マイコン(MC2)はDTRQ信号を見て第4表
のようなシリアルデータを送ってくる。AFマイコン(
MCI)側では、井242でこのシリアルデータを入力
し、# 243でDTRQ信号をHigh”にしておく
。シリアル通信で送られてくるデータは、AF用開放F
値AFAVO、レンrlK動用デフォーカス量−パルス
カウント変換係数KROM、補助充用赤外AF補正用デ
ータΔIR,レンズ駆動反転時バックラッシュ補正用デ
ータBKLSH,補助光OK信号AFFL、7ラツシユ
用充電完了信号RDY、連写/単写モード信号DR1A
Fカプラー軸付しンズ信号AFC,FA可/不可信号F
AENの9種である。各々の情報はシリアル通信で送ら
れてくるとAFマイコン(MCI)のRAMに保存され
、必要に応じて、そのRAMの内容を参照することとな
る。各情報の使用については追々70−チャート説明上
で述べることとする。 #244から各モードのチェックをする6#244では
AF用開放F値AFAVOを調べる。焦点検出用受光素
子には使用可能限界があり、レンズの開放F値が小さい
と射出瞳で該焦点検出用受光素子への入射光がけられ、
正しい焦点検出演算ができなくなる。焦点検出不能とな
るような単体レンズを作らないとしてもコンバーターレ
ンズ等の組み合わせによって、焦点検出限界F値を超え
てしまうこともある。例えば今、焦点検出用受光素子の
焦点検出限界F値を7.0とすると、AF用開放F値5
゜6のレンズは焦点検出可能だがこれに2倍のテレコン
バータ−を取り付けると、F値は11.2となり焦点検
出不能になってしまうということである。ここでAF用
開放F値というのは、レンズの絞りが絞られていない状
態のF 値ではあるが、ズーミングや7を一力シングに
よってF値が変化するレンズの場合でも焦点検出用受光
素子がけられていないということを判断するための情報
であるためにズーミング、フォーカシングで変化するF
値ならその内で一番小さい開放F値が入っている。#2
44でAF用開放F値AFAVOがF値にして7.0よ
りも大きければ井251の方へ進み、AFモードフラグ
(第5−1表のAF、F)を1′″にし、!ら!:15
0rFAモード7ラグ(第5−1表のFA、F)も1”
にし、MANUALモードになったというフラグ状態に
して第7図の#16へもどる。AF用開放F値AFAV
Oが7.0よりも小さければF値については焦点検出可
能なレンズということで#245へ進む。 #245ではこれまでAFモードであったかどうかのチ
ェックをする。AFモードフラグが、”O″′であれば
これまでAFモードであったということで#246へ進
み、1″であればAFモードでなかったということでF
AモードかM A N U ALモードかをチェックを
する。#246はAF用カプラー紬があるかいなかをチ
ェックするステップで、AFCM号が1”なら軸がある
のでこのままAFモードで進み、0”であれば軸がない
ので自動焦点調節できないということで#247に進み
、AFモードフラグに1”をたてる、AF用カプラー柚
とはカメラボディ内のモータ(Mol)がらレンズの7
を一カシング機構に動力を伝達するための袖のことであ
る。 第15図の#248では焦点検出可能なレンズか否かの
チェックをし焦点検出可能ならFA7ラグ(FA、F)
を”O″にしてFAモードとなり、焦点検出不可ならF
Aフラグを1″にして、AF7ラグの1″と共にMAN
UALモードという判断になる。ここでFAEN=1の
時というのは、カメラボディにレンズが装着されていて
なおかつ焦点検出の可能なレンズということである。こ
れ以外はF A E N ii″0”となっている。焦
点検出不可能なレンズとはAF用開放F値が小さくても
焦点検出できない反射望遠などのレンズや、収差が極端
に大きくなってしまうシフトレンズやパリソフトレンズ
等特殊なレンズのことであるにのサブルーチンではFA
モードからAFモードへの変化は見でいないがこれは、
後の第11図のステップ#86で見ることになる。 さて、第15図のサブルーチンはリターンして次のステ
ップ#17へ進む。ここでAFモードかどうかを見て、
AFモードであれば井19ヘステンプし、AFモードで
なければ#18でFAモードか否かのチェックをし、F
Aモードでもなければ#36のrMANUALJ70−
へ進む。 #19では表示復帰のための前回までの状態を見てレリ
ーズ前の状態がローコントラストであったならば、#2
0でローコン表示を復帰させる。 a−コン表示とは、焦点調節状態表示用LED(’LE
DL)(LEDM)(LEDR)の3つのうちの両端(
LEDL)(LEDR)を2Hzでオン−オフを繰り返
して点滅させる表示である。ローコントラストでなけれ
ば#21で焦点調節状態又は方向表示を復帰させる。レ
リーズ前までの表示内容は、表示レジスタに保存されて
いるので、ポートを出力モードにすればこれまでの表示
が復帰する。井22では、AFモードフラグ(AF、F
)によってAFモードか否かのチェックをし、AFモー
ドではなくてFAモードであれば、#39の[CDIN
TAJへ進み繰り返し焦点検出を行う。従って、FAモ
ード時はレリーズ後に第2図のスイッチ(Sl)がオン
であれば続けて焦点検出し表示するということになる。 AFモード時は、#23でDR信号に基づいて単写モー
ドが連写モードがを見て、DR=0であれば単写モード
であり#25で端子(PI3)のAFE信号をHi[r
l+″にする。この信号は、自動焦点調節動作が終わっ
てピントが合ってレリーズ可の状態にあるという情報を
制御マイコン(M C2)へ知らすためのものである。 シャツタレリーズボタンが2段押しまで押されている場
合、制御マイコン(MC2)は、AF優先モードの時は
、この信号を見て”High”であればレリーズを許可
し、Low”であればレリーズ不可にしている。すなわ
ち単写モードであれば、一度合前してレリーズしたあと
そのままレリーズ1段押しのまま(スイッチ(Sl)O
Nのまま)、AFS信号等の割り込みが入らないと、#
15からの「AFSINRJの70−を進み、#25で
AFE信号がHigh”になるので、このまま被写体の
位置をかえると、たとえ非合焦状態であってもレリーズ
できる。なおこの時は次の#26でレリーズのIFI
’) 込みかAFマイコン(MCI)のスト・ノブの割
り込みを待つことになっているので、レンズは駆動しな
い。このシーケンスのことをl’−AFロック」と呼ぶ
ことができる。 一方連写モードであれば#23から#24へ進み補助光
AFモード中かどうかのチェックをする。 補助光AFモードであれば、連写モードでかつ補助光A
Fモードになっているので、自動焦点調節とレリーズは
一度のみ可とし、一度レリーズすれば次のレリーズや自
動焦点調節は禁止する。そのためAFE信号は、”Hi
gh”にしないで#26へ進む。補助光AFモードでな
い連写モードでは#39からのrcDINTAJへ進み
次の焦点検出に入る。 第9図の#33の「AFsTAr(TJから始まる70
−は#14から飛んでくる。#33では第15図のサブ
ルーチンrsIO8ETJを呼んでいる。 AFマイコン(MCI)の動作のスタートに当たって制
御マイコン(MC2)から種々のデータをもらって動作
モードを決める。この時決まったモードは、AFマイコ
ン(MCI)内のモードレジスタRGに自動的に書き込
まれる。このレジスタRGは後にモードがかわったかど
うかをチェックするためのものである。#34、#35
では動作モードのチェックをし、AFモード・FAモー
ドのいずれでもなくてMANUALモードであれば#3
6へ進む。 #36では他から米だ時のために、ドライバー回路(M
r)R1)への信号MR,MF、MBをすべて”Hig
h″にしてレンズ用モータ(Mol)をストップさせる
。#37ではlNTl、INT2以外の割り込みをスト
ップさせて#33ヘループし繰り返す。 AFもしくはFAモードの時は#38へ進みCODイメ
ージセンサ(FLM)のイニシャライズをしてセンサの
ウオーミングアツプをしてお(。#39で端子(P2O
)のIO3信号をLolIl”にしているのはインター
フェース回路(IFI)をAFマイコン(MCI)から
の信号を入力するモードに七ノドするとともに、COD
イメーノセンサ(FLM)の出力を積分するためのモー
ドにセットするためでもある。そして第10図の#44
へ進む。ここではまず1− cut’ 5hot 7ラ
グ(第5−1表の1−cuL 5hotF )、すなわ
ち積分時間が50m5を超えたかどうかを示すフラグを
クリアしておく。井45で端子(PI3)から出力され
るAFE信号を”L。 W″′にしてお(、ここへは合焦後も繰り返しループし
てくるためこうしている。これは、AFE信号が、合焦
になればHigh″になる信号であるので次の演算に備
えて”Low”にしておくのである。次に、#46で端
子(P23)がらNB2信号を出力し、CODイメージ
センサ(FLM)の積分を開始する。#47で後述の焦
点検出演算中及び積分中のレンズ移動分補正のためのレ
ンズ駆動パルスカウント値EVTCNTを読み取ってメ
モリT1へ保存しておく。#48で、CCDイメージセ
ンサ(FLM)の最大積分時間100m5の半分50+
*sをセットしておく。第9図においてjcDINTA
Jと平行に#40から始まる「CDINTJがあり、#
54まで別70−があるが、これは「繰り込み積分」と
称している機能のための70−でこれについての説明は
後述する。 井48から続いて#55がらの「T L N Tφ」に
移る。#55では、すべての割り込みルーチンを許可し
ている。井56では端子(P25)に入ってくるNB4
信号をチェックし、”Low″であればCCDイメージ
センサ(FLM)が被写体の明るさに応じた積分を終了
したという信号であるので#64のrcDINT2Jへ
進む。High″であれば積分が続いているということ
で#57へ進み、最初に設定した最大積分時間が経過し
たがどうかのチェックをする。すなわち、#48で設定
した50+*sか、#53で設定した40m5か、さら
にこの先で設定する#61の50+asか、#62の1
50m5が経ったかを見て、経っていなければ#56へ
戻り、ループを繰り返す。最大積分時間が経てば#58
へ進む。ここで1−cut sl+oL7ラグ(1−c
uL 5bo1.F)が′1″でなければ井59へ進
みこのフラグに1”をたてる。#63へ進む時は1−c
ut sl+。 t7ラグが”1”の時であるので、この井59を通った
あとか又は#49を通った場合である。#60では20
0IIIS7ラグ(15−2表の200m5F)が”1
”かどうかをチェックし、”1″でなければ通常最大積
分時間が100a+sと決めであるので#48でセット
した積分50a+sの残りの50111sを#61でセ
ットして#56へ戻り、NB4信号をチェックする。#
60で200m57ラグが1″である時(これは後はど
の70−の中でセットされるもので特殊条件の場合に限
り、最大積分時間を20011Isと決めている場合)
は#48でセットした積分50糟Sの残りの150m5
をセットして#56に戻り、NBA信号をチェックする
。 CCDイメージセンサ(FLM)からの出力が充分なレ
ベルまで得られ代ば#56から#64へ進むにこで出力
が充分でなくても、最大積分時間がすぎれば積分を終了
しなければならず、その時が#58がら井63へ進む時
である。#58では今度は1−cut 5bot7ラグ
は1″であるので必ず#63へ進み、端子(P21)か
らインターフェース回路(IFI)へ強制積分停止信号
NBOを出力する。そして、#64からの1−CDIN
T2Jへ進む。#64から#67までのステップは「繰
り込み積分」の70−であり、説明はあとへ譲る。 #68ではlNTl、INT2以外の割り込みを禁止し
ているが、これは、このあとのデータ取り入れ時に割り
込みが入ってタイミングが狂うことがないようにしてい
るためである。lNTl、INT2割り込みはメイン7
0−の最初から始まるので禁止しない。井69は、これ
までCCD積分中に補助光用LED(48)が点いてい
た場合、端子(PI3)のS T 4倍号を”Low″
にして消している。#70は端子(P2O)のIO8信
号を”High″にしてインターフェース回路(IFI
)をデータ出力モードに切り換えている。すなわちNB
4〜NBOの信号がデータ転送用のラインとなってイ’
/ 9−7工−ス回路(IFI)からAFマイコン(M
CI)へデータを送ることができるようになる。 データとしては8ビツトデータが送られるが、NB3〜
NBOまでの4ビツトパラレルで、2回に分けて送られ
、NB4でそのタイミングをとりNB4が”Higl+
”の時に上位の4ビツトデータが、NB4が”Low”
の時に下位の4ビツトデータが送られる。AFマイコン
(MCI)は上位と下位に分けて送られたデータを作り
なおして取り入れる。 そこで、まず、インターフェース回路(r F 1 )
からAFマイコン(MCI)に送られてくるのがAGC
データで第6図のAGCコントローラ(406)内で決
められたYインの数値(1倍か2倍が4倍か8倍)のい
ずれかの数値(以下、AGCデータという)が送られ、
これを第10図の井71 ′cAFマイコン(MCI)
へ取り入れる。ところでCCDイメージセンサ(FLM
)の積分が終わってから、これらデータの出てくるタイ
ミングはインターフェース回路(I F 1 )で決ま
っており、積分が終わってただちにAGCデータを取り
入れないといけない、AGCデータは一定時間出力され
ており、これが終わればすぐCODイメージセンサ(F
LM)の画素データがやはり一定タイミングで送られて
くる。このAGCデータを取り込んだあとのわずかの時
間で、#72にあるように、積分終了時のレンズ駆動パ
ルスカウント値EVTCNTを読み取ってメモリT 2
−、保存しておく。積分開始時の#47に対応するもの
である。 この後すぐ#73でCODイメージセンサ(FLM)の
画素データを入力し、AFマイコン(MCI)内のメモ
リに保存される。次の#74は、レンズ駆動中に、駆動
されるレンズが無限遠端に当たっているか最近接端に当
たっているかをチェックするサブルーチンで、終端(無
限遠端もしくは最近接端)に当たっていれば、レンズ駆
動用モータ(Mol)をストップさせたり、反転駆動さ
せたりする。サブルーチンl”CKLOCKJについて
は第13図を用いて後で説明する。#75では制御マイ
コン(MC2)とシリアル通信しレンズを駆動するため
のデータ等をもらう。#33で一度該データをもらって
いるのにここでも再びシリアル通信をしているのは、繰
り返しループ中では#33を通らないので、もし途中で
レンズ駆動用の変換係数KROMが変わったり(レンズ
によってはピント状態や、ズーミング等によって変わる
)、マイコン動作のモードが変わったりするとデータが
変わるので、これを繰り返し見るために#75にrsI
O8ETJを設けである。そして#76で井73で取り
入れたCODイメージセンサ(FLM)のデータを用い
て焦点検出演算をする。この方法については、本出願人
がすでに特開昭59−126517号公報で提案したよ
うな方法でデフォーカス量DFが求められるが、本発明
の要旨とは無関係であるので説明を省略する。 #77から#85までは、被写体の輝度が所定レベルよ
りも低いか否かのチェックで、AGCデータのレベルを
見て判断している。ここで、被写体の輝度が所定レベル
以下のときをローライトと呼ぶ。#77でa−ライト7
?グ(第5−2表のローライ)F)に”1”を入れてお
く。#78では電子閃光装置がカメラに装着されていて
、補助光スイッチ(44)が閉成されていれば、シリア
ル通信で送られてくるAFFL信号は1″になっている
ので#80へ進む。すなわち補助光発光可能状態がセン
トされていれば、最大積分時間が100+nsのモード
の時にはAGCデータが2倍、4倍、8倍の時にローラ
イト判断となって、#86の[MAINIJへぬけてい
き、AGCデータが1倍の時には#80を通って#85
でローライトフラグを”0”にクリアして井86へ進む
。最大積分時間が200+asのモードの時には全てロ
ーライトとなり、拌80から#86へぬける。 一方補助光発光可能状態がセットされていない場合には
#78がら#81へ移り、最大積分時間が100+ns
のモードの場合には、AGCデータが4倍と8倍の時に
井82.@83.$86とぬけてローライト判断となり
、AGCデータが1倍と2倍の時には#82又は#83
から#85へと移りローライトフラグをクリアして#8
6へぬける。 最大積分時間が200a+sのモードの場合には、AG
