JPS61267719A - 自動焦点調節装置 - Google Patents

自動焦点調節装置

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JPS61267719A
JPS61267719A JP8269786A JP8269786A JPS61267719A JP S61267719 A JPS61267719 A JP S61267719A JP 8269786 A JP8269786 A JP 8269786A JP 8269786 A JP8269786 A JP 8269786A JP S61267719 A JPS61267719 A JP S61267719A
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Masataka Hamada
正隆 浜田
Tokuji Ishida
石田 徳治
Yasuaki Akata
赤田 保明
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ・−との 本発明は、カメラの自動焦点調節装置に関する。
i九へ11 本願出願人が先に出願した特開昭59−204813号
公報においては、合焦検出装置の検出結果に応じて撮影
レンズを移動させて自動焦点調節を行う自動焦点調節装
置において、撮影レンズがその移動可能範囲の終端に到
達してそれ以上の移動が不可能なことを検知するために
、撮影レンズの移動量をモニタしてその移t!jJ量に
応じたパルスを発生するモニタ回路を設けるとともに、
所定時間内にこのパルスが発生させられなかったときに
レンズが終端に到達したと判断してレンズ駆動を停止さ
せるように構成されたものが提案されている。
明が i しようとする  ヴ しかしながら、このような構成では、撮影レンズがその
移動可能範囲の終端に到達していなくとも、例えば、撮
影者の手がレンズの移動を強制的に停止させてしまった
り、なにかに触れてレンズの移動が強制的に停止させら
れたり、パルスをカウントするレジスタのメモリがオー
バー70−して一周したり(たとえば8ビツトのレジス
タに一定時間に256個のパルスがカウントされた場合
)すると、レンズの移動が停止させられてしまうことが
ある。
そこで、本発明の目的は、このような誤った終端の判断
がなされてしまう確率を減少せしめることができる自動
焦点調節装置を提供することにある。
l13ヴを  するための 上記目的を達成するために、本発明にかかる自動焦点調
節装置は、撮影レンズの合焦位置を検出する合焦検出手
段と、その検出結果に応じて撮影レンズを移動させるレ
ンズ駆動手段と、撮影レンズの移動量をモニタしてその
モニタ量に応じたレンズ移動量信号を出力するレンズ移
動量モニタ手段と、所定時間内にレンズ移動量信号が出
力されないときに、レンズが停止していることを示すレ
ンズ停止信号を出力する停止信号出力手段と、一旦レン
ズ停止信号が出力されたのちにも、再度合焦検出手段の
検出結果に応じて撮影レンズを移動させ、再度レンズ停
止信号が出力されれば撮影レンズの移動を停止させる制
御手段とを有することを特徴とする。
制御 本発明によれば、一旦レンズ停止信号が出力されたのち
にも、再度合焦検出手段の検出結果に応じて撮影レンズ
を移動させ、再度レンズ停止信号が出力されれば撮影レ
ンズの移動を停止させる。
(以下余白) 犬m 本発明の実施例による自動焦点調節のためのカメラシス
テムの概略を第1図に基づいて説明する。
第1図において、一点鎖線の左側はズームレンズ(LZ
)、右側はカメラ本体(BD)であり、両者はそれぞれ
クラッチ(106)(107)を介して機構的に、接続
端子(JLI)〜(J L5)(J Bl)〜(JB5
)を介して電気的に接続される。このカメラシステムで
は、ズームレンズ(LZ)の7オーカ入用レンズ(FL
)、ズーム用レンズ(ZL)、マスターレンX’(ML
)を通過した被写体光が、カメラ本体(BD)の反射ミ
ラー(108)の中央の半透光部を透過し、サブミラー
(109)によって反射されCCDイメージセンサ(F
LM)に受光されるように、その光学系が構成されてい
る。
インターフェース回路(112)は合焦検出モジュール
(AFM)内のCCDイメージセンサ(FLM)を駆動
したり、CCDイメージセンサ(FLM)から被写体デ
ータを取り込んだり、またこのデータをAFコントロー
ラ(113)へ送り出したりする。
AFコントローラ(113)l土CCDイメージセンサ
(FLM)からの信号に基づいて、合焦位置からのズレ
量を示すデフォーカス量1ΔL1とデフォーカス方向(
前ピン、後ピン)との信号を算出する。モータ(Mol
)はこれら信号に基づいて駆動され、その回転はスリッ
プ機構(SLP)、駆動機構(LDR)、カメラ本体側
クラッチ(107)を介してズームレンズ(LZ)に伝
達される。尚、スリップfi楕(SLP)はズームレン
ズ(LZ)の被動部に所定以上のトルクがかかったとき
にすべってモータ(Mol)にその負荷がかからないよ
うにするものである。
ズームレンズ(LZ)Iこおいて、7オーカ入用レンズ
(FL)を駆動するための焦点11g部材(102)の
内周には雌ヘリフィトネジが形成されており、これにネ
ジ嵌合するように、レンズマウント(121)と一体と
なった固定部(101)の外周に雄へりコイ、ドネジが
形成されている。焦点調節部材(102)の外周には大
歯車(103)が設けられており、この大歯$(103
)は小歯車(104)、伝達機構(105)を介して、
レンズ側クラッチ(106))::連結されている。こ
れにより、モータ(Mol)の回松が、カメラ本体のス
リップ機構(SLP)、本体側のクラッチ(107)、
レンズ側のクラッチ(106)、レンズ内の伝達機構(
105)、小歯1t(104)及び大歯車(103)を
介しで、焦点調節部材(102)に伝達され、へりコイ
ドネジによって7オーカス用レンズ(FL)が光軸方向
に前後に移動して焦点調節が行なわれる。また、レンズ
(FL)の駆動量をモニターするためのエンコーダ(E
NC)がカメラ本体(BD)の駆動機構(LDR)に連
結されており、このエンコーダ(ENC)からレンズ(
FL)の駆動量に対応した数のパルスが出力される。
ここで、モータ(Mol)の回転数をNM(rot)、
エンコーダ(ENC)からのパルス数をN、エンコーダ
(ENC)の分解能をP(1/rot)、モータ(Mo
l)の回転軸からエンコーダ(ENC)の取付軸までの
機械伝達系の減速比をμP1モータ(MOl)の回転軸
からカメラ本体側クラッチ(107)までの機械伝達系
の減速比をμB、レンズ側クラッチ(106)から大歯
車(103)までの機械伝達系を減速比をμし、焦点i
a節部材(102)のへりコイドリードをLH(−輪/
rot)、7オーカス用レンズ(FL)の移!lJ量を
Δd (mm)とすると、N=ρ・μP−NM Δd =NM・μB・μL−LH 即ち、 Δd=N・μB・μL−LH/(P・μP)・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(1)の関係
式が得られる。
また、レンXをΔd(am)だけ移動させたときの結像
面の移動量ΔL(+ms)と上記Δdとの比をKop:
Δd/ΔL ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・(2)で表わすと、式(1)(2)より N=KoO・ΔL−P−μP/ (μB・μL−LH)・・・・・・・・・・・・・・・
・・・(3)の関係式が得られる。ここで、 KL=Kop/ (#L−LH) ・・・・・・・・・
−−(4)KB=P・μP/μB ・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・(5)とすると、 N=KB −KL・ΔL ・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・(6)の関係式が得られる。
尚、(6)式において、ΔLは信号処理回路(112)
からデフォーカス量1ΔL1とデフォーカス方向の信号
として得られる。また、(4)式のKLは、ズームレン
ズ(LZ)の変倍揉作用ズームリング(ZR)の回動操
作により設定された焦点距離に対応・してレンズ回路(
LEC)から出力される。
即ち、X−ムリング(ZR)の回動位置に応じたデ 。
−タをコード板(FCD’)が出力し、このデータがレ
ンズ回路(LEC)に送られ、このコード板(FCD)
からのデータに対応したアドレスに記+ILされている
KLのデータが直列でカメラ本体の読取回路(LDC)
で読取られる。コード板(FCD)は、ズームリング(
ZR)の回動設定位置に対応したデータを出力するよう
、コードパターンが定めら九でいる。また、レンズ回路
(LEC)内に内蔵されたROMのような固定記憶手段
には、ズームリング(ZR)により設定される焦点距離
に対応したKLのデータが、それぞれコード板(F C
D )からのデータに対応したアドレスに予め固定記憶
されでいる。
また、(5)式のKBはカメラ本体での前記減速比μB
に応じて固定的に定められるデータであり、このデータ
KBはカッ゛ラコントローラ(111)が持っている。
ここで、カメラ本体側の読取回路(t、Dc)からレン
ズ側のレンズ回路(LEC)へは、端子(JBI)(J
LI)を介して電源が、端子(J B2)(J LZ)
を介して同期用クロックパルスが、端子(JB3)(J
L2)を介して読込開始信号がそれぞれ送られる。
また、レンズ回路(LEC)から読取回路(LDC)へ
は、端子(J L4)(J B4)を介してデータKL
が直列で出力される。尚、端子(J B5)(J L5
)は共通のアース端子である。
レンX′回路(LEC)は、端子(J B3)(J L
3)を介して読込開始信号が入力すると、ズームリング
の回動設定による焦点距離に対応したKLのデータを、
カメラ本体から端子(J B2)(J LZ)を介して
入力されるクロックパルスに同期して、直列に読取回路
(LDC)へ出力する。そして、読取回路(LDC)は
端子(JB2)へ出力するクロックパルスと同じクロッ
クパルスに基づいて、端子からの直列データを読み取っ
て並列データに変換する6カメラコントローラ(111
)は、読取回路(LDC)からのデータKLとその内部
のデータKBとに基づいてKL−KB=にの演算を行な
う、AFシコンロー−7(113)はインターフェース
回路(112)からの被写体像のデータを使ってデフォ
ーカス量1ΔL1を求め、このデフォーカスt+ΔL1
と、カメラコントローラ(111)からのデータにとに
基づいて K・1ΔLl=N の演算を行ない、エンコーダ(ENC)で検出すべきパ
ルス数を算出する。AFシコンローラ(113)は、被
写体像のデータを使って求めたデフォーカス方向の信号
に応じてモータドライバ回路(114)を通しでモータ
(MOI)を時計方向或いは反時計方向に回転させ、エ
ンコーダ(ENC)からAFシコンローラ(113)で
の算出値Nに等しい敗のパルスが入力した時点で、7オ
ーカス用レンX’(FL)が合焦位置までの移動量Δd
だけ移動したと判断して、モータ(Mol)の回(を停
止させる。 以上の説明では、カメう本体(BD)側に
データKBを固定記憶させ、このデータKBにレンズか
らのデータKLを掛けることによりに=KL−KB の値を算出させていたが、K値の算出は上述の方法に限
定されるものではない0例えば、KB値が互いに異なる
複数種類のカメラ本体のいずれに対してもズームレンズ
が装着可能な場合、ズームレンズ(LZ)のレンズ回路
(LEC)から特定のKB値を有するカメラ本体に対応
した に1=KLφKBI のデータを設定焦点匪離に応じて出力するようにする。
一方、この特定8!種のカメラ本体では、カメラコント
ローラ(111)内のデータKBと、KL−KBの演算
は不要として読取回路(LDC)からのデータに1をA
Fシコンローラ(113)へ入力しておくようにし、上
記特定のKB値とは異なる値KB2(≠KBI)を有す
る他カメラ本体に上記レンズが装着されるときは、カメ
ラコントローラ(iii>内に KB 2/KB 1 のデータを持たせ、そして に2=に1・KB 2/KB 1=KL−KB 2の演
算を行なってKL−KB 2の値を得るようにしてもよ
い。
特に、7を一カ入用レンズ(FL)が前述のようにズー
ム用レンズ(ZL)よりも前、方に配置されている前群
繰出型のズームレンズの場合には、Kopの値は Kop”(fl/f)”  ・・・・・・・・・・旧・
・・・・・・・・・・・・・・・・(7)f1ニアオー
カス用レンズの焦点距離 となり、1つのズームレンズについてのKL値またはに
値が非常に広範囲に変化する。この場合、レンズに記憶
するデータKL或いはKを、指数部のデータと有効数字
のデータ(例えば、8ビツトのデータであれば、上位4
ビツトを指数部、下位4ビツトを有効数字数とする)に
分け、カメラ本体の読取回路(LDC)で読取ったデー
タのうち下位4ビツトのデータを指数部のデータだけシ
フトさせてカメラコントローラ(111)へ入力するよ
うにすればKLまたはKの値が大幅に変化しても充分に
対応できる。 。
尚、上記第1図についでの説明では、本発明の全体的な
機能および作用を理解しやすくするために本発明の装置
が回路ブロックの組合せによって構成されるように示し
たが、実際には、それらの回路ブロックの機能のほとん
どは、以下に述べるように、マイクロコンピュータ(以
下、マイコンと称する)より達成される。
第2図は、本実施例のカメラ内の回路を概略的に示すブ
ロック図である。
第2図においで、(M N S ”)は電源スィッチ、
(POR)はその電源スィッチ(MNS)の閉成に応じ
て後述のAFマイコン(MCI)及び制御マイコン(M
C2)のリセットを行うパワーオンリセット回路である
。(Sl)はシャツタレ、リーズボタンの1段押下(半
押し)により閉成されるスイッチで、この閉成によって
測光及び自動焦点調節の動作が開始される。(S2)は
該シャツタレリーズボタンの2段押下(押し切り)によ
って閉成されるスイッチで、この閉成によって露光動作
が開始される。(S4)はフィルムの巻き上げが完了す
ると閉成されるスイッチである。
(MC2)は、第1図で示したカメラコントローラ(1
11)の働きをするもので、カメラのシステム全体の動
作をシーケンス的に制御するマイクロコンピュータ(以
下、制御マイコンという)である。
その端子(11)にはスイッチ(Sl)が接続され、端
子(■2)にはアンド回路を介してスイッチ(S2 )
(S 4 )が接続されている。(OSC)はその動作
用の発振回路である。(MCI)は、第1図で示したA
Fコントローラ(113)の働きをするもので、自動焦
点調節動作をシーケンス的に制御するマイクロコンピュ
ータ(以下、AFマイコンという)である、演算された
焦点調節状態は表示用LED(LEDL)(LEDM)
(LEDR)のいずれかを点灯させることによって7フ
イングー内に表示される。
(SAF/M)は自動焦点調節モード(以下、AFモー
ドという)と手動焦点調節モード(以下、n。
nAFモードという)との切り換えのためのスイッチで
、閉成されるとAFモード、開放されているとnonA
Fモードとなり、そのS A F/M信号は制御マイコ
ン(MC2)の端子(P T 6 )に入力される。こ
こで、nonAFモードには、焦点調節状態の表示のみ
なされてレンズは移動されないFAモードと、該表示も
なされないMANUALモードとが設けられている。(
SA/R)は自動焦点調節の完了後にシャツタレリーズ
を行うAF優先モードと、自動焦点調節の完了前でもス
イッチ(S2)の閉成に応じてシャツタレリーズを行う
レリーズ優先モードとを選択的に切り換えるスイッチで
、閉成されるとAF優先モード、開放されるとレリーズ
優先モードとなり、そのSA/R信号は制御マイコン(
MC2)の端子(PT7)に入力される。
(’MDR2)はフィルムの巻き上げ、巻き戻し用のモ
ータ(MC2)を制御するドライバ回路で、制御マイコ
ン(MC2)からのMM、MN信号によってモータ(M
C2)の回転方向、回転量を制御す・るものである、M
M、MN信号とモータ(MC2)の動作との関係を第1
表に示す。
(以下余白) 第−U (EDO)はプログラムモード/シャフタ速度優先モー
ド/絞り優先モード/マニュアルモードなどの露出制御
モードのうち手動により選択されたモードを制御マイコ
ン(MC2)に伝達するとともに、そのモードによる露
出制御に必要なシャッタ速度、絞り値、フィルム感度、
露出補正値などの情報をも制御マイコン(MC2)に伝
達するための露出制御設定回路である。(BSI)(B
S2)はそのデータラインである。
(LMC)は測光回路で、そのANI信号はA/D変換
用基準電圧を示し、VRI信号はアナログの測光信号を
示し、これらはそれぞれ制御マイコン(MC2)の端子
(P T 7 )(P T 8 )に入力されている。
(EXD)は制御マイコン(MC2)内で演算された適
正露出値(シャッタ速度、絞り値など)を表示する露出
表示回路で、(BS3)はそのデータラインである。(
EXC)は、制御マイコン(MC2)内で演算された適
正露出値(シャッタ速度、絞り値など)及び設定された
露出値に応じて露出制御を行う露出制御回路で、(BS
4)はそのデータラインである。
(F L S )はカメラに装着された電子閃光装置内
の回路(以下、7ラツシ1回路という)を示し、この回
路(F L S )は電子閃光!ill!がカメラに装
着されると、端子(S T 1 )(S T 2 )(
S T 3 )(S T 4 )(S T 5 )及び
(G N D )によってカメラ側の回路と接続される
。このフラッシュ回路(F L S )の詳細を第3図
に示す。
第3図は、フラッシュ回路(F L S )を示し、同
図において、(20)はメインスイッチ、(22)は電
源電池で、メインスイッチ(20)が閉成されると電源
電池(22)の電圧はDC−DCコンバータ(24)に
よって昇圧され、ダイオード(26)を介して主コンデ
ンサ(28)に供給される。(G N D )はアース