Cデータが2倍、4倍、8倍の時に#84から井86へ
ぬけてローライト判断になり、AGCデータが1倍の時
には#84から#85へぬけ#85でローライトフラグ
をクリアして#86へぬけていく。ここで補助光発光可
能状態がセントされている時のローライトの判断が、セ
ットされていない時のローライト判断よりも、1段分明
るい所からになっている。これは、被写体が低コントラ
ストでかつ低輝度なら焦点検出演算不能として、自動焦
点調節をあきらめるという場合に大いに有効である。す
なわち、補助光発光可能状態がセットされているならば
、早めに補助光不使用状態での焦点検出をあきらめて、
すぐ補助光使用モードに入れて確実に焦点検出しようと
し、補助光発光可能状態がセットされていないならば、
とにかくいける所まで外光だけで焦点検出して、低コン
トラストかつ低輝度になってしまえば自動焦点調節をし
ないでレンズを繰り込んで終わるといった方法である。 本実施例では、焦点検出をあきらめるという前にさらに
レンズを繰り出し又は繰り込みの一往復のスキャンをさ
せてフントラストがある位置を捜しに行くというノj法
をとってν・る。これについては第13図の#165か
らのrLOWc。 N」以後の70−で説明する。 本実施例では被写体輝度の判定をAGCデータによって
いるが、これは積分時間によってもより1゜例えば、本
実施例に用いられるフラグのうちで、CCDイメージセ
ンサ(FLM)の積分時間が50τns以上のときなら
たつ1−cut 5bot7ラグを用いてもよい。 さて第11図の#86からの[MAINIJについて次
に説明するが、ここからレンズの駆動処理等の話に入る
。まず#86は#75で得られたシリアルデータとこれ
までのAFマイコン(MCI)の動fヤしていたモード
とを比較して、モードが変わっていれば#33のrAF
sTARTJから再び始める。すなわち前回のシリアル
通信#33後でセットされているAFモード/FAモー
ド/MANUALモードの別や、単写/連写のモードの
別を示すレジスタRGの内容と、焦点検出モードの7ラ
グ(AFモードフラグ、FAモードフラグ)や、単写モ
ードの7ラグ(DR)とを比較して変わっていれば#3
3へ進むということである。そして、この#33のとこ
ろで、自動的にモードレジスタRGに新たなモードが書
き込まれる。#87で、補助光を用いる焦点検出の動作
モードになっているかどうかのチェックをし、補助光を
用いるモード(以下、補助光AFモードという)であれ
ば、補助光を用いる@14図の焦点検出用70−の#2
38「LSAVEJへ入っていく。なおこの補助光AF
モードへの入り方は、被写体が低コントラストかつ低輝
度の状態であるという条件であるため、第13図の#1
65の「LoWCON」から始t60−コントラストの
70−の中から入ることになる。 #87で補助光AFモードでなければ、#88で今回ロ
ーコンブラグ(@ 5−1表の今回ローコンF)をチェ
ックして焦点検出演算の結果がローコントラストであっ
たか否かを判別し、ローコントラストであれば第13図
の#165の[LOWCONJ70−へ移る。この#8
8で出てくるな回ローコン7ラグは#76の中で判別さ
れ、たてられるものである。年回の演算結果がローコン
トラストでなければ、井89へ進み、第10図の棒71
で入力したAGCデータをチェックし、AGCデータが
1倍であれば#90で200+ms7ラグをクリアして
おく。これは、先はど暗い時に最大積分時間が200m
5モー・ドの状態があると述べたが、200TIISモ
ードになっている時、AGCデータが1倍であれば20
0+ssモードにしておく必要はなく、最大積分時間の
短い100nsモードにしておいた方が積分時間が短く
て良いからである。 積分時間が200m5でAGCデータが1倍の時と、積
分時間が100+ast’AGCデータが2倍の時とは
画素出力はほぼ同じものと見ることができるということ
と、被写体の動きや、カメラの手ぷれを考えれば、積分
時間が長くなると不利であるということで、被写体のコ
ントラストが見つかれば、最大積分時間が100n+s
のモードにもどしているのである。 #91から始まる「NLOCl」の70−は、被写体に
コントラストがみつかった時の70−で、#91では、
スキャン禁止フラグに1″をたてる。 これは、被写体のコントラストが低い場合、フントラス
トの高い位置をさがして、フォーカシングレンズを動か
しつつ焦点検出するこをローコンスキャンと呼んでいる
のであるが、いったん被写体にコントラストが出れば、
スイッチ(Sl)が閉成されている間の一連のシーケン
スでは、このローフンスキャンを禁止している。なぜな
ら、頻繁にスキャンをすると、自動焦点調節カメラとし
て使いに(いということの他に、一度コントラストがみ
つかったのであるから、今のレンズ繰り出し位置付近で
、続けて焦点検出した時にたとえローコントラストにな
ることがあっても、再びコントラストがみつかる確率も
多いと思われ、次にローコントラストになったからとい
ってすぐにローコンスキャンに入ると焦点検出にとって
逆効果であるということによる。 更に、このスキャン禁止状態にしているのは、この他に
、ローコントラストでスキャンを一度やり終えた場合が
あるからである。#92から#101までの70−では
ローコンスキャン中に、充分なコントラストを見つけた
時の処理を主として表わしている。これには大きく分け
て2通りの場合があり、CCDイメージセンサ(FLM
)の積分時間が5On+sを超えている時と、そうでな
い時に分かれる。積分時間が50m5を超えるように被
写体が暗い時にはローコンスキャン中にコントラストを
見つけた時点で、一度レンズを完全に止めてから焦点検
出をしなおし、その結果に従って合焦位置までレンズを
動かす。レンズが動いている間は焦点検出しない。この
理由は、積分時間が長くかかるようになってきた時、レ
ンズ駆動を行なっていれば、被写体の像が流れ出し、デ
フを一カス量計算に悪影響を及ぼすからである6積分時
間が長くなり、AGCの倍率が大さくなってきたりする
と、CCDイメージセンサ(FLM)の暗出カバらつき
のノイズも大きくなり、この状態で像が流れなりすると
、微妙なピント合わせが狂うからである。 そこで積分時間が50+Ilsを超えるような場合には
、レンズを動かしながら焦点検出をしないで、止まって
いる時のみの値によって焦点検出するという方法をとり
、これを1−cut sl+otモードとよび、このこ
とを示すフラグ(第5−1表の1−cutsl+ot7
ラグ)を設けである。このフラグは#49又は#59で
すでにセットされてくるのである。 次に積分時間が50m5を超えないような明るい被写体
の場合は、ローコンスキャン中に充分なコントラストを
見つけると、今度はレンズを停止させることなく、コン
トラストが出たそのデータを用いで、焦点検出演算を行
ない、その結果の合焦点までレンズを駆動させる。この
間、焦点検出演算は繰り返しており、合焦位置までのレ
ンズ駆動量を常にりフレッシュさせてフォーカシングさ
せる。 これはレンツ:駆動中線り返して焦点検出するので、m
ulti 5hotモードと称しておく、ローコンスキ
ャン中からレンズを止めずに焦点検出をするということ
になると、CCDイメージセンサ(FLM)が積分して
いる時点とレンズ駆動量が求まる時点とでは、レンズ位
置が異なっている。この移動分を補正するための準備を
後述の[LOWCONJ70−の中で行なっており、こ
れを用いて移動分の補正をする。この移動分の補正につ
いての考え方は、特開昭59−68713号公報に述べ
られているので、ここで詳しいことは省略する。 次に、ローコンスキャン中からコントラストを見つけ、
+nulti sl+otモードの動作を始めたあとで
もローコントラストの結果が出ることもありえる。 コノ場合、ローコントラストの結果については熊視し、
ローコントラストとなる前にセットされている駆動量に
従って合焦点と思われる位置までレンズを駆動させる。 コントラストの出ている結果だけを使って駆動させるの
である。ローコントラスト状態から脱するということを
判断するのは、前回ローコンフラグ(第5−2表の前回
ローコンF)をチエンクして行なう。この7ラグは、第
13図の#165からのrLOWcONJ70−の中で
セットされるフラグで、前回の演算結果がローコントラ
ストであった時にセットされている。一方、#92に米
でいる時というのは、今回の結果ではコントラストがあ
ったということであるので、井92で前回ローフン7ラ
グに”1″がたっていれば、ローコントラストから抜は
出できたとl、%うことで#93へ進む。前回ローコン
フラグが0″であれば、はじめからコントラストがあっ
て焦点検出している時に通る所として、#92から#1
02へ進む。#93では焦点′/14節状態の表示を消
す。 これまでローコントラスFで、レンズ駆動が停止状態で
あった場合は、焦点検出不能の点滅表示をしているが、
コントラストが出たのでこれは消しておくのである。#
94では、前述のように1−cut 5hot7ラグが
たっていれば、レンズを停止させないといけないので#
95へ進み、1−cut 5hot7ラグがたりでいな
ければ、ローフンスキャン中であってもレンズを止めず
におき、#101へ進む。#101では、前回ローコン
フラグ、スキャン当りフラグ(第5−1表のスキャン当
りF)、及びスキャン中7ラグ(@5−1表のスキャン
中F)をクリアしておく。これはローコンスキャンを−
度し終えていたり、又は、スキャン中であった場合の状
態を示すフラグをリセットしておくためである。なお、
スキャン禁止フラグはもちろんリセットしないで残して
おく。 #95は、1−cut 5hotモード状態になってい
る時に米でいるのであるが、ここで、スキャン中7ラグ
をみてローコンスキャン中に米たかどうかをチェックす
る。スキャン中でなければ#101へ進み、午の前作結
果に従ってレンズを駆動するカー行き、スキャン中であ
れば#9G、#97で第6表に示した信号パターンに従
って、レンズ駆動用モータ(Mol)への通電を切って
、ブレーキをかける。レンズを止めrこ状態を覚えてお
くために、井98”r駆動中7ラグ(Pj&5−2表の
駆動中F)をクリアしておく。#99でレンズが完全に
停止するまで70m5時間待ちをし、#100で井10
1と同様の7ラグをクリアして、#3つの[CDINT
AJへもどり、次の焦点検出に入る。井99の時間待ち
は、前述のようにセンサの積分時間が良い時にレンズが
動いていると、像が流れたり、さらに問題なのはtこと
え駆動中の積分データ位置に移動分の補正を行なっても
、負の加速度がかかっている時だと正しい補正が難しい
ので、完全にレンズが止まりきってから次のセンサ積分
を始めれば、焦点検出演算の合焦ずれを防ぐことができ
るからである。 次に、焦点検出演算結果のデフォーカス量を、レンズ駆
動のためのパルスカウント値に変換する70−rMPU
LsJがある。#102で、この範囲にレンズが入って
いればピントが合うというデフォーカス範囲を合焦ゾー
ンとしてレノスタFZWにセットしておく。なおここで
自動焦点調節状態(AFモード)の合焦ゾーン量と、焦
点調節表示状9i(FAモード)の合焦ゾーン量とは区
別されており、FAモードではAFモードより広い値を
セントする。#103から#106は、レンズが終端で
止まっている時の70−で、これはレンズが無限遠端に
当たっている時の場合である。#103の終端7ラグ(
第5−2表の終端F)は、ここに來るまでの終端チェッ
クサブルーチンの中?たでられている。レンズが終端に
止まっていれば、#1()4へ進み、Mij回方白方向
フラグ5−3表の前回方向F)をみてどちらの方向へレ
ンズが動こうとしていたかをチェックする。レンズが無
限遠端にあって、さらに無限遠側へ駆動しようとしてい
る時には#105へ進み、終端位置フラグ(第5−2表
の終端性rIiF)をチェックして終端位置が無限遠端
側か最近接端側かを見て、無限遠端側なら#106へ進
んで合焦ゾーンを255μmという大きい値に設定して
いる。レンズ停止位置が最近接端であれば、#107へ
ぬける。これは焦点検出データのばらつきでレンズが無
限遠端位置にあっても、さらに無限遠地力向に合焦位置
があるという結果になることもありえるし、また狭い合
焦ゾーンをセットしていれば、無限遠端でもさらに無限
遠側へレンズを動かそうとする可能性もある。 又、さらに無限遠端と思っている位置が、実は他の外的
応力によってレンズを途中で止められていることもあり
える。本実施例では、これは区別がつかない。 そこでレンズが無限遠端にあり、さらに無限遠端を超え
て合焦位置が有るという検出結果になっている時には、
まず合焦ゾーンを255μmに広げ、これで合焦ゾーン
内にレンズが入っていれば合焦表示をし、この数値でも
合焦ゾーン内に入っていなければ、焦点検出不能の表示
(LEDの点滅表示)を行う。自動焦点il1節中シン
ズが無限遠側へ動こうとしている時に、手などで強制的
にレンズを止められたりした場合、そのレンズ停止位置
が合焦ゾーン内でなければ、LEDの点滅表示をすると
いうことである。この表示の70−はヰ120から#1
23に当る。 一方、最近接端にレンズがあって、さらに被写体が近接
側にあると検出している場合や、自動焦点調節中レンズ
が近接側へ\動こうとしているのに、強制的に途中でレ
ンズが止められたりした場合、その位置が合焦ゾーン内
に入っていなければ、最近接側方向の表示をすることに
している。この表示の70−は、@12図の#147が
ら#152に当たる。レンズが無限遠端に止まってぃな
げれば、合焦ゾーンは#102でセットした数値のまま
# 107に移る。 #107では補助光モー1′フラグに基づいて補助光A
Fモードになっているかどうかをチェックし、補助光A
Fモードであれば、色収差補正をする。補助光AFモー
ド時の照明光は、赤外光を用いるため、フラッシュ撮影
時には光源の差によるベストピント位置のずれが生ずる
。よって、補助iAFモードになっていれば、このピン
ト位置ずれ里を補正しないといけない。この撮影レンズ
に応した補正データΔ■Rは、第4表にあるように、制
御マイコン(Mc2)からシリアル通信で送られて・:
るのである。これを#103で、これまで求まっている
デフォーカス量DFに対して補正する。 そして#109て・、デフォーカス量をレンズ駆動のた
めのパルスカウント値に変換する。この変換のための係
数も、各レンズによって固有であるので、△IR同様シ
リアル通信で送られてくるデータKROMを使用する。 求まっているデフォーカス量DFも変換係数KROMを
乗算してレンズ駆動のためのパルスカウント値DRCN
Tを求める。 同様にして、合焦ゾーンFZWもデータK ROMを乗
じてパルスカウント値FZCに変換しておく。 これらパルスカラン値への変換については特開昭59−
140408号公報で詳細に述べられているので、ここ
では省略する。 そして、#110で、駆動中7ラグ(第5−2表の駆動
中F)に基づいて、現在、自動焦点調節動作中かどうか
判断して、レンズが駆動している時には、#131の「
ID0BUNJへ分岐する。 レンズが停止中だった時、すなわち、最初に70−を通
過する時や、自動焦点調節終了後の合焦位置確認時、も
しくはFAモード時に#111へ進む。ここでは、レン
ズ停止時のデフォーカス量DFをメモリFERMへ保存
しておく。これは後はど、この値によって自動焦点調節
終了後の合焦位置確認のループに行くか行がないかを決
めるのに用いる。次の#112では、FAモードフラグ
に基づいてFAモードかどうかの判断をし、FAモード
であれば、#113がらの[FAPJへ分岐する。これ
は非APモードということはFAモードであるというこ
とによる。 往113ではレンズ′が合焦ゾーン内にあるかどうかの
i’、q断をしている。ここでは、レンズ駆動用パルス
カラン)値DRcNT、!:合mゾーンパルスカウント
値FZCとで比較しているが、デフォーカス量DFと合
焦ゾーン量FZWとを比較してもよい。この結果、合焦
ゾーン内にレンズがあれば、井115で合焦表示をする
。これは、端子(P31)のLM倍信号Low”におと
し、LL、LR倍信号HiBb″のままにして、中央の
LED(LEDM)のみを点灯させることによってなさ
れる。合焦ゾーン外であれば、#114へ進み、ここで
レンズを駆動すべき方向を示す。例えば、レンズを繰り
出す方向であれば、端子(P32)のLL倍信号”Lo
w″にして左側のLED(LEDL)を点灯させ、レン
ズを繰り込む方向であれば端子(P2O)のLR倍信号
”Lou+″にして右側のLED(L、EDR)をl+