端子である。主コンデンサ(28)の充電電圧は充電モ
ニター回路(30)よってモニターされ、その電圧が所
定量に達すると充電完了検出回路(32)から充電完了
信号が出力され、これはアンド回路(34)を介して端
子(S T 2 )に伝達される。カメラ側では、この
充電完了信号を受けた後に、端子(S T 1 )を介
して発光開始信号を出力し、これによってトリが一回路
(36)がトリ〃−されて5CR(38)が導通し閃光
放電管(40)が主コンデンサ(28)のエネルギーに
よって発光しはじめる。この発光開始信号は発光開始モ
ニター回路(42)にも入力され、この発光開始モニタ
ー回路(42)は発光開始信号を受けると、アンド回路
(34)を閉じて充電完了信号の端子(S T 2 )
への伝達を阻止する。カメラ側の測光回路(LMC)に
よって適正露出に達したことが検出されると、カメラ側
から端子(S T 3 )に発光停止信号を出力し、発
光停止回路(44)はこの発光停止信号を受けて、閃光
放電9F(40)の発光を停止させる。
(45)は、被写体が暗いときに電子閃光装置から焦点
IRffl!状態検出のための補助照明を行うように閉
成されるAF補助光スイッチで、これが閉成されると端
子(S T 5 )から補助光による焦点検出のための
照明が可能であることを示すAF補助光OK信号が出力
される。そして、カメラ側でこの補助光を要すると判断
した場合は、端子(S T 4 )にAF補助光発光信
号が入力され、これによってトランクスタ(46)が導
通し、補助光用LED(48)が発光される。
第2図に戻って、(Sx)はカメラのシンクロスイッチ
、(FLB)は電子閃光vt置の発光時間を制御する発
光制御回路である。(LEC)(LDC)は、それぞれ
、第1図と同様、レンズ内のレンズ回路及びカメラ内の
読取回路であり、カメラにレンズが装着されると両回路
は端子(J B 1 )〜(JB5)及び(JLI)〜
(J L 5 )によって互いに接続される0図中、(
VL)は電源、(RES)は読取開始信号、(CL)は
クロックパルス、(DATA)はデータ、(G)は7−
スをそれぞれ示す、読取回路(LDC)には制御マイコ
ン(MC2)の端子(SCK)からクロックパルスが入
力されており、該読取回路(LDC)は制御マイコン(
MC2)の端子(TXD)から出力されるシリアルデー
タ出力信号に応じて、その端子(RXD)にレンズのデ
ータをシリアルで入力する。
(FLM)は第1図図示のCCDイメージセンサ、(I
FI)はセンサ駆動用のインターフェース回路、(MD
RI)は第1図の(114)に相当し、レンズ駆動用モ
ータ(Mol)の駆動を制御するドライバー回路、(E
NC)は第1図と同様のエンコーグである。
第4図及び第5図は#2図の制御マイコン(MC2)の
動作を示す70−チャートである。以下この70−チャ
ートに基づいて#2図のシステムの動作を説明するが、
その前にまず本実施例で用いられる各7ラグの名称及び
その内容について第2表及び第3表に示す。
(以下余白) +2−Ill  マイコンMC2で  するフラグ第4
図において、まずスイッチ(Sl)が閉成され端子(I
])に割込信号が入力すると制御マイコン(MC2)は
動作を開始する。まず、ステップS1で、レリーズ7ラ
グRLFをクリアしておく。
このフラグは、カメラの撮影モードの連続撮影(以後連
写モードと呼ぶ)と単発撮影(以後単写モードと呼ぶ)
との区別に用いるフラグである。ここで、連写モードと
は、一度のスイッチ(S2)のONで続けて写真がとれ
るモードを指し、単゛クモードとは、一度のスイッチ(
S2)のONに対し一枚の撮影ができるモードを指す0
次に82で制御マイコン(MC2)の端子(Xout)
からAFvイコン(MC1)にAFマイコン駆動クりフ
クCKを供給する。
次に83でシリアル入出力動作を複数回行なってレンズ
回路(LEC)から複数のデータを取込んで、自動焦点
調節に必要な変換係数(KROM)、補助光の発する波
長の光と可視光との合焦位置の補正用データ(ΔIR)
、バックラッシュデータ(BKLSH)、AF(自動焦
点調節)又はFA(焦点調節状!!!表示)のための焦
、α検出演算が可能かどうかを判断するためのAF用開
放F値(A F A V O)、レンズ装着の判別(L
ENSF)、AF用カプラー軸の有無(A F CF 
)、焦点検出可能なレンズかどうか(FAENt、)の
各信号を制御マイコン(MC2)内のメモリに保存して
おく、 ステップS4では露出制御などのための設定デ
ータを出力する露出制御値設定回路(E D O)から
のデータを取り込む。これには、露出に関したデータと
単写又は連写モードの別が含まれている。S5では制御
マイコン(MC2)の端子(PTI)から出力されるA
FS信号をLow″にする。これはAFマイコン(MC
I)の割り込み端子(INTI)に入力されており、こ
の信号の立ち下りによってAFマイコン(MCI)は動
作を開始する。同時に端子(P T 2 )からのIN
REL信号は′″High″lとしておく、これはAF
マイコン(MCI)の割り込み端子(INT2)に入力
されているが、割り込みは立ち下りでかかるため、この
割り込みはかからない。
tlS4図の70−チャートではS5から5IO1S2
2からS3へとループしてくる場合がある。
ループ中に85を通過した場合には、何度もAFS信号
は立ち下がりINREL信号は立ち上がるが、すでにA
FS信号は’Low″、INREL信号は”High″
であるのでAFマイコン(MCI)へは謂り込みはかか
らない。AFマイコン(MCI)の動作がスタートする
と、制御マイコン(MC2)からAFマイコン(MCI
)の動作のための設定データや、レンズからのデータが
シリアルで送られる。
制御マイコン(MC2)の端子(SCK)からのクロッ
ク信号に同期させて、制御マイコン(MC2)の端子(
TXD)からシリアルで8ビツトデータが5バイト、第
4表のような内容が出力され、AFマイコン(MCI)
の端子(T X D )に入力される。
(以下余白) 第   4   表 87−BOは各ビットを示す。
制御マイコン(MC2)は、AFマイコン(MCI)の
端子(pH)から制御マイコン(MC2)の端子(PT
A)へ出るDTRQTR上データ要求の合図とみて、デ
ータ出力を開始する。制御マイコン(MC2)ではS6
でこのD’T’RQ信号がLow″′になるのを待ち、
′″L os’″になればS7へ進み、データを送る。
S7のAESIOはAFマイコン(MCI)へマイコン
の動作モードを決めるためのデータを作り、シリアルで
データを送る部分であるが、第5図に別ルーチンとして
示しである。
第5図のステップS29から始まるAESIOのルーチ
ンの最初はまず、AFFL、RDY、DR。
AFC,FAENの各信号の入っている制御マイコン(
MC2)の第5シリアルデータのRAMをクリアしてお
く、S30.S31.S32ではFAEN信号を決める
。まずS30でレンズ回路(LEC)から米るデータの
LENSF信号を見て、LENSF=0でレンズなしと
いう信号になっていレバ、FAEN信号は′0″′のま
*833へ進む。
レンズが装着されていてLENSF=1の場合、FAE
NL信号が1″すなわも焦点検出可能のレンズであれば
、S32へ進みFAEN信号を”1′″にしておき、F
AENL信号が”O”ならFAEN信号は0″のままと
なる。
次にS33からS35ではAFC信号を決める。
S33で端子(PT6)に入力されるS A F/M信
号を見る。SAF/M信号は、カメラ外部からカメラレ
ンズを自動焦点調節させるか否かを決めるスイッチで、
”High″′であればAFモード(カメラ本体内で装
着された撮影レンズの焦点31節状態を検出し、その結
果に応じて撮影レンズの焦点調節を自動的に行うモード
)、”Low”であればnonAFモードとなる。S3
3でS A F/M信号が′aO″であれば、AFC信
号は0″のよ*836へ進み、11″であればS34に
進みレンズからのデータのAFCF信号を見る。S34
でAFCF信号が”1“であればレンズにAF用のカプ
ラー軸があるということで、S35でAFC信号を1″
にしておく、すなわち、レンズにAF用のカプラー軸が
ありかつカメラの動作スイッチ(SAF/M)がm成さ
れてAPIにある時に、AFC信号が1″になり、これ
以外は0″′としておく。
S36.S37でカメラの駆動モードの設定が連写モー
ドであれば、DR倍信号′″1″にし、単写モードであ
ればDR倍信号IIQIIのままとなる0次に838.
S39でカメラにH着された電子閃光装置からの信号を
チェックし、電子閃光装置がカメラに取り付けられて、
AF用補助光スイッチ(45)が入っていればフラッシ
ュ回路(F L S )の端子(S T 5 )が”H
igh’″状態になって端子(PTII)に入り、S3
8でPT 11 =”High″であれば、S39でA
FFL信号を′″1”にしておく、これは、AFマイコ
ン(MCI)に対してはAF用補助光発光可能という信
号になる。(詳細は後述する。)S40.S41ではR
DY信号をセットする。
電子閃光*I?Iの充電が完了すればフラッシュ回路(
F L S )の端子(S T 2 )が″High″
状態になり、これが端子(P T 9 )に入力されて
いるので840−C’PT9=″High”t’アレハ
s 41 ニ進みRDY信号を1″′にセットする。こ
の信号も後述する補助光を用いる焦点検出時(以下、補
助光AFモードという)に使用する。そして、842で
レンズから送られてきたデータをAFマイコン(MCI
)へ送り出すためにシリアル転送用レジスタにセットす
る。S43ではシリアル松送開始のためのC8AF信号
を”High″″にする。これは、AFマイコン(MC
I)からのシリアル転送要求のDTRQTR上返答した
ものでC8AF信号が”Hig!−になると、AFマイ
コン(MCI)がシリアルデータの取り込みを始める。
そして、S44で8ビツト5バイトのデータをAFマイ
コン(MCI)へ啄送する。S45でC8AF信号”L
ow”にもどしてシ17 フル転送が終了する。
次に第4図のメインルーチンにもどって、次のステップ
S8へ進む。ここでは測光回路(LMC)から、測光出
力のANI信号とA/D変換用基準電圧のVRI信号と
を取り入れて、測光出力なA/D変換し、露出演算に必
要なデータとして用意しておく0次に89で定常充用、
フラッシュ光用の露出演算を行う。次の810では制御
マイコン(MC2)の端子(I2)が”Lo−”になっ
ているかどうかをチェックし、レリーズされたかどうか
を見る。シャッタがチャージされ、スイッチ(S4)が
ONの状態でレリーズボタンが2段押しされ、スイッチ
(S2)がONになれば、端子(I2)はL。
響”になっているはずである、端子(I2)が”Hig
h”であれば、レリーズされていないので、S25へ進
む、S25ではレリーズ7ラグRLFをクリアしておく
。そして、ステップ826では電子閃光装置から充電完
了信号がきているかどうかを判別し、充電完了信号がき
ている場合には827に進み7ラツシエ光撮影用データ
を表示部(E X D )に送り、充電完了信号が米で
いなければ328に逸み定常光撮影データを表示部(E
 X D )に送って表示しステップ822に移行する
。そしてステップS22ではスイッチ(Sl)が閉成さ
れたままで端子(I1)が”Low”になっているかど
うかを判別してLow″になっていればステップS3に
戻って前述と同様の動作を繰り返す。
一方、ステップS22で端子(I1)がHigh”にな
って、いることが判別されると、S23へ進み、AFマ
イコン(MCI)の動作をストップさせる。
ストップのさせ方は、AFマイコン(MCI)の端子(
I NT 1 )にAFS信号で割り込みをかける。
AFS信号によるAFマイコン(MCI)のスタートと
、AFS信号によるストップのためのわりこみと区別す
るために、ストップ用割り込みは立ち下がり後50μs
未満で再vlち上がるようにしている(第17図(B)
参照)、なお測光のみの70−826〜828から割り
込みがかかる時はAFS信号はLow″であるので、ス
トップ信号は一旦″High″となってから立ち下がり
、レリーにの70−S11〜S21から割り込みががか
る時はAFS信号はHigh″であるのでストップ信号
はその立ち下がりとなる。この割り込みによってAFマ
イコン(MCI)はストップモード1こ入り、自動焦点
調節動作も止まる。S24では表示部(EXD)の露出
表示を消し、制御マイコン(MC2)は動作を停止する
次に測光を繰り返し、70−がループしている最中にレ
リーズされれば、端子(I2)がLow″となる。する
とSIOのチェックで今度はSllへ進む0次にレリー
ズ7ラグRLFをチェックし1であれば826へ進む。
これは、単写モードで1度レリーズされていればS21
〜S22でレリーズ7ラグRLFが1にセットされてお
り、レリーズボタン2段押しでスイッチ(S2)がON
になっている状態のままでは、再びレリーズされない。
一方、スイッチ(Sl)をONにしたままスイッチ(S
2)をOFFした場合には、ステップS10から625
へ進み、レリーズ7ラグRLFがクリアされる。すなわ
ち次に再びスイッチ(S2)がONになった場合には、
S11から812へ進みレリーズされることになる。
次に312で、端子゛(PT7)に入力されているAF
優先/レリーズ優先の切り換え信号をチェックする。こ
こでAF優先モードとは、スイッチ(S2)をONにし
ていても自動焦点調節でピント今わせが完了して初めて
レリーズをするモードで、レリーズ優先モードとは、自
動焦点調節中ピントが合わなくてもスイッチ(S2)が
閉成されればいつでもレリーズするモードである。S1
2ではSA/R信号が’High”(S A / R=
 1 )であればAF優先モードとなりS13へ進み、
AFE信号をチェックする。これは、AFマイコン(M
CI)の端子(PI3)から出力される信号で、AFマ
イコン(MC2)が焦点検出して合焦であると判断した
時に”Higl+″になる信号である。S13は合焦状
態かどうかを判断していることになる。そして、合焦で
あればAFE信号は”1″でありS14に進み、レリー
ズに入る。S13でAFE信号がOL″であれば826
へ行きレリーズされない、一方S12でレリーズ優先モ
ードであればS14へ進みレリーズされる。S12でチ
ェックするS A/R信号は、カメラに取り付けられて
いるスイッチの手動選択に応じた信号であるが、これは
又、不図示のセルフタイマースイッチにも連動されてお
り、セルフタイマーが起動されると、AF優先モードの
状態にスイッチがあっても、レリーズ優先モードに切り
換わる。セルフタイマ一時はレリーズ優先モードとなる
わけである。なおセルフタイマー使用時は、S14と8
15の間に不図示のセルフタイマー用時間待ち、例えば
、10秒間の時間待ちが入る。又、端子(P T 7 
)には、カメラボディに設けられたスイッチ(SA/R
)が接続されでいるが、これをカメラボディの外部へ出
して、外部コントローラ(例えばコントローラプル裏ぶ
た)或いはリモコン用のレシーバ−等にゆだねてもよい
次に814ではAFマイコン(MC,1)に対し端子(
P T 2 )からレリーズしたというINREL信号
を出す。I NREL信号はAFマイコン(MC1)の
わりこみ端子(INT2)に入力され、この信号の立ち
下りによって割り込みがかかり、AFマイコン(MCI
)l土、レリーズル−チンへ飛フ。
そして自動焦点調節中でレンズ駆動中であっても動作を
止めて、表示も消し、レリーズ終了を待つ。
S14では、次のレリーズ終了と、AFマイコン(MC
I)の動作開始に備えて、AFS信号なHigh″にし
ておく。次にステップS15に移行してフラッシュ回路
(F L S )から充電完了信号が入力しているかど
うかを端子(P T 9 )を見て判別し、入力されて
いればS16へ進み閃光撮影用の露出制御データを露出
制御回路(EXC)に送り、充電完了信号が入力してい
なければS17で定常光用の露出制御データを露出制御
回路(EXC)に送る。
そして、818で露出制御動作を開始させる。
露出制御動作が終わればS19でフィルムの自動巻き上
げ動作を行う、そして、S20.S21で前述したレリ
ーズ7ラグRLFを、単写モードの時に”1″をセット
しS22へ進む。そして依然としてスイッチ(Sl)が
閉成され、制御マイコン(MC2)の端子(■1)がL
ow″であればステップS3に移行してデータ取り込み
、演算・表示動作を繰り返し、スイッチ(Sl)が開成
されて゛なければ前述のステップ823に移行して前述
と同様の動作を行なった後、制御マイコン(MC2)は
動作を停止する。以上で、制御マイコン(MC2)の7
0−の説明をおわる。
第6図は、本実施例のインターフェース回路(IFI)
の詳細を示す回路図である。以下、この回路についてそ
の動作と共に説明する。
シャツタレリーズボタンの一段押しで閉成されるスイッ
チ(Sl)のONが制御マイコン(MC2)によって検
知されると、制御マイコン(MC2)からの信号に応じ
てAFマイコン(MCI)は焦、く調節の動作を開始す
る。
まず、AFマイコン(MCI)からのIO8信号が”L
ow″にされ、AFマイコン(MCI)からインターフ
ェース回路(IFI)へ向かってNBφ〜NB3の信号
が出力される方向のデートが開く。そして、AFマイコ
ン(MCI)からCCDイメージセンサ(FLM)にパ
ルス状の積分クリア信号ICGがNB2の信号として出
力され、これによりCCDイメージセンサ(FLM)の
各画素が初期状態にリセットされると共lこ、CCDイ
メージセンサに内蔵された輝度モニター回路(MC)の
出力AGCO8が電源電圧レベルにリセットされる。又
、AFマイコン(MCI)はこれと同時に端子(NB5
)から”High″ルベルのシフトパルス、発生許可信
号5HENを出力する。そして、積分クリア信号ICG
が消えると同時に、CCDイメージセンサ(FLM)内
の各画素では光電流の積分が開始され、同時に輝度モニ
ター回路(MC)の出力AGCO8が被写体輝度に応じ
た速度で低下し始めるが、CCDイメージセンサに内蔵
された基準信号発生回路(R8)からの基準信号出力D