、+町灯させる。そして次の焦点検出の為に第9図の井
4 (1のrcDINTAJヘループする6#112で
AFモードであった場合には、#116でAFモード時
の合焦チェックをする。レンズ駆動パルスカウント値D
RCNTが合焦ゾーンパルスカウント値FZCより小さ
ければ合焦ということで、#117からの[I N F
ZJへ分岐する。 #117では、FAモード時の#115と同様に合焦表
示をし、#118で端子(PI3)からのAFE信号を
”High”にする。制御マイコン(MC2)は、この
信号を見ており、”High″になれば自動焦点調節が
完了したと見る。そして、AF優先モードであれば、A
FE信号が”1(igb″になってはじめてレリーズ動
作を可能とすることになる。#119では、ここで、A
FストップのlNTlの割り込みかINT2のレリーズ
割り込みを待つことになる。これは、第2図のスインチ
(Sl)の−回の開成時に一回だけ自動焦点調節をする
というワンシコットモードとした時の方法であり、一度
被写体にピントが合えば、このあとピント位置がかわっ
ても合焦表示をしたままだし、又、レンズも再度駆動さ
れることはない。又、他のやり方として、拌119で割
り込み待ちにしないで、これを#39の「cDINTA
J又は#40のrcDINTJへ戻れば、繰り返し焦点
検出し、常に被写体に追従して自動焦点調節をするとい
うコンティニュアスモードにすることもできる。 #116で合焦ゾーン外にあると判断された時には、#
120へ進む。前述したようにここで、終端フラグ(第
5−2表の終端F)をチェックして終端であり(#12
0)、前回方向フラグをチェックして焦点検出結果の合
焦位置が無限遠端側にあり(1$121)、レンズ停止
位置が無限遠端であるならば(#122)、#123へ
進み、レンズを駆動させないで、両側の2つのLED(
LEDL)(LEDR)を共に点滅させて焦点検出の不
能表示をし、#119で割り込み待ちとなり、もう次の
焦点検出へは行かない。これらの条件以外の場合には、
#124へ進む。 井124から$1301こかけては、デフォーカス方向
の反転チェックを行う。すなわち、前回の焦点検出演算
結果のデフォーカス方向と、今回のループで演算した結
果の方向とを比べて、デフォーカス方向が反転したとい
うことがわかれば、レンズ駆動系のバックラッシュの補
正をしようと51うちのである。レンズを駆動させるに
あたって、特にカメラボディとレンズとの駆動力伝達軸
のカプラ一部には、相当量のが夕を設けである。そのた
め、被写体までの距離が変わったりしてレンズ駆動方向
が反転すれば、モータ(Mol)のからまわり量のため
にレンズは演算結果で求めた合焦位置まで動かなくなる
。そこで、方向が反転すれば、バックラッシュ量を補正
しなければならなくなる。 このバックラッシュ量は、撮影レンズに固有であり、第
4表で示したように制御マイコン(MC2)からのシリ
アル通信によって得ている。ところがここに出てくる前
回のデフォーカス方向が、スイッチ(Sl)を閉成した
後の第一回目のループである時はというと、これについ
ても、前回のシーケンスの最後のレンズ駆動方向として
覚えている。すなわち、スイ・/チ(Sl)が閉成され
る前のマイコン(MC1)(MC2)のストップモード
中も覚えているというようにしている。又、このバンク
ラッシュ補正は、演算結果が反転すればすぐ補正をする
かというとそうではなくて、この補正は、レンズが止ま
っている時だけに限っている。レンズ駆動中に方向が反
転したという結果になった時には、ただレンズを止める
だけで、すぐレンズの反転駆動をさせない。又、前回方
向フラグもセットしなおさない。そ枕で、レンズを止め
たあとの次の焦点検出演算で求めた方向(今回方向とな
る)が、レンズを停止させた時のもう一回前に求まって
いた方向、すなわちレンズを駆動させていた方向(前回
方向)と反転していたら、始めてバックラッシュの補正
をするということになる。これは、合焦位置付近での演
算のばらつき等を考慮してのことで、バックラッシュ量
の誤差と合わさって、レンズがハンチングをおこしたり
しないようにしている。 これらについての70−は、これから説明する#124
がら#130と、レンズ駆動中の70−であるtjS1
2図の井134から#140との組み合わせで達成され
でいる一#124でh−同方向7ラグ(第5−3表の今
回方向F)をチェックして今回のデフォーカス方向を見
たあと、$125.$126で前回のデフォーカス方向
をチェックする。 そして、前回と今回とでデフォーカス方向が異なってい
れば、#127.$128へそれぞれ進み、前回方向フ
ラグを書き換える。同方向であれば゛、#141の「T
INNZJヘスキップする。#129ではシリアル通信
で送られできたパックランシュ補正用データBKLSH
をレンズ駆動パルスカウント値DRCNTに対して補正
をし、ヰ130では反(してバックラッシュの補正をし
たという反転フラグ(第5−2表の反転F)をたてて、
#141へ進む。 次に、第12図に基づいて#110から分岐したレンズ
駆動中の時の#131からの70−[■DOBUNJの
説明に移る。この最初の#131で、レンズが終端で当
たっているかどうかのチェックをし、#132で移動分
補正のための3回目のイベントカウンタ値EVTCNT
を読み込んで、レジスタT3にメモリする。これで、移
動分の補正のための全データを取り入れたことになる。 すなわち、センサ積分開始時のT1と、積分終了時のT
2、そして焦点検出演算終了時のT3で、この3つの値
を使って、レンズ駆動中に積分して得られた画素データ
による焦点検出演算結果と、実際に演算が終了してレン
ズ駆動量をセットするまでにレンズが動いた量を補正す
ることになる。積分中におけるレンズの移動量Txをパ
ルスカウント値で求めると、Tx=T1−72となる。 ここで、イベントカツンタは減算カウントとしているの
で、Tl>T2であり、Txは王である。焦点検出演算
に要する時間におけるレンズの移動量Tyは、Ty=T
2−T3として求めC)れる。ここでエンでか定速で動
いていることを萌提として、センサ(R分時間の中間の
位置を、被写体データを得な地点として代表させると、
演算結果が求まった時点との間、Tz=Tに/2+Ty
の量だけレンズが移動したことになる。そこで今回の演
算結果で求まっているカウント値DRCNTから、Tz
をひいておけば、移動量の補正がされたことになる。 そこで、#133では、DRCNT−TzをDRCNT
として新たに置き換え、次のレンズ駆動パルスカウント
値としてセ/lする値になる。 井134から井140は、前述のよう1こレンズ′駆動
中にデフォーカス方向が反転した場合の70−で、#1
34で金回方向フラグをチェックして今回のデフォーカ
ス方向を見て、#135と井136で前回方向フラグを
チェックして前回のデフォーカス方向をチェックして、
方向が反転していれば#137へ進み、反転していなけ
れば#141へ進む。#137.#138ではレンズ駆
動用モータ(Mol)への通電を切ってブレーキをがけ
て止め、井139でレンズ駆動中を示す駆動中7ラグを
クリアし、井140でエンXが止まりきるまで7(Le
s待ったうえで、#39のrCDINTAJへ進む。 #141から始まるl’−TINNZJは、レンズ駆動
中及び停止中の両方から合流してくる70−で、レンズ
駆動パルスカウント値DRCNTをセットして、レンズ
を動かす部分である。レンズの駆動スピードは、本実施
例では二段式になっており、レンズが合焦位置から遠く
離れている時のハイスピードと、レンズ合焦位置近傍に
あるロースピードとを切り換える、二とにしている。そ
して、ロースピードでレンズをコントロールする部分を
、二 −7ゾーンと呼」ことする。#i+irは、レン
ズ駆!JIJJパルスカウント値DRCNTが、このニ
アゾーンの領域のパルスカウント値NZC以内であるが
どうかをチェックして、レンズがニアゾーンの領域内に
入っていれば、#143へ進み、ニアゾーンフラグ(第
5−2表のニアゾーンF)をセットする。#144で端
子(PO3)からのMC信号を”■、otu”とし、第
6表のようにレンズ駆動用モータ(Mol)をロースピ
ードで駆動させるようにする。 一方、ニアゾーン外である時には、井142に進んでM
C信号をHigb”とし、レンズ駆動用モータ(Mol
)をハイスピードで駆動させるようにする。 #145から#152までは前述にも説明の一部があっ
たがレンズが終端位置に止まっている時の処理について
の70−である。ところでレンズが終端で止まっている
ということを検知するのは、後述の第14図のrcLO
cKJがらのサブルーチンで述べるように、レンズ終端
位置にスイッチがあるわけではなくて、割り込みボー)
INT3がら入力されるモータ駆動量モニタ用エンコー
グ(ENC)から゛のパルスが一定期間入力されなくな
ったらレンズが停止しているという判断による。モータ
(Mol)を駆動しているのにレンズが止まっていると
いうことはレンズ終端で当たっているということである
と判断して、l”CLOCKJのサブルーチンの中でモ
ータ駆動を止めて、終端フラグをたてるのである。この
方法だとレンズが実際に終端に米でいなくとも途中で強
制的に止められたり、又は、何かがレンズにはさまった
りとがなんらかの要因で、−瞬(数100m5のオーダ
ー)レンズが止まったりしても終端と判断してしまう。 こういったことを防ぐために、一度終端でレンズが止ま
ったと見ても、もう一度レンズを動かしてみて、再度[
cLOcKJサブルーチンで終端と判断されてはしめて
、実際に終端で止まっているとしている。これを見るフ
ラグが終端2nd7ラグ(m 5−2 &の終端2F)
で、$ 1−1.5で、rcLOCKJサブルーチンの
中でたてられた終端フラグを見て、′1”であった時に
、#146でこの終端2nd7ラグを見る。そして、初
期状態ではこのフラグは0”であるので井150へ進み
、終端2ndフラグをたてておいて、#153がらのレ
ンズ駆動フローで、レンズを動かす。そして、次のルー
プで#146へ来た時に、はじめて、終端で止まってい
るという判断をして#147へ進む。 #147では、1回のデフを一力入方向をチェックし、
そして、井1・t8と#149で終端位置フラグをみて
午レンズがどちら側の終端に当たっているかをチェック
する。すなわち今回のデフォーカス状態が萌ビン(年回
方向フラグ=1)であり、レンズ位置が無限遠端である
とすると、レンズは、午の無限遠端よりさらに無限遠側
−・動かされなければならないことになる。この場合は
、#148から# 40−、進み、次のrcDINTJ
からのループで、曲述の説明にあったように、合焦ゾー
ンを広げてみて、合焦再チェンクを行う。 今回のデフォーカス状態が後ビン(今回方向フラグ=0
)であり、#149でレンズ位置が最近接側(終端位置
フラグ=1)であるとすると、レンズはさらに近接側へ
動かされないといけないことになる。この場合は、#1
49から#152へ進み、端子(P32)からのLL倍
信号LOII+″にして最近接側へレンズを動かすこと
を指示する方向表示を点灯する。そして、レンズを停止
させたままにし、#40からの次ループへ進み焦点検出
を繰り返す。そして被写体の位置がかわり、デフォーカ
ス方向が反転すれば、ループ中$ 1.17から#14
8へ進み#151へ抜け、終端フラグをクリアして#1
53からのレンズ駆動のループへ入っていく。なお、こ
の実施例では#147のデフォーカス方向のチェックに
今回方向フラグを用いた痴前回方向フラグを用いてもよ
く、この場合は、最近接端よりも被写体が近接側にある
状態から、レンズの合焦可能領域に入ってもレンズは追
従しないで停止したままとなる。ワンショy ) A
Fモードという場合であれば、後者の方法でよ(、コン
ティニュアスAFモードという場合であれば前者でない
と不都合であるといえる。 なお、この後者の場合は、一旦ローコントラスト状態に
なれば第13図の#165の「LOWCONJ70−の
中で終端フラグがクリアされるので、最近接端からぬけ
出て、再びレンズ駆動状態に入り、自動焦点調節が可能
ということになる。 次にレンズが終端にない場合や、終端にあるが逆方向に
動こうとしている場合には、第12図の井153からの
レンズ駆動70−に入る。#153では焦点調節状態表
示用LEDをすべて消灯する。 これはレンズの駆動中はデフォーカス方向の表示をしな
いことを基本原則とすることによる。レンズが停止して
いる状態で合焦時には中央のLED(LEDM)を点灯
して合焦表示をし、最近接端もしくは無限遠端ではLE
D(LEDL)(LEDR)のいずれかを点灯してデフ
ォーカス方向を表示し、ローコントラスト時には、L
E D (L E D L )(LEDR)の点滅表示
をするのである。$154でレンズ駆動パルスカウント
値DRCNTをイベントカウンタEVTCNTと終端チ
ェック用しジスタMECNTヘセノトする。イベントカ
ウンタEVTCNTにセットされた値DRCNTは、割
り込み端子(INT’3)へエンコーグ(ENC)から
のパルスが入ってAFマイコン(MC1)Iこ割り込み
がかかると1、二の割り込みフロー(第16図の■NT
3S)の中で減算される。カウント値DRCNTが”O
″になった時点でレンズを停止させるとピントが合って
いるという仕組みである。 #155ではレンズ駆動用モータ(Mol)に通電を開
始して、レンズ駆動を始める。これは、面白方向フラグ
に従って、レンズを動かす。すなわちこのフラグがこれ
までのレンズ駆動方向として残されるわけである。なぜ
なら、前回方向フラグは、レンズが停止している時には
、fjS11図の#124からの70−によって年回方
向フラグと同じ内容になっているからである。そして、
面白方向フラグが0″であれば(後ビン)、端子(pa
l)からのM F(6号を”Low”にして、第6&の
ようにレンズを繰り出し、曲回方向フラグが”1”であ
れば(1肖ピン)、端子−(Poo)からのM R信号
をL。 御”にし−〇エンス′を繰り込み方向へ動かす。#15
6″Cは駆動中7ラグをチェ/りしてこれまでレンズを
駆動中であったかどうかのチェックをし、駆動中であれ
ば(後に説明するが、ここで駆動中というのは、ニアゾ
ーン外での自動焦点調節中ということ)、#40の[C
DINTJヘループし、次の焦点検出に入る。これまで
レンズ停止中であったなら、#155で駆動開始したの
であるから#157で駆動中7ラグをセントする。#1
58では補助光モー1!フラグをみて補助光AFモード
かどうかチェックし、補助光A Fモードであれば第1
・を図の#231からの1−L2SAVEJへ分岐する
。補助光AFモードでなければ#159でニアゾーンフ
ラグをみてレンズの駆動がニアゾーン内であるかどうか
をチェ・ツクし、ニアゾーン内であれば#160からの
[WSTOPJ−\進む。#160、#i61では10
0m5間隔に終端チェックを繰り返しているだけで、次
の焦点検出ループへは戻らない。そして、エン
【が合焦
位置で完全にストップするまで持ち、止まってから始め
て、合焦確認の族2点検出に入る。これは「WsTOP
Jループをまわっている間に第16図の#252の[■
NT3SJの割り込みが入り、レンズをコントロールす
るわけである。 このニアゾーン内でレンズを駆動させながら焦点検出を
しないのは、以下の理由による。まず、ニアゾーンでの
レンズ駆動は、一定速度ではなく、加速度を持っている
。すなわち、エンに駆動開始時には正の加速度を持ち、
レンズ停止位置前て゛は負の加速度を持つ6ハイスピ一
ド駆動時からニアゾーン内に入って、ロースピードに切
り変わった時には、負の加速度をもつ。ここで、元来、
ニアゾーンカウント1NZCは、ハイスピードがらモー
タ(Mol)の通電を切ってレンズの移動が止まるまで
のカウント値を目安に決めたもので、モータ(Mol)
が定速で動くための領域ではない。ここで定速でないと
いうことはモータ駆動中にセンサの積分を行っても、積
分時間の中間の位置をもって肢写体データを得た地点と
しで代表することができないということである。従って
、前述のような移動分の補正をしてもその補正は正確で
はなく、レンズ駆動パルスの算出誤差を持つことになる
。 そこで、レンズが一定速度で動いていない時はセ/すの
積分をしないことが望ましい。そこで本実施例では、加
速時、減速時には焦点検出をしていないのである。 人に#159でニアゾーン外にあると判断された時には
#162へ分岐し、ここで100+esの時間待ちをす
る。レンズ停止状態から加速しているので、定速となる
まで100m5時間待ちをしているのである。そして#
163で終端チェックをする。終端チェックの周期につ
いては、短かすぎても長すぎてもよ(ない。レンズの動
きに応じたエンコーダのパルスの間隔よりも短すぎると
止まっているとII+断してしまうし、逆に艮すぎると
モータ、ギヤ、クラッチ等の駆動系の耐久性や、終端で
の反転駆動の応答性などの問題があるので、数10m5
から20On+s程度の間隔におさえている。 次に#164では、1−cut 5bot7ラグをみて
1cut 5hotモードになっているかどうかをチェ
ックし、1−cut 5botモードであれば、レンズ
を駆動させながらの焦点検出をしないというモードであ
るので#160のrWsTOPJへ進んで、レンズが停
止するのを待ち、止まってから合焦確認のための焦点検
出を行う、 1−cut 5hotモードでなければ
、@9図の#39の「CD I N T A Jヘルー
プしていく6以上が自動焦点調節のメインルーチンであ
る。 次に第13図からの分岐ルーチン、サブルーチンについ
ての説明をする。ま丁、第13図の#165から始まる
「LOWCoN」フローは第11図のメインルーチンの
#88から、焦点検出演算の結果がローコントラストで
あった時に分岐しでくる70−である。まず#165で
終端チェックをして、#166でAFモード7ラグをみ
てAFモードか否かのチェックをする。AFモードであ
れば#167へ進み前回ローコンフラグをセントし、#
168でローコントラスト時の表示として端子(P32
)と(P 30 )のLL信号とLR倍信号同時にLo
u+″と”Higb″を繰り返してLED(LEI)L
)(LEDR)の点滅表示をする。そしてすぐ次の焦点
検出ヘループしていく。AFモードでなければ#166
から#169へ進み、駆動中7ラグをみてモータが駆動
中かどうかをチェックする。駆動中であれば、a−コン
スキャン中である場合と、自動焦点調節中にローコント
ラストという結果になってきた場合とがあるので、#1
70でスキャン中7ラグをチェックしてこれを区別し、
自動焦点調節中であれば、前述したようにレンズを止め
るまではローフントラストの結果を無視するので、tぐ
#・↓0のrcDINTJへ進んで次の焦点検出に入る
。ローコンスキャン中に#170へ米たのであれば、#
171でローコントラスト状態からぬけ出て、自動前、
α調節を始める時の繰り込み積分時の移動分補正のため
に、演算終了時点でイベントカウンタ値T3を、最大カ
ウント値65,000にセットしておく。(詳細は後述
する)同様にモータ駆動用イベントカウンタ値E V
T CN T、終端検知用力フント値M E CN T
も最大カウント値65,000にセノトシておく。そし
て#40のrCDINTJヘループする。 レンズ停止時に、ローコントラストになっている時には
、#169から#172へ進む。そしてローコンスキャ
ンの禁止を示すスキャン禁止フラグがたっでいれば#1
73へ進む。なおスキャン禁止フラグがたつのは、ロー
コンスキャンがすでに一度終わっているか、又はコント
ラストが出たことがあるかのいずれかである。 #173から#175と#181から#163について
は、いずれも補助光AFモードに入るか否かの判断をし
ているステップである。この補助光AFモードに入る条
件というのは、まずAFモードであるということ、被写
体がローコントラストであるということ、レンズが停止
中でであI)さらにローライトであるということ、第3
図の補助光照明装置のついた電子閃光装置がカメラに取
り付けられて、補助光発光可能状態を示すAFFL信号
が米ており、なおかつその充電完了信号RDYが米でい
るということであり、これら条件がそろって始めて補助
光AFモードに入る。まず#173でローライトフラグ
、$174tl’補助光OK信号AFFL、#175で
充電完了(g号RDYを見て、いずれも”1”で条件が
そろえば#225からの「LLLEDJへ飛んで補助光
AFモードに入る。この条件がそろっていなければ、#
176でローライトフラグに基づいてローライト状態を
チェックし、ローライトなら#177でセンサの最大積
分時間を200m5と倍にする。積分時間100tns
′cAGcが8倍でローコントラスト、ローライトとい
う時なら一段分積分時間を増やせば、ローコントラスト
にならず、焦点検出可となる可能性があるためである。 しかし、これも積分時間が良い時に、レンズ駆動しなが
ら焦点検出をすると誤差がでるという理由により、最大
積分時間を200「1sモードとするのは、レンズ停止
中と限っている。 #173で前回ローコンフラグをセットし、井179で
ローコントラスト状態を示すLED(LEDL)(LE
DR)の点滅表示をし、#180でニアゾーン7ラグ、
繰り込み積分フラグ(f55−1表の繰り込み積分F)
、反転フラグ、終端フラグ、終端2nd7ラグをクリア
して、#40の「CDINTJヘループしていく。 #172でローコンスキャン禁止状態でなければ、#1
81からのrSEARCHJへ分岐する。 井181から#195までの70−は、ローフンスキャ
ンを開始させる70−である6まず、#181から#1
83は、#173がら#175までの70−と同様に補
助光AFモードへ入る条件の判別をしている。そして条
件がそろえば#183から#225のrLLLEDJへ
飛び、補助光AFモードに入る。ローライトであるが補
助光照明装置がセ・ン卜されていなくてAFFL信号が
1″になっていなければ、#181から、#182、#
184へと進み、ここですでにセンサの最大積分時間が
200mjモードになっているがどうかのチェックをす
る。 最大2−’On +nSのモードになっていないのであ
れば、#230のrL、L200Jへ飛び、200+n
sモードフラグをセットして#39のrcDINTAJ
ヘループしでいく。#184で、すでに最大200n+
sモードになっているにもかかわらず、ローコントラス
トであるとか、#181でローコントラストであるがロ
ーライトでないという場合は、#】85へ進み、200
IIlsモード7ラグをクリアする。 これは、ローコンスキャン中に、積分特開が艮いと、前
述にもあったように被写体の像が流れて、ローコントラ
ストになりやすいということや、たとえフントラストが
ありても、積分時間と焦点検出演算時間の最大値の時間
だと、レンズを止めて、改めて焦点検出した時すでに合
焦範囲を超えて行きすぎてしまっているという駆動比の
大きいレンズもありうるので、こういったことを防ぐた
めに、200+nsモードフラグをクリアして、最大積
分時間が10(’)msのモードにしている。 次に、#186から#190にがけでの70−でハ、e
r−コンスキャンをする時のレンズ″のスキャン開始方
法を決めている。被写体が明るい時には、ローコンスキ
ャンは、焦点検出演算で求まっている方向からスキャン
を始める。ローコントラストと判断されてデフォーカス
量が求まらなくても、デフォーカス方向なら求まってい
るという場合があるため、演算結果の方向に従ってスキ
ャンするのである。このローコンスキャン中1こデフォ
ーカス量が求まる領域にくれば、前述してきた通り自動
焦点調節動作に入る。ローフンスキャンではレンズが一
方の終端にあたれば反転駆動させ、逆側の終端にあたれ
ばスキャンは終わる。被写体が暗いか明るいかは、#1
86で積分時間が50m5を越えるが否がを示す1−c
uj 5hot7ラグを用いてチェックしている。これ
はAGCデータを用いてもよし 2倍以上を暗いとして
も、4.8倍以上を暗いとしでもよい。一方、暗い時に
は、#187に進み、ローコンスキャンを繰り出し方向
から始める。こうすれば、ローフンスキャン終了時の最
終停止位置は無限遠端でレンズを繰り込んだ状態で終わ
る。これはレンズにキャップをした時には、繰り込み状
態で終わることになり、レンズがコンパクトにってカメ
ラケースへの収納に便利になる。 この時コントラストを捜す目的でなくて、レンズを繰り
込んで終わるという機能を重視すれば、#187へ進ま
ずに#189のrLLIG’HT2Jへ進むようにして
もよい。すなわち、#18つでローコンスキャンで一回
終端に当たったというスキャン当りフラグ(スキャン当
りF)をたて、#190でMR傷信号Lou+″にして
繰り込み方向にローコンスキャンを始める。レンズが無
限遠端に当たると、#189でたてたスキャン当りフラ
グによって第14図の#199がらの「ROTEMJの
中で、これでスキャンが終了したと判断され、レンズが
停止する。なお、このrLLIGHT2Jは補助光A
Fモードの70−の中から飛んでくる所である。 #191では前回ローコン7ラグに1″をたて、#19
2でスキャン中7ラグをたててい<6#193ではレン
ズ停止時のデフォーカス量FERMを最大値65,00
0にセットしておく。#194で+!$171と同1:
、<T3.EVTCNT、MECNTに最大値65,0
00をセットする。#195でレンズ駆動にあたって表
示を消しておく。 そして、スキャンしながら次の焦点検出ループ#40へ
もどる。 次は、第14図の終端チェックサブルーチン「CKLO
CKJの説明に移る。#196では駆動中7フグをみて
レンズが駆動中がどうかをチェックし、駆動中でなけれ
ば終端のチェックをしないで、17 F −ンL 1”
いく。レンズ駆動中は#197へilみ、終端のチェッ
クをする。駆動時にレンズ駆動パルスカフント値DRC
NTと同じ値をセットしたおいた終端チェック用レジス
タM E CN Tと、レンズ駆動用カウント値DRC
NTとしてセントしたイベントカウンタのカウント値E
VTCNTと比較する。レンズが動いていれば、EVT
CNTの値はエンコーダ(E N C)からのパルスが
入ってくるたびに1ずつ減ILされており、MECNT
と異なった値になっている。レンズが終端に当たって動
いていなければ、工/コーグ(ENC)からパルスは入
ってこないので、E V T CN Tの値は変化せず
M E CN Tと同じ値のままである。ゆえに井19
7でMEcNT=EVTcNTrあればレンズが止まっ
ているという1!す断をして、終端処理70−1−RO
TEMJの#199へ分岐する。MECNT≠EVTC
NTであればレンズが動いていると判断をして拌198
へ進む。#198ではMECNTに改たにEVTCNT
の値をセットしなおして、次の終端チェックに備える。 そしてリターンしていく。 井199がらのP一端処理70−「ROTEMJでは、
まず最初サブルーチンから分岐してきているので、マイ
フンのスタンクポインタをリセ・ントしておく。#20
0でlNTl、rNT2以外の割り込みを禁止する。終
端にぶつかっ一〇いるという、”−とで#201、#2
02でモータ(Mo1)への通電を切って、ブレーキを
かける。#203ではモータ(八102 ンを止めたの
で駆動中7ラグをクリアする。#204で面間方向フラ
グをチェ/りして、前回方向フラグが”0”て゛あれば
(後ビンでありレンズを繰り出していた)、#205て
゛最近接端位置で止まっているという意味で、終端位置
フラグに1″をたてておく。何回方向フラグが”1”で
あれば(前ビンであり、レンズを繰り込んでいた)、#
20Gで無限遠端位置で止まっているという意味で、終
端位置フラグをクリアしておく。 井207ではローコンスキャン中に終端に当たったかど
うかをチェックして、スキャン中であったならば#20
8へ進み、終端でレンズが止まっているという終端7ラ
グをセ・7)しておく。#209では、さらに補助光モ
ードフラグに基づいて補助光AFモード中であったがど
うかをチェックして、補助光AFモード中であったなら
ば、終端に当たればたとえ一度目の発光による焦、直検
出であろうとも、次の焦点検出にループしないでLEI
’)の点滅表示をして、焦点検出をあきらめる。補助光
AFモード1こついては、井225がらのILLLED
J70−の中で詳しく述べる。#209r補助光AFモ
ードでなければレンズを終端位置に止めたまま大の焦点
検出ループ「cDINTAJへ行く。 #207で、ローフンスキャン中にレンズが終端に米て
いる場合には#210へ進み、これまでスキャン中に終
端に当たったことがあるかどうか、すなわち行きか帰り
かをチェ・7りし、行きであれば、スキャン方向を反転
させで動かす必要があるため#217へ進む。#217
では、今回、終端に来たのであるから、スキャン当りフ
ラグをセットする。犬に、#218で前回方向フラグ(
レンズ駆動方向を示す)をチェックし、ヰ・219、井
221でそれぞれこれまでと逆の方向にセットしなおす
。そして#220S#222でそれぞれ次に動かす方向
に従って、レンズ駆動信号MR又はMFie″Low″
にする。この時もちろんブレーキ信号ME!は″)Ii
gh”にしておく。これで反転駆動が開始される。#2
23ではローフンスキャン開始時と同様に、FERM、
T3.EVTCNT、MECNTをそれぞれ最大値65
r 000にセットしなおしておく。#224では駆
動中7?グに”1″をセットして、次の焦点検出ループ
rcDINTA」へ行く。 一方、すでに一度終端に当たっていて、二度目の終端だ
った場合は、#210から#211へ進む。今度は、ロ
ーコンスキャン終了であるからレンズは動かさない。井
211でスキャンで′v!一端(二当たったというスキ
ャン当りフラグをクリアし、井212ではスキャン中7
ラグをクリアし、#213では一度スキャンすれば後は
もうしないために、スキャン禁止フラグをセットしてい
く。#214ではローコンスキャンをしたけれども、コ
ントラストが見つからず、焦点検出不能だったというこ
とで、LEDの点滅表示をする。井215では補助光A
Fモード中かどうかをチェ・7りし、補助光AFモード
中であれば、#216へ行って、次の焦点検出に行かず
に割り込み待ちとして、このまま終わってしまう。補助
光AFモードでなければスキャン終了後、終端位置で焦
点検出を繰り返すため、#39の[CDrNTAJへ戻
る。以上が終端検知ルーチンである。 犬に補助光AFモードのルーチンの説明をする。 補助光AFモードへは第13図のrLOWcONJルー
チンから入ってくる。前述のごとき条件がそろえば$1
75、又は井183から$225の「LLLEDJへす
すみ、補助光AFモードの70−になる。第14図の$
225ではまず補助光AFモードを示す補助光AFモー
ドフラグをたてる。 $226で端子(PI3)からの端子(S T 4 )
の信号を”Higb”にする。フラッシュ回路(F L
S )は、この信号によって補助光用LED(48)
の発光を開始させる。#227″Cは補助光AFモード
へ入ったということを外部に知らせるために、L L信
号とLR信号をLow″にし、両側のLED(LEDL
)(LEDR)を点灯させる。点灯時間は、次の焦点検
出演算が終わるまであり、最大450ωS点灯するのが
標準となる。これは、$229の2001fisの時間
待ちと、焦点検出のための演算時間と、最大積分時間が
200m5の場合の合計時間であるが、被写体ががなり
近くて明るいと、450m5以下で焦点検出が完了する
。すなわちこれもレンズ駆動中は表示を消すというため
である。この表示は補助光AFモードへ入った時の1回
だけである。 一方、補助光用LED(48)は2回発光している。 補助光AFモードのシーケンスは、まず補助尼用LED
(48)を1回発光させて、200+nsの間CCDイ
メーノセンサ(FLM)に灯して予備照明をしておく。 これはCCDイメーノセンサ(FLM)の応答性を上げ
るためである。そして、最大積分時間が200m5のモ
ード?、補助光照明のもとでCCDの積分をする。そし
て、このデータにより焦点検出演算をし、レンズを駆動
させる。この間、焦点検出はしない。そしてレンズ停止
後、2回口に補助充用LED(48)を発光させ、1回
目と同様に最大4501115の後、焦点検出結果が合
焦ゾーン内に入っていなれけば、再度レンズを駆動させ
て焦点調節を行う。これが基本的な動きである。 ここで、補助光用LED(48)の発光が1回目h−2
回目かの区別が必要となってくる。これを区別する為に
、補助光1sL7ラグ(第5−2表の補助光1stF)
が設けられている。このフラグはO”が入っていれば1
回目の発光であることを示し、”1″で2回目の発光を
示している。$228ではこのフラグに0”を入れてお
く。$229ではセンサの予備照明時間として200m
5待ち、$230でセンサの最大積分時間が200+a
sのモードにセットしておく。補助光AFモードの場合
、たいていが200 ms+Q分時間となる。そして、
通常AFモードの時と同様のrcDINTAJヘループ
する。 第9図の#3つから補助光発光状態で70−が進み、第