O8は一定の基準レベルに保たれる。AGCコントロー
ラ(406)はAGCO8をDO3と比較し、所定時間
(焦点検出時1:ハ100m5ec、 )内1:AGC
OSカDOSに対してどの程度低下するかによって、利
得可変の差動アンプ(40B)の利得を制御する。又、
AGCコントローラ(406)は積分クリア信号工CC
,の消滅後、所定時間内にAGCO9がDO3に対して
所定レベル以上低下したことを検出すると、その時”H
il(h”レベルのTINT信号を出力する。このTI
NT信号はアンド回路(AN)及びオア回路(ORI>
を通ってシフトパルス信号出力回路<410)に入力さ
れ、これに応答してこの回路(410)からシフトパル
スSHが出力される。
又、TINT信号はオア回路(OR2)を通ってNB4
信号としてAFマイコン(MCI)に取り込まれ、AF
マイコン(MCI)はこの信号によってCCDイメージ
センサの積分終了を知る。このシフトパルスS HがC
CDイメージセンサ(FLM)に入力されると、各画素
による光電流積分が終わり、この積分値に応じた電荷が
CCDイメージセンサシフトレジスタの対応するセルに
並列的に転送される。一方、AFマイコン(MCI)か
らのクロックパルスCLにもとづいて、センサ駆動パル
ス発生回路(412)からは位相が180°ずれた2つ
のセンサー駆動パルスφ1.φ2が出力され、CCDイ
メージセンサ(FLM)に入力されている。
CCDイメージセンサ(FLM)はこれらのセンサ駆動
パルスのうち、φ1の立上りと同期してCCDシフトレ
ジスタの各画素の電荷を1つずつ端から直列的に排出し
、画像信号を形成するO8信号が順次出力される。この
O8信号は対応する画素への入射光強度が低い程高い電
圧となっており、減算回路(414)がこれを上述の基
樫信号DOSから差し引いて、(DO3−O8)を画素
信号として出力する。尚、積分クリア信号ICG/)消
滅後TINT信号が出力されずに所定時間が経過すると
、AFマイコン(MCI)は端子(NBφ)から”Hi
gh”レベルのシフトパルス発生指令信号SHMを出力
する。したがって、積分クリア信号ICGの消滅後盾定
時間経過しでもAGCコントローラ(40G)から”H
igh”レベルのTINT信号が出力されない場合は、
このシフトパルス発生指令信号SHMに応答して、シフ
トパルス発生回路(410)がシフトパルスSHを発生
する。
一方、上述の動作において、AFマイコン(MCI)は
Ccpイメージセンサの第7番目から第10番目までの
画素に対応する画素信号が出力されるときに、サンプル
ホールド信号S/Hを出力する。CCDイメージセンサ
のこの部分は暗出力成分を除去する目的でアルミマスク
が施され、CCDイメージセンサの受光画素としては遮
光状態になっている部分である。一方。サンプルホール
ド信号によって、ピークホールド回路(416)はCC
Dイメージセンサのアルミマスク部に対応する出力O8
とDO8との差を保持し、以降この差出力と画素信号と
が可変利得アンプ(408)に入力される。そして、可
変利得アンプ(408)は画素信号とその差出力の差を
AGCコントローラ(406)により制御された利得で
もって増幅し、その増幅出力がA/D変換器(418)
によってA/D変換された後、画素信号データとしてA
Fマイコン(MCI)に取込まれる。
画素信号データが取り込まれる時は、AFマイコン(M
CI)からの信号rosが”High″′になり、イン
ターフェース回路(IFI)からAFマイコン(MCI
)へ向かってNBφ〜NB3の信号が出力される方向の
デートが開く。A/D変換回路(418)のA/D¥l
換は8ビツトで行なわれるが、APマイコン(MCI>
へは上位、下位の4ビツトずつ転送される。この上位と
下位の4ビツトの切り換えタイミングはEOC信号によ
って行なっている。EOC信号はTINT信号とオア回
路(OR2)でオアをとられて、NB4信号としてAF
マイコン(MCI)へ入力される。AFマイコン(Mc
i)は、このNB4信号の”Higb”状態、”Low
”状態のタイミングによってNBφ〜NB3から画素信
号データを取り込むことになる。又、このNBφ〜NB
3からは、画素信号データの取り込みが叩始される前に
、AGCコン)cy−2(406)からAGCデータも
取り込むようになっている。
このAGCデータは、後述するように、判定レベルとし
て使われる。なお、ほか1こ、AFマイコン(MC1)
の端子(N B 1 ’)から出力されるSφ信号は、
CCD4メージセンサのイニシャライズと、被写体光を
積分する通常動作とを切り換えるための信号である。
この後、AFマイコン(MCI)は、この画素信号デー
タを内部のメモリに順次保存するが、イメージセンサの
全画素に対応するデータの保存が完了すると、それを用
いて所定のプログラムに従って焦点ズレ量及びその方向
を算出し、表示回路にそれらを表示させると共に、一方
ではレンズ駆動装置を焦点ズン量及びその方向に応じて
駆動し、撮影レンズの自動焦点調節を行う。
本実施例においては、CCDイメージセンサ(FLM)
の積分、データダンプ、及び合焦検出演算がくり返し行
なわれており、精度の向上がはかられている。
第7図〜第16図は、AFマイコン(MCI)の動作を
示す70−チャートである。まず、第5−1.2.3表
に、−の70−チャート内で使用するフラグを示してお
く。
(以下余白) 第5−1表 AFマイコン(MCI   で使堆ヱ空ム
i乙第5−2!  AFマイコン(MCI)内で(ψ用
するフラグ(以下余白) AFマイコン(MCI)の動作のスタートとしては4つ
の入口がある。つまり、電源投入時すなわち第2図のA
Fマイコン(MCI)の端子(CL R1)にRES信
号が米た時にスタートする「REsETJ(第7図のス
テップ#1)、制御マイコン(MC2)の端子(PTI
)からAF動作(自動焦点l1節動作)又はFA動作(
焦点検出動作)をスタートすべく出すAFS信号がAF
マイコン(MCI)の端子(INTI)に入力されるこ
とによりスタートする「lNTl5J(第7図のステッ
プ#8)、制御マイコン(MC2)の端子(P T 2
 )からAFマイコンCMCI)ヘレリーズしたことを
知らせるべく出すINREL信号がAFマイコン(MC
I)の端子(■NT2)に入力されろことによりスター
トする「■NT2SJ(第8図のステップ#27)、エ
ンコーグ(ENC)からのPS信号がAFマイコン(M
C1)の端子(INT3)に入力されることによりスタ
ートする[INT3sJ(第16図のステップ#252
)がこれら4つに当たる、自動前、α調節動作の70−
のメインルーチンは第7図のステップ#8の[I NT
 I SJから始まりft59図のステップ#33のr
AFSTARTJ、第10図のステップ#44の「CD
INTSJを通り、第11図のステップ#86のrMA
INIJへ流aル* rMA r N IJからは大さ
く分けで3つに分かれ、第13図のステップ#165の
[LOWcONJから始まる被写体のコントラストが低
いa−コントラスト時の70−と、第14図のステップ
#238のrLSAVEJから始まる補助光AFモード
(暗くて焦点検出が不可能な時に、補助光用LED(4
8)で被写体を照明して焦点検出をするモードのこと)
時の70−と、@11図のステップ#91のrNLOC
IJから始まる被写体のコントラストが充分に高い通常
AFモモ一時の7a−とになる、又サブルーチンとして
は第1511のステップ#241のrsIO8ETJで
始まる制御マイコン(MC2)からのシリアルデータを
入力し処理するフローと、第14図のステップ#196
のrcKLOcKJから始まるレンズの終端位置を判断
処理するフローとがある。以下この70−チャートに基
いて本実地側における自動焦点調節動作(以下AFIl
iJJ作という)及び焦点検出動作(以下FA動作とい
う)を説明する。
まず、電源スィッチ(M N S )の閉成に応答して
パワーオンリセット回路(FOR)からリセット信号R
ESが出力され、このリセット信号で制御マイコン(M
C2)が特定番地から動き出す。これと同時に制御マイ
コン(MC2)の端子(X out)からクロックパル
スCKが出力される。これはAFマイコン(MCI)の
端子(X in)に入力される。制御マイコン(MC2
)からのクロックパルスCKのもとでリセット信号RE
Sが端子(CLRI)に入力されるとAFマイコン(M
CI)がステップ#1のrREsETJからスタートす
る。ステップ#1はフローチャート内で使用している全
7ラグ(第5−1.2.3表)をすべてクリアしている
。各7ラグはθ″が初期状態に°なるようになっている
ステップ#2からは、制御マイコン(MC2)からAF
マイコン(MCI)に対して、AF又はFA動作を停止
させるために、後述のようなストップ信号を出力するが
、このストップ命令が入ってきた時にもこのステップ#
2を通る。
ステップ#2(以下「ステップ」を省略する。)は端子
(PI3)に入力される端子(S T 4 )の信号を
”Low″状態に落とし補助光用LED(48)による
照明を切っている。これは補助光AFモード時に補助光
発光中、スイッチ(Sl)を開放して、焦点検出動作を
停止する時にその発光を中止するためである。#3は、
AF又はFA動作での焦点調節状態表示又はデフォーカ
ス方向表示を消している。
ここでは、端子(P 32 )〜(P2O)にそれぞれ
”High″を出力して消すが、これは各端子を入力モ
ードにすることにより行っている。この方法で表示を消
しても、表示していた出力状態は出力ポートレシスタに
メモリされており、このボートを出力モードにすればメ
モリしていた内容を再び表示することができる。後にこ
れを利用する。
#4ではレンズを停止させる。なお、ここではブレーキ
はかけない、これはAFマイコン(MC2)の非動作中
では、レンズにブレーキをかけす比較的平で動きやすく
するとともl:、省電を考えてのことである。AFマイ
コン(MC2)からドライバー回路(MDRI>に入力
されるレンズ用モータ駆動信号MC,MR,MF、MB
のコントロールについては第6麦に上げたようになって
おり、端子(P O2)〜(p o o )の信号MR
SMF、MBを”High”状態にすれば、電気的ブレ
ーキがかからず、モータ(Mol)への通電が切れレン
ズが止まる。
(以下余白) 剃しL22ズ厘(−I」順号 尚、第6表において、本は”H″″′L″のいずれでも
よいことを示す。
#5ではレリーズ動作中もしくは補助光AFモード中に
制御マイコン(MC2)からストップ命令が米な時に、
これら状態を今後も解除すべ(、レリーズ7ラグ(第5
−1表のレリーズF)及び補助光モードフラグ(第5−
2表の補助光モードF)をクリアするステップである。
#6は、次の70−のスタートのための割り込み状態を
決めるためのコントロールで、AFマイコン(MCI)
の動作がストップした後に、#8のlNTl5からもし
くは#28のINT2Sからのスタートを許してbする
。しかし、実際は、カメラとしては不図示のシャツタレ
リーズボタンの1段押しにより第2図のスイッチ(Sl
)がmじて制御マイコン(MC2)からlNTlに割り
込みがかかり、該シャツタレリーズボタンの2段押しに
よりスイッチ(S2)が閏じてINT2にレリーズの割
り込みがかかるようになっているため、次の70−チャ
ートのスタートは#8のrI NTI SJになる。#
7でAFマイコン(MCI)l土ストップモードに入る
。ストップモードとはAFマイコン(MCI)が省電モ
ードに入り動作を停止することである。この時各端子の
状態は、PI3だけがLow″で他は′″High”と
なっており補助光照明用LED(48)は消灯し、表示
用LED(LEDL)(LEDM)(LEDR)も消灯
しているとともに、レンズはストップ状態にあり、イン
ターフェース回路(I F 1 )ら停止状態となって
いる。この状態で次の制御マイコン(MC2)からの端
子(INTI)への割り込みスタートを待っている。
次に、前述の70−チャート第2番目の入口である#8
の(INTISJの説明に移る。この「lNTl5Jか
らの割り込みスタートは、AFマイコン(MCI)の全
70−中において割り込み禁止状態にはなっておらずい
つでも割り込みを受は付ける。この入口は3つの割り込
みの役割を果しでいる。1つはAF又はFA動作のスタ
ート、2つ目はAF又はFA動作の停止、3つ目はレリ
ーズ直後の焦点調節状態表示復帰動作及び連写モード時
の動作がある。これら3つの区別について述べる。1つ
目と2つ目の区別は端子(INTI)への入力信号によ
って区別している。すなわち第17図(A)のようにA
P又はFA動作のスタートにはAFS信号がHigh”
から″Low”へ立ち下り、Los″が50μS以上続
くことが必要である。AF又はFA動作の停止について
は第17図(B)のようにAFS信号が’High”か
ら”Lo−”へ立ち下がったあと、50μS未満に”L
ow”から’High”へ立ち上がることを必要としで
いる。#3番目の動作と、1つ目の通常AF又はFA動
作との区別は、フラグを使用している。後述のレリーズ
割り込みが(れば、レリーズ中の70−の中でレリーズ
フラグ(レリーズF)をたて次の[lNTl5Jのスタ
ートの中でこのフラグがたっているかどうかをチェック
して区別している。これらを含めて順次#8から説明す
る。#8で、スタート時はlNTl、INT2以外の割
り込みを禁止する。禁止されているのはINT3のイベ
ントカウンタ割り込みと、70−チャ、−F上では示し
てないが、表示用LEDの点滅表示の周期を決めるタイ
マーの内部割り込みがある。#9は使用しているプラグ
をクリアするところであるが#15からのAFSINR
中でこれまでの状態としで使用する2つの7ラグ、すな
わちスキャン禁止フラグ(第5−1表のスキャン禁止F
)と、前回ローコン7ラグ(第5−1表の前回ローフン
F)はクリアしていない、スキャン禁止フラグをクリア
しないのは、連写セードの場合でも、スイッチ(Sl)
をオフしない限り、単写モードと同じく一度被写体のコ
ントラストが焦1点検出に充分あって、デフォーカス量
の計算ができたことがあるか、又は、一度ローコンスキ
ャンをしたことがあれば、新たなローコンスキャンをさ
せないために、このフラグを残している。又、前回ロー
コン7ラグをクリアしないのは#15から始まるレリー
ズ後のAFS信号による割り込み70−であるrAFs
INRJの中で、レリーズの後もスイッチ(Sl)をオ
ンしたままであればレリーズ前の状態の焦点検出演算結
果の表示を復帰表示させておくためにクリアしていない
、すなわちレリーズ最中はLEDによるデフォーカス方
向の表示をいったん消し、レリーズ動作が終われば、再
び表示するということをしでいるので、そのため低コン
トラストでLEDが点滅表示していたかどうかを判別す
るための7ラグを残しておくのである。
次の#10で50#s時間待ちをし、「I NT IS
」に入った謂9込みがAF又はFAストップ割り込みで
なかったかを#11の所で見にいく、ここでAFマイコ
ン(MCI)の端子(INTI)に入っている信号が、
第17図(A)のようであればAFS信号は”Low”
であるので#12へ進み、第17図(B)のような信号
であればAFS信号は’High”となって#2のスト
ップモード処理70−[STPMDJの方へ進みAFマ
イコン(MCI)の動作は停止する。#12ではレリー
ズ後のAFS信号による割り込み70−rAFsINR
Jへatrか最初のAFS信号の割す込みによるのかを
区別する。
すなわちレリーズフラグ(レリーズF)がたっていれば
、#15のrAFsINRJへ進みレリーズフラグ(レ
リーズF)がたっていなければ次のステップ#13へ進
む。#13ではAFマイコン(MC1)の各端子のイニ
シャライズを行なう、すなわち、補助光AFモモ一時の
補助光発光端子(PI3)のみをLow″にし、他の端
子は′″High”にしておく、もっともAFマイコン
(MCI)がこれまでストップモードに入っている状態
から、割り込みスタートでこのステップへ米でいる時に
は各端子は同じ状態のままであり、すなわち端子(PI
3)のみがLoll”で他はHigh″のままである。
次に#14では#9でクリアしないでおいたスキャン禁
止フラグと前回ローコン7ラグを改めてクリアしておく
。そして次に#33の[A F S TARTJへ進む
、このあと焦点調節状態を検出し、その結果に応じてレ
ンズを駆動させ、焦点調節状!!!表示を行う、焦点調
節状態表示とは表示用LED(LEDL)(LEDM)
(LEDR)の入力信号のLLとLRが”High″、
LMがLow″で緑色のLEDを点灯させることであり
、この表示を見てスイッチ(S2)を閉成すれば、又は
(Sl)と(S2)をm成した状態で自動焦点調節を行
わせてピント合わせ動作が完了すれば、制御マイコン(
MC2)はレリーズ動作を開始し、同時にAFマイコン
(MCI)へレリーズをしたことを知らせる割り込み信
号INRELが出力される。AFマイコン(MC1)は
、端子(INT2)でこれを受けるので、レリーズの割
り込みがかかる。これが第8図の#27のl’INT2
sJから始まるフローである。
#27ではまずlNTl、I NT2以外の割り込みを
禁止する0次に#28で端子(S T 4 )からの信
号をL ow”にし、補助光照明を消している。
これはレリーズ優先モード時のみ必要でAF優先モード
の場合には必要ないステップである。、なぜならAF優
先モードの時にはピント合わせが終わっており、すでに
補助光照明は消えているためである。#29も同様にレ
リーX優先モード時のみ必要なレンズ用モータ(Mol
)をストップさせるステップである。ここではモータ(
Mol)にブレーキをかけていない、これは、レリーズ
優先モードの時には合焦状態になってからレリーズされ
るとは限らずその手前でレリーズされる二ともありうる
ので、合焦位置に向かってレンズが動いている途中でレ
リーズされた時、その非合焦点でモータ(Mol)にブ
レーキをかけてレンズを止めてレリーズするよりは、ブ
レーキをかけずに止め、い(らかでも惰性でレンズを移
動させ、すこしでも合焦位置に近い所でレリーズされた
方が、よい写真が撮れるということが多いためである。
次の井30で焦点調節状!!表示又はデフォーカス方向
表示を消す。これはll1lし7レツクスカメラでのレ
リーズ中は、ミラーが上がり、ファインダー内はまり黒
になっている。ここで表示だけつけていても意味がない
ばかりか、フィルム露光中に、不必要な光がカメラ内部
で出力されているのは好ましくないためである。
大に#31でレリーズフラグ(レリーズF)を”1″に
し、レリーズされたことを7ラグとして残す、あとは#
32で、lNTl又はINT2の剖9込み待ちとなる。
ここで続けてレリーズ割り込みが米ると再び#27のr
TNT2sJから始まる。
第2図のスイッチ(Sl)を開成した*まスイッチ(S
2)のyfI1115を繰り返している場合がこれに当
だり、レンズを駆動させないで合焦位置で固定している
というAFロック状態でレリーズを繰り返していること
と同じである。スイッチ(S2)を開成してレリーズし
たあと、スイッチ(Sl)を閉成したままだと、制御マ
イコン(MC2)の70−チャートにあるように、再V
AFs信号がAFマイコン(MC1)に入りlNTlの
割り込みがかかる。
すると、#8の[I NT I SJからの70−は、
今度はレリーズフラグ(レリーズF)に1がたっている
ので第7図の#15のrAFSINRJの方へ進む、#
15からのステップは後に説明する。
次にスイッチ(S2)を開成してレリーズしたあと第5
図の7a−にあるようにスイッチ(S 2 )(Sl)
を共に開放した場合は、今度は制御マイコン(MC2)
からはAFマイコン(MCI)のストップのためのAF
S信号がAFマイコンCMCI)に入り、lNTlの割
り込みがかかる。あと前述したようなフローでAFマイ
コン(MCI)はストップモードに入り、再び次の謂9
込みが奉るのを待つことになる。
ユニでレリーズ後のAFS信号による割り込みスタート
の70−の説明に入る。入口は第7図の#8のrrNT
I SJであるが今度はレリーズ7ラグRLFが1にな
っているため、#12で分岐して#15のrAFSIN
RJの方へ進む、ここではまずこの70−を通過°した
ということでレリーズフラグ(レリーrF)をリセット
する0次に#16で制81マイコン(MC2)からシリ
アルデータを入力する。ここでシリアルデータを入力す
るのは、AFマイコン(MCI)の動作モードが変更さ
れていないかチェックするためである。この#15から
始まるl’AFsINRJへ米る70−は、レリーズさ
れた後に米る70−であるが、このレリーズ中やその寸
前で動作モード(すなわちへFモード/FAモード/M
ANUALモードの各モード、又AFモードでも単写モ
ード/連写モードの別)が切り換えられれば、そのモー
ドに応じた動作に変わらなければならない、#16はこ
のモードの情報を制御マイコン(MC2)から入力する
ためのステップである。この#16は、サブルーチンで
第15図の一# 241から始まるrsIO8ETJの
70−を流れる。ここでは各モードのチェックをし、モ
ードの7ラグを振作する。まず、#241では制御マイ
コン(MC2)に向かって端子(Pil)のDTRQ信
号を”Low″にし、シリアルデータを要求する。する
と制御マイコン(MC2)はDTRQ信号を見て第4表
のようなシリアルデータを送って(る。AFマイコン(
MCI)側では、#242でこのシリアルデータを入力
し、#243でDTRQ信号を”High″にしてお(
、シリアル通信で送られて(るデータは、AF用開放F
値AFAVO、レンズ駆動用デフォーカス量−パルスカ
ウント変換係数KROM、補助充用AF補正用データΔ
IR,レンズ駆動反転時パックラッシェ補正用データB
 K L S I 、補助光OK倍信号F’FL、7う
・7シユ用充電完了信号RDY、連写/単写モード信号
DR%AFカプラー軸付しンX′信号AFC,FA可/
不可信号FAENの9種である。
各々の情報はシリアル通信で送られてくるとAFマイコ
ン(MCI)のRAMに保存され、必要に応じて、その
RAMの内容を参照することとなる。
各情報の使用については追々70−チャート説明上で述
べることとする。
#244から各モードのチェックをする。#244では
AF用開放F41iAFAVOを調べる。焦点検出用受
光素子には使用可能限界があり、レンズの開放F値が小
さいと射出瞳で該焦点検出用受光素子への入射光がけら
れ、正しい焦点検出演算ができなくなる。焦、α検出不
能となるような単体レンズを作らないとしてもコンバー
ターレンズ等の岨み合わせによって、焦点検出限界F値
を超えてしまうこともある。例えば今、焦点検出用受光
素子の焦点検出限界F値を7.0とすると、AF用開放
F値5.6のレンズは焦点検出可能だがこれに2倍のテ
レコンバータ−を取り付けると、F値は11.2となり
焦点検出不能になってしまうということである。ここで
AF用開放F値というのは、レンズの絞りが絞られてい
ない状態のF値ではあるが、ズーミングや7オーカシン
グによってF値が変化するレンズの場合でも焦点検出用
受光素子がけられていないということを判断するための
情報であるためにズーミング、7オーカシングで変化す
るF値ならその内で一番小さい開放F値が入っている。
#244でAF用開放F (a A FAVOがF値に
して7.0よりも大きければ#251の方へ進み、AF
モードフラグ(第5−1表のAF、F)を”1″にし、
さらに#250でFAモードフラグ(第5−1表のFA
、F)も1″にし、MANUALモードになったという
フラグ状態にして第7図の#16へもどる@AFI開放
F値AFAVOが7.0よりも小さければF値について
は焦点検出可能なレンズということで#245へ進む。
#245ではこれまでAFモードであったかどうかのチ
ェックをする。AFモードフラグが、10″であればこ
れまでAFモードであったということで#246へ進み
、′1″であればAFモードでなかったということでF
AモードかMANUALモードかをチェックをする。#
246はAF用カプラー軸があるかいなかをチェックす
るステップで、AFC信号が1″なら軸があるのでこの
ままAFモードで進み 11011であれば軸がないの
で自動焦点調節できないということで#247に進み、
AFモードフラグに”1″をたてる。AF用カプラー軸
とはカメラボディ内のモータ(Mol)からレンズの7
オーカシング磯構に動力を伝達するための軸のことであ
る。
第15図の#248では焦点検出可能なレンズか否かの
チェックをし焦7へ検出可能ならFA7ラグ(FA、F
)を”0″にしてFAモードとなり、焦点検出不可なら
FA7ラグを”1”にして、AF7ラグの1”と共にM
ANUALモードという判断になる。ここでFAEN=
1の時というのは、カメラボディにレンズが装着されて
いてなおかつ焦点検出の可能なレンズということである
。これ以外はFAENは”O″となっている。焦、α検
出不可能なレンズとはAF用開放F値が小さくても焦点
検出できない反射望遠などのレンズや、収差が極端に大
きくなってしまうシフトレンズやパリソフトレンズ等特
殊なレンズのことである。このサプルーチンではFAモ
ードからAFモードへの変化は見ていないがこれは、後
の第11図のステップ#86で見ることになる。
さて、第15図のサブルーチンはリターンして次のステ
ップ#17へ進む。ここでAFモードかどうかを見て、
AFモードであれば#19ヘステップし、AFモードで
なければ#18でFAモードか否かのチェックをし、F
Aモードでもなければ#36のrMANUALJ70−
へ進む。
#19では表示復帰のための前回までの状態を見てレリ
ーズ前の状態がローコントラストであったならば、#2
0でローコン表示を復帰させる。
ローコン表示とは、焦点調節状f!A表示用L E D
 (LEDL)(LEDM)(LEDR)の3つのうち
の両端(L E D L )(L E D R)を2H
zでオン−オフを繰り返して点滅させる表示である。ロ
ーコントラストでなければ#21で焦点調節状態又は方
向表示を復帰させる。レリーズ前までの表示内容は、表
示レジスタに保存されているので、ポートを出力モード
にすればこれまでの表示が復帰する。拌22では、AF
モードフラグ(AF、 F、)によってAFモードか否
かのチェックをし、AFモードではなくてFAモードで
あれば、#39のrCDINTAJへ進み繰り返し焦点
検出を行う。従って、FAモード時はレリーズ後に第2
図のスイッチ(Sl)がオンであれば続けて焦点検出し
表示するということになる。AFモード時は、#23で
DR信号に基づいて単写モードか連写モードかを見て、
DR=0’であれば単写モードであり#25で端子(P
I3)のAFE信号を”High″にする。この信号は
、自動焦点側mts作が終わってピントが合ってレリー
ズ可の状態にあるという情報を制御マイコン(MC2)
へ知らすためのものである。
シャツタレリーズボタンが2段押しまで押されている場
合、制御マイコン(MC2)は、AF優先モードの時は
、この信号を見て′″High”であればレリーズを許
可し、”l、os″であればレリーズ不可にしている。
すなわち単写モードであれば、一度合焦してレリーズし
たあとそのままレリーズ1段押しのまま(スイッチ(S
l)ONのまま)、AFS信号等の割り込みが入らない
と、#15からの[AFSINRJの70−を進み、#
25でAFE信号が”Higt+”になるので、このま
ま被写体の位置をかえると、たとえ非合焦状態であって
もレリーズできる。なおこの時は次の#26でレリーズ
の割り込みかAFマイコン(MCI)のストップの割り
込みを待つことになっているので、レンズは駆動しない
。このシーケンスのことを「AFロック」と呼コζこと
ができる。
一方連写モードであれば#23がら#24へ進み補助光
AFモード中がどうかのチェックをする。
補助光AFモードであれば、連写モードでかつ補助光A
Fモードになっているので、自動前置調節とレリーズは
一度のみ可とし、一度レリーズすれば次のレリーズや自
動焦点;11!節は禁止する。そのためAFE信号は、
High″にしないで#26へ進む。補助光AFモード
でない連写モードでは#39からのl’cDINTAJ
へ進み次の焦点検出に入る。
第9閂の#33の「AFsTARTJから始まる70−
は#14から飛んでくる。#33では第15図のサブル
ーチン[5IO8ETJを呼んでいる。
AFマイコン(MCI)の動作のスタートに当たって制
御マイコン(MC2)から種々のデータをもらって動作
モードを決める。この時決まったモードは、AFマイコ
ン(MCI)内のモードレジスタRGに自動的に書き込
まれる。このレジスタRGは後にモードがかわったかど
うかをチェックするためのものである。#34、#35
では動作モードのチェックをし、AFモード・FAモー
ドのいずれでもなくてMANUALモードであれば#3
6へ進む。
#36では他から米だ時のために、ドライバー回路(M
DRl)への信号MR,MF%MBをすべて”High
″にしてレンズ用モータ(Mol>をストップさせる。
#37ではlNTl、INT2以外の割り込みをストッ
プさせて#33ヘループし繰り返す。
APもしくはFAモードの時は#38へ進みCODイメ
ージセンサ(FTJイ)のイニシャライズをしてセンサ
のウオーミングアツプをしておく。#39で端子(B2
0)のIoS信号ヲ”Low”l:Lテいるのはインタ
ーフェース回路(IFI)をAFマイコン(MCI)か
らの信号を入力するモードにセットするとともに、CC
Dイメージセンサ(FLM)の出力を積分するためのモ
ードにセットするためでもある。そして第10図の#4
4へ進む、ここではまず1−cut sl+ot7ラグ
(第5−1表の1−cuL 5hotF )、すなわち
積分時間が5Ousを題えたかどうかを示すフラグをク
リアしておく。#45で端子(B12)から出力される
AFE信号をL。
−”にしておく2ここへは合焦後も繰り返しループして
くるためこうしている。これは、AFE信号が、合焦に
なればHigl+”になる信号であるので次の演算に備
えてLoI11″にしておくのである。次に、#46で
端子(B23)からNB2信号を出力し、CCDイ/−
ノセンサ(FLM)の積分を開始する。#47で後述の
焦点検出演算中及び積分中のレンズ移動分補正のための
レンズ駆動パルスカウント値EVTCNTを読み取って
メモリT1へ保存しておく。#48で、CCDイメージ
センサ(FLM)の最大積分時間100m5の半分50
m5をセットしておく、第9図においてrcDINTA
Jと平行に#40から始まるrCDINTJがあり、#
53まで別70−があるが、これは[a9込み積分」と
称している機能のための70−でこれについての説明は
後述する。
#48から続いて#55からのl−T L N Tφ」
に移る。#55では、すべての割り込みルーチンを許可
している。#56では端子(P 25 )に入ってくる
NBA信号をチェックし、”Low”であればCCDイ
メージセンサ(FLM)が被写体の明るさに応じた積分
を終了したという信号であるので#64のrcDINT
2Jへ進む。”HiF1h″であれば積分が続いている
ということで#57へ進み、最初に設定した最大Mt分
時間が経過したかどうかのチェックをする。すなわち、
#48で設定した50m5か、#53で設定した40m
5か、さらにこの先で設定する#61の50輸Sか、#
62の150a+sが経ったかを見て、経っていなけれ
ば#56へ戻り、ループを繰り返す。最大積分時間が経
てば#58へ進む。ここで1−cut 5hot7 t
グ(1−cu1sl+otF)が1″′でなければ#5
9へ進みこのフラグに1″をたてる。#63へ進む時は
1−cut  sb。
t7ラグが1”の時であるので、この#59を通ったあ
とか又は#49を通った場合である。#6゜では20Q
+as7ラグ(第5−2表の200m5F)が1”かど
うかをチェックし、”1″でなければ通常最大積分時間
が10On+sと決めであるので#48でセットした積
分50m5の残りの50o+sを#61でセットして#
56へ戻り、NB4信号をチェックする。#60で20
0m57ラグが1”である時(これは後はどの70−の
中でセットされるものでvf殊未件の場合に限り、最大
積分時[1nを200m5と決めている場合)は#48
でセットした積分50噛Sの残りの150偵sをセット
して#56に戻り、NB4信号をチェックする。
CCDイメージセンサ(FLM)からの出力が充分なレ
ベルまで得られれぼ#56がら#64へ進む。ここで出
力が充分でなくても、最大積分時間がすぎれば積分を終
了しなければならず、その時が#58から#63へ進む
時である。#58では今度は1−cut 5hoL7ラ
グは1”であるので必ず#63へ進み、端子(I’21
)からインターフェース回路(IFI)へ強制積分停止
信号NBOを出力する。そして、#64からのrcDI
NT2Jへ進む。#64がら#67までのステップは「
繰り込み積分」の70−であり、説明はあとへ譲る。
#68ではlNTl、INT2以外の割り込みを禁止し
ているが、これは、このあとのデータ取り入れ時に割り
込みが入ってタイミングが狂うことがないようにしてい
るためである。rNTl。
INT2割り込みはメイン70−の最初から始まるので
禁止しない。#69は、これまでCCD積分中に補助光
用LED(4,8)が点いていた場合、端子(B13)
のST4信号をLow″にして消してイル。#70は端
子(P 20 >(1’) T OS信号ヲ″HiHI
+″にしてインターフェース回路(I I’ 1 )を
データ出力モードに切り換えている。すなわちNB4〜
NBOの信号がデータ啄送用のラインとなってインター
フェース回路(I F 1 )からAFマイコン(MC
I)へデータを送ることができるようになる。
データとしては8ビツトデータが送られるが、NB3〜
NBOまでの4ビツトパラレルで、2回に分けて送られ
、NBAでそのタイミングをと9NB41ye”Hig
h″の時に上位の4ビツトデータが、NBAが’Low
″の時に下位の4ビツトデータが送られる。AFマイコ
ン(MCI)は上位と下位に分けて送られたデータを作
りなおして取り入れる。
そこで、まf1インターフェース回路(I F 1 )
からAFマイコン(MCI)に送られでくるのがAGC
データで第6図のAGCコントローラ(406)内で決
められたゲインの数値(1倍か2倍か4倍か8倍)のい
ずれかの数値(以下、AGCデータという)が送られ、
これを第10図の#71でAFマイコン(MCI)へ取
り入れる。ところでCODイメージセンサ(FLM)の
M分が終わってから、これらデータの出てくるタイミン
グはインターフェース回路(TFI)で決まっており、
積分が終わってただちにAGCデータを取り入れな−1
と〜1けない。AGOデータは一定時間出力されており
、これが終わればすぐCCDイメーノセンサ(FLM)
の画素データがやはり一定タイミングで送られてくる。
このAGCデータを取り込んだあとのわずかの時間で、
#72にあるように、積分終了時のレンズ駆動バルスカ
ウンを値EVTCNTを読み取ってメモ17 T 2へ
保存しておく。積分開始時の#47に対応するものであ
る。
この後すぐ#73でCODイメーノセンサ(FLM)の
画素データを入力し、AFマイコン(MC1)内のメモ
リに保存される。次の拌74は、レンズ駆動中に、駆動
されるレンズが無限遠端に当たっているか最近接端に当
たっているかをチェックするサブルーチンで、終端(無
限遠端もしくは最近接端)に当たっていれば、レンズ駆
動用モータ(Mol)をストップさせたり、反転駆動さ
せたりする。サブルーチンrcKLOcKJにつ−1で
は第13図を坩いて後で説明する。#75では制御マイ
コン(MC2)とシリアル通信しレンズを駆動するため
のデータ等をもらう。#33で一度該データをもらって
いるのにここでも再びシリアル通信をしているのは、繰
り返しループ中では#33を通らないので、もし途中で
レンズ駆動用の変換体lkKROMが変わったり(レン
ズによってはピント状態や、ズーミング等によって変わ
る)、マイコン動作のモードが変わったりするとデータ
が変わるので、これを繰り返し見るために#75に「5
IO8ETJを設けである。そして#76で#73で取
り入れたCODイメージセンサ(FLM)のデータを用