10図の#69で補助光を消す。以下同様に焦点検出し
、第13図の#87に米で、第14図井238の補助光
AI’モード用70−「LSAVEJへ分岐する。これ
が$238から始まるフローである。 まず、補助光AFモードでの焦点検出が1回目かどうか
を判別して、1回目であれば$239へ進む。ここで、
焦点検出演算結果が、ローコントラストであったかどう
かをチェックし、ローコントラストであれば、$189
のrLLIGHT2Jへ行き、2回目の焦点検出をあき
らめる。このあと、第13図の$189.$190から
第9図の井40へループしていき、レンズを繰り込んで
終わる。これはあきらめて繰り込んでいるのであるから
、補助光も発光させないので、焦点検出ループを回る必
要はないが、こうしておけば繰り込み中、急に明るくな
ってコントラストが出れば、補助光なしに焦点検出する
ことが可能であるからである。$239でローコントラ
ストでなければ、第11図の#91の[NLDCIJへ
行き焦点調節駆動の70−へ入って行く。この場合には
、第11図の#91から$102を通り、更に、第12
図の$141を通って$155で駆動を始め、井158
から補助光AFモード時の70−「L2sAVEJ(第
14図の$231)へ分岐してくる。 第14図の$231では補助光1st7ラグに基づいて
補助光の発光が1回目かどうかのチェ/りをし、1回目
であれば井232へ進む。ここでレンズを焦点検出演算
結果のカウント量だけ駆動させ終わるまで待ち、レンズ
の移動停止後、2回目の補助光発光の70−井233へ
進む。#233では、補助光OK信号AFFLを見て、
1″(OK)であれば、#234で2回目の補助光発光
信号を出力する(すなわち端子(S T 4 )の信号
を”Hlgll”に゛[る)。ΔFFL信号が0”であ
れば補助光照明装置が切られたのであるから、2回目の
発光はしないでおく。なお、この実施例では、この場合
に補助光A Fモードから解除していないが、解除して
もよい。 #235で補助光1sL7ラグをセットして、2回目の
補助光AFモードであることを示しておく。 そして1回目の時と同様に、#229で200168待
って井230を通って、#39の「CDINTA」へ行
く。2回目の補助光AFモードの時も同様の70−を通
り、第9図の#39から第10図の井・t4、#68を
通って、第11図の#87で補助光AFモードである場
合には、第14図の#238の[LSAVEJへ分岐す
る。1度は2回目の補助光AFモードであるので、#2
40へ進む。 井240でローコントラストであったかどうかをチェッ
クして、ローコントラストであれば#211へ進み、年
度は1度目の場合と違ってレンズを繰り込まずに停止さ
せたままで、両側のLED(LEDL)(LEDR)の
点滅表示をして割り込み待ちとなる。 ローコントラストでなければ、#239から第11図の
#91へ進み、レンズ駆動の70−へ入る。そして第1
2図の井158まで補助光AFモード用70−の「L2
SAVE」へ分岐する。#231では2度目の補助光A
Fモードであるので、#236へ進み、1度目と同様レ
ンズが停止するのを待つ。補助光AFモードでなければ
、このあと合焦確認の焦点検出へ入るが、補助光発光は
2回までと制限したので、確認の焦点検出へは行かない
。(本実施例では発光を2回までとしているために、確
認をせず次のような処理をしているが、発光回数の制限
をせず、合焦が確認されるまで発光させてもよい。)こ
の処理とは、レンズ停止時の焦点検出演算値F E R
Mをチェックする。士なわち、2回目のレンズ駆動開始
時のデフォーカス1が14am未満であれば、焦点検出
性能を考えて、充分合焦確認なしに合焦ゾーン内までレ
ンズをもっていくことができると判断して、第11図の
#117の合焦時の70−1”INFZJへ進んで、合
焦表示をする。FERMが11以上であれば、1度口と
2度目の焦点検出結果が太き(異なっていたということ
で、確かな焦点検出ができなかったとして、#211へ
進み、レンズを今の位置に置いたまま両側のLED(L
EDL)(LEDR)を点滅させる。以上が補助光AF
モードのルーチンである。補助光用LED(48)の発
光を2回に制限しているのは、発光回数が多いと電源消
費や使いかっての問題があり、1回だと焦点検出誤差や
バックラッシュ誤差の問題があるので、2回を妥当とし
ているのである。又、2回目の焦点検出が不能であった
場合、レンズを繰り込んでいないのは、スイッチ(Sl
)を一旦開いてから再度閉成して補助光AFモードを再
トライしてみると、今度は被写体の合焦近傍からスター
トする可能性が多く、合焦ゾーン内にレンズを持ってい
く可能性も高まるのであろうと判断しているためである
。 次に、第16図のイベントカウンタ割り込み7O−rI
NT3SJについての説明に入る。これは割り込み端子
(INT3)に入ってくるレンズ駆動用モータ(Mol
)のエンコーグ(ENC)からのパルス(W 号P S
を使って、レンズ駆動のコントロールを行なうものであ
る。合点位置までのレンズの駆動カウント値EVTCN
Tを焦点検出演算によって求めたが、このINT3への
割り込み信号によってレンズの駆動量を常にモニターし
、レンズの移動スピードや停止位置をコントロールする
。まずレンズ駆動時に駆動カウント値EVTCNTがイ
ベントカウンタにセットされる。そしてレンズ駆動用モ
ータ(Mol)に通電が開始される。するとレンズが動
き出し、エンコーグ(ENC)からパルスが出てINT
3に割り込みがかかる。そして井252のrINT3s
Jの70−が始まる。 まず、$252で1”パルス信号が来たということで、
イベントカウンタのカウント値EVTCNTを1″減す
る。モして井25′)で゛、二のカウント値EVTCN
Tが指定量(すなわち0”)をカウントしたかどうかチ
ェ7りし−〔、EVTCNTが”0”になれば、合焦位
置まて゛レンズが米たとし1うことで#259□\進み
、モータ(Mol)の駆動をストンブさせる。 イベントカウンタのカウント値EVTCNTが0″にな
っていなければ#254へ進み、ニアゾーンフラグに基
づいてレンズがニアゾーン内に入っているかどうかをチ
ェックする。ニアゾーンフラグが1″でなければ#25
5へ進み、年回のパルスによってニアゾーンに入ったか
どうかをチェックし1こいく。#255でイベントカウ
ンタのカウントf直E\7T(TNTがニアゾーンカウ
ンタのカウント値NZCより小さくなっていれば、今回
ニアゾーン内に入ったということで#256へ進む。 ニアゾーン外であれば「INT3sJの割り込み70−
からメイン70−ヘリターンしていく。一方、#256
では今回始めてニアゾーン内に入ったということでニア
ゾーンフラグをたて、#257で端子(PO3)からの
MC信号をLou+″にし、モータ(Mol)の駆動を
ロースピードに切り換える。 そして井258で、割り込みフローのスタックポインタ
をリセットして第12図の#160の「WSTOPIへ
進み、終端チェックをしながらレンズが停止するのを待
つ。 すなわちこのrWsTOP]の70−をループしながら
「INT3sJの割り込みが入り、#252から#25
4.#258の70−を繰り返し、カウント値EVTC
NTが”0″になった時点で、このループを抜は出て、
井259へ進む。ここでニアゾーン内にあれば#160
の[WSTOPIへ進み、メイン70−ヘリターンしな
いのは、前述したようにレンズが定速で動いていない時
には焦点検出しないとしているためで、ニアゾーン領域
に入ればレンズは減速していくので定速でないためこの
領域に入ればレンズを動がしながら焦点検出はしない。 次にレンズがその駆動パルスカウント値E V TCN
T分だけ動ききった時点では、#253て・のチェック
でカウント値EVTCNTが0”になるので#259へ
進む。ここで、レンズ駆動用モータ(MC1)への通電
を切り、井260でブレーキをかけて、#261で駆動
中7ラグをクリアして、井262でイベントカウンタの
割り込みを禁止して、#263へ進む。ここで、補助光
AFモード中であるがどうかをチェックして、補助光A
Fモード中であれば、このイベントカウンタ割り込みか
らリターンしていく。このリターン先は補助光A Fモ
ードの70−で説明したように、第14図の#232か
#236である。#263で補助光AFモードでない場
合には、#264でスタックポインタをリセットして#
265へ移る。 ここからの70−は焦点調節駆動後、そのレンズの停止
位置が合焦ゾーン内に入っているかどうかの確認の焦点
検出に行くかどうかを判定しているものである。まず、
制御マイコン(MC2)から送られて米でいるDR倍信
号見て、単写モードか、連写モードかをチェックする。 DR倍信号0”すなわち単写モードであるならば、#2
67で10m5%ち、レンズがロースピードから完全に
停止してから、次の焦点検出ループに入る。そして、次
の焦点検出で合焦ゾーン内に入っていることが確認され
れば、すなわち第11図のメイン70−の#116でチ
ェックされ合焦であれば、始めて#117へ進み、合焦
表示をする。レンズが停止した位置が合焦ゾーン内に入
っていなければ、再び、第11図の#120からレンズ
駆動のルーチンに入り、同じことが繰り返される。これ
が合焦確認時の70−である。次に連写モードの場合、
DR倍信号1″であるので、第16図の#265から#
266へ進む。ここでレンズ停止時(駆動中7ラグがθ
″の時)のデフォーカスl(FERM)をチェックする
。この数値が500μ輪以上であれば、#267へ進む
。すなわち、連写モードの時に、レンズ駆動前のデフォ
ーカス量が500μm0以上であれば、合焦確認をする
ということになる。 #266でFERMがSOOμ−未満であれば、井26
8へ進み、反転フラグがたっているかどうかをチェック
し、反転フラグがたっていればバックラノ/ユの補正を
したことがあるということで、合焦確認をするために、
#267の方へ行く。井268″C反転フラグがたって
いなければ、#117のrlNFZJの合焦表示70−
へ行く。これは連写モードの時には、レンズ駆動スピー
ドを上げて移動している被写体に対する追従性をよくさ
せるための方法で、500μ「1以内の位置からバック
ラッシュの補正をしないで自動焦点調節をさせた場合に
は、システムのりニアティもよ(、確実に合焦ゾーン内
に入るという確信のもとで合焦確認の焦点検出をせずに
、直接合焦表示へ行く。これ以外の場合は、合焦確認に
行き、合焦精度を上げる。もっとも焦点検出能力が更に
向上し駆動系統の誤差がまったくない完全に近いもので
あれば、すべてここでの合焦確認は不用というふうにし
てもよい。以上が自動焦点調節のシーケンスである。 次に、第9図の#40から井53までの70−と第13
図(A)(B)のタイムチャートとを用いて「繰り込み
積分」と、移動分補正について説明する。 これは基本的に、焦点検出ループに要する時間を短くす
るための手段である6第18図(A)は被写体が比較的
明るく、CCDイメージセンサ(FLM)の積分時間が
60+ns未満の場合であり、第18図(B)は積分時
間が60Illsを超えるような暗い場合である。そし
て第18図(B)がraワ込み積分」と称する状態にな
っている。 まず被写体が明るい場合、第18図(A)の■でセンサ
の積分が開始されるときのイベントカウンタの値EVT
CNTを読み取り、これをT1として保存する。積分終
了時の■でT2を保存する。 そして、AGCデータを入力してすぐ■で大の積分を開
始してしまう。この積分開始時は■と時間的にほぼ同一
時刻であるとして、71′=72として考え、改めてT
I’ を取り込むことはしない。 ■で積分を開始したと同時に、CCDイメージセンサか
ら画素データを取り入れる。そして■で焦点検出演算を
開始する。ところが(A)の明るい被写体の場合、■か
ら始まった第2回目の積分は焦点検出演算が終了するま
でに■で終わってしまっている。CCDイメージセンサ
がらの画素データは積分終了後直ちに出力され、演算終
了時までデータをセンサ内で持っておくことはできない
。又AFマイコン(MCI)が新データを取り込みに行
けば、現在演算中のデータは破壊されてしまう。 結局この第2回目の積分のデータは捨てられることにな
る。しかし■で演算が終了した時点ですぐ大の積分を開
始すれば、明るければこの積分時間自重さほど問題では
なく、焦点検出ループの時間としては長くならない。な
おこの場合には■でのカウント値T2’は無視されるこ
とになる。そして、この時の移動分補正の計算は前述し
た計算式%式% 2−T3とした時の補正量Tz=Tx/2+Tyが演算
結果で求められたレンズ駆動カウント値DRCNTがら
減算しておけばよい。なおここでT3とは演算終了時の
イベントカウント値である。■で補正された値DRCN
Tを新たなイベントカウンタのカウント値EVTCNT
としてセットする。 次の積分開始時にはこのカウント値をT1″として保存
し、以下同様に繰り返す。 次に被写体が暗い場合は[株]で積分開始時のイベント
カウント値T1を保存する。・0で積分が終了してT2
を保存する。AGCデータを取り込んでから■ですぐ次
の積分を開始する。CCDデータ入力後@から焦点検出
演算を開始する。そして[相]で演算が終了し、T3を
得て(A)と同様の移動分補正をする。この積分終了時
点の[相]では第2回目の積分が終了していない。ここ
で「繰り込み積分」方式を用いていないとすると、[相
]において新たな積分を開始することになりここから[
株]−〇間と同等の時間を待たなければならない。しか
し、本実施例では「繰り込み積分」によって[相]です
でに積分を開始しているので、積分終了まで[相]−〇
間持つだけですむ。すなわちトータル時間として■−[
相]の時間が短縮されることになる。すなわち、「繰り
込み積分」方式は積分時間が■−[相]時間を超えるよ
うな場合に効果が出てくる。本実施例では〇−[相]が
60m5、又[相]−〇の最大積分時間を10()Il
lsとしている。 ところで(B)の場合の移動分補正については(A)と
同様の方法はとれない。演算終了時Oでの移動片補正は
、積分開始時■のカウント値T1′(こitは曲回の積
分終了時点のカウント値と同じと見なしてT2→Tl’
とおきかえられる)と、積分終了時のT2′、演算終
了時の73’ を用いて補正値を求めたいが、前回の演
算終了時[相]で、レンズ駆動用イベントカウント値E
VTCNTが書き換えられている。すなわち補正計算で
のTx=71’ −72’ !こおいて、T1’ と
72’ では別次元の数値であり、この計算は意味がな
い。T 2 ’−1Tl′は[相]で演算結果が求めら
れE V T CN Tがセントされた時点から新しい
スケールになっているのである。そこで、Tl’ も
新しいスケールに変換する必要がある。すなわち、[相
]で求まった駆動カウント値DRCNTと、前回のスケ
ールで[相]に米でいる値T3との差が新スケールへの
変換補正量となる。システムが理想的であれば、DRC
NT=T3となるはずであるが、被写体に対しレンズが
移動しなからセンサ積分をしているということや、デフ
ォーカス量対レンズ駆動カウント値の間での変換では係
数が小さめに量子化されているということや、焦点検出
演算で求まるデフォーカス量自体もレンズの行きすぎ防
止の意味で幾分小さめに結果が求まるようにし行きすぎ
てもどったりした時に行うバックラッシュ補正によって
の誤差を含まないよう考慮しであることにより必ずDR
CNT>T3となっている。そこでDRCNT−T3が
新スケールと旧スケールとの補正量となり、T2をTI
’に置きかえる時にこれを補正すれば新スケールのTI
’が求まりOでの移動片補正ができる。、フローチャー
トに揚げた実施例では、(DRCNT−73)+T2→
Tl’ と置きかえてTx=TI’ −T2’ として補正量T
zを求めている。しかし、又これを別の実施例として Tx=(T2−T3)+(DRCNT−T2’ )とし
ても、同様に補正量Tzを求めることができる。ただし
、この場合は(DRCNT−T3)の補正が必要ないか
わりに、移動分捕正時に繰り込み積分の場合の別ルーチ
ンを作り、 T\=71’ −72′ のかわり;こ上記式を用意しておかな(亀とならな(1
゜又T2′によっでT2が消されてしまわな−1ような
別のメモリを用意しておく必要もある。 次に70−チャート上で「繰り込み積分」を見ると、第
10図の#66から始まる。#65で駆動中7ラグをチ
ェックしてレンズが駆動中とし1う判断をした時には、
「繰り込み積分」状態になろうがなるまいが#6Gで次
の積分を開始し、#67で繰り込み積分フラグ(第5−