いて焦点検出演算をする。この方法については、本山原
人がすでに特開昭59−126517号公報で提案した
ような方法でデフォーカスiDFが求められるが、本発
明の要皆とは無関係であるので説明を省略する。
#77から#85までは、被写体の輝度が所定レベルよ
りも低いが否かのチェックで、AGCデータのレベルを
見て判断している。ここで、被写体の輝度が所定レベル
以下のときをローライトと呼ぶ。#77でローライトフ
ラグ(第5−2表のローライ)F)に”1″′を入れで
おく。#78では電子閃光装置がカメラに装着されてい
て、補助光スイッチ(44)が閉成されていれば、シリ
アル通信で送られてくるAFFL信号は1″になって1
するので#80へ進む、すなわち補助光発光可能状態が
セットされていれば、最大積分時間が1001119の
モードの時にはAGCデータが2倍、4倍、8倍の時に
ローライド判断となって、#8Gの「MAINl」へぬ
けていき、AGCデータが1倍の時には#80を通って
#85でローライトフラグを”O”にクリアして#86
へ進む、最大積分時間が200+sのモードの時には全
てローライトとなり、#80から#86へぬける。
一方補助光発光可能状態がセットされていない場合には
#78から#81へ移り、最大積分時間が100m5の
モードの場合には、A、G Cデータが4倍と8倍の時
に$82483.$86とぬけてローライト判断となり
、AGCデータが1倍と2倍の時には#82又は#83
から#85へと移りローライトフラグをクリアして#8
6へぬける。
最大積分時Illが2001ar、のモードの場合には
、AGCデータが2倍、4倍、8倍の時に#84から#
86へぬけてローライ) M断になり、AGCデータが
1倍の時には#84から#85へぬけ#85でローライ
トフラグをクリアして#86へぬけていく。ここで補助
光発光可能状態がセットされている時のローライトの判
断が、セットされていない時のローライト判断よりも、
1段分明るい所からになっている。これは、被写体が低
コントラストでかつ低輝度なら焦点検出演算不能として
、自動焦点調節をあきらめるという場合に大いに有効で
ある。すなわち、補助光発光可能状態がセットされてい
るならば、早めに補助光不使用状態での焦点検出をあき
らめて、すぐ補助光使用モードに入れて確実に焦点検出
しようとし、補助光発光可能状態がセットされていない
ならば、とにかくいける所まで外光だけで焦点検出して
、低コントラストかつ低輝度になってしまえば自動焦点
調節をしないでレンズを繰り込んで終わるといった方法
である。本実施例では、焦点検出をあきらめるという前
にさらにレンズを繰り出し又は繰り込みの一往復のスキ
ャンをさせてコントラストがある位置を捜しに行(とい
う方法をとっている。これについては第13図の#16
5からの「LOWcON」以後の70−で説明する。
本実施例では被写体輝度の判定をAGCデータによって
いるが、これは積分時間によってもよい。
例えば、本実施例に用いられるフラグのうちで、CCD
イメージセンサ(FLM)の積分時間が50m5以上の
ときならたつ1−cut 5hot7ラグを用いてもよ
い。
さて第11図の#86からの[A I N I Jにつ
いて次に説明するが、ここからレンズの駆動処理等の話
に入る。まず#86は井75で得られたシリアルデータ
とこれまでのAFマイコン(MCI)の動作していたモ
ードとを比較して、モードが変わっていれば#33の[
AFsTARTJから再び始める。すなわち前回のシリ
アル通信#33後でセットされているAFモード/FA
モード/MANUALモードの別や、単写/連写のモー
ドの別を示すレジスタRGの内容と、焦点検出モードの
7ラグ(AFモードフラグ、FAモードフラグ)や、単
写モードの7ラグ(DR)とを比較して変わっていれば
#33へ進むということである。そして、この#33の
ところで、自動的にモードレノスタRGに新たなモード
が書き込まれる。#87で、補助光を用いる焦点検出の
動作モードになっているかどうかのチェックをし、補助
光を用いるモード(以下、補助光AFモードという)で
あれば、補助光を用いる第14図の焦点検出用フローの
#238rLSAVEJへ入っていく。なおこの補助光
AFモードへの入り方は、被写体が低フントラストかつ
低輝度の状態であるとい″う条件であるため、fIX&
13図の#165の「LOWCoN」から始まるローコ
ントラストの70−の中から入ることになる。
#87で補助光AFモードでなければ、#88で今回ロ
ーフンフラグ(第5−1表の今回ローコンF)をチェッ
クして焦点検出演算の結果がローコントラストであった
が否かを判別し、ローコントラストであればttS13
図の井165の「LOWCONJ70−へ移る。この#
88で出てくる今回ローフンフラグは#76の中で判別
され、たてられるものである。今回の演算結果がローコ
ントラストでなければ、#89へ進み、110図の#7
1で入力したAGCデータをチェックし、AGCデータ
が1倍であれば#90で20011+s7ラグをクリア
しておく。これは、先はど暗い時に最大積分時間が20
0+msモードの状態があると述べたが、200III
sモードになっている時、AGCデータが1倍であれば
200m5モードにしておく必要はな(、最大積分時間
の短い100Tasモードにしておいた方が積分時間が
短くて良いからである。
積分時間が200m5でAGCデータが1倍の時と、積
分時間が100m5でAGCデータが2倍の時とは画素
出力はほぼ同じものと見ることができるということと、
被写体の動きや、カメラの手」これを考えれば、積分時
間が長くなると不利であるということで、被写体のコン
トラストが見つがれば、最大積分時間が100m5のモ
ードにもどしているのである。
#91から始まる[NLOcIJの70−は、被写体に
フントラストがみつかった時の70−で、#91では、
スキャン禁止フラグに”1″をたてる。
これは、被写体のコントラストが低い場合、コントラス
トの高い位置をさがして、フォーカシングレンズを動か
しつつ焦点検出するこをローコンスキャンと呼んでいる
のであるが、いったん被写体にコントラストが出れば、
スイッチ(Sl)が閉成されている間の一連のシーケン
スでは、このローコンスキャンを禁止している。なぜな
ら、頻繁にスキャンをすると、自動焦点調節カメラとし
て使いにくいということの他に、一度フントラストがみ
つかったのであるから、今のレンズ繰り出し位置付近で
、続けて焦点検出した時にたとえローコントラストにな
ることがあっても、再びコントラストがみつかる確率も
多いと思われ、次にローコントラストになったからとい
ってすぐにローコンスキャンに入ると焦点検出にとって
逆効果であるということによる。
更に、このスキャン禁止状態にしているのは、この他に
、ローコントラストでスキャンを一度やり終えた場合が
あるからである。#92から#101までの70−では
ローフンスキャン中ニ、充分なコントラストを見つけた
時の処理を主として表わしている。これには大きく分け
て2通りの場合があり、CCDイメージセンサ(FLM
)の積分時間が5011ISを超えている時と、そうで
ない時に分かれる。積分時間が5011ISを超えるよ
うに被写体が暗い時にはローフンスキャン中にフントラ
ストを見つけた時点で、一度レンズを完全に止めてから
焦点検出をしなおし、その結果に従って合焦位置までレ
ンズを動かす。レンズが動いている間は焦点検出しない
。この理由は、積分時間が長くかかるようになってきた
時、レンズ駆動を行なっていれば、被写体の像が流れ出
し、デフォーカス量計算に悪影響を及ぼすからである。
積分時間が長くなり、AGCの倍率が大きくなってきた
りすると、CCDイメージセンサ(FLM)の暗出力ば
らつきのノイズも大きくなり、この状態で像が流れたり
すると、微妙なピント合わせが狂うからである。
そこで積分時間が50IIISを超えるような場合には
、レンズを動かしながら焦点検出をしないで、止まって
いる時のみの値によって焦点検出するという方法をとり
、これを1−cut 5hotモードとよび、このこと
を示すフラグ(第5−1表のl −cutsl+ot7
ラグ)を設けである。このフラグは#49又は#5つで
すでにセットされてくるのである。
次に積分時間が5odasを超えないような明るい被写
体の場合は、ローコンスキャン中に充分なコントラスト
を見つけると、今度はレンズを停止させることなく、コ
ントラストが出たそのデータを用いて、焦点検出演算を
行ない、その結果の合焦点までレンズを駆動させる。こ
の間、焦点検出演算は繰り返しており、合焦位置までの
レンズ駆動量を常1こリフレッシュさせて7オーカシン
グさせる。
これはレンズ駆動中繰り返して焦点検出するので、mu
lti 5boLモードと称しておく。ローコンスキャ
ン中からレンズを止めずに焦、α検出をするということ
になると、CCDイメージセンサ(FLM)が積分して
いる時点とレンズ駆動量が求まる時点とでは、レンズ位
置が異なっている。この移動分を補正するための準備を
後述のrLOWcONJフローの中で行なっており、こ
れを用いて移動分の補正をする。この移動分の補正につ
−1での考え方は、特開昭59−68713号公報に述
べられているので、ここで詳しいことは省略する。
次1こ、ローコンスキャン中からコントラストラ見つけ
、mu l t i 5botモードの動作を始めたあ
とでもローコントラストの結果が出ることもありえる。
この場合、ローフントラストの結果については無視し、
ローコントラストとなる前にセットされている駆動量に
従って合焦点と思われる位置までレンズを駆動させる。
フントラストの出ている結果だけを使って駆動させるの
である。ローコントラスト状態から脱するということを
判断するのは、前回ローフン7ラグ(第5−23の前回
ローコンF)をチェックして行なう。このフラグは、P
t513図の#165からのrLOWcONJ70−の
中でセットされるフラグで、前回の演算結果がローフン
トラストであった時にセットされている。−方、#92
に米でいる時というのは、今回の結果ではコントラスト
があったとν1うことであるので、#92で前回ローコ
ンフラグに”1”がたって(1れば、ローコントラスト
から抜は出てきたと11%うことで#93へ進む。前回
ローコンフラグが0”であれば、はじめからコントラス
トがあって焦点検出している時に通る所として、#92
から#102へ進む。#93では焦点調節状態の表示を
消す。
これまでローコントラストで、レンズ駆動が停止状態で
あった場合は、焦点検出不能の点滅表示をしているが、
コントラストが出たのでこれは消しておくのである。#
94では、前述のように1−cut 5hot7ラグが
たっていれば、レンズを停止させないといけないので#
95へ進み、1−cut sl+ot7ラグがたってい
なければ、ローフンスキャン中であってもレンズを止め
ずにおき、#101へ進む。#101では、前回ローコ
ンフラグ、スキャン当りフラグ(第5−1表のスキャン
当りF)、及びスキャン中7ラグ(tj45−1表のス
キャン中F)をクリアしておく。これはローフンスキャ
ンな一度し終えていたり、又は、スキャン中であった場
合の状態を示すフラグをリセットしておくためである。
なお、スキャン禁止フラグはもちろんリセットしないで
残しておく。
#95は、1−cut 5hoLモード状態になってい
る時に米でいるのであ°るが、ここで、スキャン中7ラ
グをみてローコンスキャン中に米だかどうかをチェック
する。スキャン中でなければ#101へ進み、今の演算
結果に従ってレンズを駆動する方へ行き、スキャン中で
あれば#96、#97で第6表に示した信号パターンに
Vtって、レンズ駆動用モータ(Mol)への通電を切
って、ブレーキをかける。レンズを止めた状態を覚えて
おくために、#98で駆動中7ラグ(第5−2表の駆動
中F)をクリアしておく、@99でレンズが完全に停止
するまで701IIS時間待ちをし、#100で#10
1と同様の7ラグをクリアして、#39の[CDINT
AJへもどり、次の焦、α検出に入る。#99の時間待
ちは、前述のようにセンサの積分時間が長い時にレンズ
が勤いていると、像が流れたワ、さらに問題なのはたと
え駆動中の積分データ位置に移動分の補正を行なっても
°、負の加速度がかかっている時だと正しい補正が難し
いので、完全にレンズが止まりきってから次のセンサ積
分を始めれば、焦点検出演算の合焦ずれを防ぐことがで
きるからである。
次に、焦点検出演算結果のデフォーカス量を、レンズ駆
動のためのパルスカウント値に変換するフロー「MPU
LsJがある。#102で、この範囲にレンズが入って
いればビン(が合うというデフォーカス範囲を合焦ゾー
ンとしてレノスタFZWにセットしておく。なおここで
自動焦点調節状態(AFモード)の合焦ゾーン量と、焦
点調節表示状fi(FAモード)の合焦ゾーン量とは区
別されており、FAモードではAFモードより広い値を
セットする。#103から#106は、レンズが終端で
止まっている時の70−で、これはレンズが無限遠端に
当たっている時の場合である。#103の終端フラグ(
第5−2表の終端F)は、ここに米るまでの終端チェッ
クサブルーチンの中でたでられている。レンズが終端に
止まっていれば、#104へ進み、前回方向フラグ(第
5−3表の前回方向F)をみてどちらの方向へレンズが
動こうとしでいたかをチェックする。レンズが無限3a
端にあって、さらに無限遠側へ駆動しようとしている時
には#105へ進み、終端位置フラグ(第5−2表の終
端位置F)をチェックして終端位置が無限遠端側か最近
接端側かを見て、無限遠端側なら#106へ進んで合焦
ゾーンを255μmという大きい値に設定している。レ
ンズ停止位置が最近接端であれば、#107へぬける。
これは焦点検出データのばらつきでレンズが無限遠端位
置にあっても、さらに無限遠端方向に合焦位置があると
いう結果になることもありえるし、また狭い合焦ゾーン
をセットしでいれば、無限遠端でもさらに無限遠側へレ
ンズを動かそうとする可能性もある。
又、さらに無限遠端と思っている位置が、実は他の外的
応力によってレンズを途中で止められていることもあり
える。本実施例では、これは区別がつかない。
そこでレンズが無限遠端にあり、さらに無限遠端を超え
て合焦位置が有るという検出結果になっている時には、
まず合焦ゾーンを、255μ論に広げ、これで合焦ゾー
ン内にレンズが入っていれば合焦表示をし、この数値で
も合焦ゾーン内に入っていなければ、焦点検出不能の表
示(LEDの点滅表示)を行う。自動焦点調節中レンズ
が無限遠側へ動こうとしている時に、手などで強制的に
レンズを止められたりした場合、そのレンズ停止位置が
合焦ゾーン内でなければ、LEDの点滅表示をするとい
うことである。この表示の70−は#120から#12
3に当る。
一方、最近接端にレンズがあって、さらに被写体が近接
側にあると検出している場合や、自動焦点調節中レンズ
が近接側へ動こうとしているのに、強制的に途中でレン
ズが止められたりした場合、その位置が合焦ゾーン内に
入っていなければ、最近接側方向の表示をすることにし
ているにの表示の70−は、第12図の#147から#
152に当たる。レンズが無限遠端に止まっていなけれ
ぼ、合焦ゾーンは#102でセットした数値のまま#1
07に移る。
#107では補助光モードフラグに基づいて補助光AF
モードになっているかどうかをチェックし、補助光AF
モードであれば、色収差補正をする。補助光AFモード
時の照明光は、赤外光に近い波長の光を用いるため、フ
ラッシュ撮影時には光源の差によるベストピント位置の
ずれが生ずる。
よって、補助光AFモードになっていれば、このピント
位置ずれ量を補正しないといけない。この撮影レンズに
応じた補正データΔIRは、Pls4表にあるように、
制御マイコン(MC2)からシリアル通信で送られでく
るのである。これを#108で、これまで求まっている
デフォーカス、IIDFに対しで補正する。そして#1
09で、デフォーカス量をレンズ駆動のためのパルスカ
ウント値に変換する。この変換のための係数も、各レン
ズによって固有であるので、ΔIR同様シリアル通信で
送られてくるデータKROMを使用する。求まっている
デフォーカスIDFも変換係数KROMを乗算してレン
ズ駆動のためのパルスカウント値DRCNTを求める。
同様にして、合焦ゾーンFZWらテ゛−夕KROMを乗
じてパルスカウント値FZCに変換しておく。これらパ
ルスカラン値への変換については特開昭59−1404
08号公報で詳細に述べられているので、ここでは省略
する。
そして、#110で、駆動中7ラグ(第5−2表の駆動
中F)に基づいで、現在、自動焦7点調節動作中かどう
か1゛す断じて、レンズが駆動している時には、#13
1の[DOBUNJへ分岐する。
レンズが停止中だったny、、すなわち、最初に70−
を通過する時や、自動焦点調節終了後の合焦位置確認時
、もしくはFAモモ一時に#111へ進む。ここでは、
レンズ停止時のデフォーカスfiDFをメモリFERM
へ保存しておく。これは後はど、この値によって自動焦
点調節終了後の合焦位置確認のループに行くか行かない
かを決めるのに用いる。次の#112では、FAモード
フラグに基づいてFAモードかどうかの判断をし、FA
モードであれば、#113からの[FAPJへ分岐する
。これは非AFモードということはFAモードであると
いうことによる。
#113ではレンズが合焦ゾーン内にあるかどうかの判
断をしている。ここでは、レンズ駆動用パルスカウント
値DI?CNTと合焦ゾーンパルスカウント値FZCと
で比較しているが、デフォーカス量DFと合焦ゾーンv
2Fzwとを比較してもよい。この結果、合焦ゾーン内
にレンズがあれば、#115で合焦表示をする。これは
、端子(P31)のLM倍信号”Lo−”におとし、L
L、LR倍信号”HiH1+″のままにして、中央のL
ED(LEDM)のみを点灯させることによってなされ
る。合焦ゾーン外であれば、#114へ進み、ここでレ
ンズを駆動すべき方向を示す。例えば、レンズを繰り出
す方向であれば、端子(P 32 )のLL信号を”L
ow″にして左側のLED(LEDL)を点灯させ、レ
ンズを繰り込む方向であれば端子(P2O)のLRff
1号をv′LoII+″′にして右側のLED(LED
R)を点灯させる。そして次の焦点検出の為に第9図の
#40のrCDINTAJヘループする。
#112でAFモードであった場合には、#116でA
Fモモ一時の合焦チェックをする。レンズ駆動パルスカ
ウント値DRCNTが合焦ゾーンパルスカウント値FZ
Cより小さければ合焦ということで、#117からの1
−INFZJへ分岐する。
#117では、FAモモ一時の#115と同様に合焦表
示をし、#118で端子(PI3)からのAFE信号を
”I■igh”にする。制御マイコン(MC2)は、こ
の信号を見ており、”l−1iHb″になれば自動焦点
調節が完了したと見る。そして、A F優先モードであ
れば、AFE信号が”High″になってはじめてレリ
ーズ動作を可能とす・ることになる。#119では、こ
こで、AFストップのlNTlの割り込みかINT2の
レリーズ割り込みを待つことになる。これは、第2図の
スイッチ(Sl)の−回の閉成時に一回だけ自動焦点調
節をするというワンショットモードとした時の方法であ
り、−変波写体にピントが合えば、このあとピント位置
がかわっても合焦表示をしたままだし、又、レンズも再
度駆動されることはない。又、他のやり方として、#1
19で割り込み待ちにしないで、これを#39の[cD
INTAJ又は#40の「cDINTJへ戻れば、繰り
返し焦点検出し、常に被写体に追従して自動焦点調節を
するというコンティニュアスモードにすることもできる
井116で合焦ゾーン外にあると判断された時には、#
120へ進む。前述したようにここで、終端フラグ(第
5−2表の終端F)をチェックして終端であり(#12
0)、前回方向フラグをチェックして焦点検出結果の合
焦位置が無限遠端側にあり(#121)、レンズ停止位
置が無限遠端であるならば(#122)、#123へ進
み、レンズを駆動させないで、両側の2つのLED(L
EDLOLEDR)を共に点滅させて焦点検出の不能表
示をし、#119で割り込み待ちとなり、もう次の焦点
検出へは行かない。これらの条件以外の場合には、#1
24へ進む。
#124から#130にがけては、デフォーカス方向の
反転チェックを行う。すなわち、前回の焦点検出演算結
果のデフォーカス方向と、今回のループで演算した結果
の方向′とを比べて、デフォーカス方向が反転したとい
うことがわかれば、レンズ駆動系のバックラッシュの補
正をしようというものである。レンズを駆動させるにあ
たって、特にカメラボディとレンズとの駆動力伝達軸の
カプラ一部には、相当量のが夕を設けである。そのため
、被写体までの距離が変わったりしてレンズ駆動方向が
反転すれば、モータ(Mol)のからまわり量のために
レンズは演算結果で求めた合焦位置まで動かなくなる。
そこで、方向が反転すれば、バックラッシュ量を補正し
なければならなくなる。
このバックラッシュ量は、撮影レンズに固有であり、第
4表で示したように制御マイコン(MC2)からのシリ
アル通信によって得ている。ところがここに出てくる前
回のデフォーカス方向が、スイッチ(Sl)を閉成した
後の第一回目のループである時はというと、これについ
ても、前回のシーケンスの最後のレンズ駆動方向として
覚えている。すなわち、スイッチ(Sl)が閉成される
前のマイコン(MCI )(MC2)のストップモード
中も覚えているというようにしている。又、このバック
ラッシュ補正は、演算結果が反転すればすぐ補正をする
かというとそうではなくて、この補正は、レンズが止ま
っている時だけに限っている。レンズ駆動中に方向が反
転したという結果になった時には、ただレンズを止める
だけで、すぐレンズの反転駆動をさせない。又、前回方
向フラグもセットしなおさない。それで、レンズを止め
たあとの次の焦点検出演算で求めた方向(今回方向とな
る)が、レンズを停止させた時のもう一回眞(こ求まっ
ていた方向、すなわちレンズを駆動させていた方向(前
回方向)と反転していたら、始めてバックラッシュの補
正をするということになる。これは、合焦位置付近での
演算のばらつき等を考慮してのことで、バックラッシュ
量の誤差と合わさって、レンズがハンチングをおこした
りしないようにしている。
これらについての70−は、これから説明する#124
から#130と、レンズ駆動中のフローであるm12図
の#134から#140との組み合わせで達成されてい
る。#124で今回方向7ラグ(fi 5−3 mの今
回方向F)をチェックして今回のデフォーカス方向を見
たあと、#1251#126で前回のデフォーカス方向
をチェックする。
そして、前回と今回とでデフォーカス方向が異なってい
れば、#127.#128へそれぞれ進み、前回方向フ
ラグを書き換える。同方向であれば、#141の[Tr
NNZJヘスキップする。#129ではシリアル通信で
送られてきたバックラッシュ補正用データB K L 
S Iをレンズ駆動パルスカウント値DRCNTに対し
て補正をし、#130では反転してパックラッシェの補
正をしたという反@フラグ(第5−2Ftの反転F)を
たてて、#141へ進む。
次に、第12図に基づいて#110から分岐したレンズ
駆動中の時の#131からの70−[ID0BUNJの
説明に移る。この最初の#131で、レンズが終端で当
たっているかどうかのチェックをし、#132で移動分
補正のための3回目のイベントカウンタ値EVTCNT
を読み込んで、レジスタT3にメモリする。これで、移
動分の補正のための全データを取り入れたことになる。
すなわち、センサ積分開始時のT1と、積分終了時のT
2、そして焦点検出演算終了時のT3で、この3つの値
を使って、レンズ駆動中に積分して得られた画素データ
による差点検出演算結果と、実際に演算が終了してレン
ズ駆動量をセットするまでにレンズが動いた1を補正す
ることになる。積分中におけるレンズの移動41 T 
xをパルスカウント値で求めると、Tx−Tl−T2と
なる。ここで、イベントカウンタは滅キカウントとして
いるので、Tl>T2であり、Tには正である。焦点検
出演算に要する時間におけるレンズの移動ff1Tyは
、Ty=72−73として求められる。ここでレンズが
定速で動いていることを前提として、センサ積分時間の
中間の位置を、被写体データを得た地点として代表させ
ると、演算結果が求まった時点との間、Tz=Tx/2
+Tyの量だけレンズが移動したことになる。そこで今
回の演算結果で求まっているカウント値DRCNTから
、Tzをひいでおけば、移動分の補正がされたことにな
る。
そこで、#133では、DRCNT−TzをDRCNT
として新たに置き換え91次のレンズ駆動パルスカウン
ト値としてセットする値になる。
#134から#140は、前述のようにレンズ駆動中に
デフォーカス方向が反転した場合の70−で、#134
で今回方向フラグをチェックして今回のデフォーカス方
向を見て、#135と#136で前回方向フラグをチェ
ックして前回のデフォーカス方向をチェックして、方向
が反転していれば#137へ進み、反転していなければ
#141へ進む。#137.#138ではレンズ駆動用
モータ(Mol)への通電を切ってブレーキをかけて止
め、#139でレンズ駆動中を示す駆動中7ラグをクリ
アし、#140でレンズが止まりきるまで7011Is
待ったうえで、#39のrcDINTAJへ進む。
#141から始* ルrT r N N ZJli、レ
ン;C駆動中及び停止中の両方から合流して(る70−
で、レンズ駆動パルスカウント値DRCNTをセットし
て、レンズを動かす部分である。レンズの駆動スピード
は、本実施例では二段式になっており、レンズが合焦位
置から遠く離れている時の))イスピードと、レンズ合
焦位置近傍にあるロースピードとを切り換えることにし
ている。そして、ロースピードでレンズをコントロール
する部分を、エアゾーンと呼ぶとする。#141では、
レンズ駆動パルスカウント値DRCNTが、このニアゾ
ーンの頭載のパルスカウント値NZC以内であるかどう
かをチェックして、レンズがニアゾーンの領域内に入っ
ていれば、#143へ進み、ニアゾーン7ラグ(第5−
2表のエアゾーンF)をセットする。#144で端子(
PO3)からのMC信号を”Lo−”とし、第6表のよ
うにレンズ駆動用モータ(Mol)をロースピードで駆
動させるようにする。
一方、ニアゾーン外である時には、#142に進んでM
C信号を”I−l−1i”とし、レンズ駆動用モータ(
Mol)をハイスピードで駆動させるようにする。
#145から#152までは前述にも説明の一部があっ
たがレンズが終端位置に止まっている時の処理について
の70−である。ところでレンズが終端で止まっている
ということを検知するのは、後述の第14図の[cLO
cKJからのサブルーチンで述べるように、レンズ終端
位置にスイッチがあるわけではなくで、割り込みポー)
INT3から入力されるモータ駆動量モニタ用エンフー
グ(ENC)からのパルスが一定期間入力されなくなっ
たらレンズが停止しているという判断による。モータ(
Mol)を駆動しているのにレンズが止まっているとい
うことはレンズ終端で当たっているということであると
判断して、[C[,0CKJのサブルーチンの中でモー
タ駆動を止めて、終端フラグをたてるのである。この方
法だとレンズが実際に終端に米でいなくとも途中で強制
的に止められたり、又は、何かがレンズにはさまったり
とかなんらかの要因で、−瞬(数10011Isのオー
ダー)レンズが止まったりしても終端と判断してしまう
こういったことを防ぐために、一度終端でレンズが止ま
ったと見でも、もう一度レンズを動かしてみて、再度「
cLOcKJサブルーチンで終端と判断されてはじめて
、実際に終端で止まっているとしている。これを見るフ
ラグが終端2nd7ラグ(第5−2表の終端2F)で、
#145で、[CLOCK Jサブルーチンの中でたて
られた終j17ラグを見て、”1″であった時に、$1
46でこの終端2ndフラグを見る。そして、初期状態
ではこのフラグは”0”であるので#150へ進み、終
端2ndフラグをたてておいて、$$153からのレン
ズ駆動70−で、レンズを動かす、そして、次のループ
で#146へ米だ時に、はじめて、終端で止まっている
という判断をして#1/17へ進む。
#147では、今回のデフォーカス方向をチェックし、
そして、#148と#149で終端2nd7ラグをみて
今レンズがどちら側の終端に当たっているかをチェック
する。すなわち今回のデフォーカス状態が前ピン(今回
方向フラグ=1)であり、レンズ位置が無限遠端である
とすると、レンズは、今の無限遠端よりさらに無限遠側
へ動がされなければならないことになる。この場合は、
#148から#40へ進み、次の「cDINTJからの
ループで、前述の説明にあったように、合ガ;ゾーンを
広げてみて、合焦再チェックを行う。
今回のデフォーカス状態が後ピン(今回方向フラグ=0
)であり、#149でレンズ位置が最近接側(終端位置
フラグ=1)であるとすると、レンズはさらに近接側へ
動かされないといけないことになる。この場合は、#1
49から#152へ進み、端子(P32)からのLL信
号を”Lou+″にして最近接側へレンズを動かすこと
を指示する方向表示を点灯する。そして、レンズを停止
させたままにし、#40がらの次ループへ進み焦点検出
を繰り返す。そして被写体の位置ががわり、デフォーカ
ス方向が反転すれば、ループ中#147から#148へ
進み#151へ抜け、終端フラグをクリアして#153
からのレンズ駆動のループへ入っていく。なお、この実
施例では#147のデフォーカス方向のチェックに今回
方向フラグを用いたが前回方向フラグを用いてもよく、
この場合は、最近接端よりも被写体が近接側にある状態
から、レンズの合焦可能頭載に入ってもレンズは追従し
ないで停止したままとなる。ワンショットA Fモード
という場合であれば、後者の方法でよく、コンティニュ
アスAFモードという場合であれば前者でないと不都合
であるといえる。
なお、この後者の場合は、一旦ローコントラスト状態に
なれば第13図の#165の「LOWcON」フローの
中で終端フラグがクリアされるので、最近接端からぬけ
出て、再びレンズ駆動状態に入り、自動焦点調節が可能
ということになる。
次にレンズが終端にない場合や、終端にあるが逆方向に
動こうとしている場合には、第12図の#153からの
レンズ駆動70−に入る。#153では焦点調節状態表
示用LEDをすべて消灯する。
これはレンズの駆動中はデフォーカス方向の表示をしな
いことを基本原則とすることによる。レンズが停止して
いる状態で合焦時には中央のLED(LEDM)を点灯
して合焦表示をし、最近接端もしくは無限遠端ではLE
D(LEDL)(LEDR)のいずれかを点灯してデフ
ォーカス方向を表示し、ローコントラスト時には、L 
E D (L E D L )(LEDR)の点滅表示
をするのである。、#154でレンズ駆動パルスカウン
ト値DRCNTをイベントカウンタEVTCNTと終端
チェック用しジスタMECNTヘセ・ン卜する。イベン
トカウンタEVTCNTにセットされた値DRCNTは
、割り込み端子(INT3)へエンコーグ(ENC)か
らのパルスが入ってAFマイコン(MCI)に割り込み
がかかると、この割り込みフロー(第16図の■NT 
3 S)の中で減算される。カウント値DRCNTがO
″になった時、αでレンズを停止させるとピントが合っ
ているという仕組みである。
#155ではレンズ駆動用モータ(Mol>に通電を開
始して、レンズ駆動を始める。これは、前回方向フラグ
に従って、レンズを動かす。すなわちこのフラグがこれ
までのレンズ駆動方向として残されるわけである。なぜ
なら、前回方向フラグは、レンズが停止しでいる時には
、第11図の#124がらのフローによって今回方向フ
ラグと同じ内容になっているからである。そして、前回
方向フラグが”O″であれば(後ピン)、端子(POI
)からのMF倍信号”Low”にして、第6表のように
レンズを繰り出し、前回方向フラグが1″であれば(前
ピン)、端子:(p o o )からのMR信号をL0
1にしてレンズを繰り込み方向へ動かす。#15   
  −6では駆動中7ラグをチェックしてこれまでレン
ズを駆動中であったかどうかのチェックをし、駆動中で
あれば(後に工明するが、ここで駆動中というのは、エ
アゾーン外での自動焦点調節中ということ)、#40の
[CDINTJヘループし、次の焦、α検出に入る。こ
れまでレンズ停止中であったなら、#155で駆動開始
したのであるから#157で駆動中7ラグをセットする
。#158では補助光モードフラグをみて補助光AFモ
ードかどうかチェックし、補助光AFモードであれば第
14図の#2・31からのrL2SAVEJへ分岐する
。補助光AFモードでなければ#159でニアゾーンフ
ラグをみてレンズの駆動がニアゾーン内であるかどうか
をチェックし、エアゾーン内であれば#160からの[
WSTOPJへ進む。#160、#161では100m
5間隔に終端チェックを繰り返しているだけで、次の焦
点検出ループへは戻らない。そして、レンズが合焦位置
で完全にストップするまで待ち、止まってから始めて、
合焦確認の焦点検出に入る。これは「WSTOP」ルー
プをまわっている間に第16図の#252の[■NT3
SJの割り込みが入り、レンズをフントロールするわけ
である。
このニアゾーン内でレンズを駆動させながら焦点検出を
しないのは、以下の理由による。まず、ニアゾーンでの
レンズ駆動は、−・定速度ではなく、加速度を持ってい
る。すなわち、レンズ駆’f’s開始時には正の加速度
を持ち、レンズ停止位置前では負の加速度を持つ。ハイ
スピード駆動時からニアゾーン内に入って、ロースピー
ドに切り変わった時には、負の加速度をもつ。ここで、
元来、ニアゾーンカウントfiNZCは、ハイスピード
からモータ(Mol)の通電を切ってレンズの移動が止
まるまでのカウント値を目安に決めたもので、モータ(
Mol)が定速で動くための領域ではない。ここで定速
でないということはモータ駆動中にセンサの積分を行っ
ても、積分時間の中間の位置をもつで被写体データを得
た地点として代表することができないということである
。従って、前述のような移!!!lJ分の補正をしても
その補正は正確ではなく、レンズ駆動パルスの算出誤差
を持つことになる。
そこで、レンズが一定速度で動いていない時はセンサの
積分をしないことが望ましい。そこで本実施例では、加
速時、減速時には焦点検出をしていないのである。
次に#159でニアゾーン外にあると判断された時には
#162へ分岐し、ここで100m5の時間待ちをする
。レンズ停止状態から加速しているので、定速となるま
で100s+al15間待ちをしているのである。そし
て#163で終端チェックをする。終端チェックの周期
については、短かすぎても艮すぎてもよくない、レンズ
の動きに応じたエンコーグのパルスの間隔よりも短すぎ
ると止まっていると判断してしまうし、逆に艮すぎると
モータ、ギヤ、クラッチ等の駆動系の耐久性や、終端で
の反転駆動の応答性などの間2があるので、数Ioms
から200m5程度のI!IFMにおさえている。
次に#164では、1−cut 5hot7ラグをみて
1−cut 5hotモードになっているがどうかをチ
ェックし、1−cut 5boLモードであれば、レン
ズを駆動させながらの焦点検出をしないというモードで
あるので#160の「WSToP」へ進んで、レンズが
停止するのを待ち、止まってから合焦確認のための焦、
α検出を行う。1−cut 5hotモードでなくt 
A ハ、asQ&の#39のrCD I NTAJヘル
ープしていく。以上が自動焦点調節のメインルーチンで
ある。
次にfjS13図がらの分岐ルーチン、サブルーチンに
ついての説明をする。まず、!*13図の#165から
始*るrLOWCONJ7ty−1,を第11図のメイ
ンルーチンの#88から、焦点検出演算の結果がa−コ
ントテストであった時に分岐しでくる70−である。ま
ず#165で終端チェックをして、#166でAFモー
ドフラグをみてAFモードか否かのチェックをする。A
Fモードであれば#167へ進み前回ローコンフラグを
セットし、#168でローコントラスト時の表示として