1表の繰り込み積分F)をたてていく、そして、「繰り
込み積分」が必要な時の焦点検出ループのトップを#f
J9図の#40の「CDINTJとしている。 午、第18図(B)の状態であるとする時の70−を追
う。#40で積分モードにして積分終了信号Ntl 1
を検知できるよう【こしぞおく、そして#42で繰り込
み積分フラグがたってしするかどうかをチェックして、
たっていなければ繰り込み積分モードになっていないの
で#44へ進む。繰り込み積分フラグがたっていれば#
43へ進み、積分終了信号Nl34をチェックして、す
でに積分が終わっているかどうかをチェックする。第1
8図(B)の[相]のように積分が終わっていなけれぼ
#49のl”TINT(lへ進む、すなわちITINT
cJからが繰り込み状態時の70−で、#44からの[
CDINTSJが非繰り込み用である。第10図の#4
9では1−cut st+oL7ラグを1″にする。#
50でAFE信号を“Low″にし、そして前述したよ
うに#51で移動片補正に備えてTI”の補正をする。 #53で積分の残り時間の最大値40Il+sをセ・ン
卜して、#55へ進む、以下はメインルーチンを流れて
いく、「繰り込み積分」はこのようにして焦点検出時間
を短縮する効果を出す。以上でAFマイコン(MCI)
の70−の説明を終わる。 2訓じピ臥迷− 以上詳述したように、本発明は、被写体からの光を受光
する電荷蓄積型イメージセンサから伝送される蓄積電荷
に基づいて撮影レンズの焦点調節状態を演算し、その結
果に応じて註撮彩レンズのフォーカシングを行う自動焦
点調節装置iこおいて、被写法の輝度が所定以上か否か
を判別する判別手段と、該輝度が所定以上と判別された
ときには、フォーカシング中もイメージセンサの電荷の
蓄積を行い、演算された最新の焦点調節状態に応じて撮
影レンズのフォーカシングを行うとともに、該輝度が所
定以下と判別されたときには、撮影レンズの停止中にの
みイメージセンサの電荷の蓄積を行い、演算終了後に演
算された焦点調節状態に応じてフォーカシングをおこな
う制御手段とを有することを特徴とするものであり、被
写体の輝度が所定以上の明るい時にはレンズを移動させ
つつイメージセンサの電荷の蓄積を行いつつ煎豆検出を
行うので、迅速な自動焦点調節が可能であり、イメージ
センサ上の像の流れも小さいので焦点検出精度もよいし
、被写体の輝度が所定以下の暗い時にはレンズを停止さ
せてからイメージセンサの電荷の蓄積を行うので、やは
り焦点検出精度はよい。 特に、本発明によれば、被写体が明るい場合に、移動す
る被写体に対する自動焦点調節の追随性が良(、レンズ
の動きもなめらかである。
位置で完全にストップするまで持ち、止まってから始め
て、合焦確認の族2点検出に入る。これは「WsTOP
Jループをまわっている間に第16図の#252の[■
NT3SJの割り込みが入り、レンズをコントロールす
るわけである。 このニアゾーン内でレンズを駆動させながら焦点検出を
しないのは、以下の理由による。まず、ニアゾーンでの
レンズ駆動は、一定速度ではなく、加速度を持っている
。すなわち、エンに駆動開始時には正の加速度を持ち、
レンズ停止位置前て゛は負の加速度を持つ6ハイスピ一
ド駆動時からニアゾーン内に入って、ロースピードに切
り変わった時には、負の加速度をもつ。ここで、元来、
ニアゾーンカウント1NZCは、ハイスピードがらモー
タ(Mol)の通電を切ってレンズの移動が止まるまで
のカウント値を目安に決めたもので、モータ(Mol)
が定速で動くための領域ではない。ここで定速でないと
いうことはモータ駆動中にセンサの積分を行っても、積
分時間の中間の位置をもって肢写体データを得た地点と
しで代表することができないということである。従って
、前述のような移動分の補正をしてもその補正は正確で
はなく、レンズ駆動パルスの算出誤差を持つことになる
。 そこで、レンズが一定速度で動いていない時はセ/すの
積分をしないことが望ましい。そこで本実施例では、加
速時、減速時には焦点検出をしていないのである。 人に#159でニアゾーン外にあると判断された時には
#162へ分岐し、ここで100+esの時間待ちをす
る。レンズ停止状態から加速しているので、定速となる
まで100m5時間待ちをしているのである。そして#
163で終端チェックをする。終端チェックの周期につ
いては、短かすぎても長すぎてもよ(ない。レンズの動
きに応じたエンコーダのパルスの間隔よりも短すぎると
止まっているとII+断してしまうし、逆に艮すぎると
モータ、ギヤ、クラッチ等の駆動系の耐久性や、終端で
の反転駆動の応答性などの問題があるので、数10m5
から20On+s程度の間隔におさえている。 次に#164では、1−cut 5bot7ラグをみて
1cut 5hotモードになっているかどうかをチェ
ックし、1−cut 5botモードであれば、レンズ
を駆動させながらの焦点検出をしないというモードであ
るので#160のrWsTOPJへ進んで、レンズが停
止するのを待ち、止まってから合焦確認のための焦点検
出を行う、 1−cut 5hotモードでなければ
、@9図の#39の「CD I N T A Jヘルー
プしていく6以上が自動焦点調節のメインルーチンであ
る。 次に第13図からの分岐ルーチン、サブルーチンについ
ての説明をする。ま丁、第13図の#165から始まる
「LOWCoN」フローは第11図のメインルーチンの
#88から、焦点検出演算の結果がローコントラストで
あった時に分岐しでくる70−である。まず#165で
終端チェックをして、#166でAFモード7ラグをみ
てAFモードか否かのチェックをする。AFモードであ
れば#167へ進み前回ローコンフラグをセントし、#
168でローコントラスト時の表示として端子(P32
)と(P 30 )のLL信号とLR倍信号同時にLo
u+″と”Higb″を繰り返してLED(LEI)L
)(LEDR)の点滅表示をする。そしてすぐ次の焦点
検出ヘループしていく。AFモードでなければ#166
から#169へ進み、駆動中7ラグをみてモータが駆動
中かどうかをチェックする。駆動中であれば、a−コン
スキャン中である場合と、自動焦点調節中にローコント
ラストという結果になってきた場合とがあるので、#1
70でスキャン中7ラグをチェックしてこれを区別し、
自動焦点調節中であれば、前述したようにレンズを止め
るまではローフントラストの結果を無視するので、tぐ
#・↓0のrcDINTJへ進んで次の焦点検出に入る
。ローコンスキャン中に#170へ米たのであれば、#
171でローコントラスト状態からぬけ出て、自動前、
α調節を始める時の繰り込み積分時の移動分補正のため
に、演算終了時点でイベントカウンタ値T3を、最大カ
ウント値65,000にセットしておく。(詳細は後述
する)同様にモータ駆動用イベントカウンタ値E V
T CN T、終端検知用力フント値M E CN T
も最大カウント値65,000にセノトシておく。そし
て#40のrCDINTJヘループする。 レンズ停止時に、ローコントラストになっている時には
、#169から#172へ進む。そしてローコンスキャ
ンの禁止を示すスキャン禁止フラグがたっでいれば#1
73へ進む。なおスキャン禁止フラグがたつのは、ロー
コンスキャンがすでに一度終わっているか、又はコント
ラストが出たことがあるかのいずれかである。 #173から#175と#181から#163について
は、いずれも補助光AFモードに入るか否かの判断をし
ているステップである。この補助光AFモードに入る条
件というのは、まずAFモードであるということ、被写
体がローコントラストであるということ、レンズが停止
中でであI)さらにローライトであるということ、第3
図の補助光照明装置のついた電子閃光装置がカメラに取
り付けられて、補助光発光可能状態を示すAFFL信号
が米ており、なおかつその充電完了信号RDYが米でい
るということであり、これら条件がそろって始めて補助
光AFモードに入る。まず#173でローライトフラグ
、$174tl’補助光OK信号AFFL、#175で
充電完了(g号RDYを見て、いずれも”1”で条件が
そろえば#225からの「LLLEDJへ飛んで補助光
AFモードに入る。この条件がそろっていなければ、#
176でローライトフラグに基づいてローライト状態を
チェックし、ローライトなら#177でセンサの最大積
分時間を200m5と倍にする。積分時間100tns
′cAGcが8倍でローコントラスト、ローライトとい
う時なら一段分積分時間を増やせば、ローコントラスト
にならず、焦点検出可となる可能性があるためである。 しかし、これも積分時間が良い時に、レンズ駆動しなが
ら焦点検出をすると誤差がでるという理由により、最大
積分時間を200「1sモードとするのは、レンズ停止
中と限っている。 #173で前回ローコンフラグをセットし、井179で
ローコントラスト状態を示すLED(LEDL)(LE
DR)の点滅表示をし、#180でニアゾーン7ラグ、
繰り込み積分フラグ(f55−1表の繰り込み積分F)
、反転フラグ、終端フラグ、終端2nd7ラグをクリア
して、#40の「CDINTJヘループしていく。 #172でローコンスキャン禁止状態でなければ、#1
81からのrSEARCHJへ分岐する。 井181から#195までの70−は、ローフンスキャ
ンを開始させる70−である6まず、#181から#1
83は、#173がら#175までの70−と同様に補
助光AFモードへ入る条件の判別をしている。そして条
件がそろえば#183から#225のrLLLEDJへ
飛び、補助光AFモードに入る。ローライトであるが補
助光照明装置がセ・ン卜されていなくてAFFL信号が
1″になっていなければ、#181から、#182、#
184へと進み、ここですでにセンサの最大積分時間が
200mjモードになっているがどうかのチェックをす
る。 最大2−’On +nSのモードになっていないのであ
れば、#230のrL、L200Jへ飛び、200+n
sモードフラグをセットして#39のrcDINTAJ
ヘループしでいく。#184で、すでに最大200n+
sモードになっているにもかかわらず、ローコントラス
トであるとか、#181でローコントラストであるがロ
ーライトでないという場合は、#】85へ進み、200
IIlsモード7ラグをクリアする。 これは、ローコンスキャン中に、積分特開が艮いと、前
述にもあったように被写体の像が流れて、ローコントラ
ストになりやすいということや、たとえフントラストが
ありても、積分時間と焦点検出演算時間の最大値の時間
だと、レンズを止めて、改めて焦点検出した時すでに合
焦範囲を超えて行きすぎてしまっているという駆動比の
大きいレンズもありうるので、こういったことを防ぐた
めに、200+nsモードフラグをクリアして、最大積
分時間が10(’)msのモードにしている。 次に、#186から#190にがけでの70−でハ、e
r−コンスキャンをする時のレンズ″のスキャン開始方
法を決めている。被写体が明るい時には、ローコンスキ
ャンは、焦点検出演算で求まっている方向からスキャン
を始める。ローコントラストと判断されてデフォーカス
量が求まらなくても、デフォーカス方向なら求まってい
るという場合があるため、演算結果の方向に従ってスキ
ャンするのである。このローコンスキャン中1こデフォ
ーカス量が求まる領域にくれば、前述してきた通り自動
焦点調節動作に入る。ローフンスキャンではレンズが一
方の終端にあたれば反転駆動させ、逆側の終端にあたれ
ばスキャンは終わる。被写体が暗いか明るいかは、#1
86で積分時間が50m5を越えるが否がを示す1−c
uj 5hot7ラグを用いてチェックしている。これ
はAGCデータを用いてもよし 2倍以上を暗いとして
も、4.8倍以上を暗いとしでもよい。一方、暗い時に
は、#187に進み、ローコンスキャンを繰り出し方向
から始める。こうすれば、ローフンスキャン終了時の最
終停止位置は無限遠端でレンズを繰り込んだ状態で終わ
る。これはレンズにキャップをした時には、繰り込み状
態で終わることになり、レンズがコンパクトにってカメ
ラケースへの収納に便利になる。 この時コントラストを捜す目的でなくて、レンズを繰り
込んで終わるという機能を重視すれば、#187へ進ま
ずに#189のrLLIG’HT2Jへ進むようにして
もよい。すなわち、#18つでローコンスキャンで一回
終端に当たったというスキャン当りフラグ(スキャン当
りF)をたて、#190でMR傷信号Lou+″にして
繰り込み方向にローコンスキャンを始める。レンズが無
限遠端に当たると、#189でたてたスキャン当りフラ
グによって第14図の#199がらの「ROTEMJの
中で、これでスキャンが終了したと判断され、レンズが
停止する。なお、このrLLIGHT2Jは補助光A
Fモードの70−の中から飛んでくる所である。 #191では前回ローコン7ラグに1″をたて、#19
2でスキャン中7ラグをたててい<6#193ではレン
ズ停止時のデフォーカス量FERMを最大値65,00
0にセットしておく。#194で+!$171と同1:
、<T3.EVTCNT、MECNTに最大値65,0
00をセットする。#195でレンズ駆動にあたって表
示を消しておく。 そして、スキャンしながら次の焦点検出ループ#40へ
もどる。 次は、第14図の終端チェックサブルーチン「CKLO
CKJの説明に移る。#196では駆動中7フグをみて
レンズが駆動中がどうかをチェックし、駆動中でなけれ
ば終端のチェックをしないで、17 F −ンL 1”
いく。レンズ駆動中は#197へilみ、終端のチェッ
クをする。駆動時にレンズ駆動パルスカフント値DRC
NTと同じ値をセットしたおいた終端チェック用レジス
タM E CN Tと、レンズ駆動用カウント値DRC
NTとしてセントしたイベントカウンタのカウント値E
VTCNTと比較する。レンズが動いていれば、EVT
CNTの値はエンコーダ(E N C)からのパルスが
入ってくるたびに1ずつ減ILされており、MECNT
と異なった値になっている。レンズが終端に当たって動
いていなければ、工/コーグ(ENC)からパルスは入
ってこないので、E V T CN Tの値は変化せず
M E CN Tと同じ値のままである。ゆえに井19
7でMEcNT=EVTcNTrあればレンズが止まっ
ているという1!す断をして、終端処理70−1−RO
TEMJの#199へ分岐する。MECNT≠EVTC
NTであればレンズが動いていると判断をして拌198
へ進む。#198ではMECNTに改たにEVTCNT
の値をセットしなおして、次の終端チェックに備える。 そしてリターンしていく。 井199がらのP一端処理70−「ROTEMJでは、
まず最初サブルーチンから分岐してきているので、マイ
フンのスタンクポインタをリセ・ントしておく。#20
0でlNTl、rNT2以外の割り込みを禁止する。終
端にぶつかっ一〇いるという、”−とで#201、#2
02でモータ(Mo1)への通電を切って、ブレーキを
かける。#203ではモータ(八102 ンを止めたの
で駆動中7ラグをクリアする。#204で面間方向フラ
グをチェ/りして、前回方向フラグが”0”て゛あれば
(後ビンでありレンズを繰り出していた)、#205て
゛最近接端位置で止まっているという意味で、終端位置
フラグに1″をたてておく。何回方向フラグが”1”で
あれば(前ビンであり、レンズを繰り込んでいた)、#
20Gで無限遠端位置で止まっているという意味で、終
端位置フラグをクリアしておく。 井207ではローコンスキャン中に終端に当たったかど
うかをチェックして、スキャン中であったならば#20
8へ進み、終端でレンズが止まっているという終端7ラ
グをセ・7)しておく。#209では、さらに補助光モ
ードフラグに基づいて補助光AFモード中であったがど
うかをチェックして、補助光AFモード中であったなら
ば、終端に当たればたとえ一度目の発光による焦、直検
出であろうとも、次の焦点検出にループしないでLEI
’)の点滅表示をして、焦点検出をあきらめる。補助光
AFモード1こついては、井225がらのILLLED
J70−の中で詳しく述べる。#209r補助光AFモ
ードでなければレンズを終端位置に止めたまま大の焦点
検出ループ「cDINTAJへ行く。 #207で、ローフンスキャン中にレンズが終端に米て
いる場合には#210へ進み、これまでスキャン中に終
端に当たったことがあるかどうか、すなわち行きか帰り
かをチェ・7りし、行きであれば、スキャン方向を反転
させで動かす必要があるため#217へ進む。#217
では、今回、終端に来たのであるから、スキャン当りフ
ラグをセットする。犬に、#218で前回方向フラグ(