端子CP32)と(P2O)のLL信号とLR倍信号同
時にLotu″と″)Tigh”を繰り返してLED(
LEDL)(LEDR)の点滅表示をする。そしてすぐ
次の焦点検出ヘループしてい(。AFモードでなければ
#166から#169へ進み、駆動中7ラグをみでモー
タが駆動中かどうかをチェックする。駆動中であれば、
ローフンスキャン中である場合と、自動焦点調節中にロ
ーコントラストという結果になってきた場合とがあるの
で、#170でスキャン中7ラグをチェックしてこれを
区別し1.自動焦点調節中であれば、前述しtこように
レンズを止めるまではローコン(ラストの結果を無視す
るので、すぐ#40の「cDINTJへ進んで次の焦点
検出に入る。ローコンスキャン中に$170へ米だので
あれば、#171でローコントラスト状態からぬけ出て
、自動焦点調節を始める時の繰り込み積分時の移動分補
正のために、演算終了時点でイベントカウンタ値T3を
、最大カウント値65,000にセットしてお(。(詳
細は後述する)同様にモータ駆動用イベントカウント値
EVTCNT。
終端検知用カウント値MECNTも最大カウント値65
,000にセットしておく。モしで#4゜の「CD■N
T」ヘルーブする。
レンズ停止時に、ローコントラストになっている時には
、#169がら#172へ進む。そしてローフンスキャ
ンの禁止を示すスキャン禁止フラグがたっていれば#1
73へ進む。なおスキャン禁止フラグがたつのは、ロー
コンスキャンがすでに一度終わっているが、又はフント
ラストが出たことがあるかのいずれがである。
#173がら#175と#181から#183について
は、いずれも補助光AFモードに入るか否かの判断をし
でいるステップである。この補助光AFモードに入る条
件というのは、まずAFモードであるということ、被写
体がローコントラストであるということ、レンズが停止
中ででありさらにロー2イトであるということ、第3図
の補助光照明装置のついた電子閃光装置が力/フに取り
付けられて、補助光発光可能状態を示すAFFL信号が
米でおり、なおかつその充電完了信号RDYが米でいる
ということであり、これら条件がそろって始めて補助光
AFモードに入る。まず#173でローライトフラグ、
#174で補助光OK倍信号 F F I−1#175
で充電完了信号RDYを見て、いずれも1″で条件がそ
ろえば#225がらのrLLLEDJへ飛んで補助光A
Fモードに入る。この条件がそろっていなければ、#1
76でローライトフラグに基づいてローライト状態をチ
ェックし、ローライトなら#177でセンサの最大積分
時間を200m5と倍にする。積分時間100m5でA
GCが8倍でローコントラスト、ローライトという時な
ら一段分積分時間を増やせば、ローフントラストになら
ず、焦点検出可となる可能性があるためである。しかし
、これも積分時間が長い時に、レンズ駆動しながら焦、
α検出をすると誤差がでるという理由により、最大積分
時間を2゜0IIIsモードとするのは、レンズ停止中
と限っている。
#178で前回ローフン7ラグをセットし、#179で
ローコントラスト状態を示すLIED(LEDL)(L
EDR)の点滅表示をし、#180でエアゾーンフラグ
、繰り込み積分フラグ(第5−1表の繰り込み積分F)
、反転フラグ、終端フラグ、終12nd7ラグをクリア
して、#40の[CDINTJヘループしていく。
#172でローコンスキャン禁止状態でなければ、#1
81からの「5EARcHJへ分岐する。
#181から#195までの70−は、ローコンスキャ
ンを開始させるフローである。まず、#181から#1
83は、#173から#175までの70−と同様に補
助光AFモードへ入る条件の判別をしている。そして条
件がそろえば#183から#225のrLLLEDJへ
飛び、補助光AFモードに入る。ローライトであるが補
助光照明装置がセットされていなくてAFFL信号が1
″になっていなければ、#1’81から、#182、#
184へと進み、ここですでにセンサの最大積分時間が
200+*sモードになっているかどうかのチェックを
する。
最大200IIISのモードになっていないのであれば
、#230の[LL200Jへ飛び、200悄Sモード
フラグをセットして#39のrCDINTAJヘループ
していく。#184で、すでに最大200m5モードに
なっているにもかかわらず、ローコントラストであると
か、#181でローコントラストであるがローライトで
ないという場合は、#185へ進み、200m5モード
フラグをクリアする。
これは、ローコンスキャン中に、積分時間が長いと、n
tf述にもあったように被写体の像が流れて、ローコン
トラストになりやすいということや、たとえコントラス
トがあっても、積分時間と焦点検出演算時間の最大値の
時間だと、レンズを止めて、改めて焦点検出した時すで
に合焦範囲を超えて行きすぎてしまっているという駆動
比の大きいレンズもありうるので、こういったことを防
ぐために、200m5モードフラグをクリアして、最大
積分時間が100m5のモードにしている。
次に、#186から#190にかけての70−では、ロ
ーフンスキャンをする時のレンズのスキャン開始方法を
決めている。被写体が明るい時には、ローコンスキャン
は、焦点検出演算で求まっている方向からスキャンを始
める。ローコントラストと判断されてデフォーカス量が
求まらなくても、デフォーカス方向なら求まっていると
いう場合があるため、演算結果の方向に従ってスキャン
するのである。このローコンスキャン中1ニデ7オーカ
ス量が求まる頚域にくれば、前述してきた通り自動焦点
調節動作に入る。ローコンスキャンではレンズが一方の
終端にあたれば反転駆動させ、逆側の終端にあたればス
キャンは終わる。被写体が暗いか明るいかは、#186
で積分時間が50IIsを越えるか否かを示す1−cu
t 5hoL7ラグを用いてチェックしている。これは
AGCデータを用いてもよく、2倍以上を暗いとしても
、4.813以上を暗いとしてもよい、一方、暗い時に
は、#187に進み、ローフンスキャンを繰り出し方向
から始める。こうすれば、ローコンスキャン終了時の最
終停止位置は無限遠端でレンズを繰り込んだ状態で終わ
る。これはレンズにキャップをした時には、繰り込み状
態で終わることになり、レンズがコンパクトにってカメ
ラケースへの収納に便利になる。
この時コントラストを捜す目的でなくて、レンズを繰り
込んで終わるという機能を重視すれば、#187へ進ま
ずに#189の[LLIGHT2Jへ進むようにしても
よい。すなわち、#189でローコンスキャンで一回終
端に当たったというスキャン当りフラグ(スキャン当り
F)をたて、#190でMR倍信号Low″にして繰り
込み方向にローコンスキャンを始める。レンズが無限遠
端に当たると、#189でたてたスキャン当りフラグに
よって第14図の#199からのrROTEMJの中で
、これでスキャンが終了したと↑ダ断され、レンズが停
止する。なお、このrLLIGHT2Jは補助光AFモ
ードの70−の中から飛んでくる所である。
#191では前回ローコン7テグに1”をたて、#19
2でスキャン中フラグをたてていく。#193ではレン
ズ停止時のデフォーカスIFERMを最大値65.00
0にセットしてお(。#194t’l!#171と同じ
<T3.EVTCNT、MECNTに最大値65,00
0をセットする。#195でレンズ駆動にあたって表示
を消しておく。
そして、スキャンしながら次の焦点検出ループ#40へ
もどる。
次は、第14図の終端チェックサブルーチン[CKLO
CKJの説明に移る。#196では駆動中7ラグをみて
レンズが駆動中かどうかをチェックし、駆動中でなけれ
ば終端のチェックをしないで、リターンしていく。レン
ズ駆動中は#197へ進み、終端のチェックをする。駆
動時にレンズ屋動パルスカウント値DRCNTと同じ値
をセットしたおいた終端チェック用レジスタMECNT
と、レンズ駆動用カウント値DRCNTとしてセットし
たイベントカウンタのカウント(a E V T CN
 Tと比較する。レンズが動いていれば、EVTCNT
の値はエンコーグ(ENC)からのパルスが入ってくる
たびに1ずつ減算されており、MECNTと異なった値
になっている。レンズが終端に当たって動いていなけれ
ば、エンコーグ(ENC)からノ(ルスは入ってこない
ので、EVTCNTの値は変化せずMECNTと同じ値
のままである。ゆえに#197t’MECNT=EVT
CNTであればレンズが止まろでいるという判断をして
、終端処理70−[OTEMJの#199へ分岐する。
MECNT≠EVTCNTであればレンズが動いている
と判断をして#198へ進む。#198ではMECNT
に改たにEVTCNTの値をセットしなおして、次の終
端チェックに備える。そしてリターンしていく。
#199からの終端処理フロー[ROTEMJでは、ま
ず最初サブルーチンから分岐してきているので、マイフ
ンのスタックポインタをリセッFしておく。#200で
lNTl、INT2以外の割り込みを禁止する。終端に
ぶつかっているということで#201、#202でモー
タ(Mol)への通電を切って、ブレーキをかけろ、9
203ではモータ(Mol)を止めたので駆動中7ラグ
をクリアする。#204で前回方向フラグをチェックし
て、前回方向フラグが”O″であれば(後ビンでありレ
ンズを繰り出していた)、#205で最近接端位置で止
まっているという意味で、終端位r!1フラグに”1”
をたてておく。前回方向フラグが1”であれば(前ピン
であり、レンズを繰り込んでいた)、#206で無限遠
端位置で止まっているという意味で、終端値raフラグ
をクリアしておく。
#207ではローフンスキャン中に終端に当たったかど
うかをチェックして、スキャン中であったならば#20
8へ進み、終端でレンズが止まっているという終端フラ
グをセットしておく。#209では、さらに補助光モー
ドフラグに基づいて補助光AFモード中であったかどう
かをチェックして、補助光AFモード中であったならば
、終端に当たればたとえ一度目の発光による焦点検出で
あろうとも、次の焦点検出にループしないでLEDの点
滅表示をして、焦点検出をあきらめる。補助光AFモー
ドについては、#225からのrLLLEDJ70三の
中で詳しく述べる。#209で補助光AFモードでなけ
ればレンズを終端位置に止めたまま次の焦点検出ループ
rcDINTAJへ行く。
$207で、ローコンスキャン中にレンズが終端に米て
いる場合には#210へ進み、これまでスキャン中に終
端に当たったことがあるかどうか、すなわち行きか帰り
かをチェックし、行きであれば、スキャン方向を反転さ
せて動かす必要があるため#217へ進む。#217で
は、今回、終端に米だのであるから、スキャン当りフラ
グをセットする。次に、#218で前回方向フラグ(レ
ンズ駆動方向を示す)をチェックし、#219、#22
1でそれぞれこれまでと逆の方向にセットしなおす。そ
して#220.#222でそれぞれ次に動かす方向に従
って、レンズ駆動信号MR又はMFを”LoIll”に
する。この時もちろんブレーキ信号MBはHigb”に
しておく、これで反転駆動が開始される。#223では
ローコンスキャン開始時と同様に、FERM、T3.E
”/TCNT、MECNTをそれぞれ最大値O5,00
0にセットしなおしておく。#224では駆動中7ラグ
に1″をセットして、次の焦点検出ループ「cDrNT
A」へ行く。
一方、すでに一度終端に当たっていて、二度目の終端だ
った場合は、#210から@211へ進む。今度は、ロ
ーコンスキャン終了であるからレンズは動かさない。#
211でスキャンで終端に当たったというスキャン当り
フラグをクリアし、#212ではスキャン中7ラグをク
リアし、#213では一度スキャンすれば後はもうしな
いために、スキャン禁止フラグをセットしていく。#2
14ではローコンスキャンをしたけれども、コントラス
トが見つからず、焦点検出不能だったということで、L
EDの点滅表示をする。#215では補助光AFモード
中かどうかをチェックし、補助光AFモード中であれば
、井216へ行って、次の焦点検出に行かずに割り込み
待ちとして、このまま終わってしまう。補助光AFモー
ドでなければスキャン終了後、終端位置で焦点検出を繰
り返すため、#39のrCDINTAJへ戻る。以上が
終端検知ルーチンである。
次に補助光AFモードのルーチンの説明をする。
補助光AFモードへは第13図のrLOWcONJルー
チンから入ってくる。前述のごとき条件がそろえば#1
75、又は#183から#225の[LLLEDJへす
すみ、補助光AFモードの70−になる。第14図の#
225ではまず補助光AFモードを示す補助光AFモー
ドフラグをたてる。
#226で端子(PI3)からの端子(S T 4 )
の信号を”High”にする、7ラツシユ回路(F L
 S )は、この信号によって補助光用LED(48)
の発光を開始させる。#227では補助光AFモードへ
入ったということを外部に知らせるために、LL信号と
LR信号をLow″にし、両側のLED(LEDL)(
LEDR)を点灯させる。点灯時間は、次の焦点検出演
算が終わるまであり、最大450Tas点灯するのが標
準となる。これは、#229の200IIIsの時間待
ちと、焦点検出のための演算時間と、最大積分時間が2
0011ISの馬合の合計時間であるが、被写体がかな
り近くて明るいと、450+as以下で焦点検出が完了
する。すなわちこれもレンズ駆動中は表示を消すという
ためである。この表示は補助光AFモードへ入った時の
1回だけである。
一方、補助光JTILED(48)は2回発光している
補助光AFモードのシーケンスは、まず補助光用LED
(48)を1回発光させて、200m5の間CCDイメ
ージセンサ(FLM)に対して予備照明をしておく。こ
れはCCDイメージセンサ(FLM)の応答性を上げる
ためである。そして、最大積分時間が200m5のモー
ドで、補助光照明のもとでCCDの積分をする。そして
、このデータにより焦点検出演算をし、レンズを駆動さ
せる。この間、焦点検出はしない。そしてレンズ停止後
、2回目に補助光用LED(48)を発光させ、1回目
と同様に最大450m5の後、焦点検出結果が合焦ゾー
ン内に入っていなれけば、再度レンズを駆!!IJJさ
せて焦点調節を行う。これが基本的な動きである。
ここで、補助光用LED(48)の発光が1回目h−2
回目かの区別が必要となってくる。これを区別する為に
、補助光1st7ラグ(第5−2表の補助光1stF)
が設けられている。このフラグは”O”が入っていれば
1回目の発光であることを示し、1″で2回目の発光を
示している。#228ではこのフラグに0″を入れてお
く。#229ではセンサの予備照明時間として200論
sf8ち、#230でセンサの最大積分゛時間が200
a+sのモードにセットしておく。補助光AFモードの
場合、たいていが200m5lfi分時間となる。そし
て、通常AFモードの時と同様のrcDIN”rAJヘ
ループする。
第9図の#3つから補助光発光状態で70−が進み、第
10図の#69で補助光を消す。以下同様に焦点検出し
、第13図の#87に米で、第14図#238の補助光
AFモード用70−rLSAVEJへ分岐する。これが
#238がら始まる70−である。
まず、補助光AFモードでの焦点検出が1回目かどうか
を判別して、l rrllであれば#239へ進む。こ
こで、焦点検出演算結果が、ローコントラストであった
がどうかをチェックし、ローコントラストであれば、#
189のrLLIGHT2Jへ行き、2回目の焦点検出
をあきらめる。このあと、第13図の#189.#19
0から第9図の#40ヘループしでいき、レンズを繰り
込んで終わる。これはあきらめて繰り込んでいるのであ
るから、補助光も発光させないので、焦点検出ループを
回る必要はないが、こうしておけば繰り込み中、急に明
るくなってフントラストが出れば、補助光なしに焦点検
出することが可能であるからである。#239でローコ
ントラストでなければ、第11図の#91の[NLOC
IJへ行き焦点調節駆動の70−へ入って行(。この場
合には、第11図の#91から#102を通り、更に、
f:tS12図の#141を通って#155で駆動を始
め、拌158から補助光AFモード時の70−[L 2
5AVEJ(第14図の#231)へ分岐して(る。
第14図の#231では補助光1st7ラグに基づいて
補助光の発光が1回目かどうかのチェックをし、1回目
であれば#232へ進む。ここでレンズを焦点検出演算
結果のカウント量だけ駆動させ終わるまで待ち、レンズ
の移動停止後、2回目の補助光発光の70−#233へ
進む。#233では、補助光OK信号AFFLを見て、
”1”(OK)であれば、#234で2回目の補助光発
光信号を出力する(すなわち端子(S T 4 )の信
号を”ト■igb”にする)。AFFL信号が0″であ
れば補助光照明装置が切られたのであるから、2回目の
発光はしないでおく。なお、この実施例では、この場合
に補助光AFモードから解除していないが、解除しても
よい。
#235で補助光1st7ラグをセットして、2回口の
補助光AFモードであることを示しておく。
そして1回目の時と同様に・、#229で200鴎S待
って#230を通って、#39の「cDINTA」へ行
く、2回目の補助光AFモードの時も同様の70−を通
り、fjS9図の#39から第10図の#44、#68
を通って、第11図の#87で補助光AFモードである
場合には、第14図の#238の[LsAVEJへ分岐
する。今度は2回目の補助光AFモードであるので、#
240へ進む。
#240でローコントラストであったかどうかをチェッ
クして、ローコントラストであれば#211へ進み、゛
今度は1度目の場合と違ってレンズを繰り込まずに停止
させたままで、両側のLED(LEDL)(LEDR)
の点滅表示をして割り込み待ちとなる。
ローコントラストでなければ、#240がら第11図の
#91へ進み、レンズ駆動の70−へ入る。そして第1
2図の#158まで補助光AFモード用フローのrL2
SAVEJへ分岐する。#231では2度目の補助光A
Fモードであるので、#236へ進み、1度目と同様レ
ンズが停止するのを待つ。補助光AFモードでなければ