レンズ駆動方向を示す)をチェックし、ヰ・219、井
221でそれぞれこれまでと逆の方向にセットしなおす
。そして#220S#222でそれぞれ次に動かす方向
に従って、レンズ駆動信号MR又はMFie″Low″
にする。この時もちろんブレーキ信号ME!は″)Ii
gh”にしておく。これで反転駆動が開始される。#2
23ではローフンスキャン開始時と同様に、FERM、
T3.EVTCNT、MECNTをそれぞれ最大値65
r 000にセットしなおしておく。#224では駆
動中7?グに”1″をセットして、次の焦点検出ループ
rcDINTA」へ行く。 一方、すでに一度終端に当たっていて、二度目の終端だ
った場合は、#210から#211へ進む。今度は、ロ
ーコンスキャン終了であるからレンズは動かさない。井
211でスキャンで′v!一端(二当たったというスキ
ャン当りフラグをクリアし、井212ではスキャン中7
ラグをクリアし、#213では一度スキャンすれば後は
もうしないために、スキャン禁止フラグをセットしてい
く。#214ではローコンスキャンをしたけれども、コ
ントラストが見つからず、焦点検出不能だったというこ
とで、LEDの点滅表示をする。井215では補助光A
Fモード中かどうかをチェ・7りし、補助光AFモード
中であれば、#216へ行って、次の焦点検出に行かず
に割り込み待ちとして、このまま終わってしまう。補助
光AFモードでなければスキャン終了後、終端位置で焦
点検出を繰り返すため、#39の[CDrNTAJへ戻
る。以上が終端検知ルーチンである。 犬に補助光AFモードのルーチンの説明をする。 補助光AFモードへは第13図のrLOWcONJルー
チンから入ってくる。前述のごとき条件がそろえば$1
75、又は井183から$225の「LLLEDJへす
すみ、補助光AFモードの70−になる。第14図の$
225ではまず補助光AFモードを示す補助光AFモー
ドフラグをたてる。 $226で端子(PI3)からの端子(S T 4 )
の信号を”Higb”にする。フラッシュ回路(F L
S )は、この信号によって補助光用LED(48)
の発光を開始させる。#227″Cは補助光AFモード
へ入ったということを外部に知らせるために、L L信
号とLR信号をLow″にし、両側のLED(LEDL
)(LEDR)を点灯させる。点灯時間は、次の焦点検
出演算が終わるまであり、最大450ωS点灯するのが
標準となる。これは、$229の2001fisの時間
待ちと、焦点検出のための演算時間と、最大積分時間が
200m5の場合の合計時間であるが、被写体ががなり
近くて明るいと、450m5以下で焦点検出が完了する
。すなわちこれもレンズ駆動中は表示を消すというため
である。この表示は補助光AFモードへ入った時の1回
だけである。 一方、補助光用LED(48)は2回発光している。 補助光AFモードのシーケンスは、まず補助尼用LED
(48)を1回発光させて、200+nsの間CCDイ
メーノセンサ(FLM)に灯して予備照明をしておく。 これはCCDイメーノセンサ(FLM)の応答性を上げ
るためである。そして、最大積分時間が200m5のモ
ード?、補助光照明のもとでCCDの積分をする。そし
て、このデータにより焦点検出演算をし、レンズを駆動
させる。この間、焦点検出はしない。そしてレンズ停止
後、2回口に補助充用LED(48)を発光させ、1回
目と同様に最大4501115の後、焦点検出結果が合
焦ゾーン内に入っていなれけば、再度レンズを駆動させ
て焦点調節を行う。これが基本的な動きである。 ここで、補助光用LED(48)の発光が1回目h−2
回目かの区別が必要となってくる。これを区別する為に
、補助光1sL7ラグ(第5−2表の補助光1stF)
が設けられている。このフラグはO”が入っていれば1
回目の発光であることを示し、”1″で2回目の発光を
示している。$228ではこのフラグに0”を入れてお
く。$229ではセンサの予備照明時間として200m
5待ち、$230でセンサの最大積分時間が200+a
sのモードにセットしておく。補助光AFモードの場合
、たいていが200 ms+Q分時間となる。そして、
通常AFモードの時と同様のrcDINTAJヘループ
する。 第9図の#3つから補助光発光状態で70−が進み、第
10図の#69で補助光を消す。以下同様に焦点検出し
、第13図の#87に米で、第14図井238の補助光
AI’モード用70−「LSAVEJへ分岐する。これ
が$238から始まるフローである。 まず、補助光AFモードでの焦点検出が1回目かどうか
を判別して、1回目であれば$239へ進む。ここで、
焦点検出演算結果が、ローコントラストであったかどう
かをチェックし、ローコントラストであれば、$189
のrLLIGHT2Jへ行き、2回目の焦点検出をあき
らめる。このあと、第13図の$189.$190から
第9図の井40へループしていき、レンズを繰り込んで
終わる。これはあきらめて繰り込んでいるのであるから
、補助光も発光させないので、焦点検出ループを回る必
要はないが、こうしておけば繰り込み中、急に明るくな
ってコントラストが出れば、補助光なしに焦点検出する
ことが可能であるからである。$239でローコントラ
ストでなければ、第11図の#91の[NLDCIJへ
行き焦点調節駆動の70−へ入って行く。この場合には
、第11図の#91から$102を通り、更に、第12
図の$141を通って$155で駆動を始め、井158
から補助光AFモード時の70−「L2sAVEJ(第
14図の$231)へ分岐してくる。 第14図の$231では補助光1st7ラグに基づいて
補助光の発光が1回目かどうかのチェ/りをし、1回目
であれば井232へ進む。ここでレンズを焦点検出演算
結果のカウント量だけ駆動させ終わるまで待ち、レンズ
の移動停止後、2回目の補助光発光の70−井233へ
進む。#233では、補助光OK信号AFFLを見て、
1″(OK)であれば、#234で2回目の補助光発光
信号を出力する(すなわち端子(S T 4 )の信号
を”Hlgll”に゛[る)。ΔFFL信号が0”であ
れば補助光照明装置が切られたのであるから、2回目の
発光はしないでおく。なお、この実施例では、この場合
に補助光A Fモードから解除していないが、解除して
もよい。 #235で補助光1sL7ラグをセットして、2回目の
補助光AFモードであることを示しておく。 そして1回目の時と同様に、#229で200168待
って井230を通って、#39の「CDINTA」へ行
く。2回目の補助光AFモードの時も同様の70−を通
り、第9図の#39から第10図の井・t4、#68を
通って、第11図の#87で補助光AFモードである場
合には、第14図の#238の[LSAVEJへ分岐す
る。1度は2回目の補助光AFモードであるので、#2
40へ進む。 井240でローコントラストであったかどうかをチェッ
クして、ローコントラストであれば#211へ進み、年
度は1度目の場合と違ってレンズを繰り込まずに停止さ
せたままで、両側のLED(LEDL)(LEDR)の
点滅表示をして割り込み待ちとなる。 ローコントラストでなければ、#239から第11図の
#91へ進み、レンズ駆動の70−へ入る。そして第1
2図の井158まで補助光AFモード用70−の「L2
SAVE」へ分岐する。#231では2度目の補助光A
Fモードであるので、#236へ進み、1度目と同様レ
ンズが停止するのを待つ。補助光AFモードでなければ
、このあと合焦確認の焦点検出へ入るが、補助光発光は
2回までと制限したので、確認の焦点検出へは行かない
。(本実施例では発光を2回までとしているために、確
認をせず次のような処理をしているが、発光回数の制限
をせず、合焦が確認されるまで発光させてもよい。)こ
の処理とは、レンズ停止時の焦点検出演算値F E R
Mをチェックする。士なわち、2回目のレンズ駆動開始
時のデフォーカス1が14am未満であれば、焦点検出
性能を考えて、充分合焦確認なしに合焦ゾーン内までレ
ンズをもっていくことができると判断して、第11図の
#117の合焦時の70−1”INFZJへ進んで、合
焦表示をする。FERMが11以上であれば、1度口と
2度目の焦点検出結果が太き(異なっていたということ
で、確かな焦点検出ができなかったとして、#211へ
進み、レンズを今の位置に置いたまま両側のLED(L
EDL)(LEDR)を点滅させる。以上が補助光AF
モードのルーチンである。補助光用LED(48)の発
光を2回に制限しているのは、発光回数が多いと電源消
費や使いかっての問題があり、1回だと焦点検出誤差や
バックラッシュ誤差の問題があるので、2回を妥当とし
ているのである。又、2回目の焦点検出が不能であった
場合、レンズを繰り込んでいないのは、スイッチ(Sl
)を一旦開いてから再度閉成して補助光AFモードを再
トライしてみると、今度は被写体の合焦近傍からスター
トする可能性が多く、合焦ゾーン内にレンズを持ってい
く可能性も高まるのであろうと判断しているためである
。 次に、第16図のイベントカウンタ割り込み7O−rI
NT3SJについての説明に入る。これは割り込み端子
(INT3)に入ってくるレンズ駆動用モータ(Mol
)のエンコーグ(ENC)からのパルス(W 号P S
を使って、レンズ駆動のコントロールを行なうものであ
る。合点位置までのレンズの駆動カウント値EVTCN
Tを焦点検出演算によって求めたが、このINT3への
割り込み信号によってレンズの駆動量を常にモニターし
、レンズの移動スピードや停止位置をコントロールする
。まずレンズ駆動時に駆動カウント値EVTCNTがイ
ベントカウンタにセットされる。そしてレンズ駆動用モ
ータ(Mol)に通電が開始される。するとレンズが動
き出し、エンコーグ(ENC)からパルスが出てINT
3に割り込みがかかる。そして井252のrINT3s
Jの70−が始まる。 まず、$252で1”パルス信号が来たということで、
イベントカウンタのカウント値EVTCNTを1″減す
る。モして井25′)で゛、二のカウント値EVTCN
Tが指定量(すなわち0”)をカウントしたかどうかチ
ェ7りし−〔、EVTCNTが”0”になれば、合焦位
置まて゛レンズが米たとし1うことで#259□\進み
、モータ(Mol)の駆動をストンブさせる。 イベントカウンタのカウント値EVTCNTが0″にな
っていなければ#254へ進み、ニアゾーンフラグに基
づいてレンズがニアゾーン内に入っているかどうかをチ
ェックする。ニアゾーンフラグが1″でなければ#25
5へ進み、年回のパルスによってニアゾーンに入ったか
どうかをチェックし1こいく。#255でイベントカウ
ンタのカウントf直E\7T(TNTがニアゾーンカウ
ンタのカウント値NZCより小さくなっていれば、今回
ニアゾーン内に入ったということで#256へ進む。 ニアゾーン外であれば「INT3sJの割り込み70−
からメイン70−ヘリターンしていく。一方、#256
では今回始めてニアゾーン内に入ったということでニア
ゾーンフラグをたて、#257で端子(PO3)からの
MC信号をLou+″にし、モータ(Mol)の駆動を
ロースピードに切り換える。 そして井258で、割り込みフローのスタックポインタ
をリセットして第12図の#160の「WSTOPIへ
進み、終端チェックをしながらレンズが停止するのを待
つ。 すなわちこのrWsTOP]の70−をループしながら
「INT3sJの割り込みが入り、#252から#25
4.#258の70−を繰り返し、カウント値EVTC
NTが”0″になった時点で、このループを抜は出て、
井259へ進む。ここでニアゾーン内にあれば#160
の[WSTOPIへ進み、メイン70−ヘリターンしな
いのは、前述したようにレンズが定速で動いていない時
には焦点検出しないとしているためで、ニアゾーン領域
に入ればレンズは減速していくので定速でないためこの
領域に入ればレンズを動がしながら焦点検出はしない。 次にレンズがその駆動パルスカウント値E V TCN
T分だけ動ききった時点では、#253て・のチェック
でカウント値EVTCNTが0”になるので#259へ
進む。ここで、レンズ駆動用モータ(MC1)への通電
を切り、井260でブレーキをかけて、#261で駆動
中7ラグをクリアして、井262でイベントカウンタの
割り込みを禁止して、#263へ進む。ここで、補助光
AFモード中であるがどうかをチェックして、補助光A
Fモード中であれば、このイベントカウンタ割り込みか
らリターンしていく。このリターン先は補助光A Fモ
ードの70−で説明したように、第14図の#232か
#236である。#263で補助光AFモードでない場
合には、#264でスタックポインタをリセットして#
265へ移る。 ここからの70−は焦点調節駆動後、そのレンズの停止
位置が合焦ゾーン内に入っているかどうかの確認の焦点
検出に行くかどうかを判定しているものである。まず、
制御マイコン(MC2)から送られて米でいるDR倍信
号見て、単写モードか、連写モードかをチェックする。 DR倍信号0”すなわち単写モードであるならば、#2
67で10m5%ち、レンズがロースピードから完全に
停止してから、次の焦点検出ループに入る。そして、次
の焦点検出で合焦ゾーン内に入っていることが確認され
れば、すなわち第11図のメイン70−の#116でチ
ェックされ合焦であれば、始めて#117へ進み、合焦
表示をする。レンズが停止した位置が合焦ゾーン内に入
っていなければ、再び、第11図の#120からレンズ
駆動のルーチンに入り、同じことが繰り返される。これ
が合焦確認時の70−である。次に連写モードの場合、
DR倍信号1″であるので、第16図の#265から#
266へ進む。ここでレンズ停止時(駆動中7ラグがθ
″の時)のデフォーカスl(FERM)をチェックする
。この数値が500μ輪以上であれば、#267へ進む
。すなわち、連写モードの時に、レンズ駆動前のデフォ
ーカス量が500μm0以上であれば、合焦確認をする
ということになる。 #266でFERMがSOOμ−未満であれば、井26
8へ進み、反転フラグがたっているかどうかをチェック
し、反転フラグがたっていればバックラノ/ユの補正を
したことがあるということで、合焦確認をするために、
#267の方へ行く。井268″C反転フラグがたって
いなければ、#117のrlNFZJの合焦表示70−
へ行く。これは連写モードの時には、レンズ駆動スピー
ドを上げて移動している被写体に対する追従性をよくさ
せるための方法で、500μ「1以内の位置からバック
ラッシュの補正をしないで自動焦点調節をさせた場合に
は、システムのりニアティもよ(、確実に合焦ゾーン内
に入るという確信のもとで合焦確認の焦点検出をせずに
、直接合焦表示へ行く。これ以外の場合は、合焦確認に
行き、合焦精度を上げる。もっとも焦点検出能力が更に
向上し駆動系統の誤差がまったくない完全に近いもので
あれば、すべてここでの合焦確認は不用というふうにし
てもよい。以上が自動焦点調節のシーケンスである。 次に、第9図の#40から井53までの70−と第13
図(A)(B)のタイムチャートとを用いて「繰り込み
積分」と、移動分補正について説明する。 これは基本的に、焦点検出ループに要する時間を短くす
るための手段である6第18図(A)は被写体が比較的
明るく、CCDイメージセンサ(FLM)の積分時間が
60+ns未満の場合であり、第18図(B)は積分時
間が60Illsを超えるような暗い場合である。そし
て第18図(B)がraワ込み積分」と称する状態にな
っている。 まず被写体が明るい場合、第18図(A)の■でセンサ
の積分が開始されるときのイベントカウンタの値EVT
CNTを読み取り、これをT1として保存する。積分終
了時の■でT2を保存する。 そして、AGCデータを入力してすぐ■で大の積分を開
始してしまう。この積分開始時は■と時間的にほぼ同一
時刻であるとして、71′=72として考え、改めてT
I’ を取り込むことはしない。 ■で積分を開始したと同時に、CCDイメージセンサか
ら画素データを取り入れる。そして■で焦点検出演算を
開始する。ところが(A)の明るい被写体の場合、■か
ら始まった第2回目の積分は焦点検出演算が終了するま
でに■で終わってしまっている。CCDイメージセンサ
がらの画素データは積分終了後直ちに出力され、演算終
了時までデータをセンサ内で持っておくことはできない
。又AFマイコン(MCI)が新データを取り込みに行
けば、現在演算中のデータは破壊されてしまう。 結局この第2回目の積分のデータは捨てられることにな
る。しかし■で演算が終了した時点ですぐ大の積分を開
始すれば、明るければこの積分時間自重さほど問題では