、このあと合焦確認の焦点検出へ入るが、補助光発光は
2回までと制限したので、確認の焦点検出へは行かない
。(本実施例では発光を2回までとしているために、確
認をせず次のような処理をしているが、発光回数の制限
をせず、合焦が確認されるまで発光させてもよい。)こ
の処理とは、レンズ停止時の焦点検出演算値F E R
Mをチェックする。すなわち、2回口のレンズ駆動開始
時のデフォーカス量がll11+未満であれば、焦点検
出性能を考えて、充分合焦確認なしに合焦ゾーン内まで
レンズをもっていくことができると判断して、第11図
の#117の合焦時の70−[INFZJへ進んで、合
焦表示をする。FERMが1111111以上であれば
、1度目と2度目の焦点検出結果が大きく異なっていた
ということで、確かな焦点検出ができなかったとして、
#211へ進み、レンズを今の位置に置いたまま両側の
LED(LEDL)(1、EDR)を点滅させる。以上
が補助光AFモードのルーチンである。補助光用LED
(48)の発光を2回に制限しているのは、発光回数が
多いと電源消費や使いかってのffjlfflがあり、
1回だと焦点検出誤差やバックラッシュ誤差の問題があ
るので、2回を妥当としているのである。又、2回目の
焦点検出が不能であった場合、レンズを繰り込んでいな
いのは、スイッチ(Sl)を一孔開いてから再度閉成し
て補助光AFモードを再トライしてみると、今度は被写
体の合焦近傍からスタートする可能性が多く、合焦ゾー
ン内にレンズを持っていく可能性も高まるのであろうと
判断しているためである。
次に、第16図のイベントカウンタ割り込み70−「I
NT3sJについての説明に入る。これは割り込み端子
(INT3)に入ってくるレンズ駆動用モータ(Mo1
)のエンコーダ(ENC)からのパルス信号PSを使っ
て、レンズ駆動のコントロールを行なうものである。合
焦位置までのレンズの駆動カウント値E V T CN
 Tを焦点検出演算によって求めたが、このINT3へ
の割り込み信号によってレンズの駆動批を常にモニター
し、レンズの移動スピードや停止位置をコントロールす
る。まずレンズffi勤時に駆労カウント値EVTCN
T力tイベントカウンタにセットされる。そしてレンズ
駆動用モータ(MC1)に通電が開始される。するとレ
ンズが動き出し、エンコーダ(ENC)からパルスが出
てINT3に割り込みがかかる。そして#252のrT
NT3sJの70−が始まる。
まず、#252で″1″パルス信号が米たということで
、イベントカウンタのカウント値EVTCNTを1”減
する。そして#253でこのカウント値EVTCNTが
指定ff1(すなわち0”)をカウントしたかどうかチ
ェックして、EVTCNTが0″になれば、合焦位置ま
でレンズが米たということで#259へ進み、モータ(
Mol)の駆動をストンブさせる。
イベントカウンタのカウント値EVTCNTがO″にな
っていなければ#254へ進み、ニアゾーンフラグに基
づいてレンズがニアゾーン内に入っているかどうかをチ
ェックする ニアゾーンフラグが1″でなければ#25
5へ進み、今回のパルスによってニアゾーンに入ったが
どうかをチェックしにいく。#255でイベントカウン
タのカウント値EVTCNTがニアゾーンカウンタのカ
ウント値NZCより小さくなっていれば、今回ニアゾー
ン内に入ったということで#256へ進む。
ニアゾーン外であれ”ばrINT3SJの割り込みフロ
ーからメイン70−ヘリターンしていく。一方、#25
6では今回始め゛て=7’/−ン内に入ったということ
でニアゾーンフラグをたて、#257で端子(PO3)
からのMC信号を”Lou+″にし、モータ(Mo1)
の駆動をロースピードに切り換える。
そして#258で、割り込み7a−のスタックポインタ
をリセットして第12図の#160の「WSTOPlへ
進み、終端チェックをしながらレンズが停止するのを待
つ。
すなわちこのrWsTOP]の70−をループしながら
rINT3SJの割り込みが入り、#252から#25
4.#258の70−を繰り返し、カウント値E V 
”r CN Tが0″になった時点で、このループを抜
は出て、#259へ進む。ここでニアゾーン内にあれば
#160の「WsT’OP]へ進み、メイン70−ヘリ
ターンしないのは、前述したようにレンズが定速で動い
ていない時には焦点検出しないとしているためで、ニア
ゾーン頭載に入ればレンズは減速していくので定速でな
いためこの領域に入ればレンズを動がしながら焦点検出
はしない。
次にレンズがその駆動パルスカウント値EVTCNT分
だけ動ききった時点では、$253でのチェックでカウ
ント値EVTCNTが1lollになるので#259へ
進む、ここで、レンズ!!X!I!IJ用モータ(Mo
l)への通電を切り、#260でブレーキをかけて、#
261で駆動中7ラグをクリアして、#262でイベン
トカウンタの割り込みを禁止して、#263へ進む。こ
こで、補助光A Fモード中であるかどうかをチェック
して、補助光AF’モード中であれば、このイベントカ
ウンタ割り込みからリターンしていく。このリターン先
は補助光AFモードの70−で説明したように、第14
図の#232か#236である。#263で補助光AF
モードでない場合には、#264でスタックポインタを
リセットして#265へ移る。
ここからの70−は焦点調節駆動後、そのレンXの停止
位置が合焦ゾーン内に入っているがどうかの確認の焦点
検出に行くがどうかを判定しているものである。まず、
制御マイコン(MC2)から送られて米でいるDR倍信
号見て、単写モードか、連写モードかをチェックする。
DR倍信号0″すなわち単写モードであるならば、#2
67で10−3待ち、レンズがロースピードから完全に
停止してから、次の焦点検出ループに入る。そして、次
の焦点検出で合焦ゾーン内に入っていることが確認され
れば、すなわち第11図のメイン70−の#116でチ
ェックされ合焦であれば、始めて#117へ進み、合焦
表示をする。レンズが停止した位置が合焦ゾーン内に入
っていなければ、再び、第11図の#120からレンズ
駆動のルーチンに入り、同じことが繰り返される。これ
が合焦確認時の70−である0次に連写モードの場合、
DR信号は1″であるので、第16図の#265から#
266へ進む、ここでレンズ停止時(駆動中7ラグが0
″の時)のデフォーカスi(FERM)をチェックする
。この数値が500μ論以上であれば、#267へ進む
6すなわち、連写モードの時に、レンズ駆動前のデフォ
ーカス量が500μ1以上であれば、合焦確認をすると
いうことになる。
#266でFERMがSOOμ1未満であれば、#26
8へ進み、反転フラグがたっているかどうかをチェック
し、反@フラグがたっていればバックラッシュの補正を
したことがあるということで、合焦確認をするために、
#267の方へ行く。#268で反転フラグがたってい
なければ、#117の[NFZJの合焦表示7a−へ行
く。これは連写モードの時には、レンズ駆動スピードを
上げて移動している被写体に対する追従性をよくさせる
ための方法で、500μ働以内の位置からバックラッシ
ュの補正をしないで自動焦点調節をさせた場合には、シ
ステムのリニアティもよく、確実に合焦ゾーン内に入る
という確信のもとで合焦確認の焦点検出をせずに、直接
合焦表示へ行く。これ以外の場合は、合焦確認に行き、
合焦精度を上げる。もっとも焦点検出能力が更に向上し
駆動系統の誤差がまったくない完全に近いものであれば
、すべてここでの合焦確認は不用というふうにしてもよ
い。以上が自動前i、IWwtのンーケンスである。
次に、第9図の#40から#53までの70−と第18
図(A)(B)のタイムチャートとを用いて「aり込み
積分」と、移動分輝正について説明する。
これは基本的に、焦点検出ループに要する時間を短くす
るための手段である。第18図(A月よ被写体が比較的
明るく、CCDイメージセンサ(FLM)の積分時間が
60m5未満の場合であり、第18図(B)は積分時間
が60a+sを超えるような暗い場合である。そして第
18図(B)が「繰り込み積分」と称する状態になって
いる。
まず被写体が明るい場合、第18図(A)の■でセンサ
の積分が開始されるときのイベントカウンタの値EVT
CNTを読み取り、これをT1として保存する。積分終
了時の■でT2を保存する。
そして、AGCデータを入力してすぐ■で次の積分を開
始してしまう、この積分開始時は■と時間的にほぼ同一
時刻であるとして、T1’=T2として考え、改めてT
I’ を取り込むことはしない。
■で積分を開始したと同時に、CCDイメージセンサか
ら画素データを取り入れる。そして■で焦点検出演算を
開始する。ところが(A)の明るい被写体の場合、■か
ら始まった第2回目の積分は焦点検出演算が終了するま
でに■で終わってしまっている。CCDイメージセンサ
がらの画素データは積分終了後直ちに出力され、演算終
了時までデータを七ンサ内で持っておくことはできない
、又AFマイコン(MCI)が新データを取り込みに行
けば、現在演算中のデータは破壊されてしまう。
結局このfjS2回目の積分のデータは捨てられること
になる。しかし■ゼ演算が終了した時、αですぐ次の積
分を13IN始すれば、明るければこの積分時間自体さ
ほど問題ではなく、焦点検出ループの時間としては良く
ならない、なおこの場合には■でのカウント値T2’は
無視されることになる。そして、この時の移動分補正の
計体は前述した計算式%式% 2−T3とした時の補正11Tz=Tx/2+Tyが演
算結果で求められたレンズ駆動カウント値DRCNTか
ら減算しておけばよい。なおここでT3とは演算終了時
のイベントカウント値である。■で補正された値DRC
NTを新たなイベントカウンタのカウント値EVTCN
Tとしてセットする。
次の積分開始時にはこのカウント値をT1”として保存
し、以下同様に繰り返す。
次に被写体が暗い場答は[株]で積分開始時のイベント
カウント値7.1を保存する。01′積分が終了してT
2を保存する。AGCデータを取り込んでから■ですぐ
次の積分を開始する。CCDデータ入力後■から焦点検
出演算を開始する。そして[相]で演算が終了し、T3
を得て(A)と同様の移動分補正をする。この積分終了
時点の[相]では第2回口の積分が終了していない。こ
こで「繰り込み積分」方式を用いでいないとすると、[
相]において新たな積分を開始することになりここから
[株]−〇間と同等の時間を待たなければならない。し
かし、本実施例では「#!り込み積分」によって■です
でに積分を開始しているので、積分終了まで@−21間
待つだけですむ。すなわちトータル時間として■−[相
]の時間が短縮されることになる。すなわち、「繰り込
み積分」方式は積分時間が■−[相]時間を超えるよう
な場合に効果が出てくる6本実施例では■−[相]が6
0m5、又[株]−〇の最大積分時間を10〇−8とし
ている。
ところで(B)の場合の移動分補正については(A)と
同様の方法はとれない。演算終了+1:?24での移動
分補正は、積分開始時■のカウント値T1′(これは前
回のvt分終了時点のカウント値と同じと見なしてT2
→T1″とおきかえられる)と、積分終了時のT2′、
演算終了時のT3’ を用いて補正値を求めたいが、前
回の演算終了時[相]で、レンズ駆動用イベントカウン
ト値EVTCNTが書き換えられでいる。すなわち補正
計算でのTx=T1’−72’において、TI’ と7
2’では別次元の数値であり、この計算は意味がない。
T2’、T3’は[相]で演拌結来が求められEVTC
NTがセットされた時点がら新しいスケールになってい
るのである。そこで、T1′ も新しいスケールに変換
する必要がある。すなわち、[相]で求まった駆動カウ
ント値DRCNTと、前回のスケールで[相]に米でい
る値T3との差が新スケールへの変換補正量となる。シ
ステムが理想的であれば、Dr?、CNT=T3となる
はずであるが、被写体に対しレンズが移動しなからセン
サ積分をしているということや、デフf−カス量対しン
ズ駆動カウント値の間での変換では係数が小さめに量子
化されているということや、焦点検出演算で求まるデフ
ォーカス量自体もレンズの行きすぎ防止の意味で幾分小
さめに結果が求まるようにし行きすぎてもどったりした
時に行うバックラッシュ補正によっての誤差を含まない
よう考慮しであることにより必ずDRCNT>T3 と
ftっ”cいる。+:t’DRCNT−73が新スケー
ルと旧スケールとの補正量となり、T2をTl’に[か
える時にこれを補正すれば新スケールのTI’が求ます
24での移動分補正ができる。70−チャートに掲げた
実施例では、(DRCNT−T3)+T2→Tl’ と置きかえてTx=T1’ −T2’ として補正量T
zを求めている。しかし、又これを別の実施例として Tx=(T2−T3)+(DRCNT−T2’ )とし
ても、同様に補正431 T zを求めることができる
。ただし、この場合1!(DRCNT−T3)のl?l
tl正が必要ないかわりに、移rJJI分補正時に繰り
込み積分の場合の別ルーチンを作り、 Tx=71’  −T2’ のかわりに上記式を用意しておかないとならない。
又T2’によってT2が消されてしまわないような別の
メモリを用意しておく必要もある。
次に70−チャート上で[aり込み積分]を見ると、1
510図の#66゛がら始まる。#65で駆動中7ラグ
をチェックしてレンズが駆動中という判断をした時には
、「aり込み積分」状態になろうがなるまいが#66で
次の積分を開始し、#67で繰り込み積分7ラグ(11
55−1表の繰り込み積分F)をたてていく、そして、
「繰り込み積分」が必。
要な時の焦、直検出ループのトップを第9図の#40の
rcDINTJとしている。
今、第18図(B)の状態であるとする時の70−を追
う。#40で積分モードにして積分終了信号Nn4を検
知できるようにしておく。モして#42で繰り込み積分
フラグがたっているがどうかをチェックして、たってい
なければ繰り込み積分モードになっていないので#44
へ進む、、aり込み積分フラグがたっていれぽ#43へ
進み、積分終了信号NBAをチェックして、すでに積分
が終わっているかどうかをチェックする。第18図(B
)の[相]のように積分が終わっていなければ#49の
rTINTcJへ進む、すなわちrTINTcJからが
繰り込み状態時の70−で、#44がらの[CD I 
NTSJが非繰り込み用である。第10図の#49では
1−cut 5hot7ラグを1”にする、#50でA
FE信号をLou+″にし、そして前述したように#5
1で移動分補正に備えてTI’の補正をする。#53で
積分の残り時間の最大値40m5をセットして、#55
へ進む。以下はメインルーチンを流れてい(、「繰り込
み積分」はこのようにして焦点検出時間を短縮する効果
を出す0以上でAFマイコン(MCI)の70−の説明
を終わる。
(以下余白) 11!す魁1 以上詳述したように、本発明にかかる自動焦点調節装置
は、撮影レンズの合焦位置を検出する合焦検出手段と、
その検出結果に応じて撮影レンズを移動させるレンズ駆
動手段と、撮影レンズの移動をモニタしてそのモニタに
応じたレンズ移動信号を出力するレンズ移動モニタ手段
と、所定時間内にレンズ移動信号が出力されないときに
、レンズが停止しでいることを示すレンズ停止信号を出
力する停止信号出力手段と、一旦レンズ停止信号が出力
されたのちにも、再度合焦検出手段の検出結果に応じて
撮影レンズを駆動させ、再度レンズ停止信号が出力され
れば撮影レンxy>yii、動を停止させる制御手段と
を有することを特徴とするものであり、このように構成
することによって、一旦しンX停止信号が出力されたの
ちにも再度合焦検出手段の検出結果に応じて撮影レンズ
を移動させ、再度レンに停止信号が出力されれば撮影レ
ンズの移動を停止させるので、例えば、撮影者の手がレ
ンズの移動を強制的に停止させでしまったり、なにかに
触れてレンズの移動が強制的に停止させられたり、パル
スをカウントするレジスタのメモリがオーバー70−し
て一周したりしてレンズの移動が一旦停止させられても
、誤った終端の判断をしてしまうことなく再度レンズを
移動させるので、このような誤った終端の判断がなされ
てしまう確率を減少せしめることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明実施例のカメラシステム全体を示す概略
図、第2図はその電気回路を示すブロック図、第3図は
その電子閃光装置の7ラツシユ回路を示す回路図、第4
,5図はその制御マイコンの動作を示す7a−チャート
、第6図はそのインターフェース回路を示すブロック図
、第7−16図はそのAFマイコンの動作を示す70−
チャート、第17図(A)(B)はそれぞれわりこみ信
号を示すタイムチャート、第18図(A)(B)は「繰
り込み積分」の動作を説明するためのタイムチャート、
第19図は本発明実施例の焦点検出原理を説明するため
の概略図である。 (113)(MCI ):合焦検出手段、停止信号出力
手段、 制御手段、 (1t 4)(MDRI);レンズ駆動手段、(ENC
):レンズ移°動モニタ手段。 以上

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 撮影レンズの合焦位置を検出する合焦検出手段と、 その検出結果に応じて撮影レンズを移動させるレンズ駆
    動手段と、 撮影レンズの移動をモニタしてそのモニタに応じたレン
    ズ移動信号を出力するレンズ移動モニタ手段と、 所定時間内にレンズ移動信号が出力されないときに、レ
    ンズが停止していることを示すレンズ停止信号を出力す
    る停止信号出力手段と、 一旦レンズ停止信号が出力されたのちにも、再度合焦検
    出手段の検出結果に応じて撮影レンズを駆動させ、再度
    レンズ停止信号が出力されれば撮影レンズの駆動を停止
    させる制御手段と、 を有することを特徴とする自動焦点調節装置。
JP61082697A 1986-04-10 1986-04-10 自動焦点調節装置 Expired - Lifetime JPH0766101B2 (ja)

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