なく、焦点検出ループの時間としては長くならない。な
おこの場合には■でのカウント値T2’は無視されるこ
とになる。そして、この時の移動分補正の計算は前述し
た計算式%式% 2−T3とした時の補正量Tz=Tx/2+Tyが演算
結果で求められたレンズ駆動カウント値DRCNTがら
減算しておけばよい。なおここでT3とは演算終了時の
イベントカウント値である。■で補正された値DRCN
Tを新たなイベントカウンタのカウント値EVTCNT
としてセットする。 次の積分開始時にはこのカウント値をT1″として保存
し、以下同様に繰り返す。 次に被写体が暗い場合は[株]で積分開始時のイベント
カウント値T1を保存する。・0で積分が終了してT2
を保存する。AGCデータを取り込んでから■ですぐ次
の積分を開始する。CCDデータ入力後@から焦点検出
演算を開始する。そして[相]で演算が終了し、T3を
得て(A)と同様の移動分補正をする。この積分終了時
点の[相]では第2回目の積分が終了していない。ここ
で「繰り込み積分」方式を用いていないとすると、[相
]において新たな積分を開始することになりここから[
株]−〇間と同等の時間を待たなければならない。しか
し、本実施例では「繰り込み積分」によって[相]です
でに積分を開始しているので、積分終了まで[相]−〇
間持つだけですむ。すなわちトータル時間として■−[
相]の時間が短縮されることになる。すなわち、「繰り
込み積分」方式は積分時間が■−[相]時間を超えるよ
うな場合に効果が出てくる。本実施例では〇−[相]が
60m5、又[相]−〇の最大積分時間を10()Il
lsとしている。 ところで(B)の場合の移動分補正については(A)と
同様の方法はとれない。演算終了時Oでの移動片補正は
、積分開始時■のカウント値T1′(こitは曲回の積
分終了時点のカウント値と同じと見なしてT2→Tl’
とおきかえられる)と、積分終了時のT2′、演算終
了時の73’ を用いて補正値を求めたいが、前回の演
算終了時[相]で、レンズ駆動用イベントカウント値E
VTCNTが書き換えられている。すなわち補正計算で
のTx=71’ −72’ !こおいて、T1’ と
72’ では別次元の数値であり、この計算は意味がな
い。T 2 ’−1Tl′は[相]で演算結果が求めら
れE V T CN Tがセントされた時点から新しい
スケールになっているのである。そこで、Tl’ も
新しいスケールに変換する必要がある。すなわち、[相
]で求まった駆動カウント値DRCNTと、前回のスケ
ールで[相]に米でいる値T3との差が新スケールへの
変換補正量となる。システムが理想的であれば、DRC
NT=T3となるはずであるが、被写体に対しレンズが
移動しなからセンサ積分をしているということや、デフ
ォーカス量対レンズ駆動カウント値の間での変換では係
数が小さめに量子化されているということや、焦点検出
演算で求まるデフォーカス量自体もレンズの行きすぎ防
止の意味で幾分小さめに結果が求まるようにし行きすぎ
てもどったりした時に行うバックラッシュ補正によって
の誤差を含まないよう考慮しであることにより必ずDR
CNT>T3となっている。そこでDRCNT−T3が
新スケールと旧スケールとの補正量となり、T2をTI
’に置きかえる時にこれを補正すれば新スケールのTI
’が求まりOでの移動片補正ができる。、フローチャー
トに揚げた実施例では、(DRCNT−73)+T2→
Tl’ と置きかえてTx=TI’ −T2’ として補正量T
zを求めている。しかし、又これを別の実施例として Tx=(T2−T3)+(DRCNT−T2’ )とし
ても、同様に補正量Tzを求めることができる。ただし
、この場合は(DRCNT−T3)の補正が必要ないか
わりに、移動分捕正時に繰り込み積分の場合の別ルーチ
ンを作り、 T\=71’ −72′ のかわり;こ上記式を用意しておかな(亀とならな(1
゜又T2′によっでT2が消されてしまわな−1ような
別のメモリを用意しておく必要もある。 次に70−チャート上で「繰り込み積分」を見ると、第
10図の#66から始まる。#65で駆動中7ラグをチ
ェックしてレンズが駆動中とし1う判断をした時には、
「繰り込み積分」状態になろうがなるまいが#6Gで次
の積分を開始し、#67で繰り込み積分フラグ(第5−
1表の繰り込み積分F)をたてていく、そして、「繰り
込み積分」が必要な時の焦点検出ループのトップを#f
J9図の#40の「CDINTJとしている。 午、第18図(B)の状態であるとする時の70−を追
う。#40で積分モードにして積分終了信号Ntl 1
を検知できるよう【こしぞおく、そして#42で繰り込
み積分フラグがたってしするかどうかをチェックして、
たっていなければ繰り込み積分モードになっていないの
で#44へ進む。繰り込み積分フラグがたっていれば#
43へ進み、積分終了信号Nl34をチェックして、す
でに積分が終わっているかどうかをチェックする。第1
8図(B)の[相]のように積分が終わっていなけれぼ
#49のl”TINT(lへ進む、すなわちITINT
cJからが繰り込み状態時の70−で、#44からの[
CDINTSJが非繰り込み用である。第10図の#4
9では1−cut st+oL7ラグを1″にする。#
50でAFE信号を“Low″にし、そして前述したよ
うに#51で移動片補正に備えてTI”の補正をする。 #53で積分の残り時間の最大値40Il+sをセ・ン
卜して、#55へ進む、以下はメインルーチンを流れて
いく、「繰り込み積分」はこのようにして焦点検出時間
を短縮する効果を出す。以上でAFマイコン(MCI)
の70−の説明を終わる。 2訓じピ臥迷− 以上詳述したように、本発明は、被写体からの光を受光
する電荷蓄積型イメージセンサから伝送される蓄積電荷
に基づいて撮影レンズの焦点調節状態を演算し、その結
果に応じて註撮彩レンズのフォーカシングを行う自動焦
点調節装置iこおいて、被写法の輝度が所定以上か否か
を判別する判別手段と、該輝度が所定以上と判別された
ときには、フォーカシング中もイメージセンサの電荷の
蓄積を行い、演算された最新の焦点調節状態に応じて撮
影レンズのフォーカシングを行うとともに、該輝度が所
定以下と判別されたときには、撮影レンズの停止中にの
みイメージセンサの電荷の蓄積を行い、演算終了後に演
算された焦点調節状態に応じてフォーカシングをおこな
う制御手段とを有することを特徴とするものであり、被
写体の輝度が所定以上の明るい時にはレンズを移動させ
つつイメージセンサの電荷の蓄積を行いつつ煎豆検出を
行うので、迅速な自動焦点調節が可能であり、イメージ
センサ上の像の流れも小さいので焦点検出精度もよいし
、被写体の輝度が所定以下の暗い時にはレンズを停止さ
せてからイメージセンサの電荷の蓄積を行うので、やは
り焦点検出精度はよい。 特に、本発明によれば、被写体が明るい場合に、移動す
る被写体に対する自動焦点調節の追随性が良(、レンズ
の動きもなめらかである。
第1図は本発明実施例のカメラシステム全体を示す概略
図、@2図はその電気回路を示すブロック図、第3図は
その電子閃光装置の7ラソシユ回路を示す回路図、第4
,5図はその制御マイコンの動乍を示す70−チャート
、第6図はそのインターフェース回路を示すブロック図
、第7−16図はそのAFマイコンの動作を示す70−
チャート、第17図(A)(B)はそれぞれわりこみ信
号を信号すタイムチャート、第18図(A)(B)は「
繰り込み積分」の動作を説明するためのタイムチに−ト
、第19図は本発明実施例の焦点検出原理を説明するた
めの概略図である。 (LZ);撮影レンズ (FLM):電荷蓄積型イメージセンサ(113);A
Fコントローラ(制御手段、判別手段)(MCI );
A Fマイコン(制御手段、判別手段)。 以 上 出願人 ミノルタカメラ株式会社 第181!ACA) 第1q図 手続補正書(方式) 2q 昭和60年05月赫日
図、@2図はその電気回路を示すブロック図、第3図は
その電子閃光装置の7ラソシユ回路を示す回路図、第4
,5図はその制御マイコンの動乍を示す70−チャート
、第6図はそのインターフェース回路を示すブロック図
、第7−16図はそのAFマイコンの動作を示す70−
チャート、第17図(A)(B)はそれぞれわりこみ信
号を信号すタイムチャート、第18図(A)(B)は「
繰り込み積分」の動作を説明するためのタイムチに−ト
、第19図は本発明実施例の焦点検出原理を説明するた
めの概略図である。 (LZ);撮影レンズ (FLM):電荷蓄積型イメージセンサ(113);A
Fコントローラ(制御手段、判別手段)(MCI );
A Fマイコン(制御手段、判別手段)。 以 上 出願人 ミノルタカメラ株式会社 第181!ACA) 第1q図 手続補正書(方式) 2q 昭和60年05月赫日
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、被写体からの光を受光する電荷蓄積型イメージセン
サから転送される蓄積電荷に基づいて撮影レンズの焦点
調節状態を演算し、その結果に応じて該撮影レンズのフ
ォーカシングを行う自動焦点調節装置において、 被写体の輝度が所定以上か否かを判別する判別手段と、 該輝度が所定以上と判別されたときには、フォーカシン
グ中もイメージセンサの電荷の蓄積を行い、演算された
最新の焦点調節状態に応じて撮影レンズのフォーカシン
グを行うとともに、該輝度が所定以下と判別されたとき
には、撮影レンズの停止中にのみイメージセンサの電荷
の蓄積を行い、演算終了後に演算された焦点調節状態に
応じてフォーカシングをおこなう制御手段とを有するこ
とを特徴とする自動焦点調節装置。 2、判別手段は、イメージセンサの積分時間が所定時間
以上であるか以下であるかを判別する手段であることを
特徴とする特許請求の範囲第1項記載の自動焦点調節装
置。 3、判別手段は、イメージセンサの出力信号のゲインを
その大きさに応じて制御する自動ゲイン制御手段のゲイ
ンレベルに応じて判別を行う手段であることを特徴とす
る特許請求の範囲第1項記載の自動焦点調節装置。
Priority Applications (7)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP717985A JPS61165715A (ja) | 1985-01-17 | 1985-01-17 | 自動焦点調節装置 |
US07/186,882 US4888609A (en) | 1985-01-17 | 1988-08-09 | Automatic focus adjusting apparatus |
US07/368,247 US5001509A (en) | 1985-01-17 | 1989-06-19 | Automatic focus adjusting apparatus |
US07/367,979 US4922279A (en) | 1985-01-14 | 1989-06-19 | Automatic focus adjusting apparatus |
US07/368,417 US4931821A (en) | 1985-01-14 | 1989-06-19 | Automatic focus adjusting apparatus |
US07/456,157 US5079582A (en) | 1985-01-14 | 1989-10-20 | Automatic focus adjusting apparatus |
US07/455,825 US4956659A (en) | 1985-01-14 | 1989-12-15 | Automatic focus adjusting apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP717985A JPS61165715A (ja) | 1985-01-17 | 1985-01-17 | 自動焦点調節装置 |
Related Child Applications (12)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60011250A Division JPH0766099B2 (ja) | 1985-01-14 | 1985-01-24 | 自動焦点調節装置 |
JP61080778A Division JPH0766100B2 (ja) | 1986-04-08 | 1986-04-08 | 自動焦点調節装置 |
JP61082663A Division JPH06100713B2 (ja) | 1986-04-09 | 1986-04-09 | 自動焦点調節装置 |
JP8266486A Division JPH0713691B2 (ja) | 1986-04-09 | 1986-04-09 | 自動焦点調節装置 |
JP61082697A Division JPH0766101B2 (ja) | 1986-04-10 | 1986-04-10 | 自動焦点調節装置 |
JP8269886A Division JPS61267716A (ja) | 1986-04-10 | 1986-04-10 | 自動焦点調節装置 |
JP8448486A Division JPS61267741A (ja) | 1986-04-11 | 1986-04-11 | 自動焦点調節装置 |
JP61084485A Division JPH0713695B2 (ja) | 1986-04-11 | 1986-04-11 | 自動焦点調節装置を有するカメラ |
JP8629386A Division JPH0713692B2 (ja) | 1986-04-14 | 1986-04-14 | 自動焦点調節装置 |
JP61086292A Division JP2687958B2 (ja) | 1986-04-14 | 1986-04-14 | 自動焦点検出装置 |
JP61087290A Division JPH0766102B2 (ja) | 1986-04-16 | 1986-04-16 | 焦点検出装置 |
JP8729186A Division JPS61267744A (ja) | 1986-04-16 | 1986-04-16 | 自動焦点調節装置を有するカメラ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61165715A true JPS61165715A (ja) | 1986-07-26 |
Family
ID=11658845
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP717985A Pending JPS61165715A (ja) | 1985-01-14 | 1985-01-17 | 自動焦点調節装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61165715A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63115119A (ja) * | 1986-11-01 | 1988-05-19 | Olympus Optical Co Ltd | カメラの自動焦点検出装置 |
US4969006A (en) * | 1986-03-15 | 1990-11-06 | Minolta Camera Kabushiki Kaisha | Automatic focus control device for use in a camera system |
-
1985
- 1985-01-17 JP JP717985A patent/JPS61165715A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4969006A (en) * | 1986-03-15 | 1990-11-06 | Minolta Camera Kabushiki Kaisha | Automatic focus control device for use in a camera system |
JPS63115119A (ja) * | 1986-11-01 | 1988-05-19 | Olympus Optical Co Ltd | カメラの自動焦点検出装置 |
JPH0690358B2 (ja) * | 1986-11-01 | 1994-11-14 | オリンパス光学工業株式会社 | カメラの自動焦点検出装置 |
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